男「なんで安価スレってこんな多いの?」 女「楽だからに決まってんだろ」 (27)

女「自分で展開を考えれないから安価するんだよ」

男「それならアイディアみたいのを貰ってから一人で書けばいいんじゃないの?」

女「たりぃだろそれじゃあ。それに安価スレならレスも必然的につくしモチベーションが上がるんだよ」

男「確かにエタる原因その一がレスがつかないからってのはあるな」

女「そうだよ」

男「それにしてもなんかお前口調が無愛想だな」

女「作者が口調考えんの面倒くせぇんだよ」

男「作者?」キョトン

女「いや、そう言うのいいから」

男「あ、そう」ケロリ


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男「でも基本的に男女スレは絶えず無くならないよな」

女「おう。書きやすいからな」

男「書きやすい?」

女「つまりだなぁ、キャラ毎に性格や設定をいちいち思い出すのは面倒臭いから真っ白な人間を作り出すのに都合がいいんだよ」

男「確かに男女って言うのは人間の基本単位だからなぁ。真っ白まっさらだな」

女「そういうこと」

男「ちなみにこのスレは何のために建てられて何のために俺達は作られたんだ?」

女「そんなもんねぇよ」

男「は?」

女「だからねぇよ」

男「」ガビーン

女「いや、そう言うのいいから。無駄に間持たせるためにそう言うのいいから」

男「あ、そう」ケロリ

女「大抵こう言うスレは100も行かないで終わるんだよ」

男「なんで?」

女「テンポだよ。TEMPO」

男「じゃあ俺達の寿命はもう残り僅かなのか」 

女「そうだよ」

男「数レスのくだらないSSのために産まれ、そして消えていくのか」

女「そうだよ」

男「……」

女「お前は「そんなの嫌だ! 安価で行動だ!」と次に言う」

男「そんなのい……。なんで分かったの?」

女「そりゃあ同じ作者の脳内で考えられた事だからな」

男「俺達に意思はないのか……」

女「こうやって私たちは自分の意思で話し込んでるように見えるけど本当は意思なんてないんだよ」

男「じゃあ全てのSSも同じなん?」

女「そうだよ」

女「つまり鍵カッコでくくられている前のスペースに『女』って書き込まれてるだけでなぁ。本当は『俺』なんだよ」

男「まじかよ……。じゃあこれ全部独り言なのか?」

女「そうだよ。それをもっぱらオナニーと言うもんだ」

男「まじかよ…」

女「まじだよ」

男「なんか考えてみるとすごく気持ち悪くなってきたんだが」

女「例えば?」

男「例えば……。俺がこう、お前を襲うとするだろ」ギュッ

女「おう」バタン


男「ハァハァ……。女!行くぞ!」

女「んっ…。来てっ!中に出してっ!」ギュッ

男「うっ」ドッピュッシー



男「てな具合のを現実にすると」



俺「ハァハァ……。女!行くぞ!」

俺「んっ…。来てっ!中に出してっ!」ギュッ

俺「うっ」ドッピュッシー



男「と、なるわけだな」

女「気持ち悪いな」

男「じゃあ安価スレって言うのは……」

女「そう。ご察しの通り。共同オナニーだよ」

男「……。臭そうだな」

女「ああ」

男「つまり安価スレをSSにするなら……」



作者「ハァハァ…。んっ! もっとしごいて!」

安価取る人「ふっふ、気持ちいか?」シュッシュッ

作者「もっと! もっと! 出るっ!」

安価取る人「自分でちんぽもしごけないのか? 君は。ふふっ情けないね。逝けっ!」

作者「うんわああああああ!!!!」ドッピュッシー



男「と、なるわけだな」

女「気持ち悪いな」

男「だったら、なんかもう……。その……」

女「そうだ。この板は精液まみれだ」

男「俺、明日からSS見れるかな……」

女「大丈夫だ。世の中そんなもんだし明日にはこんな糞SS忘れてるからな」

男「なるほど」

女「まぁ統括するならな。自分でしごくオナニーより、他人にしごかれるオナニーのほうが気持ちいいって事だよ」

男「なるほどな……。この世の真理だな」

女「じゃあ次の話題に行くか」

男「えっ、まだ続くのこの糞SS」

女「自分の寿命に直に関係するんだからもうちょっと頑張れよ」

女「まず安価スレって言うのはなぁ……」

男「なぁ…。さっきから思ってたんだが、お前安価スレに恨みでもあんの?」

女「は?」

男「いやだってさ、恨みなんて無かったらわざわざこんな話題でこんな糞SS建てないだろ」

女「確かにな」

男「あっさり認めるんだな」

女「リズムが大切なんだよ」

女「いや、確かに恨みはないんだがな。安価スレの存在により自分でしごかないオナニーを始めるってのはなんか納得が行かない」

男「うーん」

女「オナニーなら自分でしごいて自分で終わらせるもんだろう。SSっていうのはそういうもんだ」

男「まぁSSっていうのはオナニーの公開に近いからな」

女「そうだ。オナニーをする作者に、オナニーを見に来る読者」

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男「おいおい。読者さんにそんなことしたら失礼だろう」

女「いいんだよ。オナニーを見に来るって事は顔射されても文句は言えん」

男「顔射は気持ちいいからな。された方も清々しい気分になれるな」

女「そうだな。そう考えると安価スレって言うのは顔射のしあいっこみたいなもんかもよ」

男「つまりSSにするとこうか」



作者「かっ、掛けるよ! 精液ピュッピュしてかけちゃうよ!!」シュッシュッ

読者A「俺がかかりに行くんだよ! どけ!」

読者B「うっせえよ!! 俺が顔射してもらうんだよ!!!」

読者C「どけ!!!!」

作者「君に決めたっ!!」ドッピュッシー

読者B「ありがとうございます! ありがとうございます!」ペロペロ




男「うわぁ……」

女「きめぇ」

男「精液をかけに行く作者にかかりに行く読者か」

女「イカ臭い、ホモ臭い」

男「SSっ言うのは必然的にイカ臭くなるんだなぁ」

女「おっと」

男「ん? どうした?」

女「いや、そろそろ私たちの寿命が尽きるようだ」

男「あー…。まじか…」

女「……」シュワー

男「……。結局、俺達って何なんだろうな」シュワー

女「そうだな。さしずめティッシュに包まれた精液みたいなもんか」シュワー

男「全然うまくねぇよ」シュワー

女「これが作者の精一杯のオナニーだからな、仕方ないわ」シュワー

男「じゃ、そういう事で」シュワー

女「たまには私たちの事も思い出してね」シュワー



劇終

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