男(僕は天才だ)(18)

男(皆さんは○×を知ってるであろうか)

男(先行は必ず勝つクソゲーである)

男(先行になったらまず真ん中を取る)

男(相手は適当に配置するだろう)

男(ここで相手が左上、真ん中上どちらか取っていた場合真ん中右を取る)
○○

男(そうしたら相手は防ぎに来る、真ん中左だな、構わず右下を取り反逆L字を作成する)

○○
 ○

そこに気づくとは…
やはり天才か

II×
×○○
IIIII○

男(ここで相手が左上を取っていた場合は引き分け確定だ)

※ミスりました、相手が左上を最初の手で取った場合は逆さL字でした

男(まあ勝ち確定だな)

男(これで大切なのはリーチをかけ続けるという事。)

男(二回目必ず横リーチを取らなければならないので、横を最初に取られたら引き分け確定だ)

男(良く「汚い手」と言うやつがいるが)

男(勝負に汚いもクソも無いのである)

男(例えるなら100人殺した凶悪犯に峰打ちするほど僕には考えられない言動なのである)

男(…そういえば2chでナンパ講座上げられてたな…今日は確か海編か…)

男(……「気安く話しかけていこう」…なんだこの甘いナンパテクは)カタカタ

男(海に行けば水着、つまり裸に近い格好なんだ、そんな気安く話しかけて警戒されないとでも思ったか)

男「ハァ…」

男(しかし、僕は妄想させてやるんだ、妄想しか女を作れない奴から妄想を取ったらなにも残らないからな)

男(何故こんな事ばかり考えてしまうのだろうか)

男(…僕が天才である以上仕方ない事だしな)

男(下らない、考えるのをよそう)

ピンポーン…ドンドン

男(インターホンが鳴ったようだ、鳴らした後にドアを叩くやつは…友人だな)

男「開いてるから入れ」

友人「ん、ああ、すまねえ、お邪魔します」

友人「…なあ、男」

男「話の内容は検討が付く、部屋に入ってから話せ、大声は出したくない」

友人「…わかった」ガチャ

男、友人「「学校に来い」だろ?」

友人「………」

男「いかなくても僕は全てで満点を取れる、政治家有望だ」

男「そんなやつを浪人なんてさせるはずが無い」

友人「…お前、変わったよな」

男「僕は生まれた時から天才だ、変わってなどいない」

男「話は済んだ、もう帰れ」

友人「…お邪魔しました」ガチャ

>>2
お前シューティングゲームやってこいよ

男「………スマブラも飽きたな」

男(僕には相手の次のパターンが85%わかる…CPUがちょうどいいくらいだ)

男(僕のキャラはヨッシー、肉漏れがないから安心して読める)

男(Isaiと戦ってみたいものだ)

男(…CPUがちょうどいいと言うのを訂正しよう、僕はコンマが見えるから技の出、なにをするかがわかる、CPUなんて面白くもなかった)

男(wifiも馴れ合いばかりだしな…本気を出せば殺れなくはないが、相手3人だとコンマに関わらず食らってしまうからな)

男(だから、と言って改造は使いたくない)

男(ときどきギガクッパで潰してるやつを見たことがあるが)

男(スマぶっぱだけしかしなくて余裕だった)

男(人間とは強い者が劣り弱き者が強くなる)

男(僕は論外だが)

男(…久々に外にでるか)ガチャ

男(風が吹いている)

男(この流れなら後45.1秒後くらいにあの女の人のスカートが捲れるだろう)

男(パンツを見たと言われたら面倒だ、女には近づかないでコンビニに行こう)

女「キャッ!?か、風っ?」

男(こちらの道を選んで正解だった、さて、コンビニへ行こう)

男(…ん?レストランから出たあの男…膝に泥が付いてるな…呼吸も荒い、しかし…何故膝から下は綺麗なんだ?見に行ってみるか)

男(……)



男(予想外だったな、人が死んでるとは、まあ今回で四回目だ、警察を待とう)

男(今逃げたら犯人と勘違いされそうだしな)

汚いオッサン「近付くな!警察が来るまで死体を保存する!」

死体を見てるガキ「…」

男(さっさと解決して寝よう…)

男(で、警察が到着して事情徴収が終わり、僕は汚いオッサンの近くにいるわけだ)

ツノが生えた女「あの…お名前なんて言うんですか?」

男(面倒くさい…名前は言いたくないんだ)

汚いオッサン「けっ…感じ悪い奴だな…」

男(そう言えばこのオッサン…テレビで見た事があるな、眠りの小五郎だったか)

男(…成る程)

死体を見ていたガキ「………」

男(気になる事もあるし、偽名で近づいておくか)

男「ぼ、僕は一騎といいます、貴方は…確か眠りの」

小五郎「ええ!私が名探偵毛利小五郎!こっちが娘の蘭、で、このガキはコナンだ」

男「失礼ですが、息子さんの名字は?」

小五郎「ん?江戸が…なんだっけ?」

蘭「江戸川よ!え・ど・が・わ!」

小五郎「ああ!そうそう!そんな感じの!」

男(やっぱり合ってたか、楽しくなりそうだ、いつもとは違って、な、高校生探偵)

男「君、コナン君だっけ?」

コナン「へ?あ、うん」

男「さっきからなにか考えてるけど、事件の事なにかわかったのかい?」

コナン「うん、先ず凶器はナイフ、背中に刺して殺したんだと思うんだ、トリックはピアノ線を使ってブランコの様に刺したんだと思う、停電後に殺られたからね…それに、上にナイフを貼り付けた後もあった、でも…ナイフを取った方法が…それにこの方法は1方向しか出来ないっていう…」

男「果たしてそうかな?」

コナン「!?」

男「思いだしてごらん、あの席は予約席なんだ、被害者のね、それに今日は事件のと合わせ、二回停電が起きてるし、天井にはなにか剥がした後もある、それに一番の証拠は…」

男「ピアノ線で深く刺せないから、犯人は力を入れた筈さ、つまりピアノ線はフェイクって事、それに二回目の停電は長かったから下に着てると思うよ?血塗れの赤い長袖が」

コナン「…」

男「眠りの推理ショー楽しみにしてるよ、探偵さん」

コナン(…なんなんだ…あの推理力…それに眠らせた事も見抜いた…)

男(謀ったな、僕の推理力を試す為に解けてないフリを…まあ、近付くんだから早くから怪しく振る舞ったほうがいいだろう…)

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