グンタ「どこが違うんだ？ボンベの本数が増えてるわけでもねえし」

エルド「ブレードを収納可能な数が増えているわけでもないようだ」

ペトラ「ベルトもごちゃごちゃしてわかり辛いけど、特に変わった点は見られないよ」

オルオ「新兵ばかりでなくお前らもか。情けねえ連中だな」

オルオ「その程度じゃ教えてやったところで理解が追い付かないだろう…」ﾌﾝ

リヴァイ（…わかってるなら教えてくれオルオ）

エレン「兵長、どの辺りが変わってるんですか？」

リヴァイ「…何？（こんなことならエルヴィンに確認してくるんだった…）」

リヴァイ（だが説明できなければ示しがつかん…！…そうだ…）

ペトラ「兵長！私も気になります！」

リヴァイ「…装備に変更はねえ。新品の装備一式、つまり新装備だ（と思う）」

エレン「あー、そういうことですか」

グンタ「確かに、俺らは長く使ってますしね」

エルド「点検を繰り返しても新品には敵いませんしね、なるほど」

ペトラ（何だ…もっとすごい変更があるのかと思ってた）ｶﾞｯｶﾘ

オルオ「ふん…難しく考えるからそうなるんだ（変だな…アンカーが4本出る仕様になってるように見えたのにな…）」

エレン「じゃあ今日はこっちの装備を装着すればいいんですね？」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「じゃあ私、別室に行きますね」

エレン「え？どうしてですか？別に脱いだりするわけじゃないのに」

おとこども「そうだそうだ」

ペトラ「気持ちの問題よ気持ちの問題。男の人の前であんまり着替えたくないものなの」ﾀｯﾀｯ

おとこども「…」

オルオ「ふん…ペトラのやつ、俺を意識しやがって」ｶﾁｬｶﾁｬ

グンタ「いや、俺だろ。この間髪型褒められたぞ」ｶﾁｬｶﾁｬ

エルド「その栗みたいな頭をか？俺だろ。この中じゃ一番顔がいい自信がある」ｶﾁｬｶﾁｬ

エレン（女の人って大変なんだな…あれ？でもミカサは平気で俺の目の前で着替えてたな。家族だからか）ｶﾁｬｶﾁｬ

リヴァイ（…ちょっとサイズでかいな。調節しねえと…）ｶﾁｬｶﾁｬ

エレン「兵長…」

リヴァイ「なんだ」

エレン「ありましたね、変更点」

リヴァイ「…そうだな」

グンタ「胸元のベルトが二本になってるんだな」

エルド「ああ。まあ立体機動は重心を安定させることが重要だからな」

エルド「地味だが効果のある改良なんじゃないか」

オルオ（目が悪くなったのか…？確かに穴がそれぞれ二つあるように見えたのに）

エレン「でも、これで新装備なんて言われてもなあ…」

グンタ「全くだ。どうせならボンベの数を増やしてくれれば戦闘時間が長くなるのに」

エルド「今より重くなったらそれはそれで都合が悪いんじゃないか」

オルオ「ふん、上の言うことに不平を言う間はまだまだだな。兵長を見ろ」

オルオ「静かにこの改良に満足なさっているじゃないか」

リヴァイ（ベルトの金具固てぇな…あと少し動けばピッタリなんだが）ｶﾁｬｶﾁｬ

グンタ「でもなー」

エルド「まあなー」

エレン「ですねー」

ペトラ「へ、兵長、これはどういう…///」ｶﾞﾁｬ

おとこども「！！！」

リヴァイ「…どうしたペトラ、胸を抱えるようにして。顔も赤いな。肺が苦しいのか？」ｶﾁｬｶﾁｬ

ペトラ「いや、あのですね、この装備、いつものと…///」

オルオ（なるほど…誰か知らんが、素晴らしい改善をしてくれた）

グンタ（ピクシス司令辺りか…誰か知らないが、握手したい）

エルド（その人とならいい酒が飲めそうだ）

エレン（ペトラさんどうしたんだろ。心配だな）

オルオ「…おいペトラ、何でもないんだったら腕を下ろせ」

グンタ「兵長の前で腕を組むなんて失礼だぞ」

エルド「まったくだ」

ペトラ「アンタたちは黙っててよ！///」

リヴァイ「…装備がどうかしたのか？」

ペトラ「あの、ですから、どうしてその、胸のベルトが変わっているのかと」

リヴァイ「体幹を安定させるためらしいが？（受け売りだが）」

ペトラ「うぅ…そうなんですか…ちゃんと理由があるんですね…」

オルオ「当然だろうペトラ。これはエルヴィン団長が支給された装備なんだぞ？」

ペトラ「…わかったわよ…そうよね、エルヴィン団長の判断なのよね…」ｽｯ

おとこども（でかい（確信））

エレン（なんだ、ペトラさん何でもないのか。よかったよかった）

おとこどもって表記に覚えがあるんだけど、>>1って他になんか書いてるの？

>>24
先週からの新参だけど色々書いてる。暇なときにでも読んで欲しい↓
エレン「仮面ライナー？」
エレン「ペトラさんに夜這いをかける」
ペトラ「おもらししちゃった…」
ミーナ「穢されたー純潔はー反撃ーの嚆矢♂だ」
リヴァイ（シークレットブーツ、か…）
ペトラ「ペトペトペトペト～♪」
エレン「ペトラさん！好きです！」ペトラ「ごめんなさい」
サシャ「私ですか？コニーが好きです！」

グンタ「おいオルオ、エルド、耳を貸せ」ﾋｿﾋｿ

オルオ「お前に貸す耳なぞ持たんが…聞いてやろう」

エルド「どうしたグンタ」

グンタ「ペトラでさえこれだ…内地にもっと巨乳の兵士を知ってる」ﾋｿﾋｿ

エルド「…ッ！」

オルオ「その情報は確かなんだな、グンタ」ﾋｿﾋｿ

グンタ「ああ！だから…」ﾋｿﾋｿ

オルオ「みなまで言うな。俺に任せろ」ﾋｿﾋｿ

オルオ「リヴァイ兵長！お言葉ですが、今回の変更には問題があると思います」

リヴァイ「何？」

オルオ「ペトラが何故先ほどのような態度を見せたのか…それは、胸部が強調されるからに違いありません！」

ペトラ「オルオ、何を…！///」

リヴァイ「…」ﾁﾗｯ

ペトラ「うぅ…（へ、兵長にチラ見されてる…）」

リヴァイ「…それで？」

オルオ「…非常に扇情的な格好になっているのがおわかりでしょう。これはモラルの低下を引き起こしかねません」

オルオ「ここはペトラ本人を含む我が班全員で内地に戻り、異を唱えるべきだと思います！」

おとこども（いいぞオルオ！）

エレン（戦場的ってなんだ…兵士っぽいって意味か…？）

リヴァイ「ペトラ、お前はどうなんだ」

ペトラ「は、はい？」

リヴァイ「ここで問題にされてるのは女であるお前一人」

リヴァイ「お前が新装備に対して平静さを欠くほどの不満があるなら、オルオの言うように直談判しようと思うが？」

ペトラ（どうしよう…私さえ我慢すれば面倒なことにならない…けど、やっぱりこれはちょっと恥ずかしい…///）

オルオ（頼むペトラ…はいと言ってくれ。下さい。お願い）

グンタ（ま、まあどっちみちペトラの隠れ巨乳が満喫できるから損はないんだが）

エルド（できることならもっとたくさんの女の姿が見たい）

ペトラ「え、えっと、私は別に大丈夫…ですよ。何日かすれば慣れると思いますし」

リヴァイ「そうか」

オルオ「ま、待てペトラ！」ｱﾀﾌﾀ

ペトラ「何オルオ」

オルオ「慣れるとかそういう問題じゃねえんだ！お前がそんな格好してたんじゃこっちの理性がもたんのだ！」

オルオ「ムラムラきた新兵や俺が夜這いをかけたりなんかしたら嫌だろう！！？」

エレン「ヨバイってなんですか？遺跡か何か？」

ペトラ「うっ…それは確かに嫌だ。オルオは特に」

オルオ「そうだろうそうだろう！ほら、兵長にお願いするんだ！やっぱり直談判しましょうって！」

グンタ（オルオ…お前は本当にどこまでも男なんだな…）

エルド（不思議と涙が出てくる…感動したのか、それとも、哀れに思っているのか）

ペトラ「でも、私一人の為にわざわざ内地に行くわけには…」

オルオ「お前ひとりじゃない！すべての女性兵士のためにも！この決断は必要なんだ！」

グンタ（その女性兵士を視姦しにいくのにな）

リヴァイ「…どうすんだ、ペトラ」

ペトラ「えっと、いいですやっぱり。オルオが妙に必死なのが逆に怪しいんで」

オルオ「なっ！？」

グンタ（まあいいやペトラで十分）

エルド（せやな）

エレン（この新装備、すべての兵士に支給されてるのか…）

エレン（アルミンたちもそうなのかな？）

ライナー「…アルミン、ベルトルト。この支給された新装備なんだが…」

アルミン「ああ…！僕もちょうど、その話をしようとしていたところなんだ…！」

ベルトルト「僕たち男子からすると実用的な改良に過ぎないけど…」

ライナー「女子の場合は胸を強調する素晴らしい改良になっている…！」

ﾗｲｱﾙﾍﾞﾙﾄ「女神の小ぶりな胸が強調される…！」

アルミン「入団した時からずっと考えていたんだ…女子の胸のベルトが二本になったらって」

ライナー「ああ…俺も常日頃から考えていた…まさか実現する日が来ようとはな…」

ベルトルト「幸いにも、今は分けられた班が一堂に介している…チャンスはある！」

アルミン「もしクリスタがトランジスタグラマーだったりした時には僕は愚息の立体機動を止められないよ」

ライナー「わかってないなアルミン。期待すべきは強調される体積の大小じゃない――」

ライナー「女神の恥じらいの表情だ！」

ベルトルト「それとポーズだね！モジモジと胸の辺りを隠す仕草が見れたら僕の超大型巨人が蒸気を出してしまうよ！」

アルミン「なるほど！さらに貧乳だった場合、格差社会を前にしての別ベクトルの恥じらいの表情が見られるね！」

ライナー「いいじゃないか！最高だ！」

ベルトルト「それは確かに魅力的だけど、104期に格差を感じるほどの人がいたかな…？」

ライナー「…言われてみれば、そうだ」

アルミン「ミカサは胸板だってエレンが言っていた…」

ベルトルト「アニは小さいよ」

ライナー「ユミルは…大きい方じゃないか？」

アルミン「中では大きいかもしれないけど…そそらないよ」

ベルトルト「ミーナは？」

ライナー「貧乳を気にしているという噂があるな」

アルミン「ミーナも駄目だよ…髪型を変えてくれればいいんだけど」

ベルトルト「確かに…イチモツを連想してしまって、萎えるね…」

ライナー「待て、二人とも論点がずれてる」

アルミン「サシャは…なかなかだという話は聞いているけど」

ベルトルト「サシャか…いいね」

ライナー「おい、俺たちはクリスタが巨乳に嫉妬するシチュエーションで悶えていたんじゃないのか」

アルミン「ああ、そうだったね。おっぱいの話になるとどうも真面目に考える癖が出てしまったよ」

ベルトルト「男だからね、僕たち」

アルベルト「うふふ」

ライナー「そろそろ集合場所に向かうぞ。話の腰を折りやがって」

アルミン「え？腰が砕けた？」

ベルトルト「アルミンは思春期特有のアレみたいだ。そっとしようライナー」

ライナー「そうだな…15歳だもんな」

アルミン「え？15歳の母？」

～広場～

クリスタ「うぅ…なんでこんな、装備変更なんて…///」

ユミル「まったくだ。私だけならいいが、男どもにクリスタのこんな姿を見せるわけにはいかねえ」

ミカサ「ここにエレンがいなくて良かった…今の私の姿を見れば、エレンは理性を失って私を求めてしまうだろう」

ミカサ「そんなことになれば、兵団におけるエレンの立場が危ない」

アニ「妄想もほどほどにしときなよ…（にしてもこいつまっ平らだな）」

ミカサ「妄想じゃない。特に今のエレンは私から離れたことで精神的に不安定になっている」

ミカサ「そんなエレンがこんなに扇情的な私の姿を見れば、理性が決壊するのも当然」

ミカサ「私は構わないが、その行為によってエレンが変態の汚名を着せられてしまっては困る」

ミカサ「でもこれが正式装備である以上はいつか見られてしまう」

ミカサ「つまりどの道エレンは変態の汚名を着せられてしまう」

ミカサ「そうなったら、二人で開拓地へ行こう…巨人の力は農業でも大活躍するはず…」

ミカサ「そして静かに余生を過ごし、私はエレンと抱き合いながらその生涯を閉じる…」

アニ（最終的には完全に関係ない妄想に行ったよ…やっぱコイツ怖いな）

サシャ「うー、なんだか苦しいですねー。こんなの改良じゃないですよ」

ミーナ「うほっ♀　さ、サシャ、おおおお大きいね！」

クリスタ「むむぅ…」

ユミル「おお、いいぞクリスタその表情！かわいい！」

アニ（あいつ、あんなにでかかったっけ…）

ミカサ「ああ、エレン！エレンんんん！！愛している！あなたの声が聞こえる！離れていても！」ﾊﾟｧｧ

ライナー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん！！」ﾐﾓﾀﾞｴ

ベルトルト「やめろライナー！そんな大声をだすな！せっかく女子だけの空間を覗けているのに！」

アルミン「おっぱいがいっぱいだ！」

クリスタ「な、なんか野獣みたいな声がしたよ！」ﾋﾞｸｯ

ユミル「あれは…ライナーか。ちくしょう、ニシンの餌食にしてやる」ｽｯ

サシャ「なんですかユミルなんですかユミルその缶詰は何なんですか！お魚の絵が書いてありませんか！」

ベルトルト「言わんこっちゃない！バレたぞライナー！絶好の物陰だったのに！」

ライナー「ああああああああああああああああああクリスタクリスタクリスタああああああん！！」

アルミン「おっぱいっぱいおっぱいっぱいおっぱいっぱいおっぱいっぱいおっぱいっぱい！！」

ベルトルト「くそ、二人とも狂っている…！ライナー！君は戦士だろう！」

ライナー「なんだよ戦士ってそれ以前に俺は男だああああああああああクリスタクリスタクリスタああああああん！！」

ユミル「よっと」ｶｼｭｯ

女子一同「くさい」

ユミル「くらいやがれライナー！」ﾎﾟｰｲ

ベルトルト（何だ、アレは…！なんだかよくわからないけど危ない気がする！）

ベルトルト「二人とも！逃げないと！」

アルミン「おっぱいっぱいおっぱいっぱいおっぱいっぱいおっぱいっぱいおっぱいっぱい！！」

ライナー「"しゅーるすとれみんぐ"って読むのか…？ユミルお前…よくこの文字が読めたな…」

ベルトルト「錯乱してる場合じゃないんだ！」

ライナー「」ﾋﾞｼｬｯ

ベルトルト「…う、あ」

アルミン「…ぱい、お…？」

ライナー「クリスタって俺に気が…あ？」ﾋﾞｼｮｰ

ベルトルト「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ！！」ﾀﾞﾀﾞｯ

アルミン「なにこれくさいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ライナー「何が起こったああああああああああああああああああああああああああああああ！！」ｶﾞﾊﾞｧ　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

女子「くさそう」

ベルトルト「ライナー！来るな！じっとしていてくれ！」

アルミン「くさいくさいくさいよぉおおおおおおお！！」

ライナー「助けてくれ！頼む！生きているのがしんどくなるぐらい臭いんだ！」

通行人「おいおい何だ？若い兵士が走ってるぞ」

通行人「まったく税金通りのはたらきはあるんだろうな」

通行人「…」ﾌﾟｩｰﾝ

通行人ｓ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！」

ライナー「助けてくれえええええ臭いで死ねるぅううううううううう！！」

通行人「なんだあいつくせえ！」

通行人「ぎゃああああああアイツの頭から垂れ落ちた液体くせええええええええええええ！！」

その日、トロスト区は新手のテロに遭った。
強烈な刺激臭を発するくさそうな男が町中を走り回り、臭いの元であろう液体並びに
謎の塊を落としていったのである。
容疑者のライナー・ブラウンは、「何が起こったのかわからなかった。とにかく臭かった。臭いをどうにかするために
走り回った」と供述している

エレン「また新装備、ですか？」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「うわ、重たい…これ、鉄のカプセルですか？」

リヴァイ「その中に対巨人用の生物兵器が詰まってるらしい」

エルド「生物兵器って、細菌とかですか？」

リヴァイ「さあな。開けて確認したいところだが、エルヴィンの野郎が『有事の時以外に開けるな。絶対に後悔する』って言うもんだからな」

ペトラ「な、なんか気持ち悪い生き物とか入ってるんですかね…？」

オルオ「なるほどな…そういう仕組みか。ふん、わかってみれば単純だな」

グンタ「でも巨人に対抗する武器が増えるのはありがたいですね」

エルド「ああ、詳細はどうあれ、団長のお墨付きなら頼もしい」

エレン（どんな武器なんだろ…使うのが楽しみだなあ）

ペトラ「兵長、こっちのは？」

リヴァイ「酸素マスクだ。そいつを使う時には必ず装着するよう言われている」

エルド「となると…やっぱり細菌なんだろうか。通常の呼吸ができない状況になるってことだろ？」

オルオ「教えてやってもいいんだがな…」ﾁﾗﾁﾗ

グンタ「まあ、言われた通りにやってみましょうよ、今度の壁外調査で！」

オルオ「…」ｼｭﾝ

～数週間後、巨大樹の森～

オルオ「女型の巨人っ！？　馬鹿な、捕らえられたんじゃなかったのか！」ﾊﾞｼｭｯ

エルド「いいやチャンスだ！例の新装備を使うぞ！」

女型の巨人（…新装備？なんだか知らないけどさっさとエレンを…）ﾄﾞｼﾝﾄﾞｼﾝﾄﾞｼﾝ

エルド「みんな酸素マスクを！」ﾊﾞｼｭｯ

女型の巨人（すばしっこいね…さすがは精鋭と言ったところか）ﾄﾞｼﾝﾄﾞｼﾝﾄﾞｼﾝ

ペトラ「つけた！」

オルオ「完了だ！」

グンタ「いつでもいいぞ！」

エレン「エルドさん、早く！」

エルド「くらいやがれっ！女型ァ！」ﾌﾞﾝｯ

女型（鉄塊…？あんなものが通じると思うのか。えい）ﾊﾞｷｯ

女型「」ﾋﾞｼｬ

エレン「あれっ…？」

オルオ「あの小さな物体と液体が、生物兵器…？」

女型（…は？　…え？　なにこｒ）

女型「アァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！」ｸﾞﾊﾞｧ！

グンタ「うおっ！なんか鼻つまんでるぞ！」

ペトラ「でもチャンスよ！今のうちに首筋を！」

アニ（なにこれ！やだ！くさいくさいくさい！！でもなんか覚えがあるようｎ）

女型「アアアアアア！！アアアアアアアアアアアアア！！アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！」ﾄﾞﾃｰﾝｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

エレン「すげえ！あの女型がのたうち回ってるぞ！」

エルド「だがあんなに激しく動かれるとな…」

グンタ「近付くこともできねえよ…」

オルオ「効き過ぎだ！技術班の馬鹿野郎ども！」

アニ（無理無理無理無理無理！くさっ、くさすぎる！臭いをなんとかしないと！そうだ！）

アニ（一度変身を解除すれば、直接鼻についた臭いから逃れられる！）ｶﾞﾊﾞｯ

女型「アアアアアア！！アアアアアアアアアアアア…」ｼｭｩｩｩ

アニ「ぷはっ」

エレン（…女型の巨人の正体はアニだった）

エレン（俺たちはアニを拘束したが、アニは巨人の硬化能力を利用して、俺たちの詰問から逃れやがった）

エレン（なんでだよ…アニ…俺、お前のこと…）

～研究室～

エレン（アニ…）

ペトラ「エレン、今日もあの子のところにいるんですね」

ハンジ「友達が敵だったと聞いたら、そりゃすぐには受け入れられないでしょ」

エルド「できることなら二人きりにさせてやりたいが、万が一の場合もあるからな…」

ペトラ「エレン…」

エレン（アニ…アニ…）ｼｺｼｺ

エレン（その新装備…すげえ、似合ってるぜアニ。お前に手が届いたら、俺、理性なんかなくなってたと思う）ｼｺｼｺ

エレン（ああ…アニ…！）ﾋﾞｭｯ

ペトラ（エレン…あんなにうずくまって…）

オルオ「これはアイツにとっての試練だ。この残酷な世界を受け入れるためのな…」



～おわり～

くぅ疲これ完。
リヴァイ班生存ルート的なものを書きたかったんです。
最後エレアニだけど、原作準拠だよね？