【カイジ×ドラえもん】 カイジ「出せっ……」ドラえもん「どこでもドアっ…!」 (383)

ざわ… ざわ…


カイジ(なんだ…?)


空き地


カイジ(あそこにいるのはっ……)


カイジ(和也たち…)


和也「よぉカイジ」


カイジ「なにしてんだ……こんなとこで…」


当然の疑問っ…


兵藤和也は金持ち……圧倒的金持ちっ……


こんな空き地にいるのは不自然っ……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403952375

和也「まぁ話すより見た方が早いだろ」スッ


和也がカイジの後ろを指差す…


カイジ「…?」クルッ


カイジ「なっ…!」


カイジの目線の先にあったのは……


説明不要のドイツ車っ……


ベンツっ……!


和也「執筆が行き詰まってな……気分転換にドライブでもしようって訳だ……」


和也「こいつらを誘ってな……」


一条「やぁカイジ」


村岡「久しぶりざんす」


カイジ「お前らっ…」


ちなみにっ……!


カイジと和也たちは小学校が一緒の小学六年生……


特に因縁は無いっ……17歩とか……沼とか……


村岡「こっちの世界ではなーし!なーし!」


圧倒的……圧倒的原作無視っ……!

カイジ(ベンツなんて初めて見たっ……)


カイジたちのすむ街はドラえもん基準っ……


ベンツはおろか外車すら稀……!


カイジ「な…なぁ和也」


和也「ん?」


カイジ「そんなら早くいこうぜっ…ドライブっ…!」


浮き足立つカイジ……


和也たちとは友達と呼べる関係っ……


乗せてもらえるはずっ……!

が………ダメっ……!


和也「悪いなカイジ……」


和也「この車は三人乗りなんだ……!」


カイジ(えっ……)


カイジ(あ゛ぁ……?)グニャァア


予期せぬ事態……!


圧倒的仲間外れっ………!


カイジ「う…嘘だろ……」


一条「ところがどっこい……!」


一条「嘘じゃありません………これが現実っ………!」


村岡「悪いざんすね……!カイジくん……!」


【カイジの部屋】


カイジ「ぐっ……」ポロポロ


カイジ(乗りたかった……!ベンツっ……!)


ざわ……ざわ……!


カイジ「……?」


感じる……!


圧倒的気配……!


カイジ(な……なんだ……?)


カイジ(泥棒か……?こんなボロ屋にっ……!)


カイジ(ふざけんなっ……狙うなら金持ちな和也とかを狙えよっ……!なんで俺………!)ポロポロ


友達の不幸を願う……!


クズっ……!

その時……!


ガラッ……!


動く……カイジの机の引き出しっ……!


ドラえもん「きたぜ……ぬるりと……」


カイジ「なっ……!?」


出てくる……


引き出しのサイズと釣り合わない……


青狸っ………!


ドラえもん「ククク………」

カイジ(なんだこいつ……)


カイジ(生き物なのか……?)


ドラえもん「おい……」


カイジ「な……なんだ……?」


ドラえもん「フグ刺し……」


カイジ「え……?」


ドラえもん「食いてぇな……フグ刺し……」


カイジ「は……はぁっ?」

カイジ「あるわけねぇだろっ……」


カイジ「あったら食う……!俺がっ……!」


ドラえもん「ククク……冗談だ……」


カイジ「……」


カイジ……困惑……!


引き出しから狸っ……!


外っ………完全に理解の外っ……!


ドラえもん「混乱しているようだな……」


カイジ「な……なんなんだ……お前っ……!」


ドラえもん「俺はドラえもん……未来から来た……猫型ロボットっ……」


カイジ「未来から……?」


ドラえもん「お前がクズなせいで……迷惑している………お前の子孫っ……!」


ドラえもん「だから来た………俺が……!」


ドラえもん「助けてやる……成長させてやる………俺が………!」

言わずもがな……!


カイジはダメ人間っ……


テストは0点……宿題はしない………


圧倒的………圧倒的ニートコースっ……!


カイジ「ぐっ……余計なお世話だっ……」


カイジ「大体……信じられるかっ……未来から来たなんて……!」


ドラえもん「ククク……」パサッ


ドラえもん……落とす……!


一枚の写真……!


カイジ「な……なんだ……?」

ところで、「キャーカイジさんのエッチ」はあるのかね?w

>>33 いない……残念ながらっ……しずかちゃんポジション……!いるとしたら……石田さん……!


カイジ「あ゛……あ゛ぁっ……!?」


そこに写っていたのはカイジ……タキシード姿のカイジっ……


そして……!


となりにいる……!ブス………圧倒的ブスっ……!

[たぬき]「そいつはみここ………お前の嫁……!」

saga…
saga…

>>41 クソっ… ダメっ… 俺もカイジ並っ……sagaを忘れるなんて……!


カイジ「う……嘘だ……」グニャァア


カイジ……顔面蒼白っ……!


ドラえもん「御愁傷様……と言いたいが……安心しろ……」


ドラえもん「変えられる……!未来は……!」


カイジ「ほ…本当に………?」


ドラえもん「ああ………」

ドラえもん「俺はただのロボットじゃない……」


ドラえもん「俺の回路には………入っている……天才………神域の男と呼ばれた男の頭脳っ……!」


ドラえもん「そして……!」


狸が指差すっ……白い袋っ……


ドラえもん「この中には……未来の道具が入っている……!」


ドラえもん「変わるぜ……お前の未来………!」

カイジ「で……でも」


カイジ「未来を変えたりしていいのか……勝手に……!」


ドラえもん「普通ならダメ……黙っていない……タイムパトロール……」


ドラえもん「だがやつらは公務員……クズ一人の未来が変わっても動かない………所詮はお役所仕事……!」


ドラえもん「だから変える……!お前の未来……!」

ドラえもん「何か……困っていることはあるか……?」


カイジ「困っていること……だと……?」


そこでカイジ……思い出す……!


ベンツっ……!

カイジ「和也たちがベンツで海に……俺は仲間外れっ……」ポロポロ


ドラえもん「ククク……なら連れていってやる………海……!」


ざわ…   ざわ…


 【ワシズコプター】


ざわ…   ざわ…


白い袋から出てくる……!


極悪人面の男っ……!

ふざけるな・・・! お前っ・・・! これがやりたかっただけだろ・・・!

>>53 バレたっ…! 圧倒的発覚っ……!


鷲巣「小僧……わしの足に捕まれ……!」


カイジ「え……え……」


カイジまたも困惑……!


しかしカイジ掴む……


鷲巣の顔……怖い……圧倒的恐怖……!


ドラも掴む……!


その瞬間……!回る……!鷲巣の首の回りの鉄球……!


鷲巣「これぞ……ワシズコプター……!」

一方……その頃……


【クルーザー】


一条「カイジ君には悪いことしましたね…」


和也「まあ……初めから誘ってないしな……」


和也「ん……?確かここにコーラを置いておいたはず…」


村岡「わ……私は知らないざんす……」


一条「……村岡さんの後ろにキャップが見えますけど……」


和也「村岡…」


村岡「し…知らないざんす……コーラなんて知らないざんす!」ガサガサ


和也「見苦しさの天才だな…お前は……」ハァ


ザンスー


ドラえもん「ククク……あれか……」


カイジ「あ……あいつら俺に内緒でクルーザーまで……!」ポロポロ


鷲巣「ふんっ…」


ズドン!


和也「な……なんだぁ!?」


突如クルーザーに飛来する大男……!


鷲巣「ワシは鷲巣巌……!」


ドラえもん「ククク……名乗るな……お前は道具……!」


カイジ「打った……頭っ……!」ポロポロ


登場人物はこんな感じ……!


これからはドラえもんみたいな小話を少しずつあげるつもりっ……


期待せずにいてくれっ……!

カイジ「マズイ……遅刻……!」


カイジ朝からダッシュ……!


寝坊……!


カイジ(クソっ……起こせ……起こせよ……狸……!)


圧倒的責任転嫁……!


ガラッ


カイジ「す…すみません……遅刻しました……!」


利根川(先生)「時は命よりも重い……」


利根川「土下座していろ……廊下で……!」

カイジ「先生この問題がわからないんですけど…」


利根川「教師なんてものは……とどのつまり……肝心なことは何一つ教えやしない……!」


カイジ「え……でも……」


利根川「一生考えていろ!……そして逃すのだ……貴重な機会を……!」




カイジ「すみません……宿題まだ終わってない…」


利根川「私はお前の母親ではない……!いつまでもお前のようなクズの提出を待ったりしない……!」

【カイジの家】


カイジ「クソっ……あの教師……!何で俺ばかり……!」ポロポロ


鷲巣「カイジ君のエビフライ、ロォーン!」


カイジ「あ゛ぁっ……!」


ドラえもん「道具の癖に食うな……夕食………!」


カイジ「ぐっ……ぐぅぅ……どいつもこいつも……」∋∠∈


ドラえもん「ククク……泣くな……何とかする……!」

 ざわ…   ざわ…

 【ころ(ば)しや】

 ざわ…   ざわ…


現れる……!


サングラスにスーツの鷲巣……!


ドラえもん「こいつに憎いやつの名前を言えば……転ばす……殺す気で……転ばす……!」


ドラえもん「だが……必要っ……!対価……!」


カイジ「た……対価……?」


ドラえもん「100ペリカっ……!」


鷲巣「……」ニタァァア

カイジ「ひゃ………100ペリカっ……!」


カイジの一月のおこづかい……


300ペリカっ……!


無論……貯金など無しっ……!


カイジ(三回……たったの……三回っ……!)


ドラえもん「まぁ考えて使え……ちなみにキャンセルは……」


カイジ(利根川は当然としてもっ……和也…!いけすかない和也も転ばしたい……!イケメンの一条もっ……!)


ドラえもん「……というわけだ……わかったな……」


カイジ「え……あ……あぁ……」


カイジ(聞き忘れた……)

【学校】


 ざわ…
     ざわ…


カイジ(よし……)


カイジ「利根川を……やれ……!」


鷲巣「……」ニタァァア


廊下を歩く利根川に……


忍び寄る……鷲巣……!


鷲巣「はぁっ!」


炸裂……!渾身の足払い………!


倒れる利根川っ………!

が………ダメっ……!


カイジ「え……!」


利根川の頭……地につくも………!


圧倒的……圧倒的静止……!


土下座ポーズ……!


ダメージ0……!


利根川「ふん……気を付けたまえ」


鷲巣「……」


カイジ(クソっ……無駄金っ……100ペリカっ………!)


カイジ(な…なら和也……和也ならっ……)


村岡「おやカイジ君……何してるざんす……?」


カイジ「あっ……?な……なんだっていいだろっ……!」


鷲巣「……」ニタァァア


カイジ(え……何でこっち向いて……?)


カイジ(まさか……村岡が呼んだからっ……)


カイジ「きゃ……キャンセルっ……キャンセルっ……!」


鷲巣「……」スッ


手を差し出す鷲巣……!


鷲巣「キャンセルは1000ペリカだ……小僧…!」


カイジ(えぇっ……)グニャアァァ

カイジ「ふざけんなっ……!きいてねぇっ…そんな話っ…!」


が……話した……ドラえもん……!


カイジの聞き忘れっ……!


カイジ「や……やめろっ…!」


カイジ……自宅に転がり込む……


カイジ「狸っ……!狸っ……!」


ドラえもん「どうした……カイジ……」ムシャムシャ


ドラえもん……カイジのおやつを食べ散らかすっ……!


圧倒的寄生………!


カイジ「かくかくっ…!しかじかっ…!」


ドラえもん「あらら……」


カイジ「どうにかしろっ……!お前の道具だろっ……!」


ドラえもん「ククク……無理……!」


非情……!


神域の男も卓を挟まねば鷲巣を止めることは不可能っ………!


トントン…


突如叩かれるカイジの肩……!


カイジ「…」ギギギ


振り返るカイジっ……!


鷲巣の顔っ……!


直後……迫る床っ……!


カイジ「ぐっ……ぐっ」ポロポロ∋∠∈


ドラえもん「あらら…」


終わり

誰もいない時間にっ……!


ひっそり投下っ……!


ドラえもん「……!……!」


カイジ「どうした……?」


ドラえもん「まずいっ……!どら焼っ……!残り一個っ……!」


カイジ「……じゃあ……買いにいくか……?」


ドラえもん「ふざけんなっ………食いたいっ……今っ……!」


カイジ「そうはいっても……買わなきゃ増えないぜ………どら焼……!」

ドラえもん「クソっ……使うっ……道具っ……!」


カイジ「ふざけんなっ……!その道具は俺を助けるものだろっ……!」


ドラえもん「いいや……限界だ……使うねっ……!」


 ざわ…   ざわ…


 【バイバイワシズ】


 ざわ…   ざわ…


やっぱり出てくるっ……!


鷲巣っ……!

ドラえもん「鷲巣とバイバイする道具じゃあないっ……!出来ればバイバイしたいがっ……!」


カイジ「じゃあ……一体なんだ……!こいつっ……!」


ドラえもん「まず……鷲巣に食わせるっ……どら焼っ……!」


鷲巣の大口に吸い込まれる……!


どら焼っ……!


ドラえもん「そして待つ……!一分っ……!」


一分後……出てくる……鷲巣の口から……どら焼っ……!


二個っ……!


カイジ「ふ……増えたっ……!どら焼っ…!」

ドラえもん「そして食う……!」


すかさずドラえもん……!


喰らうっ……二つのどら焼っ……!


カイジ「バカっ…!バカっ…!なくなった……俺の分っ……!」ポロポロ


ドラえもん「ククク……見ろっ……!」


ドラえもんの指差す先……!


鷲巣の口から出てくる……!どら焼っ……!


四つ……!

10分後……!


カイジ「ふ~……食った……!」


ドラえもん「満足…!サティスファクションっ……!」


しかし……!


止まらないっ……!


どら焼っ……!


カイジ「お……おい……早く止めろっ……!狸っ……!」


ドラえもん「ククク……止めるには……元になったどら焼を鷲巣から取り出さねばならないっ……!」


ドラえもん「殴る……!鷲巣を……!腹パンっ…!」

カイジ「無理だろっ…!」


カイジ……ろくに運動しない……圧倒的モヤシっ……!


ドラえもん……短いっ……短すぎる腕っ……!


一方……鷲巣っ……!


全盛期……!アカギの頃じゃないっ……!ワシズの時の……!圧倒的腹筋っ……!


ムリっ……!無謀……!


カイジ「馬鹿野郎っ……!死ぬっ……俺がっ……!」


ドラえもん「いないのか……誰か……友達……!」


カイジ「友達……!」


が……ダメっ……!


和也……!ボンボン……!喧嘩なんてムリっ……!


一条……優男……!カイジ並みのモヤシっ……!


村岡……!ダメっ……!漏らすっ…!鷲巣を見ただけでっ…!


利根川……!土下座っ……!


カイジ「ダメっ…!ダメっ…!」

現実は非情……!


止まらない……あふれ出る……!


圧倒的どら焼っ……!


ドラえもん「ククク……最後の手段……!」


カイジ「もったいぶるなっ……出せっ……!」


 ざわ…   ざわ…

 【ワシズもドア】

 ざわ…   ざわ…


ドアノブのついた……!鷲巣っ……!


ドラえもん「こいつで送る……!やつを……宇宙……!」

ドラえもん「開けっ……ワシズっ……!」


開くっ……!ワシズもドア……!


吸い込まれるっ……!もうひとつの鷲巣っ……!


ドラえもん「ククク……冷や冷やしたぜ……!」


カイジ「バイバイっ……ワシズっ……!」


終わり


不定期更新していく予定っ……!


ひみつ道具のリクエストはいつでもどうぞっ……!大体ワシズになるけどっ…!

 ざわ… ざわ…


利根川「ではこの問題を……カイジ!」


カイジ「え……あ……」


利根川「クズめ……一条!」


一条「48です」


利根川「よろしい……どこかのバカも見習えっ……!」


カイジ(クソっ……一条めっ……死ねっ……!)


カイジ……嫉妬……!


ダメ人間……!


一方ドラえもん……


ドラえもん「ククク……狂気の沙汰ほど面白い……!」


ネトゲっ…! 昼間からっ…!

ドタ… ドタ…


カイジ「おい狸っ……!出せっ……!頭がよくなる道具っ…!」

ドラえもん「ククク……落ち着け……なにがあった……」


説明…!


ドラえもん「なるほど……一条に勝ちたいと……」


カイジ「あぁ……!出来るだろっ…!」


圧倒的他力本願……!


ドラえもん「ククク……なら……」


 ざわ…   ざわ…

  【暗記ワシズ】

 ざわ…   ざわ…


出てくる……インテリメガネの鷲巣っ……!


ドラえもん「覚えるぜ……コイツ……教科書……全てっ……!」


カイジ「バカっ…!コイツが覚えてどうするっ…!俺っ……」


ドラえもん「大丈夫……!伝えるっ…!カンニング……!」


カイジ「な……ならいいけどよ……!」


カイジ……罪悪感0……!

暗記パァニかと思ったが……実際はワシズっ!……ワシズ押しっ!

小テストの日っ…!


カイジ(ぐっ…!ダメっ…!解けない……)


ガラッ…!


鷲巣「……」カツカツ


堂々と教室に入る……!鷲巣っ…!


利根川「なんだね…君は……?」


鷲巣「貴様に用はないっ……」


瞬間的に土下座させられる利根川…!


その上に座る鷲巣っ…!


利根川ベンチっ…!


鷲巣「気にせず続けろ…!」


テスト続行……!

>>154  そんないいアイデア……!言えよっ…!先にっ…!


鷲巣……これだけにとどまらないっ……!


折り始める……!


紙飛行機っ…!


さらに……飛ばす……!カイジに向けてっ…!


が……!バレないっ……!


鷲巣の豪運……!


カイジ「……」カサカサ


カイジ……開く……紙飛行機……!


書いてある……解答っ


カイジ(よしっ…!よしっ…!)




  が……ダメっ……!



カイジ(な…なんだこれっ…!)


鷲巣は昭和の人間…!


戦後の日本を引っ張ってきた男っ……!



  圧倒的達筆っ



カイジ(読めねぇ…!バカっ……!バカっ……!)


テスト終了…!


カイジの答案…!驚きの白さっ…!


ドラえもん「あらら……」


終わりっ…!

 【和也の家】


和也「すごいだろ……ベルギーの最高級チョコ……!」


一条「凄い……!パッケージまで豪華……!」


村岡「すばらしいざんす!さすが和也さんざんす!」


カイジ「う……うまそうっ……!」


ドラえもん「よこせっ……!早くっ……!」


和也「ああ……っと悪い……」


カイジ「四個しかないからカイジは無しな……!」


カイジ(え……)


カイジ(あ゛ぁ゛っ……?)グニャア


 【カイジの家】


カイジ「クソっ……ベルギーっ……!ベルギーっ……!」


ドラえもん「気にすんな……!たかがチョコ……!」


カイジ「バカっ……!お前が来なければ……食えてたっ……!チョコっ……!」


ドラえもん「ククク……じゃあ行くか……!ベルギー……!」


カイジ「え……どうやって……?」


ドラえもん「ワシズもドアっ……!」


鷲巣に吸い込まれる二人……!



 ZAWA……! ZAWA……!


ドラえもん「ククク……着いたぜ……」


カイジ「チョコ……!」


チョコレート屋に駆け込むカイジ……!



 が………ダメっ………!



カイジ(通じないっ……!言葉っ……!)


一方ドラえもん……


ドラえもん「ククク……!」


おろす……ATMから……


10万ペリカっ……!

>>165
カイジ「四個しかないからカイジは無しな……!」
カイジ……!あまりの悔しさに………発狂っ……!
あろうことか……!陥るっ……前後不覚っ……!

カイジ「ダメっ……!買えないっ……!」


アカえもん「金が無いと買えねぇよ……!」


カイジ「か……金もそうだが……言葉っ……通じないっ…!」


アカえもん「ククク……ならこれだ……!」


 ZAWA……! ZAWA……!

 【翻訳こんにゃくを食べたワシズ】

 ZAWA……! ZAWA……!


アカえもん「コイツは全ての言語を話す……!」


カイジ「こんにゃくの方よこせよっ……!ばかっ……!」


>>168  あ゛ぁ゛……?
バカっ……!バカすぎる……!>>1っ……!


店員「~~」アセアセ


Wasizu「~~」


カイジ(よしっ……!今回はちゃんと使えるっ……!)


Wasizu「ほら…!」


カイジ「やったっ……!チョコレートっ……!」


一方……アカえもん……


 パァニ   パァニ


ギャング「GYAAAAA!」


アカえもん「ククク……」


ストレス発散……!

アカえもん「ククク……買えたか……?」


カイジ「ああ……帰ろうぜ……早く……!」


アカえもん「ああ……」


またも吸い込まれる二人……!


カイジ「着いた……!俺の部屋っ……!」


カイジ「じゃあ早速……!」


カイジ「ん……あ゛あ゛……?」


無いっ……カイジの手に……


チョコレートっ……!


ワシズもドア「旨かったぞ……小僧……!」


アカえもん「あらら……食われた……ワープの間に……」


カイジ「ぐっ……ぐぅっ…」ポロポロ


カイジ「チョコっ……チョコっ……」


終わりっ……!

ネタ切れっ……!


無理っ……!


金も無いっ……!


もう行くっ……!


エスポワールっ……!

三好「カイジさん…」


カイジ「なんだ……三好……?」


三好「A組のBさん(美少女)……好きなんですよ……!」


カイジ「は……なにが……?」


三好「カイジさんのこと……!」


カイジ「な……本当かっ……!」


三好「はい……間違いないです……告白すれば……間違いなくOK……」


カイジ(きたっ……俺にもっ……春っ……リア充……!)ポロポロ >∠<


三好(ククク……)

 【カイジの家】


カイジ「騙されたっ……!バカっ……三好っ……バカっ……!」


アカえもん「ククク……しょうがない……」


カイジ「……!何か出してくれるのかっ……!」


つ【ラブプ○ス】


アカえもん「ほら……これで……できる……彼女……!」


カイジ「確かに……彼女は欲しいっ……!」


カイジ「だがそれよりもっ……!俺は許せないっ……!三好っ……!死ねっ…!死ねっ……!」


アカえもん「ククク……仕方ない……!使うか……!」



 ざわ…… ざわ……

  【独裁ワシズ】

 ざわ…… ざわ……


来るっ……!黒いノートを持った……鷲巣……!


アカえもん「コイツに憎い奴の名前を言え……」


カイジ「ま……まさか……」


アカえもん「ククク……消える……!」


アカえもん「だが……消したものは……戻せないっ……不可逆……!」


アカえもん「よく考えて……ん……?」


もういないっ……カイジ……!


早速消しに行った……!


躊躇なしっ……!

三好「あれ……カイジさん……」


カイジ「三好っ……!よくもっ……よくもっ……!」


カイジ「消してやるっ……!お前っ……!」


三好「消すなんて……無理ですよ……カイジさん……!」ニタァ


カイジ「ぐっ……見てろっ……!」


その時……ちょうど通りかかる……!


前田っ……!


カイジ「ワシズっ……消せっ……前田っ……!」


その瞬間……!


前田が消え失せる……!


跡形もなくっ……!

三好「か……カイジさん……僕ら友達じゃないですか……!」


カイジ「黙れっ……!消えろっ……!消えろっ……!三好っ……」


三好……消滅っ……!


カイジ「消すっ……!嫌なやつっ……全員っ……!」


和也「よぉカイジ…!どうだこのジャガー……プレミア品なんd」


和也……消滅……!


一条「やぁカイジくん……もっと勉強した方が」


一条……消滅……!


村岡「カイジくん……なにしてるざんs」


村岡……消滅……!


カイジ「ついでに……」


利根川……消滅……!

アカえもん「ククク……その辺にしとけ……!」


カイジ「うるさいっ……!いつも使えない道具ばっか出しやがって……消えろっ……!」


アカえもん「あらら……」


アカえもん……消滅……!


消していく……カイジ……


そして……全人類……消滅っ……!


カイジ「あとは……ワシズっ……消えろっ……!散々迷惑かけやがってっ……!」


ワシズ「フッ……ワシは消えんよ……!」


カイジ「な……なんで……!」


ワシズ「ワシは鷲巣巌……地獄の鬼どもを蹴散らした男……!」ニタァ


ワシズ「ワシは死なん……消えん……!」

ワシズ「そして……それはあの男も同じ……!」


 ざわ…… ざわ……!


 「きたぜ……ぬるりと……」


 ざわ…… ざわ……


カイジ「誰だっ……!」


白い髪っ……!


尖った顎っ……!


不敵な表情っ……!




  神域の男……! 赤木しげる……!




アカギ「ククク……!」

カイジ「お前は……!」


アカギ「俺は赤木しげるの意識……お前の狸に入っていた……」


アカギ「元々はただの人格データだったが……」


アカギ「時がたつにつれて……乗っ取っていった……お前の狸を……!」


アカギ「そして……お前によって【ドラえもん】が消された……!」


アカギ「そして俺が出てきた……」

カイジ「な……何いってんだ……?」


アカギ「まぁいい……解らなくても……」


アカギ「だが俺は……鷲巣と違って無理にでも生き長らえたくはない……」


アカギ「戻す……世界を……」


カイジ「で……でも……」


アカギ「後悔してるだろ……お前……」


カイジ「………」


カイジの脳内に浮かぶ……


和也……


一条……


村岡……


利根川……


アカえもん……

カイジ「会いたいっ……!みんなにっ……!」


ワシズ「狸やお前と囲む食卓に戻るのも悪くなかろう……」


アカギ「ククク……」


豪運をもつ三人の男……


その力は……易々と塗り替える……!


運命をもっ……!



ざわ……  ざわ……

  ざわ…… ざわ……
ざわ…… ざわ……



カイジ「戻ったっ……!みんな……!戻ったっ……!」ポロポロ


和也「あ?何泣いてんだカイジ?」


一条「大丈夫かい……カイジくん……?」


村岡「とんだ泣き虫ざんすな……カイジくんは……!」ニヤニヤ




ドラえもん「ククク……久しぶりだな……カイジ……」




カイジ「狸っ……」

カイジ「……悪い」


ドラえもん「ククク……気にするな……」


ドラえもん「成長したろ……お前……!」


ドラえもん「そのために来たんだ……俺は」


カイジ「ありがとう……ドラえもんっ……!」


終わりっ……!


三好と前田は消えたままっ……!

ダメっ……!>>1の力では……!


シリアス……無理っ……!


ぐだぐだっ……!

甘えるなっ……こんな時こそ……倍プッシュだっ!!
次は……ビョードー爆弾で……っ!!


たのむ……っ

>>199 アカギ「ククク……どんなっても知らんぞ……」


カイジ「和也は金持ち……一条はイケメン……村岡はざんす……」


カイジ「なんで……俺だけ何もないっ……!」


カイジ「不平等っ……!世の中っ……!」


カイジ「ドラっ……!」


ドラえもん「地道にいこう……!」キラッ


カイジ「それっ……!俺の台詞っ……パクんなっ……!」


カイジ「何とかしろよっ……道具で……!」


カイジ……全く成長していないっ……!


 ざわ…… ざわ……

  【ビョードー鷲巣】

 ざわ…… ざわ……


ドラえもん「出てくんなっ……勝手にっ……」


ワシズ「平等を望むか……」


カイジ「ああっ…!頼むっ……!」


ドラえもん「おいっ……やめろっ…!その道具は……まずいっ……!」


しかし……遅いっ……!


すでにワシズ……!


圧倒的跳躍っ……!


そして……爆発っ……!

カイジ「やったっ……!これで平等っ……!」


カイジ「ん……?」


カイジ……気づく……!


圧倒的違和感っ……!


カイジの前に……!


飛び立ったはずのワシズっ……!


カイジ「な……なんでワシズが……?」


ワシズ?「ククク……見てみろっ……鏡っ……!」


カイジ「か……鏡……?」


鏡を覗きこむカイジっ……!


しかし……


カイジ「あ゛ぁ゛あ゛あ゛っ……!?」グニャアァア



ワシズっ……


そこにあったのはっ……!


ワシズの顔っ……!

カイジ「嫌だっ……!嫌だっ……!」


ドラえもん「こうなったら……使うっ……!」


ドラえもん「タイムマシンっ……!」


カイジ「た……タイムマシン……?」


ドラえもん「ワシズが若返るために作った機械……!時を超えるマシン……!」


ドラえもん「これを使って……止める……ビョードー鷲巣……!」


カイジ「俺も……早く戻りたいっ……一緒に行くっ……!」


10分前……


カイジ「いたっ……鷲巣っ……!」


カイジ「だが……無いっ……止める手段っ……」


ドラえもん「使え……」


 ざわ…… ざわ……

  【パァニ砲】

 ざわ…… ざわ……


ドラえもん「鷲巣に唯一勝った……アカギの銃……!」


カイジ「これならっ……!」


  パァニ…!  パァニ…!


鷲巣「ぐっ……」


カイジ「やったっ……!」

カイジ「一件……落着……!」


ドラえもん「ククク……鏡を見てみろ……!」


カイジ「な……治ってないのかっ……!」


鏡を覗きこむカイジ…!


そこにあったのは


白い髪っ…!


尖った顎っ…!


アカギの顔っ……!


ドラえもん「パァニ砲……お前が使うには……強すぎた……!」


ドラえもん「影響を受けたっ……モロ……!」


カイジ「俺の顔っ……!顔っ……!」ポロポロ


終わりっ……!

一条「やぁカイジくん…」


カイジ「一条……ん……?そいつは……」


一条の隣りっ……!


いるっ……!恐ろしい形相の……!


犬……ドーベルっ……!


一条「あぁ……こいつは僕のペット……【沼】です……!」


カイジ(か……かっけぇ……!)


イケメンの隣にドーベルマン……!


絵になる……!


カイジ(ぐっ……羨ましいっ……!)

カイジ「ドラっ……!」


ドラえもん「ククク……ペット……?」


カイジ「あぁっ……!カッコイイヤツっ……!」


ドラえもん「なら行けよっ……!ペットショップっ……!」


カイジ「バカっ……!無いっ……!金っ……!」


カイジ……たかるっ……!


圧倒的すねかじりっ……!


ドラえもん「……」フゥー


一服……!


ドラえもん「行く……俺も……ペットショップっ……!」

カイジ「着いたぜっ……!」


ドラえもん「選べ……好きなもん……」


カイジ「あぁ……!」


そしてカイジ……目をつける……!


圧倒的人気……!


レトリバー……!


カイジ「こいつっ……!こいつだっ……!」


撫でようとするカイジ……!


が………ダメっ………!



カイジ「いてっ……!」


噛まれるっ……!

ドラえもん「見破られたなっ……!」


カイジ「な……何を……?」


ドラえもん「上下関係……!」


犬は……尻尾を振らないっ……!


弱者にはっ……!


カイジ「ならっ……どうすればいいんだっ……欲しいっ……ペット……!」


ドラえもん「仕方ないな……カイジ……!」


 ざわ…… ざわ……

 【 鷲巣印のきびだんご】

 ざわ…… ざわ……


袋に入ったきびだんごっ……!


無論……袋には……でかでかとプリントっ……!


ワシズフェイス……!

カイジ「わかったぜっ……!食わせれば……従うんだなっ……!」


カイジ……ダメ人間ではあるが……!


悪くない……!頭の回転っ……!


勉強しないだけっ……!


ドラえもん「そういうことだ……ただ……お前が望むものとは……違うかもな……!」


カイジ「……?」


カイジ……とりあえず食わせる……!きびだんご……!


カイジ「クク……これで俺にもペットが……」


カイジ「え……?」


カイジ「あ゛あ゛っ………?」


レトリバーに異変っ……!


みるみる変わる……!


変貌っ……!


二本足で直立っ……!


黒いスーツっ……!


グラサンっ……!



   黒服っ……!



カイジ「な……なんだこれっ……!」


ドラえもん「従順なペットだ……!ワシズの……!」


カイジ「いらねぇ……!こんなのいらねぇっ……!バカっ……!」ポロポロ



終わりっ……!

今さらながらっ……!


無理な気がしてきたっ……!


小学生設定……!


アンケートっ……!


カイジたちの設定……!


原作通りにしていいかっ……!


いいですかっ……?

カイジ「はぁー……」


伊藤カイジ……


ニート……


カイジ「くっ……!無いっ……金っ……!」


?「ククク……」


カイジ「だ……誰だっ……!」


?「俺はドラえもん……!助けてやる……!お前を……!」


ドラえもん「使えっ……!」


 ざわ…… ざわ……

  【帝愛のパスポート】

 ざわ…… ざわ……


ドラえもん「これがあればいくらでも引き出せるぜ……金っ……!」


カイジ「ほ……本当かっ……!」

帝愛「アンケートに答えてくれた諸君………」


帝愛「君達には敬意を賞して我が地下帝国へ招待しよう……」


帝愛「存分に働いてくれたまえっ……!」


ありがとうございましたっ……!

カイジ「飯っ……!女っ……!」


カイジ……豪遊っ……!




が…………


無い………!


そんなうまい話っ……!


ざわ…… ざわ……


カイジ「な……なんだ……お前らっ……!」


突如黒服に囲まれるカイジっ……!


連れ込まれるっ……車に……!


徐々に意識が遠退く……

違うっ…!そうじゃないっ…!服の色…!
あ゛ぁっ…?黒っ…?むしろ逆っ…!黒服は帝愛だっ…!
白っ…!鷲巣は白っ…!白服だろうがっ…!

>>235 すまんっ……!すまんっ……!


着いたのはっ……!


地下っ……!


炭鉱っ……!


過酷な労働っ……!


帝愛の作り上げた地獄っ……!


カイジ「騙されたっ……!あの狸っ……!」ポロポロ


カイジは返さねばならないっ……!


帝愛パスポートで使った……


100万円っ……!


1000万ペリカっ……!

カイジ「無理っ……!無理……!」


ドラえもん「ククク……」


カイジ「あ゛……!」


いたっ……!ドラえもんっ……!


カイジ「お前っ……!許さねぇっ……!」


掴みかかるカイジ……!


ドラえもん「落ち着けっ……!これには理由がある……!」


ドラえもん「カイジ君……君はクズ……ダメ人間っ……!」


ドラえもん「だから……成長させる……僕はそのためにきたっ……!」


ドラえもん「未来からっ……!」

ドラえもん「君の未来は帝愛グループが有る限り真っ暗っ……!」


ドラえもん「僕と一緒に倒すんだっ……帝愛を……!」


カイジ「で……でも……どうやったら……!」


ドラえもん「僕のわしず道具を使うんだっ……!」


カイジ「なんだよっ……!それっ……!」


ドラえもん「21世紀の道具っ……君の力になるっ……!」


ドラえもん「例えばっ……!」


 ざわ…… ざわ……

  【怪刀鷲巣丸】

 ざわ…… ざわ……


ドラのポケットから出てくるっ……!


いたって普通の刀っ……!

カイジ「ただの刀じゃねえかっ……!」


ドラ「違うっ……!切ってみるんだっ……!試しにっ……!」


ちょうど通りかかる……!


前田っ……!


カイジ「おらっ……!」


カイジが刀を振った瞬間っ……!


鷲巣丸「レレレのレッ!」


喋る……!


前田「ぐわっ……!」


ドラえもん「この刀は自動的に戦ってくれる……!」


カイジ「す……すげぇっ……!」

ドラ「あとは……集めるんだっ……!仲間をっ……!」


カイジ「仲間っ……!」


ドラとカイジは探し出したっ……!


三人の男っ……!


信用ならなそうな……


三好っ……!



ちょうど通りかかった……


前田っ……!



いつの間にか失脚してた……


利根川っ……!



ドラえもん「よしっ……!」


ドラえもん「あとはのしあがるんだ……ここからっ……!」

ドラえもん「まずは……班長を倒すんだっ……!」


カイジ「どうやって……?」


ドラえもん「班長が開催するチンチロ……!」


ドラえもん「これで班長からペリカを奪うっ……!たんまりっ……!」


三好「でも班長が主催のチンチロじゃあ勝ち目が薄いんじゃ……」


ドラえもん「だから……使うんだっ……!わしず道具っ……!」


ドラえもん「使えそうな道具をレスしてくれっ……!」

カイジ「作戦はこうだっ……!」


カイジ「俺とドラと利根川で班長と戦うっ……!」


カイジ「その間に三好と前田っ……!お前らは通り抜けワシズで狙えっ……金庫をっ……!」


三好「はいっ……!」


前田「はいっ……!」


利根川「Fuck You……!」


カイジ(よし……みんなやる気だっ……!)


ドラ「今夜が勝負だっ……!」

遅かった……タイミングっ……!
石ころ鷲巣さえあればっ……!

>>251  大丈夫っ……!随時募集中っ……!


夜中……


チンチロっ……!


白熱っ……!


カイジ(よし……)


カイジ「な…なぁ……」


班長「ん……どうしたカイジくん?参加するかい?」


カイジ「あ……あぁっ……俺と……ドラ……あと利根川っ……!」


一方……三好たち……石ころ鷲巣を使ってひそかに部屋を出るっ……!


ちなみに……!


石ころ鷲巣は普通の鷲巣っ……!


ただ……鷲巣の圧倒的存在感が……集めるっ……!周りの視線をっ……!


ゆえに見えないっ……!三好たちっ……!

カラン…… カラン……


カイジ「くっ……」


カイジたち……じわじわと負ける……!


ドラ(でもこれでいい……!こっちは時間稼ぎっ……!)


カイジ(いや……勝つっ……!勝って所持金っ……!三好たちは貯金っ……!)


カイジ(奪う……全てっ……!)


カイジ「……」チラッ


カイジ……合図を送るっ……!


【タイムワシズ】っ…!


ワシズ「ザ・ワールドッ……!」


止まる……!


時がッ……!

カイジ(よしっ……今のうちに……!)


カイジ(え……)


カイジ(あ゛ぁ゛っ……?)グニャァァ



カイジ「これっ……四五六賽じゃねえかっ……!」


カイジ「汚ねぇっ……!汚ねぇっ……!」ポロポロ


カイジ(これじゃあ……勝てないっ……!時を止めても……!)


カイジ(しかもここはやつらのホーム……摘発してもうやむやにされかねないっ……!)


カイジ(別の手を考えないとっ……!)

時は動き出す……!


班長「どうしたカイジくん……さっきからキョロキョロと……?」


カイジ「い……いや……何でもない……」


カイジ「それより……ちょっとトイレ行ってきていいか……」


班長「ん~……ちょうど盛り上がっているところだからなぁ……」


カイジ「頼むっ……土下座するっ……利根川がっ……!」


利根川「Fuck You……!」


見事……!


見事な土下座っ……!


班長「仕方ない……早く済ませてくれよ……」


カイジ「あ……あぁ……!」

トイレっ……


カイジ「よしっ……やるかっ……!」


 ざわ…… ざわ……

 【あらかじめワシズ】

 ざわ…… ざわ……


あらかじめドラから借りておいたっ……!


あらかじめワシズに言ったことは確実に起こるっ……!


ワシズの豪運が運命をねじ曲げるっ……!


カイジ「班長たちは……四しか出せないっ……!」


ワシズ「よかろう……!」


カイジ(だがこれも決定打にはならない……!)


カイジ(どうすれば……)

一方……三好たちっ……


三好「ここが班長の部屋……」


三好「じゃあ……お願いします……!」


 ざわ…… ざわ……

 【通り抜けワシズ】

 ざわ…… ざわ……


いたって普通の鷲巣……!


ワシズ「ふんっ……!」


頭突き……!


壁を貫くワシズの頭…!


そして……そのまま入っていく……!


しかし……それだけでは無い……!



圧倒的……圧倒的無音っ……!



三好「よしっ……!」


三好たちも続く……!

が………ダメっ……!


三好「無いっ……!金庫……!どこにもっ……!」


前田「そんな……」





チンチロ部屋……


班長「ところでみんな……言っておくことがある……!」


カイジ「あ……な……なんだよっ……!」


班長「今夜はワシも本気でやりたいと思ってな……!」


班長「持ってきた……!金庫……!」


カイジ(なっ……そんなっ……!)


班長(四五六賽なら負けは無いからな……!)


ドラ「………」

ドラ(使う時が来た……!)


ドラ(禁断の道具っ……!)



 ざわ…… ざわ……





   ざわ……





 ざわ…… 



    ざわ……














ざわ…





【スカートめくり用ワシズ】っ……!

スカートめくり用ワシズ……


鷲巣巌が持つ……豪運……頭脳……身体能力……


その全てをスカートをめくるためだけに特化させた……究極のワシズ……!


このワシズなら勝てる……アカギにさえも……!



ドラ(問題は……これをどう使えばいいのかさっぱり思い付かないこと……!)


カイジ(じゃあ何で出したんだよっ……!バカっ……!)

その時……動くっ……!


スカートめくり用ワシズ……!


スカートを掴むような優しい手つきで賽を掴み……!


スカートをめくるように


繊細に……!


丁寧に……!


しかし力強く……!


投げるっ……!賽をっ……!


カイジ「!」

ドラ「!」

班長「!?」

利根川「スカートは命より重し……!」


カラン……

1っ……!




カラン……

1……!









カラカラ……!


1っ……!

1っ……!1っ……!1っ……!


止まらないっ……!


五倍付けの嵐っ……!


班長たちも四五六賽では勝てないため普通の賽で応戦っ……!イカサマでピンゾロを出そうとするっ……!




が………! ダメっ……!



ここに来てだめ押しっ……!


あらかじめワシズっ……!


どんなにイカサマをしても……!


出るのは四のみっ……!




カイジたち……!




  圧倒的勝利っ……!



1ペリカも残さず……


奪うっ……!班長の金っ……!


班長「ノーカウントっ……!ノーカウントっ……!」



惨めっ……!惨めっ……!




班長編………完っ……!

こんな感じで行きたいっ……!


一条編っ……沼っ……!


が………ダメっ………!



無いっ……!ひみつ道具レパートリーっ……!



頼むっ……哀れな>>1にネタをくれっ……!

http://www.fujiko-f-fujio.com/fan/dora/dougu/

馬鹿野郎っ…!そんぐらいっ…ググれば出てくるだろうがっ…!

>>284 すまんっ……!選別しきれないっ……!>>1の頭ではっ

ありがとうっ……ポロポロ


とりあえず始めるっ……


一条編っ……!

あるだろうがっ……サイト……!
用途別に探しやすくしてあるデータベースがっ……!

スカートめくり用ワシズの活躍で大量のペリカを手に入れたカイジたちっ……!


しかし……仲間全員が出るには足りないっ……!


カイジたちは外で金を得るという結論に至るっ……!


出るのは……


カイジ……!(主人公だから)


ドラ……!(ワシズを出せるから)


利根川……!(>>1が好きだから)



三人の男が野に放たれる……!

>>296 知らなかったっ……!使うっ……!今度からっ……! 本当にすまんっ……!

チチチチ…


カイジ「ん……外……?」


ベンチの上で目覚めるカイジ……


カイジ「やったっ……出られたっ……俺っ……!」ポロポロ


ドラ「カイジくん……!」


利根川「Fuck You…」


二人も合流……!



ドラ「さて……合流できたところで……提案があるんだ……!」


カイジ「なんだよ……ドラッ……!」


ドラ「どうせ金を稼ぐなら僕らの目標のために……潰しにいかないか……!」


カイジ「まさか……」


ドラ「うん……帝愛グループのカジノっ……!」

カイジ「でも……どうやって……」


カイジ「知ってるぜっ……俺……!ああいうカジノは裏の人間の紹介が無きゃ入れないんだろっ……!」


ドラ「いるだろっ……カイジくん……僕らの仲間に……裏の人間っ……!」


カイジ「あっ……!」


利根川「ふん……」


利根川……!


元帝愛グループNo.2……!


利根川「いいだろう……それならちょうど……心当たりがある……」


カイジ「本当かっ……!」


利根川「一条とか言う生意気な若造がやっているカジノ……あそこなら大量の金がある……!」


利根川「もっとも……一筋縄ではいかんだろうが……」

一条のカジノ……


一条「これはこれは……」


一条「“元”帝愛グループNo.2……利根川様……!」


利根川「ふん……私はもう帝愛グループでは無いが……入れてもらえんかな……?」


一条「ええ……もちろん」


一条「当カジノは誰でもウェルカム……!」


一条「どうぞ……楽しんでください……!」


ざわ…… ざわ……


カイジ「すげぇっ……高レートのパチンコが……」


ドラ「すごい数だ……!」


利根川「我々が相手取るのはそんなものではない……!」


利根川「見ろっ……!」


利根川が指し示す先っ……!




巨大な体躯……


恐ろしい形相……


海の如きパチンコ玉……




   [沼]っ……!




カイジ「なんだよっ……!あれっ……!」

が………


カイジたちより前に……先客っ……!



ニセアカギ「俺の記憶力があれば……」


ニセアカギ「バカな……そんなはずは……」


ニセアカギ「入れっ……!入れっ……!」


ガシャッ


一条の手下「パッキーが切れましたので……お引き取りください……」


ニセアカギ「帰りたくなーい!帰りたくなーい!」


利根川「凡夫……」


ドラ「恐ろしい……沼……!」

今日はもう書けませんっ……!


次からカイジ達が沼に挑むっ……!


レスありがとうっ……!ポロポロ

再開っ……!


のどかな午後にこんな意味不明なSSっ……!


迷惑っ……!圧倒的迷惑っ……!

利根川「ふ……では行こう……!」


利根川……!


にじみ出る……!


自信っ……!


カイジ「お……おい……」


カイジ「必要なんじゃねぇか……?対策とか……!」


カイジ……当然の発想……!


目の前で一人の男が【沼】に飲まれたっ……!


カイジから見れば……今の利根川……!


まな板に乗りに行く……!


鯉っ……!

利根川「見たまえ……!」


利根川が指差す先……!


二枚の写真っ……!


一人は帝愛っ……!


そしてもう一人は……!


利根川っ……!


ドラ「なんで利根川くんの写真が……?」


利根川「決まっている……!」


利根川「制したのだ……!沼を……!私が……!」


そう……写真にうつる二人はかつてこの沼を下し……


数億を弾き出した……!


カイジ「す……すげぇっ……!じゃあもう勝ったようなもんじゃねぇかっ……!」


今……沼に貯まっているのは……約7億っ……!


カイジ「もらったっ……あれ全部っ……!」


一条(……)

カイジ知らない人も読んで下さってるようなのでっ……!


軽く説明っ……!


沼とは大きなパチンコ台っ……!


が……今のパチンコとは少し違う……


真ん中に玉が入る場所があるのは一緒だが……


その先に……待っているっ……!


三連クルーン……!


上から順に三個……四個……五個の穴が空いておりっ……!


印のついた1つの穴に通れば下のクルーンへ……!


それ以外の穴は……ダメッ……!失敗っ……!


見事三つのクルーンを通過すれば……!


7億っ……!

が………ダメッ……!


利根川「くっ……!」


利根川……懸命に打つも……!


間隔の狭い釘に加え……!


真ん中の穴の上の……ワイパーみたいなやつ(名前しらない)っ……!


この二つに阻まれ……


真ん中の穴にすら……ほとんど入らないっ……!


ごく稀に入っても……


悪魔の三連クルーンッ……!


一段目と二段目でほとんどアウトッ……!


一条(ククク……)


そう……利根川……気づいていなかった……!


以前のアタリは……紛れもなく……


接待……圧倒的接待っ……!


ガシャッ


切れる……パッキー……


ドラ「ちなみにパッキーっていうのは玉を打つために買うカードだよっ……!パッキーを台に差し込むことで玉が補充されるんだっ……!」


100万分をすった……


利根川「ぬ……!」


アウツっ……!
細かいことだが……!使うべきは……アウトではなくっ……!アウツっ……!
福本作品ならば……!

ファミレス……!


カイジ「バカっ……!駄目じゃねえかっ……!全然っ……!」


ドラ「まあまあ……」


利根川「ふ……駄目なのは貴様のほうだ……」


カイジ「あっ……?」


利根川「以前私は沼を下した……それは真実……!」


利根川「だが見ただろう……あの写真……今まで勝ったのは帝愛グループの上役のみ……」


カイジ「あっ……!」


ドラ「まさか……」


利根川「そう……沼は……バカどもから巻き上げた金を接待ついでに帝愛グループに上納するシステム……!」


利根川は……ただの土下座男ではない……


持っている……本質を見抜く目……!

>>328 忘れてたっ……!駄目なのは……俺っ……!


カイジ「じゃあ……なんでやったんだっ……!」


利根川「対策を立てるにはまずやってみる以外なかろう……!」


カイジ「くっ……」


ドラ「わかったのかい……?沼の攻略法っ……!」


利根川「いや……だが対策すべき点は見つかった……」


利根川「まずひとつは釘……」


カイジ「ああ……やたら狭かったな……」


利根川「あれでは通らん……次に……」


利根川「穴の上のワイパーみたいなもの……」


ドラ「……?……特に不自然なとこはなかったけど……」


利根川「素人にはわからんだろうが……時折開閉のペースが変わっていた……おそらくある程度あちらの思うように動かせる……」


カイジ「なっ……そんなのズルじゃねぇかっ……くそっ……!」

利根川「そしてクルーン……」


利根川「入った時の玉の動きを見るに……」


利根川「水平ではない……!」


カイジ「か……傾いてたってことか……?」


ドラ「なるほど……それならある程度落ちる穴を強制できる……!」


利根川「いまのところ……それくらいだろう……」


カイジ「ちっ……流石に帝愛のNO.2だっただけあるな……」


利根川「これしきのこと……土下座よりも容易……」

後日……


一条「おや……お一人ですか……?」


カイジ「ああ……ちょっと沼を近くで見ていいか……?」


一条「……」


カイジ「客の邪魔はしねぇ……こっちは人生かかってるからな……本気で勝ちたいっ……!」


一条「……いいでしょう……ただし沼には一切触らないという条件ならば……!」


カイジ「ああ……それでいいっ……!」


そしてカイジ……沼の周辺をぶらついて……


カイジ「邪魔したな……」


一条「え……ええ……」


店を出る……


一条「なんだったんだ……?」

翌日……


カイジ「よぉ……来たぜ……」


一条「……また視察ですか……?」


利根川「いや……今日は勝負だ……」


一条「それはそれは……!」


一条「ではどうぞ……ちょうど空いてますよ……!」


沼の前に座るカイジ……!


ついに始まる……


【一条 VS カイジ】っ……!


一条「おや……あなたがやるものだと思っていましたが……」


利根川「ふっ……同じ写真が二枚並ぶのは面白みがなかろう……!」


一条「っ……!」

一条(だが……残念ながら……)


一条(今日の釘のパターンはD……)


一条(いくつかあるパターンのうち最も通りづらいパターン……!)


一条(それに加えて……)


一条(万が一に備えてワイパーの開閉スイッチを既に部下に持たせてある……!)


一条(奴等が勝つ見込みは0……!見るまでもない……)


その場を去る一条……


カイジ「いいのかっ……見てなくて……!」


一条「あなたでは無理ですよ……」


カイジ「そうかよっ……!」

が………! が………!


店長室……


バタッ…… バタッ……


手下「店長っ……!」


一条「なんだ……騒々しい……!」


手下「沼の……釘がっ……!」


手下のただならぬ表情に一条も危機を察する……!




沼が置いてあるとこ……


ざわ…  ざわ…


あわててやってくる一条……!


一条「な……なんだあれはっ……!」


一条の視線の先……


沼の釘……!


ガバガバッ……!目に見えて……!


一条「なんだあれはっ……!」


一条「誰だっ……今朝釘を調整したのはっ……!」


手下「私です……!ですが今朝はきちんと……調整しましたっ……!」


一条「じゃあなんであんな……」


ウォオォォオォ!


「すげえっ今日はガンガン入るぞっ……!」


「見られるかもしれねぇっ……!大当たりっ……!」


一条「くっ……!」


カイジ(クク……うまくいったっ……!)


カイジ(昨日の仕込み……!)


そう……カイジは昨日……仕込んでいたっ……!


切り札っ……!




ざわ…  ざわ…

 【ミニワシズ】っ…!



その名の通り……


小さいワシズっ……!


が……!パワーはそのまま……!

昨日仕込まれたミニワシズは……


今朝の調整後……


沼の中に堂々と侵入っ……!


釘を蹴散らしていった……片っ端から……!


カイジ(完璧だっ……!)


一条「くっ……もういい……釘のことはっ……!」


一条「使えっ……!今すぐっ……!」


手下「え……?」


一条「開閉スイッチだっ……!」

が………!ダメっ……!


手下「だ……ダメですっ……!」


一条「なにっ……!」


手下「閉じませんっ……!ワイパーっ……!」


一条「バカなっ……!」


沼を見る一条……!


開いたまま微動だにしないワイパー……!


一条「なぜだっ……!」ダッ


沼に駆け寄る一条っ……!

一条「な……なんだこれはっ……!?」


ワイパーを止めている小さいおじさん……!


ミニワシズっ……!


一条「なんだっ……なんだこれはっ……!」


カイジ「何って……きまってんだろっ……!」


カイジ「妖精だっ……!」


カイジ「寝てる間に靴を作ってくれたりする奴っ……!妖精っ……!」


一条「は……?」


一条……理解が追い付かないっ……!

一条「妖精なんているわけがっ……」


利根川「妖精も知らんのか貴様は……一度行ってこい……夢の国へ……!」


利根川……見せる……!


舞浜の年間パスポートっ……!


一条(なんだ……?俺が間違っているのか……?)


一条「くっ……そうか……妖精なら……仕方ないっ……!」


思考停止する一条……


チュロスをかじる利根川……!

が……!


肝心のクルーンは手付かず……!


一条(そうだ……)


一条(釘とワイパーが使えなくても……)


一条(負けはない……クルーンが有る限り……!)


ちなみに……


ミニワシズはクルーンには干渉できない……


クルーンは繊細……


下手に手を出せば予測不能な事態に陥るっ……!

カイジ「あとはうまくやれよ……ドラっ……!」


カジノのビル屋上……


ドラ「そろそろだ……」


ざわ… ざわ…

 【ビックワシズ】


巨大なワシズ……!


5m級っ……!


うなじを斬られたくらいでは……死なないっ……!


ドラ「こいつの重さなら……!」


ズッ…  ズッ…


徐々に傾く……


ビルっ……!

ざわ… ざわ…


「な…なんだ……?」


「地震……?」


手下「き……危険です……!」


一条(なにか妙だ……)


コツ……


パチンコ玉を地面に落とす一条……


手下「!」


部屋のすみに転がり出すっ……パチンコ玉……!


一条「何者かがビルを傾けているっ……!」


一条「始末しろっ……!」


手下「はっ……!」

ドラ「さて……もう大分傾いたし……」


ざわ… ざわ…

 【鷲巣破壊爆弾】


地球を破壊する爆弾ではない……


鷲巣を破壊する爆弾っ……!


実は……わしず道具は一度出したら戻せないっ……!


スカートめくり用ワシズも今もどこかでスカートをめくっているっ……!君の彼女のスカートをめくっているかもしれないっ……!


要するに……用済みになったワシズは破壊しなければならないっ……!


鷲巣破壊爆弾でっ……!


ドラ「それっ……!」


ドンっ……!


消滅するビックワシズ……!

ざわ… ざわ…


ドラ「むっ……追っ手か……!」


ドラ「使うしかない……!」


ざわ…  ざわ…

 【モーテン鷲巣】


一見普通のワシズ……


が……そのとき……!


抱きつくっ……ワシズが……ドラにっ……!


次の瞬間……消えるっ……!二人の姿がっ……!


ワシズに抱きつかれるドラっ……!


最悪っ……!ゴールデンでは流せない絵……!


が……見えないっ……!安心っ……!

手下「ここかっ……!」


屋上を探す手下たち……!


が……見つからないっ……!


手下「いない……なにかむさ苦し気配はするが……」


手下「もう逃げたのかも知れないっ……!下を探すぞっ……!」


手下「あぁ……!」


バタ……! バタ……!


ドラ(危ないところだった……)


ドラ「それっ……」


鷲巣破壊爆弾っ……!


モーテン鷲巣……消滅……!

カジノ……


「さっきから二段目も通過してるぞ……!」


「いけるぞこれっ……!」


一条「くっ……!」


一条(このままでは時間の問題……!)


一条(使うしかないっ……!)


一条「おいっ……!」


手下「はいっ……!」


一条「最後の手段っ……!あれを使うっ……!持ってこいっ……!」


手下「で…ですが……あれは余りにも不自然……」


一条「いいから持ってこいっ……!早くっ……!」

手下「あの……」


一条「……なんだ……」


手下「お電話です……」


一条「今は忙しいと伝えておけっ……!」


手下「それが……兵藤様からでして……」


一条「!」


あわてて電話をとる一条……!


帝愛「貴様っ……!なんてザマだっ……!」


帝愛……見ていたっ……モニターで……


一条「す……すみません……しかし……!」


帝愛「勝てるのだろうな……!」


一条「!」


帝愛「帝愛グループの人間があんなものに負けることはあってはならん……!」


一条「だ……大丈夫です……必ず勝てます……!秘策が……!」


ツーツー


一条(くそっ……あの爺……!)

帝愛の部屋……


黒服「あの……」


帝愛「………」


黒服「流石にもう勝ち目は無いのでは……」


帝愛「あの若造の力ではな……」


帝愛「とっくの昔に送ってある……最後の手段を……奴は使う……」


帝愛「あれがあれば勝てる……」


帝愛「そうじゃろう……?」


ドラミ「はい……確実に……!」

一条(沼が負けそうになったら使えと送られてきた箱……!)


一条(癪な話だが……使うしかないっ……!)


がら… がら…


台車で運ばれてくる……


大きな箱っ……!


一条(時おり揺れたりして明らかに不自然なものだが……)


カイジ(なんだ……あの箱……?)


利根川「……」

一条「開けろっ……!」


ざわ… ざわ…

 【上昇気流鷲巣】


なんと……入っていたのはワシズっ……!


カイジ(な……!何であいつらがワシズをっ……!)


一条(これはさっきの……妖精……!)


そして動き出す上昇気流鷲巣っ……!


上昇気流鷲巣の鼻とクルーンの当たり穴が……!


四次元空間にて直結っ……!


上昇気流鷲巣の異常な鼻息が……


クルーンの当たり穴から吹き出すっ……!


圧倒的……圧倒的上昇気流っ……!

カイジ「なっ……何でっ……!」


カイジのパチンコ玉っ……!


弾かれるっ……!


鼻息にっ……!


カイジ「は……入らねぇっ……入らねぇっ……!」ポロポロ



ガシャッ



ここで切れる……パッキー……!


残り二枚っ……!


ちょっと頭おかしくなってきたので中断します


悪いっ……!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom