◆ひなビタ♪SSです
◆多少ファンタジー系
◆まだ誰もくっついてない設定です
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凛「で、そのキノコはどこに……」ジーッ
まり花「…?」
凛「あるのかしら……」ジーッ
まり花「…りんちゃん、なんでわたしのスカートをじっと見てるの?
キノコさんはこっちだよっ!こっち!」
凛「え?」
まり花「ほらほら!頭の上にキノコさん、生えてるでしょっ!」ピョコンッ
凛「ああ………そうね……」
まり花「…?なんで若干がっかりした表情してるのりんちゃん?」
凛(私……何を期待していたのかしら?全然奥ゆかしくないわ…)
凛(レコード屋のキノコって……ふふふ、官能小説の読み過ぎよね……)
凛(でも、その、レコード屋のなら、いいかな、とか……な、何を考えているの、私……)
凛(……この気持ちを言葉に出来たら、どんなに楽かしら……)
凛(と、とにかくレコード屋は私を頼って相談しに来てくれたのよね…応えなくちゃ……)
まり花「あのねっ!今日起きたら頭が重いからね、風邪引いたのかな、って最初は思ったの!
でも実際はそうじゃなくて、洗面所の鏡みたらね、なんと!ふぉおおおおっ!
あのファミコンの代名詞的存在のおじさんがよく食べてるみたいなデザインのキノコさんが頭から生えてたんだよっ!」
凛「で、そのキノコは……」
まり花「えへへへへ」
凛「なんで嬉しそうなのよ……」
まり花「よく見るとちょっと可愛いよねっ?」
凛「そうかしら…」
凛(貴女の方が可愛いわ……)
凛「うーん、確かに最近雨は多かったけれど…だからって人にキノコが生えるなんて……」
まり花「りんちゃんも分からない?」
凛「いえ……今からちょっと調べてみるわ…少し待ってて」
まり花「うんっ!」
凛「もしかしたら人体に多大な被害を与えるキノコかもしれないから……」
まり花「こ、怖いこと言わな、ふぁ、っ」
凛「レコード屋?」
まり花「ふぇっくしょん!」バフーッ!
凛「きゃっ!?」
まり花「ぐずっ…ご、ごめんねりんちゃん、なんか鼻がムズムズしちゃって…」
凛「ま、全く、急に胞子のようなものが……?」
凛(…?なんだか頭が……?)
まり花「あーっ!りんちゃんりんちゃん!頭!頭!」
凛「え」サワ
凛「えっ?」
まり花「り、りんちゃん、手鏡…」
凛「……な、何よこれっ!?私の頭にキノコがっ……!?」
まり花「えへへへ…お、お揃い……」
凛「そ、そういう問題じゃないわよっ!」
まり花「ご、ごめんねりんちゃん…くしゃみすると伝染るなんて、知らなかったんだよぅ……」
凛「ううう…と、取り敢えず、被害が増大する前に私の部屋に行きましょう……」
まり花「うん」
~凛の部屋~
まり花「そう言えばりんちゃんの部屋に来るの久々だねっ!」
凛「そうだったかしら…えっと……頭、キノコ……」ペラペラ
まり花「あれ、こんな写真立てあったっけ?」
凛「あ、それは……あ、貴女、もう少し危機感を持ちなさいよ……
もしかしたらこのキノコはとても危険なものかもしれないのよ……」
凛「でもそんな状況でも無邪気な貴女も可愛いわ……えっ?」
まり花「えっ?」
凛「わ、私一体何を……///」
まり花「えへへへ、急に可愛いだなんて、照れちゃうよっ///」
凛「ち、違うのよ、これは…えっと、その……」
まり花「りんちゃんりんちゃんっ!このキノコじゃないかなっ?」
凛「えっ?」
ココロニオモッタコトヲシャベッテシマウタケ…人間に寄生する珍しいキノコ。
ベニテングタケのような赤い水玉模様のキノコであり、毒性が強く、食用には適さない。
食すると嘔吐、下痢などの症状に悩まされ、脱水症状で死に至ることも。
また、このキノコは人に寄生する珍しいキノコである。
主に頭に生え、半日程度で融解するが、ちょっとした刺激で胞子をばら撒いて増殖するので注意が必要。
寄生されたとしても特に体調不良になったりはしないが、頭に生えた場合は何らかの成分が脳に作用し、
心で思ったことを無意識に言葉にして発してしまうという特徴がある。
自白剤などの研究で効果が期待されているものの、近年は確認されておらず、絶滅したという意見もある。
民明書房刊『知って楽しいキノコと毒キノコの見分け方』より
凛「な、何よこれ…ファンタジーやメルヘンじゃあないのよ……」
まり花「でも実際に生えてるよっ?」
凛「そうなのよね……なんでこんな事に……まぁ、生えてしまったものは仕方ないわ……
被害拡大を防ぐために今日はこの部屋で大人しくしていましょう……」
まり花「うう……ごめんねりんちゃん」
凛「いいのよ…それに貴女と二人っきりだなんて、またとないチャンス…あっ」
まり花「えっ?チャンス?」
凛「な、なんでもないわよ……も、もう、このキノコの性質は非常に厄介ね……」
まり花「あーあ、今日は皆と一緒にほしゆめに行く予定だったのになー」
凛「仕方ないわよ……それにあんな人が多いところに行ったらキノコだらけになってしまうわ……」
まり花「そうだよねぇ……はぁ」
凛「落ち込んでるレコード屋も可愛いわ……あ」
まり花「えっ?」
凛「な、なんでもないったら!取り敢えず洋服屋や喫茶店に連絡しておくわね……」
まり花「うん」
凛「あ、レコード屋は自分の家に戻っても……」
まり花「ううん、私はりんちゃんの部屋でいいよっ」
凛「え、でも…」
まり花「大丈夫だよっ!もうキノコさんは生えちゃってるし、これ以上悪化したりしないよっ!
それに、どうせなら、りんちゃんと一緒がいいなって!」
凛「え……そ、そう、なの…嬉しい……///」
まり花「りんちゃん本音漏れてるよっ」
……
一舞「りんー、キノコ生えたって何のじょうだ…は?」
凛「あ、来たのね、来るなって言ったのに……」
まり花「えへへへへ……」
咲子「ほ、本当にりんちゃんやまりかちゃんからキノコさんが生えてますっ!
と、とってもとっても、ファンタジーというか、ファンシー……?」
めう「まざーつーめう…」
凛「そ、そうまじまじと眺めないで頂戴……」
まり花「ごめんねみんな、わたしのせいなのっ」
凛「い、いえ、レコード屋は悪くないわ…そのキノコの対策を知らなかった私が……」
めう「かばいあってるめう……」
一舞「ぷ…あはははは!なにそれ!頭の上にキノコって!あはははは!だっさー!」
凛「伝染してやろうかしら」
まり花「駄目だよりんちゃんっ!あ、みんな、胞子さんを浴びるとキノコさん生えちゃうから気を付けてねっ」
咲子「そ、そうなんですか……」
めう「そのきのこ、頭から生えてて大丈夫めうか?」
凛「特に害はなくて半日程度で無くなるみたいだけど……ちょっとね……」
咲子「ちょっと?」
まり花「思ってることを口に出しちゃうんだって!不思議なキノコさんだねっ!」
めう「そうめうか……まりりには影響が薄そうめう……」
まり花「あ、やっぱりそうかな?」
咲子(このキノコさんがあれば私もイブちゃんに……?)
一舞「あはははは、はぁ、まぁ、伝染されるのも嫌だしあたし達は帰るよ」
凛「ええ……これで二人きりの空間が…あっいや、なんでもないわ……」
一舞「あとお邪魔みたいだしね~りん?」
凛「う……こ、これは違うわ、キノコの……」
一舞「ふふふ、そろそろ告白しちゃいなよー?」
凛「い、いきなり何を言い出すのよ貴女はっ!ぐ、愚昧だわっ……!」
一舞「はいはい、じゃ、帰ろ、さきこ、めう」
咲子「あ、はい、では、失礼しますね」
めう「まりり、りんりん先生、また明日めう~」
まり花「うんっ!またねっ!」
凛「も、もう、告白だなんて……///」
まり花「みんな帰っちゃったねー」
凛「ええ、そうね……」
まり花「ねぇりんちゃん」
凛「な、何かしら……」
まり花「イブが言ってた、告白ってなあに?」
凛「え、それは勿論貴女への…っ!」
まり花「わたし?わたしに何を告白したいの?
そういえばこの前わたしの花飾りが壊れてたけど、もしかしてあれりんちゃん?」
凛「え、そ、それは違うわよ、それは洋服屋が……」
まり花「へー、そうだったんだっ?」
凛「い、いや、これは内密だったわ……このキノコの今の心情を吐かせる機能には困ったものね……」
まり花「そうかな?わたしは、りんちゃんの思ってることが聞けて、嬉しいけどなっ?」
凛「うう……」
まり花「で、りんちゃん、わたしへの告白って……」
凛「や、やめて」
まり花「りんちゃん…?」
凛「これ以上追求されたら、本当に言ってしまうわ……」
まり花「言っていいんだよっ?」
凛「いいえ、これは、私の胸に秘めておくべき事なの……」
まり花「……」
凛「こんな事、貴女に、レコード屋に、言えるわけないわ……
きっと、拒絶されてしまうでしょうから……それが怖いの…とっても……」
まり花「…………」
まり花「りんちゃん」ギュー
凛「あ、れ、レコード屋っ……」
まり花「大丈夫だよ、絶対、大丈夫だよっ?
わたし、りんちゃんのことを、拒絶したりなんかしないよっ」
凛「ほ、本当……?」
まり花「うんっ!だから、言って欲しいな、りんちゃん……?」
凛「うー……あ、あの、れ、レコード屋……」
まり花「んー?なぁに、りんちゃんっ?」
凛「あの…私は、貴女の事が…好きです……///」
まり花「えー?わたしもりんちゃんの事は大好きだよっ!」
凛「いやその…そうじゃなくて……恋愛感情的な意味で……///」
まり花「えっ……///」ボッ
凛「うう……や、やっぱり、おかしいわよね…女が女を好きになるなんて……」
まり花「うーんとね……ちょっとびっくりしたけど、おかしくないよっ!」
凛「え」
まり花「えへへ、わたしね、嬉しいんだよっ!
りんちゃんがわたしをそんなに好きなんて、全然知らなかったもんっ!」
凛「え、う、嘘」
まり花「嘘じゃないよっ?だってわたしだってキノコさん生えてるもんね?」
凛「じ、じゃあ……」
まり花「えへへへへ、これからは、その、恋人さんだね?りんちゃんっ!」
凛「れ、レコード屋……ううっ」ブワッ
まり花「もうりんちゃん、泣かないでよっ、よしよし」ナデナデ
凛「だって…ぐすっ、こんな、ぐすん……」
まり花「ふふふ、りんちゃんって実は泣き虫さんだったんだねっ♪」ナデナデ
まり花「りんちゃん、大丈夫?」
凛「ええ…その、ありがとう……」
まり花「えへへ、どう致しまして、だよっ」
凛「こ、これで私とレコード屋は恋人同士なのね…ふふふ…」
まり花「あーそれ!」
凛「え…な、何?」
まり花「りんちゃん、こんな関係になったんだし、まりか、って呼んで?」
凛「う……そ、その……ま、まり、か……」
まり花「はーい、何かな、りんちゃんっ?」
凛「は、恥ずかしいから、二人っきりの時だけね……」
まり花「えー?もう、しょうがないなあ…」
凛「あと、これを言うのは流石に……あっ」
まり花「えーっ?まだなんかあるのりんちゃん?」
凛「な、なんでもないわよっ……」
まり花「言って欲しいな、ねぇ、りんちゃんっ、恋人になったんだから、ねっ?」
凛「うううう……これはまだ早いと思うのだけれど……」
まり花「うんうん」
凛「れこ…その、まりかと……えっと、えっちなことも、したいわ……」
まり花「えっ///」
凛「あ、あの、その、嫌だったら嫌でいいのよ……」
まり花「い、嫌じゃないけど……ど、どうせ今日は一日ここにいなくちゃいけないんだしね……」
凛「そ、それって……?」
まり花「で、でも、確かに早いから、最初は、ちゅー、だけね?」
凛「あ、え、ええ……///」
まり花「えっとえっと……じゃあ、りんちゃんから、して?」
凛「え、ええ……うう、で、出来るかしら……」
まり花「大丈夫だよ、りんちゃんっ」
凛「うー…れk、ま、まり、か……」ソッ
まり花「りんちゃんの手のひら、暖かくて柔らかいね」
凛「い、いちいち言わないで頂戴…」
まり花「キノコさんが生えてるんだからしょうがないよっ!」
凛「そ、それもそうね……貴女のほっぺたは、ぷにぷにしてて柔らかで触り心地が最高ね」
まり花「り、りんちゃんったら……は、はやく、してよっ///」
凛「そ、そのつもりなのだけれど……あ、あと少し……///」
まり花「も、もうっ!そんなに焦らすならわたしからしちゃうよっ!えいっ!」
凛「あ、ちょ、ま、まり…」
まり花「んー……」
凛「ん、っ……」
まり花(……ちゅーしちゃったけど、どうすればいいのかな?
唇が塞がれてるから声も出せないよぅ……)
凛(ああ、まりかからキスされてしまったわ……私からしたかったのに……)
まり花(でもりんちゃんの唇、あったかいな…もうちょっと触れててもいいかも……)
凛(それにしても…嗚呼、まりかの唇、柔らかくて、心地良くて……
私、ついにキスしちゃったのよね…その、まりかと……夢じゃ、ないわよね……)
まり花「んん……」
凛「ん、んうっ……」
まり花(あ、今りんちゃん声出したよね、可愛い…♪)
凛(い、今の声、まりかに聞かれなかったかしら……恥ずかしい……)
まり花(りんちゃんは可愛いけど、そろそろ離れた方がいいのかな…息苦しいし……)
まり花「ん………はぁ」
凛「あ、まりか……離しちゃうの……?」
まり花「もっとしてたかった?」
凛「え、ええ……///」
まり花「わたしもだよ、りんちゃんっ」
凛「ほ、本当?じゃあ、また……」
まり花「えへへ、もう、りんちゃんったら欲しがりなんだからぁ」
凛「ううう……は、早く……」
まり花「うふふ、りんちゃーん……♪」
凛「まりか……んんっ……」
……
……
まり花「ん、ちゅ、ふぁ、んっ」
凛「んん、っ、は、ぁ、ん、ちゅ……」
まり花(……いつの間にか、変なちゅーしてるよぅ……舌と舌を絡ませて……)
凛(私、まりかとディープキスしちゃってるわ……た、確かにキスだけど……)
まり花「はぁ、ん、ちゅ、り、りんちゃ、ちゅ、っ」
凛「ちゅっ、ん、ちゅる、は、ま、りか、っ」
まり花(このちゅー、なんかボーっとしちゃうよぅ……あたま、上手く動かなくて……)
凛(唾液が口元に溢れてるけど、なんか、拭う気力も起きないわ……ぼんやりしちゃって……)
まり花(でも、嫌いじゃ、ないかも……)
凛(もっと、もっと、まりかと……)
……
……
凛「はぁ、はぁ、まりか、ぁっ」
まり花「りんちゃん、気持ちいい?」
凛「はぁ、い、いいわっ、と、とってもっ」
まり花「そっか、よかった」ニコッ
凛「わ、私、凄く、幸せなの…ま、まりかに、こんなに、愛されて……」
まり花「ふふふ、もっともっと、幸せにしてあげるからね?りんちゃんっ……」
凛「ま、まり……んんっ」
まり花「んー…ちゅ、る、ふっ」
凛「んん、ん、う、ふぁ、んっ」
……
……
まり花「はぁ、はぁ、はぁ、りんちゃ……」
凛「はっ、ああ、はぁ、まりかっ……」
まり花「りんちゃ、りんちゃ、ああっ」
凛「まりか、まり、かぁ、はぁ、はぁ……」
まり花「りん、ちゃ、あああ、ああっ」
凛「まりか、まりかぁ、まり、あ、あああっ」
まり花「ああ、はぁ、ああ、り、りんちゃっ」
凛「あああ、まりか、まり、まり、かぁ」
まり花「り、りんちゃ、ああ、ああああああっ!!!」
凛「まり、まり、まりか、あ、ああああああっ!!!」
まり花「あ…………りんちゃ……」
凛「はぁ、あ……ま、まり、か……」
……
……
まり花「えへへ、りんちゃん大好きだよっ♪」
凛「な、何よ急に……」
まり花「だって、そう思っちゃったんだもん」
凛「ま、全く…わ、私だって、貴女のことを、深く愛してるわ……//」
まり花「えへへへへ、嬉しいなっ♪」
凛「あ、こ、これは、私に生えてるキノコの……あら?」スカッ
まり花「りんちゃん、もう随分前からキノコさんは溶けて無くなっちゃってるよ?」
凛「あ……///」
まり花「もう、赤くなることないでしょー?あんなに恥ずかしいこといっぱい……」
凛「そ、それとこれは別なのよっ!も、もう……///」モゾモゾ
まり花「あありんちゃん、お布団さんで顔隠さないでっ、りんちゃんの可愛いお顔が見えないよっ」
凛「な……なんでそう恥ずかしいことを簡単に言えるのよ貴女はっ……!」
~翌日~
まり花「という訳でわたしとりんちゃんはお付き合いすることになりました!」
凛「え、ええ…………///」
一舞「あー…お、おめでと、まりか、りん…意外と早かったね?」
凛「う、うるさいわ///」
咲子「とってもとってもおめでたいですっ!私、お二人のために記念ケーキ作りますねっ!」
めう「今日は赤飯めう!」
凛「あ、貴女、赤飯の意味分かっているの……?」
めう「なんかおめでたいことがあった時に炊くめう!」
まり花「えへへ、みんなありがとー」
咲子「じゃあ私ちょっとキッチン行ってきますね」
一舞「行ってらっしゃいさきこ~で、どっちから告白したの?」
まり花「りんちゃんからだよっ!」
めう「なんて告白されためう?」
まり花「貴女の事が好きです、って!」
凛「な、なんでそういう事をポンポン言えるのよ貴女はっ……///」
一舞「どこまで進んだんだしっ?キスはした?」
まり花「うんっ!それどころか下のおくちでも…もががっ!」
凛「わーっ!わーっ!それ以上喋ったらこの世界が滅ぶわよ……!」
めう「おくち?おくちは顔にしかないめう!」
一舞(ああ、そんな進んじゃったんだ……親友が遠くに行っちゃったなぁ……)
一舞(あーあ……でもあたしがああいう感じになるとしたら誰かな……
……さきことか……?い、いや、さきこは別に、そういう嗜好があるわけじゃ……)
咲子「きゃーっ!?」ガシャーン
一舞「っ!?さきこっ!?どうしたのっ?」
咲子「あ、あの、あのですね、わ、私の頭にも……」ピョッコ―ンッ
まり花「キノコさん……」
凛「ココロニオモッタコトヲシャベッテシマウタケ……」
めう「きのこめう……」
一舞「頭の上にキノコ……」
咲子「ど、どうすれば……」
凛「半日で溶けるから、それまで安静にしていればいいのよ」
咲子「そ、そうでした……」
一舞「ま、まぁキノコが生えたのはともかく、急にさきこが叫んだから何かと思っちゃったよー」
咲子「お騒がせしてごめんなさい……」
一舞「いやいや!あたしは単にさきこに怪我とか無くてよかったなってさ!そう思っただけだしっ!」
咲子「い、イブちゃん……とってもとっても優しいです……」
一舞「えー?そうかな?これくらい普通……」
咲子「私はそんなイブちゃんがとってもとっても大好きでとってもとっても愛してるんですっ……あ」
一舞「えっ」
咲子「あっ」
まり花「へー」
凛「……」
めう「おわりめう」
おわり
お疲れ様でした
頭にキノコが生えると言ったらやっぱりMOTHER2ですよね
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