ドラクエ7のssです。3DS版の追加エピとかよくわからないので矛盾があるかもしれません
フィッシュベル アミット漁
マーレ「おかえり二人とも!今回も大量だったねぇ」
アルス「ただいま母さん」
ボルカノ「おうよ母さん。今日もとびきりのご馳走を作ってくれてるんだろうな!」
マーレ「もちろんさ。楽しみに待ってるんだよ」
ボルカノ「ハッハッハッ!それにしてもだアルス、おまえも大分漁師らしくなってきたじゃねぇか」
アルス「うん。でも学ぶことは沢山あるよ」
ボルカノ「・・・でもよ、最近お前は働きすぎだ。アミット漁以外の日もシャークアイさんからもらった小舟で
しょっちゅう魚の種類や潮の流れを調べちゃ部屋で研究してるだろ?」
アルス「・・・1日でも早く1人前の漁師になりたいんだ」
ボルカノ「漁師に焦りは禁物だ。それにろくに休憩もしてないならいざって時にお前は100%の力を出せるか?」
アルス「それは・・・」
ボルカノ「そういうことだ。お前はしばらく休め、これは頭である俺の命令だ」
アルス「父さん!?」
マーレ「二人とも!ご飯が出来たよ!」
ボルガノ「そういうわけだ。お前の気が済むまで休んでいいぜ」
アルス「・・・」
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早朝
アルス「(久しぶりに朝早く目が覚めてしまった・・・)」
アルス「(いつもなら海に行くところだけど・・・。父さんが直接休みをくれるって言ったんだ。)」
アルス「気分転換に散歩でもしよう」ガチャ
外
ワーワー ガヤガヤ
アルス「相変わらずアミット邸にはマリベルへの求婚者が沢山いるなぁ・・・、本人は興味ないみたいだけど」
兵士「アルスどの~!」
アルス「どうかしましたか?」
兵士「グランエスタードに魔物が・・・!助けてほしいのです!」
アルス「はい!すぐ行きます!」
グランエスタード城下町
キングスライム「ぴきー!」
兵士2「ひー!俺の攻撃じゃビクともしねぇ!」
町民「なんてこった!」
シスター「ああ・・・神よ・・・」
アルス「!キングスライム!?なんでここに・・・・?」
キングスライム「!」
キングスライム「・・・・」プルプル
アルス「(何か様子が変だぞ・・・?)」
ボワン
スラっち「よぉ!会いたかったぜあんちゃん!」
スライム1「ぴききー!」
スライム2「オヒサシブリ」
スライム3「アルスさん!」
アルス「君達はハーメリアの塔の・・・!」
スラっち「いやー、久しぶりにあんちゃんの顔が見たくなってみんなで会いに行こうと思ったんだけどよ、
住んでる所間違えるわ町の人間に見つかって騒動になるわで大変だったぜ」
アルス「わざわざボクに会いに来てくれたんだね。もうちょっと早く来ればこんなことにならなかったろうに・・・。
ごめんねスラっち」
スラっち「気にしねーでくれあんちゃん!魔王を倒してくれたおかげで平和な毎日過ごせてるわけだしな。ま、平和な日々を送りすぎて攻撃の仕方なんかとっくに忘れちまったけどな」
兵士「そういやこちらに一回も攻撃してこなかったが・・・」
兵士3「こちらです!」
アイラ「ええ!・・・て、アルス!?漁から帰ってきたのね!」
アルス「アイラ!実は・・・」
アイラ「なーんだ。魔物が町に現れたって聞いたから慌てて出てきたのに・・・」
スラっち「悪かったな姉ちゃん」
アイラ「そうだ、エスタード王に挨拶しなよ!きっとアルスに会えて喜ぶと思うわ!」
アルス「そうするよ。スラっちのことも報告しなきゃいけないし」
子供「わぁー!ぷにぷにでしゅよー!」プニプニ
スラっち「や、やめろって!」プヨプヨ
グランエスタード城
エスタード王「よく来たアルス。漁の方はうまくいってるのか?」
アルス「・・・まぁ、ぼちぼち」
エスタード王「そうか。それより城下町の魔物をなだめておとなしくさせたようだな。被害がでずに済んでよかった」
アルス「元々そんな乱暴な魔物じゃないんです彼らは。それにこの平和な世とともに攻撃する術も無くなったそうです」
エスタード王「そうだったか。いずれにせよ、お前が来なければ騒ぎは大きくなっていた事だろう。礼を言う」
兵士「リーサ姫!どこにいったのですか!」
エスタード王「・・・またか。」
アルス「どうかしたのですか?」
エスタード王「そろそろリーサに将来のために嫁入り修行でもさせようと思った・・・。しかし、1度もしようとせん」
アルス「はぁ・・・」
エスタード王「もしこれで頼りになる相手でも見つかったら変わるとおもうのだが・・・」チラッチラッ
アルス「・・・?」
エスタード王「・・・申し訳ないのだがリーサに嫁入り修行をするように説得してくれぬか?」
アルス「はい。やってみます」
リーサの部屋
アイラ「リーサ様・・・お気持ちは分かりますが、王が心配されておられます」
リーサ姫「いやよアイラ!それに私に敬語は使わなくてもいいっていったでしょ?」
アイラ「・・・わかったわ。でもリーサ姫、1度くらいやってもいいんじゃないかしら?」
リーサ姫「嫌なものは嫌!今ならお兄様の気持ちもほんのちょっぴりだけわかるわ!」
アイラ「やれやれ・・・どうしたものか」
アルス「ごめんくださーい・・・」ガチャ
リーサ姫「アルス!」
アイラ「あら、女の子の部屋に入るのにノックもしないなんて」
アルス「ご、ごめん・・・」
リーサ「お願いアルス!お父様やアイラを説得して!」
アルス「ボクも王様に頼まれてここに来たんだけどなぁ・・・」
リーサ「そ、そんな・・・」
アイラ「・・・そうだ!アルス、今ヒマなのよね?」
アルス「はい。そうだけど・・・」
アイラ「リーサ姫を何日か預かってもらえる?」
リーサ姫「アイラ!?」
アイラ「きっといい気分転換になるわ。それともこの城にずっといる?」
リーサ「それは・・・」
アイラ「決まりね!アルスもそれでいいでしょ?」
アルス「うん。でも王にはなんて言えば・・・」
アイラ「私が上手く言っておくわ!さぁ、二人はさっさと行った行った!」
リーサ姫「・・・ごめんねアルス。元はと言えば私のワガママで・・・」
アルス「大丈夫ですよ。ボクも漁師の仕事はしばらくお休みなんだ。良かったら今まで訪れた町に行こうかと思うんだけど・・・どう?」
リーサ姫「ホント!?今用意するから外で待ってて!」
アルス「は、はい。じゃあ外で・・・」
アイラ「頼んだよアルス~」
エスタード城下町
リーサ姫「遅れてごめんなさいっ!」
アルス「いえいえ。準備に時間をかけることはいいことですよ」
リーサ姫「それより・・・どうかな?」
アルス「うん、とても綺麗だよ」
リーサ姫「そっ、そういうことじゃなくて!/////
ちゃんと一般人に見えてるかって話よぉ!」
アルス「え・・・、あっ!ご、ごめん!」
アルス「(いつもマリベルに無理矢理言わされてたから、とっさに口に出てしまった・・・)」
リーサ姫「(アルスが私の事綺麗だって・・・きゃーっ!////)」
リーサ姫「ねぇ、私エンゴウの温泉に行ってみたいの!」
アルス「はい、じゃあこのキメラの翼で行きましょうか!」バヒューン
エスタード王「フム・・・上手く行ったなアイラよ」
アイラ「ええ。でも王様はなぜ・・・?」
エスタード王「そろそろリーサにも結婚してもらいたくてな。だがお見合いの1つも参加しようとせんから好きな男でもいるのかと思ってな」
アイラ「それがアルス・・・?」
エスタード王「いかにも。試しにリーサに聞いてみたら顔真っ赤にして飛び出していったわい」
アイラ「なるほど・・・」
アイラ「(私からすれば応援したいけどマリベルもいるし・・・複雑だわ)」
フィッシュベル
マリベル「はぁー!やっと帰ったのねあの男ども!」
アミット「ワハハハッ!相変わらずだなマリベル。でもその年になれば結婚も考えるべきだと思うぞ」
マリベル「あたしまだ10代よパパ?あまりにも早すぎるわ。それにロクな男がいないじゃない!」
アミット夫人「まぁまぁ。マリベルにはアルスがいるじゃない」
アミット「それもそうか。ワハハハッ!」
マリベル「ちょ・・・、そんなんじゃないからぁ!誰があんな奴と!」
アミット夫人「あらあら照れちゃって。それより昨日アルスがアミット漁から帰ってきたのよ、行かなくていいの?」
マリベル「あっ!すっかり忘れてた!行ってきまーす!」ダダダダダ
アミット「マリベルは昔から素直じゃないなぁ。面倒見てやれるのはアルスくらいかもな」
アミット夫人「あらまぁ、あなたったら・・・フフフ」
エンゴウ
アルス「着いたよ!」
リーサ姫「わぁ!私、エスタード島以外に行くの初めて!」
アルス「(喜んでるみたいだ・・・良かった)」
リーサ姫「温泉はどこにあるの?」
アルス「そこの井戸の中だよ」
リーサ姫「井戸の中・・・なんかワクワクする!」
井戸の中
リーサ姫「きゃあああああーーーーー!」
アルス「お、落ち着いてリーサ姫!」オロオロ
お婆さん「あらら、どうしたのかね?」
リーサ姫「男の人の・・・は、裸なんて・・・!」
お爺さん「ここは混浴じゃからのう。ほれほれ恥ずかしがってないで脱いで脱いで」
お婆さん「こりゃ!じいさん!」ボカボカ
お爺さん「す、すまん!つい魔がさしたのじゃ!」
リーサ姫「ア、アルスぅ・・・」
???「うるさいぞ。静かに風呂に入れんのか?」
アルス「す、すいません!すぐに出ていきま・・・って!サイードさん!」
サイード「久しぶりだなアルス」
リーサ姫「こ、この人は・・・?」
アルス「砂漠の村で知り合ったんだ。どうしてここに?」
サイード「名物の占い師がいると聞いてな。ついでに温泉に入ろうと思って入ってみたらお前たちがいたんだ。」
アルス「そうだったのか・・・。あれから砂漠には?」
サイード「戻ってない。もし帰ったら兄上たちの代わりに族長になれとうるさいだろうからな」
アルス「はは・・・ありえるなぁ」
サイード「それよりお前は新しいガールフレンドとデートか?」
アルス「ち、違いますって!」
リーサ姫「ガールフレンド・・・///」
サイード「冗談だ。それより、今日は俺が宿代を出すからお前たちは俺の今までの冒険を聞くってのはどうだ?」
リーサ姫「面白そうだわ!それにお城以外で泊まるのも初めてだし・・・!」
アルス「リーサ姫が言うなら・・・。でもいいんですか?宿代を出してもらうなんて・・・」
サイード「気にするな。それに1人旅で話し相手がいなくて退屈してたところだったからな」
マリベル「どこにもいない!アルスはどこ!」
ガボ「なぁ、マリベル。オイラもう疲れたよ。腹も減ったしクタクタだ・・・」
マリベル「マーレおばさまやアイラに聞いてもわからないなんて・・・何か嫌な予感がするわ」
スラっち「よぉー!」
ガボ「おっ!ハーメリアのスラっちがいるぞ」
マリベル「あんた、何しに来たの?」
スラっち「あんちゃんに会いに来ただけさ!あんちゃんも相変わらずだったけどな!」
マリベル「会ったのね!どこに行ったか知ってる!?」
スラっち「そういやぁ、女の子と一緒にキメラの翼で飛んでいったきりだな」
マリベル「・・・へぇ」
ガボ「マリベル?」
マリベル「行くわよガボ!見つけ次第煉獄火炎よ!」
ガボ「お、オイラもいくのかぁ!?」
マリベル「当たり前じゃない!早く仕度するのよ!」
ガボ「助けてくれアルスーーッ!・・・あっいないんだった。アイラーーッ!」
エンゴウ宿屋
リーサ姫「すごく楽しかったですサイードさん!」
アルス「僕たちの旅とはまた違う視点で見れてためになりました」
サイード「そう言ってくれると助かるよ。それにしても大胆な姫様だな」
リーサ姫「どうして?」
サイード「世界を救った英雄を一人占めしてるからな」
リーサ姫「ひ、一人占めだなんて////」
アルス「・・・サイードさん、からかわないでくださいよ」
サイード「悪い悪い。もう寝よう、朝は皆等しく訪れる。」
アルス「お休みなさいサイードさん、リーサ姫」
リーサ姫「お休みなさい」
過去グリンフレーク
キーファ「アルス!俺たちは友達だよな!」
アルス「うん!いきなりどうしたの?」
キーファ「頼む!お前の力の種と命の木の実をくれ!」
アルス「えー、みんな平等にわけたのに・・・」
キーファ「頼む!親友の一生に一度のお願いだ!」
アルス「それもう3度目だよ・・・」
キーファ「頼む!」
アルス「・・・しょうがないなぁ。1コずつだけだよ」
キーファ「サンキューアルス!お前の友達でよかったぜ!」ポリポリ
アルス「もう・・・絶対にその分返してよ!」
キーファ「任せとけって!冒険はまだ始まったばかりだしな!」
過去ユバール族の休息地
キーファ「悪いがここでお別れだ。・・・じゃあな」
アルス「ええええええええええっっっ!?」
アルス「ハッ!・・・夢か。・・・二度寝しよう」
サイード「もう昼だぞ。とんだ寝坊助英雄だ」
リーサ姫「ホント!相変わらずなのね」
アルス「ご、ごめん・・・」
リーサ姫「アルス!サイードさんとも一緒に旅しようって話になったんだけど・・・」
アルス「もちろんいいですよ!・・・でもどこに行こうか?」
サイード「一度音楽の都マーディラスに行ってみたかったんだ。お前のルーラで飛ばしてくれ」
リーサ姫「私も!同じくらいの年の王女がいるらしいし、会ってみたいの!」
アルス「じゃあ、マーディラスに行こう1」
アルス「(嫌な予感がするなぁ・・・)」
マーディラス
リーサ姫「すごい!グランエスタードより賑わっているわ!」
サイード「初めてここを訪れたが・・・よい町だな。あちこちから歌声が聞こえてくる」
アルス「この町に僕の知り合いがいるんだ。こっち!」
ヨハン「よぉ~!元気してたかアルス!」
アルス「ヨハンさん!お久しぶりです!」
リーサ姫「この人が伝説のトゥーラ弾きの・・・」
ヨハン「見かけない顔だが・・・また旅でもしてるのか?」
アルス「いえ、そういうわけじゃないんですが・・・」
サイード「・・・それがトゥーラというものか?」
ヨハン「? それがどうかしたのか?・・・えーと」
サイード「サイードだ。一度でいいから弾いてみたかったんだ。少しだけ貸してくれないか?」
ヨハン「男はなぁ~、それなりの誠意が必要ってもんだぜ。サイードさんよ」
サイード「金なら有り余るほどにある。頼む」
ヨハン「しょうがねぇなぁー。お師匠様には内緒だぞ」
サイード「・・・というわけだ。俺は城には行かん。次の目的地に行く時に話しかけてくれ」
アルス「はい。わかりました」
サイード「ゆっくりと『二人きり』で楽しむんだな」
アルス「?」
リーサ姫「!?///」
ヨハン「おお、案外気が利くんだな」
アルス「どういう意味だ・・・?」
リーサ姫「は、早く行きましょうアルス!はやくお姫様に会いたいわ!///」ガシッ ダダダダ
アルス「リ、リーサ姫!?」
エンゴウ
ガボ「なぁーマリベル。ここにはいないって」
マリベル「いいやここにいるわ!目撃情報だってあるのよ!」
ガボ「アルスの臭いは全然しねぇけどなぁ・・・」
パミラ「おや、あんたらは・・・」
ガボ「パミラの婆ちゃんか。アルス見なかったか?」
パミラ「いや、見とらんが・・・人探しなら手伝うぞよ」
マリベル「そうね!頼むわパミラさん!」
パミラ「むむむ・・・見えた!今アルスはマーディラスにいる!」
マリベル「ありがと!行くわよガボ!」
ガボ「おう!」
パミラ「ちょっと待ちな!まさかタダで占ってもらおうだなんて思ってないだろうね!」
マリベル「え?」
パミラ「一人100G!払えなかったらここで100G分働いてきな!」
マリベル「しょうがないわねぇ・・・てっ!あたし財布忘れてきちゃった!」
ガボ「オイラはそんなもん持ってねぇぞ」
マリベル「・・・そうだ!フィッシュベルに取りに行くから・・」
パミラ「だめじゃ!今すぐ出せないのなら働いてきなさい」
イルマ「助かったわ~!大掃除は師匠と二人だと大変で大変で・・・」
マリベル「は、嵌められたーーッ!」
ガボ「飯は食わしてくれんのか?」
パミラ「三食用意してあるぞい」
ガボ「じゃあ、オイラもやるぅー!」
マーディラス城
グレーテ姫「会いたかったぞアルス!」ダキッ
アルス「わぁ!ぐ、グレーテ・・・」
グレーテ姫「おなごをこんなにも待たせるとは罪深きおとこじゃ!このグレーテはそなたの事を忘れたことなど一度もないぞよ!」
アルス「あ、ありがとう・・・」
リーサ姫「ちょっと!アルスから離れてよ!」
グレーテ姫「いやじゃ!いやじゃ!アルスから離れとうないんじゃ!」ギュウウウ
アルス「ちょっと・・・胸が・・・///」
リーサ姫「(アルスが赤くなってる!しかもさっきグレーテと呼び捨てにしていた!それにあの積極的なシキンシップ!仲良くなろうと思ってたけど・・・、恋のライバルだったのね!)」
グレーテ姫「さっきは取り乱してわるかったのう。しかしアルスが自分の国の姫を連れてくるとはな・・・」
リーサ姫「私たち色んな所に行くことにしたんです。元はと言えば私のワガママですが」ギュ
アルス「(リーサ姫、僕の腕に胸が当たってることに気づいてないのかなぁ)」
グレーテ姫「ふむ・・・決めた!このグレーテも一緒に行く!」
リーサ姫「・・・へ?」
アルス「でも、職務は・・・?」
グレーテ姫「じい!ちょっとこっちに来るのじゃ!」コソコソ
じい「なんと!なりませぬ姫様!これからお見合いが・・・」
グレーテ姫「もう夫は決めた!わらわはアルスと結婚する!」
アルス&リーサ姫「え!?」
じい「なんと!あの英雄アルス様と!前々からお二人は親しいと思っておりましたが・・・。良いでしょう姫様!きっとマーディラスの民も喜びます!今すぐ挙式の準備を・・・」
グレーテ「しなくてよい!二人だけで新婚旅行に行くからだれも来なくてよい!」
じい「ハハッ!今のうちに全国民、いや、全世界へ知らせましょうぞ!」
アルス「え?あの・・・」
グレーテ姫「そうと決まれば!さぁ、こっちじゃアルス!」ガシッ
アルス「グレーテ!?」
リーサ姫「姫!アルス!待ってぇ~!」
今日はここまで
ちなみに初ドラクエが7だったので、当時のお気に入りのキーファに命の木の実を全積みしてました
マーディラス
リーサ姫「どういうことなのか説明して!」
グレーテ姫「よいではないか。アルスのことじゃ、どうせは他のおなごにも好かれておろう。アルスは自分で決めれないだろうから、わらわが自分から歩み寄って結婚するだけじゃ」
アルス「でもいきなり結婚だなんて・・・」
グレーテ姫「接吻を交わして将来を約束した中であろう?」
リーサ姫「せ、せっぷん!?////」
アルス「ちょっと!///別に将来の約束なんてしてないよ!」
リーサ「つまりせっぷんは交わしたのねアルス!」
アルス「あ・・・」
リーサ姫「大体なんでグレーテ姫はそんな強引に話を進めるのよ!アルスの気持ちはどうするの!?」
グレーテ姫「わらわだってずっと我慢してたのじゃ!勇気を出して接吻をしたにも関わらずこやつはご褒美程度にしか思わなかったのだぞ!?」
アルス「・・・」ギクッ
リーサ姫「(ホントに鈍いのね・・・。おかげでマリベルの気持ちに気づいてなかったみたいだけど)」
グレーテ姫「接吻交わした時に自分の気持ちを伝えなかったことをずっと後悔していたのじゃ。だからこそ今、奇跡の再会を果たした今こそ!素直に気持ちを伝えたまで!」
アルス「で、でも結婚は・・・」
グレーテ姫「遅かれ早かれ結婚することは決まってたも同然じゃ。そなたも嬉しいであろう?」
アルス「そ、それは・・・///」テレテレ
リーサ姫「嬉しいのアルス!?」
アルス「お、女の子に真剣に好きって言われたの初めてだから・・・///」
リーサ姫「だったら・・・・・・私もアルスの事だぁーいすき!」ギュー
アルス「えっ!?///」
グレーテ姫「これっ!そこはグレーテ専用であるぞ!」
数分後
アルス「ふぅ・・・。ようやく二人とも落ち着いたみたい・・・」
アルス「(仲良さそうに喋ってたし・・・。さっきのが嘘みたいだけどよかった)」
ヨハン「あ~る~す~・・・」ヨロヨロ
アルス「!どうしたのヨハンさん?」
ヨハン「頼む!金は返すからサイードを連れてほかの大陸へ旅立ってくれ!」
ヨハン「上達が早いから町で演奏させたら女の子のファンを半分以上取られちまったんだ・・・」
アルス「さ、さすがサイードさん・・・」
ヨハン「このままじゃオイラ死んじまう~!!!」ビエーン
アルス「わ、わかりました。すぐサイードさんを連れていきますよ」
娘「あの・・・出身はどちらで?」
サイード「砂漠に囲まれた小さな村さ」
バニー「そこでお茶しなぁ~い?」
サイード「悪いが人を待っているからそれは出来ん」
シスター「い、一夜だけでも・・・」
サイード「はしたないぞシスター。神に仕えてる身として常に心身を清く保て」
キャー ステキダワー ケッコンシテー
アルス「サイードさん!次の場所へ行きますよ!」
サイード「うむ。俺はもう行く」
女達「待って~!」
サイード「早くルーラで飛ばしてくれ」
アルス「は、はい。次は聖風の谷に行きますよ」
サイード「そうか。リーサ姫は?」
アルス「先にグレーテ姫と一緒に飛ばしておきました!」
サイード「グレーテ姫も手玉にとるとは・・・侮れんなアルス」
アルス「か、からかわないで下さいよ!」バヒューン
ヨハン「や、やっと行ったか・・・」
兵士「号外!号外!グレーテ様結婚!お相手は英雄アルス様!」
ワイワイ ガヤガヤ オメデタイナァ
ヨハン「さて、オイラは師匠と相談して新しいウエディングソングでも作ろうかな」
エンゴウ
マリベル「終わったぁーーーーーー!!!」
ガボ「ま、魔王を倒すのより疲れたぞ・・・」
パミラ「ご苦労さん。あんたらはこれで自由じゃぞ」
イルマ「お二人ともいつでも遊びに来てくださいねぇ~!」
マリベル「私、温泉に入ってくからガボは待っててね」
ガボ「え~、オイラつまんないぞ。ハラも減ったし・・・」
イルマ「あ!じゃあ私がパミラ様の分の昼食と一緒にガボ君の分も作って上げる!」
ガボ「ホントか!」
パミラ「やれやれ。当初の目的を忘れてるんじゃなかろうな・・・」
聖風の谷
アルス「お久しぶりですセファーナさん!」
セファーナ「ようこそアルスさん。お姫様達は下の階の宴に参加されておられますわ」
アルス「さぁ、サイードさんも早く!」
セファーナ「そちらの方は?」
サイード「砂漠の民のサイードだ。今は旅に出ている途中だがな」
セファーナ「まぁ。そういえば砂漠の村の村長さんが来られていましたわ。3人もいましたが・・・」
アルス「サイードさん、その三人って・・・」
サイード「・・・兄上達は砂漠の民をほったらかしにして何をしているのだ?」
アルス「(さ、サイードさんの目が・・・)」ビクビク
リーサ姫「アルスーーー!こっちこっち!」
アルス「う、うん!」
グレーテ姫「全く、おなごを待たせるとは何事じゃ!」
アルス「ご、ごめん・・・」
リーサ姫「あれからグレーテと色々話したの。それでね、妻は多い方がいいって決まったの!」
アルス「・・・えっ?」
グレーテ姫「ということじゃアルス。マーディラスで挙式を上げたらグランエスタードでも挙式をあげるのじゃ!」
アルス「えーーーーーーーっ!!!!」
グレーテ姫「その驚いた顔も可愛らしくて好みであるぞ」ギュー
リーサ姫「アルス好き!好き!好き!大好き!」ギュー
アルス「ふ、二人とも恥ずかしいってば!////」
サイード「これはなんの宴なんだ?」
あらくれ「おう!族長が今日誕生日なんだ!でもまだピチピチで美人だし、憧れるよなぁ」
サイード兄1「セファーナさんは結婚しないの?」
セファーナ「ええ」
サイード兄2「そんな綺麗なのにもったいないぜ!」
セファーナ「心に決めた人がいるのです。」
サイード兄3「そんな奴ほっといて、俺と一緒に・・」
サイード兄1「おっと!抜け駆けは許せん!」
サイード兄2「そうだ!どう考えたって俺の方が釣り合うに決まってる!」
サイード「・・・釣り合う者など一人もいないんじゃないか?」
サイード兄123「お、お前は・・・」
サイード「久しぶりだな兄上たち。元気そうで何よりだ」
サイード兄1「お前も元気そうで何よりだ!」
サイード兄2「お前がいなくなってから毎日村人がうるさくて!」
サイード兄3「村長は俺だって言ってるのにこいつらが・・・」
サイード兄1「いや、俺に決まってるだろ!」
サイード兄2「お前らは賢くないからな!俺が村長に決まってる!」
サイード「つまり村長は未だに決まってないのか?」
サイード兄123「村長は俺だ!!!」
サイード「俺が砂漠を出てもうすぐ一年が経とうとしているのに・・・。しかも村長はよっぽどのことが無い限り砂漠の外へ出るのは禁止されてるはずだ」
サイード兄1「そ、それは・・・。元はと言えばお前が勝手に出て行ったのが悪いんだ!」
サイード兄2「そうだ!村の連中はみんなサイードサイード言いやがって!」
サイード兄3「俺たちは村のために尽くしたにも関わらずだ!」
サイード「あれで尽くしたというものか。迷惑ばかりかけているの間違いじゃないか?大体俺は兄上達に村長にはならないと言ったはずだ。大喜びしてたのはどこのどいつらだ?」
サイード兄123「うるさいうるさい!俺たちは絶対砂漠には戻らんからな!」
サイード「わかった。兄上達はそういう道を選んだのだな。・・・失礼する」
アルス「サイードさん?浮かない顔されていますが・・・」
サイード「すまないアルス。明日の行き先は砂漠にしてくれないか?」
アルス「はい・・・。やっぱりお兄さんたちの事で?」
サイード「今砂漠にはリーダーがいない。不本意であるが俺が村長に立候補してみるさ」
グレーテ姫「しかし、あの下品な男どもはどうするのじゃ?」
サイード「少ししたらどうせ砂漠に戻ってくるだろう。その時に考える」
リーサ姫「サイードさんの方がよっぽど大人ね」
あらくれ「アルスさん!セファーナさんからお飲物だ!」
アルス「ありがとうございます」ヒョイ
アルス「(えーと・・・いた)」キョロキョロ
アルス「(ありがとうございますセファーナさん!)」ペコリ
セファーナ「(いえいえ。ゆっくりくつろいでいって下さい)」ニコッ
サイード兄1「あっ!今俺に微笑んでくれたぞ!やっぱり俺に気があるんだ!」
イヤオレダ オレニキマッテル ナンダヤルノカ コイツゥー!
サイード「そろそろ宴も終わりだそうだ。宿は俺が4部屋分とっておいた」
アルス「じゃあみんな宿屋に行こうか」
宿屋
アルス「今日は色々なことがあったなぁ・・・」
アルス「まさか姫二人と結婚するだなんて。嬉しいけど」
アルス「(セファーナさんがくれた飲み物おいしかったなぁ・・・変な味がしたけど)」
アルス「もう寝よう・・・・」
アルス「体が熱くて眠れない・・・。熱でも出したかな?」
コンコン
アルス「どうぞー」
セファーナ「夜遅くにすみません・・・。」
アルス「セファーナさん!いま・・・・・・・あれ?」
セファーナ「申し訳ありません。あの飲み物には遅行性のしびれ薬と媚薬を混ぜていました」
アルス「ど、どういうことですか・・・?」
セファーナ「単刀直入に言います。アルスさんの事が好きなので夜這いしに来ました」
アルス「へ?」
セファーナ「こんな方法でしか気持ちを伝えられなくてすいません。」スルスル ヌギヌギ
アルス「セファーナさん!?・・・あっ!体が・・・」
セファーナ「この気持ちは本物なのです。どうかお許しください」
アルス「(ぼ、ボクのアソコに、セファーナさんの手が・・・////)」
セファーナ「・・・・・!!!??///////」アルスノズボンスポーン
アルス「セ、セファーナさん!////(は、恥ずかし~・・・)」
セファーナ「私、男の人のモノを見るのが初めてで・・・/////」ドキドキ
アルス「(非常に大ピンチ!)」
サイード「そこまでだ!」バン!
アルス「サイードさん!」
セファーナ「!」
サイード「まさか女一人で夜這いするとは・・・」
セファーナ「・・・」シュン
アルス「助かった・・・」
サイード「姫二人を忘れてるぞ」
グレーテ姫「ア、ア、ア、ア、ア、ア、ありゅす!///////はしたないぞ!//////」
リーサ姫「アルスのアソコが・・・///////」
セファーナ「!」パァー!
アルス「ええええええええええっっっ!?」
サイード「アルス、砂漠は明後日でもいいからな。楽しめよ」バタン
アルス「サ、サイードさん・・・」
グレーテ姫「うむ。一人ずつやっててから最後はみんなでいくのじゃな!」
セファーナ「じゃあ順番を決めましょうか」
リーサ姫「はい!」
アルス「(抵抗できない・・・なされるがままだ。サイードさんめ・・・)」
1リーサ姫
2セファーナ
3グレーテ姫
グレーテ「ぬう・・・最後か」シュン
セファーナ「リーサ姫がやってる間は私たちは行為をじっと見ていましょう」
アルス「何で!?」
リーサ姫「い、行くよアルス」
アルス「・・・ん!」チュ
リーサ姫「絶対二番目は私だって決めてたんだから・・・」
アルス「リーサ姫・・・」
リーサ姫「やだ。リーサって呼んで」
アルス「・・・リーサ」
リーサ姫「嬉しい・・・。次はこっち」
アルス「・・・!ソコは・・・」
リーサ「(大きい・・・/////男の人のはみんなこうなのかしら)」
リーサ姫「(兵士の話を盗み聞きしてたとき・・・確か口でするのよね)」
リーサ姫「(歯を立てないように・・・)」パクッ
アルス「・・・っ!」
グレーテ姫「おお!」
セファーナ「なるほど・・・」
リーサ姫「ありゅひゅ、ひもひいい?」ジュポジュポ
アルス「リ、リーサ・・・」
リーサ「(次は舌で舐めるのよね・・・)」
アルス「うっ!」
リーサ「ひもひいい?」レロレロ
アルス「き、気持ちよすぎて・・・!!」
リーサ「(うれしい・・・。凄くドキドキする・・・!!)」
リーサ姫「いひゅよありゅひゅ!」ジュポジュポジュポ!
グレーテ姫「・・・」ドキドキ
セファーナ「・・・」ドキドキ
アルス「う・・・もう・・・出るッ!」ドピュピュウ
リーサ姫「!?」
リーサ姫「(口の中に・・・後はこれを飲めばいいのよね)」ゴックン
アルス「ごめんリーサ・・・辛かったでしょ?」
リーサ姫「平気よアルス。あなたのためだもの、あたしすごく嬉しいの」
アルス「・・・照れるなぁ」
セファーナ「次は私の番ね」
セファーナ「私は胸で」
アルス「くっ・・・!」
グレーテ姫「あんな大きい胸なんて・・・悲しいのう」
リーサ姫「・・・ずるいわ!大人の特権てこと!?」
セファーナ「私知ってるんですよ?アルスさんが私の胸をチラチラ見てること」
アルス「そ、それは・・・!」
セファーナ「謝らないで下さい・・・、嬉しかったんです、すごく・・・」
セファーナ「私の事、女として見てくれてることに・・・」
アルス「・・・っ!」
セファーナ「口も使います・・・」ペロペロ
グレーテ姫「胸が大きいといいことばかりなのか・・・!?」グスッ
リーサ姫「いいや!肩がこるっていうわ!大きければいいなんてことは・・・」グスッ
セファーナ「気持ちいいですか?」
アルス「わ、わかってるくせに・・・」
アルス「・・・まずい!もう・・・!!」ドピュピュウ
セファーナ「きゃ///」
アルス「ご、ごめんなさい。顔に・・・」
セファーナ「大丈夫ですアルスさん。・・・どうでした?」
アルス「その・・・気持ち・・良かったです」
セファーナ「安心しました」チュ
セファーナ「ちなみにこれでキスは私が三番目というわけですね。私はファーストでしたけど」
アルス「・・・・///」ポリポリ
グレーテ姫「いよいよグレーテとアルスの新婚初夜というわけじゃな」
リーサ姫「グレーテはどんなことをしてくるのかしら・・・?」
グレーテ姫「わらわは初めてじゃ。おぬしもそうであろう?」
アルス「グレーテ、まさか・・・っ!」
グレーテ姫「~~~~~~~~っっっ!!!!」
セファーナ「アルスさんのモノが・・・!!////」
リーサ姫「グレーテの中に・・・!!////」
アルス「大丈夫グレーテ!?」
グレーテ姫「お前の初めて・・・またもらったぞ。」
グレーテ姫「でも・・・痛ッ!」
アルス「グレーテ!・・・こっちむいて」
グレーテ姫「アル・・ス・・・」
アルス「あまり体が動かないけど・・・。痛くならないように頑張るから・・・、グレーテも頑張って」
グレーテ姫「・・・キスしながらじゃないと嫌じゃ」
アルス「うん・・・」チュ
グレーテ「・・・あるひゅ」レロ
アルス「(! 舌を!?)」レロ チュバ
リーサ姫「なんか見てるこっちがドキドキしちゃう・・・」
セファーナ「は、破廉恥な!そんな舌の使い方・・・!!!」
グレーテ姫「ああ・・・っ!」
アルス「(絞め付けが・・・!!)」
アルス「・・・っ!」
グレーテ「・・・・ぁぁ!もう・・・!!イク・・・!!!」
アルス「駄目だ!もう我慢できない!」ドピュ ドピュ
グレーテ「ハァ・・・ハァ・・・」グデーン
グレーテ姫「ふぅ・・・」ニコニコ
リーサ姫「・・・はぁ」マンゾクー
セファーナ「では、そろそろこれで・・・」ウフフフ
アルス「(体がやっとで動くようになったぞ!)」
アルス「まって!ボクを散々振り回しておいてもういっちゃうの?」
三人「!?」
アルス「ボクのアルテマソードがまだ戦いがっているんだ」ギンギン
アルス「・・・今日は寝かせないからね?」ニコッ
三人「!?」ゾクッ
暴走した英雄のアルテマソードが炸裂する時
三人の女の喘ぎ声が谷中にこだましたという
そして4人は大人の階段を上り、伝説へ・・・!!
今日はここまで
こんな展開になるつもりは無かったんだ・・・
興ざめした人ごめんなさい
ちなみにお気に入りキャラはフォズ大神官です
特に念じボールを何発受けても立ち上がる男気に惚れ込みました
マーディラス
マリベル「やっとマーディラスに着いたわ!」
ガボ「おっ!いつにもまして凄く賑やかだぞ!」
ヨハン「マリベルにガボじゃねえか!久しぶりだなぁ~」
マリベル「あら、ヨハン、久しぶりね」
ヨハン「新曲を作ったんだ。聴いてくれるか?」
ガボ「マリベル、オイラ聴きたいぞ」
マリベル「まぁ、聴くくらいならいいわ」
マリベル「(どうせアルスはグレーテ姫の所にいるだろうし)」
ヨハン「どうよ?オイラの自信作だぜ?」
ガボ「すっごくよかったぞ!」
マリベル「悪くないわね」
ヨハン「この曲はグレーテ様の結婚祝いに披露するんだぜ」
マリベル「グレーテ姫が結婚するの!?」
ヨハン「ああ!国中がお祭り状態だぜ!」
ガボ「それで相手は誰なんだ!?」
ヨハン「えっ!お前ら知らないのか?」
マリベル「知らないに決まってるじゃない」
ヨハン「アルスから何にも聞いてないのか?」
マリベル「どうしてアルスが出て来るのよ!」
ヨハン「どうしてもなにも・・・。アルスとグレーテ様が結婚するんだぞ?」
ガボ&マリベル「え」
サイード「みんな大丈夫か?」
セファーナ「ええ」ツヤツヤ
グレーテ姫「あんなに求めて来るなんて・・・グレーテは嬉しいぞ」
リーサ姫「(またあんな夜みたいな事があるのかしら・・・きゃー!////)」
アルス「・・・」ゲッソリ
サイード「大丈夫じゃなさそうだなアルス。今日は休むか?」
アルス「大丈夫です・・・早く砂漠の村へ行きましょう」バヒューン
砂漠の村
村人「救い主様!それにサイード様が戻ってこられたぞ!」
ワーワー ヤッパサイードサマガイチバンダナ! スクイヌシサマー
アルス「いつ来ても慣れないなぁここは・・・」
グレーテ姫「さすがはアルスじゃ!鼻が高いぞよ!」
リーサ姫「セファーナさんは谷に残らなくて大丈夫なんですか?」
セファーナ「今は自分の時間を大切にしたいのです」
サイード「みんな、長く村を離れてすまない」
サイード父「サイードよ、よく帰ってきた。お前の兄たちは偉そうにするだけでろくに使命を果たさないまま旅に出てしまった・・・」
サイード「心配するな父上。俺は族長になるために帰ってきたのだからな」
サイード父「なんと!それはまことか!」
サイード「俺は平和な世であれば兄上達にこの村を任せられると思ったが・・・。俺が間違ってたようだ、すぐにでも族長としての使命を果たさねばならない。すぐに城へ向かう。女王に挨拶せんとな」
村人「今すぐ城に行く準備だ!」
サイード「すまないアルスたち。わざわざこんなことに付き合わせて・・・」
アルス「平気です。砂漠の村のみんなが活気づいてよかった」
サイード父「ささ、救い主様と付き添いの女性方はわしの家でくつろいで下され」
サイードの帰還に砂漠は徐々にかつての活気を取り戻した
砂漠の城に招待されたアルスたちは宴を楽しんだ
そして夜が明けた・・・!!
サイード「アルス、俺はここでお別れだ」
アルス「やっぱサイードさんは族長が似合うや」
サイード「どういう意味だ?」
アルス「サイードさんはハディート王に似てたから・・・」
サイード「俺がハディート王にか・・・悪くないかもな」
グレーテ姫「アルス!次はどこに行くのじゃ!?」
リーサ姫「早く―!」
サイード「じゃあなアルス。・・・また何時でも遊びに来るがいい。砂漠の民は何時でも歓迎する」
アルス「ありがとうございますサイードさん!」
リーサ姫「ねぇ、一回グランエスタードに戻らない?お父様に報告したいの・・・」
セファーナ「エスタード島と言ったら・・・アルスさんの故郷があるところね」
グレーテ姫「わらわもアルスの故郷に行ってみたいぞよ!」
アルス「そうだね。責任、取らなきゃいけないからね」
三人「・・・」ズキューン
アルス「ルーラ!」バヒューン
エスタード城
エスタード王「なんと!それはまことか!」
リーサ姫「ええ、アルスと結婚します」
大臣「いやはやめでたい!」
エスタード王「(うまくいったわい。これでアルスを王に出来るし、リーサは喜ぶし・・・一石二鳥!)」
エスタード王「(しかし、アルスもやるのぅ・・・。あの年ですでに三人の女性と結婚してしまうとは。普通なら許されんことだが、世界を救った男じゃし誰も反論できんじゃろう)」
大臣「さぁ、すぐに式の準備を・・・」
リーサ姫「待って大臣!これからボルガノさんとマーレさんに挨拶したらすぐに他の所へ行くの!式は私たちが帰ってきてからにして!お父様もお願い!」
エスタード王「うむ!わしは今気分がいい!そういうことだ大臣」
大臣「はっ!」
リーサ姫「嬉しいわお父様!」
兵士「しかしあのアルス殿が・・・」
兵士2「ああ、ほんの少し前はキーファ様と一緒に遊んでる子供だったのにな・・・」
フィッシュベル
アルス「そういうことなんだ父さん母さん」
グレーテ姫「マーディラスの王女グレーテと申す」
セファーナ「聖風の谷の族長のセファーナと申します」
リーサ姫「私は・・・言わなくてもわかりますよね?」
ボルカノ「ハッハッハッ!お前はなんて男だ!世界を救うだけでなく年上に姫二人をオとしてるなんてな」
マーレ「あんた、責任とるんだよ!これは大変なことってわかってるだろうね!」
ボルカノ「でも漁師の仕事はどうすんだ?」
アルス「落ち着いたら必ず戻るよ。だからその日まで・・・」
ボルカノ「別にお前がいなくてもなんとかなるしなぁ!何年後かわからんが待ってるぜ!」
アルス「ありがとう・・・父さん」
マーレ「あら?そろそろ次の場所に行くんじゃないのかい?」
アルス「うん!行ってくるよ!」
ボルカノ「・・・なぁ母さん。本来なら心から喜ぶべきなんだろうが・・・」
マーレ「ああ父さん。マリベルお嬢様がいなかったね・・・」
ボルカノ「たくっ!あいつはにぶちんにも程があるぜ」
マーレ「大丈夫かね?お嬢様・・・」
聖風の谷
マリベル「どこ!アルス!」
ガボ「マリベル、ここにはもういねぇみてーだぞ」
マリベル「くっ・・・!」
マリベル「こうなったらメルビンも連れて行くのよ!本気を出さないと見つかりそうにないわ!」
マリベル「(なにが結婚よアルスのバカ!)」
村人「おっ!ここの谷をすくってくれた兄ちゃんの仲間たち!」
マリベル「アルスを知らない!?」
村人「アルスさんなら砂漠に行ったと思うぜ」
ガボ「マリベル!」
マリベル「ええ!」
なぞの神殿
アルス「本当に過去へ行くの?」
グレーテ姫「当たり前じゃ!過去のマーディラスに行ってみたいのじゃ!」
セファーナ「フィリア様に一度でも会いたかったので・・・」
リーサ姫「私、リートルードの伝説のバロックさんに会ってみたいわ!」
アルス「(キーファのことは・・・、って聞かない方がいいか。自分から会うのが怖いんだろうし)」
アルス「じゃあ最初は過去のリートルードに行ってみようか」
過去リートルード
グレーテ姫「ほう!街並みはそこまで変わらんのう」
セファーナ「とても賑やかで楽しそうですね」
リーサ姫「私、こういう町に住んでみたかったの!」
クリーニ「おや、あなたは・・・」
アルス「クリーニさん!お久しぶりです!」
クリーニ「いやいや君もスミに置けないな。女性三人とここに来るなんて」
アルス「ハハハ・・・。ところでバロックさんとエイミさんの様子は・・・?」
クリーニ「アイツも大分丸くなってね、エイミのおかげで毎日イキイキとしてるよ」
リーサ姫「バロックさんがいらっしゃるんですか!?」
クリーニ「お嬢ちゃんはここに来るのは初めてかい?本物を見て幻滅するぞきっと」
エイミ「よいしょ・・・あ、アルスさん!お久しぶりです」ダッ
エイミ「てっ・・・きゃあ!」コケッ
アルス「危ない!」ガシッ
エイミ「す、すいません!////あたしホントドジで・・・!そういえば前もこんなことありましたね・・・」ドキドキ
アルス「怪我が無くて良かったよ」
セファーナ「大丈夫ですか?お二人とも」
エイミ「わ、私宿屋に行くので!ま、また!」
アルス「ハハハ、相変わらずですね」
クリーニ「もうそろそろあのドジが治ればいいのだが・・・」
リーサ姫「あの!私バロックさんに会ってみたいんです!」
クリーニ「じゃあ私の診療所に来てくれ」
グレーテ姫「ふむ、現代に名が残っている偉人に会えるとはな」
バロック「あん?あの時の小僧か。あん時は世話になったな」
アルス「(わ、バロックさんがお礼言ったよ)いえいえ、気にしないで下さい」
リーサ姫「あの!サインください!」
バロック「・・・いいぜ。ほらよ」
リーサ姫「あ、ありがとうございます!」
アルス「(クリーニさんが言ってた通りだ・・・。丸くなりすぎて別人になってる)」
バロック「すまねえが用が終わったら帰ってくれねえか?明日塔建設のセレモニーがあるんだ」
アルス「わかりました。・・・今日は宿屋で泊まろうか」
セファーナ「私は時計塔を見に行きます。後で宿屋に戻ります」
リーサ姫「あ、私も色んなアトリエ見たいからセファーナさんと一緒に行ってるね」
グレーテ姫「すごく疲れたの・・・、アルスと宿屋に戻るぞ」
アルス「そうだね。二人とも気を付けてね」
今日はここまで
ドラクエ7はヘルバオムやレブレサックなどトラウマ成分が多い分
クリアした時の達成感が大きかったですね
宿屋
グレーテ姫「アルス!わらわはもう夜食が食べたいぞ!」
アルス「うん、エイミさんに頼もうか。確かオムレツが好きだったよね?」
グレーテ姫「うむ!・・・どうしてオムレツが好きなのを知ってるのじゃ?」
アルス「! ・・・そ、そういえばどうしてだっけな?ハハハ・・・」
アルス「(ファンクラブの会員だなんて言えないよな・・・)」
エイミ「部屋は3つ予約でよろしいですか?」
アルス「うん。後、夜食のことなんだけどさ。オムレツ2つで・・・、あっ!時間が経ったらもう2つ追加で」
エイミ「かしこまりました。ゆっくりしていってくださいね」
アルス「バロックさんとはうまくやってるみたいだね」
エイミ「ええ。みんな取っつきにくいとか言うけど、すごくいい人なのよ!それにこの前なんてお世話になってるからって服を何枚も私にプレゼントしてくれたの!」
アルス「うんうん」
エイミ「それでね!バロック先生は建築にもこだわりがあって・・・」
おばさん「こらエイミ!さっさと注文されたもの作りな!」
エイミ「ご、ごめんなさいアルスさん!すぐに作りますから!」
おばさん「ごめんねお客さん。あの子バロックさんの話になるといつもああなんだ」
アルス「いえいえ」
アルス「(エイミさんうれしそうだったなぁ。バロックさんも本当のことを言えばいいのに)」
厨房
エイミ「ゴクッ・・・、大丈夫。きっと成功するわ。今しかチャンスはないんだから」
エイミ「アルスさんの料理にこれを・・・」フリフリ
エイミ「お待たせしました」
グレーテ姫「きたか!」
アルス「おもったより早かったね」
エイミ「ごゆっくり・・・」
グレーテ姫「うむ、絶品じゃ!こんなにおいしいオムレツは久しぶりじゃ」パクパク
アルス「おいしいなぁ。二人も早く来ればいいのに」パクパク
セファーナ「ただいま戻りました」
アルス「おかえり」
リーサ姫「あー楽しかった!ねぇみんな、次の所に行くのは塔建設セレモニーを見てからにしない?」
アルス「僕は別にいいけど・・・、みんなは?」
グレーテ姫「わらわはアルスの言うことであれば何でも聞くぞ」
セファーナ「私も同じ気持ちです」
アルス「じゃあ明日はそういうことで。みんな部屋に戻って」
グレーテ姫「リーサはわらわと一緒、セファーナとアルスで一部屋ずつだったな?」
アルス「うん。じゃあみんな自分の部屋に行ってね」
アルス「リートルードは来て正解だったな。次はどこに行こうか・・・」
コンコン
アルス「どなたですか?」
エイミ「エイミです。入ってよろしいでしょうか?」
アルス「エイミさんか。どうぞー」
アルス「どうしたのエイミさん?」
エイミ「あなたならもう自分の体の異変にお気づきでしょう?」
アルス「なんのこと?別になんともないけど」
エイミ「とぼけても無駄です。私は遅行性ではありますがとても強い媚薬を料理に入れました」
アルス「なんだって!?・・・でも本当になんともないんだけどなぁ」
アルス「(そういやこのシチュエーションどっかで・・・)」
エイミ「あれ?おかしいな・・・?確かにいっぱい入れたのに・・・」
エイミ「クリーニさんに調合してもらったから確実なはずなのに・・・どうして?」
グレーテ姫「ハァハァ・・・」
リーサ姫「どうしたのグレーテ?体調が悪いの?」
グレーテ姫「欲しい・・・」
リーサ姫「え?」
グレーテ姫「・・・ちょっと行ってくる。すぐに戻る」ガチャ
リーサ姫「う、うん・・・。(おトイレにでも行くのかしら?)」
セファーナ「・・・」スースー
エイミ「(ど、どうしよう!せっかく勇気を出してここまで来たのに・・・)」
アルス「・・・えーと」
エイミ「お願いですアルスさん!どうか一晩だけでも!私を・・・私を抱いてください・・・!」
アルス「エ、エイミさん・・・そんなこと・・・」
グレーテ姫「アルス」ガチャ
エイミ「!」
アルス「グレーテ?」
グレーテ姫「もう我慢出来ん・・・アルス!」ガバッ
アルス「わぁ!どうしたんだグレーテ!?」
グレーテ姫「体が熱いのじゃ!鎮めてたもれ!」
エイミ「まさか・・・。私が媚薬を入れた料理を食べたのは・・・!」
アルス「お、落ち着いてグレーテ!」
グレーテ姫「フン!」アルスノズボンスポーン
エイミ「きゃあ!//////(これがアルスさんの・・・!!!)」
グレーテ姫「何を見とるのじゃ。お主も参加するのじゃ」
エイミ「え・・・!////」
アルス「(なんて力の強さだ!これでも一番力持ちだったのに・・・)」
エイミ「・・・////」ヌギヌギ
アルス「(って!エイミさんも脱ぎ始めちゃったよ!)」
エイミ「ずっと好きだったんです。こうして再会したとき・・・本当に嬉しかったんです」
アルス「エイミさん・・・」
グレーテ姫「まさか乙女の願いをきかないいつもりか?」
アルス「・・・・・・・・・」
結局三人は朝までベッドの上で格闘した
エイミはアルスとの性交に戸惑いながらも、見事に果てた
グレーテは再びアルスと夜を過ごせる事に喜び、狂うようにアルスを求めた
そして夜が明けた・・・!
クリーニ「それは本当か!」
バロック「ああ。いつまでもこのままじゃいけねぇ。…俺はエイミに言うぜ。本当のことをな」
クリーニ「めでたいことだ!さっそく宿屋に行ってくるんだ。・・・一人でな」
バロック「わかってる。こんな時までオメェの世話になるわけにもいかないしな」
バロック「エイミ?どこにいる?」
バロック「(厨房にもいないとは・・・。客の部屋にいるのか?宿帳は・・・あった。あの小僧に聞いてみるか)」
バロック「おい小僧。俺だ、バロックだ」
シーン
バロック「? ・・・入るぜ」ガチャ
リーサ姫「えーー!?セレモニー中止なの?」
セファーナ「ええ。バロックさんが昏睡状態らしいの」
アルス「そ、そうかぁ・・。ざんねんだなぁ」ダラダラ
グレーテ姫「う、うぬ。まったくじゃ!」ダラダラ
リーサ姫「どうしたの二人とも?汗びっしょりだよ」
アルス「よし!次は過去の聖風の谷行こう!ほら、早く!」
グレーテ姫「そうじゃな!こんなところさっさとおさらばじゃ!」
セファーナ&リーサ姫「・・・?」
バロック「うう・・・。エイミ・・・」
クリーニ「いったい何があったんだ?」
エイミ「さあ・・・」ダラダラ
エイミ「(三人で裸で寝てたところを見られて倒れたなんて言えない・・・)」
マリベル「どこにもいないじゃない!」
ガボ「サイードはどこに行ったかまで知らねえみたいだしな」
メルビン「一度フィッシュベルに戻るでござるよ。アルスどのも戻ってきてるかもしれんでござる」
マリベル「・・・そうね。結婚するって言ってもボルガノおじさまやマーレおばさまに何も言わず結婚するとは思えないわ」
ガボ「おおフィッシュベルに戻るのか!久しぶりにお魚が食いてえぞ!」
メルビン「それじゃ、わしはこの辺で・・・」
マリベル「メルビンも一緒に来るのよ!」
メルビン「あ、あんまりでござるよ。せっかくローズどのとデート中でござったのに・・・」
マリベル「つべこべ言わない!」
メルビン「とほほ・・・。・・・しかしマリベルどの。アルスどのに会って何をするでござるか?」
マリベル「・・・どういうこと?」
メルビン「どうしてアルスどのに会うかということでござる」
マリベル「それは・・・」
メルビン「自分の気持ちを整理するでござる。アルスどのは鈍いでござるからな、ちゃんと言葉にしないとずっと気持ちが伝わらないままでござるよ」
マリベル「ど、どうしてそんな話になるのよ!」
メルビン「それはマリベルどのがアルスどのの事が好きだからでござる」
マリベル「わ、私がアルスの事が好きぃ?冗談は顔だけにしてメルビン!」
メルビン「どんなに言われようとこれだけは言っておくでござる。好き嫌いという感情は本人に直接言わないと伝わらないでござる。どんなに察しの良い者でも確信までには至らんでござるよ」
マリベル「・・・」
メルビン「さあフィッシュベルに行くでござるよ」
ガボ「(オイラにはとくわかんなかったけど、とにかくマリベルはアルスのことが好きなんだな!)」
聖風の谷 過去
セファーナ「ここが過去の聖風の谷・・・」
グレーテ姫「なんじゃ、ここも変わっとらんのう」
リーサ姫「で、でもここの人みんな翼が生えてるよ!」
セファーナ「やはり昔のリファ族はみんな翼をもっていたのですね・・・」
アルス「今の時代だと谷にいる人たちはみんな翼をもっていないもんね」
このSSまとめへのコメント
続きこねーかなぁ?