女の子「私の夢」 (15)

初めて書くのでおかしい所もあるかもしれませんが...
ご了承下さい



幼女「しょうらいはゲームプロデューサーになりたいです。」

園児1「おんなのこはケーキやさんかおはなやさんにしかなれないんだよー!」
先生「そうね。それは女の子には難しいのよ」

幼女「...」

そして幼女は小学生になった。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406611635

医師「これは...手術が必要ですね...」キーボードカタカタ
たった一言で幼女の人生は変わってしまった。

父「...あぁ...あ...あああ...」
母「そ...で........すか...」
幼女「.....?」

医師「では1ヶ月後に1週間の検査入院をしましょう」キーボードカタカタ

父「....はいっ...」
母「.....はい」
幼女「.....」コクリ





幼女「ねぇかっか...私さ...」
母「......」

幼女の母は答えない。ただただ眉間にしわを寄せるだけだ。

幼女「とっと...私さ」
父「はぁ...ああぁあぁ...」

父もまた眉間にしわを寄せて唸っている。

幼女「私どうなるの?」
幼女「死んじゃうの?」
幼女「ねぇ」


幼女「ねぇってば」

幼女「ショックを受けているのは分かるよ?でもうんともすんとも言わないのは良くないよ」
父「.........」
母「.........」

幼女「死んじゃうの?とか言ったことはあやまるから...ごめんなさい」
幼女「だからさ、なんか話そうよ」


結局、検査入院の日まで幼女が両親と話す事はなかった。

幼女「よろしくおねがいします」
看護師「よろしくね、パパとママは?」
幼女「荷物を取りに行ってます」
看護師「そっか、じゃあ遊んでよっか」
幼女「はい」
長谷川「あたしは長谷川(はせがわ)っていうの覚えてね」
幼女「長谷川...頑張って覚えます」
長谷川「いい子だね何して遊ぶ?」
幼女「えっと...」



長谷川「幼女ちゃんは物知りだね~!じゃあこれは?」

このかたちはなぁ~んだっ ○

幼女「...まるです(バカにしてるのか)」
長谷川「すごいすご~い!将来は東大入れるかもよ?」
幼女「本当ですか!?やったぁ!(こんなもので東大入れたら誰も苦労しないよ)」

母「荷物もって来ました」
長谷川「あっはい!お預かりします」
父「よろしくお願いします」
母「なるべく面会に来るようにしますので...」
長谷川「いえいえそんな」

父母「...頑張ってね」
幼女「...うん」

長谷川「じゃあいこっか!」
幼女「はい」

父「」バイバイ
母「」バイバイ
幼女「...」


幼女「」バイバイ

長谷川「突然だけど採血するからね」
幼女「えっはい」

長谷川「あれ~なかなか入らない」ブスブスグリグリ
幼女「いたいいたいいたいやめてやめてやめて(このへたくそ!)」
長谷川「ごめんごめん」グググ
幼女「」チーン


長谷川「やっと取れた!」
幼女「(死ぬかとおもった)」
長谷川「ごめんね次は頑張るから」
幼女「はい...そうしてください...」

長谷川「ご飯だよ」
幼女「お粥じゃないですかなんで」
長谷川「明日のMRとCTでお薬を使うのそれでお腹をきれいにしなくちゃならないからお粥なのよ」
幼女「そうですか」モグモグ
長谷川「いっぱい食べてね」
幼女「はーい」


幼女「お粥...美味しくないな...」

ップツ ップ ガンガンガンガンガンガン
幼女「(MRうるさいもう嫌だよぅ...)」ジワッ
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン
幼女「(かっこつけないで大人しく麻酔入れてもらえばよかった)」ポロポロ
ガンガンガンガンガンガン
幼女「(でもこれから5回くらい手術するんだ...)」
技師「もう一回いきまーす」
ツプ プ

幼女「(これくらい我慢できないと...)」

技師「お疲れ様です病棟に戻りましたらこの紙を看護師さんにお渡し下さい」
幼女「はーいわかりました」

幼女「つぎはCTだ...ここかな?」
技師「来ましたねこちらへどうぞ」ガチャン

幼女「(CT室はさむいなぁ...)」
技師「ではここに寝てお名前をどうぞ」
幼女「....です」
技師「はい、では5分ほどで終わるのでリラックスして受けてくださーい」

イキヲスッテ トメテクダサイ ...12345 ラクニシテクダサイ
幼女「(これ疲れるリラックスできないよ...)」

しばらく来れませんでしたすみません

技師「お疲れ様でーすこの紙をナースステーションに提出してください」

幼女「はーい」

幼女・???「「今日のお昼はうどんだから早く帰ろー♪」」

幼女 (ん...?今の...)

幼女 (まぁいっか!いこいこ)

ガラガラ

幼女「戻りましたこれ報告書です」

長谷川「ああ!お疲れ様!受け取りました~」

幼女「これでもういいですよね?」

長谷川「いいよいいよ!ご飯だから戻って!今日はうどんだぞぉ~」

幼女「はい」



幼女 (うどん冷たいしお汁も薄いよぅせめて温められないかな...)

幼女 (ちょっと聞いてみよう)テクテク

幼女「長谷川さん」

長谷川「あらあら!どうしたの?もしかしてうどん嫌いとか...」

幼女「違います!これ温められますか?」

長谷川「どうして?」

幼女「えっ?」


幼女「どうしてって何ですか」

長谷川「病室は暑いし冷たいほうがいいでしょう?」

幼女「私は温かいうどんが好きなんですだから聞いたんです」

長谷川「そうなの?じゃあ温めるから待ってて」

幼女「はーい」

幼女 (~♪)

???「順調ねこの流れでいけばもしかしたら...」

幼女「ん?誰?」

??? (しまったつい...)

幼女「最近耳がおかしいのかな...うーん...」

長谷川「できたよ!」

幼女「あっはい!ありがとうございます」



??? (よかった...なんとか免れた)

幼女 (うんちょっとは美味しくなったな)ズルズル

幼女 (......)モグモグ

幼女「ごちそうさまでした」

幼女「明日退院か~」

幼女「...ちょっと昼寝しよ」

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