コナン「サンキュ博士!」
阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞー」
~学校~
小林先生「じゃあこの問題は……光彦君に解いてもらおうかな」
光彦「はい!」
コナン「さてと」ポチットナ
光彦(なんかキンタマがもぞもぞしますね……)
小林先生「はい正解、席に戻っていいわよ」
光彦「はーい」
コナン(二倍になってもまだ四個、そんなに影響も出ねえか)
光彦(なんだかさっきから股間に違和感があるんですよね)モゾモゾ
コナン「よしもういっちょ」ポチットナ
光彦「んっ」
元太「どうしたんだよ光彦」
光彦「な、なんでもないですよ」
小林先生「ほらそこ、おしゃべりしちゃダメだぞ!」
光彦「すみません小林先生……」
光彦(休み時間にトイレで確認するとしましょう)
~休み時間~
光彦「あれ、キンタマが腫れてる?」
光彦「いや、これはキンタマの数が……八つですって!?」
光彦「キンタマの数が増えるなんてどういうことですか!!」
コナン「光彦のやつ、トイレで騒いで注目集めてるって分かってねえのかな」
コナン「まあいいや」ポチットナ
光彦「ひいっ!?」
光彦「またキンタマの数が増えましたよ!?」
光彦「いったいどうなってるんですか!!」
一般的な睾丸の容積は20ml程度である。
現在の光彦の睾丸は16個、睾丸の重量と容積は3.8%程度の差があるので、
単純計算で307.84gもの重量が陰嚢に収まってることになる。
コナン「さあ、こっからが本番だぜ!!」ポチットナ
光彦「ま、また増えた!?」
光彦「袋の中でキンタマが押し合って、痛い……」
コナン「まだまだあ!!」ポチットナ
光彦「ひぎゃあああああああああああああっ!!」
スイッチを更に二回押したことで光彦の睾丸の数は64個。
合計容積は1280mlで、球体と見做して計算した場合の直径は約13.5cm。
一般的なソフトボールの9.7cmを超える大きさとなった陰嚢が光彦の股間にぶら下がっている。
光彦「痛い、痛いです!!」
光彦「一体どうなっているんですか!!?」
コナン「面白くなってきやがった」ポチットナ
光彦「あぎゃあああああああああああああああっ!!!」
現在の睾丸の総数は128個。
合計容積は2560ml、総重量2463g。
球形近似で直径は17.0cm。
張りつめた陰嚢は赤みを増し血管が浮き出ている。
睾丸が互いに圧力を与え合うことで光彦の股間から想像を絶する激痛が生じていた。
柔らかな臓器が耐え難い苦痛に身を捩り倒れ、個室トイレのドアを破って床に倒れ伏す。
小便器から零れた尿のアンモニア臭が鼻を突く。
光彦「だ、誰か……助けて……」
小林先生「大丈夫光彦君!!」
光彦「せ、先生……」
小林先生「トイレから光彦君の悲鳴が聞こえてきたって……え?」
光彦「先生ぇ……ボクのキンタマがぁ……」
コナン「問題ない、続行だ」ポチットナ
光彦「あがあああああああああああああああああああっ!!?」
>>14
ミス
>柔らかな臓器が耐え難い苦痛に身を捩り倒れ、個室トイレのドアを破って床に倒れ伏す。
正しくは
柔らかな臓器が犇めき合う耐え難い苦痛に身を捩り倒れ、個室トイレのドアを破って床に倒れ伏す。
現在の睾丸の総数は256個。
合計容積は5120ml、総重量4925g。
球形近似で直径は21.4cm。
陰嚢は赤黒く腫れ、表面は引き延ばされた血管に埋め尽くされいる。
突如光彦が射精。
勃起はしていない。
陰嚢内で高まった圧力により精巣上体の精子が強制的に絞り出されたのだ。
前立腺液、精嚢液などを含まない純粋な精子が、少年の幼いペニスから吹き出し辺りを白く染める。
小林先生「ちょっと光彦君!!光彦君!?」
光彦「先生ぇ……助けて下さいよぉ……」
小林先生「ほ、他の先生をすぐ呼んでくるから待ってて!!」
光彦「先生ぇえええええええええええええっ!!」
コナン「次はどうなるかな」ポチットナ
光彦「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
現在の睾丸の総数は512個。
合計容積は10240ml、総重量9851g。
球形近似で直径は26.9cm。
光彦のペニスから吹き出す精子が桃色に染まった。
終に圧力に耐え切れずに一部の睾丸が破裂し、血液が精子に混入したのだ。
睾丸が潰れた激痛に光彦が咆哮のような悲鳴を上げる。
射精の快楽も無く、ひたすら血液混じりの精子を吐き出し続ける。
終わらない吐精に、尿道の粘膜が圧力で削れ痛みを伴い始めた。
鉄錆のような生臭さと噎せかえるような雄の臭いが辺りに充満する。
コナン「すげえなコレ、いったいどうなってんだよお前のキンタマ」
光彦「コ゛ナ゛ン゛く゛ん゛助゛け゛て゛」
コナン「バカだな光彦」
コナン「そんなことになってるのは俺のせいだっていうのに」
光彦「ッ!?」
コナン「ほら、このスイッチのせいなんだぜ?」
光彦「コ゛ナ゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ッ!!」
怒りの形相で光彦が跳ね起き、装置を奪おうと拳を握る。
コナンの顔には喜悦。
光彦が腕を振りかぶる間に、再びスイッチが押し込まれた。
光彦の顔には絶望。
これで睾丸の総数は1024個。合計容積は20480ml、総重量19702g。
増加した体積により睾丸同士が圧搾。
通常の睾丸は50~60kgの圧力がかかると破裂してしまう。
無論、すべての睾丸が一斉に弾けた。
白膜が張り裂け、精巣小葉が流出し、精細管が引き千切れる。
形を失った睾丸が圧力の逃げ場を求め、陰茎根、恥骨結合の周辺組織を破って腹腔へと流れ込む。
光彦の腹部が妊婦のように膨れた。
睾丸の破壊と内臓が圧迫される形容できない痛みに光彦は装置を奪うどころではなく、
再びトイレの床に倒れ伏しもがき足掻く。
光彦の声帯は人間の言語を放棄し、彼の苦痛は獣の慟哭となって学校中に響いていた。
コナン「さて、そろそろフィニッシュかな?」ポチットナ
残酷な喜悦の表情のまま、コナンが無慈悲に再びスイッチを押した。
睾丸の総数は2048個。合計容積は40960ml、総重量39404g。
増殖した睾丸が内臓を圧迫、腸間膜を突き破り横隔膜を突き上げ呼吸が出来ない。
睾丸の圧力が胃を潰し嘔吐、顔面が涙と鼻水と吐瀉物に塗れる。
肺が圧搾され最期の呼気が絞り出され酸欠に陥る。
圧力に負けて肛門が脱腸、桃色の腸粘膜を外気に晒す。
更に高まる圧力に耐え切れずに肛門上皮と腸粘膜の結合部が破壊、
潰れた睾丸と千切れた内臓の一部を勢いよく噴出。
白膜の白、精細胞の臙脂色、血液の赤が混じり合い床に広がる。
尻からは数十本の輸精管がうどんのように垂れ下がる。
光彦の肉体が最期の痙攣。
内臓破裂と大量出血により心臓が停止。瞳孔が拡大。
いったい何が起きたのか理解できぬまま、円谷光彦の七年間の生涯は幕を閉じた。
(完)
このSSまとめへのコメント
ティアマット!?(驚愕の声)何でここまで描写が適切なの?
ドラえもんの○○探検シリーズ並みに詳しく書いてあるんだけど……
淡々と書いててすげぇ引き込まれた
こんな内容なのに
いてぇよ......
痛い痛い痛い…