ペトラ「ペトペトペトペト~♪」(18)
エレン「……」
リヴァイ「……おい」
オルオ「はっ…!」
リヴァイ「これは一体どういう状況だ」
ペトラ「ペトペトッペトペトッ」
オルオ「いえ、俺には…ただ、ストレスでおかしくなってしまったとしか」
リヴァイ「…何故グンタとエルドが気絶している」
オルオ「狂ったペトラによって鳩尾を…」
ペトラ「ペト?」
エレン(可愛いなあ…)ナデナデ
オルオ「おいエレン!よs」
ペトラ「ペトーーーーーーーーーッ!」ボグゥ
エレン「ぶべらっ!」ドテッドサッ
エレン「」チーン
リヴァイ「…」
オルオ「…あのように、可愛らしい仕草に誘われて近付いた結果です」
オルオ「ペトラの奴がストレスを抱える要因がどこにあるというのでしょう」
リヴァイ「…ともかく、治す方法を見つけねえとな」
ペトラ「ペト?」
リヴァイ「…」
オルオ「…いけません兵長。奴に近づいては!」
リヴァイ「馬鹿言え。俺は近付いてなどいない」
オルオ「いいえ!奴の仕草を見たとたんに半歩前に出ていました」
オルオ「私がお止めしなければ万が一のことも…」
リヴァイ「…チッ、まずこの部屋に鍵をかけてペトラが出れねえようにするぞ。対策は別室で立てる」
オルオ「奴は覚醒状態の人間のみを狙い、誘惑した上で攻撃する性質を持っています」
オルオ「エレンたちに反応しないのはそのためです」
オルオ「ストレスが原因とするなら、しばらく時間が経てば自動的に回復するものと思われますが、如何いたしましょう」
リヴァイ「…まずは中に置いてきたエレンたちを救出する」
オルオ「はっ」
オルオ「私が様子を見ます。兵長は後ろに」
リヴァイ「ああ」
オルオ「…」ギィィ
オルオ「…これは!四人が席について談笑しています」
リヴァイ「チッ、警戒するまでもなかったってことか」ガタッ
オルオ「お待ちください兵長!耳をすませて!」
リヴァイ「…?」
ペトラ「ペトペトペト、ペト! ペトペトト、ペト」プンプン
エレン「エレ! エレレエレ、エレ。エレエレエレ!」アセアセ
グンタ「グングングン。グン?グングングン」ハッハッハ
エルド「エル…エルエルエル、エルル、エルルルルル」
リヴァイ「なんだ…これは…」
オルオ「どうやら…ペトラの攻撃を受けたものたちも、同じ症状になるようですね」
オルオ「そしてそれらは同種と見なされ、コミュニティを形成しているように見えます」
リヴァイ「…」
エレン「エレ…?」ガタッ
オルオ「兵長!気付かれました!一度撤退を…!」
リヴァイ「…オルオよ」
ペトラ「ペト?」ガタッ
グンタ「グン…」ガタッ
エルド「エェルッ」ガタッ
リヴァイ「…俺たちの所属兵団は何だ」
オルオ「じ、人類の勝利のために、天敵の弱点及び外界の謎を調査する、調査兵団であります!」
リヴァイ「未知の敵である巨人たち相手に、俺たちは戦ってきたはずだ」
リヴァイ「ここで怖気づいて、解明の糸口を閉じるつもりか?」
オルオ「兵長…!」
リヴァイ「俺は迎え撃つ!そして必ずや、人類の為にこの謎を解き明かして見せる!」
オルオ「お、おお!このオルオ、お供いたします!」
エレン「エレ…」ニヤリ
ペトラ「ペト…」ニヤリ
グンタ「グゥン…」ニヤリ
エルド「エル…」ニヤリ
リヴァイ「――やるぞ」
ハンジ「いやー、みんな仲良くやってるかねー」
ハンジ「おーい、みん…な…?」
エレン「エレ!エレエレエレ…エレレエレレ」ツラツラ
ペトラ「ペト?ペトペトト、ペトペトペ…ペトッ」キラキラ
オルオ「オルゥ…オル、オルオルオル、オルオル」フン…
グンタ「グングン、グンンーグン、グン!」ドヤッ
エルド「エル?エルエルル」ハッ
リヴァイ「リヴァ…リヴァリヴァヴァ、リヴァ」チッ
~おしまい~
ペトラさんにペトペト言わせたかっただけなんだ。本当にすまない
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