安価で俺ガイルss書きます (282)

出されたテーマに沿ってやってきます。
とりあえず
>>5

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さきさき×八幡

さきさき×八幡、でやっていきます

騒がしい喧騒が教室をつつむ。
今日はどうするだのなんだの、という声が断片的に聞こえるあたり、この後遊びにいくのだろう。

わざわざ冬期講習にきて、そのあとさらに遊びという名の相手に気を使う行為をするとかどんだけ労働したいんだよ。なに、社畜なの?こんな社畜だらけだったら俺1人労働しなくても社会に影響はない。やっぱ専業主夫って最強だわ。

予備校の机に突っ伏しながらさらに話し声に耳を傾ける。

そうしてしばらく突っ伏してると、話し声がまばらになりはじめた。

さて帰るかと席を立ち、出口に向かうところで、なんか目つきの悪い女と目があった。黒いパンツとかにあいそうな感じの女だなー。

「ちょっと」

と、女が声をだす。誰に話しかけてんだこいつ。こっちみても俺しかいないぞ。

なに、それともちょっと見てんじゃないわよ通報するよの略?

怖いなおい。もう人に迷惑だからずっと下見てよう。

と、女は席を立ちこちらに歩いてくる。直々に手錠でもかけにきたのかこいつは。

「あんたにいってるんだけど」

初対面にあんたとかこいつレベル高いなと思い、顔を見たらなんか見たことのある顔だった。

えっと…川…川…川なんとか沙希
。面倒だから略して川崎。

「んだよ、俺かえりたいんだけど」

「大志からあんた連れてくるようたのまれてるから」

と川崎は青みがかった黒髪をいじくりながら言った。

「いまのでいく気余計なくしたわ」
つい言葉が滑りでる。

「は?」
川崎が俺を目を細め睨めつける、怖えよ、あと怖い。
ちなみに今のは?には
は?なんでこないのと
は?大志がいるから行く気なくすってどういうことだ、という二つの意味が含まれているに違いない。八幡分析に間違いはない。あとこいつがブラコンなのも間違いない。

「いや何でもないです」

「そう」

と、川崎がくるりとターンをして出口に向かう。

それをぬぼーっと見ていると、川崎が上半身をひねりこちらを向いた。

「なんでとまってんの?」

「え、いやこれ俺ついてく流れ?」

あたり前だと返事をするかわりに川崎はまた前を向いて歩きだした。

ついてくしかないようだ。自動的に仲間ついてかせるとか勇者かこいつは。まあ、まず仲間かどうかわからいんですけど。

とりあえずここまで

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