エイラ「未来のお嫁さんが分かるぞ」バルクホルン「本当か?」 (150)

エイラ「ああ、朝起きてふと、気が付いたんだ」

バルクホルン「そんな、いきなり気が付くようなものなのか?」

エイラ「分からない、私はそうだった」

バルクホルン「そうか...まあ、そんな事はどうでも良い、今はその嫁の話だ」

エイラ「分かってるって、取り敢えずは説明するぞ」

バルクホルン「頼む」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402402141

エイラ「まず、忠告しておくのは、これは予知じゃあない」

バルクホルン「予知じゃないだと?それじゃあ、どうやって分かるんだ」

エイラ「最後まで話を聞いてくれよ、取り敢えず、この力はタイムスリップとか、そう言うのに近いんだ」

バルクホルン「タイムスリップ?」

エイラ「ああ、その年代に意識だけ飛ばして、少し経ったら戻ってくる」

バルクホルン「なるほど...その年代で、何かやってはいけないとか、そう言うモノはあるのか?」

エイラ「特には....ていうか、多分自分の意志では動けないと思うぞ?」

バルクホルン「何?」

エイラ「うーん...説明するのは難しいんだけどな、夢見てる時みたいな、その状況に違和感を感じないんだよ」

バルクホルン「夢.......か...」

エイラ「少し残念そうだな」

バルクホルン「少しな」

バルクホルン(折角、大人になった宮藤を堪能するチャンスだったのだが...まあ、いいか)

エイラ「どうだ?やってみる気は出たか?」

バルクホルン「ああ、興味があるしな(未来の宮藤に)」

エイラ「ふうん、やっぱり大尉も気になるんだな(将来の嫁さん)」

バルクホルン「当たり前だろ」

エイラ「まあ、皆気になるよな....それじゃあ、やり方を説明するぞ」

バルクホルン「頼む」

エイラ「まず、大尉に寝て貰って、私が魔法を掛ける、それだけだぞ」

バルクホルン「それだけなのか、もっと複雑じゃあないのか?」

エイラ「そんなに複雑な動作が必要なら、私も発見できてないさ」

バルクホルン「それもそうか」

エイラ「それじゃあ、早く寝てくれ、私のベット使って良いから」

バルクホルン「分かった」

エイラ「後は、眠るのを待つだけだな」

バルクホルン「そうか.....なあ、エイラ」

エイラ「ん?なんだ?」

バルクホルン「お前の将来のy「寝ろっ」

バルクホルン「・・・」

バルクホルン(・・・)

バルクホルン「ここは...あれ?私は寝てしまったのか?」

???「うん、気持ち良さそうに」

バルクホルン「気付いていたなら、起こしてくれれば良いものを」

???「だって、本当に気持ち良さそうに寝てるんだもん、それに仕事で忙しいでしょ?」

バルクホルン「それにしてもだな、久々の休日だし、もっとお前と「それに」

エーリカ「私はトゥルーデの寝顔大好きだもん」エヘヘ

バルクホルン「エーリカ....」

バルクホルン「お前が軍を抜けてどれくらい経っただろうか」

エーリカ「んー...私達が結婚してからだから、4~5年位かな?」

バルクホルン「あの頃は、上層部達とも揉めていたな」

エーリカ「うん、私が軍を抜けるのをどうしても、阻止したかったらしいね」

バルクホルン「それは、そうだろう、お前ほどの逸材を捨てておくのは、勿体無いという言葉じゃ有り余るほどだ」

エーリカ「じゃ、何で、トゥルーデは私の事を主婦に?」

バルクホルン「私が守りたかったんだ.....誰よりも強いお前を、誰にも守られないお前を、守りたかった」

エーリカ「それって...私が可哀想だかr「私が」

バルクホルン「他の誰でも無い、私が、他の誰でも無い、お前を」

エーリカ「トゥルーデ....」

バルクホルン「.....もしかして、迷惑だったか?」

エーリカ「んーん、私は嬉しかった」

バルクホルン「そうか....良かった」

エーリカ「ねえ、トゥルーデ、私....欲しいな///」

バルクホルン「まだ昼だぞ?」

エーリカ「いっつも、居ないから溜まってるんだよ///」

バルクホルン「そうか、それじゃあ、いっぱい可愛がってやらなくてわな」

エーリカ「きゃっ///」

バルクホルン「でも、お腹の中の子には、気を付けるぞ?」

エーリカ「分かってるよ、もう、お母さんだもん」

バルクホルン「そうだな」フフッ

エーリカ「トゥルーデ...」

バルクホルン「エーリカ...」

エーリカ「愛してる」

バルクホルン「私もだ」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エイラ「どうだった?楽しそうだったか?」

バルクホルン「....じゃないっ」

エイラ「ん?」

バルクホルン「宮藤じゃっ!!ない!!」

エイラ「な、何だよ....ビックリするなぁ」

バルクホルン「どうなっているんだ、私の嫁が宮藤じゃないだと?」

エイラ「み、宮藤?」

バルクホルン「.....!!、いや、なんでもない」

エイラ「と、取り敢えず、話せる部分でも聞かせてくれよ」

バルクホルン「ああ....

人物名などは伏せて掻い摘んで話した

バルクホルン「.....というわけだ」

エイラ「なるほど、つまり、意中の子と結婚できていなかった、という事だな」

バルクホルン「まあ、そうなる」

エイラ「なら、簡単だな、今はさっき見せた時間より昔なんだ、未来は変えられる」

バルクホルン「何?」

エイラ「当たり前だろ、大尉自体が違う行動をとれば、結果も変わるんだよ」

バルクホルン「なるほど、つまり、現在でアプローチを掛けていれば結果も変わるという事だな」

エイラ「まあ、そういう事だぞ、でも、未来を見ちゃったら、幸せん「少し、用事を済ませてくる」バタン

エイラ「.....行っちゃったな」

バタン

エーリカ「おはよう、トゥルーデ」

バルクホルン「なんだ、まだ寝てたのか」

エーリカ「だって、まだ寝たいんだもん」

バルクホルン「軽く一時間程説教したいが、取り敢えずは、私から伝えておきたい事がある」

エーリカ「え?」ドキッ

バルクホルン「スー....ハー....」

エーリカ「・・・」ドキドキ

バルクホルン「私は特に、お前を好きでもない」





エーリカ「.....」

エーリカ「は?」

バルクホルン「別に、仲間として嫌っているわけじゃないが、恋愛の相手としては見られない」

エーリカ「ふーん....で、それを私に言って、どうしたの?」

バルクホルン「いや、今の内にはっきりさせておこうかと思ってな」

バルクホルン「万が一、いや、億が一、そういう事にならないように」

エーリカ「ないない、そんなことあるわけないじゃん、トゥルーデと何て」

バルクホルン「それも、そうだが......まあ、いい、私は宣言したからな」

エーリカ「はいはい、急いでるみたいだし、どっか行ったら?」

バルクホルン「そうだな、それじゃあ、早く着替えろよ」

エーリカ「あーい...」

バタンッ

エーリカ「・・・」

エーリカ「トゥルーデの馬鹿...」グスンッ

バルクホルン「いたいた、おーい、宮藤ー」

芳香「あ、バルクホルンさん、こんにちは」

バルクホルン「ああ」

芳香「それにしても、何やら私を探してた風ですけど、何かあったんですか?」

バルクホルン「いや、少し、世間話をだな」

芳香「はぁ...?」

バルクホルン「時に宮藤、お前、嫁にするならどんなタイプが良い?」

芳香「私ですか?私は「そうだな、私は...」

バルクホルン「手が掛かるような、年下のような、そんな者がいいな」

芳香「え?え?」

バルクホルン「おっと、こんな時間だ、私はもう行かなくては、それでは宮藤、さっきの話、覚えておいてくれよ」

芳香「は、はい...」

バルクホルン「じゃあな」

芳香「さようなら」

スタコラサッサー

芳香「一体なんだったんだろう...」

エイラ「効果はやっぱり、確実だな......でもなぁ、ぶっちゃけ、こんな事しなくてもサーニャは「おい」

エイラ「ん?大尉?どうしたんだよ、MY枕まで持って来て」

バルクホルン「さっきの奴、もう一度頼む」

エイラ「ええ.....うん」

バルクホルン「ありがとう、それでは失礼する」ポスッ

エイラ(この大尉、図々しいな)

バルクホルン「・・・」

エイラ「・・・」

バルクホルン「なあ、エイラ」

エイラ「なんだ?」

バルクホルン「お前の未来の嫁は「うっさい、一生寝かすぞ」

バルクホルン「・・・」

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バルクホルン「んっ、ここは...」

???「おいおい、やっとお目覚めかよ」

バルクホルン「これは...膝....枕...?」

???「ああ、お前、これ好きだろ?」

バルクホルン「そういえば、そうだったな」

???「それにしてもよお、休日位は構ってくれたっていいじゃん」

バルクホルン「そう言ってくれるな、疲れているんだ」

???「それは、分かるけどさ」

シャーリー「ウサギは寂しいと死んじまうんだぜ?」

バルクホルン「.....すまないな、いつも一緒に居てられなくて」

シャーリー「別にいいよ、毎日夜遅くなっても、家に帰って来てくれるだけ、ありがたいさ」

バルクホルン「でも...ウサギは寂しいと死んでしまうんだろう?」

シャーリー「.....そうでもないさ、あんなの迷信だよ」

バルクホルン「そうだな....しかし」

バルクホルン「私のウサギさんは、どうやら、とってもさびしがり屋のようでな...こうしてても、泣いた跡が」

シャーリー「やべっ」ゴシゴシ

バルクホルン「やっぱり、無理してるんじゃないか?」

シャーリー「そうでもないよ、あたしは大好きなあんたの寝顔を見るだけでも、毎日幸せだ」

バルクホルン「そうか....なら、仕方ない」

シャーリー「だろ?私は今のままでも幸せなんだから、別に気を遣わなくても、って」

グイッ

シャーリー「うおっ」

バルクホルン「大好きな私の顔をもっと近くで見て貰おうか」

シャーリー「ちょっ///」

シャーリー「ま、待てよ///」ジタバタ

バルクホルン「なんだ?嫌なのか?」

シャーリー「ち、違うって....別に嫌いなわけじゃ」

バルクホルン「じゃあ、なぜ逃げる?」

シャーリー「だって、お前だって...疲れてるだろ?そんな日にこんな事.....」それに、私、激しいし」ボソッ

バルクホルン「そんなこと関係あるものか、私がシタいからするんだ」

シャーリー「あのなぁ...」

バルクホルン「それに、そろそろ、子供も欲しいだろう?」

シャーリー「こ、子供って///」

バルクホルン「なんだ、欲しくないのか?」

シャーリー「ほ、欲しい///」コクン

バルクホルン「なら、決まりだな」

シャーリー「ま、待てよ」

バルクホルン「なんだ、まだ何かあるのか?」

シャーリー「だ、だって、子供だぞ?今のままでも大変なのに、なんでこんな急に」

バルクホルン「嫁を一人にさせておくわけにいかないだろ?」

シャーリー「.....私をおざなりにしたりしないか?」

バルクホルン「当たり前だ、こんなさびしがり屋をほっとけるか」

シャーリー「....へへ」

バルクホルン「どうした?いきなり、笑い出して」

シャーリー「特に、何にも?」

バルクホルン「そうか」

シャーリー「なあ、バルクホルン」

バルクホルン「どうした?シャーリー」

シャーリー「大好き」

バルクホルン「そうか、私もだ」

シャーリー「へへ、それじゃあ」

バルクホルン「そうだな」

んーっ

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エイラ「今度はどうだった?大尉」

バルクホルン「...んで、なる」

エイラ「ん?なんだって?」

バルクホルン「なんでそうなる!!」

ごめん、いきなり眠くなってきた、続き明日書く

あんまり長くもないと思うけど

期待
あと細かいことやけど芳香やなくて「芳佳」だよ

うっす

バルクホルン(なぜだ...なぜなのだ、なぜそうなる)

エイラ「一体どうしたんだよ、大尉

バルクホルン(私は、ちゃんと、アプローチをしたし、これからもそうしていくつもりだった、なのになぜ)

エイラ「大尉ー、聞いてるかー?」

バルクホルン(くっ、取り敢えずは、何か考えてる暇は無いだろう、まずは行動に移さなくては)

バルクホルン「エイラ」

エイラ「どうした?」

バルクホルン「私は、用事を済ませてからまた来る、その時にすぐに行動に移せるようにしておいてくれ」

エイラ「またかよ、なあ大尉、あんt「それでは、行ってくる」

エイラ「......はぁ」

バッターン

バルクホルン「失礼する」

シャーリー「うおっ、一体なんだ!?」

バルクホルン「いたか、リベリオン」

シャーリー「なんだよ、お前か、悪いけど昨日は遅かったんだよ、邪魔せずに寝かせてくれ」

バルクホルン「そんな事、どうでも良い、お前に大切な話があるんだ」

シャーリー「は?な、なんだよ...」ドキッ

バルクホルン「スー...ハー...」

シャーリー「・・・」ドキドキ

バルクホルン「私は別に、お前を好きというわけじゃない」






シャーリー「.....」

シャーリー「は!?」

バルクホルン「別に深い理由は無い、言葉通りの意味だ」

シャーリー「....それを、私に言ってどうするんだよ」

バルクホルン「だから言ったろう、言葉通り、お前と仲良くする気は無い、恋仲になるなんてもっての外」

シャーリー「....そうかよ、それで、それを聞いた私は、どうすれば良いんだ?」

バルクホルン「特に何をするって言うわけでも無い、私はただ宣言しておきたかっただけだし」

バルクホルン「関係も今までと変わらない、それでいい」

シャーリー「そうか...まあ、別に良いけどよ、私だって、特別お前を好きなわけじゃないしさ」

バルクホルン「そうか、それは良かった」

シャーリー「用が済んだら出てってくれ、早く寝たい」

バルクホルン「分かったよ、じゃあな」

バタン

シャーリー「・・・」

シャーリー「私の何がダメだったのかな?」グスン

バルクホルン「さて、それでは、アピールタイムとしようか」

バルクホルン「やあ、宮藤」

芳佳「あ、バルクホルンさん」

バルクホルン「世間話でもどうだ?」

芳佳「はい、今は大丈夫ですよ」

バルクホルン「それは、良かった...それで、さっきの話の続きだが」

芳佳「えっと、お嫁さんの話でしたっけ?」

バルクホルン「そうだ」

芳佳「えーと、私h「私の好みなんだが」

バルクホルン「見た目の話になってしまうのだが、自分よりも小さい子がいいんだ」

芳佳「え?」

バルクホルン「こう、ギュッと出来るぐらいの身長差が良いな」

芳佳「そ、そうですか...」

バルクホルン「おっと、この後用事があるんだった、それでは、失礼する」

テクテク

芳佳「さっきから、一体何なんだろう」

バルクホルン「戻って来たぞ」

エイラ「おう、早かったな」

バルクホルン「当たり前だ、早く、未来を見なくてはいけないのだからな」

エイラ「はいはい、それじゃあ、横に「もう、なってる」

エイラ「はええよ」

バルクホルン「こう....ずっと寝てると、眠くなくなって来るもんだな」

エイラ「そりゃあ、そうだろ」

バルクホルン「って、いかんいかん、無駄な話をしてると、眼が冴えてしまう」

エイラ「むしろ、もう、寝られないんじゃないのか?」

バルクホルン「そんな事は無いだろう」

エイラ「いや、あるだろ」

バルクホルン「それにしても、エイラ、ずっと気になっているのだがお前n「大尉、一名気絶ご案内になりまーす」シュッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

バルクホルン「んん、ふわぁ~、何だか、もう寝たくない気分だ」

???「当たり前でしょ、何時間寝たと思ってるの?」

バルクホルン「そういえば、一日中、寝ていたのか」

???「そうだよ、まったく、せっかくの休日なのに」

バルクホルン「はは、すまない、すまない」

???「まったくー、もう、晩御飯だよ」

バルクホルン「そうか、楽しみだな」

「エーリカのご飯は世界一美味しいからな」

エーリカ「もー、そんな言い方されたら、照れちゃうよ///」

バルクホルン「謙遜するなよ、少なからず、私はそう思っている」

エーリカ「うーん...でもなあ、今思い返してみても、もっと美味しかった人はいっぱい出てくるしなぁ、宮藤とか...」

バルクホルン「宮藤か...確かに宮藤の料理は美味かったな」

エーリカ「ほら、やっぱり、宮藤の方が「でも」

バルクホルン「それでも、お前の料理の方が美味い、それに好きな味をしている」

エーリカ「トゥルーデ...」

バルクホルン「だから、言っているだろう、私はお前の料理が一番美味いって感じるって」

エーリカ「嫁バカ...///」

バルクホルン「それで結構」フフン

バルクホルン「それで、今日の料理は何なんだ?」

エーリカ「今日は扶桑料理を作ってみたんだ」

バルクホルン「扶桑料理か、それは楽しみだな、本当に久々だ」

エーリカ「ふふん、楽しみにしておいてよ、自信作だからね」

バルクホルン「そうか、それは楽しみだな」

エーリカ「♪~」カチャカチャ

そう言えば>>28ありがとう

エーリカ「出来たよー」ガシャン

バルクホルン「ほほう、やっぱりいい出来だ」

エーリカ「頑張ったからね」

バルクホルン「お前は、いっつも頑張ってくれているだろう?」

エーリカ「え?どうして?」

バルクホルン「だって、あれだけだらしなかったお前が、いっつもこんなに家を綺麗にして、料理も美味いし」

エーリカ「んー...そうかな?あんまり実感わかない」

バルクホルン「そんなわけないだろう、あんな生活送ってたお前が」

エーリカ「....別に、あの頃だって、このくらいは出来てたよ」

バルクホルン「そうなのか?」

エーリカ「うん」

バルクホルン「なら、なんでそうしなかった?あの頃は本気で悩んでいたんだぞ」

エーリカ「...宮藤みたいになりたかった...」

バルクホルン「宮藤?アイツが来る前からお前は「いいから、最後まで聞いて」

バルクホルン「・・・」

エーリカ「取り敢えず、今言える事は、宮藤みたいなのが理想で、本当にそう言う子が来ちゃったって事」

バルクホルン「...まだ、分からないな」

エーリカ「そうだよね...取り敢えず、詳しく説明するよ」

エーリカ「あの頃ってさ、こんなにのんびりしてられなかったでしょ?」

バルクホルン「だろうな、最前線だからな」

エーリカ「だからさ、どうしても、部隊内での関係が希薄になっちゃう事が、何度かあったでしょ?」

バルクホルン「.....そうだな」

エーリカ「だからさ、私がどこか欠けてる所があれば、トゥルーデはずっと私の事を支えてくれるんじゃないかって」

バルクホルン「欠けてる...」

エーリカ「うん、でも、戦闘に力を抜いて挑むなんて、ありえないしね」

バルクホルン「当たり前だろう、国を背負って「違う、そんなんじゃないよ」

エーリカ「ただ、単純にトゥルーデに危ない目に合って欲しくなかった」

バルクホルン「・・・」

エーリカ「昔のトゥルーデなら怒るかな?」

バルクホルン「だろうな、昔の私はクソほど頭の固い最低グズ野郎だったらな」

エーリカ「はは、そこまで言わなくてm「お前のこんな気持ちも、読み取ってやれないなんて」

エーリカ「トゥルーデ...」

バルクホルン「まあ、私の事は別に良いだろう、続きを頼む」

エーリカ「うん、分かった」

エーリカ「それでさ、そんな葛藤が続いてる時に宮藤が来たんだよ」

バルクホルン「・・・」

エーリカ「私からして、宮藤はとてもうらやましかった、理想だった」

エーリカ「だって、戦闘ではトゥルーデに守られて、日常生活では、逆に守るっていう、私じゃ出来ない事をしてたから」

バルクホルン「エーリカ...」

エーリカ「それでさ、途中から、思っちゃたんだ....」

エーリカ「トゥルーデに必要なのって、私じゃないんじゃないかなって」

バルクホルン「....っ」

エーリカ「そこから、自己嫌悪に嵌っちゃってさ、挙句の果てには、こっちから宮藤と仲良くさせようとしたり」

バルクホルン「辛く...無かったのか?」

エーリカ「辛かった...とっても...とっても辛かった」プルプル

バルクホルン「もういい...」

エーリカ「なんで、あそこにいるのは私じゃないんだろうって、嫉妬した事もあった」ポロポロ

バルクホルン「もういいと言ってるだろう...」

エーリカ「そんで...今度は...ヒッグ...自分まで嫌いになっちゃった...」ボロボロ

バルクホルン「もう、いいんだ...止めて良い」ギュッ

エーリカ「....うん」ギュッ

エーリカ「ねえ、トゥルーデ」

バルクホルン「...どうした?」

エーリカ「私の事大事?」

バルクホルン「当たり前だろ、今更だ」

エーリカ「へへっ、それだけで、幸せだよ」

バルクホルン「そうか」

エーリカ「ごめんね、遅くなっちゃって、早く食べy「いや、まずは」

バルクホルン「お前を元気付けたらにしよう」

エーリカ「え?」

バルクホルン「これから、キスをする、そしたら、絶対に目を瞑るなよ」

エーリカ「...トゥルーデって、強引だね」

バルクホルン「当たり前だろう.....だって」

バルクホルン「絶対に他の者には渡さないように、縛っておかなければいけないからな」

エーリカ「そんなことしなくても、どこにもいかない」

バルクホルン「お互い、不安は出来るだけなくしたいだろう」

エーリカ「....そうだね」ニッ

バルクホルン「それじゃあ、するぞ」

エーリカ「うん」

んー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

バルクホルン「・・・」

エイラ「どうだった?なに変わったところは」

バルクホルン「な・ん・で、戻るんだよ!!」

エイラ(またかよ)

バルクホルン「あー、もう、クソッ」

エイラ「なんだよ、何そんなにカリカリしてんだよ」

バルクホルン「もう三回目だぞ?カリカリもするだろう」

エイラ「場所を選べよ、場所を」

バルクホルン「.....まあ、いい、取り敢えず、また出てくる」

エイラ「ああ、じゃあな、もう二度と戻って来なくていいぞ」

バタン

エイラ「はあ...ペリーヌあたりで試せばよかった」

バタン

バルクホルン「入るぞ」

エーリカ「.....何?」

バルクホルン「やはり汚いな、もう少し綺麗にしたらどうだ?」

エーリカ「.....私、そういうの苦手だもん」

バルクホルン「そう言うわけでも無いだろうに、さっさと、片付けろ」

エーリカ「もーっ、何なのさ朝から変な感じで」イライラ

バルクホルン「別に、特に理由は無い」

エーリカ「なら、出てってよ」

バルクホルン「そう言うわけにもいかなくてな」

エーリカ「.....何?まだなんか用?」

バルクホルン「ああ、そうだ」

エーリカ「.....なら、早く済ませてよ、眠い」

バルクホルン「そうだな」

ごめん、何も思いつかない、出直す

よお

バルクホルン「とりあえず、私が言って置きたいのは、さっきの事の続きでな」

エーリカ「どうしたの?まさか、訂正でもしてくれるの?」

バルクホルン「ああ、さっきの話を少し訂正しておきたくてな」

エーリカ「え?ホント?」ドキッ

バルクホルン「そうだ、私はお前が」

エーリカ「・・・」ドキドキ

バルクホルン「私は、恋愛的観点からいうと、どちらかと言えば、お前は嫌いな部類に入る」

エーリカ「そーだよねー、トゥルーデがわt....

エーリカ「え?」

エーリカ「え?」













エーリカ「え?」

バルクホルン「私が言いたいのはそれだけだ、じゃあな」

エーリカ「嘘...ねえ、本当にそれだけ?」

バルクホルン「何度も同じ事を言わせるな、そう言う所も嫌いだぞ」

エーリカ「......うん、ごめん....ね...」

バルクホルン「じゃあな、私は用事があるから失礼する」

バタン

エーリカ「.....はは」

エーリカ「あはは、はは」

エーリカ「あはははっ、ははははっ」

エーリカ「....はは、ははは.....」

エーリカ「....ヒッグ、ヒッグ」ポロポロ

エーリカ「うええええん、うわあああああん」ボロボロ

バルクホルン「よし、あれだけ行って置けば、もう、アイツと結婚する未来はないだろう」

バルクホルン「さてと、それじゃあ、次は宮藤の所に行くか」

バルクホルン「おーい、宮藤」

芳佳「こんにちは、バルクホルンさん、今日は良く会いますね」

バルクホルン「そうだな、運命かもな」

芳佳「運命?」

バルクホルン「それよりも、世間話をしよう」

芳佳「はい」

バルクホルン「それで、話は嫁の話なのだが」

芳佳「さっきの続きですね」

バルクホルン「もしも、結婚するなら、別の国の人間と結婚したいと思っている」

芳佳「別の国の人とですか?バルクホルンさんらしくないですね」

バルクホルン「そうでもないさ、折角これだけ、色々な国が交差し合ってるんだ、それぐらいのイベントだって、あっていいと思う」

芳香「確かにそうですね」

バルクホルン「おっと、こんな時間か、私はまた用事に戻るからな」

芳佳「はい、さようなら」

バルクホルン「ああ、後、結婚するなら、良い母親になりそうな者がいいな」

芳佳「そうなんですか」

バルクホルン「それでは、じゃあな」

芳佳「はい、今度こそさようなら」

バルクホルン「さてと...」

ガチャッ

バルクホルン「ただいま」

エイラ「ああ、おかえり」

バルクホルン「色々、やって来た、早く未来を見させてくれ」

エイラ「まだ、寝られるのか?」

バルクホルン「ランニングしてきた後だ、問題ない」

エイラ「そうか、準備がいいな」

バルクホルン「そんな事いいから、早く」

エイラ「分かったから早く寝ろ」

バルクホルン「...なあ、エイラ」

エイラ「なんだよ」

バルクホルン「お前の魔法は自分には使えないのか?」

エイラ「そう言うわけでは無いけど、どうして?」

バルクホルン「いや、お前、自分で使おうとしてる所見た事」

エイラ「そりゃあ、アンタがこれだけ頻繁にきたらな」

バルクホルン「そうか」

エイラ「それより、早く寝ろよ」

バルクホルン「分かっている」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブロロロロロロロロ

バルクホルン「ん...ここは、夢の中か?」

???「いや、まあ、勘違いするのも仕方ないぐらい綺麗な景色だと思うが」

シャーリー「ここは、夢じゃないよ、紛れもない現実」

バルクホルン「まあ、そうか」

シャーリー「なんだよ、何か変じゃないか?」

バルクホルン「そんな事は無い、少し、ぼーっと、していただけだ」

シャーリー「そうか?それならいいが」

バルクホルン「それにしても、ここは良いところだな、自然も多くて」

シャーリー「そうだなー、久々の旅行、ココにして正解だったな」

バルクホルン「そうだな、偶にはこういうのも良い」

シャーリー「まあ、私はバルクホルンがいれば、何処でも良かったんだが」

バルクホルン「嬉しい事言ってくれるな」

シャーリー「だって、それこそ、こんなにのんびり何ていつ振りだっての」

バルクホルン「...私もほとんど同じだが、それ以上に重要な事がある」

シャーリー「ん?何が?」

バルクホルン「人がいてはいつでもこういう事出来ないではないか」スッスリスリ

シャーリー「な///ちょっと待てって、今運転中だぞ、もうすぐ弁当にするから待ってろ///」

バルクホルン「なんだ、止めろとは言わないのか」

シャーリー「ううう///うるさいな///」

バルクホルン「ふぅ...」ツヤツヤ

シャーリー「くっ///人が居ないとしても、こんな野外で///」

バルクホルン「別に良いだろう、この頃溜まっていたんだ、お前もそうだろ?」

シャーリー「た、確かにそうだけどさ///」

バルクホルン「それより、湖で体を洗ってきたら腹が減って来た、何かないか?」

シャーリー「ホント、お前は性欲に食欲は欠かさないで、というか純粋に欲望で生きてるな」

バルクホルン「それは、そうだろう、欲しい物は欲しい、それだけだ」

シャーリー「なんともまあ、お前らしい」

バルクホルン「それより、弁当」

シャーリー「待ってろ、今自信作を出してやる」ゴソゴソ

バルクホルン「やはり美味いな」モグモグ

シャーリー「当たり前だ、お前の為に練習したんだからな」

バルクホルン「なるほど、だから、世界で一番美味いと感じるのか」

シャーリー「馬鹿///それは言い過ぎだ///」

バルクホルン「そんな事は無い、世界で一番私の事を思って、作ってくれた料理なんだぞ」

バルクホルン「そんな料理を私が食べたんだ、世界で一何美味いと感じるに決まってるだろ」

シャーリー「そうか....ありがと///」

バルクホルン「ああ、こちらこそ」

バルクホルン「ふう、食った食った」ゴロン

シャーリー「おい、食べてすぐ寝転がるのは行儀が悪いって言ってたろ」

バルクホルン「今は、お前と私しかいないんだ、これぐらいいいだろう」

シャーリー「まったく、昔はあんなに堅物だったてのに」

バルクホルン「それだけ、お前に影響されたって事さ...それより」

シャーリー「ん?」

バルクホルン「ちょうど良い感じの枕が欲しい」

シャーリー「....あー」

バルクホルン「早く」

シャーリー「たくっ、分かったつーの、ほら、来いよ」ポンポン

バルクホルン「ありがとう、っと」

シャーリー「んっ、別に良いよ」

シャーリー「どうだ?寝心地は」

バルクホルン「最高だな」

シャーリー「それは良かった」ナデナデ

バルクホルン「いっつもそれをするが、何か意味はあるのか?」

シャーリー「特に...ただたんに、落ち着くだけ...かな?」

バルクホルン「そうか」

シャーリー「どうした?嫌だったか?」

バルクホルン「そんなわけない、むしろ落ち着く位だ」

シャーリー「そう言ってくれると嬉しいな」

シャーリー「なあ」

バルクホルン「ん?なんだ?」

シャーリー「お前ってさ、無理してなかったか?」

バルクホルン「いきなり、どうかしたか?」

シャーリー「いや、お前って、年下のほうが好きそうだろ?」

バルクホルン「ああ」

シャーリー「そしたらさ、宮藤とか、ハルトマンとか、私より、それっぽい奴は居たなーって思って」

バルクホルン「確かに居たな」

シャーリー「だろ?そしたらなんで「で、だからどうした?」

シャーリー「いや、最後まで、話を聞いてくれよ」

シャーリー「取り敢えずさ、なんとなーく、アンタとは上手くやれそうにないなって」

バルクホルン「?、まあ、確かにあの頃は互いにいがみ合っていたからな」

シャーリー「そう言うのじゃねえよ」

バルクホルン「それじゃあ、何なんだ」

シャーリー「...私達は同じ大尉だったろ?」

バルクホルン「ああ」

シャーリー「そして、同じように手の掛かる部下を持っていて、同じようにいい上司に尽くしたかった」

バルクホルン「やり方は百八十度違うがな」

シャーリー「そう言ってくれるなよ、取り敢えずは、そんなところだ、互いに必死で周りを見れないって状況」

バルクホルン「・・・」

シャーリー「そうなったら、一番お前との関係が御座なりになってるのって、私なんじゃないか?って...」

シャーリー「だからあの頃は、もっとお前の事を知りたくて...知って欲しくて、近付いて行った」

バルクホルン「その結果、衝突することも多々あったがな」

シャーリー「ははは、そこはご愛嬌ってやつで」

バルクホルン「まったく...」

シャーリー「まあ、そこまでは、まだ良いところでさ、恥ずかしいのはこっから」

バルクホルン「?、あの頃何かあったのか?」

シャーリー「んー...えーっと、さ」

シャーリー「嫉妬...してた.....皆に」

バルクホルン「......なんだ、それは?」


シャーリー「いや///だってさ、皆お前に守って貰ってたじゃん?///」

バルクホルン「十分お前の事も守ってたし、守られていたんだが」

シャーリー「皆、注意してもらってたし」

バルクホルン「毎日、注意してたぞ」

シャーリー「いや....その、皆褒めてもらってたし.....」

バルクホルン「子供か!?」

シャーリー「こ、子供だったんだよ///あの頃は///」

バルクホルン「というより、あの頃からずっと構いっぱなしな気がするのだが」

シャーリー「だよなー、私も思い返して、そう思ってたところなんだわ」

バルクホルン「ところって....」

シャーリー「と、取り敢えずはさ、別に良いじゃん、もう、昔の事だし」

バルクホルン「良くないな、洗いざらい話して貰う」

シャーリー「な、なんだよ///恥かかせようってのか///?」

バルクホルン「愛してるの者の事をもっと知りたいだけだ」

シャーリー「.......そう言うとさ、ずるいよな///」

バルクホルン「まあな、お前は押しに弱いし、持ち上げられるのに弱い」

シャーリー「そう言うんじゃねえよ...」

寝る、おやすみ

ちっす

バルクホルン「むっ?どういう事だ?私が知る限り、お前は」

シャーリー「まあ、お前だからな?」

バルクホルン「?」

シャーリー「だからさ、お前だから....だよ」

バルクホルン「?」

シャーリー「だーかーらー、あーーもう、いいっ」

バルクホルン「なんなんだ、一体」

シャーリー「うっせえ、自分の胸に聞け///」ゴロン

バルクホルン「スッキリしないな」

バルクホルン「それで、さっきの続きだが」

シャーリー「まてよ、まだ続いてたのか?」

バルクホルン「当たり前だろう、何を今更」

シャーリー「別に良いだろ、あんな話...」

バルクホルン「別に良いだろう、時間はいくらでもあるんだ、もっとお前の話が聞きたい」

シャーリー「いくらでも...」

バルクホルン「そうだ、ずっと二人一緒だろ?」

シャーリー「.......そうだな、それじゃあ、続きと行くか」

バルクホルン「いきなり、乗り気になったな」

シャーリー「いや、別に...ただ」

バルクホルン「ただ?」

シャーリー「もう、焦らなくても、急がなくても良いんだって」

バルクホルン「.....そうか」フッ

シャーリー「それでさ、さっきの続きなんだけどさ、最後まで話したら、日が暮れるぞ?」

バルクホルン「別に良いだろう、今は急ぎではないんだ」

シャーリー「そうだな.......なあ」

バルクホルン「なんだ?」

シャーリー「こういう、急がないのも良いな」

バルクホルン「だろう」

シャーリー「お前と......一緒なら」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エイラ「よう、どうだった?」

バルクホルン「まだ、足りないみたいだ...」

エイラ「そうか....」

バルクホルン「すまない、また、行ってくる」

エイラ「その前にさ」

バルクホルン「?」

エイラ「大尉って、その将来結婚してた奴は嫌いなのか?」

バルクホルン「そうでは、無いが...どうしてだ?」

エイラ「いや、別に....たださ、相手の事も知ってあげるのも大切だと思ったんだよ」

バルクホルン「?、意味が分からないが」

エイラ「うーん、私もこれ以上具体的に説明できないからな」

バルクホルン「まあいいか、それじゃあ、行ってくる」

エイラ「おう」

バルクホルン「おい」

シャーリー「.....なんだよ、寝かせろ」

バルクホルン「眠いのなら、流し聞きでいい、さっきのに追加しておけ」

シャーリー「.......ああ」

バルクホルン「私は、お前という人間が好きではない、むしろ嫌いか」

シャーリー「・・・」

バルクホルン「それは、国が違うとか、そう言うモノではなく、お前単体が嫌いなのだ」

シャーリー「....そうかよ、私もお前が嫌いだよ」

バルクホルン「それは良かった」

シャーリー「話はそれで終わりか?なら出てってくれよ、早く寝たい」ズボッ

バルクホルン「それもそうだな、失礼する」

バタンッ

シャーリー「ヒッグ....ヒッグ...」ポロポロ

シャーリー「バレて...無かったよな...」グスグス

シャーリー「うわあああああん、あああああああん」ボロボロ

バルクホルン(さて、今から宮藤に会いに行くか)

バルクホルン(しかし、さっきのエイラの言葉...)

「相手の事も知ってあげるのも大切だと思ったんだよ」

バルクホルン「あれは一体....」

芳佳「あっ、バルクホルンさーん」

バルクホルン「やあ、宮藤」

芳佳「また世間話ですか?」

バルクホルン「そうしたいが、時間は空いているか?」

芳佳「はい、大丈夫ですよ」

バルクホルン「それは、良かった」

バルクホルン「それでは、続きを...」

芳佳「・・・」ニコニコ

バルクホルン「どうかしたのか?....黙りこけって」

芳佳「え?だって、バルクホルンさんの理想の人の話ですよね」

バルクホルン「確かにそうだが」

芳佳「人が話してる時に自分の話をするのも野暮だと思って」

バルクホルン(......そういえば、朝から宮藤の話は聞いて無かったな)

バルクホルン「いや、私の話は良い、偶には宮藤の理想を聞かせてくれ」

芳佳「私ですか?私は...まずは、私が抜けてる所があるので、しっかりしてる人がいいですね」

バルクホルン「そうか...」

バルクホルン(そういう...事か...)

ガチャッ

エイラ「今回は少し遅かったな」

バルクホルン「ああ、少し、世間話をな」

エイラ「世間話?」

バルクホルン「まあ....お前には関係の無い話だ」

エイラ「?、そうか...」

バルクホルン「....今日一日すまなかったな」

エイラ「いきなりどうした?」

バルクホルン「だって、お前は私の為に未来の嫁を確認しなかったのだろう」

エイラ「!?」

バルクホルン「すまない、お前にも好きな者がいたのは知っていたのにな」

エイラ「そ、そうだな...はは、大尉は困った奴だな(ヘタレてただけとは言えない)」ダラダラ

バルクホルン「将来、結婚式には呼んでくれよ?、存分に言わってやるからな」

エイラ「は...はは、ま、まあ、501の皆は呼ぶよ....」ダラダラ

バルクホルン「それもそうだな、私達は家族だからな」

エイラ「そ、そうだぞ...私達は家族だ」ダラダラ

バルクホルン「今更な話をしてしまったな、私はもう寝る」

エイラ「お、おやすみ」ダラダラ

バルクホルン「おやすみ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バルクホルン「ここは」

???「何言ってるんですか、家ですよ、寝惚けてるんですか?」

バルクホルン「それも、そうか」

???「珍しいですね、バルクホルンさんが寝惚けるなんて」

バルクホルン「まあな、宮藤でもあるまいし」

芳佳「もー、酷いですよ、それに、苗字呼びに戻ってますよ」

バルクホルン「そうだな、すまない、芳佳」

芳佳「もう」

バルクホルン「それにしても、お前の敬語は直らないな」

芳佳「そうですね、結婚してから、結構経つというのに」

バルクホルン「自覚はあるのか....」

芳佳「はい、でも一度もバルクホルンさんから直せと言われなかったので」

バルクホルン「まあな、別にそこらへんは気にする所でもないだろう」

芳佳「そうですか、まあ私もこのままでいけるので、楽でいいですけど」

バルクホルン「家でも敬語って疲れないのか?」

芳佳「いえ、昔の話でも、目上の人ですからね、目上の人と話す時にタメ口ってなんか疲れちゃうんですよ」

バルクホルン「なるほど、分からなくはないな」

芳佳「ですよね」

バルクホルン「まあ、私はお前がリラックスしてくれるなら、それでいいんだが」

芳佳「なら、このままで」

バルクホルン「ああ」

芳佳「それにしても、扶桑の人じゃない人と、扶桑じゃない場所で結婚して暮らすなんて思っても居ませんでしたよ」

バルクホルン「そうか?私はお前を最初に見た時から、ずっと心に決めていたぞ」

芳佳「もう、調子いいんですから」

バルクホルン「本当だぞ、一目惚れだった」

芳佳「本当ですか?」

バルクホルン「当たり前だろ、私は嘘はつかない.....というか、私が、そんな嘘つく奴に見えるか?」

芳佳「見えませんね、バルクホルンさんは、そんな人じゃありません」

バルクホルン「ならなんで、そんなに聞き返したんだ?」

芳佳「だって、私が501航空団に入ったばっかの時は、ちょっと、冷めたような感じで接してきたので」

バルクホルン「あれだって、お前に怪我して欲しくないから」

芳佳「えー....だって、あの時本当にショックだったんですよ?」

バルクホルン「.....すまない」

芳佳「.....まあ、私も素人だったので、心配してくれてたのは分かりますけど...」

バルクホルン「しかしだな、お前は飛行だって無茶な事するし、命令違反はするし、私はもう、心配で」

芳佳「バルクホルンさんだって、無茶な事した事合ったじゃないですか、私だって心配だったんですからね」

バルクホルン「むっ」

芳佳「むむむ...」

バルクホルン「・・・」

芳佳「・・・」

バルクホルン「.....ふふ」

芳佳「ふふふふ」

バルクホルン「はははははは」

芳佳「あはははは」

バルクホルン「私達は...互いに心配し合ってたんだな」

芳佳「しかも、今まで、全然気づかなかったんですね」


バルクホルン「なあ、芳佳」

芳佳「なんですか?バルクホルンさん」

バルクホルン「何で、お前は私について来てくれたんだ?」

芳佳「えーっと?」

バルクホルン「お前は、ネウロイとの戦いが落ち着いた時に帰るべきだった、もう、戦場にはお前の居場所は無くなった」

芳佳「・・・」

バルクホルン「そうなったなら、お前はここに居てもしょうがない、むしろ、親御さんたちの為に帰った方が良かった」

バルクホルン「でも」

芳佳「こっちに....軍に....残った」

バルクホルン「.....私は、それが不思議でしょうが無い、お前の力なら故郷で良い事に使える筈だ、なのに何故?」

芳佳「あの...私にもあんまりはっきりと分からないんですけど、いいですか?」

バルクホルン「ああ」

芳佳「...この力で、助けたい人が出来たんです」

バルクホルン「・・・」

芳佳「その人は、とっても強くて、優しくて、気高い、そんな人でした」

芳佳「でも、弱いところもあって、傷ついたりする人でした」

芳佳「そんな人は皆に、弱さを見せませんでした、そんな人居ない筈なのに、無敵じゃないかと考えてしまうくらいに」

芳佳「しかし初めて、その弱さを目の当たりにした時、思いました」

芳佳「この人も人間で、傷ついたりもして、誰かに守られなくちゃいけないと」



ごめん寝る

ばんわー

バルクホルン「・・・」

芳佳「だから、私はここに居ます」

芳佳「ずっとずっと、アナタの隣に居ます」

バルクホルン「......まったく、お前には敵わないな」

芳佳「えへへ、昔から強情って言われるんですよ」

バルクホルン「本当に、お前は変わらないよ」

芳佳「バルクホルンさんだって、あまり変わりませんよ」

バルクホルン「いや....まあ、お前には分からないがな」

芳佳「えー?酷いですよ」

バルクホルン(だって、私が変わったのはお前と会ってからだからな)

バルクホルン「それに、私だって、お前には戻って欲しかったさ」

芳佳「バルクホルンさん、酷ーい」

バルクホルン「そういう事では、無い、ただ...」

芳佳「ただ?」

バルクホルン「お前には、もっと平和な所で、生きて欲しかった」

芳佳「・・・」

バルクホルン「戦場はお前の生きる場所では無い、たとえ戦わなくても、軍だってお前の居ていい場所では無いと思う」

芳佳「そんな事...」

バルクホルン「それに、お前はすぐ戦場出て人を助けたがるだろう?」

芳佳「うっ....」

バルクホルン「本当にお前にはヒヤヒヤさせられたな...」

芳佳「だから、それはバルクホルンさんだって」

バルクホルン「その度に私はお前を好きになっていった.....」

芳佳「え?」

バルクホルン「一生お前を守って行きたいと思う位に」

芳佳「・・・」

バルクホルン「お前はどうだ?」

芳佳「私も....そうでした.....」

芳佳「アナタに、着いて行きたくなるくらいに」

芳佳「私....思うんです」

バルクホルン「何がだ?」

芳佳「こうなるのって、運命だったんじゃないかって」

バルクホルン「・・・」

芳佳「ずっと、私の中に留めてたんですけど、バルクホルンさんの言葉を聞いて確信しました」

バルクホルン「そうだな、私達がこうなるのは運命だな」

芳佳「ですよね、そうじゃなきゃこんなに上手くいきませんよ」

バルクホルン「....ああ」

芳佳「まるで、一緒の事考えてるんですから」

バルクホルン(違うさ、宮藤.....私はお前の事が知りたかっただけだ)

芳佳「私、今でもバルクホルンさんの考えてる事が分かりますよ」

バルクホルン(違う、それはお前が考えたくなったものだ)

芳佳「今晩食べたくなる物も」

バルクホルン(違う、それはお前が食べたくなった物だ)

芳佳「明日着たくなる服も」

バルクホルン(違う、それはお前が着たくなる服だ)

芳佳「全部ぜーんぶ分かります」

バルクホルン(ああ、全部わかるな)

芳佳「だって、私達は繋がっているから」

バルクホルン(私はお前の事を全部知っているから)

芳佳「ねえ、バルクホルンさん、私...今夜」

バルクホルン(ああ....私はこんな気持ちで、お前を抱きたくない)

バルクホルン(知って欲しいんだ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エイラ「よう、どうだった?」

バルクホルン「.....なあ、聞いてみたい事があるんだ」

エイラ「ん?なんだよ」

バルクホルン「お前は、好きな人と一緒に居れれば幸せか?」

エイラ「ああ....幸せだな」

バルクホルン「それが、幸せじゃなかったらどうする?」

エイラ「ん?どういう事だ?」

バルクホルン「言ったとおりの意味だ」



エイラ「ん、んー...意味は分からないが...取り敢えず私だったらサ」

エイラ「ゲフンゲフン、好きな人と一緒に居たら幸せだからな、そいつは私じゃあないんじゃないか?」

バルクホルン「私じゃない...」

エイラ「だって、私が好きな人と一緒にいて楽しくないビジョンは見えてこないしな」

バルクホルン「そうか...分かった、ありがとう」

エイラ「おう、じゃあな」

バルクホルン「ああ」

バタン

バルクホルン「・・・」

バルクホルン(なんで....どうして...)

エーリカ「あっ」

バルクホルン「んっ?どうかしたのか?」

エーリカ「・・・」ソソクサ

バルクホルン「ん?何かあるのか?」

エーリカ「.......っ」ダッ

バルクホルン(何なんだ、一体)

バルクホルン(食堂....か...今の時間なら、宮藤がいるな...)

バルクホルン「行ってみるか...」

シャーリー「でよー.......」

芳佳「どうかしたんですか?シャーリーさん」

シャーリー「ごめん、私残すから、じゃあな」ダッ

バルクホルン「やあ、宮藤」

芳佳「あっ、バルクホルンさん」

シャーリー「・・・」テクテク

バルクホルン「ん?」

シャーリー「・・・」テクテク

バタン

バルクホルン「おい、あいつどうかしたのか?」

芳佳「え?さあ?取り敢えず皆より先にご飯食べてましたけど」

バルクホルン「そうか、珍しい」

芳佳「そうですよね、しかもハルトマンさんも先に食べてますし」

バルクホルン「アイツも?」

芳佳「はい」

バルクホルン「ほう」

芳佳「何かあったんですかね」

バルクホルン「ああ....」

バルクホルン(そう言えば、あの二人に.....)

ペリーヌ「またしても、こんな腐った豆をー」

エイラ「ホレホレ」チョイチョイ

ペリーヌ「ちょっとっ、そういう事は本気でやめて下さらない!?」

エイラ「好き嫌いは良くないぞー」

ペリーヌ「キャーッ」

バルクホルン「・・・」ボーッ

バルクホルン(エイラはペリーヌの事が好きなのか?)

サーニャ「だめよ、エイラ、そんな事しちゃ」

エイラ「ちぇーっ」

バルクホルン(サーニャはエイラに片思い中か?)

ミーナ「ねえ、美緒」

坂本「どうした?ミーナ」

ミーナ「この料理は何で出来てるの?」

坂本「ああ、それは」

バルクホルン(ミーナ達は仲が良いな、付き合ってるんじゃないだろうな?)

ルッキーニ「うじゅー、シャーリーが居ないとおっぱいが足りないよぉー」モミモミ

リーネ「止めて///ルッキーニちゃん///」

バルクホルン(微笑ましい光景だな)

バルクホルン(そして、宮藤は...)

芳佳「うわあ///リーネちゃん...」

バルクホルン(リーネの方をずっと向いている...)

バルクホルン(もしかしたら、宮藤は...)

バルクホルン(さっき色々と観察してみて分かった気がする)

バルクホルン(人間関係やら、なにやら)

バルクホルン(そして、宮藤の好きな人)

バルクホルン「・・・」

バルクホルン(まあ、作戦を考える、情報が増えたから良しとするか」

バルクホルン(それに、他の者とリーネを進展させれば.....)

バルクホルン(そうなると、宮藤だけじゃなく、他の者の事も知らなくては....)

バルクホルン「そういえば...」

バルクホルン(あの二人は、どう思ってたんだろう)

バルクホルン(というか、あの二人は何で、私と結婚したんだ)

バルクホルン(別に、私はあの二人を意識した事は無かった筈だ、なのに何故...)

バルクホルン(それにしても、あの時は楽しそうにしていたな...)

バルクホルン(私は宮藤の方が好きなのに、何で...)

バルクホルン(・・・)

バルクホルン(分からない)

バルクホルン(それどころか、あの二人の顔が思い浮かんできた)

バルクホルン(何なんだよ、一体)

エーリカ『トゥルーデ』

シャーリー『おい、バルクホルン』

バルクホルン(なんかあの二人が可愛く見えてきた)

エーリカ『嫁バカ...///』

シャーリー『馬鹿///それは言い過ぎだ///』

バルクホルン(くそっ///いきなりなんで....)

バルクホルン(私が好きなのは宮藤だろっ)

バルクホルン「くっ、くっ、くそっ」

バルクホルン「くそおおおお」

バタンッ  ダダダダダダダダダ

バタンッ

バルクホルン「おいっ、エイラ!!」

エイラ「うわ!?ビックリした」

バルクホルン「エーリカとシャーリーが嫁になった時に可愛く見えたのは何でだと思う!?」

エイラ「し、知らねーよ、嫁になったから可愛く見えるんじゃないか?」

バルクホルン「ならば、宮藤が嫁になっても楽しくなさそうだったのは!?」

エイラ「え?えーと...好きじゃないからとか...「却下!!」

エイラ「は!?」

バルクホルン「うるさい、そんなモノ却下だ却下」

エイラ「ていうか、なんで私が「早く答えろっ」

エイラ「えー...」


エイラ「えーと、可愛く無いから」

バルクホルン「却下!!」

エイラ「つまらないから」

バルクホルン「却下!!」

エイラ「不自由な暮らしだから」

バルクホルン「スレスレで却下!!」

エイラ「欲しい物が手に入らないから」

バルクホルン「というと...?」

エイラ「え、えーと....好きな物とか...「違う」生き物とか...「違う」お金...「違う」

エイラ「ええーも、もう...愛人!!」

バルクホルン「!!!!」

エイラ「は?」

バルクホルン「それだ....」

エイラ「は?」

バルクホルン「それだ!!」

エイラ「は!?」

バルクホルン「よくよく考えたら、あの二人は賑やかだからな!!楽しく当たり前だろう!!」

エイラ「ええーと、大尉?」

バルクホルン「しかし、宮藤はThe扶桑の女子という感じだ賑やかなタイプではない、一歩後ろに居るという具合だ」

エイラ「なんか...変だぞ?」

バルクホルン「ならば、どうすれば楽しいか?簡単だ」

バルクホルン「嫁はいっぱいいれば良いじゃないか!!」

エイラ「大尉が狂ったー」

エイラ「一体どうしたんだよ、大尉らしくないぞ?」

バルクホルン「エイラ、お前に言われてからこうなったんだよ」

エイラ「は、はあ?」

バルクホルン「お前は相手を知れと言ったよな?」

エイラ「お、おう...」

バルクホルン「そこで結婚したあの二人の事を知ろうと思ったら、可愛く見えてきてな」

エイラ「そうか....」

バルクホルン「しかし、私はみんな可愛いんだ...だから、自分に正直に行こうと思う」

エイラ「それで?」

バルクホルン「嫁は何人いても困らない!!」

エイラ「って、おい!!」

エイラ「というか、大尉はそれで良くても、残りの嫁が...「関係ない」

バルクホルン「嫁になったからには、正直な私を好きになって貰いたいんだ」

エイラ「なって貰えるかよ!!そんな奴!!」

バルクホルン「させる!!」

エイラ「ああー...もう...」

バルクホルン「そして、その為には、今から動かなくてはいけない」

エイラ「へ?」

バルクホルン「というわけで、突っ込んで来ようと思う」

エイラ「ま、待てっ」

バルクホルン「うおおおおお、お前らぁああああああ」ダッ

エイラ「待てええええええええ」



   


 「愛してるぞおおおおおおおおおお」         

    
 「だからちょっと待てえええええええええええ」





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シャーリー「やっべえええええええ、柄に会わず緊張してきた、これ似合ってる?」

エーリカ「どうしよう、今日本番だよ、可愛い?」

芳佳「やっとですね.....」

バルクホルン「大丈夫だ、皆、似合ってる、可愛い、そして愛してる」

シャーリー「うおっ、今日はいつになく決めてるな」

エーリカ「カッコいいよ、トゥルーデ」

芳佳「それにしても、こんなに遅くなっちゃいましたね」

バルクホルン「ああ、全員の家族を説得するのは流石に骨が折れたな」

シャーリー「しかし、それでもやっちゃうんだからスゲーよな」

エーリカ「まったく、トゥルーデらしいよ」

芳佳「でも、そんなバルクホルンさんだからついてこれたんですよね」

シャーリー・エーリカ「「うん」」

バルクホルン「よせ、照れるだろ///」

芳佳「本当に尊敬してるんです」

シャーリー「ホント、お前はスゲーよ....私は、何度諦めた事か」

エーリカ「まあ、口に出して無いだけで、皆無理だって思ってたよね」

「バルクホルン(さん)トゥルーデ意外」

バルクホルン「まあな、愛してる者の為なら頑張れる」

エーリカ「えへへ///」

シャーリー「ははっ///」

芳佳「ふふっ///」

バルクホルン「さあ、お前らっ行くぞ!!、時間だ」

「うん(はいっ)おう」

新郎新婦の入場です

「わーっつわーっ」

「姉さん」

「シャーリー」

「芳佳ちゃーん」

「エイラー」

バルクホルン「皆、祝ってくれてるな」

シャーリー「疑ってたわけじゃないけどさ」

エーリカ「なんか、少しだけ....」

芳佳「安心しました...」



バルクホルン「大丈夫だ、心配するな、何があろうとお前たちは私が守る」

エーリカ「嬉しーけどさ、カッコつけすぎじゃない?」

シャーリー「そうそう、私達にも支えさせろよ」

芳佳「そうですよ、夫婦は一緒に頑張っていくものなんですからね」

バルクホルン「ふふっ、それもそうだな...それじゃあ」

芳佳「はい」

エーリカ「うん」

シャーリー「おう」

エイラ「・・・」

皆ー私は幸せだよー





エイラ「は?」

頑張れエイラ、未来を見れば回避できるぞ、必要なのは一歩踏み出す勇気だ!!

終わり


最後投げ遣りなったな、ごめん

取り敢えず、ずっと見てくれた人感謝

今度またお姉ちゃんハーレム書きたいから、そん時はよろしく

ノシ

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