お前ら「俺くんのそういうところ嫌いだな」 (11)

俺くん「俺の名前は俺くん。いたって普通な男子高生」

俺くん「幼馴染のお前らとは友達以上セフレ未満の関係だ」

俺くん「俺としてはそんな微妙な関係に満足していたわけだが…」

俺くん「近頃お前らは俺に迫るようになった」

俺くん「これも俺がいたずら心で寝ているお前らの乳首をいじっていたのが原因なのか?」

俺くん「それには反省してるが、お前ら距離を寄せすぎだ」

俺くん「今だって教室なのにお前らはなんで俺の膝の上に乗るんだ」

お前ら「えー、俺くんのいじわるぅ」

クラスメイト「ひゅーひゅー」

俺くんって何?

おえええ(AAry)

あさのあつき君かな?

俺くん「ほらお前ら降りろよ、重ぇから…」

お前ら「重くないよ! 失礼だな、俺くんは」

クラスメイト「おーおー、教室でいちゃいちゃするなよw」

俺くん「いちゃいちゃしてねぇよ!」


女A「なによ…、あのブス。にきび面のくせに俺くんにちょっかいだすなってぇの…」

女B「ちょっと女Aイライラしすぎよw」

女C「でもお前らのやつさぁ調子載ってない?」

女A「キモすぎるのよあいつ」

女D「でもお前らって俺くん以外に相手にされないんだよねwだっさ」

そりゃお前らだから思いだろうな

俺くんがこんなキラキラしてるはずないやりなおし

お前らは多重人格者なのかそうでないのか

帰り道

俺くん「ふぅ、今日はお前らのせいでほんと大変だったぜ…」

お前ら「でも楽しかったでしょ」

俺くん「体育の時とか女子のバレーさぼって一人応援来てから…」

俺くん「お前はあほな子なのか? お前ら」ポスッ

お前ら「あーチョップしないでよ」プンプン

お前ら「でも俺くんって凄いよねぇ」

お前ら「今日の試合、ゴール全部俺くんだったでしょ?」

俺くん「まあ、サッカーなんて論理と心理のスポーツだからなぁ」

お前ら「ふふっ、かっこよかったよ、俺くん」

俺くん「なんだよ急に///」

お前ら「照れたー」キャッキャ

次の日

女A「おいお前ら調子載ってる?」ドカッ

お前ら「…」

女A「なんかほら言ってよ」ドキャッ

お前ら「痛っ…」

女A「まじあんたのウジみたいな声キモいんだけどぉ」ドン

女B「うはっw女Aまじすぎww」

女C「お前らってほんと巨体だよねぇ。こいつ暴れたらあたしたちやれるかもw」

お前ら「…」

女A「ブスメガネ」

女A「俺くんといるときだけはしゃぐなよ」

女A「ほんとに通路歩くときじゃまだから」

女A「みんな言ってる。あんたキモいって」

お前ら「…」

女B「お前ら爆発まで残りさんじゅーw」

女C「かおこっわw」

お前ら「…」プルプル

女A「大丈夫だって、こいつデカいって言っても脂肪だしw」

女A「つか油汁やっべw」

クラスメイト「女Aー、やりすぎんなよーw」

女A「おー」

お前ら「…」

女A「ほら俺くん以外みんなお前のこと嫌いだし、もう学校来るなよ」 

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