真姫「にこまきって完全に公式化しちゃったわよね」にこ「……それで?」 (201)

※微エロ、百合描写注意

にこまきではないです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404570398

真姫「どう思う?」

にこ「は? 部室に来るなり何の話よ」

真姫「いやだから、にこまきについてどう思ってるのかなーって」

にこ「そ、そんなこと言われても、真姫と同じで公式化してるとは感じるわよ」

真姫「あ、聞きたいのはそっちじゃなくて、にこまきというカップリングについてよ。ぶっちゃけ公式化とかどうでもいいの」

にこ「え、えぇっ!? そ、そんなこと急に言われても……//」

真姫「どうなの?」ズイッ

にこ「ち、近い! べ、別に……、私は嫌いじゃないわよ//」タシタジ

真姫「ふーん」シレッ

にこ「あれ? 私のデレはスルー?」

真姫「にこちゃんはにこまきに満足してるのかぁ」

にこ「あんた、カップリングの相手が私なのが気に入らないとか言うんじゃないでしょうね?」

にこ「人気カプになった代償か、最近はにこまきアンチもいるわよね。まさか真姫もその仲間に……」

真姫「え、違うけど」

にこ「違うんかい! じゃあアンタはさっきから何が言いたいのよ」

真姫「にこまきは良カップリングだと思うわ。ツンデレ×ツンデレ、この時点で美味しい響きだものね」

真姫「でも私は目覚めてしまったの。この前、私が部室の明かりを消したわよね?」

にこ「あー、絵里の弱点がメンバーにバレちゃったのよね。私たちは合宿の時から知ってたけど」

真姫「にこちゃん、重要なのは絵里の怖がりではないわ。絵里がことりに抱きついたことよ」

にこ「つまり?」

真姫「マイナーカプって最高よね」

にこ「……」

にこ「で、アンタはそれを私に言ってどうしたいのよ」

真姫「私は新たなカプを掘り出しに行動したいのよ。でも、一人でやっても寂しいじゃない?」ガシッ

にこ「肩痛いんだけど。それにそんな面倒なこと私はやんないわよ」

真姫「それは遠回しにOKと言うことね!」

にこ「どう遠回ったのよ。かなりストレートに断ってるわよ」

にこ「っていうか、今日のアンタおかしくない? 自分で言うのもなんだけど――」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

にこ「私は新たなカプを掘り出しに行動したいのよ。でも、一人でやっても寂しいじゃない?」ガシッ

真姫「肩痛いんだけど。それにそんな面倒なこと私はやらないわよ」

にこ「それは遠回しにOKと言うことね!」

真姫「どう遠回ったのよ。かなりストレートに断ってるわよ」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

にこ「――こっちの方がしっくりくるんだけど」

真姫「私とにこちゃんって口調が似てるのね」

にこ「書き分けが出来てないだけよ」

真姫「いつもの私が淡々とカップリングについて語っても面白くないじゃない。今回はテンション高めでいくわ」

にこ「チョロいツンデレ真姫はもういない」

真姫「ちなみに、今回はマイナーカプがメインだから、にこまき要素は薄めよ」

にこ「スレタイ詐欺ってやつね」

真姫「詐欺ではないわ。ちゃんと注意書きしたもの」

真姫「早速新たな可能性を求めて活動するわよ!」

真姫「まずはさっき言った【ことえり】なんてどうかしら?」

にこ「あれ? 安価はやんないの?」

真姫「安価を捌くって難しいのよ。私には無理だし却下よ。……さっきからメタ発言ばっかりね」

にこ「カップリングについて語ってる時点でメタもクソもないわよ」

絵里「やっほー。あれ? にこと真姫しかいないの?」ガチャ

真姫「さっそくターゲットの登場よ。ここから何としてもことえりに持っていくわよ」ヒソヒソ

にこ「はいはい」

絵里「ちょ、ちょっと……、何コソコソ話してるのよ」

真姫「ちょうどBiBiの3人が揃ったなーって話しただけよ。気にしないで」

にこ(さらっと嘘ついたわね)

絵里「そ、そう。それよりBiBiの3人が揃ってるのは都合がいいわね」

にこ「なんでよ?」

絵里「ほら、BiBiの新曲の振り付けがいまいちな所があったじゃない? みんなで話し合おうと思ってたのよ」

真姫「えー、面倒くさいわねぇ」

絵里「」

にこ「違うのよ絵里! 真姫はそういう意味で言ったんじゃなくて……、わ、私たち職員室に呼ばれてるのよ! だから絵里と話してる時間はあんまりない的な意味でっ!」

絵里「そういうことか……、なら今日は仕方ないわね」

真姫「私は職員室なんて呼ばれてなムグッ!?」

にこ「そ、そうだ! 振り付けって衣装の形にも影響されるし、それを踏まえてことりに相談したら良いんじゃないの!?」

絵里「……確かにその通りね。今日のにこは冴えてるじゃない」

にこ「ははは……(真姫がこんなんだから脳がフル稼働してんのよ!)」

にこ「私たちは職員室に行かなくちゃだから、絵里だけでもことりの所に行っておいてくれない?」

絵里「そうね。それだけなら私一人で大丈夫よ」

にこ「私たちはもう行くわね。振り付けは頼んだわ! 真姫行くわよ!」グイッ

真姫「え、ええ」

ガチャッ パタン

真姫「やったわにこちゃん!! 二人の華麗な連携でことりと絵里を繋げたわよ!」

にこ「あれのドコに連携要素があんのよ。完全に私のフォロー三昧じゃない」

にこ「それより、早くことりのところに先回りするわよ」

真姫「へ? 職員室は?」

にこ「……」スタスタ

真姫「あっ、ちょ、冗談よ! 無言で置いてかないで!」

??????????????

にこ「ってことで二年生の教室の前に来ました」

真姫「ことりだけなら都合よかったんだけど……」

にこ「ほのことうみの二年生組勢揃いね。他の生徒は下校してるだけマシか……どうすんのよ?」

真姫「大丈夫。もう手は打ってあるわ」

にこ「は?」

ピンポンパンポーン 高坂穂乃果さん、園田海未さん。至急、理事長室に来てください。繰り返します――

にこ「」

真姫「ねっ?」

にこ「アンタこんなことして平気なの? 後で理事長に怒られても知らないわよ」

真姫「しまった!」Σ(゜ロ゜)ハッ!

穂乃果「海未ちゃん! 呼び出し食らったの穂乃果たちだよ! うわ?、何かやっちゃったかなぁ」

海未「穂乃果だけならともかく、私も呼ばれているのですから叱られるわけでは無いと思いますが」

穂乃果「海未ちゃん、それどういう意味ぃ??」

ことり「ははは、私はここで待ってるから、二人で行ってきて良いよ」

海未「すみません……、すぐ戻ってきますので」タッタッタ

穂乃果「また後でね」タッタッタ

にこ「ヤバッ!? こっちに来るわ!」

真姫「隣の教室に隠れるわよ!」バッ

タッタッタッタ…

真姫「……行ったわね」

にこ「あれ? 反対側から誰か来たわよ」

絵里「ことりー、いるかしら?」ガラッ

真姫「グットタイミング。さすが絵里、空気の読める女ね」

にこ「下らないこと言ってないで、さっさと様子見に行くわよ」

真姫「アイアイサー」ビシッ

ことり「あ、絵里ちゃん、この教室に来るなんて珍しいね」

絵里「そうかしら? ちょっと用事があってね」

ことり「でも、穂乃果ちゃんと海未ちゃんはついさっき理事長に呼ばれて居ないの。簡単なことなら私が伝えておくよ?」

絵里「いや、穂乃果と海未が居ないのは放送で知ってるわ。私はことりに用事があるのよ」

ことり「私に?」


真姫「今の見たにこちゃん!? これこそマイナーカプの魅力のひとつ! ほのえり、えりうみと王道カプがありながら、絵里とのカプレベルが一番低いことり! ことりは無意識に絵里の用事→穂乃果か海未だと思い込む! しかし、絵里の目的はことり! そして始まるマイナーカプの道! 素晴らしいわね!!」

にこ「そうね」

絵里「ええ。ちょっとダンスの振り付けがうまくいかなくて、そしたらにこが衣装担当のことりと相談しておいた方がいいってね」

ことり「あ、そうなんだ。確かに今回のBiBiの衣装は特殊だから、にこちゃんの判断は正解だなぁ」

絵里「え、そうなの? なんか気になるわね」

ことり「えへへ、まだ衣装は完成してないけど、特別にちょっとだけ見せてあげるね」ゴソゴソ

絵里「……」ソワソワ

ことり「ジャジャーン。これなーんだっ?」

絵里「えっ? それ、尻尾……よね」

ことり「うん! BiBiの新曲聞いたときビビッて閃いたの」

絵里「へぇー、やっぱり衣装作りには閃きが大事なのね」

ことり「あれっ、面白くなかったかな?」

絵里「何のこと?」

ことり「な、何でもないよ! 改めて言うのは恥ずかしすぎるよぉ」

絵里「?」

ことり「そ、それより! やっぱり尻尾があるとダンスの邪魔になっちゃうかなぁ?」

絵里「そうねぇ、尻尾がどの辺りに付くのかしら?」

ことり「えーっとね。絵里ちゃん、ちょっと後ろ向いてもらっていいかな?」

絵里「これでいいの?」クルッ

ことり「大丈夫だよ。それで、尻尾はちょうどお尻の上辺りに付けようと――」ガシッ

絵里「ひゃあっ!? こ、ことりっ!!///」

ことり「え? ……ご、ごめん! つ、つい無意識に掴んじゃった! ごめんね!//」パッ

絵里「あ、私の方こそ大きい声出しちゃって……、ちょっとビックリしただけだし大丈夫よ」

ことり「な、ならよかった……って言うのは変……なのかなぁ?」

絵里「///」

ことり「///」


真姫「……」ボタボタ

にこ「鼻血」つティッシュ

真姫「……」ツメツメ

絵里「あはは、へ、変な空気になっちゃったわね……」

ことり「そ、そうだねぇ……」

シーン

絵里「え、えーと、ことり!」

ことり「は、はい! な、なにかな? 絵里ちゃん」

絵里「そのぉー、も、もう一回、……やってくれないかしら?」

ことり「ええぇーっ!?」

絵里「変な意味じゃないのよ! さっきの一瞬じゃ私は見れなかったし、まだイメージが掴めてなくて……だから……」

ことり「あ、そうだよね! ならもう一度やるのも仕方ない……よね?」

絵里「そ、そうよ! 仕方がないのよ! それに……」

ことり「……それに?」

絵里「今度は……声、出さないようにするから……///」

ことり「っ!?///」


真姫「……」ドクドク

にこ「死ぬわよ」つハコティッシュ

真姫「……」ツメツメ

ことり「し、尻尾はベルトで固定するようになってるから、私が付けてあげるね!」

絵里「え? ベルトなら私一人でも付けられるわよ?」

ことり「実はちょっと失敗しちゃって、バックルが背中側に付いちゃってるの……。絵里ちゃんでも、それは難しいでしょ?」

絵里「なるほど。なら、お願いしようかな?」

ことり「それじゃあ、スカートのベルトループにベルトを通してもらって良いかな? 固定は私がやるから」

絵里「出来たわよ」スルスル

ことり「それじゃあ固定するけど、さ、触っちゃったらごめんね?」

絵里「へ、平気よ」

ことり(これ、どうやっても腕がお尻に触っちゃうよ! うぅ、出来るだけ刺激を与えないようにそっとやろう)

絵里「ことり?」

ことり「い、今やるよ!」ムニッ

絵里「ぁ……っ」ピクッ

ことり(想像以上に腕が当たっちゃってるよ! あぁーっ! こんな時に限ってうまくいかないよぉ)カチャカチャ

絵里「んっ……ぅ……ま、まだなのぉ?(意識しすぎたせいか、お尻がいつもより敏感になって――)」

ことり「ご、ごめん!(あわわわ、格好付けてダブルリングタイプにしたのが間違いだったよ……。それに、絵里ちゃんエッチな声がでてるし、お尻が柔らかすぎて、ついつい気になって集中できないぃ)」ガチャンガチャン

絵里「んぁっ!……っ(どうしよう……、気持ち……いい)」プルプル


真姫「……」ブシャー

にこ「本当に死ぬわよ」つトイレットペーパー

真姫「……」ツメツメ

カチン!

ことり「終わったよ!」パッ

絵里「えっ、……あ」ポケー

ことり「絵里ちゃん? 大丈夫?」

絵里「ハッ! だ、大丈夫よ」

ことり「やっぱり嫌だったよね……。わたしが鈍臭いから……」シュン

絵里「き、気にすることないわよ! 誰だって上手くいかない事もあるし、私だって気持ちよかったんだから!」

ことり「えっ?///」

絵里「あっ……、ナシナシ!! 今のはナシッ!! つい本音が――じゃなくてーっ!!///」アタフタ

ことり「お、落ち着いて絵里ちゃん! ことりは何にも聞いてないから!!」

絵里「そ、そうね……。スーハースーハー」

ことり「落ち着いた?」

絵里「え、ええ。取り乱しちゃうなんて情けないわ」

ことり「無理ないよ。あれは人に聞かれたら恥ずかしいよね」

絵里「……聞いてないって言ったのに」ムスー

ことり「えっ、あはは、バレちゃった」

絵里「もういいわよ。そもそも私たち何やってたんだっけ?」

ことり「それ忘れちゃダメだと思うけど……。尻尾付けても、ダンスが踊れるかチェックしようとしてたんだよ」

絵里「そうだったわね。……特に問題なさそうね」クルクル

ことり「よかったぁ。私の衣装のせいで振り付けに変更とかあったら、どうしようと思ってたよぉ」

絵里「ふふっ。杞憂に終わってよかったわね」

ことり「うん!」

絵里「それじゃあ私はもう行くけど、残りの衣装作りはよろしくお願いね」

ことり「あ、もう行っちゃうんだ……。ベルトはちゃんと直しておくから心配しないでね」

絵里「そ、それなんだけど……、ベルトは直さなくて……いいわ」

ことり「え?」

絵里「その代わり、また私に付けて欲しいなー、なんて」

ことり「……うん! 約束だね!」

絵里「……ん」コユビ

ことり「えへへ、二人だけの内緒の約束だよ?」ユビキリ

絵里「もちろんよ。さ、もう指は離して――」

ことり「その前に! 約束を追加だよ」

絵里「? 何かしら?」

ことり「今日の夜、絵里ちゃんは私に電話すること!」

絵里「電話? どうして?」

ことり「そのぉ……、絵里ちゃんともっと話したくなっちゃって//」

絵里「……ハラショー」

ことり「ダメ……かな?」

絵里「ダメなわけないでしょ。今夜は眠れなくても知らないわよ?」

ことり「うん!」パアッ

真姫「……感想は?」

にこ「輸血した方がいいと思う」

真姫「いや、私の鼻血の話じゃないわよ。ことえりの話に決まってるでしょ」

にこ「まぁ、悪くはないわね」

真姫「つまらない感想ね。そんなんだから、毎回試験で記述問題が出来ないのよ」ヤレヤレ

にこ「んぐっ! アンタには言い返せないのが悔しい……」

真姫「ふふん」ドヤッ!

にこ「ドヤ顔してないで、次はどのカプにするのよ?」

真姫「にこちゃんさ、さっきから思ってたけど結構ノリノリよね? 正直さっさと帰っちゃうと思ってたわよ」

にこ「そ、それは……、真姫ちゃんが……いるし」モジモジ

真姫「あ、マイナーじゃないし、にこまきはNGよ」

にこ「」

真姫「次のターゲットは【のぞりん】よ!」

にこ「のぞりんねぇ。確かに王道ではないけど、マイナーって感じがしないわね」

真姫「いい所に気づいたわね。確かに希と凛は同じリリホワ姉妹だし、絡みも少なくないわ」

真姫「でも希と凛のツーショットって中々無いのよ。リリホワだとでは海未が入ることが多いし、ワシワシの時も3馬鹿セットだったしね」

真姫「のぞりんって言うと、ドラマCDの安っぽいドロドロドラマ風漫才がいい例かしら?」

にこ「ヒシッって終わるヤツね」

真姫「そうそう。けど、あれってギャク要素がかなり強いし、やっぱり物足りないのよねぇ」

真姫「っていうか、そこまで極端なマイナーに拘らなくてもいいかなーって」

にこ「無駄に色々考えてんのね」

真姫「この天才な私が何も考えずに行動するわけないでしょう? もっと褒めても――」

ピンポンパンポーン 西木野真姫さん。至急、理事長に来てください。繰り返します――

真姫「」

にこ「自業自得よ」

(・8・)1時間後(・8・)

真姫「まったくー、嘘の放送流したくらいであんなに怒るかしら普通ー。だいたい、私は放送部員に頼んだだけで、悪いのは放送部員よ!」プンプン

にこ「純度100%でアンタが悪いわよ」ハァ

真姫「そうだ、希と凛はどうしたのよ?」

にこ「私たち以外は屋上よ。とっくに練習始まってる時間なんだから」

真姫「そっか、ちょっとくらい遅れても問題なし!」

にこ「でも、屋上には私たちを除いてμ’sメンバーが揃っちゃってるのよ。今度は希と凛から残りの5人を引き離すつもり?」

真姫「うーん。それも考えたんだけど、面倒だし今回はこのままでいきましょ」

にこ「このままって……、出来るの?」

真姫「なに言ってるのよ、練習の時には最高のきっかけが作れるじゃない!」

にこ「?」

真姫「二人組よ!!」

真姫「ごめん。遅れちゃったわ」ガチャ

穂乃果「真姫ちゃんとにこちゃんだ! 二人とも遅いよーっ」

にこ「悪かったわね」

穂乃果「私と海未ちゃんの直後に理事長に呼び出されてたから心配したんだよー?」

海未「そうですよ。真姫はともかく、にこ! あなたは何してたんですか!」

にこ「いや、私は真姫ちゃんのせいで――」

海未「人のせいにするんですか? 罰として、にこは筋トレ3倍です!」

にこ「」

真姫「ドンマイ」ポン

絵里「二人も来たことだし、二人組を組んで柔軟運動をしましょ」

海未「そうですね。それでは、各自二人組を組んでください!」

にこまき「いきなり来たっ!!」

(・8・)10分前(・8・)

真姫「いい? とにかく希と凛で二人組を組ませるわよ」

にこ「だから、どうやって組ませんのよ?」

真姫「簡単なことよ。毎回のパターン通りなら、凛は花陽と、希は絵里と組むはずよ。なら――」

にこ「――花陽と絵里を先に押さえる」

真姫「そゆことね♪」

にこ「なら、私は花陽を狙うわ」

真姫「てことは、私は絵里ね。私の完璧な計画なんだから、失敗しないでよね!」

にこ「分かってるわよ」

(・8・)(・8・)(・8・)

真姫(とにかく、先手必勝!)

真姫「絵里! 私と――」

絵里「ことり! 今日は私と組まない?」

ことり「うん! 喜んで!」

真姫「」

にこ「花陽、私と組みなさい」

花陽「にこちゃんと? うん。よろしくね」

真姫(ことりと絵里がさっきまでイチャついてたことをスッカリ忘れてたわ。まぁ、結果的にのぞえり回避してるし、いいわよね?)

真姫(あとは希と凛が組んでくれれば!)

凛「かよちんはにこちゃんと組むのかー。じゃあ凛は希ちゃんと組むにゃー!」

希「ウチと? たまにはこの組み合わせも楽しそうやね!」

真姫(オッシャアアア!!)ガッツ

海未「穂乃果は私と組みますか」

穂乃果「うん!」

真姫「……あれ?」ポツーン

今日はここで終わりにします

思ったより中身のないエロになってしまいました……

申し訳ないですが、のぞりん以降もこんな感じで書き溜めてます

続きはまた明日にしまーす

真姫(よく考えたら、ことりと絵里は勝手にいい展開に転がってくれたけど、希と凛じゃ何も起こらずに終わっちゃいそうね……)

真姫(柔軟が終わるまでに私から仕掛けるしかないわね!)

凛「うわーっ、希ちゃんの体柔らかいにゃー。ほぼ180度開脚してるよ!」セナカオシ

希「ふふんっ。元々ウチは体は柔らかいんよ。それに、毎日きっちり柔軟運動してるからね!」

希「さ、ウチは十分やから、今度は凛ちゃんが柔軟する番や」

凛「あー、り、凛は昼休みにかよちんと柔軟したから大丈夫だよ! ねっ、かよちん?」

花陽「えっ? 凛ちゃん、昼休みは真姫ちゃんとカバディやってなかったっけ?」

凛「か、かよちーん!! そこは空気を読むにゃーっ!」

希「うーん? 何やら怪しいなぁ。凛ちゃん、なんか隠しとるやろ?」

凛「にゃっ!? な、何も隠してないよ?」

希「嘘。目、逸らしとるやん、……凛ちゃん、ちょっと脚開いてみ?」

凛「うぅ……、もう隠せないよぉ」カイキャク

希「いや、限界まで開いて欲しいんやけど?」

凛「これが限界にゃ」

希「……見事な直角やね?」

凛「三角定規にゃ!」

希「……」グググ

凛「いたたたたっ!? そんなに押されたら全身千切れちゃうにゃあっ!!」

希「そうとう重症やね。脚が開かないだけじゃなくて、前にも倒れなくなってるやん」

凛「いやーっ、凛は元々、体は固いから――」

希「この前までは出来てたはずだよ? さては柔軟運動をサボってたんやなぁ?」

凛「ヒイッ! ご、ごめんなさいぃーっ」

希「ワシワシワシワシッ!」

凛「いにゃあああっ!! 許してにゃあああっ!」ジタバタ

真姫(ふう。ワシワシも見れたところで、そろそろ私から仕掛けようかしら)

真姫「凛、あなた柔軟も出来なくなっちゃったのね」クスクス

凛「むっ、真姫ちゃんこそ、一人余り物になっちゃって寂しくなったのかにゃあ?」

真姫「ぐっ!(この天然毒舌娘めっ! 痛いところを……)」

凛「どうしてもって言うなら、3人でやってもいいんだけどなぁ」

真姫「よ、余計なお世話よ! それより、股関節を柔らかくする、とっておきの方法があるんだけど?」

凛「っ!? 教えて欲しいにゃ!」

希「へぇー、そんな方法があるんや」

真姫「ええ。凛、あなた最近ついてないんじゃないかしら?」

凛「な、なんで知ってるの!?」

希「そうなの? 例えばどんな事が?」

凛「楽しみにとっておいたお弁当のオカズが、いつの間にかなくなってたり、授業中にやたらケシカスが飛んできたりするんだにゃ」

凛「それに、さっき二年生の教室の前を通ったとき、大量の血まみれティッシュを見つけちゃったんだにゃ!!」

希「そ、それは不気味やね……」

真姫(ま、ほとんど私のイタズラだけどねっ。けど、血まみれのティッシュは誰のイタズラかしら……?)

凛「でも、それは柔軟には関係ないんじゃないの?」

真姫「甘いわね。股間は悪運が溜まりやすいスピリチュアルな部分なの」

希「……スピリチュアルっ!?」

真姫「つまり、その股間に溜まった悪運を取り払えば、凛の股関節は再び柔らかくなるはずよ!」

凛「な、なんだか色々おかしい気がするなぁ……」

真姫「方法は簡単よ。他の人よりちょっと運がいい人にマッサージしてもらえばいいの」

凛「マ、マッサージ?」

真姫「あーあ。どこかのラッキガールさんがマッサージしてくれれば一発なんだけどなー」チラッチラッ

希「う、ウチが凛ちゃんの股間をマッサージするってことっ!?///」

凛「えええっ!? は、恥ずかしいにゃーっ///」

真姫「大丈夫よ、局部を触れって言ってるんけじゃないんだから。あくまでも内腿の付け根よ」

凛「そ、そもそも、そんな方法で体が柔らかくなるわけないよ!」

真姫「それがなるのよ。私とにこちゃんも、そうやって柔らかくなったんだから!」

にこ「やってねーよ」

希「だからって、そんな恥ずかしいこと、ウチには、無理やっ!!」

真姫「よく言うわね。希はさっきまで、凛の胸を揉みまくってたじゃない」

真姫「それとも、胸はよくても、股間を触るのは意識しちゃうのかしら?」ニヤニヤ

希「なっ!? やるに決まってるやんか!!」

凛「やるの!?」

真姫「マッサージは希がやりたいようにやればOKよ(冷静さを無くした希なんて、いつもの私以上にチョロいわね♪)」

希「凛ちゃん! 脚開いて!」

凛「で、でも……///」

希「凛ちゃん。ウチは凛ちゃんを悪運から救ってあげたいんや。信じてくれないかな?」

凛「希ちゃん……、うん! 分かったよ」カイキャク

希「さ、触るよ?///」

凛「う、うん///」

サワッ

凛「んっ、……ふぅ///」ピクッ

希(り、凛ちゃん、こんなエロい声もでるんやな///)

希(とは言ったものの、どうやったらええんやろか。真姫ちゃんはウチの好きにやれって言ってたけど……。取り合えず、軽めに指圧しようかな?)グッグッ

凛「うにゃっ!……んぅ///」

希(凛ちゃんが昔のままの練習着ならよかったんやけど、今はこれやからなぁ……)グッグッ

希(かなり際どい場所を直接触ってるやん!!///)グッグッ

凛「の、希……ちゃん、もうちょっと……優しくぅ」

希「ご、ごめん! 痛かった?」

凛「い、痛くはないにゃ! ただ……」

凛(刺激が凛のアソコまで届いちゃってるんだにゃ!!///)


真姫「……」ドクドク

希(あ、アカン! こっちが変な気持ちになりそうや///)グッグッ

凛「んぅっ……ぁ///」

希(凛ちゃん、必死に声を堪えてる……。可愛いなぁ)

真姫『マッサージは希がやりたいようにやればOKよ』

希(真姫ちゃんがあんなこと言うから、気持ちがうまく抑えられないよ!)

凛「んはっ……、の、希ちゃん……」

希「ど、どうしたん?(上目遣いなんて反則やーっ!)」

凛「どうしよう……、凛、気持ちいいにゃあっ///」

希「っ!?」ドキッ

希「……凛ちゃんごめん。ウチ、もう我慢できそうにないんよ」スッ

凛「の、希ちゃん!? そこは……っ!!///」

希「し、下着の上からだからっ……それでも、……嫌?」

凛「で、でも……」

希「凛ちゃんが嫌なら、ウチはやらないよ。……でも、ウチは凛ちゃんのいやらしい姿が……見たいな?」

凛「あぅ……、希ちゃんなら……いいにゃ///」

希「ありがとう///」グニグニ

凛「あっ、……んんっ!(いままで焦れてた反動か、気持ちよすぎるっ)///」

希「凛ちゃん……、下着ビショビショやん」ボソッ

凛「あぅ……、恥ずかしいにゃっ……ぁんっ!///」

希(あ、……この小さな膨らみって……、ちょっとなら触って平気だよね?)グニッ

凛「んぅっ! ああぁぁああっ!!!///」ビクンビクン

希「ヤバっ!?///」

海未「り、凛!? どうしたのですか?」

穂乃果「急に大きい声出すなんて、どこか痛いのかな?」

真姫(あーあ。やっちゃっわね)ブシー

凛「ふにゃ……」ボーッ

希「り、凛ちゃんなら大丈夫や! ちゃっと、ウチが強く押しすぎちゃっただけで!」

海未「そうだったのですか。気を付けなくてはダメですよ? 柔軟運動は、少し間違えたら筋を切ってしまいかねないですから」

希「き、気を付けます……」

凛「の、希ちゃんってば、酷いよぉ……。急にあんなところを刺激するなんて」ハァハァ

希「ご、ごめん。でも凛ちゃん」

凛「にゃ?」

希「イった時の凛ちゃん、すごく可愛かったよ?」ボソリ

凛「なっ……っ!?/// そんなこと言わなくていいにゃーっ!!」ポカポカ

希「あはは、ところで体は柔らかくなったん? 真姫ちゃんの言われた通りにはやったはずだけど?」

凛「なるわけないよ!! 真姫ちゃんに騙されたんだにゃ!!」

真姫(そもそも、あんな嘘で騙せるとは思わなかったわよ……)

希「それなら、今後の凛ちゃんは体を柔らかくするする特訓やね」

凛「な、なら……、凛は希ちゃんに手伝って欲しいにゃ……///」

希「ウチに……? よし! 一緒に頑張ろうね!」

凛「やったにゃー! なら、凛は明日希ちゃんの家に遊びにいくにゃ!」

希「あ、明日!? 張りきり過ぎやないの?」

凛「でも明日は土曜日だし、練習も休みでしょ? 凛は希ちゃんと過ごしたいよ!」

希「なら、明日はウチとマンツーマンで特訓やね!」

凛「でも、またエッチなことしたら怒るよーっ?」

希「し、しないよ! 今日のは一時の気の迷いだって!」

凛「まあいいや、明日は約束だらね!」

希「うん。楽しみに待っとるよ♪」

真姫(今回は思ったより過激なのが見れたわね。いい目の保養になったわ)ツヤツヤ

真姫「にこちゃん! 次のカプを狙うわよ!」

にこ「はぁ!? また私に付き合わせる気ぃ?」

真姫「当然よ! さっきはティッシュ係がいないせいで、私の練習着が血まみれになったんだから!」

にこ「いや、ティッシュ係なんて担った覚えないし……」

真姫「にこちゃんがいないと寂しいのよ。一人で興奮してても馬鹿みたいじゃない」

にこ「私がいても馬鹿だったから、安心して平気よ」

真姫「とにかく、次のターゲットよ!」

にこ「残った人物を見る限り、【うみぱな】でもやるんでしょ?」

真姫「いや、次のターゲットは穂乃果よ!」

にこ「穂乃果!? あのカップリング王にマイナーカプなんてあんの?」

真姫「まぁ結論から言うと、カプは【ほのぱな】なんだけどね」

にこ「ほのぱなねぇ……。確かに王道ではないけど、ほのぱなはダイエット回も含めて、絡みは少なくないと思うけど……」

真姫「そこはのぞりんと同じよ。それにググれば分かるけど、イラストしかり、ssしかりで、ほのぱなは二次創作物が致命的にないわね」

にこ「ググるとか言うんじゃないわよ……」

真姫「ま、穂乃果はカップリングの組みやすさは最強だけど、実際に組まれているとは限らないってことよ。そもそも、穂乃果と絡みの少ないキャラを探せって方が無理な話よ」

にこ「ふーん。で、今すぐ仕掛けんの?」

真姫「いや、練習が終わってから仕掛けようと思ってるわ。私は一旦屋上を抜けるけど、その間に、にこちゃんには穂乃果と花陽が側にいるようにして欲しいの」

にこ「まぁいいけど……、それだけでいいの?」

真姫「ええ。あとは私がやるわ」

海未「そこの二人!! お喋りしてないで、次はダンス練ですよ!」

にこまき「「はーい」」

イッチニ サンシー ゴーロク シチハチ

海未「はい! 今日はここまでにしましょう!」

穂乃果「ふぃーっ、やっと終わったー」

ことり「穂乃果ちゃん、お疲れさま♪」

絵里「」ガーン

ことり「絵里ちゃんも、お疲れさま?」

絵里「えへへ」テレテレ

海未「絵里、どうしたのでしょうか?」ヒソヒソ

穂乃果「ポンコツをこじらせちゃったのかな……?」ヒソヒソ

真姫「私ちょっと自販機で飲み物買ってくるわね」

穂乃果「なら私も行くー」ピョン

真姫「穂乃果たちはここで待ってて! 私一人で皆の分も買ってくるから!」

穂乃果「え、でも……」

海未「さすがにそれは真姫に悪いですよ。私も一緒に――」

真姫「いいからっ! ここで待ってて!」ガチャッ

海未「あっ」

穂乃果「行っちゃったね……」

にこ(さて……、ここから穂乃果と花陽を合わせるのよね)

にこ(予想はしてたけど、絵里とことり、希と凛でくっついてるわね)

花陽「……」キョロキョロ

にこ(やっぱり花陽は孤立しちゃってる……ならっ!)

にこ「海未ー、ちょっといい?」

海未「にこ? 構いませんが……」テクテク

にこ(よしよし、これで孤立は穂乃果と花陽。
ここから穂乃果の性格を考んがえれば――)

穂乃果「花陽ちゃーんゲーット!!」ダキツキ

花陽「ひゃああっ!? ほ、穂乃果ちゃん!?」

にこ「ふっ、完璧ね」ドヤア

海未「何が完璧なんですか?」

にこ「はっ! い、いや、海未はやっぱり完璧だなーって思ってたのよ!」

海未「私が完璧……ですか? 例えばどの辺が?」

にこ「どこがって……、アレよ!」

海未「アレ?」

にこ「あの、何とかシュートッ!! ってやつ!」

海未「あなたは最低です!!」バチーン!

にこ「ぶへっ!?」ドサッ

真姫「お待たせーっ、……何でにこちゃんが倒れてんのよ」

海未「気にしないでください」

真姫(にこちゃん、よくわかんないけど使命は達成してくれたようね)

にこ「」

ことり「でも、やっぱり奢りなんて悪いよぉ……」

真姫「いいのよ。こういうのは素直に受け取ってくれないと逆に気分が悪いのよ!」

希「真姫ちゃんもこう言ってるし、素直にご馳走になっちゃってもええんやない?」

ことり「そうだね! 真姫ちゃん、ありがと♪」

真姫「いいっていいって」

絵里「……」ムーッ

真姫「さ、今から飲み物配るけど、実は4本ずつの2種類買ってきたのよ」

花陽「何と何を買ってきたの?」

真姫「コーラとお茶よ」

絵里「また微妙な組み合わせね……」

凛「うーん、あまーいコーラも飲みたいけど、さっぱりお茶も飲みたいなぁ」ムムム

真姫「それなら簡単! コーラを飲む人はお茶を飲む人と、お茶を飲む人はコーラを飲む人と飲み合えばいいのよ♪」ニヤリ

ことえりのぞりん「!?」ハッ!

真姫「私は奢った者の権限でコーラを選ばせて貰うわ。あとは好きに選んでいいわよー」

絵里「こ、ことりっ! 私はコーラにするわよっ///」コーラ

ことり「ふ、ふーん。な、なら私はお茶にしようかなーっ///」オチャ

凛「希ちゃん……。凛はコーラにするから、希ちゃんはお茶にしないかにゃ?」コーラ

希「ええよ♪ 一緒に飲もっか」オチャ

真姫「残ってるのはお茶が2本に、コーラが1本よー」

穂乃果「私はお茶にしようかなー」オチャ

花陽「わ、私も――」オチャ

海未「あっ、……あの」

真姫「どうしたの? 海未」ニヤッ

海未「図々しいとは思いますが……。私は炭酸が苦手なので、お茶を譲って頂けませんか……?」

真姫「そういえばそうだったわねー。でも私はコーラだから交換できないなー」チラッ

花陽「あ、なら私と交換しよっ? コーラも好きだし♪」

海未「あ、ありがとうございます! 我が儘言ってすみません……」

花陽「いいよいいよ、気にしないで?」

穂乃果「なら、花陽ちゃん! 私とちょっとずつ飲み合おうよーっ」

花陽「え? うん!」

真姫(キタアアアアアッ!)

にこ「……いや、何で8本しか買ってないのよ。そして何で誰も突っ込まないのよ……」グスン

真姫「はい、にこちゃん」つオチャ

にこ「え?」

真姫「まったく! にこちゃんがバテてるから、とっさにお茶を1本隠しちゃったじゃない」

にこ「私の分も買ってくれたの!?」ブワッ

真姫「当たり前でしょ、さすがにハブらないわよ……」

にこ「って事はにこまき……っ」

真姫「それはNG」ビシッ

にこ「チッ」

真姫「さあっ、ほのぱなの時間よ!」

穂乃果「ゴクゴク……ッ、ぷはーっ! 美味しいねぇ♪」

花陽「ゴクゴク、ふぅ。コーラも美味しいよっ」

穂乃果「よーし、じゃあ花陽ちゃんのコーラ頂きいっ!」

花陽「ふふっ、はい、どうぞ」

穂乃果「ングッングッ……ッ、ーーッ! ゴホッゴホッ、ハァハァ」

花陽「ほ、穂乃果ちゃんっ、……大丈夫?」

穂乃果「えへへ、やっぱりコーラは勢いよく飲むとキツイね」

花陽「炭酸だもんね、私も初めて飲んだときは喉が痛くて泣いちゃったなぁ」

穂乃果「へぇーっ、まるで海未ちゃんみたい!」

花陽「海未ちゃん?」

穂乃果「うん。海未ちゃんは炭酸飲むとプルプルッて震えて涙目になっちゃうんだよ!」

穂乃果「しかも、小さい頃の話じゃないんだよ? この前だって、騙して炭酸を飲ませたときにプルプルーッて――」

花陽「なんだか、いつもの凛々しい海未ちゃんからは想像できないなぁ……」

穂乃果「ぎゃっぷってやつだね! あ、穂乃果のお茶もどーぞっ♪」

花陽「ありがとう! ゴクゴク……」

穂乃果「……ゲフッ」

花陽「!?」プルプル

穂乃果「あ、あはは、炭酸飲んだから、つい出たゃったよ///」

花陽「よ、よくあるよね……(お茶を吹き出すところだった……)」

穂乃果「花陽ちゃんはゲップでないの? 我慢?」

花陽「いや、別に我慢してるわけじゃ……」

穂乃果「私だけ恥ずかしいのも嫌だなぁ……。よしっ、花陽ちゃんも一緒にだそう!」

花陽「ええっ!?」

穂乃果「食らえっ! 背中トントン攻撃ーっ」トントン

花陽「うひゃあっ!? 誰か助けてーっ!」

プチッ

穂乃果「あれ? なんの音?」

花陽「あ、あぅ……///」

穂乃果「ま、いっか! トントン攻撃続行!」トントン

花陽「ほ、穂乃果ちゃん! ず、ずれちゃうよぉっ///」

穂乃果「なかなかでないなぁ。なら、希ちゃんみたいに前を攻撃だあーっ」ワシワシ

花陽「だ、ダメえーーっ///」

穂乃果「……あ、あれ? 想像以上にダイレクトな感触が……」

花陽「ーーッ!!///」ダッ

穂乃果「は、花陽ちゃん!? ま、待って!」ダッ


真姫「私たちも追うわよ!」ダッ

にこ「へいへい」ヨッコイセ

穂乃果「花陽ちゃーんっ、待ってよぉー!」

穂乃果(あ、トイレに入っちゃった……)

穂乃果「と、とりあえず私も入ろう」

穂乃果(ひとつだけ閉まってる個室があるし、花陽ちゃんはそこだよね……?)

花陽『……』スルスル

穂乃果(衣擦れの音がする……、もしかして、私がどこか引っ掻いて怪我させちゃったのかなぁ……)アタフタ

穂乃果「は、花陽ちゃーん?」

花陽『ほ、穂乃果ちゃん!? そこにいるの!?』

穂乃果「う、うん。あのっ! ごめんなさいっ!」

花陽『え? あ……』

穂乃果「あんなことされて嫌だったよね……。私、つい調子に乗っちゃって……」

花陽『ううん。気にしてないから大丈夫だよ?』

穂乃果「もしかして私が怪我させちゃった!?」

花陽『け、怪我なんてしないよ!』

穂乃果「ならよかったぁ。けど、やっぱり私が花陽ちゃんに何かしちゃったんだよね……?」

花陽『……』

カチャッ

穂乃果「ん?」

花陽「は、入って……」

穂乃果「ええっ!?」

花陽「だ、大丈夫! 着替えに使ってるだけだから!」

穂乃果「わ、分かった!(それでも、人が使ってる個室に入るのは変な感じだなぁ……)」

パタン


真姫「よし、隣の個室に入るわよ。言っとくけど、絶対に音はたてちゃダメよ?」ワクワク

にこ「分かってるわよ……」

穂乃果「えーと……」

花陽「あ、あんまり見ないで……///」

穂乃果(これって、いわゆる手ブラ状態だよね!? な、なんでー?///)

花陽「そ、その……、穂乃果ちゃんが背中を叩いた時にブラが外れちゃって……///」

穂乃果「あ、そういうことだったのか……」

穂乃果「私、ちょっとふざけ過ぎたよ。本当にごめんね!」

花陽「もう気にしてないから……、だからもう謝らないで?」

穂乃果「う、うん」

花陽「でも、やっぱり少し恥ずかしいね///」

穂乃果「そ、そうだね……(少しってもんじゃないよ! 狭いから二人ですごく密着してるし、花陽ちゃんのいい香りが……ってイカンイカン)///」

花陽「穂乃果ちゃん……、お願いが、あるんだけど……」

穂乃果「な、なにかな?」

花陽「ホックが少し歪んじゃったみたいで、私じゃ後ろ手で付けられなくて……」

穂乃果「あ、うん。元々は私か原因だし、そのくらいやるよ」

花陽「お、お願いします///」

穂乃果「うわぁ、さっき揉んだ時も思ったけど、花陽ちゃんの大きいなぁ///」

花陽「恥ずかしいよぉ///」

穂乃果「あれ? って事は、私はノーブラ状態の花陽ちゃんの胸を……」

花陽「あぅ……///」

穂乃果「ど、道理で……。すごく気持ちよかったから……」

花陽「えっ?」

穂乃果「花陽ちゃんの私のより大きくて、すごく揉み心地が……わ、私ったら、なに言ってるんだろうねっ///」

花陽「そんなに……よかったの?」

もう少し書くつもりでしたが、アクシデントがあったので今回はここまでで、また明日来ます

中途半端ですみません……

あと、カプを要望して下さった方も、期待に応えられずに申し訳ないです

では、おやすみなさーい

穂乃果「ま、まぁ……」

花陽「もう一回……、揉みたい?///」

穂乃果「ええっ!?」

花陽「穂乃果ちゃんなら……、いいよ」スッ

穂乃果「花陽ちゃん!?(あわわっ、私の手が花陽ちゃんの胸に……)///」

花陽「指……、動かしていいよ?///」

穂乃果「……本当にいいの?」

花陽「……///」コクン

穂乃果「じゃ、じゃあ、いくよ?」モミッ

花陽「ぁ……っ///」ピクッ

穂乃果(うわぁ。服の上からでも柔らかいと思ったのに、服が無くなるだけでもこんなに違うなんて……)モミモミ

穂乃果(しかも花陽ちゃんの肌はスベスベだし、少し力をいれるだけで、こんなに指が沈みこんじゃう///)ムニッ

花陽「ほ、穂乃果ちゃん……っ、き、気持ちいい……?」

穂乃果「うん、すごいよ……。それに花陽ちゃんのこんなに大きいのに、心臓の鼓動が手に伝わって……」モミッモミッ

花陽「ひぁ……っ! んっ……///」ピクッピクッ

穂乃果「でも、気持ちいいのは私だけじゃないでしよ?」ピタッ

花陽「……ぁ、え?」

穂乃果「花陽ちゃんも、気持ちいいでしょ?」ピンッ

花陽「ぁんっ! そ、そこは……ぁ///」

穂乃果「ここ、すごく固くなってるよ?」クリクリ

花陽「それはぁ……、ぁあっ!///」ビクン

穂乃果「花陽ちゃん……、言ってみて?」

花陽「ぅう……、気持ちよく……なっちゃいました……///」


真姫「……」ドクドク

にこ「……」

真姫「……」ドクドクドク

穂乃果「えへへ、意地悪してごめんね? でも二人で気持ちよくなれてるって、なんだか嬉しいなぁ///」

花陽「穂乃果ちゃん……///」

穂乃果「これはご褒美だよ」ペロッ

花陽「ひゃうっ!!」ビクッ

穂乃果「ん……、ちゅっ……」ペロペロ

花陽「んんっ! あっ!(穂乃果ちゃんの舌、温かいよぉ……。それに唾液が絡んだ舌に舐められると、気持ちよすぎて……っ!)」ビクッビクッ

穂乃果(花陽ちゃん、ほんのり汗の匂いがするなぁ。なんだか、もっと興奮してきちゃった……)

穂乃果「花陽ちゃん……、もっと触りたい……///」

花陽「うん……、私も触ってもらいた――」

海未『穂乃果! 花陽! 大丈夫ですか!?』ドンドン

ほのぱな「「!?」」ビクッ


真姫「チッ」

にこ「聞こえるわよ」

穂乃果「う、海未ちゃん……、どうしたの?」

海未『どうしたのって、二人が突然屋上を飛び出したのではないですか。そんなことをされれば、さすがに探しに来ますよ……』

花陽「そ、そうだよね。ごめんなさい……」

海未『!! そもそも、どうして穂乃果と花陽の声が同じ個室から聞こえてくるのですか!?』

花陽「」

穂乃果「ち、違うのっ! 決してエッチことをしてたわけではなく……」

花陽「ほ、穂乃果ちゃん……、墓穴だよぉ」

海未『トイレに入ってから、妙に花陽の艶かしい声がすると思ったら……、あなたたち……』

穂乃果「だから違うって! 花陽ちゃんのブラのホックが歪んじゃったから、穂乃果が付けてあげたんだよぉ!」

海未『……』

穂乃果「し、信じてよぉ」

海未『分かりました。あなたたちを信じましょう』ハァ

穂乃果「!! ありがとっ!(まぁ、嘘は言ってないよね)」

海未『それで、まだ出てこられないのですか?』

花陽「う、うん。これから付けてもらうから……」

海未『分かりました、私は屋上に戻ってますね』スタスタ

穂乃果「心配かけてごめんね……?」

海未『まったくです、次やったらトレーニング3倍ですからね?』

花陽「さ、3倍……」

穂乃果「……」

花陽「……」

穂乃果「……海未ちゃん、行ったかなぁ?」

花陽「……たぶん」

穂乃果「ふいーっ、バレたらどうしようかと思ったよー」

花陽「うん、私も心臓がドキドキしちゃった……」

穂乃果「あ、ほんとだーっ」ムニッ

花陽「穂乃果ちゃーん?」ジトー

穂乃果「あはは、つい……。でも、うまく騙せてよかったね!」

花陽「な、なんだか言い方が良くない気がするけど…… 」

穂乃果「気にしない気にしない! じゃあそろそろ戻ろっか!」

花陽「そ、その前に……付けてよぉ」

穂乃果「あ、そうだった」

パチン

穂乃果「はい、付いたよ!」

花陽「ありがとう」

穂乃果「でも、これはもう使えないよね……」

花陽「まぁ、仕方ないかなぁ」

穂乃果「この分は弁償するよ!」

花陽「そ、そんな弁償なんていいよ! たかが下着一枚だよ?」

穂乃果「でも、やっぱり私がふざけたせいだし……。このままじゃ私の気も済まないよぉ」

花陽「うーん」

穂乃果「じゃあさ、明日一緒に買いに行こうよ! たまにはいいでしょ?」

花陽「し、下着を一緒に買うの!? 恥ずかしいなぁ……」

穂乃果「下着だけじゃないよ! 他にも花陽ちゃんと一緒にお買い物したいなっ♪」

花陽「あ、楽しそう……」

穂乃果「でしょでしょ? 決まりっ!」

花陽「うん! 楽しみにしてるね!」

穂乃果「よし、とりあえず戻ろ!」ガチャッ

真姫「狙ってた展開とは違ったけど、満足ね♪」

にこ「やれやれ、これにてマイナー作戦は終りね」フゥ

真姫「なに言ってるのよ? まだ海未が残ってるじゃない」

にこ「は? もう海未と私たちしか残ってないわよ」

真姫「そうよ」

にこ「ってことは【うみにこ】ね」

真姫「え? 【うみまき】だけど?」

にこ「はぁ!? そこは私でしょ!!」

真姫「そしたら私が余っちゃうじゃない!!」バンッ

にこ「うみまきだと私が余るんだけどなぁ……」

真姫「にこちゃん、μ'sは何人?」

にこ「9人」

真姫「9は偶数? 奇数?」

にこ「……奇数」

真姫「つまりそういうことよ」

真姫「海未には、練習が終わったら音楽室に行くように頼んであるわ。多分もう来てるし、私も行くわね」

にこ「本当にうみまきをやるのね……」

真姫「こっからは、いつものツンデレ真姫ちゃんでいくわよ!」

真姫「あ、あとうみまきを撮影しといてね?」

にこ「もう帰りたい……」

今日はこれで終わりです

にこちゃんのカプを期待してた方はすみませんっ

出来れば明日のうみまきで締めたいと思いまーす

申し訳ないです!

予定が入ってしまい、今夜中は厳しくなってしまいました

明日中には必ずうみまき終わらせますので、お許しください

ガラッ

真姫「お待たせ、待たせちゃった?」

海未「いえ、私も今来たばかりですので」

真姫「ならよかったわ」

海未「ところで、どうしたのですか?」

真姫「うん、ちょっと作曲がうまくいかなくて……、作詞した海未に助言を貰いたいなーって」

海未「私が助言ですか……? ふふっ、真姫にしては珍しいですね」

真姫「べ、別にいいでしょっ! ライブも近いし、意地張ってる場合じゃなくなったのよ!」

海未「頼ってくれるは嬉しいですが、私は作曲に関しては全くの素人ですし、期待するような助言はできないと思いますよ?」

真姫「そんなに本格的な助言は最初から求めてないわ。なんとなくの感想程度のもので十分よ」

海未「感想と言われても……、ピアノに置いてあった譜面は未完成のようですが……」

真姫「うぐっ! 海未に会うまでは仕上げるつもりだったのよ……」

真姫「けど、どうしてもイメージが湧かなくて……、ああーっ! イライラするっ!!」バリバリ

海未「真姫っ! そんなことしたら髪に悪いですよ?」

真姫「だってぇ」

海未「真姫の髪はこんなに綺麗なんですから、傷ついたら大変ですよ」サラッ

真姫「ひゃっ!! なに触ってんのよ!」

海未「あっ、すみません……つい」

真姫「まったく……。だいたい、髪なら私のより海未のほうが綺麗よ」

海未「そんなことはないと思いますが……」

真姫「そんなことあるわよ。こんなに長い髪をここまで綺麗に手入れするには、相当時間かけて手入れしてるんでしょ?」

海未「まぁ、そこそこの時間はかけてますね」

真姫「そりゃそうよね。手間なしでこの髪なら嫉妬してたわ」サラサラ

海未「真姫も触ってるじゃないですか」

真姫「お返しよ」サラサラ

海未「……」

真姫「……」サラサラ

海未「……まだですか?」

真姫「……まだ」サラサラ

海未「……」サラサラ

真姫「……なんでまた触ってんのよ」サラサラ

海未「……仕返しの仕返しです」サラサラ

真姫「……イミワカンナイ」サラサラ

海未「……そろそろやりませんか?」

真姫「なにを?」サラサラ

海未「作曲です」

真姫「……そうね」

真姫「じゃ、とりあえず弾いてみるから聞いてよ」

海未「あ、はい」キョロキョロ

真姫「……なに探してんの?」

海未「いえ、椅子に座ろうと思ったのですが……」

真姫「音楽室の椅子は全部体育館よ。ほら、昨日の集会で一年生が使ってたでしょ?」

海未「そういえば……。では、私は床に座りますね」

真姫「ちょっと、そんなの私がイヤよ」

海未「ですが……」

真姫「……ん」ポンポン

海未「そ、その椅子に私も座るのですか!? それでは真姫が座れる場所が狭くなってしまいますし、演奏しづらいですよ」

真姫「別にいいわよ。背中合わせで座ればそんなに狭くないし。そもそもピアノを弾くときは浅く座るもんなのよ」

海未「では遠慮なく」ストン

――♪ ――♪♪

真姫「ま、こんなもんね」

海未「久しぶりに真姫の弾き語りを聞きましたが、流石ですね」

真姫「わ、私の話はいいのよっ! 曲の感想はっ?」

海未「あ、えっと……」

真姫「正直に言っていいのよ。じゃないと意味ないんだから」

海未「……もちろん今の曲も素晴らしいのですが、私が作詞してたときのイメージとは、なんとなく違うような……」

真姫「やっぱりそう思うわよね……、私もどうも納得のいくものが作れないのよ」

海未「やはり、詞がダメなのでしょうか……」

真姫「なんでそうなるのよ。なんでも責任を背負われるのは、気分のいいものじゃないわよ」

海未「あ、いえ、そうではないのです。だだ今回の歌詞は……」

海未「……二曲目のラブソングではないですか」

真姫「……」

海未「スノハレの時は希の願いもありましたし、作詞も作曲も皆で協力的し合いました。でも今回は……」

真姫「実質、私たち二人だけで作る、初めてのラブソングってわけね」

海未「はい……、私たちに恋愛経験はありませんし、スノハレも9人全員で意見を出し合ったから完成したと思うのです」

真姫「やっぱり、恋愛経験ない2人だけでは難しいのかしらね……」

海未「はい……。それに、今回の歌詞には私も生意気なフレーズを入れてしまいましたし……///」

真姫「なによ、その生意気なフレーズって?」

海未「い、いえ、気にしないでください!」

真姫「そんなわけにはいかないでしょ、教えてよ」

海未「か、歌詞を読めば分かりますっ!///」

真姫「分からないわよ! 教えてってば!」

海未「うぅ……、……です」

真姫「聞こえない」

海未「き、……す、……キスです!!///」

真姫「あ、ああ。確かにそんな言葉は入ってたわね……///」

海未「真姫は酷いです。こんな破廉恥な言葉を言わせるなんて……」

真姫「そんな大袈裟な……」

海未「やはり、キスしたことがない2人が、キスなんて言葉を使うのが間違いなのでしょうか……」

真姫「ちょ、ちょっと! なんで私までキス経験がないことになってるのよ!!」

海未「え? あるのですか?」

真姫「あ、それは……」

海未「恋愛経験もないのですから、キスもないですよね」フッ

真姫「カチン あ、あるわよ!!」

海未「はぁ……(真姫の悪い癖が出ましたね……、少しからかってみましょうか)」

海未「では、いったいどんな状況で、どんな人と、どんなキスをしたのですか?」

真姫「な、なんでそこまで……」

海未「キスの経験があるのなら、作曲の参考になるじゃないですか。それとも、恥ずかしくて言えませんか?」ニヤッ

真姫「なっ!? いいわ、教えてあげるわよ!!」

海未「ご教授願います」

真姫「ま、まず二人っきりの空間で……」

海未「ほうほう」

真姫「私と強く愛し合ってる人と……///」

海未「ほ、ほう……///」

真姫「かっ、絡み合うような……、深いキスを……///」

海未(う、嘘なんでしょうが、破廉恥です……///)プシュー

真姫「ど、どうよっ?///」

海未「ど、どうって……、嘘なのでしょう?」

真姫「う、嘘じゃないわよ!!」

海未「では、『誰』としたのですか?」

真姫「うっ……」

海未「誰ですか?」

真姫「うう……」

海未「やっぱり嘘ですか……(イジメ過ぎましたね、そろそろ――)」

真姫「……海未、こっち向いて」

海未「はい?」 クルッ

グイッ

海未(――あれ、どうしても真姫の顔がこんなに近くに……。それに、唇にある柔らかいものは……)

真姫「ぷはっ、キスの相手は……海未よ///」

海未(……っ!? わ、私は真姫にキスされたのですかっ!?///)

真姫「さ、さぁっ! これで作詞作曲ともにキスの経験者になったわね!!///」

海未「……」

真姫「う、海未……?(さ、さすがにキスはマズかったかな……? っていうか、私は海未のファーストキスを奪っちゃったのよね……。よく考えたらヤバいかもっ!)」

海未「……真姫、私が嫌いなもの知ってますか?」

真姫「さ、さぁ……?(やっぱり怒ってるーっ! ど、どうしよう……)」

海未「私が嘘が嫌いなんです」

真姫「え、嘘?」

海未「はい、さっきのはどんなキスでしたか?」

真姫「えっと……、海未の唇に……、優しく……///」

海未「真姫は深いキスしたと言いましたよ?」

真姫「あ……」

海未「さっきのでは……足りませんよね?」ニコッ

真姫「つ、つまり……?」

海未「……真姫」ズイッ

真姫「っ!?(ちかいっ!)///」

海未「……私に嫌われたくなければ、深ぁいキスをしてください」

チュッ

真姫「んんっ!?」

海未「ん……ちゅ……」ピチャッ

真姫(なんで海未からっ!?)

真姫「ふぁっ……、んぅ……(海未の舌が私の口の中に……っ!)///」

真姫(あぁ……、私の舌に海未のが絡み付いて……、キスってこんなに気持ちいいんだ……///)ピクン

海未「……ぁむ……ぅ」ピチャッ チュッ

真姫「……んんっ!(舌の裏側を舐められると……すごく気持ちいいっ)///」ピクッ

海未「……」プチュッ チュッ

真姫(わざと重点的にやってるわね……っ、気持ちよすぎておかしくなりそうっ!///)ビクッビクッ

真姫「……んぐっ(やば、ヨダレ垂れちゃいそう……///)」ピクッ

海未「……は……んぐっ」ジュルッ

真姫(あ……海未が吸って……、って今度は私の舌が海未の中にっ///)

海未「……ぁむ……ちゅ……っ」ジュルルッ ピチャッ

真姫「んんっ!(ダメっ……そんなに激しくかき混ぜられたらっ――)///」ビクッビクッ

海未「……ぷはっ……も、もう無理ですっ///」ハァハァ

真姫「ぷはあっ、……え? む、無理ってどういうことよっ!///」

海未「やっぱり恥ずかしすぎますっ!///」

真姫「は、恥ずかしいって……、私からするつもりだったのに、海未からしてきたんじゃない……///」

海未「そ、それは……悔しかったんです」

真姫「悔しかった?」

海未「実は真姫からキスされなくても、私からキスをお願いしようと思ってました。」

海未「ですが、真姫に唇を先に奪われてしまったので、つい怒ったフリをしてしまいました」

真姫「怒ったフリ……? てことはっ!」

海未「演技です。あのくらいのことで嫌いになるわけないでしょう? あいかわらずチョロいですね」

真姫「ぐぬぬ……」

海未「そのあとは真姫に深ーいキスをしてもらおうと思っていたのですが、真姫の涙目があまりにも可愛くて、私からしてしまったというわけです」

海未「……真姫のことはまさか、そんな……」


海未「それと同じことが、私にも、起きている、と?」


希「……うん」


希「海未ちゃんの身体は悪運で満たされている。きっと、それを放出しようとして、精液にも悪運が込められてるん、やね」



希「そして、その悪運が込められた精液を飲んだものは、精液を求めるようになる」



海未「……?」


希「精液を飲んだ人は、みんな海未ちゃんを求めてるやろ?」


海未「……確かに……ことりは……そういうことはしてきません……」





希「そういうこと――実は、ウチも、今おかしくなりそうなくらい海未ちゃんの精液が……欲しいんよ? はぁ……はぁ……」





海未「っ……」


希「……これはきっと、ウチの中に入り込んだ悪運が、より大きな悪運を求めてる証拠」




希「ウチは……海未ちゃんに償わなきゃいけない」


希「我慢出来なくなったら、ウチを好きなように使ってくれていいから。ウチは海未ちゃんの物やから」




希「ほら、道具を使うって考えれば……海未ちゃんの心も少しは……」

>>166の前に入れ忘れました。申し訳ないです……


真姫「ええっ!?///」

海未「出来ませんか? なら真姫なんて――」

真姫「や、やるわよっ、だから……」

真姫「嫌いに……ならないでよ」ウルッ

>>170

本当に申し訳ありません。
このスレを読んでいたら誤爆して、しまいました。


作者様、本当に申し訳ございませんでした。

>>172

お気になさらず♪

では続けまーす

真姫「ふんっ、自分がリードしてたとでもいいたいの?」

海未「まぁ、真姫の強引なキスよりはマシだったと思いますよ」

真姫「なら教えてあげる。海未のキスは……」

海未「……」ゴクッ

真姫「下手くそよ」

海未「……」(ノ∀`)フッ

真姫「ちょっと! なに笑ってんのよ!」

海未「負け惜しみですね」

真姫「はぁ!? なんでよ!」

海未「あんなに気持ちよさそうにしてたではないですか」

海未「特に舌の裏を舐めてあげたときはあんなに――」

真姫「うるさーいっ!/// だいたい、恋愛映画もまともに見れないお子様が、私に敵うわけないのよっ!」

海未「なっ!? なら真姫だって穂乃果に『可愛いっ!』って言われただけで赤面してたらしいじゃないですか!」

真姫「それなら海未だって――っ!」

海未「真姫だって――っ!」

(・8・)(・8・)(・8・)

海未「き、キリがありませんね……」ゼエゼエ

真姫「ならっ……、勝負するしかないわね……」ハァハァ

海未「いいでしょう……」

真姫「明日、私が呼び出す場所に必ず来なさい! そこで決着をつけるわよ!」

海未「望むところです!」

真姫「……」

海未「……」

真姫「とりあえず、今日は帰りましょ」

海未「そうですね」

(・8・)おまけ(・8・)

にこ「……撮影完了っと」

にこ「……」

にこ「……」

にこ「もしもし、高坂さんのお宅ですか? ……はい、穂乃果と同じμ'sの矢沢です。……いえ、穂乃果ではなく――」












にこ「――雪穂ちゃんに代わっていただけませんか?」

このスレは以上です!

一応、どのカプも次の日に何かしらの約束を取り付けているので、そこらへんも書きたいと思ってます

現段階では一文字の書き溜めもないので、書き溜めが出来次第、新スレで書こうと思います

もちろんにこちゃんも活躍させるつもりです

ここまで読んでいただいた方、ありがとうごさいました!

レスありがとうございます!

書き溜めがいつ出来るか分からないので新スレを立てることにしましたが、このスレのHTML化が先だと思うので新スレは貼れないと思います

なので、スレタイだけ書いておこう思います

真姫「ありにこゆきってマイナー以上のマイナーよね」にこ「……それで?」

あと、既に指摘していただきましたが【矢沢】→【矢澤】です
申し訳ありませんでした

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