ジャン「エレンが無罪?!」(41)

ジャン「よっしゃ!!!!!」

アルミン「せーの!」

ジャン「ホーメンホーメンホッホッホッー!」

アルミン「ホーメンホーメンホッホッホッー!」

ジャン「…ホッホッホッー」

アルミン「なにやってるんだろうね僕たち…。もう僕とジャンとエレン以外みんな死んでいなくなったのに…。」

ジャン「某児童文学の5巻のネタパクってまでなにしてんだろうな…」

アルミン「とりあえず、エレンは無罪と決まったんだ!エレンに会いに行こう」

ジャン「エレンの調子はどうなんだ?」

アルミン「…。」

ジャン「すまん…」

人類は巨人になんだかんだで勝利した…
しかしその代償は大きく…僕たちはたくさんの人を失った…

そして…そう、エレンは巨人化の影響か…


アルミン「エレン、僕だよ」

エレン「あらぁアルミンじゃなぁぁい*」


おかまになってしまった…

ジャン「こいつ…精神がイかれてやがる」

アルミン「しょうがないよ、目の前でミカサとリヴァイ兵長を失ってしまったんだから…」

エレン「やだぁ!ジャンったらいいお尻!」

ジャン「エレン…大変だったんだな…」グズッ

ジャン「でもなエレン…もう戦いは終わったんだ」

エレン「なに言ってるのジャン?私たちのベッドの戦い♂はこれからよ?」

アルミン「エレン…」グズッ

ジャン「アルミン、大丈夫だ。エレンはきっと元に戻る」

エレン「やっだー!わたしったらお肌ガサガサよぉぉ」

モブ「本当にいいんですか?!あんな巨人オカマを野放しにして…!」

偉い人「バッキャロー!」

モブ「?!」

偉い人「そりゃあ俺だっていつ巨人になるかもしれない奴は死刑にしたいさ!」

モブ「うわクズ」

偉い人「でもよぉ…あんな痛々しい姿見ちまったら…」

エレン「やっだぁ、アルミンちゃんたらなんで泣いてるのぉ?」

アルミン「エレン…エレン…」

エレン「泣き顔も可愛いわね!」

偉い人「なんか可哀想になるだろ!殺せねぇよ!」

モブ「確かに…」

偉い人「エルなんとか団長もリヴァなんとか兵長もあいつの友人も死んじまったんだ…」

エレン「あら綺麗なお花~ミカサにあげたら喜ぶかしらん?」

ジャン「エレン…ミカサはもう…」

アルミン「エレン…もうやめてくれ」

エレン「あら!美味しそうな芋ね!サシャちゃんにあげたら喜ぶわねん」

アルミン「やめろよエレン!!!」

エレン「急におっきい声出さないでくれるかしらん?!」

ジャン「やめろアルミン」

ジャン「戦いは終わったはずなのにどうして…」

ジャン「虚しいんだ…」

ジャン (くそ…!なんで、なんでこんなことに)

ジャン (しっかりするんだオレ…アルミンはミカサも亡くしてエレンも無くして今精神がボロボロだ)

ジャン (エレンはこんなだし…)

ジャン「オレがしっかりしないと…!」

エレン「やだー!あの男の人わたしのこと見てるわー照れるぅ」

ジャン「…。」

「わーあの人、人類を勝利に導いた英雄なんだって!」

「すごーい」

「なに言ってんだよ、巨人化できる化け物だろ?」

アルミン「…。」

エレン「みんなさっきから誰のこと話してるのかしらん?もしかしてジャンちゃん?」

ジャン「…さあな」

男の子「ねえねえ、エレンさん、サインくれませんか?」

エレン「えっ、わたし?」

男の子「巨人化して、みんなを守った英雄さんなんでしょ?」

エレン「えっ巨人化?」

エレン「わたしのことかしらん?」

男の子「うん」

エレン「ごめんね坊や。わたしは巨人じゃないわよ?」

エレン「そもそも…」

エレン「巨人ってなんなのよ」

アルミン「えっ…?!」

ジャン「ここまでオカマ化が進んでいたとは…!」

アルミン「エレン…なんにも覚えてないの?巨人のこと」

エレン「な、なによアルミンちゃん、わたしはちゃんと覚えてるわ」

エレン「巨人…巨人…ライナーのちんkのことね?」

ジャン「は?」

エレン「えっ?ならベルトルト?」

アルミン「そんな…エレン…」

ジャン「アルミン落ち着け…ただの記憶障害だ」

アルミン「ただの、じゃないよジャン!オカマ化が進行してるんだろ?!」

エレン「なんなのよさっきから巨人…巨人って…!」

男の子「え…?」

エレン「巨人なんか知らないし!どっかに行ってちょうだい坊や!坊やは対象外なのよ」

男の子「でも…英雄だって…」

エレン「わああああああああああああああああああああたあああああああしいいいいいいいいわああああああおおおおおかあああああまああああああ!!!!」

男の子「?!」

ジャン「ジャン?!」

アルミン「ミン?!」

エレン「わたしは巨人なんかじゃ!ない!英雄なんかでも!ない!わかったらどっかいっちまえ!!」

男の子「うわあああああん!!!」

マミー「クリスティーヌ!よくもわたくしのクリスティーヌを泣かせてくれましたわね…!このオカマ化け物が!この町から出ていけ!」

「出ていけ!」

「出ていけ!」

「出ていけ!」

アルミン「?!なんだっていうんだこのコール」

ジャン「いてて!物投げつけんなよ…!」

エレン「…なんなの…なんなの…」

ジャン (駄目だ…!このままだとエレンが怒りのあまり我を忘れて巨人化しちまう!)

ジャン (せっかく巨人化しないことを条件に無罪にしてもらったっていうのに…!)

ジャン「やめろ!エレン!」

アルミン「いいや巨人化するんだエレン!」

ジャン「アルミン何言ってんだ!」

アルミン「考えてみろジャン!もう兵士は僕らを残してみんな死んだ…。つまり、エレンが巨人化しても止められる者はいない」

ジャン「アルミンお前正気か?!」

アルミン「巨人化したエレンと共に僕はこんな世界から逃げる!」

ジャン「やめろアルミン!!エレンが巨人化したら何人の市民が被害を受けると思ってるんだ!!」

アルミン「エレンに出ていけと言った市民をジャンは守りたいわけ?!」

エレン「駆逐してやるわ…わたしを化け物呼ばわりして…許さない…」

ジャン「エレンやめろ!お前は化け物じゃない、人間だろ」

エレン「…!」

ジャン「アルミンも冷静になれよ!!お前らしくもない!」

アルミン「……!」

アルミン「ごめん…」

エレン「わたしどうかしてたわん…」

ジャン「分かればいいんだ」ホッ

市民「出ていけ!出ていけ!出ていけ!」

エレン「でもジャンちゃん、どうするのよこれ」

ジャン「はぁ…。こうなったら出て行くしかないだろ?」

アルミン「えっ、結局出て行くの?!」

ジャン「結局ってお前!エレンが巨人化して出て行くのと平和に出て行くのとではすごい違いだろうが」

アルミン「それもそうか…」

エレン「なによわたし巨人化なんかしないわよ?!」

アルミン「いやさっきしかけてたから…」

アルミン「よし。そうとなれば話ははやいね」

ジャン「やっと本領発揮かアルミン?」

アルミン「ああ。急いで壁の外の世界に出よう」

ジャン「は?!」

エレン「えっ?!」

ジャン「出て行くとは言ったけどよぉ…他の町とかじゃなくて、か?」

アルミン「僕は最初から壁の外の世界のつもりだったんだけど」

エレン「壁の外…?どういうことアルミンちゃん」

アルミン「エレンがどこまで記憶があるのか分からないけど、君がずっと憧れてきた壁の外の世界に行くんだよエレン」

ジャン「おいおいマジかよアルミン。やっぱりお前正気じゃねぇ」

アルミン「僕はいつでも大真面目さ」

エレン「外の…世界…?」

アルミン「実質、壁なんかもうどこにもないじゃないか」

ジャン「まあ確かに壁の正体は◯◯だったからな…」

エレン「なんで伏せ字なのよ?!」

アルミン「アニメ派の為だよ」

アルミン 「それが無くなった今、壁なんてただのハリボテにすぎないよ」

ジャン「ああもういいぜアルミン。お前に従うよ」ダダダ

アルミン「ありがとう」ダダダ

エレン「ちょ、ちょっと待って?!どこに向かうのよん?!」ダダダ

市民「化け物が逃げたぞー!!」

市民「おうぞー!!!」

ジャン「お前ら出ていって欲しかったんじゃねぇのかよ!!」

市民「待て~*」

エレン「どこまでも逃げるわよーん*」

hahaha…

アルミン「ってなにこの緩い感じ!!!」

ジャン「この世界は分からないことばかりだな…」

アルミン「はぁ…はぁ…エレンここだ!壁の出口!!!」

ジャン「本当に行くんだなアルミン!」

エレン「みんな、追いかけっこは終わりよ…」

市民「…グットラック」

ジャン「?」

アルミン「えっ…?」

市民「やっとこの町を出て行くのか…お前ら…」

市民「負けんなよ?!」

市民「いっといで…バカ息子…」

市民「風邪…引くなよ…」

エレン「みんなぁ!!!!!」

ジャン「いやいやなに今更全部計算通りですみたいなドヤ顔してんだよこいつら」

アルミン「もうなんかどうでもいいや!それより壁がひらいたよ、さあ行こう!」

エレン「これが…!新世界なのね!!!」

アルミン「いざ共に進まん…!」

ジャン「よし、行くか!(ってどこにだよ…?)」


ピッカーーー

アルミン「ま、眩しい!」

その時…僕らは感じた…
悲しみも苦しみも乗り越えた先にある希望を…
男も女も超えたオカマという可能性を…

僕らは溶け合って…
この世界に照らさせた…


そして…季節はすぎていった…

数年後

ザザーン

エレン「これが…海…なのね…」

アルミン「なんて綺麗なんだろう」

ジャン「まったくだ」

エレン「…!!!!」ドクッ

アルミン「エレン?!」

ジャン「ま、まさか…」

ジャン「海を見て正気に戻ったのか…?!」

エレン「……思い出したぜ、すべてを」

アルミン「エレン!!!」ポロッ

ジャン「長いこと待たせやがって…!!」

エレン「この景色を…あいつらにも見せたかったなぁ…」

ジャン「…。」

アルミン「…。」ポロポロ

エレン「…でも、いつまでも落ち込んでらんねえよな!」

アルミン「…うん…!」

エレン「というわけで2人とも」

エレン「やらないか♂」

\アッー♂/


オカマで無くなっても男好きは治らないエレンなのだった。

終わり

ジャンが好感度上げるのとかジャンがミカサと付き合うのとかジャンが女になるのとかマルコがジャンの親友辞めるっていうssも良ければぜひ
最後まで読んでくれた人ありがとう

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