井之頭五郎「孤独のグルメSS?」 (252)
孤独のグルメSS「ノータコVSロクちゃん 」
ロクちゃんはその日、とてつもない嫌な胸騒ぎがしてエテコ達なじみの客を帰して店じまいを始めた
しかし、その予感は的中した。突然屋台に中東風の口ひげを生やした男が入ってきた。男は言う。「ノータコ。タコハダメデス」
そう言うやいなや男はロクちゃんの屋台にガソリンを撒いて火を付け始めた
男は言う。「ハイトキドキOKデス」
怒り狂ったロクちゃんは男に殴りかかったが、男の顔面にロクちゃんのパンチがヒットした瞬間、ロクちゃんの拳が砕けただけで、ノータコにはまるで効いていない
「ノータコ。タコハダメデス」
その時、一か八かロクちゃんはノータコに向かってまだ仕込み前の生きたタコを投げつけた
「ギャワッッーーーーーーッッ!!!」
ノータコはもの凄い絶叫を上げパニックになって火の海に突っ込んだ。そして火ダルマになってロクちゃんの屋台が飛び出していった
ロクちゃんは煙草を吸いながら言う、「ハートはかわらんで500万円」
~終~
孤独のグルメSS「滝山VS最強格闘家8名・前編」
米軍横田基地演習場、ここに一人の男に呼び出された8名の格闘家達が集結していた
いずれも、誰もが名前を知る空手、柔道、ボクシング等様々な格闘技の世界チャンプばかりである
そして格闘家達の前に一人の小太りな男が躍り出た。男の名は滝山といった。
「よくぞ私のために集まってくれました!さあゲームの始まりです。誰からでも、何人でもいいからかかって来なさい」
"TAKIYAMA"を倒せば真の世界一の称号が手に入る。格闘家達は皆色めき立った。最初に仕掛けたのはタイのムエタイチャンピオンだった
ムエタイチャンピオンが飛び膝蹴りで突っ込んできたが滝山はそれをビンタ一発で地面に叩きつけた。ムエタイチャンプはピクリとも動かなくなった
次に仕掛けたのは韓国のテコンドーの師範だった。師範は滝山にスライディングを仕掛けてきた。
しかし、滝山はジャンプしてそれを避ける。そして着地際に思いっきり師範のお腹を踏んづけた。師範は血ヘドを吐いて気絶した。
孤独のグルメSS「滝山VS最強格闘家8名・後編」
そして次に滝山に仕掛けてきたのはアメリカのボクシングヘビー級チャンピオンであった。
ヘビー級チャンプは滝山に強烈なボディを放つ。しかし滝山はそれに合わせカウンターを打った。ヘビー級チャンプは10メートルぐらい吹っ飛んでいった
今度は滝山がロシアのコマンドサンボの達人に向かって全力疾走し、サンボの達人に浴びせ蹴りを放った。サンボの達人は死んでしまった
そのスキを突いて、日本の柔道王者が滝山の首を絞めようと背後に迫ってきた。しかし滝山はそれに気付いており、柔道王者に回し蹴りを放った。柔道王者・頸椎損傷でリタイヤ
今度は空手の達人とブラジルのカポエラマスターが二人がかりで仕掛けてきた。
滝山は空手の達人をリフトスラムの体勢に担ぎ上げ、カポエラマスターに叩きつけた。二人は全身の骨がバラバラになった
最後の一人、総合格闘技の統一王者がダッシュで逃げようとしたが、すぐに滝山に追いつかれ、滝山の鉄拳制裁をくらった。統一王者はこんな戦いに参加しなければよかった、と思った
すべての格闘家を片付けた滝山はもの足りなさそうにため息をつきながらその場を後にした
-終-
孤独のグルメSS「滝山VSゴリラ」
滝山はアフリカのジャングルに赴いていた。
もはや人間ごときでは満足できなくなった滝山は、より強力な対戦相手を求めて野生の動物と戦おうと思ったのだった
ふと見ると大木の根元に巨大なゴリラが座っていた。
体長が優に3メートル以上はあると思われるそのゴリラは滝山を見るやいなや自分の胸をドゴドゴ叩いて滝山を威嚇してきた
そして滝山に遅いかかってきた。滝山はゴリラにローキックを放った。
ベキィッ!!竹が折れるような音がしたかと思うとゴリラは両脚の骨が砕け、まるで滝山に許しを乞うかのようにその場にうずくまった
すると、大木の陰からその巨大ゴリラの妻子と思われるメスゴリラと仔ゴリラが現れ巨大ゴリラをかばおうとした
しかし、滝山は、今このゴリラを見逃しても、また別の動物によって殺されるだけだろうと思い、ゴリラの家族を皆殺しにした
そして滝山は涙を流しつつアフリカの地を後にした
-終-
超純愛孤独のグルメSS
「シャーリー!」
「ゴローちゃん!」
滝山が鎖鎌を握った!!
孤独のグルメSS「東京都内某所の深夜の乱交パーティー」
東京都内にあるゴローちゃんの仕事場兼自宅のワンルームマンション。ここになゲイの男達数名が集まり乱交パーティーが始まろうとしていた
「よくぞみんな来てくれました!さあ始めなさい」滝山の号令で男達は一斉に全裸になり行為に及び始めた
あんたいい体してるねえがゴローちゃんに四つん這いになるよう指示すると、あんたいい体してるねえがゴローちゃんに後ろから覆い被さったかと思うとゴローちゃんの穴の穴を犯した
そして四つん這いのゴローちゃんの前にヤマさんとヤスさんとエテコが立ちはだかりゴローちゃんにフェラを迫って来た
「アオオォーーッ!!」最初に絶頂に達したのはノータコであった。野獣のようた雄叫びを上げ、ゲンちゃんの腸内に大量のスペルマを放出してもまだ飽き足らないのかノータコはまだ気絶しているゲンちゃんの体を貪るのだった
その一方では呉さんと松むら店主が激しくお互いの体を求め合っていた。そしてその様子を大山店長が見て呉さんを取られた悔しさに劣情を感じながら号泣しながらオナニーにふけっていた
そして太はというと、3塁審峠野下と1塁審野口と内山とキングスの店員によってもみくちゃにされていた。
そしていきなり昔の流行作家がおもむろに洗面器の中にウンコと小便とゲロをしたかと思うと、それを頭からひっかぶって恍惚の表情を浮かべながら床をのた打ちまわった
滝山はそれらの様子の一部始終をビデオカメラで撮影しながらロクちゃんを犯していた
最後は全員でオナニーして渚ゆう子のピンナップに顔射した。こうして淫獣たちの宴の夜はふけていった
~終~
孤独のグルメSS「トンビVSムラサキサギ」
あの孤独のグルメの誇る二大モンスターのトンビとムラサキサギが、開場前のまだ人気のない東京ドームで戦おうとしていた
しかし、その噂は瞬く間にファンの間に広まっていった
ある者は職場で、ある者は式場で、またある者は戦場で。
トンビとムラサキサギが戦うという噂を聞いたファン達は矢も立てもたまらず己の仕事を放棄してまで東京ドームに駆けつけた
会場はすでに蟻の這い出る隙間もないほどの満員であった
そして、ついに渦中のトンビとムラサキサギがこのファンの熱気に呼応するかのように、会場特設リングに躍り出てきた
続く
孤独のグルメSS「滝山VS七人の暗黒格闘家・前編」
ある日、滝山の元に一通の手紙が届いた。それにはこう記されていた。
「我ら、七人の闇の格闘家は滝山淳太に戦いを申し込む。地上最強を名乗るのは、我々全員に勝ってからにせよ」
そして滝山はその手紙の主の指定する場所へとやって来た。そこは日本から遠く離れた無人島に建てられた七重の塔であった
塔に入ると入り口の看板にこう記されていた
「一階から七階までに我々七人がひとりずつ待っている。全員を倒せば貴様の勝ちだ」
まず一階の扉を開けると、中国の暗器使いが飛びかかって来た。暗記使いは素早い動きで両手に装着した爪のような武器で滝山を攻撃してきた
しかし、滝山は手刀でその爪を全てへし折ると、抜き手を暗器使いの首に突き刺した。暗器使いは窒息して倒れた。一階・中国の暗器使い撃破
そして二階へあがった滝山をまっていたのは日本の伊賀忍者の末裔であった。忍者が刀で斬りつけてきたしかしそれより早く滝山の肘打ちが忍者のみぞおちにヒットした。忍者は折れた肋骨が肺に突き刺さって悶絶した
二階・伊賀忍者の末裔撃破
忍者を倒した滝山は三階へと上がった。三階の相手はシチリアマフィアのケンカのプロであった
ケンカのプロはいきなり笑いながら拳にメリケンサックを装着しようとしてきた。しかし滝山はその隙を逃さず、ケンカのプロがメリケンを装着する前にプロに金的をお見舞いした
ケンカのプロは金的を食らってひとしきり泣き叫んで悶絶したあと気絶した。三階・シチリアマフィアのケンカのプロ撃破
孤独のグルメSS「滝山VS七人の暗黒格闘家・後編」
一階・中国の暗器使い、二階・伊賀忍者の末裔、三階・シチリアマフィアのケンカのプロを倒し、四階へと上がる滝山の次なる相手は元グリーンベレーの大佐であった
大佐はアーミーナイフで切りかかってきた、しかし滝山は真剣白刃取りでナイフ攻撃を受け止めたすると、
大佐は胸から拳銃のようなものを取り出して滝山を撃とうとしてきた。
しかし滝山はその動きを読んでおり、大佐の拳銃を持っている手にパンチを食らわした。
すると大佐の手は開放性骨折を起こし拳銃を地面に落とした。そして滝山のハイキックを食らった大佐は壁まで吹っ飛んでいった。四階・元グリーンベレーの大佐・撃破
そして五階へと上がった滝山を待っていたのはインドの暗殺家であった。インドの暗殺家は水牛の角を加工した武器で滝山を突こうとしてきた、
しかしそれに滝山はチョップで対抗すると、折れず曲がらずと言われる程頑丈な水牛の角が粉々になった。
そしてインドの暗殺家に一本背負いをお見舞いした。インドの暗殺家は目の前が真っ暗になった五階・インドの暗殺家・撃破
インドの暗殺家を倒し六階へと進む滝山。六回の相手は、コードネーム"G"と呼ばれる本名不明、国籍不明の殺し屋のプロであった。殺し屋のプロがいきなり殴りかかってきた、
それを滝山は返し技で殺し屋のプロを投げ飛ばした。しかし体中の骨という骨がバラバラになったと言うのに殺し屋はまだ戦いを止めようとはしない
滝山は殺し屋のプロの背後に回ると殺し屋のプロを絞め落とした。六階・殺し屋のプロ・撃破
最後の相手はアメリカで73人を殺した死刑囚の大男だった。死刑囚が滝山を殺そうとしてきた
滝山は死刑囚に一本拳人中打ちをお見舞いした。死刑囚は勢いよく吹っ飛び塔の壁を突き破って地面に激突した
最後、滝山は七重の塔を爆発し、東京へと帰って行った
~完~
孤独のグルメホモSS「ぼくたちの夏」
「クソッ!」
ロッカールームに入るなり内山はヘルメットを叩きつけた。
「あの時俺がヒットさえ打っていれば…」
「いや、俺のせいだ。俺が奴らに5本もヒットをゆるしたばっかりに…何がエースだ…ちくしょう…!」太が言う
「いいや!俺のせいだ!お前はエースとしての役割を果たした!」内山が声を荒げる
「いや、俺の…」
「まだ言うか!そんなおしゃべりな口はこうしてやるー!」
「ウッ…!」
内山が強引に太の唇を奪ってきた
続く
孤独のグルメSS「東京都内某所のジャンボカレー」
ゴロー「今日は最悪だった。顧客のオバサンに15時間も話込まれた上に体を求められ、断ると逆ギレされて土佐犬をけしかけられ、首を噛まれ56針を縫う大ケガを負ってしまった。
ヨシッ、ここは腹一杯食ってストレス解消と行くかな。ん?30キロジャンボカレー食べたら10000円進呈か。ほほう、大食いチャレンジか。よくやったよな学生の頃。よし。決まりだ」
店員「いらっしゃいませ」
ゴロー「あの、表にあったジャンボカレーに挑戦したいんだけど」
店員「ハイ、ジャンボですね。少々お待ちください」
10分後
ゴロー「うわあ、これが30キロのカレーかあ。まるで山のようだ」
店員「30分以内に食べてください。尚、食べ残しは20000円の罰金です。ではスタート」
ゴロー「はふッはふッ、むしゃむしゃ、うン、うまい。こりゃあ楽勝だ」
15分後
ゴロー「……ふうッふうッ、もう限界だ。まだ全体の3分の1も食ってないのか」
店員「はい、あと15分」
28分後
ゴロー「ううッ吐きそうだ。もうダメだ。うぐっ、ゲェェェェ!!オゲーーーッ!!」
店員「ハイ。食べ残し&ゲロは30000円いただきます」
ゴロー「トホホ、もう大食いはこりごりだ」
~終~
孤独のグルメSS「明治神宮球場のウインナーカレー」
ゴロー「甥の太も、とうとうプロ野球選手か。それも一年目から巨人軍のエースで四番だもんなあ」
ウグイス嬢「四番・ピッチャー、フトシ、背番号1」
観客A「フトシーーー!!」
観客B「ガンバレガンバレ」
実況「さあフトシ、バッター・ラミレスに対し、投げました。
ラミレス打ちました!ラミレスの打った打球は…
あーーっと!ラミレスの放った弾丸ライナーがフトシの顔面に直撃しました。そしてフトシはピッチャーマウンドに突っ伏したまま、ピクリとも動きません
」
観客C「フトシィーーーッ!!」
実況「あっと、フトシのピンチに感極まった観客がグラウンドになだれ込んできました。しかし、フトシ、立てません!
あっと、原監督がなにやら球審とラミレスに抗議をしております。
あーーっと!なんと、原監督に退場処分が下されました!
それでもまだフトシはピッチャーマウンドの上で、うつぶせに大の字になったままピクリともしません!
あっと、そろそろ放送終了のお時間が来てしまいました。」
~終~
こういう奴を自己中って言うんだろうな。
孤独のグルメSS「滝山VSイデオン」
地上最強の生物滝山の前に第6文明人の遺跡であるロボット・イデオンが現れた
イデオンが滝山を踏み潰そうとしてきた。しかし滝山は力で受け止めてイデオンを投げ飛ばした
その時、イデオンのゲージに3本のラインが点灯し、イデオンがいきなり全方位ミサイルを撃ってきた。しかし、滝山は空手の秘技・回し受けですべてのミサイルを捌いた。
そして滝山は手から気功弾を出してイデオンを攻撃した。するとイデオンは爆発してふらついた。その時、イデオンのゲージがまばゆい光を放った。
イデオンがイデオンソードで滝山を攻撃してきた。しかし、滝山にはまるで当たらない。逆に滝山のチョップがイデオンにヒット。イデオンは腹部が大破した。
そして、イデオンがイデオンガンを撃ってきた。しかし、滝山にはまったく当たらない。
滝山がイデオンの頭部まで駆け上ったかと思うと、イデオンの頭にしがみついてイデオンの頭を力付くで外そうとした。するとイデオンは体から頭が外れていった。
その時、イデは発動した。
「イデ臭ェ~~~」
「あ………ホント」
「誰かイデ発動させたんじゃないのォ」
「やめなさいよ。聞こえるわよ」
「だってあれ、周り全部滅亡するんだもん」
~終~
孤独のグルメSS「滝山VSピクル」
二億年の時を経て、古代の岩塩層より現代に復活したジュラ紀ファイター・ピクル。
そんな彼に興味を示した男が現れた。そう、我らが滝山である。
ピクルの前にいきなり、滝山がやってきた。ピクルは滝山を見るやいなや、今までに感じたことのない恐怖を覚えた。こんな敵はジュラ紀にはいなかった。
すさまじい恐怖という未知の感情に戸惑うピクル。そんな彼の取った行動とは、敵前逃亡だった。
滝山に背を向け、必死で四つん這いになってものすごいスピードで逃げ出すピクル。しかし、滝山からは決して逃げられない
あっという間に滝山に追い詰められてもピクルは、号泣しながら戦おうともせずその場にうずくまった。本能が知っていた。この生物(滝山)には間違いなく勝てない、と。
そして滝山のサッカーボールキックがピクルの頭にヒットした。今までに感じたことのないほどの衝撃を受け、吹っ飛ぶピクル。
すでにピクルは完全に戦意を喪失している。しかし滝山はピクルに追撃せんと歩を進めてくる。
すると、なんとピクルはいきなり自分自身の体を噛んだり、殴ったりし始めた。恐怖の絶望から何とか逃れようと意味不明の行動を取るピクル
しかし、滝山はゆるさない。滝山の金的がピクルに決まった。ピクルはあまりの痛さに死んでしまった。
~終~
孤独のグルメSS「井之頭五郎VS丹波文七」
丹波「アンタか、井之頭五郎てのは」
五郎「え?そーだけど…私に何か用ですか?」
丹波「俺は丹波だ。空手をやってる。アンタと仕合たい」
五郎「いや、急にそんな…(何だ何だ、何でこうなる)」
いきなり丹波が殴りかかってきた。ゴローはそれを何とかかわす
ゴロー「何をするんですか!やめてください!」
丹波「シッ!!」
丹波はなおも攻撃をやめようとしない。丹波の中段蹴りがゴローの脇腹にヒットした。
ゴロー「グホッ!」腹をおさえてうずくまるゴロー。
丹波「立て。もっと本気を出せ…」
丹波がゴローちゃんを無理矢理立たせようとする。
ゴロー「もう、いい加減にしてくれッ!!」バッ!!
ゴローちゃんが丹波にアームロックを仕掛けようとしたが、丹波は地に根を張ったようにビクともしない
ゴロー「ッッッ!!」
丹波「トレーニング不足だな」
丹波の目潰しがゴローちゃんに決まった
ゴロー「うがっ!」
丹波「ずおおォォォ!!」
丹波の渾身の正拳突きがゴローの顔面に突き刺さった
ゴローは血の海に沈んだ
堪らない孤独が丹波文七の背中に張り付いていた
~完~
孤独のグルメSS「ノータコ 怒りの逆襲」
日本での仕事を終え、祖国へ帰国したノータコ。しかし、そこで彼が見たものとは、何者かによって蹂躙され、変わり果てた祖国の村の姿であった。
かつての実家の跡にも家族の姿はなく、怒りと絶望に打ちひしがれるノータコ。
かろうじて、一人生き残っていた村長に話を聞くと、スティンガー大佐率いる私設部隊に村人は奴隷として連れて行かれ、さらに村の秘宝である「アラーの涙」も奪われたという。
そしてノータコは一人でスティンガー大佐の部隊に立ち向かうことを決意するのだった
太平洋上に浮かぶ私設軍隊とその捕虜を載せた空母があった。ここに突然、猛スピードでヘリが突っ込んできたかと思うと、ヘリは機銃を掃射してきて空母のデッキにいた兵を皆殺しにした
そして、ヘリが降下してきて、中から口ひげを生やした、目に怒りの炎を宿す中東風の男が踊り出てきた。
ノータコを殺ろうと兵隊が湧いて出てきたが、ノータコのM2の掃射により逆に皆殺しにされた。手榴弾を手当たり次第に放り投げて、
徹底的に敵という敵を殺していくノータコ。すると、やがて、空母の司令室にたどり着いた。
中には、私設軍の首魁・スティンガー大佐が待ち構えていた。スティンガーは言う「KILL YOU」
それに対しノータコは「時々オーケーデス」
二人の壮絶な殴り合いが始まった。ノータコのソバットが決まり大佐は吹っ飛んでいった。そして大佐はナイフで切りかかってきた。しかし、ノータコのパンチを食らって窓ガラスを突き破って海の藻屑となった。
そしてノータコはこの忌々しい空母に爆弾をセットして、一人ヘリで変わり果てた故郷の地へと帰っていった
~完~
孤独のグルメSS「くねくね」
ゴロー「しかし、こんな山奥の田舎まで納品に来るのは初めてだな。今時日本にこんな村があったんだなあ。周り一面田んぼだらけだ。さて、仕事も終わったし、メシにするかな」
田んぼの畦道を車で軽快に走るゴロー。
ゴロー「ん?」
その時、ゴローの視界に妙なものが入り込んだ。ゴロー「案山子…?」
ゴローの右前方100メートル先に何か灰色の案山子のようなものが、強風に煽られるかのように激しく踊るように動いていた。
ゴローは思わず、「それ」をじっくりと観察した。今は風が吹いていない。なのに案山子があんなに揺れ動くなんてありえない。という事は、あれは自律的に動いている何かなのだ。
ゴローは気づいた。「それ」には顔があって、喜怒哀楽どれともつかない表情で、何かを訴えるように上半身を滅茶苦茶に動かしているのだった
そして「それ」と目が合った瞬間、ゴローの車は猛スピードで谷底へ突っ込んだ。
孤独のグルメSS「新興宗教『ぎんぎん教』のぎんぎん食」
オバサン「どうですか?井之頭さん。ぎんぎん教には馴れましたか?」ゴロー「ハイ。最初は戸惑いもありましたが、今では、毎日ぎんぎん様に祈りを捧げることにより、
わたしを取り巻いていた孤独感や不安感も取り払われ、まるで心に羽が生えたかのように清々しい気分です」
オバサン「その調子ですよ。今にぎんぎん様が世界に絶対の幸福をもたらし、地球上から争いはなくなり真の平和がおとずれるでしょう」
ゴロー「ええ。わたしはもっと、このぎんぎん様の教えをすべての人に広めたい。はやく人類全員が『ぎんぎん教』に入ればいいのに」
オバサン「ホホホ。それも時間の問題です。さあ食事の前にぎんぎん様に感謝の祈りを捧げましょう」
ゴロー「ハイ」
「ぎんぎん食」
・「ぎんぎんライス」麦飯に、ケチャップでぎんぎん様の御尊顔が描かれている
・「ぎんぎん汁」お湯で焼き肉のタレをといた汁に、具はベビースターラーメンとぎんぎん芋
・「ぎんぎんサラダ」刺身のツマにチョコレートソースがかかっている
・「ぎんぎん納豆」市販の納豆に「ぎんぎん粉」をいれたもの
ゴロー「ぎんぎん様のおかげで、今日もおいしいご飯が食べられるな。まったく、ぎんぎん様様々だ。
まずはサラダから…ウンうまい。ぎんぎん様の教えが効いてる
ズズッ…ぎんぎん汁を飲むと心の空腹までも癒されるようだ。むしゃむしゃ。ケチャップの味ってぎんぎん様だよな。うんうん。納豆もいい味出してる
ふう、満腹だ。でも世界にはまだぎんぎん教の教えを知らずに飢えで苦しんでいる人もいるんだよなあ」
オバサン「その通りですヨ。ゴローさん。一刻も早くぎんぎん教を布教して世界を救済へと導きましょう」
ゴロー「ハイ。頑張ります」
~終~
孤独のグルメSS「スケスケメガネ」
ゴロー「うっひょ~~。これがスケスケメガネかあ。ムフフ。こいつがあればギャルの素っ裸が見放題だ。早速かけてみよう」
スケスケメガネを装着し街にくり出したゴロー。その時である。
ゴロー「ん?」
いきなり、中腰の状態で宙に浮いている全裸の中年男性が猛スピードでゴロー目掛けて突っ込んできた
ドガンッ!!
そしてゴローはその宙に浮いた全裸の中年男性に吹き飛ばされ重傷を負った。
そう、スケスケメガネをかけていたゴローには、中年男性の載っていた大型ダンプも透けて見えていたのである
大型ダンプにひき潰され、ゴローちゃんの身体には大きな後遺症が残り、スケスケメガネもグシャグシャになった
~完~
孤独のグルメSS「希望の船エスポワールの限定ジャンケン」
ゴロー「個人商人をやっている俺だが、最近事業を広げようと、養殖ロブスターの事業に手を出すも失敗し2000万の借金を背負ってしまい、こんな薄気味悪いギャンブル船に乗ることになってしまった
限定ジャンケン?ふーん、このカードでジャンケンして星を集めればいいんだな。ヨシッ、やってみるか」
黒服「セット!オープン!」
ゴロー「あっちゃあ、負けちゃったかあ。絶対グーだと思ったんだがなあ」
黒服「セット!オープン!」
ゴロー「クソッ!また負けた」
黒服「セット!オープン!」
ゴロー「がーんだな。全部なくなってしまった」
~4時間後~
ゴロー「星売って~、星売って~」
しかし、当然ゴローを救おうなどとする者などいるはずもなく、ゴローは闇の彼方へ消えていった
~完~
孤独のグルメSS「ミュージック耳かき」
ゴロー「ほほう、通販で3万で買ってみたが、こいつがミュージック耳かきか
音楽を楽しみながらでも耳そうじが出来るというシロモノだ。ヨシ、早速使ってみよう」
ミュージック耳かき「♪ジャン、ジャンジャンジャジャン」
ゴロー「おっ、『夏の日の1993』か」
ミュージック耳かき「♪ま~るで別人のプロポーション ああ~水際のエンジェル」
ゴロー「ッ!?ッッッ!!」
ミュージック耳かき「き~みは初めて僕の目にみ~せた その姿~そのセ~クシ~」
ゴロー「グググ…!ハアッ…ハアッ…!」
ミュージック耳かき「♪ジャンジャンジャジャン! 1993~恋をした~」
ゴロー「ギャアーーーッ!!」
ゴローは思わずミュージック耳かきを地面に叩きつけた。ゴローの耳からはおびただしい量の血が流れていた。
そう、ミュージック耳かきはゴローの鼓膜までをも破壊していたのだった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローちゃんVS成嶋亮」
ゴロー「ふう。すっかり取引が長引いちゃった。うわあっもう夜の2時だ。腹も減るはずだ。どこかに開いてる店はないかなあ」
その時だった。
男の声「おい」
闇の中から男がゴローに声をかけてきた。その男はまるで闇に溶け込んでいるかのような雰囲気を身にまとっていた。
ゴロー「え?何ですか?」
成嶋亮「へへ…オレには分かるぜ…お前もこっち側の人間だ…」
ゴロー「い、いや。意味が解らない。失礼します」
成嶋亮「シッ!」
男がゴローにするどいパンチを放ってきた。かろうじて避けるゴロー
ゴロー「うわッ!何をするんです!止めてください」
成嶋亮「ヘッヘ…アンタも本気をだせよ…」
成嶋亮がゴローを攻め立てる。しかしその時、バッ!ゴローが成嶋の腕を取った
成嶋亮「ちッ!」
ゴロー「いいかげんにするンだっ!」ギュッ!
成嶋亮にゴローちゃんのアームロックが決まった
成嶋亮「ッッッ!…クソがぁぁーーッ!!」
成嶋亮はなんと腕を極められつつも、宙返りして強引にゴローのアームロックから脱出した
ゴロー「う、ウソだろぉ…」
成嶋亮「おらぁーーーっ!!」グサッ!ザクッ!グシャッ!
成嶋亮の目潰し、金的、地獄突きの極悪コンボがゴローに炸裂した
ゴロー「ぐあああぁぁ!」
成嶋亮「ヘヘッ…もう二度とメシが喰えない体にしてやろうか?オラオラオラー!」
成嶋亮が馬乗りになりゴローに顔面パンチの乱れ打ちを見舞った
気づくとゴローは病院のベッドにいた。
医者の診断によると、アゴは割られ、歯はすべて折られ、顔面はメチャメチャになって喉が潰れ、片目が潰れ、金玉も潰れる重傷で、こんなひどい患者は初めてだという
ゴローは絶望で気を失い、暗闇の中であの成嶋亮という男の笑い声を聞いた
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSホモ」
ゴロー「飲酒運転をして酩酊状態にあった俺は愛車のボルボで8人をひき殺してしまい懲役25年で府中刑務所に入れられてしまった
周りを見ると、元・凶悪犯の屈強な男ばっかりだ。ツバが出てきた」
~夕食後~
受刑者A「おい新入り。今夜はお前の歓迎会をやるから楽しみにしときな。ウヘヘヘヘ」
ゴロー「ハイ(来た来た。きましたよ)」
夜。囚人達は看守の目を盗んで全裸になり。ゴローの前に立ちはだかった
続く
孤独のグルメSS「中国軍独房の臭い飯」
2030年・宇宙進出にいち早く成功した中国は、資源を独占し世界から独立を宣言。
軍事においても連合軍を圧倒し猛威を奮っていた。
ゴロー「ウーン。興味本位で中国なんかに旅行に来てみたものの、あっという間に捕まり訳も分からず独房にいれられてしまった」
中国兵「おい。日本人。メシだ」
ゴロー「トホホ、こんな状況でも腹は減るんだなあ」
・冷や飯。量少なし。完全に冷えきっている
・野菜のごった煮。変色し、最早何の野菜かも分からぬ野菜を塩水で煮たもの
・魚。背骨がねじ曲がって錆赤色を帯びた魚
ゴロー「この魚…何の魚だろう。かりっ、うん上等上等
やっぱ魚にはご飯だよな。むしゃむしゃ、トホホ一口で終わってしまった
野菜もよく分かんないけど…上手いよな
あ~あ、食事も終わっちゃった。これからどうなるのかなあ」
中国兵「なんだ日本人!貴様文句があるのか!」
?「やめなさい。それ以上いけない。その男を解放しなさい」
中国兵「はっ!呉大佐!」
ガチャッ
ゴロー「何だ何だ?帰っていいのか?」
?「さあ。これは日本行きの船のチケットです。船についたらこのチケットと私の書いた手紙を船長に渡しなさい。二度とこの国に来てはいけませんよ」
ゴロー「はあ…どうも」
ゴロー「あいつ…あの目…どこかで…いかんなあ。いかん、いかん…」
~終~
18 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:08 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「新興宗教『ぎんぎん教』のぎんぎん食」
オバサン「どうですか?井之頭さん。ぎんぎん教には馴れましたか?」ゴロー「ハイ。最初は戸惑いもありましたが、今では、毎日ぎんぎん様に祈りを捧げることにより、
わたしを取り巻いていた孤独感や不安感も取り払われ、まるで心に羽が生えたかのように清々しい気分です」
オバサン「その調子ですよ。今にぎんぎん様が世界に絶対の幸福をもたらし、地球上から争いはなくなり真の平和がおとずれるでしょう」
ゴロー「ええ。わたしはもっと、このぎんぎん様の教えをすべての人に広めたい。はやく人類全員が『ぎんぎん教』に入ればいいのに」
オバサン「ホホホ。それも時間の問題です。さあ食事の前にぎんぎん様に感謝の祈りを捧げましょう」
ゴロー「ハイ」
「ぎんぎん食」
・「ぎんぎんライス」麦飯に、ケチャップでぎんぎん様の御尊顔が描かれている
・「ぎんぎん汁」お湯で焼き肉のタレをといた汁に、具はベビースターラーメンとぎんぎん芋
・「ぎんぎんサラダ」刺身のツマにチョコレートソースがかかっている
・「ぎんぎん納豆」市販の納豆に「ぎんぎん粉」をいれたもの
ゴロー「ぎんぎん様のおかげで、今日もおいしいご飯が食べられるな。まったく、ぎんぎん様様々だ。
まずはサラダから…ウンうまい。ぎんぎん様の教えが効いてる
ズズッ…ぎんぎん汁を飲むと心の空腹までも癒されるようだ。むしゃむしゃ。ケチャップの味ってぎんぎん様だよな。うんうん。納豆もいい味出してる
ふう、満腹だ。でも世界にはまだぎんぎん教の教えを知らずに飢えで苦しんでいる人もいるんだよなあ」
オバサン「その通りですヨ。ゴローさん。一刻も早くぎんぎん教を布教して世界を救済へと導きましょう」
ゴロー「ハイ。頑張ります」
~終~
19 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:30 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「スケスケメガネ」
ゴロー「うっひょ~~。これがスケスケメガネかあ。ムフフ。こいつがあればギャルの素っ裸が見放題だ。早速かけてみよう」
スケスケメガネを装着し街にくり出したゴロー。その時である。
ゴロー「ん?」
いきなり、中腰の状態で宙に浮いている全裸の中年男性が猛スピードでゴロー目掛けて突っ込んできた
ドガンッ!!
そしてゴローはその宙に浮いた全裸の中年男性に吹き飛ばされ重傷を負った。
そう、スケスケメガネをかけていたゴローには、中年男性の載っていた大型ダンプも透けて見えていたのである
大型ダンプにひき潰され、ゴローちゃんの身体には大きな後遺症が残り、スケスケメガネもグシャグシャになった
~完~
孤独のグルメSS「孤独のグルメ最強トーナメント」
あるところににすごい頭のくるったものすごい変な因業な大富豪がいた、その頭の狂った異常なお大金持ちは金のちからであらゆる犯罪をしたりあらゆる快楽をむさぼってた
しかしそんな事を年がら年中繰り返しててもその金持ちの金は尽きることがなかったそすて、その凄い頭の狂った金餅はある日すさまじいことをおもいついた
それはなんと世界中のすごうでの格闘家たちを集めたいったい誰が最強かを格闘家大会をして決めようていうのだ。そしてそりを聞いた世界の格闘家のひと達は
我こそはと、ある者は海を越えて、またある者は空越えて、そのキチガイの大富豪のもつ人里はなれた無人島に立てた不気味な得体の知れない闘技場にやってきた
そしてその大会に優勝者には最強の照合とその大富豪のぜん財産が手に入れのだ、そを聞いた格闘家たちは色めき立った
そしていきなり格闘家たちがあつまってきた。闘技場の祭壇に例の気の狂った金持ちが
のこのこと躍り出てきたかと思うとその狂った蟹持ちによる大会のはじまりを告げるスピーチが始まった
石神狂鬼(その狂った大富豪の名)「わしは金しかしんじない、しかし勝てばやろう、金をっ」
そせを聞いた格闘家たちは全員目の前にぶら下がった石神氏の莫大な財産の前に我を忘れ完全に正気をうしない、ある者はなにかに取り付かれたように笑い出し七転八倒して卒倒し、
またある者は感極まって全裸になって踊りだしたり、またある者は興奮のあまり建物にガソリンをまいて火を付けたりしだした
そして狂った金持ちはいう石神狂鬼「たたかえっ」と
かくして史上最大最高の格闘大会はこうしてはじまった
18 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:08 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「新興宗教『ぎんぎん教』のぎんぎん食」
オバサン「どうですか?井之頭さん。ぎんぎん教には馴れましたか?」ゴロー「ハイ。最初は戸惑いもありましたが、今では、毎日ぎんぎん様に祈りを捧げることにより、
わたしを取り巻いていた孤独感や不安感も取り払われ、まるで心に羽が生えたかのように清々しい気分です」
オバサン「その調子ですよ。今にぎんぎん様が世界に絶対の幸福をもたらし、地球上から争いはなくなり真の平和がおとずれるでしょう」
ゴロー「ええ。わたしはもっと、このぎんぎん様の教えをすべての人に広めたい。はやく人類全員が『ぎんぎん教』に入ればいいのに」
オバサン「ホホホ。それも時間の問題です。さあ食事の前にぎんぎん様に感謝の祈りを捧げましょう」
ゴロー「ハイ」
「ぎんぎん食」
・「ぎんぎんライス」麦飯に、ケチャップでぎんぎん様の御尊顔が描かれている
・「ぎんぎん汁」お湯で焼き肉のタレをといた汁に、具はベビースターラーメンとぎんぎん芋
・「ぎんぎんサラダ」刺身のツマにチョコレートソースがかかっている
・「ぎんぎん納豆」市販の納豆に「ぎんぎん粉」をいれたもの
ゴロー「ぎんぎん様のおかげで、今日もおいしいご飯が食べられるな。まったく、ぎんぎん様様々だ。
まずはサラダから…ウンうまい。ぎんぎん様の教えが効いてる
ズズッ…ぎんぎん汁を飲むと心の空腹までも癒されるようだ。むしゃむしゃ。ケチャップの味ってぎんぎん様だよな。うんうん。納豆もいい味出してる
ふう、満腹だ。でも世界にはまだぎんぎん教の教えを知らずに飢えで苦しんでいる人もいるんだよなあ」
オバサン「その通りですヨ。ゴローさん。一刻も早くぎんぎん教を布教して世界を救済へと導きましょう」
ゴロー「ハイ。頑張ります」
~終~
19 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:30 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「スケスケメガネ」
ゴロー「うっひょ~~。これがスケスケメガネかあ。ムフフ。こいつがあればギャルの素っ裸が見放題だ。早速かけてみよう」
スケスケメガネを装着し街にくり出したゴロー。その時である。
ゴロー「ん?」
いきなり、中腰の状態で宙に浮いている全裸の中年男性が猛スピードでゴロー目掛けて突っ込んできた
ドガンッ!!
そしてゴローはその宙に浮いた全裸の中年男性に吹き飛ばされ重傷を負った。
そう、スケスケメガネをかけていたゴローには、中年男性の載っていた大型ダンプも透けて見えていたのである
大型ダンプにひき潰され、ゴローちゃんの身体には大きな後遺症が残り、スケスケメガネもグシャグシャになった
~完~
18 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:08 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「新興宗教『ぎんぎん教』のぎんぎん食」
オバサン「どうですか?井之頭さん。ぎんぎん教には馴れましたか?」ゴロー「ハイ。最初は戸惑いもありましたが、今では、毎日ぎんぎん様に祈りを捧げることにより、
わたしを取り巻いていた孤独感や不安感も取り払われ、まるで心に羽が生えたかのように清々しい気分です」
オバサン「その調子ですよ。今にぎんぎん様が世界に絶対の幸福をもたらし、地球上から争いはなくなり真の平和がおとずれるでしょう」
ゴロー「ええ。わたしはもっと、このぎんぎん様の教えをすべての人に広めたい。はやく人類全員が『ぎんぎん教』に入ればいいのに」
オバサン「ホホホ。それも時間の問題です。さあ食事の前にぎんぎん様に感謝の祈りを捧げましょう」
ゴロー「ハイ」
「ぎんぎん食」
・「ぎんぎんライス」麦飯に、ケチャップでぎんぎん様の御尊顔が描かれている
・「ぎんぎん汁」お湯で焼き肉のタレをといた汁に、具はベビースターラーメンとぎんぎん芋
・「ぎんぎんサラダ」刺身のツマにチョコレートソースがかかっている
・「ぎんぎん納豆」市販の納豆に「ぎんぎん粉」をいれたもの
ゴロー「ぎんぎん様のおかげで、今日もおいしいご飯が食べられるな。まったく、ぎんぎん様様々だ。
まずはサラダから…ウンうまい。ぎんぎん様の教えが効いてる
ズズッ…ぎんぎん汁を飲むと心の空腹までも癒されるようだ。むしゃむしゃ。ケチャップの味ってぎんぎん様だよな。うんうん。納豆もいい味出してる
ふう、満腹だ。でも世界にはまだぎんぎん教の教えを知らずに飢えで苦しんでいる人もいるんだよなあ」
オバサン「その通りですヨ。ゴローさん。一刻も早くぎんぎん教を布教して世界を救済へと導きましょう」
ゴロー「ハイ。頑張ります」
~終~
19 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:30 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「スケスケメガネ」
ゴロー「うっひょ~~。これがスケスケメガネかあ。ムフフ。こいつがあればギャルの素っ裸が見放題だ。早速かけてみよう」
スケスケメガネを装着し街にくり出したゴロー。その時である。
ゴロー「ん?」
いきなり、中腰の状態で宙に浮いている全裸の中年男性が猛スピードでゴロー目掛けて突っ込んできた
ドガンッ!!
そしてゴローはその宙に浮いた全裸の中年男性に吹き飛ばされ重傷を負った。
そう、スケスケメガネをかけていたゴローには、中年男性の載っていた大型ダンプも透けて見えていたのである
大型ダンプにひき潰され、ゴローちゃんの身体には大きな後遺症が残り、スケスケメガネもグシャグシャになった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSクローン」
滝山はゴローの髪の毛からゴローのクローンを作ることに成功した。
そして、そのゴローのクローンに徹底的な戦闘訓練とドーピングに次ぐドーピングを繰り返し恐るべき殺人マシーンに仕立て上げた
ゴロー「ふう、今日は商品の移動だけで終わっちゃったな。まったく、自分がもう一人いたらいいのに」
その時、ゴローの前に身長2メートルを優に越す顔面に鉄仮面をつけた筋骨隆々の大男が立ちはだかった
ゴロー「な、何か私に用ですか?」
鉄仮面「俺はお前の兄弟だ…」
鉄仮面が殴りかかってきた。ゴローはかろうじて防御したが、両腕が複雑骨折をおこしてしまったゴロー「~~~ッッッ!!」
鉄仮面「おれは悪魔に育てられた!」
鉄仮面の蹴りがゴローのみぞおちに突き刺さった。どうやら胃が破裂したようだ
ゴロー「がはっ!」
鉄仮面がおもむろにその不気味な仮面を外して素顔を晒した。
そこには面影こそゴローに似ているものの、憎悪に歪みきったこの世のものとは思えない悪魔のような顔があった
鉄仮面「死ねっ!」
鉄仮面の手刀がゴローの胸に突き刺さった
ゴロー「うがッ!!」ゴローは死んだ
鉄仮面「安心しろ…おれがお前の代わりをやってやる…
今日からオレが井之頭五郎だ…」
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSぬらりひょん」
ゴロー「アレッ?俺さっき飲酒運転のトラックに突っ込まれて…何なんだこの部屋は?」
加藤勝「説明してる暇はないッ!スーツを…スーツを着てくれッ!」
ゴロー「トホホ…コスプレかあなんだってこんなものを着なくちゃいけないんだろう」
加藤勝「くそッ!転送がはじまッた!スーツを着るんだッ!」
ゴロー「おっ!外に出たのか?
うーん。お腹がもやもやしてきた。ヨシッ!この辺で何か食べてかえろう」
♪ピンポロパンポン♪ピンポロパンポン
ゴロー「ん?何だこの音楽は」
加藤勝「あッ!ダメだッ!そっちへ行っちゃ!」
バーン!ゴローの頭は吹ッ飛んだ
加藤勝「くッ、くそッ!!」
~完~
孤独のグルメSS「ゴローの災難」
ゴロー「もう何年も個人商人をやっているおれだが、この度やっと自分の店を持つことが出来た
何年もやっていると、やはり考えも変わるもので守るものが出来るというのもなかなかいいものだ
フフ…次は綺麗な嫁さんでも見つけて…なんてな」
ガシャーーーン!
すると、いきなり店の窓ガラスを突き破ってバイクが突っ込んできた
孤独のグルメSS「滝山VSバド星人」
銀河の彼方から、凶悪かつ好戦的な戦闘民族であるバド星人が地球を侵略しにやって来た
しかし、人類はまだその脅威に気付いていなかった。そう、ただ一人を除いては
バド星人A「これが地球か。文明のレベルも住民の戦闘力もまるでゴミみたいなものだな」
バド星人B「ハハハハ。まったくだ。こんな星ならば我々ふたりだけでもどうとでもなるだろう」
バド星人A「いや、待て。何か物凄い戦闘力の物体が接近してくる。ボンッ!うわっ!戦闘力メーターが爆発した」
バド星人B「そう言えば聞いたことがある。この太陽系の惑星のどこかに戦闘神が存在すると」
滝山「貴様らに地球は渡さん!」
すると滝山がバド星人の宇宙船に突っ込んで破壊した
バド星人が滝山目掛けてレーザーを撃ってきた。しかし、滝山にはまるで当たらない
滝山にレーザーは効かないと分かると、バド星人は滝山に格闘戦を挑んだ。バド星人Aが殴ってきた。
しかし、滝山は合気を利用してバズ星人を地面に叩きつけた
バド星人A「げっ!!」バド星人Aは死んだ
そしてバド星人Bが一目散に逃げようとしたので、滝山はバド星人の宇宙船の残骸からパイプ状の破片を拾い上げると、それを槍投げのようにしてバド星人Bに投げつけた
バド星人B「ぎゃっ!!」それが後頭部に突き刺さり、バド星人Bは死んだ
こうして地球の平和は守られたのだった
~完~
18 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:08 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「新興宗教『ぎんぎん教』のぎんぎん食」
オバサン「どうですか?井之頭さん。ぎんぎん教には馴れましたか?」ゴロー「ハイ。最初は戸惑いもありましたが、今では、毎日ぎんぎん様に祈りを捧げることにより、
わたしを取り巻いていた孤独感や不安感も取り払われ、まるで心に羽が生えたかのように清々しい気分です」
オバサン「その調子ですよ。今にぎんぎん様が世界に絶対の幸福をもたらし、地球上から争いはなくなり真の平和がおとずれるでしょう」
ゴロー「ええ。わたしはもっと、このぎんぎん様の教えをすべての人に広めたい。はやく人類全員が『ぎんぎん教』に入ればいいのに」
オバサン「ホホホ。それも時間の問題です。さあ食事の前にぎんぎん様に感謝の祈りを捧げましょう」
ゴロー「ハイ」
「ぎんぎん食」
・「ぎんぎんライス」麦飯に、ケチャップでぎんぎん様の御尊顔が描かれている
・「ぎんぎん汁」お湯で焼き肉のタレをといた汁に、具はベビースターラーメンとぎんぎん芋
・「ぎんぎんサラダ」刺身のツマにチョコレートソースがかかっている
・「ぎんぎん納豆」市販の納豆に「ぎんぎん粉」をいれたもの
ゴロー「ぎんぎん様のおかげで、今日もおいしいご飯が食べられるな。まったく、ぎんぎん様様々だ。
まずはサラダから…ウンうまい。ぎんぎん様の教えが効いてる
ズズッ…ぎんぎん汁を飲むと心の空腹までも癒されるようだ。むしゃむしゃ。ケチャップの味ってぎんぎん様だよな。うんうん。納豆もいい味出してる
ふう、満腹だ。でも世界にはまだぎんぎん教の教えを知らずに飢えで苦しんでいる人もいるんだよなあ」
オバサン「その通りですヨ。ゴローさん。一刻も早くぎんぎん教を布教して世界を救済へと導きましょう」
ゴロー「ハイ。頑張ります」
~終~
19 :名無しさん@おーぷん :2014/06/06(金)21:06:30 ID:hvlcLrpoZ
孤独のグルメSS「スケスケメガネ」
ゴロー「うっひょ~~。これがスケスケメガネかあ。ムフフ。こいつがあればギャルの素っ裸が見放題だ。早速かけてみよう」
スケスケメガネを装着し街にくり出したゴロー。その時である。
ゴロー「ん?」
いきなり、中腰の状態で宙に浮いている全裸の中年男性が猛スピードでゴロー目掛けて突っ込んできた
ドガンッ!!
そしてゴローはその宙に浮いた全裸の中年男性に吹き飛ばされ重傷を負った。
そう、スケスケメガネをかけていたゴローには、中年男性の載っていた大型ダンプも透けて見えていたのである
大型ダンプにひき潰され、ゴローちゃんの身体には大きな後遺症が残りスケスケメガネもグシャグシャになった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSサイボーグ兵士」
未来世界から滝山を殺すためにサイボーグ兵士が送られてきた
サイボーグは「アア゛ーー」とか叫びながら滝山にマシンガンをぶっ放してきた
しかし、マシンガーの弾が滝山の体に当たったかと思うとマシンガンの弾がすべてサイボーグへ跳ね返ってきて、逆にサイボーグが蜂の巣になった
そしてサイボーグは体中がバラバラになりながらも滝山ににじり寄ってきて滝山を殺そうとしてきた
しかし滝山は容赦せずサイボーグの頭を踏み潰した。
サイボーグは「ウイーン」と不気味な音を立てて機能を停止した
~完~
孤独のグルメSS「あの日に帰りたい」
ナカムラ「くそっ…井之頭め…おれにこんな女を押し付けて、自分は女優を彼女にして、個人商人だか何だか知らんがのうのうとしやがって。許せねえ…
あの女のせいでおれの人生はメチャクチャだ。だが、それも終わりだ…このタイムマシンであの日に帰り、この女を逆に井之頭のやつに押し付け、自由になってやる
だが、それだけじゃ俺の気が済まねえ。タイムマシンを使う前に井之頭を殺ってやる」
ゴロー「よう。ナカムラじゃないか。」
ナカムラ「久しぶりだな。まあこの饅頭でも食えよ」
ゴロー「ありがとう。もぐもぐ…うっ!ぐはっ!!」
ナカムラ「ワハハハハ!死ね!井之頭!」ドカッ!ボゴッ!ガッ!グシャッ!
ゴロー「……………」
ナカムラ「思い知ったか。さあタイムマシンであの日へ帰るとするか」
タイムマシンで過去に戻ったナカムラはゴローと元・ナカムラのカミサンをくっつける事に成功した。そしてナカムラは再び現代へ帰ってきた
ナカムラ「やった。これで俺は自由だ。これからはあの女の事は忘れて第二の人生を歩むとしよう」
その時、ナカムラの家のチャイム鳴った
ゴロー「俺だ。ゴローだ」
ナカムラ「おお。ゴローか。何の用だ」
ゴロー「久しぶりだなナカムラ。差し入れにタコ焼きを持ってきたんだ。まあ食えよ」
ナカムラ「ありがとう。むしゃむしゃ。ウンうまい……げっ!!ウゲェ~~~!!!」
ゴロー「毒入りタコ焼きはうまかったか!死ねっナカムラ」ドカッ!ボゴッ!ガッ!グシャッ!
ナカムラ「……………」
ゴロー「いい気味だ…さあタイムマシンであの日に帰り、ナカムラにあの女を押し付けてやるか。」
~完~
孤独のグルメSS「ロクちゃんVS大富豪」
その日の営業も終わり、店仕舞いを始めるロクちゃんのもとに奇妙な客が訪れた
ロクちゃん「すんまへん。今日は終わりなんですわ」
大富豪「ククク……!君か……!ハートを500万円で売るという男は……!」
ロクちゃん「は?」
大富豪「カカカ……!なるほど……!いい体をしておる……!ククク……!気に入った……!買おう……!君のハート……!おいっ……!」
男の合図に促され、男の背後から黒服がアタッシュケースを持って現れ、その中から100万円の札束を五つ取り出しロクちゃんの前に投げよこした
大富豪「ククク……!どうだ……?君の人生未曽有の目もくらむ大金だ……!さあ、文句あるまいっ……!これで君はわしのもの……!
カカカ……!そうとも……!世の中金で買えぬものはない……!わしはこれまでなんでも金で買ってきた……!
キキキ……!これでまたわしのコレクションが増えたわ……!さあ……!ロクちゃんとやら……!行こうか……!わしと君の愛の巣へ……!」
こうして500万円でロクちゃんは買われていった
その後彼の姿を見た者はいない
~完~
孤独のグルメSS「ノータコ 怒りの聖戦」
日本での仕事を終え、久しぶりに故郷へと帰ってきたノータコ。しかし、そこでノータコが見たものとは変わり果てた故郷の姿であった
そこかしこにいかがわしいカジノや売春宿が立ち並び、優しかった村人たちは皆、麻薬中毒になっていた。
聞くと、カジノのオーナーであるキングなる人物が村を買い取って市長になり、それからというものの、ならず者達がおしよせ、無法地帯となったという
ノータコはキングと話すためにカジノへと向かった。
カジノの入り口まで行くと、ショットガンで武装した大男たちが警護していた。男たちはいきなり笑いながら、まるで水鉄砲で遊ぶかのようにショットガンをぶっ放してきた。
ノータコは避けて、一人の男からショットガンをとり上げるとショットガンを男たちに乱射して皆殺しにした。
カジノの中に入るとならず者たちが一斉に襲いかかってきた。
ノータコはショットガンの弾がなくなるまで打ち続けた。ショットガンの弾が無くなると角材でならず者どもを殴りまくった。ならず者たちは全滅した
カジノ奥の事務所に行くとキングがいて、葉巻をくわえ、にやにや笑いながらノータコに語りかけてきた
キング「おれの相棒にならないか?」
それに対してノータコは
ノータコ「ダメデス」
キング「なら死ね!」
二人のお互いの意地をかけた戦いが始まった
キングは元ボクシングヘビー級チャンピオンであり、ノータコをするどいパンチで攻め立てた
しかしノータコにすべて見切られ、ノータコの回し蹴りを食らって吹っ飛んだ。
素手では勝てないと分かると、キングはボタンを押した。すると床が開いて中からガトリングガンがせり出てきた。
キングがガトリングガンを撃とうとしてきたが、ノータコは持っていた角材をキングに投げた。角材が首に突き刺さりキングは死んだ
キングがいなくなった村は再び平和を取り戻し、元の優しい村人たちや動物たちも帰ってきた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSイケメン格闘家5人衆」
東京ドーム特設リングで、地上最強の生物・滝山と、今、世間で人気絶頂のイケメン格闘家5人が試合をすることとなった
東京ドームではすでに満員の観客で埋め尽くされていた。そしてゴングがなり、戦いがはじまった
最初に爽やか系イケメン・アキト(22)が仕掛けてきた。アキトが滝山に様子見のジャブを放つ。しかし、滝山の稲妻より速い踵落としが決まった。アキトは再起不能となった
次は体育会系スポーツマンイケメン・淳也(20)が滝山に突っ込んできた。滝山はアキトの亡骸を拾い上げたかと思うと、淳也にアキトの体を投げつけた。二人は全身の骨がバラバラになった
文科系メガネ男子・進(19)は慎重に滝山を攻撃しようとしている。しかし、一瞬で滝山に間合いを詰められマッハ突きをお見舞いされ三階観客席まですっ飛んでいった
次はストリート系ワイルドイケメン・忍(17)がバック転で滝山に迫ってきた。しかし、滝山のサッカーボールキックを食らって頸椎を損傷してしまった
最後の一人、カナダ人の母親を持つハーフ・リュウヤ(24)が滝山にタックルしてきた。しかし、滝山のカウンターの膝蹴りを顔面に食らい、リュウヤは目の前が真っ暗になった
~完~
孤独のグルメSS「ノータコ 怒りの奪還」
ノータコはジャンボジェット機・エリザベス号に搭乗していた。同乗している大統領を警護するためである。
大統領を乗せた飛行機は何事もなくフライトを終えそうに思えたが、その時、機内アナウンスでテロリストの犯行声明文が読み上げられた。
そして室内に武装したテロリストがなだれ込んできた。そして大統領はテロリストの手に落ちてしまった。こうしてノータコによる大統領奪還作戦が始まった
まずはノータコは客室を占拠している三人のテロリストに襲いかかった。
テロリストの一人に背後から忍び寄り羽交い締めにして窒息死させた。そして残りの二人は銃で正確に頭を撃って始末した。テロリスト残り3名。
テロリストの一人が呑気にトイレから出てきた。ノータコはテロリストを銃の台尻で殴り殺した。テロリスト残りは残り二名てなった
そして食堂の方に行ってみると、テロリストの大男が食べ物を貪っていた。テロリストはまだノータコに気づいていない。ノータコはテロリストの後頭部に包丁を突き立てた。テロリストは即死した。テロリストはこれで一名を残すのみとなった
最後のテロリストのリーダーは、なんと機長のスナイダーであった。スナイダーは言う「カモン」それに対してノータコは「ハイ」
高度10000メートル上空での壮絶な戦いが始まった。スナイダーがノータコにパンチを繰り出してきた。しかしノータコはスナイダーの腕を取って一本背負いを決めた。
勝ち目がないと分かるやいなや、スナイダーは大統領を人質に取って「ウハハハハ」と笑い出した。
ノータコは一か八かジェット機の窓の開閉ボタンを押した。するとスナイダーはものすごい勢いでジェット機の外に投げ出された。
見事、テロリストを一掃し、大統領を守り通したノータコには大統領より勲章が与えられた。
~完~
孤独のグルメSS「宇宙からきた男」
ボル星人「やあ!ぼくはボル星人。食べることがなにより大好きな宇宙人だよ。今日は地球の山谷という町の商店街にやってきたんだ。
ウーン。いっぱいおいしそうな店があるなあ。ヨシッこの店に入ろう」
店主「らっしゃい!」
ボル星人「サンマ定食ください」
店主「はい毎度」
サンマ定食 600円
ご飯 炊きたてのおいしそうな匂いがする
さんま 脂がたっぷりのった旬のさんまに少量の大根おろし
みそ汁 豆腐、わかめ、里芋等が入った具だくさんのみそ汁
たくわん この店自家製のもの
ボル星人「うわあ、いただきます。はふッはふッむしゃむしゃ。さんまを食べると秋の訪れを実感するな。ウン。脂が乗ってる
このみそ汁も…具だくさんでおいしい、たくわんのつかり具合も絶妙だ。スイマセーン!ライスおかわりっフウ…満腹だ」
店主「ありがとうございます。600円になります」
ボル星人「ハイ。お釣りはいらないよ」
店主「うん?何だこりゃあ」
ボル星人が店主に差し出したのは、日本円ではなく、地球上には存在しないボル星紙幣であった
ボル星人「しっ、しまった…アワワ…」
店主「表へ出ろっ!」
ボル星人は店主に店の外へ引きずり出され、しこたま打ち据えられた。
あまりの店主の暴行に生命の危険を感じたボル星人は、レーザー光線を撃って店主に反撃した
店主「うわッ!てめえ…」
店主は鉄パイプを掴んだかと思うと、それで何度も何度もボル星人の頭を殴りまくった
店主「バカヤロー!二度とこの店に来るんじゃねぇぞ!このっ!」
ボル星人「ゴメンナサイ ゴメンナサイ」
この日、一目散に地球を去ったボル星人は二度と地球の土を踏むことはなかった
~完~
孤独のグルメSS「池田大作物語」
ある日、池田大作の母は夢を見た。池田大作の母の前に凄まじい怒りの形相の不動明王が立ち、池田大作の母にこう言うのだ
「貴様の息子は世界に幸福を与える絶対指導者となるであろう!!」
そしてその夢を見た数日後、池田大作の母は一人の男の子を出産した。その男の子は生まれてからすぐに立ち上がり、宙に浮き、掌から金を出すという奇跡を起こしてみせた
そして、その大作と名付けられた男は急激な早さで成長し、大作が生まれてからというものの世界から紛争は亡くなり、人々の貧富の差はなくなり、絶滅の危機にある動物たちもみな救われた
こうして池田大作は世界中に幸福を与えるというキリストや釈迦でさえもなし得なかった事をやって見せ世界大統領となった
~完~
孤独のグルメSS「ハンバーグモンキー 呉拳」
大学も夏休みに入り、呉さんは故郷の村へと帰ってきた。しかし、そこで呉さんが見たものとはならず者によって荒らされ変わり果てた故郷の姿であった
そして、かつてのカンフーの師匠であった陳老師も重傷を負わされていた。老師に話を聞くと、黒龍拳なる拳法集団が最近幅を聞かせており、こうして小さな村々を襲っているという
呉さんは一人、黒龍拳に立ち向かうことを決意するのだった
呉さんは黒龍拳の道場までやって来た。門番をあっという間に片付けた呉さんは中へ入っていった
すると、黒龍拳の門弟たち全員が襲いかかってきた。呉さんはおもむろに道場の床板をくり抜いたかと思うと、板を振り回して黒龍拳の門弟たちをなぎ倒した
そして、道場の一番奥へ行くと、黒龍拳総帥の劉が待ち構えていた。呉さんは劉に何故こんな事をするのか、と聞いた。
すると劉は「俺は力で中国全土を支配してみせる」と言った。それに対し、呉さんは「それ以上いけない」二人の壮絶な闘いが始まった
呉さんの攻撃はすべて見切られていた。なんと劉はかつて陳老師に師事しており、呉さんの兄弟子にあたる男であったのだ
老子に教わった技だけでは勝てないと思い知った呉さん。劉が突きを放ってきた。その時、呉さんの脳裏に日本の地で習得した技の姿が蘇ってきた。
呉さんは劉の手首に空手チョップをお見舞いした。
劉「うっ!」
そして劉の頭に瓦割空手チョップをお見舞いした。
劉「フッおれの負けか。約束通りこの村からは出て行く。もう悪さはしないよ」
こうして村に再び平和が戻ってきた。そして呉さんは老師の後を継ぎ道場の師範となった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS必殺技するめ固め」
小雪「そんな事よりこっちに残ろうよ。一年でも二年でもいいわ」
ゴロー「そんな事言うけど、お前だって日本に待っている人がいるだろう」
するめ固めのオッサン「へッへ、姉ちゃん。こんな意気地のない男放っといておれと遊ばねえか」
小雪「やっ、やだ!何するのよ」
ゴロー「あッ!何だ君は!」ボカッ!ゴローの鉄拳制裁が男に決まったが男にはまるで効いていない。さらにゴローは男にアームロックを仕掛けようとした。しかし、男は地に根を張ったようにビクともしない
ゴロー「くッ…棒のように固いッ…!」
するめ固めのオッサン「おれは元プロレスラーだっ」ゴンッ!男のゲンコツがゴローの頭に落ち、ゴローは昏倒した
するめ固めのオッサン「するめ固めをお見舞いしてやる!」男はゴローを焼いたするめのような形に固めた
するめ固めのオッサン「ふふふ…このするめ固めを食らった者は一生自由に動けなくなるのだ。もちろん口をきくこともできない」
そして小雪は男にレイプされた
小雪「あぁ~たまんない。私どうにかなっちゃいそう」
その光景を見せつけられてもどうする事も出来ないゴローは泣きながらふて寝をするしかなかった。
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSメカゴロー」
悪の科学者「フハハハハ!ついに完成したぞ!悪の井の頭五郎が!その名もメカゴロー!」
新幹線でジェットをまき散らすメカゴロー
男客「シューマイ臭せー」
メカゴロー「阻害要因を確認。目からビーム照射」
男客は消し炭になって死んだ
ゴロー「そこまでだ!」
メカゴロー「ジェットマグナム!」
ゴロー「コンマ1秒遅い!ジェットファントム!」
メカゴローは粉々になって死んだ。悪の科学者も自爆した
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSダーク・エスパーズ」
滝山は山奥の採石場で修行をしていた。すると、いきなり滝山の眼前に5人の怪しげな男女が現れた。その中のリーダーが言う
リーダー「我ら5人のダーク・エスパーズは滝山淳太に決闘を申し込む!人類最強を名乗るのは、我々全員を倒してからにしてもらおう!」
そしてダーク・エスパーズの一人のテレポーテーション使いが滝山目掛け突っ込んできた。そして目の前から消えたかと思うと、突然滝山の背後に現れ滝山の首をカッ切ろうとしてきた
しかし、滝山のスピードはテレポーテーションの反応速度を遥かに超えていた。一瞬でテレパスの背後をとりチョークスリーパーで窒息死させた
今度はファイアースターターの女が滝山に火の玉を飛ばしてきた。しかし滝山は空手の秘技・回し受けで全て受けきった。そして、人体発火者の女に跳び蹴りをお見舞いした。女はいきなり火だるまになった
次はサイコキネシス使いの双子が二人がかりで襲いかかってきた。二人が念を込めると滝山の頭上に大量の岩が降り注いできた。しかし、滝山はそれらをすべて避け、大岩を双子に投げつけた。双子は岩の下敷きになった
最後はダーク・エスパーズのリーダーが滝山の前に踊り出てきた。なんとリーダーは時間を止めて滝山を攻撃してきた。
さすがの滝山も時を止められては手も足もでなかった。しかし、その時、滝山は覚醒し、滝山もまた時間を止める能力を覚えた
そして滝山も時間を止め、リーダーに正中線5連突きを食らわせた。
リーダー「フッ、お前にゃ負けたぜ。だが、これから俺たちのような怪物がどんどん現れるだろう。」
そう言うとリーダーは笑いながら消滅して灰になっていった。
滝山はさらなる戦いを求めて去っていった
~完~
孤独のグルメSS「孤独のグルメオールスターズVSウルトラスーパーデラックスマン」
平和な日々を送る孤独のグルメ戦士たちの前にウルトラスーパーデラックスマン(以下、USDマン)が立ちはだかった。
USDマン「正義の味方USDマン参上!さあ虫けら諸君かかってきなさい」
いきなりUSDマンが猛スピードで飛び込んできた。すると大山店長が一瞬で殺されてしまった。さらにUSDマンが地面にパンチをしたかと思うと大地震が起き、ゴローちゃんと昔の流行作家が地割れに飲み込まれていった
まつ村店主が日本刀でUSDマンに切りかかった。しかし日本刀がUSDマンの首根っこに当たった瞬間、折れず曲がらずと言われる関の孫六が粉々になった。そしてUSDマンの裏拳を食らってまつ村店主は吹っ飛んでいった。
その時ロクちゃんがトラックでUSDマン目掛け突っ込んだ。しかしUSDマンはまるでおもちゃのトラックで遊ぶかのようにロクちゃんのトラックを片手で軽々と持ち上げると遠くへ放り投げた
ゲンちゃんがUSDマンにダイナマイトを投げつけた。しかしUSDマンの服が少し破れただけでUSDマンにはまったく効いていない。そしてUSDマンの怒りを買いゲンちゃんは八つ裂きにされた
ノータコはマシンガンを撃って攻撃した。しかしUSDマンには蚊が刺したほどにも効いていない。そしてUSDマンパンチを食らってノータコは重体となった
その隙をついて滝山の真・マッハ突きがUSDマンに炸裂した。
USDマン「ほ~。ちょっとはやるじゃないの。んじゃ、今度は本気で行くぜ」
USDマンが突っ込んできた。終わりか、と思ったその時、USDマンが血を吐いて地面に突っ伏していた。
結論から言って、USDマンは現代最高の医療を受けたと言えよう。
しかし、現代最高の医学をもってしてもUSDガン細胞の進行を止めることは不可能であった。
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSキマイラ」
滝山は奇妙な噂を耳にした。それは奇妙な動物が現れては人間を襲うという噂であった
そして滝山は富士の樹海でその噂のもととなるものを発見した。
「キマイラ研究所」とペンキで殴り書かれた看板が掲げられた不気味な建物。ここに奇妙な動物についての手がかりがあるのだろうか。滝山はキマイラ研究所に潜入した。
中に入ると、いきなりゴリラの体にキリンの首、ワニの頭を持つ動物とチーターの体にマグロの頭を持つ動物が襲いかかってきた。その動物たちは改造されており、凄まじい力強さだったが滝山の敵ではなかった
「いやー、おみごと」
すると奥から白衣に身に纏った男が現れた。男は言う
「いかにも、わたしがこの研究所の所長だ。究極の生物とは何かという研究をしていたんだが、ようやく私の研究は完成した。見るがいい」
所長は白衣を脱ぎ捨て、首に怪しげな液体の入った注射器を突き刺すと、所長の体はみるみるうちに巨大化し、腕は6本、脚は4本、岩のような肌をもつ怪物と化した
そして所長は「我、最強なり!」とか言いながら滝山にパンチを繰り出した。滝山はまともに食らって吹っ飛んだ
所長「喜べ。君は食用ガエルとのキマイラにしてやろう」所長がにじり寄ってきた。しかし、その時
所長「な、なんだ。体が崩れる。グワーーーッ!」突然、所長の体はボロボロに崩れていった。そして滅茶苦茶に暴れ出し、その時に危険な薬品を浴びて炎上した。
所長「ウワーーーッ」
滝山「この世に究極の生物なんてないんだよ!」
所長「オワーーーッ」
その後、すっかり奇妙な動物の噂は無くなり、人々の生活に平和が訪れた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSフェイト・T・ハラオウン」
時空管理局の陰謀により、S級犯罪者に認定された滝山
襲い来る管理局局員300人を当て身で気絶させた滝山の前に
機動6課最強の刺客・フェイトが現れた
フェイト「滝山、あなたを時空管理局法第189条に基づき拘束します」
滝山「お前たちいったい何者だ?俺が何をした!」
フェイト「問答無用」
フェイトがバインドを唱えるよりも早く滝山はフェイトの正中線に的確に正拳4連打をお見舞いした
しかし、バリアジャケットにより、決定打とはならず、勝負は長期戦にもつれ込んだ
長期戦は不利と悟ったフェイトは、バルディッシュをザンバーフォームに変形させ、一気に勝負に出た
岩をも切り裂くバルディッシュ・ザンバーが滝山に一直線に向かってきた
だが滝山の無刀取りにより、バルディッシュはまっぷたつに折られ、
フェイトは滝山の上段回し蹴りにより意識を失った
フェイト「なのは…ごめん…」
滝山「この事件…きな臭いな」
?「フェイトちゃんを倒すなんて、凄いね。でも、戦力の分析は終わったよ」
滝山の戦いは続く
to be continue
孤独のグルメSS「滝山VS妖怪軍団」
突如、妖怪たちが人類に戦争を仕掛けてきた。人類は抵抗したが、妖怪軍団の妖術の前になすすべもなかった
そんな中、人類最後の希望であるあの男が立ち上がった。そう、我らが滝山である。
滝山の前に餓鬼や人魂などの低級妖怪が大挙して襲いかかってきた。
滝山が「喝ッッ!!!」と低級妖怪どもに一喝すると低級妖怪はすべて消し飛んだ。
今度は河童やおぼろ車、泥田坊などの中級妖怪が襲いかかってきた。滝山はものすごい速さで全員を相手にし、その後には中級妖怪たちの死体が転がっていた
今度は妖怪四天王の天狗、九尾の狐、酒呑童子、龍神が襲いかかってきた
滝山は素早く龍神の尻尾を掴むとジャイアントスイングで振り回し、四天王たちにぶつけた。その衝撃で龍神と九尾の狐は死んだ。そして天狗に跳び蹴りを食らわし、その反動を利用して酒呑童子に回し蹴りをお見舞いした。四天王は全滅となった
ついに妖怪軍団の総大将・ぬらりひょんと滝山の一騎打ちとなった。ぬらりひょんが巨大化して襲いかかってきた。滝山は連戦の疲れもあって、押されていた。
その時、自衛隊の飛行機が飛んで来て、ぬらりひょんにミサイルをお見舞いした。さらに下では、戦車がぬらりひょんを攻撃して滝山を援護した。
そして滝山のエルボードロップが決まりぬらりひょんは倒れた。
そしてぬらりひょんは滝山に言う。「人間たちの悪しき心がある限り我々は何度でも蘇るだろう」そして笑いながら塵となって消えていった
こうして、人類は妖怪軍団に勝利を治め、平和を勝ち取ったのだった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS妖怪ケロケロ」
ゴロー「ふう~。今日も遅くなっちゃったな。うひゃあ、もう深夜3時だ。さあ~て、お夜食にしますか」
ゴローはキングスで買いだめしておいたおにぎりやお惣菜を食べようとリビングへ向かった。
すると、リビングの食べ物が置いてある机の上に子どもの妖怪が座っており、食べ物を全部食べ散らかしていた。
ケロケロ「お腹いっぱいケロ~」
ゴロー「あッ!何だ!お前は!」
ケロケロ「ぼくケロケロ。食べることが大好きな妖怪ケロ~」
ゴロー「うるさい!」
ゴローはおもむろに机の上にあった灰皿を掴むと、ケロケロの頭を力いっぱい殴った
ケロケロ「いたいケロ~」
ゴロー「返せよっ!俺の食い物!」
ゴローはケロケロの頭を鷲掴みにすると壁に叩き付けた
ケロケロ「やめてケロ~」
そして倒れ、すでに重傷のケロケロの頭に執拗にストンピングをするゴロー
ゴロー「死ねっ!」
ケロケロは死んでしまった。それからというものの、ゴローは仕事にことごとく失敗し借金を背負い、階段から落ちて半身不随となった
さらに太も頭にデッドボールを受け、植物人間状態となり、井之頭一族に訪れる不幸は絶えることがなかったという
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSクラーケン」
東京湾に突如現れた謎の海獣クラーケン
海自のイージス艦を触手の一撃で沈没させ、第7艦隊が核の使用を許可せんとするその時
我らの滝山が立ち上がった。
滝山はクラーケンに対してナックルアローからココナッツクラッシュの猛攻撃
トドメとばかりのチョークスリーパー
しかし、軟体動物のクラーケンにはまるで効いていない
逆に水中に引きずり込まれて苦手の水中戦となり、大ピンチの滝山
クラーケンの触手から発せられる電気ショックで徐々にダメージが蓄積していく
触手を封じなければクラーケンに対してなすすべがないことに気付いた滝山は
攻撃を点から線に変え、ビール瓶をも切り裂く手刀でクラーケンの触手を次々に切り裂いていく
「qオムzyケlsklッgfytウェy」
不快な鳴き声をあげながら深海へ逃げ去ろうとするクラーケン
しかし、滝山はこの機の逃さず、追撃をかける。
いかに軟体動物であろうと鍛えようがない目に必殺の目突き
視力を失ったクラーケンはもはや滝山の敵ではなかった
3日後、相模湾にクラーケンの無惨な死骸が打ち上げられたという
余談だが、総理官邸はこの件で滝山に国民栄誉賞授与を検討するも、
「そんなものよりうまいものでも食わせてください」との滝山の一声で実現しなかったらしい
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSマンモスマン」
悪行超人最強とも名高いマンモスマンが滝山に真剣勝負を挑んだ
マンモスマン「パオーーーッ!!」
マンモスマンがビッグ・タスクを振りかざして突っ込んできた。しかし滝山は真っ向からビッグ・タスクを両の腕で受け止めた
滝山「こんな殺人兵器は二度と使えないようにしてやるーーー!」
そして力任せにマンモスマンにとっての命とも言えるビッグ・タスクをへし折った
マンモスマン「ウギャアーーーッ!」
ビッグ・タスクが折られてもまだマンモスマンのファイティングスピリットは折れていなかった。
マンモスマン「ノーズフェンシングーーー!」
マンモスマンが自身の鼻を鋭利に刃物変えて滝山を襲う。しかし、一瞬でマンモスマンのノーズフェンシングを見切った滝山はマンモスマンの鼻を掴むと振り回してマンモスマンを地面に叩きつけた、
しかし、まだマンモスマンは立ち上がってきた。そして、ついに奥の手のアイスロック・ジャイロを滝山に発動させた。
アイスロック・ジャイロの強風で宙に舞う滝山。しかし滝山は余裕の表情で逆にその力を利用してマンモスマンに滝山式アイスロック・ジャイロを仕掛けた。
そして倒れたマンモスマンにとどめのサッカーボールキックをお見舞いした
滝山との闘いの中で真剣勝負の醍醐味を知ったマンモスマンは泣きながら消えていった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS怪人タイヤマン」
打ち捨てられた古タイヤが怨念を持って集まり、怪人タイヤマンが生まれた
タイヤマンは自分を捨てた人間たちに復讐をするために人間界に降りたっては人々を襲い始めた
こんな時に頼りになるのはアイツしかいない。そう、滝山だ。
滝山がタイヤマンの前に立ちはだかった。タイヤマンが殴りかかってきた。滝山は一瞬でタイヤマンの懐に潜りこみ、肘うち、膝蹴り、ショートアッパーのコンボを叩き込んだ。
しかしタイヤマンのボディーのタイヤがショックを完全に吸収してしまい、タイヤマンにはまったく効いていない
タイヤマン「グロロ…食らえー!46インチ・スタッドレススタンプー!」
タイヤマンのキックを食らって滝山は吹っ飛んだ。そしてタイヤマンはタイヤを手裏剣のように投げて滝山に追撃を加えた。
滝山はまだ諦めず、タイヤマンのボディー一点に集中攻撃を加えた
タイヤマン「ハッハッハ、ムダだムダだ」
しかしその時、タイヤマンのボディーの一部が滝山の攻撃によりパンクしてタイヤマンの体はバランスを失った。そしてタイヤマンの頭部にアイアンクローを決め、頭部を完全にパンクさせ破壊した
タイヤマン「ブシュ~~……」
タイヤマンは空気が抜けた風船のようにしぼんで小さくなった。
男「コノヤロー!よくもやってくれたな!」
一人の若者がタイヤマンの残骸に蹴りを入れ始めた。それを皮切りにみんながよってたかってタイヤマンの残骸を滅茶苦茶にし始めた
滝山「止めんか!」
滝山は一喝して若者たちを制すると、タイヤマンの残骸を抱いて去っていった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSヤマザナドゥ」
どこかの高校。教室の前に一人の優しそうな美少女が立っている。表札には文芸部と書かれている。
「よし!」気合を入れると、少女は勢いよくドアを開ける。「あれ?」驚く少女。
廃部になったはずの文芸部の教室に複数の男女がいたからだ。
パイプ椅子に座り本を読む、メガネの小柄なカーディガンを着た少女は文芸部っぽいが、他の連中は文学的でない。
「あなた、入団希望者ね!?」呆然と立ち尽くす少女に気付いたリーダー格の腕章をつけた少女が近づいて来る。
「あ・・・あの、私ずっと入院していて、それで復学したのですけど・・・それで文芸部が廃部になったと聞いて・・・」
「ふんふん、それで?」リーダー格、少女をつま先から足まで見つめて品定めしている。てか全然聞いてない。
「よし、合格、あなたも今日から私たちの仲間よ!」力強く少女の方を叩くリーダー格。
「それじゃ、これから川原で新しい仲間を歓迎も兼ねて草野球よ!」何故か草野球が始まる。異論は許されない。
リーダー格の勢いに頭が混乱してしまった少女。今は何故か外野に飛んだ打球を追っている。
ボールが落ちた場所は、一面の美しい花畑。そこには紫色の服を着た女性が立っている。
「こんにちは」少女、女性に挨拶をする。「綺麗な花畑でしょう」と女性。「はい、とても」答える少女。
「この花は天国にも地獄にも行けなかった、一人の愚かな人間の魂が咲かせているのです」語り始める女性。
「その人間は、自分の命を代償に、世界のどこかで、病気のため死に瀕した心優しい美少女を助けてと天に願ったのです・・・」
涙を流す女性。「あの、私、みんなが待っているのでもう行きますね」少女、礼儀正しくお辞儀をして踵を返す。
「忘れないでね・・・」女性の姿が消え、美しい花畑だけが残される。花畑に浮かび上がる滝山の幻影。
花畑には、なんともいえないよい匂いが立ち込めていた。
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSマッドギア」
ゴローのジム仲間であるハガーの娘ジェシカが、悪の組織マッドギアにさらわれてしまった。
ゴロー「マッドギアめ…絶対に許さン!」
ゴローはマッドギアを壊滅させ、ジェシカを取り戻すことを誓った
街に繰り出すと、いきなりチンピラがにじり寄ってきた。しかしゴローは祖父譲りの古武術でチンピラを撃退した。とは言え、少々ダメージを受けてしまったゴロー
ふと地面をみるとステーキが落ちてあった。拾って体力を回復させようとすると、背後からアクセルがゴローにハンマーナックルをお見舞いした
ゴロー「あぐぅ~~~!!」
悶絶するゴロー。そしてまたチンピラがどこからか湧いて出てきた。J.Jの素早いパンチに翻弄されるゴロー。そしてデブが頭から突っ込んできて、ゴローは吹っ飛ばされた。
かろうじて起き上がったのもつかの間、ハリウッドがナイフを持って飛び込んできた。まともに食らったゴローは致命傷を負った。
しかしゴローは諦めなかった。満身創痍になりながらもマッドギアのチンピラ相手に奮闘するゴロー。しかしチンピラたちは倒しても倒しても湧いてくるのでキリがなかった。次第にゴローの心が折れそうになってきた。
すると、奥からアンドレが物凄い勢いで走ってきてゴローにモンスターラリアットをお見舞いした。ゴローは意識を完全に刈り取られ今度こそ二度と立ち上がれないと確信した
そしてアンドレはゴローを抱き上げるとゴローにだめ押しのパイルドライバーをお見舞いした。
ゴロー「ウゥワァ!」
ゴローは倒れた。気がつくと、マッドギアのアジトの地下室のような所に椅子に縛られていた
そして、目の前の机の上には火のついたダイナマイトが置いてあった。必死になってダイナマイトの火を消そうとするゴロー。しかし、その努力もむなしくダイナマイトは爆発した
~完~
孤独のグルメSS「井之頭五郎祖父伝」
戦後まもない頃、日本人の復興にかけるエネルギーは凄まじいものがあった
そして、ここにも若さと情熱を燃やす日本人がいた。その男こそ井之頭五郎の祖父にして、井之頭流古武術創始者その人である
井之頭は考えた。最早、日本において我にかなう者なし。世界の強者どもを打ち倒し、日本に井之頭ありを広く知らしめ、日本人の希望の星となろうと
そして井之頭はアメリカのラスベガスを訪れた。ラスベガスのショーホールでは既に二人のレスラーが試合をしていた
井之頭はリングに上がりレスラー二人をK.Oするとこう叫んだ
井之頭「私は日本最強の武術家だ。ここで一番強い格闘家と試合がしたい」
それを聞いた観客たちは「キル・ザ・ジャップ」と叫びながら井之頭に物を投げ始めた
やがて、一人の男が現れると観客たちは静まり返った。その男こそ、当時アメリカ最強と言われたレスラー、ジャック・カイザーであった
カイザー「ジャップ。俺が相手をしてやる」
こうして、世界初の異種格闘技戦が実現することとなった
カイザー「死んでもおれのせいじゃないからな」
井之頭「委細承知」
ゴングと同時に井之頭が飛び出した。そしてカイザーに目突きを喰らわそうとしたが、カイザーは額で目潰しをガードし、井之頭の指は粉々に砕けた
今度は井之頭はローキックを敢行したが、カイザーの鋼鉄のスネに跳ね返された
カイザーが井之頭に強烈なヘッドロックを極めた。
井之頭「ぐわッ!」
カイザー「ふふふ…こいつで狂い死にするやつもいる…早いとこギブアップする事だな」
井之頭「ぐおお…!がっ!」
井之頭がカイザーの背中に中指一本拳を喰らわし、なんとかヘッドロックから脱出した
井之頭「ハアハア…だあぁー!」
井之頭が一気呵成にカイザーを攻め立てる。ここで決めねばもう後はない。井之頭がカイザーに金的を喰らわそうとした。しかしカイザーはそれを肘打ちで迎撃した
井之頭「ぐああぁ!」
足の甲が砕け、うずくまる井之頭。そしてカイザーは井之頭を持ち上げると、強烈なボディスラムをお見舞いした
気がつくと病院のベッドに井之頭はいた。医師の話では体中の骨がバラバラになっており、もう一線で戦うのはムリと言う
井之頭は涙目になりながら日本へ帰ることを決意した
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSロボット」
ゴロー「個人で商人をやっている俺だが、アルバイトは雇っていない。バイトを雇うと気苦労のほうが多くて疲れるだけだ。
しかし、この間のケガからさすがに一人でやっていくことの限界を感じた。そこで俺は作業用のロボットを購入し、力仕事は全て彼に任せることにした」
ロボット「ウィー、ピー、カシャ。ごろー サン コレハ ドコへ 運ビマスカ?」
ゴロー「ああ、こっちへ運んでくれ」
ロボット「ピピッ ワカリマシタ」
ゴロー「実際、彼はよくやってくれている。ロボットを買って大正解だった。さて、あとはロボットに任せて眠るとするか」
ロボット「…………ウィーン ウィーン ピポパポ」
ゴロー「ん?どうしたロボット」
いきなりロボットがゴローを殴ってきた。
ゴロー「がッ!?」
そしてロボットが倒れたゴローに馬乗りになり、殴りまくってきた
ロボット「ウィーン ごろー サン コレハ ドコへ 運ビマスカ? ウィーン ウィーン」
ゴローはロボットを蹴飛ばした。そしてロボットの頭を鉄パイプで殴りつけた
ロボット「ブンッ ジジッ ワカリマシタ」
ロボットが急に突っ込んできた。そしてゴローと一緒に窓ガラスを突き破ってマンションから転落し、二人仲良く地面に叩きつけられた
ゴローは全身の骨という骨がバラバラになるという重傷を負い再び救急車に乗ることとなった
そしてロボットは回収されプログラムの解析が行われたが、何ら異常は発見されなかったという
~完~
孤独のグルメSS「インフィニティ・ガントレット」
インフィニティ・ガントレットを手に入れ超宇宙神となった滝山。滝山の脅威を止めるべく宇宙に散らばるスーパーヒーローたちが集結した
キャプテン・アメリカの指揮のもとシルバーサーファーとゴーストライダーが物凄いスピードで突っ込んできた。滝山は地獄の雷を召還した。シルバーサーファーとゴーストライダーは黒コゲになった
マイティ・ソーが雷で対抗したが全く問題にならず殺されてしまった。ハルクが滝山に隕石をぶつけた。しかし滝山は時間を止めてハルクを闇の彼方に消し去った
アイアンマンがありったけのミサイルを滝山に打ち込んだ。しかし滝山はミサイルの熱量を全部吸収しアイアンマンにお返しした。アイアンマンは蒸発してしまった。
スパイダーマンが滝山の体を糸で縛った。その一瞬のスキをついてウルヴァリンが滝山に飛びかかった。
しかしウルヴァリンは滝山の超能力により、オリハルコンの骨格をスポンジに変えられてしまった。そしてスパイダーマンを銀河の彼方へ投げ飛ばした
サイロックが滝山に超能力合戦を挑んだ。しかしインフィニティ・ジェムにより強化された滝山の超能力に勝てるはずもなく、サイロックは精神が崩壊した
スーパーヒーローたちのリーダー、キャプテン・アメリカが滝山に勝負を挑んだ
キャプテン・アメリカが最後の力を振り絞り滝山に特攻をしかけた。しかし滝山の発する超重力波に押しつぶされ死んでしまった。
スーパーヒーロー達は滝山に駆逐され最早、宇宙に滝山を止める者はいなくなった。そして滝山は次の自分の餌食となる惑星系を探す旅に出た
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS暗黒サーカス団」
滝山に悪のサーカス集団「暗黒サーカス団」より手紙が届いた。その手紙にはこう書いてあった
「地上最強の生物である滝山様ををもてなすショーをしたいと思います。ただしこのショーの代金にはあなたの命を頂くことになります」
滝山は手紙の主が指定する場所へ喜び勇んでやってきた。すると奇妙なピエロが滝山を出迎えた
マッド・ピエロ「はじめまして滝山様。私は暗黒サーカスのひとりマッド・ピエロです」
マッド・ピエロがナイフを投げてきた。滝山はナイフを受け止めると、マッド・ピエロにナイフを投げ返した。マッド・ピエロは死んだ
すると猛獣を引き連れた男が躍り出てきた
アニマル・キング「わはは!俺様はアニマル・キング、滝山よ貴様を俺様の猛獣ショーに招待するぜ!」
アニマル・キングが滝山に毒ヘビを投げつけてきた。しかし滝山は毒ヘビを掴むとアニマル・キングに毒ヘビを投げ返した。アニマル・キングは鼻を毒ヘビに噛まれ死んだ
アームストロング「ガーハハハ!滝山よ、死ねぃ!」
アームストロングという一輪車に乗った大男、三本のチェーンソーをジャグリングしながら滝山に向かってきた。アームストロングはチェーンソーが頭に落ちてきて死んだ
ダーク・フェアリー「ホーホホホ!さあ、滝山!私と一緒に踊り狂いましょう!」
ダーク・フェアリーが暗黒舞踏のようなものを踊りながら滝山に近づいてきた。滝山はダーク・フェアリーをぶん殴った。ダーク・フェアリーはおとなしくなった
団長「私のサーカスは楽しんで頂けたかね?」
滝山の前に暗黒サーカス団の団長が現れた
団長「生かしては返さん!」
団長がサーベルで滝山を突いてきた。滝山は無刀取りで団長のサーベルを取り上げた。すると団長は滝山に土下座して謝ってきた
団長「私が悪かった。これからは山にこもって畑でも耕しながら静かに暮らすよ」
団長に背を向ける滝山
団長「バカめ!死ね」
団長が滝山に銃を向けた。滝山は一瞬で団長の両腕に後ろ蹴りを食らわし団長の腕を粉砕した。すると団長は泣いて滝山の靴を舐めながら懇願した
団長「たのむ!見逃してくれ」
滝山は団長の頭を踏み潰して殺した。こうして悪のサーカス集団、暗黒サーカス団は壊滅し、人々の暮らしに再び平和が戻ってきた
~完~
孤独のグルメSS「ノータコ 怒りの鉄槌」
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジがI国の戦闘機によるテロ攻撃により爆撃された。死傷者384人が出る大惨事となった
CIAの調査により、そのI国の戦闘機のパイロットはテロリスト集団「アグニ」の構成員であった
そして大統領の勅命を受け、ノータコは単身I国のアグニのアジトへ乗り込んだ
アジトの門の前には屈強なI国の戦士が警護していた。しかし、ノータコは正面突破を敢行した
I国兵「なんだお前は?止まれ!」
ノータコ「ノー」
ノータコはI国兵の首をへし折ってアジトの中に入った。中に入るとテロリストが虫けらのように湧いて出てきた
そしてノータコに集中砲火を浴びせてきた。しかしノータコはバイクを奪ってジグザグに走って弾丸の雨をくぐり抜けた。逆にテロリストたちが同士撃ちになり次々と死んでいった
そしてノータコは建物にプラスチック爆弾をセットし爆発させた。テロリストたちはみな瓦礫の山の下敷きとなった
テロリストたちを全員葬ったノータコ。するとノータコは怪しげな地下室を発見した。入ってみると、中には不気味な男が座禅を組んでいた
なんと男はテロリストの首謀者ラディヒであった。ラディヒはノータコに語りかける
ラディヒ「私と組まないか?」
それに対しノータコは「ノーテロ テロハダメデス」
ノータコの国家の威信をかけた戦いが始まった。ラディヒがククリナイフで切りかかってきた。しかしノータコにはかすりもせず、ノータコのハイキックを食らった
そしてラディヒが毒針でノータコを突こうとしてきた。しかしノータコには完全に見切られている。ノータコの膝蹴りがラディヒの顔面に突き刺さった
ラディヒはダイナマイトを取り出し自爆しようとした。しかしそれもノータコに阻止されラディヒは完全に戦意を喪失し、投降した
アメリカ軍に引き渡され軍事裁判にかけられたラディヒは開拓地での強制労働80000年が言い渡された
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VS吸血コウモリ」
大山店長は山へ山菜採りに来ていた。秋の山の空気の中にいると日頃のしがらみも薄れていくようだった。
大方、山菜やキノコを採り尽くし帰ろうとした時、大山店長は洞窟を発見した。何か珍しいキノコが採れるかもしれない。そうおもった大山店長は洞窟へ入っていった
洞窟の中は薄暗くジメジメしており、物珍しいものは何もなかった。仕方なく帰ろうとした、その時吸血コウモリが大山店長に襲いかかった
大山店長「ぐわッ!」
吸血コウモリが大山店長の肩に噛みついて血を吸ってきた
大山店長「ぐぐぐ…!がっ!」
大山店長は吸血コウモリにチョップを繰り出した。しかし吸血コウモリはチョップが当たる前に飛び立っていった。そして大山店長の頭上を、まるで死神のように旋回したかと思うと、再び大山店長に襲いかかった
大山店長「がっがっがっ…!がぁ~…!」
吸血コウモリは大山店長の頭に張り付いて離れず容赦なく血を吸ってくる。しかし、大山店長も負けてはいない
一本拳、上段回し蹴り、頭突き、数々の空手の技を駆使する大山店長。しかし小さな体に加え、超スピードで飛び回る吸血コウモリには全くかすりもしない
吸血コウモリが大山店長の首に噛みついてきた
大山店長「うわあ~~!」
激痛に膝をつき、頭を抱えて苦しむ大山店長。しかし、その時大山店長はこの忌々しい吸血コウモリを倒す秘策を思いついた
大山店長「がっ!」
手を滅茶苦茶に動かして吸血コウモリを追い払うと、持ってきたリュックの中の食用油を辺りにぶちまけた。そして、マッチの火をつけ、油の中に投げ込んだ
たちまち、洞窟内は火の海となり吸血コウモリは焼け死んだ。大山店長は命からがら洞窟から脱出した
そして、洞窟の前で倒れている所を近隣の住民に助けられ、救急車に載せられ一命を取り留めた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS電脳戦士」
滝山の顧客からクレームが来た。注文していない商品が送られて来るというのだ
職場でも、伝票の記入ミスや誤発注が相次いでいる。
人為的ミスではなく、パソコンが暴走しているようだ。
新種のウィルスで、外部からの駆除が不可能だということなので
滝山は、内部から駆除すべく、電理研を介してネットの海にダイブした。
広大なネットの海の中に、まるで古代ローマのコロシアムのような場所があり、
そこに覆面の男が待ちかまえていた。
「待っていたぞ滝山、俺の名は電脳戦士アンドロメダ!貴様を0と1の狭間に落としこんでやろう!」
アンドロメダは電磁モリで襲いかかってきた
滝山は間一髪で逃れ、アンドロメダの脾臓につま先蹴りをお見舞いした。
しかし、アンドロメダは電磁フィールドを形成しており、物理的攻撃は全て弾かれてしまう
滝山は間合いを取って戦おうとしたが、動きにいつもにキレがない
しかも、アンドロメダは手から電撃、目からエネルギー波を充填、絶体絶命のピンチだ
アンドロメダ「終わりだ!滝山」
滝山「いや、コンマ一秒の差で間に合ったようだ」
アンドロメダの体から電磁フィールドが消えていく
なんと、滝山はネットにダイブしつつ、リアルでワクチンをプログラミングしていたのだった
ワクチンで弱ったアンドロメダに滝山が強烈なタックル
倒れたところへアキレス腱固めでアンドロメダにとどめを刺した
アンドロメダは反省し、善良なプログラムとして滝山の会社で働くようになった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSチンギス・ハーン」
チンギス・ハーン…世界で最も多くの地を支配したとされるモンゴルの皇帝。その史上最強の支配者が闇のネクロマンサー・ダームによって復活した
チンギス・ハーン「ウウ…我は甦ったのか…」
ダーム「そうだ。これからは私がお前の主人だ」
さらにダームはチンギス軍の兵士20000人をも甦らせた
チンギス・ハーン「ごくろうだった。もう貴様に用はない」
ダームは首をはねられ死んだ。そして近代兵器で武装したチンギス軍は全世界に宣戦布告した
チンギス・ハーン「我はチンギス・ハーンなり。今再びこの世に甦り、世界全土を統治せん」
チンギス軍は瞬く間に中国とロシアを支配していった。そんな快進撃を続けるチンギス軍の前に滝山が立ち上がった
イーグルでチンギス軍の真上まで飛んで行き、ありったけのミサイルを投下した。三次元からの攻撃に対応出来ないチンギス軍は次々とミサイルで焼かれ土に還っていった
そして雑魚を一掃し、滝山とチンギスの一騎打ちとなった。チンギス・ハーンが馬にまたがり突っ込んできた。人馬一体となったチンギス・ハーンは手がつけられず、まさに無敵だった
将を射んとすれば欲すればまず馬を射よ。滝山は馬の横腹にサイドキックをお見舞いすると、馬は土に還りチンギス・ハーンを地上に引きずりおろした
チンギス・ハーンが青竜刀で切りかかってきた。しかし滝山にはまるで当たらない。最早武器など意味がないと悟ったチンギス・ハーンは刀を捨て滝山と組み合い、相撲のような格好となった
チンギス・ハーン「フンッ!」
滝山「むう~…!」
二人の力は拮抗していた。何分も組み合った状態が続き、チンギス・ハーンが滝山に足をかけ倒そうとした。しかし滝山をそのスキをつきチンギス・ハーンに豪快な上手投げをお見舞いした
チンギス・ハーン「フフ…貴様のような男と手を組んでいたら、私は全世界を支配していたかもしれんな…」
そして、まるで親友と語り合っているような安らかな表情のまま土に還っていった
チンギス軍の脅威が無くなった世界は再び秩序を取り戻した
~完~
孤独のグルメ SS プロローグ
その孤独グル族の男は静かに語った
この大地震さえも単なる予兆に過ぎぬと
世界の光の源であるクリスタルを地中深く引きずり込み
魔物を生み出した大きな震えさえもこれから訪れるものに比べれば
ちっぽけなものであるそれは途轍もなく大きく、深く、暗く
そして哀しいだが、希望はまだ失われてはいない
4つの魂が、光に啓示を受けるであろう
そこから、すべてが始まり・・・
孤独のグルメSS「ゴローVS殺し屋1」
特殊靴と強靭な脚力を駆使する殺人マシーン・イチが新宿の街を廃墟にするためにやって来た
ジジイ「イチ、よく来たな。机の上の一番の封筒を開けてみろ。中の写真の男がターゲットだ」
封筒を開けると、中にはテクノカット風のがっしりした男の写真が入っていた
イチ「この人を殺すの?悪い人じゃなさそうだけど」
ジジイ「ああ、そいつはな。メシを食うぐらいしか楽しみのない、寂しい奴なんだ。お前が殺って楽にしてやれ」
イチ「うん。わかった」
こうして恐るべき殺人マシーン・イチが始動した
ゴロー「ふう~。今日もすっかり遅くなっちゃったな。さ、この辺でお夜食にしますか」
カキンッ
ゴロー「ん?」
その時、鋭い金属音がしたかと思うとドアが開いて奇妙な黒ずくめのスーツな身を包んだ青年が上がり込んできた
ゴロー「な、なんだぁ?どうやって入ってきたんだ?」
青年が無言のままゴローに近寄ってきた。そして特殊靴のつま先をノックすると、踵部分から鋭い刃が飛び出した
ゴロー「何なンだ!お前はッ!」
バッ!ゴローがイチにアームロックを極めた
イチ「あっ、痛い!」
ゴロー「どうだッ!折られたくなかったら、さっさと出て行くンだ!」
ギュウゥゥ……イチの腕をさらに締め上げるゴロー
イチ「あ…アームロック…」
その時、イチの脳裏に過去にいじめを受けた苦い記憶が蘇ってきた
ゴロー「何だぁ?泣いているのか?」
イチ「うえ~ん、ひどいよ江頭君…僕ばっかりいじめて…お前なんか絶対に許さない!」
イチが突然飛び上がり、アームロックをかけられた状態でゴローの頭にオーバーヘッドキックをお見舞いした
ゴロー「ぐわッ!」
イチ「ぐすっ…絶対に許さないんだゾ…!わ~~ン!」
イチがマシンガンのような蹴りをゴローに放つ。すると、ゴローの鼻、顎、右腕、左腕が順番にボトボトと床に落ちていった。そしてトドメの踵落としでゴローの体は真っ二つになった
ジジイ「へへっ。流石はイチだ。今回も殺人マシーンとして俺の期待にバッチリ答えてくれやがった」
ゴローを殺したイチはさらなる妄想のパワーを身につけ、ジジイによる新宿廃墟計画のための殺人マシーンとなっていくのだった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSウサイン・ボルト」
先日の北京五輪男子100m走において、9秒72という世界新記録を出した人類最速の男ウサイン・ボルト。そのボルトが滝山に挑戦状を叩きつけた
ボルトは記者団を前にこう発表した
ボルト「日本ニ"TAKIYAMA"トイウ、ファイティング・ゴッドガイルト聞イタ。私ハ普通ニ戦ウナラ、恐ラクタキヤマニハ負ケルダロウ。
シカシ、私ハ脚ノ早サナラバ絶対ニタキヤマニ勝ツ事ガデキル。ソレヲ証明シタイ」
こうして地上最強の生物滝山と人類最速の男ウサイン・ボルトの対決が実現する事となった。そして、仕合当日、スタジアムはすでに満員の観客で埋め尽くされていた
ボルト「フフフフ。タキヤマ、今日ハ君ガノロマナ亀デアル事ヲ教エテアゲヨウ」
滝山「………」
超前傾クラウチングスタイルのボルトに対し、滝山は棒のように突っ立ったままだった。そしスタートの合図と同時にボルトが弾丸のように飛び出した
実況「あーーっと!ボルト素晴らしいスタートです!これはかなりの好タイムが期待できるでしょう!それに対し、滝山は完全に出遅れてしまいました!」
ボルト「(行ケル!北京以上ノ手応エヲ感ジル!私ノ勝チダ!タキヤマ!)」
実況「あーーっと!滝山が滝山がボルトに迫ってきたー!」
ボルト「(何ィ!?馬鹿ナ…!)」
そして滝山はボルトを抜き去り、圧倒的な差をつけ勝利した
実況「人類最速VS人類最強は、人類最強滝山が制したーー!」
ボルト「ソ、ソンナ馬鹿ナ…ウガーッ!」
逆上したボルトがいきなり殴りかかってきた。しかし滝山に避けられ、平手打ちをお見舞いされた
滝山「君の手と脚は、人を傷つけるためにあるのかッ!」
ボルト「タキヤマ…君ッテ奴ハ…負ケダ…私ノ…完全敗北…ダ」
滝山に負け、自分の弱さを知ったボルトは練習に励み次のロンドンオリンピックでも素晴らしい記録を残したという
~完~
個人で商人をやっている俺だが、アルバイトは雇っていない。とは言え年末に向け、注文も増えてきて一人では在庫を管理するのが難しくなってきた
そこで、のろま怪獣ドジラという怪獣を雇い、簡単な雑用を彼にやってもらう事にした
ゴロー「じゃあ、ここの倉庫の荷物を片づけてくれるかな。俺は隣の部屋にいるから終わったら呼んでくれ」
ドジラ「ハイズラ~」
~10分後~
グワラゴワガッシャーーーン!!!
ゴロー「何だぁ?何が起こったんだぁ?」
見ると、ドジラが積み荷という積み荷をひっくり返し、中の高級ガラス食器や陶器が全壊していた
ドジラ「転んだズラ~痛いズラ~」
ゴロー「(うっわ~…まいったなあ、これは…)わかった。もういい。じゃあ次は別の倉庫をやってくれ。そこの荷物は食品ばかりだから、絶対に食べちゃダメだぞ」
ドジラ「ハイズラ~わかったズラ~」
~1時間後~
ゴロー「あいつ遅いな…まさか!」
見ると、ドジラが積み荷の中のハムやワインなど食べ物という食べ物を食い散らかしていた
ドジラ「うまいズラ~」
ゴロー「こらッ!どういう事だ!これは!」
ドジラはゴローに叱られても、まだ食べるのを止めようとしない
ゴロー「どうしてくれるンだ!これ全部弁償しろッ!」
ドジラ「お金ないズラ~」
ゴローがドジラの頭にゲンコツをお見舞いした。
ゴロー「ぐわッ!」
しかしゴローの拳が砕けただけでドジラはまったくこたえていない
ドジラ「何かしたズラ?」
ゴロー「クソッ!死ねッ!」
キレたゴローはドジラ相手にアームロックを敢行した
ドジラ「ギニャーー~!!!」
あまりの痛さにドジラは七転八倒して口から火を噴いた。それによりゴローの事務所は全焼、ゴローも体中に大火傷を負い病院にかつぎ込まれた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSニンゲン」
生物学者「地球最強の生物…ですか?北極グマ…シベリアトラ…アフリカ像…シロナガスクジラ…地球上には様々な巨大生物が存在しますが、
世界にはこれらをさらに凌ぐ巨大生物が存在します。これをご覧ください」
生物学者が差し出した一枚の写真には見た事もない奇怪な物体が写っていた
生物学者「南極付近で撮影された写真です。体長約50m推定体重10000t。関係者の間では"ニンゲン"と呼ばれています
海の中をマッハ2で泳ぎ、クジラやシャチを捕食するとも言われており、政府はパニックになる事を恐れこの生物の発表を控えているのです
え?この生物と人間が戦って勝てるかって?ハハ…ご冗談を…そんな事は絶対に有り得ない。武装した軍隊でさえ勝てるかどうか…」
~同時刻・南極~
荒れ狂う海に浮かぶ氷山の上に滝山はいた。未確認生物ニンゲンと戦うために。
そして遂にニンゲンが滝山の前に姿を現した。そのニンゲンは全長1kmを優に超えており、まさに海の主との形容に相応しい威厳を携えていた
ニンゲンが人の声とも獣の声ともつかない雄叫びを上げながら、不気味な腕のような器官を滝山に振り下ろしてきた
とっさに滝山は避けたが、滝山の立っていた氷山が一発で粉々になった。さらにニンゲンが尻尾を翻したかと思うと大津波が起きて滝山を襲った
もはや、ニンゲンの眼前には何も無くなったかと思われたが、滝山はニンゲンの頭部にしがみついていた。滝山を振り落とそうとニンゲンが暴れる。しかし滝山はニンゲンがどんなに動こうが張り付いて離れやしない
滝山がニンゲンの頭部に抜き手を突き刺した。鉄板をもくり抜く滝山の抜き手。ニンゲンの頭部奥深くまで突き刺さり、やがて脳まで達すると滝山はそれを握りつぶした
ニンゲンはものすごい絶叫の後、ひとしきり大暴れして海の底へ沈んでいった
翌日、世界各国の衛星が南極で大津波と超巨大生物と戦う一人の男の映像をキャッチしたが、その事は一般には公表されず、闇に葬られた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS私立豪山学園」
真の男を育成する学園、私立豪山学園より滝山に手紙が届いた。それにはこう書いてあった
「我々豪山学園一同は、地上最強の生物滝山殿に挑戦したく手紙を送りし候
我々を倒さずして地上最強を名乗ること許さぬ候」
そして滝山は豪山学園の校門前までやって来た。校門をくぐり、グラウンドに入るやいなや、学ランを着た男がドスを持って突っ込んできた
富樫「死ねやーーー!!!」
滝山は男を合気であっさりとあしらうと、奥からシルクハットを被った男が躍り出てきた。
鬼男爵「ホホホ…部下の非礼をお詫びしましょう滝山様。ようこそ豪山学園へ、私は鬼男爵。そして、人は私の事をこう呼ぶ。ヘルズ・マジシャンと!」
いきなり鬼男爵がトランプを手裏剣のように投げつけてきた。滝山はトランプを受け止めると、鬼男爵にトランプ手裏剣をお返しした。トランプが眉間に刺さり、鬼男爵は死んだ
鬼男爵を倒すと、いつの間にか滝山の目の前に雲を突くような大男が立っており滝山を見下ろしていた
竜王院豪鬼「フッフフ…今の男は我が学園でも最も小物。いい気にならぬ事だな滝山よ。俺の名は竜王院豪鬼。豪山学園三年生筆頭よ」
竜王院が滝山を踏み潰そうとしてきた。滝山は避け、竜王院の頭上まで一気に駆け上がり竜王院の頭に下段突きをお見舞いした。竜王院は「我が生涯に一片の悔いなし」とか言いながら死んだ
剛場豪山「フッフフ…さすがは滝山。わしが見込んだ男よ」
突然背後から聞こえる声に振り返ると、紋付きを着た筋骨隆々の中年男性が立っていた
剛場豪山「わしが豪山学園学長剛場豪山である!」
いきなり剛場豪山が殴りかかってきた。滝山は一瞬で剛場豪山の懐に潜り込み、左アッパーを剛場豪山の顎に叩き込むと、剛場豪山の脳は頭蓋内でクッションボールのように揺さぶられ
すでにその時点で、意識の飛んだ剛場豪山の横っ面に右フックを打ち込み、剛場豪山の意識をさらなる遠い世界へと導いた
滝山に完敗した豪山学園はその日から廃校となった
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VSサキュバス」
ある日、大山店長が眠りに就こうとすると、大山店長の目の前にサキュバスが現れた。突然現れた美女を前にして戸惑う大山店長。サキュバスが大山店長を誘惑してきた
大山店長「ぐっ…!ぐっ…!ぐっ…!がっ…!がっ…!」
普段、女性に免疫のない大山店長にとっては、このサキュバスの狂おしいほどの色香はあまりにも耐え難く、大山店長の理性と本能を揺さぶった
大山店長「ぐぐぐ…!がぁ~…!」
サキュバスが大山店長ににじり寄ってきた。大山店長はサキュバスに正拳突きを食らわそうとしたが、サキュバスの色香によって心狂わされた空手の技では蚊も殺せやしない
大山店長「ハァッ…ハァッ…!がっ…!」
サキュバスが大山店長の頬に手を触れ、淫らな言葉を投げかけては大山店長を虜にしようとしてきた
大山店長「がっ!!」
大山店長は自分の手の甲にナイフを突き刺し、激痛によりサキュバスの誘惑から気力を復活せしめようとしたが焼け石に水であった
大山店長「わァーっ!」
なんと大山店長は自分の目に目潰しを食らわし自身の視界を奪う事により、サキュバスの誘惑から逃れようとした。
しかし、それでも尚サキュバスの肢体から発する淫らなフェロモンの香りが大山店長の鼻孔をくすぐっては、大山店長の心を捉え放さない
大山店長「うがッ!」
大山店長は自分の鼻に正拳突きをお見舞いし嗅覚を閉ざした。さらに両耳の鼓膜を自分で破り聴覚さえも遮断し、手足を闇雲に、滅茶苦茶に動かしだした
大山店長「だおォォーーッ!!」
やがて、その滅茶苦茶に放った突きのどれかがサキュバスの顔面に当たり、サキュバスは諦めて魔界へと帰って行った
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSイチロー」
今季日米通算3000本安打を達成した安打製造機イチロー。今年で34歳を迎えてもなおその力は衰えるどころか、日々進化を続けている
記者「イチロー選手、今後の目標は?」
イチロー「そうですね…地上最強の生物と戦うことかな」
そしてイチローは記者からマイクを取り上げ、カメラに向かってこう言った
イチロー「地上最強の生物・滝山淳太に野球での闘いを申し込む。一週間後東京ドームにて待つ」
~一週間後~
東京ドームではすでに、この世紀の一戦を見ようという観客でひしめき合っていた。マウンド上では滝山とイチローがにらみ合っていた
イチロー「ルールは簡単だ。君が投げて、僕が打つ。三球投げて一本でもヒットにすれば僕の勝ち。それ以外なら君の勝ちだ」
そして滝山が第一球を投げようと振りかぶった
イチロー「(さあ来い!滝山…!君のその勝利に彩られた栄光の歴史…!最初に敗北の烙印を押すのはこの僕だ…!)」
ズガンッ!
審判「ストライク!」
イチロー「なッ…!バカな…!この僕が全く見えなかったとは…!」
イチローの人並み外れた動体視力をもってしても滝山の投球は見えなかった。さらに滝山のボールを受けたキャッチャーの手が複雑骨折を起こし、スピードガンが計測不能のため爆発した
イチロー「くッ!来い!」
滝山の第二球。稲妻のようなボールがキャッチャーミットに吸い込まれていった
審判「ストライク!」
イチロー「(フ…フフ…見切ったぞ…!滝山!次の投球が君の最後だ…!)」
滝山が悪夢のようなボールを投げる。イチローはそれに必死で食らいつき、両腕の骨を折り、血の涙を流しながら何とか滝山のボールをミートした。その瞬間、イチローが矢のように飛び出し、一塁へ走り出した
イチロー「勝てり…!我、滝山に勝てり…!)」
しかし、弾丸の様に一塁へ駆け込むイチローに迫る一つの影があった。そう、滝山だ。そしてイチローにタッチした
審判「アウト!ゲームセット!」
イチロー「馬鹿な…何故なンだー!」
イチローが舌を噛み切って死のうとしたが、滝山に止められた
滝山「君は球界の宝だ。こんな所で死ぬような男ではない」
イチロー「滝山…僕は今、猛烈に感動している…!」
その後もイチローは大活躍を続け、50歳まで現役を貫き通したという
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VSオバケ」
深夜1時。明日の仕込みも終わり、店を閉めようとした大山店長の背後に突然オバケがやってきた
大山店長「わーーーーっ!!」
大山店長はとっさにその場にあった包丁やフライパンを投げてオバケを撃退しようとしたが、全部オバケの体をすり抜けてオバケにダメージはない
大山店長「かッ…!ハァッ…!ハァッ…!」
かつてない恐怖が大山店長を襲う。大山店長は恐怖のあまり滝のような汗を流し、呼吸困難を起こしかけている。オバケが急に大山店長の方に寄ってきた
大山店長「わァーーーっ!!あぁーーーっ!!」
大山店長は泣きわめきながらオバケに滅茶苦茶に突きや蹴りを放つ、しかし鍛えに鍛えた空手の技がまったくオバケには通用しない
大山店長「ッだァ~~~!!」
大山店長が遂に包丁でオバケを刺そうとした。だが包丁はオバケの体をすり抜けるだけでオバケにはまったく効いていない
大山店長「わっ!わあぁーーー!!」
その時、どこからともなくもう一匹のオバケがやってきて合わせてオバケが二匹になってしまった。
大山店長はパニックになって、冷蔵庫やスープの入った寸胴鍋をひっくり返しながら逃げ惑った
オバケ「キャッ!」
その時、オバケが小さく悲鳴を上げた。見るとオバケの近くに塩の入った箱が落ちていた。しめた!と思った大山店長は塩の箱を拾うとこれでもか、とばかりにオバケに塩をぶっかけた
オバケA「キャーーー!」
オバケB「イヤーーー!」
オバケは消え去った。外では大山店長の勝利を祝福するかのように朝日が輝いていた
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSブラックエンジェルズ」
ゴロー「あ~、腹へったなあ。ふふっ、今日は何を食べようかな」
その時、後ろから猛スピードで走ってくる無灯火のリムジンに跳ねられ、ゴローは即死した
汚職議員・尾食巣留蔵「君ィ、今何かはねたんじゃないかね?」
秘書「いえ。猫か何かでしょう。もし人であってもすぐに部下に死体を始末させましょう」
尾食「ホホッ、この時期にスキャンダルなどあってはかなわんからな」
そして、尾食のリムジンは高級料亭にやってきた
汚職大臣「ワハハ!」
尾食「ワハハハ!」
汚職大臣「では、わしのスキャンダルのもみ消しの件は任せたぞ」
尾食「はい先生。既に各議員やマスコミも買収しております」
汚職大臣「フフフ…次の選挙も乗り切ればわしと君の地位はより盤石のものとなる…」
支配人「今日は尾食先生と大臣先生のために芸者を用意させて頂きました。さ、こちらへ」
支配人の合図で襖が開くと、奥から黒ずくめの青年と皮ジャンを着た大男が現れた
支配人「げえっ!誰だ、お前らは」
松田「悪党どもがァ~…皆殺しにしてやるぜェ~…」
雪藤「俺たちはブラックエンジェルズ。貴様ら外道どもに血の裁きを下しに来た」
松田「死にくされ~!!」
松田の空手殺法で大臣と支配人はあっという間な死んだ
尾食「ま、待て!金ならいくらでも払う!さらに私の愛人の何人かをやろう!だから命だけはたすけてくれ!」
尾食が泣きながら雪藤の靴に頬ずりしてきた
雪藤「外道…地獄へ落ちろ…!」
尾食「ドッゲェ~~~!!」
雪藤のスポークの一撃が尾食の耳の穴に突き刺さり、脳が貫かれ尾食は死んだ
松田「世の中にゃ地獄に落としても足りねえ悪党が多すぎるぜ…」
雪藤「それでも俺たちは悪党どもを裁き続けるしかない…それがブラックエンジェルズの宿命…」
雪藤と松田は次なる外道を裁く旅に出た
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS不良20000人」
滝山淳太…曰わく、地上最強の生物。曰わく、ミスター・パーフェクト
そんな非凡な男が、幼年時代をどの様に過ごしていたのか、今回は彼の中学生時代の物語を紐解いて見るとしよう
~2X年前~
全国各地の中学、高校からケンカ自慢の不良が集合し、滝山のいる中学校に殴り込みをかけようとしていた。その数、実に20000人。不良が校門の外からメガホンで滝山に呼びかけてきた
不良のリーダー鮫島「滝山ァ!出てこいやァ!オラァッ!見ろや!20000人やぞ!絶対逃げんなよ滝山ァ!らァッ!」
不良ども「わ~~~~~~」
不良どもがやかましく喚きながらグラウンドになだれ込んで来る。そして校舎の入り口を叩き壊して我が物顔で中へ乗り込んできた
不良「滝山、っくらァ!!っ殺っすぞ!らァ!」滝山「靴を脱がんかァァ~~~~ッッ!!!」
乗り込んできた不良を一喝する滝山。この滝山の怒声で8000人ぐらい死んだ
不良ども「滝山クソボケがァ!」
不良が廊下をバイクで走り回っている。その不良たちは滝山のしかけた罠にひっかかり大多数が死んだ
不良ども「ヒャッハー!」
いつの間にか不良が校舎に放火していた。不良どもは自分で放った火に巻き込まれて、これもかなりの数が死んだ
不良ども「アホダマ~!滝山死ねやー!」
不良どもがラグビーのスクラムのように滝山に突進してきた。だが勝手に窓ガラスを突き破って地面に叩きつけられ全滅した
残るは不良のリーダー鮫島のみとなり、ついに鮫島と滝山の一騎打ちとなった
鮫島「ナメんなよ。俺の兄ちゃんはヤクザやぞ」
滝山の目潰しが決まり鮫島は倒れた。この日から日本中の中学に滝山の噂が広まり、滝山にちょっかいを出そうとする不良はいなくなった
~完~
孤独のグルメSS「ノータコ 怒りの撃墜」
突如、アメリカ上空を旋回する黒い飛行機。すると、いきなり黒い飛行機が新型ミサイルを発射してニューヨークの街を火の海に変えた
さらに、その不気味な黒い飛行機はいきなり地面スレスレに低空飛行してきたかと思うと、機関砲を掃射してきて歩行者を皆殺しにした
その黒い飛行機は破壊の限りを尽くすと、猛スピードで東の空へ飛び立った。この黒い飛行機による死傷者は8000人にも上った
CIAの調査によると、この飛行機の正体は中国の新型戦闘機「黒龍」である事がわかった。そしてこの対黒龍チームにノータコが加わる事となった
ノータコを含む5人の空の精鋭がニューヨーク上空を待機していると、更にその上空から物凄い速さで何かが接近してきた
その物体とは、黒龍であった。あっと言う間に背後を取られ、4機撃墜され、ノータコのみとなった
黒龍がノータコ機が同時にミサイルを発射して相打ちとなり二人はアリゾナ砂漠に墜落した
煙を上げる黒龍の残骸から男が這い出てきた。男は中国空軍のアクロバットの名手・李大佐であった。李大佐は言う
李大佐「中国拳法でお相手しよう」
それに対しノータコは
ノータコ「ハイ」
空中戦での第一ラウンドは引き分けに終わり、今度は地上戦での第二ラウンドが始まった
李大佐が中国拳法の連蹴りを放ってきた。しかしノータコにすべてガードされお返しのマーシャルアーツキックを食らった
今度は李大佐は暗器でノータコを攻撃してきたが、これもノータコに見切られ忍法・カラテをお見舞いされ李大佐は昏倒した
李大佐は思いつめた表情で奥歯を強く噛んだかと思うとノータコを羽交い締めにして自爆しようとしてきた
李大佐「ハッハァ!死ねえ!」
ノータコ「ノー!」
ノータコは渾身の力で李大佐をジュードースルーで遠くへ投げ飛ばした。李は爆死した
やがて、救助隊のヘリが到着し、ノータコはアメリカへ帰っていった
~完~
孤独のグルメSS「ボールに乗って」
個人で商人をやっている俺だが、長いことこういう商売をやっていると時には怪しげ商品が流れ着いてくることもしばしばだ
ゴロー「ほほう、こいつが乗り物ボールか。ヨシッ、乗ってみるか。なになに?ボールの後ろをこのバットで叩けばいいのか」
ガーン!乗り物ボールの後ろを思い切り叩くゴロー。すると、乗り物ボールはゴローを乗せて勢いよく飛んでいった
ゴロー「うわあ、本当に空を飛んでる。夢のようだ」
さらにゴローは乗り物ボールの尻をバットでひっぱたいた
ゴロー「イヤッホー!よし、このまま小雪と過ごした、パリのあの街まで行ってみよう。ふふっ、どんな気分だろう」
調子に乗ってボールをガンガン叩くゴロー。しかし、その時
ゴロー「あっ!」
ゴローはボールを叩くバットを落としてしまった。さらにその時、突風が吹いてきた
ゴロー「ワーーッ!」
ゴローは乗り物ボールから投げ出されて真っ逆様に落ちていった
やがて地面のコンクリに激突し、ゴローは即死。乗り物ボールもバラバラになり二度と使えなくなった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSフライドチキンフランケン」
ゴロー「今日は顧客のおばさんに8時間も話し込まれてしまい、昼食を取り損ねてしまった。ああ、腹が減って目が回りそうだ。どこでもいい。飯屋はないのか
ん?フライドチキンのチェーン店か。ファーストフードのチェーン店に入るなんていかにもマヌケだが、仕方がない。今日はここで済まそう
中に入ると店内は薄暗く、客は誰もいなかった。ゴローは適当に注文を済ませて席についた
ゴロー「しかし、不気味な店だな。この辺にこんな店なんてあったかな」
するといきなり店の電灯が消え、真っ暗になった。しばらくした後に非常灯が付くと、ゴローの背後に鳥頭の大男が立っていた
ゴロー「うわぁっ!何だお前は!」
鳥頭が口を開いた
フライドチキンフランケン「私はフライドチキンフランケン。フライドチキンの食べ残しと、フライドチキンにされ殺された鳥たちの魂によって生まれてきました」
フライドチキンフランケンがゴローの隣に座ろうとしてきた
ゴロー「気色悪い!寄るなッ!」
ゴローがフライドチキンフランケンを突き飛ばした
フライドチキンフランケン「ハウッ!」
ゴロー「にわとりの分際で、人間と対等にでもなったつもりかッ!」
ゴローがイスでフライドチキンフランケンを滅多打ちにする
ゴロー「死ねッ!」
そして倒れているフライドチキンフランケンを無理矢理叩き起こし、アームロックをお見舞いした。ビキッ、という音がしてフライドチキンフランケンの腕は使い物にならなくなった
フライドチキンフランケン「ぐわッ!」
ゴロー「警察に叩き出す前にお前は俺の手で始末してやるよ」
するといきなりフライドチキンフランケンが立ち上がりゴローに体当たりを食らわした
ゴロー「ぐッ…!?」
その衝撃でゴローの肋骨が5、6本持って行かれた、そして倒れたゴローの上にフライドチキンフランケンが馬乗りになり狂った様にパンチを放ってきた
そして、フライドチキンフランケンはゴローの息が無くなるのを確認すると、ゴローの服を奪い人間界へ繰り出していった
その後、フライドチキンフランケンがどうなったかは誰にもわからない
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS鬼兄弟ジャム・ゴラム」
平和な山奥の村に無法無頼の鬼兄弟ジャムとゴラムがやって来た
村人A「キャーーーッ!」
村人B「助けてくれー!」
ゴラム「ガッハッハ!金だァ!酒だァ!」
ジャム「グフフ…金目の物は残らず奪い取るのだ」
村人C「くたばれ!鬼兄弟!ワァーーーっ!」
その時、勇敢な村人が鬼兄弟に攻撃を仕掛けた。しかし、村人のナイフがゴラムの背中に当たった瞬間、ナイフが折れ曲がった
ゴラム「ウヒャヒャヒャ!そんなお遊びみたいなもんで俺たちを殺せるかあ!」
ゴラムの張り手一発で村人は吹っ飛んでいった
ゴラム「ヒャッハー!ここは天国だぜーー!」
ゴラムは女性5人を一気に鷲掴みにして食べようとした、その時、村に一人の男が現れた
滝山「………」
村人D「ああっ!あれはまさしく村の伝説にある、救世主さまのお姿…!」
ゴラム「あんだァ?オメーは?」
ジャム「ゴラムよ、気をつけろ。その男、かなり出来るぞ」
ゴラム「しゃらくせェッ!」
ゴラムが酸性の液体を吐きかけてきた。しかし滝山はこれを全て避け、ゴラムの水月に肘打ちを叩き込んだ。
ゴラム「かッ…!ガハッ!」
どう、と音を立てゴラムは倒れた
ジャム「フフフ…ゴラムを倒すとは、中々の手並みよ…しかし、この俺はそうはいかん…シャアッ!」
ジャムが高速で縦横無尽に滝山の周りを飛び回って分身した
滝山「………」
ジャム「ハッハッハ!これぞ無頼殺法・幻惑飛猿拳!かつてこの技から逃れた者はおらぬ!死ねィ!」
分身したジャムが一斉に滝山に襲いかかってきた
ジャム「何ィ!」
滝山はジャムの頭上に飛び上がっていた、そして落下とともにジャムに浴びせ蹴りをお見舞いした
ジャム「ゲホッ!」
鬼兄弟は死に、村には再び平和が訪れた。滝山は村人に名前も告げず去っていった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSムエタイチャンピオン」
ゴローはタイへ商品の買い付けに来ていた
ゴロー「もう秋だというのに、この国の熱気はすごいな。子ども達がみんな必死でムエタイの練習をしている」
適当なレストランが無いものかと街を練り歩いていると、人だかりと大きな垂れ幕が目に入った
ゴロー「なになに?格闘技大会?優勝者にはヤシの実一年分と牛一頭を進呈だって?ほほう。面白い
俺だって昔は爺さんにみっちり古武道を叩き込まれたんだ。ヨシッ、出場してみるか」
そして一回戦は、なんと昨年の優勝者のムエタイチャンピオン、ルチャット・チャンガーと戦う事になった
審判「始めい!」
ゴロー「チャンピオンだか何だか知らないが、思い切り行くだけだ。ええい!」
ゴローがチャンガーにタックルを仕掛けた。しかし、チャンガーはゴローのタックルを読んでおり、ゴローの顔面に膝蹴りをお見舞いした。鼻血を出して倒れ込むゴロー
ゴロー「ぶっ…」
チャンガー「ハポネス(日本人)、モウ終イカ?情ケナイ」
チャンガーがゴローを抱き起こし、チャランボーの体勢に持ち込んだ
チャンガー「オレ達タイ人ノ子ドモハ満足ニ学校ヘモ行ケナイ。ソレニ、腹一杯飯モ食エズ死ンデイク奴ダッテイルンダ…!」
チャンガーが膝蹴りをゴローの顔面や腹へお見舞いする
ゴロー「うぐッ…!グッ…」
チャンガー「ソレガ、オ前ラハポネスハドウダ?大国ノ庇護ノ下、ヌルマ湯ニ浸カリ、享楽ヲ貪ッテイル…!オレハハポネスヲ許サナイ!」
チャンガーのとどめの膝蹴りが決まりゴローは血の海に沈んだ
ゴロー「………」
チャンガー「解ッタカ?オ前ラト俺ジャ背負ッテイルモノガ違イスギルンダヨ。サッサト日本ニ帰ルンダナ」
翌日ゴローは顔に傷を作ってタイを後にした
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSメタル・クルセイダーズ」
世界的に熱狂的な信者を持つデスメタルバンド・メタル・クルセイダーズ
ドラム…ストーム 幼き頃、教会に引き取られるも、神父を撲殺し金を奪って逃走するという過去を持つ
ベース…レイス 演奏中にライブハウスに放火するという異常嗜好を持つ。今までに放火して潰したライブハウスは200を超える
ギター…カール 40人以上の女性をレイプして惨殺してきた猟奇的殺人者
ボーカル…セシル 魔王サタンの申し子。世界を破滅させるために生まれて来た。圧倒的なカリスマを持つ
そのメタル・クルセイダーズから滝山にライブの招待状が届いた。それにはこう書いてあった
「来たる13日の金曜日、恐山特設ステージにて汝を待つ。汝に魔王の裁きが下らん事を」
滝山は招待状を握りしめ、霊峰・恐山へ向かった。すると、恐山の崖の上では既にメタル・クルセイダーズの面々が待ち構えていた
セシル「ようこそ滝山…まずは一曲…聞いてもらおう…『ペイン』!」
ヴォォォォーーーー!!!!!
突然メタル・クルセイダーズが狂ったように上下に動きながらデス声でわめき始めた
セシル「お前の痛みが俺の快楽!殺せ殺せ!燃やせ燃やせ!お前の叫びは俺の子守歌!ヴォーーー!!!殺せ殺せ!犯せ犯せ!」
ドラムのストームがオノで滝山に殴りかかった。しかし滝山のカウンターパンチを食らって昇天した
セシル「ギャー!痛みを与えろ!血を流せ!あいつを殺せ!奴を殺せ!」
滝山はギターのカールの頭を右手で、ベースのレイスの頭を左手でそれぞれ鷲掴みにすると、二人の頭を鉢合わせにしてぶつけた。カールとレイスは脳が破裂して死んだ
バンドのメンバーが殺されたというのに、それに気付かずまだ歌い続けているセシルに忍び寄る滝山。そしてセシルの体を持ち上げると恐山の崖の上から叩き落とした
次の日、デスメタルバンド・メタル・クルセイダーズのメンバー全員が死亡したというニュースが世界を駆け巡った
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS無限迷宮」
某国高官「本当に"T"を倒せるのかね?」
ドールマン博士「はい。"T"を挑発し、この私の設計した無限迷宮に誘い込み、核ミサイルを打ち込みます。さすがの"T"も一溜まりもないでしょう」
某国高官「フフッ…それでは君の作品、無限迷宮まで破壊してしまうのではないかね?」
ドールマン博士「カカカ…私にとって最も興味があるのは、私の頭脳と"T"の頭脳、どちらが優れているかという点だ…その為には研究の一つや二つ惜しくはない…」
~三日後~
突然、滝山の頭上近くにヘリが飛んできた。ヘリの中の白衣の老人が滝山に言う
ドールマン博士「滝山よ私の挑戦を受けろ!私の設計した無限迷宮と君とどちらが勝つか勝負だ!」
そう言い残し、ヘリは飛んでいった。そして滝山は無限迷宮までやって来た
兵士「"T"が無限迷宮に入りました」
高官「よし。今より30分後に核ミサイルを発射する」
ドールマン博士「カカカ…この私が編み出したメビュース理論は完璧だ…入ったが最後、絶対に出られはせん。"T"め、永久に無限迷宮をさまよい続けるがいい」
兵士「"T"が第500ポイントを通過しました!」
ドールマン博士「何!?そんなバカな…」
高官「まずいぞ…このままでは核ミサイルが到着する前に、"T"に突破されてしまうぞ」
兵士「な…!"T"がモニターから消えました!」
ドールマン博士「バカな!」
そして後ろのドアが勢いよく開いたかと思うと、滝山が博士たちのいる部屋に入ってきた
高官「ファーーーック!」
高官が懐からピストルを取り出して滝山を撃とうとしてきた。しかし滝山のマッハパンチをくらって死んだ。そして高官から奪ったピストルを乱射して兵士たちを皆殺しにした
ドールマン博士「カカカカ…!滝山よ!どうやら私は君とのゲームに敗れたようだな」
そしてピストルを口にくわえて自殺した
間もなく、無限迷宮に核ミサイルが到着し、無限迷宮は跡形もなく消え去った
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS残飯連合」
うまくないきゅうり「クソッ…!井之頭五郎め」
不思議な練りからし「我々を愚弄しおって」
岩のり「奴めに復讐するのだ。井之頭五郎め目にもの見せてくれるわ」
大山ハンバーグランチ「フッ…この俺も加勢させて頂こう」
今日も今日とてゴローは夜食の弁当を貪り喰っていた
ゴロー「このがんもどき、うまくないな」
がんもどき「(くっ、くそっ…!)」
???「そこまでだ!井之頭五郎!罪もない食品を愚弄するのは止めるンだ!」
突然黒い大男が窓ガラスを突き破って部屋に転がり込んできた。よく見ると、その大男は岩のりやきゅうり、ハンバーグなどの食品の塊であった
ゴロー「うわっ!なんだあこりゃあ!」
残飯マン「死ねッ!」
残飯マンが蹴りを放ってきた。みぞおちにまともに入り、ゴローは吹っ飛んで天井に叩きつけられた
ゴロー「おぶッ…!」
そして天井から落ちてきたゴローに追撃のハンマーパンチをお見舞いしてきた
ゴロー「………」
既に意識のないゴローに残飯マンが包丁をもってにじり寄ってきた
残飯マン「井之頭五郎よ…今こそ断罪の時がきた…」
そして包丁を振りかぶり、勢いよくゴローの腹に突き刺した
ゴロー「うわぁ~~~っ!!」
こうしてゴローは死んだ。そして、世界中の報われないすべての食品たちに幸福が訪れた
~完~
孤独のグルメSS「孤独のグルメVS漂流教室」
個人で商人をやっている俺だが、時には学校や会社相手に商品を卸すこともある。
今日は小学校へ納品に来たのだが、突然、大爆発が起きたかと思うと、小学校ごと何処かの砂漠のような所にワープしてしまったようだ
しかし、それにしても腹が減った。俺は朝からなにも食ってないことを思い出した。ん?ガキどもが何か運んでるな。なるほど、給食か。相手はガキだ。どうとでもなるだろう
ゴロー「おい、クソガキども。どうやらこの学校で大人はおれだけのようだな。その給食を全部おれによこすんだ」
子ども達は当然ゴローの要求を拒否した
ゴロー「これでもわからないか!」
ゴローは子どもの一人をけり殺した。子ども達は恐れおののいてゴローに従うようになった
ゴロー「ふん!クソガキども!今まで孤独なおっさん、孤独なおっさんと馬鹿にしくさって!今日から俺がここの王様だ!流行歌を歌え」
しかし、子どもたちは静まり返って歌おうとしない
ゴロー「チッ!陰気なガキどもだ!」
ゴローが子どもの一人を殴ろうとしたその時、子どもたちが一斉に襲いかかってきた
ゴロー「うわあっ!何をしやがるんだ!!クソガキども!!」
ゴローは2、3人殴り殺したが流石に多勢に無勢で、あっという間に子どもたちに取り押さえられた
ゴロー「ひいっ!ぼっちゃん達、わたしが悪うございました!ゆるしてください!何でも致します!」
ゴローが子どもの一人の靴を舐めながら謝ったが、子どもたちのリンチを食らって素っ裸で砂漠に放り出された。そして巨大ムカデに食われて死んだ
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSフライングアーマー部隊」
米軍が極秘に開発した、対テロ特殊戦闘服・フライングアーマー
マッハ2で空を飛び、装着者の身体能力を飛躍的に向上させる。そのパワーは大型トレーラーを軽々と持ち上げ、時速100kmで走る事も可能にする
バズーカの直撃にもビクともしない装甲を誇り、1200℃の熱にも耐えうる。宇宙空間、深海での活動も可能
両腕インナー部分にガトリング砲、白兵戦用の高周波電磁ブレード装備。そして極めつけは肩部に取り付けられた新兵器・プラズマレーザーキャノン砲
装着者には各組織からの選りすぐりのエリートを採用。着用訓練に三年を擁す。そして訓練期間を終了し、いよいよフライングアーマー部隊に実戦命令が下された
ディラン「隊長より各機へ。任務は分かっているな?」
ジャック「ああ、滝山とかいう豚を殺りゃあいいんだろ」
イワノフ「ジャック、油断するな。相手はあの"TAKIYAMA"だぞ」
ジャック「わかってるって。さあ、さっさと任務を終了させて冷たいビールで一杯やろうぜ」
ディラン「いたぞ!滝山だ」
突然、空から滝山の前に三体の黒いロボットの様なものが降りたった。そして有無を言わさず滝山に機関砲の集中砲火を浴びせた
物凄い硝煙の中、滝山の死体を確認しようとジャックが不用意に近づく、その時、突然滝山が地面から出てきてジャックに手刀をお見舞いした。ジャックは死んだ
イワノフがレーザー砲を撃ってきた。しかし滝山は空手の奥義・回し受けでレーザーをかき消した
そして滝山は、下に落ちていた石ころをイワノフに向かって投げつけた。石ころがスーツを貫通してイワノフは死んだ
二人の死体を見たディラン隊長が激怒して突っ込んできた。あえて滝山に格闘戦を挑むつもりだ。ディランが軍隊仕込みのマーシャルアーツを放ってきた
しかし、滝山には全く当たらず、逆に滝山の連撃が当たりディランのスーツが破損し使い物にならなくなった
だが、まだディラン隊長は闘う事を辞めようとしない。滝山がさらにディランにラッシュをかける
ディランはすでにサンドバッグ状態で、スーツの隙間から血がドボドボと流れ出てきた。そしてディランは立ったまま死んだ
滝山は彼に敬意を表し、三人の墓を作って花を手向けてやった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSフロシャイム」
世界征服を企む悪の組織フロシャイム。そのフロシャイムが世界征服の前に邪魔な滝山を消そうと画策していた
ヴァンプ将軍「…フハハ…滝山め…今日こそ貴様の最期だ…モーガスよ…!」
モーガス「ウオオォォ!!」
ヴァンプ将軍「究極獣人モーガス…その爪は鋼鉄をもチーズのように切り裂き、音速を超えるスピードを誇る…!
行けい!モーガスよ!今日こそ憎き滝山めを始末するのだ!」
ヴァンプ将軍に呼び出され、滝山は決闘の場となる公園までやって来た
ヴァンプ将軍「滝山よ…逃げずに来たことは誉めてやろう…だが、今日こそが貴様の命日となるのだ…死ねいっ!」
戦闘員二名とモーガスが同時に滝山に襲いかかってきた
滝山は一人の戦闘員の頭を鷲掴みにすると膝蹴りをお見舞いし、地面に頭を叩きつけた。戦闘員一号は死んだ
モーガスが矢のように滝山に突っ込んできた。滝山は戦闘員二号をひっ捕まえると、そのまま戦闘員二号を盾にしてモーガスの必殺技ビーストクローを防いだ
モーガスのビーストクローで心臓を貫かれた戦闘員二号は死んだ。さらに滝山は戦闘員二号の死体をモーガスに投げつけた。その隙をつき、モーガスに顔面にバックハンドブローをお見舞いした
モーガスは顔面の骨が砕け倒れ込んだ。しかし滝山はモーガスにダメ押しのニードロップをお見舞いしモーガスを殺した
ヴァンプ将軍が戦闘員とモーガスの身を案じて駆け寄ってきた。しかし、滝山に捕まり、ボディブローを喰らわされた。ゲロを吐きながら苦しむヴァンプ将軍
そして地面をのた打ち苦しむヴァンプ将軍の首に足刀の一撃をお見舞いした。ヴァンプ将軍は死んだ
こうして悪の組織フロシャイムは壊滅し、世界の平和は滝山によって守られたのだった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS羽生名人」
滝山の元に届いた一通の手紙。それはなんと、あの将棋の名人・羽生善治氏からのものだった。その手紙にはこう書いてあった
「地上最強の棋士が地上最強の生物に将棋での闘いを申し込みに来た。一週間後、武道館特設対局場にて待つ 羽生善治」
そして滝山と羽生名人による対決の日がやって来た。会場の武道館ではこの世紀の一戦を目に焼きつけようという満員の観客で埋め尽くされていた
羽生「やあ、滝山クン。逃げずに来れたことは誉めてやろう。言っておくが僕は手加減なんかはしない。最初から全力をかけて君を潰すつもりだ」
そして滝山と羽生名人が将棋盤を挟んで向かい合った
羽生「君なんてこれで充分だ」
羽生名人はおもむろに自軍の駒の飛車を掴むと、後ろに放り捨てた。このパフォーマンスに対し、滝山は
滝山「………」
滝山が黙々と自軍の駒を次々と盤外に取り除きはじめた。やがて滝山の駒は歩と王将のみとなった
羽生「ふ、ふざけやがって…僕をナメているのか…いいだろう。後悔させてあげるよ!」
二人の対局が始まった
いきなり羽生の角が突っ込んできた。そして香車と桂馬による波状攻撃を仕掛けてきた
羽生「ハッハァ!どうだァ?そんな歩だけで何ができると言うんだ?手も足も出ないとはこの事だな」
滝山「たとえ弱い駒でも…頑張れば強く進化するんだ!」
滝山の歩が金にパワーアップし、羽生の駒を次々と撃破していき、羽生に王手をかけた
羽生「何ィ!そんなバカな…この僕が…」
羽生名人の王将は滝山の歩に取り囲まれ打つ手なしとなり、滝山の勝利が確定した
羽生「…ク…クソォーーーーッ!!!」
いきなり羽生が将棋盤をひっくり返し狂喜乱舞し、将棋の駒を滝山や観客たちに投げつけはじめた。そして和服の裾からピストルを取り出して自殺しようとした
滝山「やめるンだ!」
滝山は手刀で羽生のピストルを叩き落とした
滝山「君は、君のために戦ってくれた将棋の駒たちを裏切るつもりか!」
羽生「た…滝山…ありがとう…僕は間違っていたようだ」
今回の敗北で将棋の駒の大切さを知った羽生名人はその強さを極め、その後各タイトルを総ナメにしていったという
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSマンホールマン」
今日は最悪だった。十件以上もクレーム対応に追われ、大事な商談に遅刻し、大口の顧客を失ってしまった。おまけに飯も食えず、現在の時刻は深夜3時。自分で始めた仕事だが、こんな時は何もかも投げ出したくなる
ゴロー「クソッ…もう死にたい…」
するとその時、ゴローの目の前のマンホールが開いた。そして中から巨大なナメクジの様な不気味な生物が這い出てきた
ゴロー「…ん?わッ!なんだこいつは!」
マンホールマン「その声は…ゴロー!?お前ゴローか!?おれだ!15年前に蒸発したお前のお父さんだよ」
ゴロー「確かに俺の父さんは15年前に蒸発したけど…本当に父さんなのか…?」
マンホールマン「ゴロー…立派になったな…そうだ。今日は父さんの家で休むといい。飯でも食いながらゆっくり話そう」
ゴローはマンホールマンに連れられマンホールの中へ入っていった。マンホールの中はかなりの広さがあり、マンホールマン達が独自のコミュニティを形成し、生き生きと暮らしていた
ゴロー「す、すごい…マンホールの中にこんな世界があったなんて…」
マンホールマン「さ、腹が減ったろう。地底キノコのステーキだ。食べなさい」
ゴロー「父さん。なんで急にいなくなったんだい?」
マンホールマン「父さんな…人間社会の薄汚さに嫌気がさしてな、それで自殺しようとした所を、知り合いにこのマンホールの中の世界を紹介されたんだ
最初は父さんも困惑したが、今ではこんな素晴らしい世界はないと思っている。ここでは学校も会社も無く競争なんかしなくったっていい。煩わしい人間関係に悩まされる事もない。ここは最高だ」
ゴロー「……父さんが羨ましいよ…俺今日、仕事で失敗してさ…死にたいと思ってた所なんだ」
マンホールマン「ゴロー…そうだ!お前もマンホールマンになってここで一緒に暮らせばいい!」
ゴロー「俺が父さんみたいなマンホールマンに?そんな事が出来るの?」
マンホールマン「心配はいらない。父さんがマンホールマンの王様に掛け合ってやろう」
ゴロー「父さん…俺なるよ!マンホールマンに…!」
マンホールマン「ゴロー…今まで心配かけたけどこれからはずっと一緒だ!」
こうしてゴローはマンホールマンとなった。その後、彼の姿を見た者はいない
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS一流スナイパー」
地上最強の生物・滝山淳太。その存在は各国にとってまさに目の上のタンコブである。その滝山を始末するために各国から選りすぐりの狙撃の専門家が集まり、対滝山狙撃チームが結成された
アメリカ出身。SWAT隊長・犯人狙撃成功率100% ディビッド
イギリス出身。オリンピック射撃部門金メダリスト シラク
ロシア出身。ブリザードの中でも狙撃体勢を維持する事が出来る ドラグノフ
イラク出身。一キロ先の獲物も確実に一発で仕留める ナフード
日本出身。今までに撃ち殺した熊の数1000頭以上。伝説のマタギ 山田鬼平
そして彼らは高層ビルの屋上を陣取り、今まさに滝山を狙撃しようとしていた
ディビッド「こちらディビッドだ。滝山を補足。いつでも撃てるぞ」
シラク「滝山だかなんだか知らないが、俺の銃でぶっ殺してやるぜ」
ドラグノフ「フッ、滝山を殺るのは俺だ」
ナフード「滝山…一発で終わらせる…」
鬼平「ファファファ…あれが滝山か、熊に比べりゃかわいいもんじゃて」
そして全員一斉に滝山を狙撃した。だが、その時不可解な事が起こった。全員が引き金を引いた瞬間滝山の姿が消えていた
滝山は空高く飛び上がり、手にした二丁の拳銃でスナイパーたちを次々と正確に撃っていった
ディビッド「バカな…ワアァー!!」
シラク「信じられ…ウギャー!」
ドラグノフ「悪い夢でも見ているようだ…グワーッ!」
ナフード「神よ…オワーッ!」
鬼平「滝山…お前はワシの…ギャワーッ!」
全員滝山の二丁拳銃で眉間を打ち抜かれ即死した。そしてこの滝山狙撃作戦を指揮していた某国高官も、作戦失敗の責任を取らされ銃殺となった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSルポライター」
みちる「俺の名前は花みちる22歳。フリーの敏腕ルポライターだ。一週間前からあの滝山を追っている。滝山め、今日こそ丸裸にしてやるぜ!」
滝山がホテルから出てきた。すかさず、みちるが滝山に駆け寄った
みちる「滝山サンさァ、そろそろ話ぐらい聞いてくれたっていいんじゃないの?」
滝山「………」
滝山は無言のまま早足で通り過ぎた。そして細い路地へ入っていった
みちる「ヘッ!逃げようったって、そうは問屋が卸さないぜ!」
みちるも滝山の後を追って路地へ入った
みちる「あっ!」
すると、路地裏に滝山は居らず、ヤクザが待ち構えていた。そしてヤクザにボコボコにされ、鼻と鼓膜と肋骨と両腕と両脚の骨を折られてしまった
みちる「ウーッ!ゲホッ!ゲホッ!ハアッ…ハアッ…これぐらいで参ったする花みちる様じゃないんだよ…へへ…こいつァますますきな臭くなってきやがったぜ」
そして滝山が車に乗り込むのが見えた。みちるはオートバイにまたがり滝山の車を追跡した
みちるがバイクで走っていると、いきなりみちるのバイクの前に大型トレーラーが割り込んできた。さらに左右、後方にも同じトレーラーがみちるのバイクに幅寄せしてきて、みちるのバイクは四台の大型トレーラーに囲まれる格好となった
みちる「な…なんだこいつら…」
すると突然前方のトレーラーの荷台のドアが開いたかと思うと、急にバックしてきてみちるをバイクごと飲み込もうとしてきた
みちる「わーーっ!」
みちるは何とか避け、トレーラーの間をすり抜けた。そして滝山の車を追跡していると、人気のない工事現場に辿り着いた
みちる「こんな所で何をしようってんだ…」
滝山を探そうと工事現場を歩くみちる。するといきなり足場が崩れた
みちる「わッ!あーー!」
そして深い人為的に掘られたような穴へ落ちた。そして上を見上げると、数十台のダンプカーが殺到してきた。そしてみちるの落ちた穴めがけて一斉に土砂を落としてきた
みちる「やめろー!人がいるんだー!ワーーッ!」
そしてそれが数時間続き、穴は完全に埋め立てられた。翌日、フリーのルポライターが失踪したというニュースが報じられたがすべては闇の中に葬られた
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSエイリアン」
個人で輸入商をやっているおれだが、今回は地球の植民惑星に物資を卸すために、軍隊と一緒に宇宙船に乗ることになった
最も俺の狙いは別の所にあった。一週間前に入った通信ではこの植民惑星で住民が謎の生命体に教われたという報告があったらしい
軍の奴らを出し抜いてこの生物を持ち帰れば一生遊んで暮らせるぐらいの金が手に入るだろう。その為には植民惑星の住民がどうなろうと知ったことか
惑星に到着すると、すでに生存者はひとりも居らず、設備も機能していなかった
兵隊「これはひどい…」
隊長「よし、各員武装しろ」
ゴロー「待ってくれ、ここの設備には何千億ドルという巨額が投じられている。もし壊したら大変だから武装は解除してくれ。それから、もし変なん生物がいたら、絶対に殺さず捕獲してくれ」
全員がゴローの指示に従い、武装を解除して突入する事となった。そしてモニターを通し兵隊に指示を出すために、ゴローは安全な宇宙船の中に残った
~30分後~
兵隊A「な、何だこいつは!うわああぁ!!」
兵隊B「バケモノだ!わあーー!」
隊長「た、退却だーー!!」
ゴロー「おい、隊長。どうした?応答しろ」
兵隊たちは帰って来ず、ゴローの指示で武装を解除したため全滅となった
ゴロー「………ヨシッ!命あっての物種だ!帰るか!ん?何だ、このネトネトは…」
見ると、宇宙船のハッチの所に無色透明の粘液のようなものが大量に付着していた。そして振り返るとエイリアンがいた
ゴロー「ウワーーーー!ッ!!」
エイリアンの強烈な隠し顎の一撃で脳天を貫かれてゴローは即死した。
後日新たにやって来た軍隊によって、この植民惑星に水爆が投下され、エイリアンもろとも宇宙の塵となった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSアーノルド・シュワルツェネッガー」
カリフォルニア州知事にして世界的アクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガー。この度、彼の新作映画の発表会見が大勢の記者の前で行われた
シュワルツェネッガー「私が監督、脚本を手がける新作映画『ターミネーター4』の会見にお越し頂きありがとうございます。まずは皆さんにお伝えしたい重大発表があります
それは、私のライバルとして登場する、ターミネーターZ役には、あの日本の滝山淳太氏を起用したいと思います」
それを聞いた記者たちは驚きの声を上げた。後日、シュワルツェネッガーサイドからの出演オファーを承諾した滝山は早速、撮影に参加することになった
そして何故かいきなり、滝山とシュワルツェネッガーが高層ビルの屋上で殴り合うクライマックスのシーンからの撮影となった
シュワルツェネッガー「ハハハ、滝山。殴り合うと言ってもあくまで演技だからリラックスしてやってくれ。それではアクション!ハアッ!」
シュワルツェネッガーが本気で殴りかかってきた
シュワルツェネッガー「フッ!フッ!ハァッ!」
シュワルツェネッガーが滝山に物凄いラッシュを仕掛けてきた。最早、演技とは思えず、完全に滝山を殺そうとして来ている。そして滝山はビルの端まで追いつめられた
シュワルツェネッガー「ハッハァ!そうさ!こんな映画は嘘っぱちさ!私はただ、地上最強と言われる君と戦ってみたかったのさ!」
子猫「ニャーン」
シュワルツェネッガー「ムッ!い、いかン…!」
その時、子猫がビルの淵から落ちそうになっていた。シュワルツェネッガーは全力疾走で子猫に駆け寄り、子猫を空中キャッチしビルの方へ放り投げた。そしてその身代わりにシュワルツェネッガーがビルから投げ出された
地上真っ逆様に落ちていくシュワルツェネッガー。シュワルツェネッガーは死を覚悟していた。だが、地面に激突しる瞬間、何者かによって受け止められた
シュワルツェネッガー「ウ…私は助かったのか…?な…!滝山!?バカな!何故私を助けた!私は君を殺そうとしたんだぞ」
滝山「フッ…礼ならあの子猫ちゃんに言ってやるんだな」
シュワルツェネッガー「滝山…君って奴は…ワハハハ!私の負けだ!」
こうして映画『ターミネーター4』は無事撮影を終え、興行収入100億ドル以上の大ヒットを記録した
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VSめんたいこマン」
大山店長はスキューバダイビングをしに沖縄の海に来ていた。海の中では色とりどりのきれいな魚たちが泳いでおり、神秘的な世界が広がっていた
ふと見ると、大山店長は海底洞窟のような場所を見つけた。何か珍しい魚が見られるかもしれないと思い、大山店長は喜び勇んで洞窟へ入っていった
洞窟の中は薄暗く、特に何も物珍しい物はなかった。仕方なく引き返そうとした、その時、いきなり明太子に手足が生えたような奇妙な生物が大山店長に襲いかかってきた
大山店長「うがッ!!」
めんたいこマンが跳び蹴りをお見舞いしてきた。そして、手足をハチャメチャに動かして突進してきた
大山店長「がっ…!がっ…!ぐがッ!」
大山店長は大ダメージを受けた。大山店長も負けじとめんたいこマンに必殺両手突きを放った。しかしめんたいこマンに避けられてしまった。そしてめんたいこマンは大山店長に背負い投げを喰らわした
大山店長「ぐわッ!」
大山店長は岩に頭をぶつけて昏倒した。さらにめんたいこマンの猛攻は続く、おもむろに岩に登ったかと思うと、大山店長にフライングボディアタックを敢行した
大山店長「だァッ!」
大山店長は間一髪で避けた。めんたいこマンは自爆してしたたかに地面に体を打ちつけた。そして、大山店長は酸素ボンベのチューブを外し、めんたいこマンにチューブを向けた
チューブから物凄い勢いで酸素の泡が出てきて、めんたいこマンの目をくらませた。そして、そのスキをつき、めんたいこマンに踵落としをお見舞いした
めんたいこマンは倒れた。だが、次の瞬間、めんたいこマンが最後の力を振り絞って起き上がり、大山店長の口の中に飛び込んできた
大山店長「はがッ!」
大山店長の口の中を凄まじい辛さが駆け巡る。大山店長はめんたいこマンを口から吐き出し、めんたいこマンに下段突きを何度もお見舞いした
めんたいこマンは完全に動かなくなった。そして大山店長も激闘のダメージと酸素がなくなったので気絶した
気がつくと、浜辺まで流されて来ていた。そして大山店長は自分と命をかけて戦っためんたいこマンに敬意を表し、海に一礼して、その場を去っていった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSスパルタンX」
ゴローの恋人シルヴィアがMr.Xにさらわれてしまった。ゴローはMr.Xの待つ五重の塔に単身乗り込むのだった
五重の塔の一階に入ると、いきなり男がゴローめがけて突っ込んできた。ゴローは男にパンチをお見舞いし男を殺した。さらに進んでいくと、またもや数人の男がゴローの前後から駆け寄ってきた
ゴローはパンチとキックを駆使しザコを殺したが、一人の男が後ろからゴローに抱きついてきた。抱きつくだけ、という単純な攻撃だがゴローの体力はどんどん奪われていった
ゴローはなんとか男にパンチを食らわし撃退した。今度は男に混じって子供が突っ込んできた。ゴローは子供を殴ろうとすると
子供はいきなり目の前でジャンプしたかと思うと、ゴローの頭に強烈な一撃を加え走り去っていった。怒ったゴローは子供を追いかけて殺した
すると今度はナイフ使いの男がゴローの前に現れた。ナイフ使いがゴローにナイフを投げてきた。それがゴローの肩や脚に当たってかなりのダメージを受けた
ゴローはナイフ使いに接近しようとしたが、ナイフ使いはゴローが距離を詰めようとするとそれに合わせて後退するのだった。さらにナイフ使いはゴローにナイフを投げてくる。ゴローはナイフを喰らいながらもナイフ使いに跳び蹴りをお見舞いして殺した
そして遂に五重の塔の一階を守るボス・棒使いのもとに辿り着いた。しかしその頃にはゴローの体はボロボロになっていた
ゴローは棒使いに跳び蹴りで突っ込んでいった。しかし、棒使いの棒の一撃でたたき落とされ、ゴローは死んでしまった
ゴロー「ワァァァァン」
そしてゴローの死を知ったMr.Xは不気味な声で笑いだした
Mr.X「ワッハッハッハッハッハ」
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS特命係」
地上最強の生物・滝山淳太。その存在はまさに脅威以外何者でもない。その滝山に対し、警視庁特命係の杉下右京と亀山薫が立ち上がった
滝山がレストランで食事をしていると、短髪でジャンパーを着た男が声をかけてきた
亀山「滝山だな。お前を逮捕する」
そしていきなり滝山を羽交い締めにして連行しようとしてきた。しかし、次の瞬間、亀山の手は複雑骨折を起こし、もの凄い力で地面にねじ伏せられた
亀山「…ッッッ!!」
そして滝山はレストランを出ようとした。亀山は立ち上がり滝山の後を追った
亀山「逃がすかよッ!」
亀山が滝山に殴りかかった。しかし、滝山に合気でいなされ、膝、金的、みぞおち、喉、眉間に正確に連撃をお見舞いされた
亀山「げっ!?」
並みの人間なら死ぬであろう激痛にも亀山は耐えた。そして滝山にタックルしてきた。そして滝山を捕まえたまま川に飛び込んだ
しかし、実際には亀山一人で川に飛び込んだだけで、滝山本人は無事であった。亀山は滝山の催眠術にかかったのである。亀山は川底に頭をぶつけて死んだ
杉下「滝山…貴様はしてはならないことをしてしまった…」
杉下右京。東大法学部を主席で卒業し、鳴り物入りで警視庁に入庁した天才である。杉下がスーツに手を入れたかと思うと拳銃を取り出し、滝山に向け、引き金を引いた
杉下「…ッッッ!!」
しかし、引き金を引いても弾が出ない。それもそのはず、杉下の手は滝山の神速の手刀によって破壊されていた
杉下「チッ!」
杉下は乗ってきた車のトランクから日本刀を取り出した。そして折れた手で日本刀を握り滝山に切りかかってきた
杉下「エイヤーー!!」
杉下の起死回生の日本刀の一振りも滝山の無刀取りによってかわされてしまった
杉下「……フッ…フフ…フハハハ!!」
杉下は急に笑い出したかと思うと、車に乗って滝山めがけて突っ込んできた。しかし、そんなヤケクソの攻撃が滝山に通用する訳もなく、杉下の車は崖に突っ込んでいった
警視庁特命係は壊滅した
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSマイク・タイソン」
タイソン「ウ~~…」
タイソンはその日もクラブで大酒を飲み、酔っぱらっていた
マイク・タイソン…言わずと知れた、20世紀最強のボクサーとも名高いかつての英雄。しかし引退した今となっては、全盛時の凄まじいパンチも、鋭いフットワークも全く見る影もない
タイソン「クソッ…いつからこうなっちまったんだ…」
タイソンは今までの人生を振り返っていた。ヘビー級王者としての栄光の時代、そして転落の日々、タイソンは思った。あの栄光の時代にもう一度帰りたい、と
悪魔「その願い、叶えてやろうか?」
タイソン「なっ、なんだオメーは!?」
突然タイソンの背後から黒いローブをまとった老人が声をかけてきた
悪魔「オレはお前ら人間が悪魔と呼んでいる存在だ。お前の魂と引き換えにお前に全盛期の若さをやろう」
タイソン「ほ、本当か!?オレはもう一度あの頃に戻りたい!その為なら何だってする!」
悪魔「よかろう。契約成立だ」
こうしてタイソンは悪魔に魂を売り全盛期のパワーを手に入れた
~数日後~
マンハッタンの街で一人の黒人ボクサーが暴れ回っていた。その人物はなんと、あの全盛時代のマイク・タイソンであった
タイソン「ワハハ!オレは最強だ~!」
全盛期のパワーを手に入れたタイソンは手がつけられず警察も歯が立たなかった。そんな中、一人の日本人がタイソンの前に立ちはだかった。そう、地上最強の生物・滝山だ
タイソン「何だテメーは!どきな!」
滝山「それ以上罪を重ねるな」
タイソン「うるせー!誰もオレを止められる奴はいねー!」
タイソンが滝山に殴りかかった。しかし、滝山はトリプルクロスカウンターをお見舞いし、一撃でタイソンをダウンさせた
悪魔「フン、せっかく全盛期のパワーを与えてやったというのに、情けない。まあいい。魂は貰っていくぞ」
滝山「待て!」
滝山は悪魔を捕まえ巴投げで投げ飛ばした
悪魔「グアアアァ」
悪魔はチリになって消え去った
タイソン「ありがとう滝山。僕は悪魔に騙されていたよ。これからは酒もクスリもやめるよ」
滝山「タイソン…頑張れよ!」
こうしてタイソンは滝山のおかげで更正しまっとうな人生を歩み始めた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSロボコック」
ある日、滝山のもとに天才科学者・ドクター石松からの手紙が届いた
「拝啓、滝山殿。この度は私が開発した料理ロボ・ロボコックで貴殿に料理対決を申し込む
一週間後、武道館特設キッチンコロシアムにて対決とする
」
~一週間後・武道館~
実況「さあ、始まりました!地上最強の生物・滝山VSスーパー料理ロボット・ロボコックによる世紀の料理対決。尚、この模様は生放送で全国にお届けしております」
ドクター石松「ハハハ!滝山よ!逃げずに来れた事は誉めてやろう!だが、私のこのロボコックに勝てるかな?」
ロボコック「ウィーン」
ドクター石松「ロボコックのコンピューターに内蔵されている料理のレシピの数は実に1兆以上!ロボコックに作れぬ料理はない!
今まで1流の料理人と勝負をしてきたが、すべてロボコックの圧勝よ!滝山、貴様も我がロボコックの前にひれ伏すのだ!」
そして滝山とロボコックによる対決の火蓋が切って落とされた
実況「あーーっと!いきなりロボコック凄まじいスピードで料理にかかっています。それに比べ、滝山は何やら釜でお米を炊いているだけのようです」
そして、ロボコックの料理が完成した
実況「あーっと!ロボコックこれはすごい料理だー!和食、中華、フレンチのフルコースだー!審査員の点数もほぼ満点です!最早ロボコックの勝ちは決まったようなものでしょう」
そして滝山の料理も完成した。滝山の料理、それはなんと、普通のおにぎりであった
実況「これは?ただのおにぎりのようですが…パクッ、うンまァーーい!これはァーー!この味はァーー!何といううまさだァーー!
私は今までにこんな美味い食べ物に出会った事はない!審査員も全員満点です!文句ありません!この勝負、滝山の圧勝だァーー!」
ボカーン!滝山が勝利した瞬間、ロボコックは爆発した
ドクター石松「クソッ!ポンコツめ!」
ドクター石松がロボコックの残骸を蹴っ飛ばそうとした
滝山「やめな!そいつは一人の料理人として立派に戦ったんだ。そいつの名誉を汚すことは、俺が許さン」
ドクター石松「滝山…ロボコックよ、すまなかった。わしを許してくれ」
その後、ロボコック2号が作られロボコック2号は人々のためにおいしい料理を作り続けているという
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSテンドーン」
個人で商人をやっている俺だが、今日は1日中事務所に籠もってデスクワークをやっていた。とはいえそれでもやはり腹は減る。今日は外出する暇もなさそうなので出前を取ることにした
~30分後~
バイト「チワース、カツ丼お届けに参りましたー」
ゴロー「ハイ、どうも」
ホクホク顔で丼の蓋を開けるゴロー、しかしそこには
ゴロー「あッ!なんだこりゃあ!カツ丼じゃなくて天丼じゃないか」
しかも天丼の上の二匹のエビが何やらイチャついていた
エビ夫「エ、エビ子さん、ハアハア」
エビ子「ダメよ、エビ夫さん。人が見てるわ」
ゴロー「クソ…!こいつら…死ねッ!」
怒ったゴローは天丼を床に叩きつけてエビ子を踏み潰した
エビ夫「あ~!!エビ子さん…おのれ!井之頭五郎め…絶対に復讐してやるぞ…!」
こうしてエビ夫は怪獣テンドーンとなった
~三日後~
ゴロー「ふう、今日もまた部屋でカンヅメかあ。嫌ンなるなあ、もう」
ガシャーン!!その時、いきなり窓ガラスを突き破ってエビの化け物みたいな奴が部屋に飛び込んできた
ゴロー「わッ!何だァ?」
テンドーン「井之頭五郎!復讐に来たぞ!」
テンドーンが目から怪光線を放ってきた。それがゴローの目に当たってゴローは失明した
ゴロー「目が!目がァ!」
テンドーン「死ねッ!!」
テンドーンが強烈なエビキックを放つ。まともに食らったゴローは吹っ飛んで意識を失った
テンドーン「エビ子…見てろよ…」
テンドーンがおもむろにタンスの上によじ登ったかと思うと、いきなりジャンプしてきて鋭利な頭部でゴローを突き刺そうとしてきた
ゴロー「うがッ!!」
ゴローは腹を刺されて死んだ
ゴローに復讐を果たしたテンドーンは天国でエビ子と永遠に幸せに暮らしたという
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSシャーロック・ホームズ」
大山ハンバーグは開店から20余年良心的価格と庶民的味わいで地元の支持を
受けているレストランだが、今年9月に大山店長が店内で体験したほど奇妙で
不可解な事件も初めてであっただろう。
ベイカー街にその店長と呉と名乗る二人が飛び込むように訪ねてきたのは
ロンドンにしては珍しく1日中太陽が出ている日だった。
(中略)
「ああ!私は今ほど神の存在を疑ったことはありません!私は店を任されて
以来常にお客様に満足を届けようと努力していたというのに、あの客は…!」
一気に意気込んだあまり失神してしまった店長をブランデーで気づかせてやると
ホームズは静かに語りだした。
「実に興味深い事件ですね。つまり、その客は、食事にはほとんど手をつけずに
千円を払うと突然わめきだし、アームロックを仕掛けて店を出た、と。
君はどう思うワトソンくん」
「時刻は昼過ぎで、一見サラリーマン風の人間であれば当時は相当な空腹であった
ことは容易に想像できる。それでいて食事にほとんど手をつけていない。
しかも客は一見で恨みを買う覚えもない」
「呉さん、その客は何とわめいていたのですか?」
「ハイ。『モノを食べるトキは誰にもジャギされず有情で救われなカサンドラ』と」
(中略)
ホームズが手がけた事件は多いが、ここまで見事に迷宮入りした事件は珍しい。
私はこの記録を公表することを躊躇ったが、ホームズはむしろ私にこう勧めた。
「ぜひ公表してくれよワトソンくん。自分の傲慢を戒めるためと、このままだと
僕は罪の意識で一人で豊かに食事をできなくなってしまいそうなんでね」
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSミクロソルジャー部隊」
地上最強の生物・滝山。その戦闘力は一国の軍事力さえ凌駕し、白兵戦で滝山を倒す事は不可能に等しい。そこで某国は恐るべき作戦を思いついた
その恐怖の作戦とは、ミクロ化した兵士の部隊を滝山の体内に送り込み、その内部から細胞を破壊、滝山を死に至らしめるというものであった
マック隊長「この一年、諸君ら10名の隊員はこの厳しい訓練によく耐えてくれた。そして、今日、滝山の死によって今までの苦労が報われるのだ。それではこれより滝山の体内に入り込む!ミクロガン照射」
ミクロガンを浴びたマック隊長と兵士たちはみるみるうちにミクロサイズになり、滝山の耳の穴から侵入していった
マック隊長「これが滝山の体内か…よし、作戦通りに滝山の心臓を破壊するぞ」
隊員A「ハアハア…ウ」
その時、隊員の一人が滝山の体内の障気に当てられたのか、倒れて死んだ
マック隊長「クソッ…急ぐぞ!隊員の死を無駄にするな」
いきなり滝山の体内の白血球とマクロファージが襲いかかってきた
隊員B「ウギャー!」
隊員5、6人が白血球に食われていった
マック隊長「ウオオオ!」
マック隊長は銃を乱射して白血球とマクロファージを撃退した
隊員C「うわー!」
隊員の一人が滝山の血液の激流に流されようとしていた
マック隊長「いかン!俺に掴まれ!」
隊員C「隊長…自分には構わず、先に行って下さい…」
そしてその隊員は自ら手を離して激流に飲み込まれていった
さらに進んでいくと、もう少し、という所で滝山のTキラー細胞がマック隊長らの前に立ちはだかった
マック隊長「クソ…時間がないというのに」
隊員D「ここは自分らが引き受けます!隊長は先に」
マック隊長「しかし…」
隊員E「帰ったらお袋に伝えて下さい…俺は力一杯戦ったと…」
マック隊長は涙を飲んでひとり滝山の心臓部へと急いだ。そして遂に滝山の心臓に辿り着いた。
滝山の心臓に爆弾をセットしようとすると、滝山の白血病や細胞が押し寄せてきた。そしてあっという間に数千万の細胞に取り囲まれた
マック隊長「…うわ~~!!」
マック隊長は銃を持って細胞に突撃していった。ミクロ部隊は全滅した
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSビッグオー」
個人で輸入商をやっている俺だが、今日は海外の街に商品の買い付けにやって来たのだ
ゴロー「パラダイムシティ…メモリーを失った街…か。フフ、まるで俺のようだ。案外、日本の雑貨なんか珍しくて買ってくれる人がいるかもしれないな」
車を走らせていると、巨大な家が目に入った
ゴロー「金持ちの家っぽいな…ヨシッ!飛び込み営業といくか」
その建物は、この街随一の交渉人・ロジャー・スミスの邸宅であった
ロジャー「いきなりアポなしで来るとは感心しないな。また出直して来てくれたまえ。失礼する」
ゴローはロジャーに簡単にあしらわれてしまった
ゴロー「ッッ!!~~!!」
ドロシー「ロジャーはいつもああなのよ。あなた、服も扱っているのね。私に似合う服は無いかしら」
ゴロー「…うるさいッ!このくそアンドロイドめ!これでもくらえッ!」
ゴローはドロシーにアームロックを極め、関節を破壊した
ドロシー「…………!!」
そしてドロシーを誘拐して火力発電型メガデウス・ウオーンに乗って街を破壊しだした
ゴロー「クソッ…腹いせにこんな街ブッ壊してやる!」
ロジャー「ミスター個人商人。商談は決裂したが、君は私の怒りを買う事には成功したようだ。ビッグオー、アァァクション!」
大地を割ってゴローの前にビッグオーが現れた
ゴロー「ちッ!死ねッ!」
ゴローのメガデウスがビッグオーにアームロックをしかける。しかし、ビッグオーは地に根を張ったようにビクともしない
ロジャー「ビッグオーの轟腕がそんなものでどうにかなるとでも思っているのか」
ビッグオーの目から出たビームで両腕を焼き切られた。そして、ロケットアンカーで串刺しにされて、身動きが取れない状態でミサイルの一斉射撃を喰らわされた
さらに、その時点で戦闘不能のゴローのメガデウスにサドンインパクトの一撃をお見舞いした
ロジャー「私とビッグオーの怒りはまだこんなものではない。喰らいたまえ!」
そして吹っ飛んだ所に追撃のO-サンダーで蜂の巣にされ、ゴローは死んだ
ロジャー「ドロシー無事だったかい?君には迷惑をかけてしまった。お詫びといっては何だが、あの男の残していった洋服らしい。君の趣味に合うといいが…」
ドロシー「…最悪のセンスだわ。あなたもあの人も」
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSあぶない刑事」
神奈川県警横浜港署の名物コンビ・タカとユウジ。今回彼らが追っているヤマ、それはあの地上最強の生物・滝山であった
タカ「滝山め、今日こそ豚箱にぶち込んでやるぜ」
ユウジ「フッ、熱くなるんじゃないぜ、タカ」
タカとユウジが歩いていると、前後から滝山の手下と思われるヤクザが8人ぐらいドスをもって全力疾走で突っ込んできた
タカとユウジは容赦なくヤクザを射殺した。すると、今度はタカとユウジの左右からドスを持ったヤクザが12人ぐらい狂ったように突っ込んできた
しかし、そのヤクザもタカとユウジに射殺された。今度は前後左右からドスを持ったヤクザ20人が突っ込んできた
タカ「こいつらしつこいぜ!」
ユウジ「タカ、こいつを使え」
タカとユウジはマシンガンでヤクザを皆殺しにした。その時、ヘリが飛んできてドスを持ったヤクザ30人がパラシュートで降下してきた。しかし、ヤクザ達は着地する前にタカとユウジに射殺された
すると、今度は四方八方と上空から100人のヤクザが突っ込んできた。タカとユウジは60人ぐらい殺したが、弾切れになったので20人ぐらい殴り殺した。そしてヤクザから拳銃を奪い取って残りを殺した
またヤクザの増援300人が突っ込んできた。今度のヤクザは全員防弾チョッキを装備しており、かなりしぶとかった。それでもタカとユウジは100人ほど殺したが、その時、タカが一人のヤクザに刺された
タカ「ぐわ!」
そして堰を切ったようにしてヤクザが次々とタカを、まるで黒ヒゲ危機一髪みたいに刺してきた
タカ「があ~~…!!」
ユウジ「タカッ!こいつらーー!!」
ユウジが切り札のダイナマイトを投げてヤクザを吹っ飛ばした。すると背後からヤクザが全力疾走してきてユウジを刺した
ユウジ「いてッ!くっそーー!!」
ユウジはそのヤクザを殴り殺した。だが、四方八方から8人ヤクザが突っ込んできてドスで刺された
タカ「……どうやらおれたちもヤキが回ったらしいな」
ユウジ「…ああ…今度ばっかりはダメかもな…」
全方位から大量のヤクザがタカとユウジめがけて殺到してきた。そしてタカとユウジは滝山の配下のヤクザに捕まり、東京湾に沈められた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS破戒僧バルゴス」
~チベット・ヤルタ寺院~僧「バルゴスが逃げ出したぞーー!!」
僧「大僧正、大変です!地下に幽閉していたバルゴスが壁を壊して逃げ出しました!!」
大僧正「むう…バルゴスを自由にするなど、まさに虎を野に放つようなもの…しかし、バルゴスの奴め一体どこへ…」
僧「大僧正…バルゴスの地下牢の壁にこんなものが…」
地下牢の壁には血をなすりつけた字でこう書いてあった
「日本へ向かう。敗北を知るために」
~一週間後、日本・東京~滝山の前に突然、大きな虎が現れた。しかし、滝山は全く動じていない
バルゴス「フッフフ…我が愛虎シヴァを前にして全く動じないとは流石は対した胆力よ…貴様滝山だな!
我は破戒僧バルゴス!貴様と決闘をしに参った!ハッハッハ!まずはこれでも食らえ!」
バルゴスが経のようなものを唱えると暗雲が立ち込め物凄い雷雨が降ってきた。そして豪雨はやがて大津波となった。しかし滝山は全く動じない
バルゴス「ハッハッハ!幻と見抜いたか!ならばこの幻はどうかな?」
今度は津波から一転して火炎地獄が滝山を襲う。しかし、所詮は幻の炎。滝山の強靭な精神力の前に通用しない
バルゴス「遊びはここまでだ!」
バルゴスがおもむろに背負っていた刀を抜いて天に掲げた
バルゴス「ハッハッハ!これぞ聖剣グラム!雷を断つ剣なり!」
バルゴスが刀を振り回して突っ込んできた。が、滝山にはかすりもしない。そしてバルゴスに滝山の頭蓋砕きが炸裂した
バルゴス「げっ!」
頭の骨を砕かれたバルゴス。バルゴスを凄まじい吐き気とめまいが襲う
バルゴス「アウウ…」
さらに滝山はバルゴスの頭を強く踵で踏みつけた
バルゴス「ギャアー!やめてくれー!これ以上頭は殴らないでくれー!」
バルゴスの虎がバルゴスを心配して駆け寄ってきた。滝山は虎を睨みつけると、虎はビビって逃げていった。その時、サラリーマンが通りかかった。バルゴスはサラリーマンにすがる気持ちで叫んだ
バルゴス「助けてっ!こ、殺される!警察を呼んでくれーー!」
だが、サラリーマンは見て見ぬふりでそそくさとその場を去っていった
滝山に半殺しにされたバルゴスは次の日一番の飛行機でチベットへ帰った
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS絵の中の怪物」
個人で商人をやっている俺だが、長い事この仕事をやっていると時にはいわく付きの代物に出会う事がある。今日はあるルートから奇妙な絵を手に入れた
荒れ果てた暗い野原に廃墟のような小屋があり、その小屋の中にグロテスクな怪物が姿を覗かせている、という不気味な作品である
とある無名作家の遺作らしいが、何故かこの作品に不思議な魅力を感じた俺は大枚をはたいて購入するに至ったのだ
ゴロー「ウーン、不気味だが中々味のある絵じゃないか。これを期にギャラリーを始めるのも悪くないな」
~翌日~
ゴロー「ん?気のせいかな、この絵の中の怪物が動いているような…」
見ると、昨日までは小屋の窓から姿半分を見せていた怪物が、今日は全身が見えるようになっていた
~さらに翌日~
絵を見ると、今度は怪物の姿が消えていた
ゴロー「アレ?怪物がいない?まあ気のせいだろう。最近疲れてるからな」
~その夜~
ゴロー「うーん…うーん…はッ!ここは?なんでこんな汚い小屋の中にいるんだ…」
するとその時、小屋の隅で何かが動いた
ゴロー「誰だッ!」
???「ははは!俺だよ!」
ゴロー「あッ!ウワー!!お前はあの絵の中の怪物じゃないか!」
怪物「ははは!そうさ!俺を描いた画家はこの絵を完成させた後に自殺した。この世の全てを呪ってな…そして、その怨念が俺に宿り命を与えたのだ!グフフ…今日は久しぶりに生きのいい餌が食えそうだ」
部屋の隅には怪物の餌食になったと思われる無数の骸骨が転がっていた
ゴロー「ウワー!く、来るなー…誰かー!誰か助けてくれー!」
怪物「ははは!ムダだムダだ!ここは絵の中だ、誰も来れはせん!」
怪物がゴローににじりよって来た
ゴロー「やめろ…よせ…ウワーーー!!」
~数日後~
ある古びた画廊に飾られた一枚の絵、そこにはあの不気味な怪物が次の獲物を待って不気味に笑っていた
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VSコロボックル」
大山店長は山へ山菜採りに来ていた。紅葉の季節を迎えた山々の景色の美しさは大山店長の荒んだ心を癒やしてくれた
そしてワラビ、ぜんまいなど様々な山菜を採っていく。大山店長は思った。全く山って奴は自然の生んだ食材の宝庫だ、と。我々はもっと常日頃から自然に感謝しなくてはならない、と
大方、山菜も取り付くし日も暮れて来たのでそろそろ帰ろうとすると、蕗の葉の影で何か小動物のようなものが動いた。覗いてみると、葉の影から小人が飛び出してきた
コロボックル「キャッ!」
大山店長「ヤヤ!」
突然の出来事に驚いた大山店長はコロボックルに正拳を繰り出した。正拳突きがコロボックルの顔面にクリーンヒットしたものの、まるで柳の枝に正拳を打ったが如く全く手応えがない
大山店長「だッ!」
今度は大山店長はコロボックルに中段前蹴りをお見舞いした。しかし、これもコロボックルには効いていない。コロボックルは蹴りの風圧で宙に舞い上がった
コロボックル「キャーキャー!」
やがてコロボックルは友達を連れてきた。そして大山店長を中心に踊り始めた
大山店長「くわッ!?ハァアー!!」
大山店長はコロボックルたちの踊りに取り乱して狂喜乱舞し、回転しながら滅茶苦茶に正拳や蹴りを打ちまくった。だが悲しいかな、コロボックルにはまったく効いていない
大山店長「ぐわッ!」
そして大山店長は転倒して石に頭を強く打ちつけた
大山店長「グッ…グッ…がぁ~~ッ!!」
大山店長は地面に寝そべりながらも手足をバタバタ動かしてコロボックルを攻撃した。しかし、そんな攻撃が通用する訳もなく、逆にコロボックルはその大山店長の醜態を見て楽しんでさえいる
コロボックル「キャキャ!」
大山店長「ハアハア…うわぁーーーッ!」
大山店長は何を思ったか、いきなり自分の両手にガソリンをかけライターで火を付けた。大山店長の両手は炎に包まれた。そして炎の正拳突きをコロボックル目掛けて繰り出した
コロボックル「キャ~~!」
コロボックルたちは逃げていった。満身創痍で勝利を勝ち取った大山店長。その心には秋の空に吹く風のような清々しさが広がっていた
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSルパン四世」
個人で商人をやっている俺だが、最近は年末に向けて注文も増え忙しくなり、猫の手も借りたいという様な状況になってきた
そこで、バイトの募集を出した所、一人の男性が応募してきたので今日面接する事になった
ゴロー「週何日来れますか?力仕事は大丈夫?」
男は俺を見るなり飛びついてきた
男「次元~!次元じゃねーの!ひっさしぶりだな~、おい!」
どうやら俺を誰かと勘違いしているらしい。何でもこの男は有名な怪盗の孫のその息子らしい。そして俺はその怪盗の相棒という事にされてしまった
トホホ…こんな奴雇いたくはないが、仕方がない。俺はこの男を雇う事にした。そしてその日から俺の災難は続いた
男は俺の倉庫の品物を盗むばかりか、コンビニやスーパーで万引きを繰り返し、その度に俺は男の身元引受人として何度も警察署に出頭する羽目になった
ゴロー「お前…いい加減にしろッ!」
男「あ~んしんしろって、次元!このルパン四世さまは盗みはやっても殺しだけはやらねーんだな、これが」
この男のせいで俺は自分の仕事もはかどらず、顧客からクレームが続出した。そして注文も途絶え、今季は完全な大赤字となった
どうやら俺は来年食う餅も買えなさそうだ。俺は今日でこの男をクビにしようと決めた。そして男と配達に出掛けた
ゴロー「…その角を右に曲がってくれ」
男「ほいきた!任してちょーよ!オーホホホ!」
男は呑気に車を走らせている。そしてその時、反対車線からパトカーが走ってきた。すると、男は急に
男「やべッ!とっつぁんだ!」
ゴロー「な、何だって?うわ!」
男は叫び、ハンドルを滅茶苦茶に切り、アクセルを目一杯踏み込んだ。そして前方を走っていた原付を引っ掛けて走った。そしてパトカーが追い掛けてきた
男はさらにスピードを上げ、歩行者や車にぶつかりながら蛇行した。後ろではパトカーのサイレンが鳴り響いている
男「オホホホ。さ~すがはとっつぁん、し~ぶといねー。でも、こ~れならどうかな~?」
男はさらにアクセルを踏み車ごと海に飛び込んだ。俺はそこで気絶した
目覚めると病院のベッドで寝ていた。そして刑事が押し込んできて俺の罪状を並べ立てた
殺人、器物破損、業務上過失致死傷、スピード違反、etc…俺は目の前が真っ暗になった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSカードマスターX」
突然、滝山の前に怪しげな覆面の男が現れた
カードマスターX「ワハハ!私の名はカードマスターX!滝山よ!私とモンスター・バトル・ウォーで勝負だ!」
~モンスター・バトル・ウォーとは!?~
全世界で5000億枚の売上を誇る大人気カードゲーム。ルールはお互いのターン毎にモンスターカードや魔法カードを出し合い攻撃をする。先にライフがなくなった方が負けである
カードマスターX「ワハハ!では行くぞ!私のターン!まずはこの三枚のカードを場に伏せる!そして、このカードで攻撃する!地獄の狼ヘルウルフ!」
地獄の狼ヘルウルフ 攻撃力1600 防御力900
地獄の狼「ガオオォ!」
いきなりカードのイラストからモンスターが飛び出してきた
カードマスターX「驚いたかね?このバトルではこの様に本物さながらのモンスターのCGが出てきてプレイヤーを攻撃する仕掛けになっている。そしてプレイヤーが受けたダメージは現実の痛みとなってプレイヤーを襲うのだ!」
滝山の出したカード、プピポー 攻撃力100 防御力200
カードマスターX「ハハハ!そんなカードで何ができる!」
ヘルウルフがプピポーを襲う。しかし、その時滝山は魔法カード「封印の鎖」を発動した。それにより、Xは3ターンの間攻撃できない
カードマスター「フ!一時的に命を長らえたか、だが君のモンスターでは私のモンスターを倒すことはできない」
滝山はもう一枚、プピポーのカードを召還した
プピポー「プピポー!」
カードマスターX「ハッハッハ!まだ分からないか!そんなカードで私を倒すことは出来ん!」
滝山「分かっていないのはお前の方だ…例え弱いカードでも力を合わせれば強くなれるンだ!さらにプピポーを召還!そして魔法カード「合体」!」
プピポーは合体してキングプピポーとなった。キングプピポー 攻撃力5000 防御力4800
滝山「キングプピポー、ヘルウルフに攻撃!キングプレス!」
カードマスターX「何ィー!バカなァー!!」
Xのライフは0となり、滝山の勝利が確定した
カードマスターX「フッ、私の負けだ…君には教えられたよ…カードの強さで勝負が決まるのではない、カードを信じる強さで勝負が決まるのだと」
そしてXは二度とカード勝負で人を傷つけたりはしない、と誓い滝山の前から去っていった
~完~
孤独のグルメSS「ノータコ 怒りの牢獄」
ノータコの街に新しく赴任してきた警察署長ゴンザレス。彼は街に自分の支配下の暴力団を呼び寄せ、街に麻薬を蔓延させた
その結果、今のノータコの街にかつての平和わ無く、暴力と混乱の支配するスラム街となり果てた。何人かの町人がゴンザレスに抗議に行ったが、無事に帰ってきた者は一人もいなかった
そして久しぶりに帰ってきて、変わり果てた街の姿に愕然としたノータコは一人、ゴンザレスの警察署へと向かうのだった。警察署の前にはヤクザが待ち構えていた
ヤクザはノータコを見るなりショットガンを撃ってきた。ノータコは避け、鉄パイプでヤクザ達をタコ殴りにした。警察署に入ると、ヤクザと警官が束になって襲いかかってきた
ノータコは襲いかかってくるヤクザを順に鉄パイプで殴り殺していった。200人くらい倒した所で鉄パイプが折れた。そして警官共が飛びかかってきた
そしてノータコは牢屋に入れられてしまった。牢屋で待っているとゴンザレスがやって来た。そしてゴンザレスはノータコに言う
ゴンザレス「わしの愛人にならないか?」
ノータコ「トキドキOKデス」
そしてノータコは鉄格子に手をかけると鉄格子を破ろうとした。ヤクザ共は止めさせようとノータコを殴ってきた。そしてノータコは鉄格子を破って脱出に成功した。そして鉄格子の破片でヤクザをズタズタにした
ゴンザレスが口笛を吹くとまたぞろヤクザと警官が殺到してきた。ノータコは鉄パイプを両手に持ってヤクザと警官を殺しまくった
そしてヤクザ全てを倒したノータコ。残るはゴンザレスのみとなった。ゴンザレスは言う
ゴンザレス「金と麻薬をくれてやろう。だから見逃してくれないか?」
ノータコはゴンザレスに鉄パイプの破片を投げつけた。鉄パイプが喉に突き刺さってゴンザレスは死んだ
ゴンザレスとヤクザがいなくなった街はかつての平和を取り戻した
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VS謎の男」
大山店長が寝ていると、いきなり壁から謎の黒い男が浮き出てきた
大山店長「ウワッ!」
大山店長は飛び起きて、その黒い謎の男に毛布を浴びせかけ、正拳突きの連打を繰り出した。しかし、大山店長の正拳ラッシュは謎の男に避けられたのか、大山店長の拳は壁に誤爆し、大山店長は拳をひどく痛めた
大山店長「かッ…!くわ~…!」
大山店長は尚も謎の男に金的を敢行する。しかしまたも大山店長の攻撃は空を切り、大山店長は壁に足を打ちつけ足の親指の爪が剥がれてしまった
大山店長「うがッ!」
大山店長の足に物凄い激痛が走る。しかし、大山店長はまだ目の前の謎の男との戦いを止めようとしない
大山店長「だァーーーッ!」
大山店長は謎の男に起死回生の頭突きをお見舞いした。しかし、またも大山店長の頭突きは謎の男を素通りし、大山店長は顔面をしたたかに壁に打ちつけた。大山店長の鼻の骨が潰れる音がした
大山店長「あァ~~~!」
大山は痛さにその場に崩れ落ちた。大山店長は最後の賭けに出た。大山店長は立ち上がり、謎の男にグルグルパンチを放つ。
しかし、何度やっても謎の男に大山店長の攻撃は当たらない。そして、遂に大山店長の攻撃が壁を突き破った
大山店長「がッ!」
そして大山店長は壁の破片で謎の男を刺した。しかし、謎の男には全く効いていない
大山店長「ハアッ、ハアッ…ああ~~…」
大山店長は自分の空手の技が謎の男に通用しない事に憤りを感じ号泣した。そして、謎の男の顔を見上げると、大山店長は愕然とした
謎の男の正体、それは、壁に貼られたゴルフの中島つねゆきのポスターであった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSしつこいひったくり」
ゴロー「まだ5時だってのに真っ暗だな。冬が近づいて来てるんだなあ。さっさと帰って温かいものでも食べよう」
その時、道を歩くゴローの後ろからひったくりが凄い勢いで走ってきたかと思うとゴローのアタッシュケースを盗もうとしてきた
ゴロー「あッ!こら!何だお前は!」
ゴローはアタッシュケースを奪われまいと掴む手に力を込める。だが、このひったくりは、学生時代古武道で鳴らしたゴローに勝るとも劣らない体力を持っており、ゴローはひったくりの手を引き離せない
さらにひったくりがアタッシュケースを滅茶苦茶に振り回して、ゴローの手を振りほどこうとしてきた。ゴローの肩に激痛が走る
ゴロー「誰かー!ひったくりだー!」
しかし、ゴローの叫びむなしく誰も来てはくれない。ゴローはとっさにひったくりに頭突きを喰らわし、アームロックを極めた。するとひったくりは逃げていった
ゴロー「ハアッハアッ…何だったんだ…」
その場を立ち去ろうとした、その時、またさっきのひったくりが十字路の右側から走ってきてアタッシュケースにしがみついてきた
そして凄まじい力でゴローの手からアタッシュケースを引き離しにかかる。二人の力は拮抗しており、引っ張りあいが30分ほど続いた。ゴローはひったくりに金的をお見舞いした。するとひったくりはまた逃げていった
ゴローはひったくりを撃退して安堵のため息をついた。その時、また後ろからさっきのひったくりがアタッシュケースに飛びついてきた
ゴロー「し、しつこいッ…!」
そしてひったくりはゴローにローキックの連打を繰り出してきた
ゴロー「あ痛ッ!」
ゴローの膝の皿に激痛が走る。さらにひったくりはローキックを打つと同時にアタッシュケースを引っ張ってくる
ゴロー「あぁ~~ッ!」
ゴローの脚は限界を迎えその場にへたり込んだ。するとその時
警察「コラーーー!」
その様子を見た警官が飛んできた。ひったくりは一目散に逃げていった。そして逃げ去る際にゴローの頭を一発殴り去っていった
やっとひったくりから解放されたゴローはすぐさま病院にかつぎ込まれた。診断結果は、ムチウチ、肩骨脱臼、左脚靱帯断裂、半月盤損傷、アキレス腱断裂と診断された
~完~
孤独のグルメSS「ゴロー祖父VS高原日勝」
格闘家ならば誰もが一度は夢みる言葉がある。-世界最強の座-
俺は今 闘いの旅に出る。世界の頂点に立つため・・・・あらゆる格闘技の必殺技を手に入れる旅に出るのだ。しかし相手も格闘の世界に己の人生をかけている者たちだ
あんたの奥技を教えてくれと頼んだからといって、誰もそんなことをしてはくれない。やはり拳をまじえてみなければ。自分の身をさらして、相手の技をさそい出す他ないだろう
そうすれば 闘いの中からきっと何かがつかめるに違いない。うまくいけば相手の技をものに出来るかもしれない
-高原 日勝-
この俺の名が世界にとどろくか、それとも・・・・
全てはこれから始まる長い闘いの数々が教えてくれる
-井之頭流古武術創始者-
日本古来の古武術に自己のアレンジを加えた井之頭流古武術の創始者。関節技に精通し、鉄壁の防御を誇る
-必殺技 アームロック ねこだまし-
ゴロー祖父「フッフフ…わしの技を学びたい?よかろう…おぬしの体に刻み込んでくれるわ!」
いきなり高原日勝がゴロー祖父に胴回し回転蹴りを打ち込んできた
ゴロー祖父「ぐふッ!」
みぞおちにクリーンヒットし、アバラを5、6本持って行かれた。さらに高原日勝が素早いフットワークでゴロー祖父を翻弄する。それに寄る年波か、ゴロー祖父はまったくついて行けない
ゴロー祖父「うっ…ハアハア…」
そして高原は気合いためを行い、必殺の一撃を撃つ準備を整えた。それに比べゴロー祖父は動悸と息切れを起こし、その場に膝をついて座り込んだ
ゴロー祖父「ゼヒュー…ゼヒュー……」
高原日勝「でやあッ!」
高原の烈風正拳突きがゴロー祖父の顔面に突き刺さった。ゴロー祖父は吹っ飛んでいってピクリともしない。やがて救急車が駆けつけてきた
ゴロー祖父「フッ…これからはお前たちのような若い格闘家の時代がくる…」
ゴロー祖父は高原日勝に話しかけたが、高原は無視して次の戦いの場に赴いた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS手塚治虫」
最近、街で妙な事件が起こっていた。突然、白いライオンやロボットが現れ人を襲うというのだ。それを聞いた滝山は単身捜査に乗り出した
滝山が歩いていると、噂の白いライオンが襲いかかってきた。滝山はそのライオンに見覚えがある事に気づいた
そう、なんとそのライオンは、あの手塚治虫の作品「ジャングル大帝」のレオではないか。滝山はレオに当て身を喰らわし気絶させた
?「君が滝山か、僕のレオを倒すとは流石だな」
滝山の前に現れたメガネにベレー帽の男、それはなんと漫画の神・手塚治虫であった
手塚治虫「僕が何故生きているのかって?フフ…確かに僕は一度死んだ、だが、悪魔と契約して再びこの世に蘇ったんだ。そして、悪魔にコイツを貰った。描いたものを何でも具現化させる事が出来る魔法のペンさ」
手塚治虫が空中にペンで何かを描いたかと思うと、鉄腕アトムてマグマ大使が現れ滝山に襲いかかった。だが滝山はアトムとマグマ大使を一発で破壊した。そして手塚治虫に連撃をお見舞いし致命傷を負わせた
手塚治虫「アッハッハ。無駄だよ」
いきなりブラックジャックが現れ手塚治虫の怪我を一瞬で治した
手塚治虫「そろそろ遊びは終わりにさせて貰おう」
手塚治虫は魔神ガロンを召喚し、滝山に超重力波を放ってきた。しかし、その時
アトム「先生、もう止めて下さい!」
サファイア「そうよ!昔の優しかった先生に戻って!」
手塚治虫「お、お前たち…えーい!もう後戻りは出来ん!行け!ガロン!滝山を殺せ!」
滝山「悪いが…今だね!」
一瞬、躊躇した手塚治虫の隙をつき、石を投げて魔法のペンを破壊した。すると、手塚治虫の漫画のキャラクターたちは一斉に消えていった。手塚治虫はその場で崩れ落ちた
手塚治虫「僕の負けだ…殺すなら殺せ…」
滝山「…そいつは奴に任せるとしよう…」
すると、手塚治虫のもとに火の鳥が降り立って、手塚治虫を天国へ連れて行った。ちなみに手塚治虫と契約した悪魔は、頭上に雷が落ちてきて死んだ
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS女スパイ」
レイカ「私の名前は、女スパイ・レイカ。人呼んで『スズメバチのレイカ』今、あの滝山に接触するために、滝山を探している。滝山に壊滅させられた組織の恨み必ず晴らしてみせる!」
レイカがジャングルを歩いていると、落とし穴に落ちてしまった
レイカ「あッ!」
そして、落ちた先には様々なトラップでいっぱいのアスレチックの様な場所があった
レイカ「こんな所でくじける訳にはいかない!」
そしてレイカはギロチンが揺れ動く廊下や、電流の走る鉄骨をくぐり抜けてアスレチックを突破した
アスレチックをクリアすると、無数の木の人形で埋め尽くされた部屋へ辿り着いた。そして木人が一斉にレイカに襲いかかった
レイカ「イヤー!ハッ!トォー!」
レイカは得意のカンフーで次々と木人を撃破していった。そして木人の間をクリアすると、今度はプロレスのリングがある部屋に辿り着き、いきなり女子プロレスラーが襲いかかってきた
女子プロレスラーがレイカにクロスチョップをお見舞いしてきた。まともに食らったレイカはマットに倒れた。そして女子プロレスラーがレイカに逆エビ固めをかけてきた
レイカ「あぁッ!くうッ…!」
女子プロがさらにレイカの背骨をおろうと力を込める。しかし、レイカは渾身の力で女子プロを振り解いた。だが女子プロはすかさずレイカに腕ひしぎ十字固めを決めた
レイカ「ああ~!!」
レイカの腕が悲鳴を上げる。レイカは女子プロの頭に膝蹴りを喰らわし脱出した
レイカ「えぇい!」
そしてニンポーカラテをお見舞いし女子プロをダウンさせた。勝利を確信し、リングを出ようとすると、女子プロがレイカの腰に蟹挟みをキメてきた
レイカ「アッ!」
女子プロが最後の力を振り絞りレイカを締め上げる。レイカは日本刀を抜き、女子プロに北辰一刀流の一撃をお見舞いした。女子プロは死んだ
女子プロの部屋をクリアしたレイカ。次の部屋へのドアを上げると、マシンガンを持った黒服がいっぱいいる部屋へたどりついた。そして黒服がレイカに四方八方からマシンガンを撃ってきた
レイカ「キャア~~~!」
レイカは蜂の巣になって死んだ
黒服「滝山様、忍び込んだネズミの始末が完了しました」
滝山「これで今日も安心して眠れるな…」
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VSどせいさん」
大山店長は山へハイキングに来ていた。紅葉に色づく山々や爽やかな木々のざわめきの中にいると、普段の生活のしがらみが消えていくようだった
大山店長はつい、山の深くまで行ってしまい、奇妙な谷に辿り着いた。そこには今までの山の景色とは全く次元の違う風景が広がっていた
すると、大山店長の前に、この谷の住民と思われる奇妙な生物が現れた。その生物は頭から短い足が生えており、顔には非常に大きな鼻がある
そして頭に毛が一本生えており、その先にはリボンが結んである。生物が大山店長に言う
どせいさん「こんにわ、こんばんわ」
そしてその生物は去っていこうとした
大山店長「邪ッ!」
大山店長は先手必勝とばかりに生物に正拳を叩き込んだ。生物は倒れた
どせいさん「いたいです」
さらに谷の奥へ行くと、その生物達の住居と思われる建物があった。建物の中へ入ってみると、やはり生物がいて、大山店長に話しかけてきた
どせいさん「コーヒーのむですか?」
大山店長「ちぇりァッ!!」
大山店長は生物に蹴りをお見舞いした。生物はサッカーボールみたいに飛んでいった。さらに建物の中にもう一匹生物がいた
大山店長はすかさず生物の頭を鷲掴みにして思いっきり揺さぶった。生物は倒れた
どせいさん「くらくらするです」
建物を出ると、さらに大勢の生物が現れた
大山店長「ッだァーーッ!」
大山店長は生物の群の中に突っ込んで正拳と蹴りの乱舞を放った。生物はばたばたと倒れていった
どせいさん「たおれた、たおれました」
どせいさん「ぷぎゅー」
大山店長「ハアッ…ハアッ…」
さすがの大山店長も連戦で疲れが見えてきた。だが、さらに生物が洞穴の中からぞろぞろと湧いて出てきた
大山店長「わァーーーッ!!」
気がつくと、大山店長は山の麓の国道で倒れていた。大山店長は思った。さっきまでの戦いは何だったのだ、俺は夢でも見ていたのか?
だが、見ると大山店長の帽子にあの生物のリボンがくっついていた。大山店長は不敵に笑いながら山を後にした
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSシャーロック・ホームズ」
The Adventure of the Solitary Gourmet
「新幹線内で有毒ガスを二回も散布した輩がいたというが、僕もこうやって煙
を体に入れることで、ロンドンの霧を洗い流すようにしているんだがね」
「笑い事ではありません、ホームズさん。これはれっきとした無差別テロです。
一度目は、新幹線が新横浜を通過し既に停止することのできない状態を見計
らって計画的に散布。二度目も試みたようですが、これは子連れの女性に見
咎められ、短時間で散布をやめ、新大阪で下車しています」
「レストレード警部、一つ助言してあげるよ。新大阪に行こうと思っているの
であれば、無駄なのでやめなさい。我々が向かうべきは、東京だ。
おっと、その前に、ハドソンさんにサンドイッチ弁当を作って貰おうか。
せこい出張でも、少しは旅気分を味わいたいからね」
(中略)
「───以上は私の推理だが、何か付け加えることはあるかね?」
タキヤマは生きのいい顔色をした小太りの小男であるが、鋭敏で愉快そうな大
きな目から、人付き合いがよくて分け隔てなく愛想を振りまく男と見える。
「いや!ホームズさん。見事な推理だ。まるで現場にいたかのようだ!
確かに私はイノガシラと東京で会っている。彼が新幹線に乗るというので、
凶器となったジェットを販売している店を紹介したのも、確かに私だ」
「そうかホームズ!毒ガスはタキヤマが持たせた駅弁に仕込んであったのか!」
するとこの陽気な東洋人は、堪え切れなくなったように大きな笑い声をあげた。
「ホームズさん、これは聖書に誓ってもいいですよ。私がイノガシラに薦めた
のは、ジェットじゃない。ただのシウマイ弁当だったんですがね…」
(中略)
「ゲン」という名の旅慣れた東洋人が変死体で見つかったという記事が新聞に
載ったのは、その翌日のことだった。ホームズはため息をついた。
「イノガシラの背後にタキヤマがいたことは間違いない。しかし、ゲンという
部下を使ってジェットを教唆するという罠までは見抜けなかった。
そして早速、この口封じだ。今回ばかりは僕の頭脳も歯車がズレたよ」
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS最凶死刑囚」
滝山の前に5人の最凶死刑囚があらわれた
シコルスペックドイルを二秒で倒した滝山の前に浜田雅功の嫁があらわれた。
浜田雅功の嫁はいかにも自分が日本の主婦代表みたいな感じにふるまった
滝山は浜田雅功の嫁にパンチを繰り出したが浜田雅功の嫁はまだ自分が日本の主婦代表みたいなトークをやめようとしない
そしてまた浜田雅功の嫁が自分があたかも日本の主婦代表みたいな感じにしつきた
~完~
孤独のグルメSS「大山店長VSワニワニパニック」
大山店長は遊園地に来ていた。学生時代より久々に訪れた遊園地で童心に帰った大山店長は思い切り羽をのばした
ジェットコースター、メリーゴーランド、コーヒーカップ、様々な乗り物を堪能した大山店長は今度は『ゲームコーナー』なる場所へやってきた
そこではメダルゲームやクレーンゲームなどのゲーム機がおいてあった
だが、大山店長はその中の『ワニワニパニック』というゲーム機に興味を惹かれた。そしてコインを入れゲームを開始した。いきなりワニが襲いかかってきた
大山店長「うわッ!」
大山店長は驚きながらワニの頭に手刀をお見舞いした
ワニ「いてっ!」
大山店長の手刀を喰らったワニは引っ込んでいった。だがワニは休む事なく次々と大山店長に襲いかかってくる
大山店長「うおわーーッ!」
大山店長はワニに正拳の釣瓶打ちを放つ
ワニ「いてっ!いてっ!いてっ!」
大山店長「破アァーーーッ!!」
大山店長はワニ共を一気呵成に攻め立てる。だが、その時!
ワニ「がぶっ!」
大山店長「ぐわッ!」
大山店長は遂にワニの一撃を喰らった。例え作り物のワニの一撃と言えど、心のダメージは肉体のダメージ以上である
ワニ「いてっ!いてっ!いてっ!がぶっ!いてっ!がぶっ!」
大山店長「がっ…!がっ…!があ~…!」
既に大山店長の体はワニの攻撃でボロボロである。だが、ワニはお構いなしに攻め込んでくる。大山店長は目を閉じた。そして心眼でワニの動きを読み攻撃した
ワニ「いてっ!いてっ!いてっ!いてっ!いてっ!いてっ!」
大山店長「ホォアァーーッ!!」
大山店長の嵐のような攻撃がワニ共に炸裂する。ワニは次々と穴に引っ込んでいく
ワニ「まいった!こうさんだあ!」
遂にワニは大山店長に負けを認め降参した。そして、いつの間にか大山店長の後ろには多くのギャラリーがおり、大山店長の勝利に大きな歓声を上げた
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからないフランス人の少年」
ゴローは商品の買い付けに、カンボジアに来ていた。
カンボジアは貧しい国である。ほとんどの子どもが学校にも行けず、ロクに食事も取らその時、いきなり意味がわからないフランス人の少年がゴローをチェーンソーで斬りつけてきた
正体のわからないフランス人の少年「アッ!」
ゴローはとっさに避けたが、腕にチェーンソーが当たり出血した。さらに訳がわからないフランス人の少年が、チェーンソーをふり回してきた。チェーンソーがゴローの額に当たり頭から大出血した
正体不明のフランス人の少年「………」
いきなり正体のわからないフランス人の少年が黙り込んだかと思うと「アッ!!」と叫び、物凄い早さでチェーンソーを投げてきた。ゴローの腹に当たり、ゴローは致命傷を負った
ゴローは少年にアームロックをお見舞いした
正体のわからないフランス人の少年「ギャーッ!」
正体のわからないフランス人の少年はゴローの顔面にパンチを喰らわして脱出した。少年の拳には石が握り込んであった
正体のわからないフランス人の少年「アッ」
突然、得体の知れないフランス人の少年がゴローの心臓にニードロップをお見舞いした。ゴローの心臓は破裂した
その後警察が来て、気味の悪いフランス人の少年は鑑別所へ送られた
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS虫歯菌」
シゲル「ウーン、ウーン」
滝山「どうしたんだい?シゲル君、いつもの元気が無いじゃないか」
シゲル「あ、滝山さん…歯が痛くて困ってるんだ。この歯痛のおかげで、テストは0点だし、大好きな野球は三振ばっかりで、僕のせいでチームはぼろ負けさ」
滝山「ハハハ、それは大変だね。一体いつから痛くなったんだい?」
シゲル「それが、もう一ヶ月も前から痛いんだよ。ウーンウーン」
滝山「一ヶ月も前だって!?ちゃんとハミガキしたり、歯医者さんには行ったのかい?」
シゲル「だって、ハミガキはめんどくさいし、歯医者さんって怖くって…」
滝山「いいかいシゲル君、めんどくさかったり、怖くっても、何でもちゃんとしとかないと大変な事になるんだよ」
シゲル「イテテ…はーい」
滝山「ちょっとトイレに行ってくるよ」
そう言い残し、滝山は席を立った。そして
滝山「デュワッ!」
滝山はミクロ化してシゲルの口の中へ入った。シゲルの虫歯の状態はかなり酷く、どの歯もボロボロであった。そして奥歯の上では虫歯菌が歯を堀壊していた
虫歯菌親方「よーし!こいつが終わったら今日は上がっていいぞー!」
虫歯菌「ウィーーッス!」
滝山「コラッ!おまえ等か!シゲルの歯を痛くしているのは」
親方「あん?何だオメーは?仕事の邪魔だ、けえんな!」
滝山「シゲル君の口から出ていけ!」
親方「うるせえ!お前らやっちまえ!」
虫歯菌がツルハシで殴りかかってきた。しかし、逆に滝山に返り討ちにあった。そして親方にダブルパンチをお見舞いした
親方「チクショー!おぼえてやがれ!」
虫歯菌はいなくなった
シゲル「滝山さん!何でか歯が痛いの治ったよ。それで今日ホームランを打ったよ」
滝山「みんなもちゃんとハミガキするンだゾ!僕との約束だ!」
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS極悪サッカーチーム」
個人で商人をやっている俺だが、最近、顧客の同好の氏を集めてサッカーチームを結成した。そして今日は隣町のチームと練習試合をする事になったのだ
ゴロー「今日はよろしくお願いします」
隣町チームキャプテン「いえいえ、こちらこそお願いします」
なーんだ、みんな優しそうな人ばかりじゃないか。ゴト、その時相手チームキャプテンのズボンからスパナが落ちた
隣町チームキャプテン「失礼。自動車整備の仕事をしているもので、いつも持っていないと落ち着かないんです」
ゴロー「そ、そうですか。まあ、お手柔らかに」
そして試合が始まった。ゴローがドリブルで颯爽と敵陣へ突っ込む。だが、その時
ゴローチーム「ウギャーー!!」
見ると、ゴローのチームメイトの一人が敵チームに捕まり暴行を加えられていた
そして、ゴローも背後から頭に強い衝撃を喰らい転倒した。そしてグラウンドに倒れていると、敵チームが全方位からスライディングで突っ込んできた。ゴローはスパイクでズタズタになった
ゴローチーム「わあーーっ!」
ゴローチーム「やめてくれーー!」
敵チーム「おらぁーー!」
敵チーム「死ねやーー!」
既に試合場は地獄と化していた。ゴローチームは全員隣町チームの暴行を受け無事である者は一人もいない
ゴロー「こ、降参だァ!!カンベンしてくれェ!」
隣町チームキャプテン「降参だと?いいだろう、ただし、こいつを頭に被れ」
敵チームキャプテンがおもむろにパンツを脱いだかと思うとゴローの前に差し出した
ゴロー「へ…へ…解りました…」
ゴローは隣町チームキャプテンの脱いだブリーフを頭から被った
敵チーム「ヒャハハハ!本当に被りやがったぜ!」
敵チーム「呆れた野郎だ!」
ゴローチーム「ゴ、ゴローさん…ううっ…」
チームは惨敗し、この日でゴローのサッカーチームは解散となった
~完~
孤独のグルメSS「五郎ハード」
輸入雑貨貿易の為に新幹線に潜入する五郎。
だが、それは滝山の巧妙な罠だった。
「駅の構内で買ってるのは素人ですものね」
「さすが滝山…いいとこ知ってる…」
「よかったじゃないですか ジェットのせいにできて」
「千円んんんんんんんっ…でおつりがくるぞ」
「へへへ おい、シューマイ臭せェ~。誰か温めるシューマイやったんじゃないのォ」
(うわぁまいったなぁこりゃあ)
「周り全部シューマイ臭ぁ~」
(失敗したなぁ…匂いのことは考えてなかった…)
「クサイだろうか、不快でしょうか?」
「たしか干しアンズも…入ってたなぁ… でも…そんなこと言っても始まらないか」(もぐ もぐ
「おっと、こっちに小さいコがいるんで。煙草遠慮してもらえますか?」
ゴローはジェットのせいで歯車がズレた。
~完~
今まで数々の伝説上の生物を追い求めてきた藤岡弘探検隊。滝山はその地上最強の生物としての戦闘力を見込まれ、藤岡弘探検隊に参加する事となった
藤岡弘「いやーぁ、滝山クン、君の噂は聞いているよ。今日は頼りにしているよ」
今回、藤岡弘が求めるのは、アマゾンのジャングルの奥に住むという巨大生物ジャゴーである。藤岡弘率いる探検隊一行は鬱蒼と茂るジャングルに足を踏み入れた
ジャングルは昼間だと言うのに薄暗く、視界が非常に悪い。そしてその時
藤岡弘「危ない!」
いきなり藤岡弘が本気で滝山にコンバットナイフで切りかかってきた
藤岡弘「いや失礼。君の肩に猛毒のサソリがいたものでね…フッフフ」
しかし、滝山の肩にサソリなどは居はしなかった。そして今日は日も暮れて来たので川の近くで野営する事となった
滝山が寝ていると、滝山のテントの前に何者かの姿が見えた。そしてその何者かがテントの中に侵入して滝山を殺そうとしてきた。滝山は背負い投げでその謎の男をテントの外へ投げ飛ばした
月明かりに照らされた謎の男の顔を見ると、なんと、その男の正体とは藤岡弘であった
藤岡弘「フッフフ…そうさ、『ジャングルの奥に潜む魔物・巨大生物ジャゴー』なんて真っ赤なウソさ!私は君とただ勝負がしたかったのだ!そのために、このデタラメな探検隊を企画し、君を誘い出したんだ!」
藤岡弘が日本刀で斬りつけてきた。滝山は無刀取りで藤岡弘の日本刀を奪い取った
藤岡弘「チッ!」
藤岡弘がマーシャルアーツキックを放ってきた。滝山は藤岡弘のキックをドラゴンスクリューで投げ返した。藤岡弘は河原の上で大の字になって動かなくなった
藤岡弘「わあっはっはっは!負けた負けた!まったく、君にはかなわんよ!私の完敗だ!」
藤岡弘は起き上がり、滝山と熱い抱擁を交わした
藤岡弘「さあ…帰ろう…日本へ!」
こうして滝山と藤岡弘の間には強い友情が芽生え、探検隊は日本へと帰っていった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSジャンケン3兄弟」
ゴロー「ジェットのせいで歯車がズレたか…」
女性「キャー!助けてー!」
その時、ゴローの座席の後方から女性の叫び声が聞こえてきた。見ると、頭の異様に大きい三人組の大男達が乗客に暴力をふるっていた
パッパラー「我々はジャンケン3兄弟!この新幹線を乗っ取りに来た!」
グータン「この新幹線の乗客全員が我々とジャンケン勝負をして、勝てば無事に帰してやろう!」
チョッキング「ただし、負ければ我々の奴隷となってもらう!」
男「このお!ふざけるな!」
乗客の男がジャンケン3兄弟に殴りかかった
グータン「ロッククラッシャー!」
チョッキング「ビッグシザース!」
パッパラー「マジックペーパー!」
男「ぐわー!」
男はジャンケン3兄弟の技を喰らい新幹線の窓から叩き出された
パッパラー「さあ!最初にジャンケンで勝負する奴は誰だ!それともこの男の様に叩き出されたいか!」
ゴロー「…俺が相手だ!ジャンケン3兄弟!」
チョッキング「ほう…いいだろう。では、行くぞ!ジャーンケン!チョキ!」
ゴロー「ッ……グー!やった!俺の勝ちだ!」
パッパラー「待てい!今のは後出しだ!」
グータン「我々との勝負に後出しをするとは、覚悟の上だろうな!」
チョッキング「報いは受けてもらうぞ!」
ジャンケン3兄弟「ジャンケンフラーーーッシュ!!」
ゴロー「うわーーーっ!!」
ゴロー「……ん?ここはどこだ?俺は確か、新幹線の中でジャンケン3兄弟に負けて…うわッ!」
いきなり暗闇の中で巨大なグーチョキパーがゴローに襲いかかってきた
そして、さらにグーチョキパーは無数に増え、ゴローを追いかけてきた
ゴロー「だ、誰か助けてくれ~!」
しかしゴローの声は誰にも届かず、ゴローの精神は永久にジャンケン地獄をさまようのであった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSヤンキー狩り」
光「僕の名は竜崎光。16歳の高校生。もう一年も登校拒否をしているいわゆる引きこもりだが、その間ずっと部屋に閉じこもって自己流のトレーニングで体を鍛えてきた
一年間トレーニングをしている内に、僕の中のモンスターが目を覚まし破壊衝動が頭をもたげてきた。そして、ついに今日街へ出てリアルファイトをしてみようと決めた」
光は夜の街に繰り出した。街には所々にヤンキー共が跋扈していた。光はヤンキーの群れの中に突っ込んで、あっと言う間にヤンキー共をボコボコにした
光「こ、これがリアルファイトか。何て面白いんだ」
さらに光はヤンキーの溜まり場のクラブに入っていき、そこにいたヤンキーを一人残らず片付けた
光「僕は強い。強いンだ。ヨシッ、今度はあのメタボなおっさんをやるか」
光が道を歩いていた小太りの男性に襲いかかった。だが、その男は光のパンチを小指で受け止めた
光「何!」
そして、その男は光の体の正中線に正確に正拳突き十連打を叩き込んだ
光「ぐはっ…つ、強い…」
そして光の頭に六波返しを撃ち込み頭蓋骨の縫合を外した。光は顔中の穴という穴から大出血した
光「僕の負けだ…あなたは何者なんだ…」
滝山「…牙を研げ…お前はもっと強くなれる…」
そう言い残し、男は光の前から去っていった
後日、光はその男の言葉通りにトレーニングを続け、街のヤンキーというヤンキーを皆殺しにしてまわった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS黒鎧騎士団」
地上最強の生物・滝山。やはりその存在は他国にとって脅威そのものである。滝山を殺すために某国の大臣は無法無頼のならず者集団『黒鎧騎士団』を動かした
黒鎧騎士団・隊長ガルド「ヘッヘッヘ。滝山を倒した暁には報酬はたんまり頂きやすぜ。ゲヘヘヘ」
遂に滝山を倒さんと狂犬が野に放たれた。ガルド率いる黒鎧騎士団が行軍していると、小さな村が見えた
ガルド「へっへっへ…ここいらで休憩といこうかい。野郎ども!ありったけの金と食料を奪え!女は犯せ!皆殺しにしろ!」
黒鎧騎士団が平和な村に襲いかかった。しかし、村人の思わぬ抵抗に合い団員が30人ほど殺されてしまった。黒鎧騎士団残り70人
滝山を目指し行軍を続ける黒鎧騎士団。すると開けた平原に出た。走っていると、かなり離れた小高い丘に弓兵隊がおり黒鎧騎士団めがけて一斉発射してきた。突然の奇襲に対応出来ず20人ほど弓矢の餌食となったガルド「密集するな!散らばれェ!」
さらに弓矢の次は大砲が乱れ飛んできた。これも対応が間に合わず20人ぐらい吹っ飛んだ
平野を抜けると、狭い岩場に辿り着いた。いきなり上の方で爆発が起こったかと思うと上から物凄い落石が押し寄せてきた
ガルド「上から来るぞォ!気をつけろ!」
だが、避けきれず20人ほど岩石の下敷きになった。そして岩場の出口には滝山に雇われたと思われる傭兵が待ちかまえていた
傭兵「ハッハー!」
傭兵は両手に持ったハンマーを振り回して攻撃してきた。これで6人死んだ。黒鎧騎士団も反撃したが、この傭兵には槍も弓も効かずまさに動く要塞であった
傭兵「ひゃあっはっは!死ね死ね死ね~!!」
黒鎧騎士団はその傭兵に皆殺しにされ、遂にガルドのみとなってしまった
ガルド「くっそー!」
ガルドが剣を構えて突っ込んだ。運良く傭兵の鎧の隙間にガルドの剣が突き刺さった。だが傭兵は倒れる瞬間にガルドにしがみついて自爆してきた
傭兵「ウヒャヒャヒャ!死ぬ時は一緒だ~!」
ガルド「ち、ちくしょォォー!」
ガルドと傭兵は粉々になった。黒鎧騎士団は全滅した
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS犬」
オバサン「井之頭さんは一滴も飲めないんでしたよね。素敵なベネチアングラスを売ったりしているのに」
ゴロー「ええ、前世でよほど酒で痛い目にあった者がいたとみえて」
ブシューーーーーッッ!!!
その時、ゴローとオバサンが話をしていた部屋の隅からガスが吹き出してきた
オバサン「…あ……じゃ…甘……物は……き?」
ゴロー「…何だ……このガスは…?…眠気が……」
オバサン「…ホホ……オホホホホ………」
ゴロー「ウ……ハッ!何だここは!?」
ゴローは気がつくと薄暗い密室のような場所に全裸でいた
オバサン「ようやくお目覚めかいっ!このクソブタ!」
背後からの凄まじい怒声に振り向くとボンテージを身にまとったさっきの顧客のオバサンが仁王立ちでゴローを睨んでいた
ゴロー「何なんですか。これは一体何の真似です」
オバサン「気安く話しかけンじゃないよ!お前の相手はコイツじゃ!」
するとオバサンの横から黒い犬がしゃしゃり出てきてゴローに飛びかかった
ゴロー「う、うわッ!」
犬「ハアハア、ハアハア」
黒い犬が後ろからゴローに覆い被さってきた
オバサン「オラァ!クソブタ!可愛がってもらいな!」
ゴロー「うっ!うわあ~~~!!」
犬「ハフハフハフハフ」
黒い犬はひとしきり行為を終えると去っていった。ゴローは失神していた
オバサン「何寝てんだよクソブタ!起きろ!」
オバサンがゴローの顔面をヒールで思いっきり踏んづけてきた
ゴロー「ウギャー!」
オバサン「いいかクソブタ。今日からお前はアタシの奴隷だ。分かったら返事しな」
ゴロー「はい…ご主人様…」
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVSフリーザ」
ゴロー「ふーん、この辺りには初めてくるけど色々美味しそうな店があるんだな。おっ、パスタの店か。うん、中々よさげじゃないか。ちょうどランチ時だし入ってみよう」
オヤジ「いらっしゃい」
ゴロー「あ、ミートソース大盛りで下さい」
ゴロー「(うんうん、店の雰囲気もいいじゃないか。こりゃあ当たりだな)」
イラン人「オマタシマシタ。ミトソースデス」
なすびのミートソース 600円。たっぷりのひき肉とざく切りのナスが入ったシンプルなもの。600円とは思えないボリューム。ソースは店のオヤジの自家製のもの
ゴロー「ズルズル…うーん美味しい」
オヤジ「おい!何だ今の接客は!」
イラン人「ハイ スマセン」
オヤジ「スイマセンで済んだら警察いらねーんだよ!」
イラン人「オワッ!」
ゴロー「(なんだなんだ…またか…)」
オヤジ「それと、昨日からレジの金が無くなっているんだが、お前盗ったろ!」
イラン人「ワ、ワシチガウマス」
オヤジ「人の話を聞けッ!」
オヤジがイラン人の脳天に強烈なゲンコツをお見舞いした
イラン人「ッッッ!!~~~!!」
ゴロー「人が食べている前でそんなに怒鳴らなくったっていいでしょう!」
オヤジ「何だァ?文句あんのか!ここは俺の店だ!出ていけ」
オヤジがゴローに張り手を放つ。ゴローはまともにくらって店の外にすっ飛んでいった
オヤジ「お前なんかこの漫画から出ていけ!」
ゴローはオヤジによって孤独のグルメの世界から他の漫画の世界へと追放された
フリーザ「何だ?このキャラクターは」
ザーボン「こんな敵はいたかな?」
アプール「どうも怪しいな」
ゴロー「ハ、ハロ~…ナ、ナイストゥミーチュー…(や、やッべ~)」
~完~
孤独のグルメSS「アーノルド・シュワルツェネッガー&シルベスター・スタローン友情物語」
大統領に就任したアーノルド・シュワルツェネッガーは、ダカールで演説をする事になった。しかし、それをよしとしない、宇宙解放戦線は、シュワルツェネッガーを演説中に暗殺する事を決めた
そしてシュワルツェネッガーを守るために、彼の盟友スタローンが立ち上がった
スタローン「ならず者共の相手はオレに任せな。お前は自分の役目を果たせばいい」
シュワルツェネッガー「すまない。相棒」
そしてシュワルツェネッガーのダカール演説が始まった。それにともない会場に宇宙解放戦線の武装したテロリストが押し寄せてきた
テロリスト「ヒャッハー!」
スタローン「きやがったなクソッタレども!きやがれ!片っ端からぶち殺してやる!うおおおォォ!!」
スタローンがマシンガンでテロリストを撃ちまくった。だがテロリストは撃っても撃っても湯水のように湧いて来る
スタローン「ぬおおおォォ!!」
スタローンは手榴弾やロケットランチャーまで持ち出してテロリストを攻撃した。だが、まだテロリストは砂糖に群がるアリみたいにゾロゾロと突っ込んでくる
スタローン「チッ!」
流石のスタローンも焦りが見えてきた。だが、その時だった
シュワルツェネッガー「待たせたな!相棒」
スタローンの背後からシュワルツェネッガーが颯爽と現れた。そしてガトリング砲でテロリスト共を撃ちまくった
スタローン「ハッ!遅かったじゃないか!待ちくたびれたぜ!」
シュワルツェネッガー「ワッハッハ!スマンスマン!これしきのテロリスト、お前なら一人でも行けると思ってな!」
スタローン「フッ!調子のいい奴だ!」
シュワルツェネッガー「さあ!新しい宇宙世紀の幕開けに、ゴミ掃除と行こうぜ!」
スタローン「了解だ!相棒!」
そして二人でガトリングでテロリストを撃ち回った。シュワルツェネッガーとスタローンのコンビはまさに無敵で、あっと言う間に10万人からいたテロリストが全滅した
シュワルツェネッガーは見事ダカール演説を成功させ、宇宙大統領に就任した。スタローンはシュワルツェネッガーの右腕として将軍の称号を与えられた
~完~
孤独のグルメSS「マクドナルドのポテト」
ゴロー「今日はマクドナルドに来たね。マクドナルドのポテトを頼むね。マクドナルドのポテトを1本食べるね。1本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。2本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。3本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。4本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。5本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。6本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。7本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。8本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。9本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。10本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。11本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。12本食べたね。1本減ったね
マクドナルドのポテトを1本食べるね。13本食べたね。1本減ったね」
~未完~
孤独のグルメSS「孤独のグルメ外伝・闘犬伝」
ここに己の拳のみで世界を目指そうとする一人の若者がいた。若者の名は亀山竜輝。そして今日、亀山の運命のデビュー戦が始まろうとしていた
亀山「遂に始まった…この俺の出立の時が…!」
亀山のデビュー戦の相手はタイからやってきたプロポリン・チョチョレナリン(32)だ。戦績は2戦0勝2負というライトフライ級の猛者である
そしてゴングが鳴り試合が始まった
タイ人が笑いながらダッキングしてきた。そしていきなり亀山にクリンチしようとしてきた
亀山「ク、クソッ…!」
タイ人の得体の知れない動きに翻弄される亀山。そしてタイ人は亀山が何もしていないにも関わらずリングに倒れた。ここで1Rが終了した
亀山「ハアッハアッ…1ラウンドは相手に翻弄されたが次のラウンドで取り戻す!」
第2Rのゴングが鳴った。またもタイ人が笑いながら突っ込んできた。そして亀山の目の前で止まったかと思うとリングに倒れた。2Rが終了した
3ラウンド。今度はタイ人は何もせず、始終亀山とタイ人の睨み合いが続いた
そして最終4ラウンド。このラウンドも特になにもなく終わった。勝負は判定に持ち越された。判定は3-0で亀山の圧勝であった
このタイ人に買ったことにより亀山は何故か、いきなり太平洋ランク2位にランクインされた
~つづく~
孤独のグルメSS「透明人間」
ゴロー「ウッヒョー!こいつが透明人間になれる薬か。早速飲んでみよう」
透明人間の薬を一気飲みしたゴローの体はみるみるうちに透明になっていった
ゴロー「やったぜ!透明人間になったぜ!よーし、まずは女風呂を覗いて、それからは金だ。銀行の金庫に入って金を盗みまくってやる」
その時だった。突然ゴローの背後から猛スピードで普通乗用車が突っ込んできて、ゴローは跳ねられた
女「ちょっとォ、今何か跳ねたんじゃないのォ?」
男「いや、何も見えなかったよ。気のせいだろ」
ゴロー「…かっ…うう……誰かッ…病院へ連れてってくれ……」
しかし、透明人間となったゴローの姿は誰にも見えず、ゴローは人知れず死んでいった
~一ヶ月後~
通行人「何かこのへん臭くね?」
通行人「くせッ!マジやべー、くッせ!」
通行人「マジハンパねー」
~完~
孤独のグルメSS「YA☆BA☆I奴ら」
ケンカで全国制覇を目指す二人の男、岡島大作と西健一。すでに国内のめぼしい高校を制覇した二人は今回、日本一のヤクザ、大日本極道会の事務所に乗り込んだ
健一「ここが大日本極道会の事務所かい…ホンマチンケな所やで」
大作「ヤクザがなんぼのもんじゃい!!」
バーーーン!!
二人はドアを蹴破り、建物の中に乱入した
中にいた人「なんじゃい!おどれらは!?」
大作「ちょいと邪魔するでー!」
健一「おらぁー!ケンカじゃあー!かかってこいや~!!」
そして大作と健一の二人は事務所の中で台風のごとく大暴れした
健一「おらおらー!どうしたい!ヤクザちゅうんはこんなモンかい!」
大作「チャカでもドスでも持ってこんかい!」
事務所の中にいた人「す、凄まじいことを!」
事務所の中にいた人「ひ、ひどい!顔を殴るなんて!」
事務所の中にいた人「悪い夢でも見ているようだ!」
二人の大活躍により、事務所の中は嵐が過ぎ去ったかのように壊滅状態となった
大作「チッ!つまらん。東京のヤクザ弱すぎやが!」
すると、事務所の奥からスーツを着た中年が躍り出てきた
中年「や、ヤクザだって!?君達は何か勘違いをしていないかい?」
健一「あ?何やオッサン。ここは大日本極道会の事務所やろが?」
中年「ち、違うよ。この建物は大日本料理学校だよ。大日本極道会の事務所は隣の建物だよ」
大作「……あ…」
健一「……ま、間違えた…?」
そして大作と健一の二人は一目散に大日本料理学校の建物から逃げていった
健一「し、しーましェ~~ン!」
大作「カンベンしてチョ~!」
中年「コリャ~!!この騒ぎどうしてくれるんだー!弁償しろ~!」
~完~
孤独のグルメSS「呉さんの冒険」
呉さん「しかし…豆腐あとひとつの半分しかなくって…」
大山店長「何ィ!じゃあお前ひとっ走り行って豆腐買ってこい」
呉さん「ハイ」
こうして呉さんの大冒険が始まった
店を出るやいなや、いきなりカラスや歩くキノコが呉さんに襲いかかってきた
~未完~
孤独のグルメSS「滝山VSグラップラー 第1話」
東京ドーム地下闘技場の主催者・徳川光成氏より、地上最強の生物・滝山に一通の手紙が届いた。それにはこう書いてあった
「おぬしのために最強のグラップラー(格闘士)を16名用意した。おぬしが地上最強を名乗るならば、この16名のグラップラー達と闘え」
そして滝山は喜び勇んで徳川氏と16人のグラップラーの待つ地下闘技場へやって来た。するとそこには既に一人の大男が待ち構えており、滝山を睨み付けてきた
滝山「ほう、最初の相手は貴様か…」
花山「………」
そしてお互い同時に殴りあった。ガッ!ビシッ!バキッ!ドガッ!二人の殴り合いは完全に拮抗していた。そして観客関で観戦していた花山の子分が言う
子分「親分は今まで一度もしていなかった筋トレの練習を必死でやって来た…今日こ日のためだけに!」
そして花山がさらに滝山にラッシュをかける。だが、滝山は一で花山の背後に回ると花山に金的をお見舞いした
苦悶の表情を浮かべて股関を抑えてうずくまる花山。さらに滝山がはなゃ山に追撃のヘッドロックをきめた。花山は気絶した。そして惨劇が起こった
滝山「お前もうこんなもん必要ねえだろ?」
なんと、滝山が強靭な爪で花山の背中のイレズミをガリガリと引っ掻き始めた
花山「ヒィーーーッッ!!」
花山はさらに気絶した。こうして滝山VSグラップラーの第一試合は滝山に軍配が上がった
~続く~
孤独のグルメSS「滝山VSグラップラー 第2話」
滝山は花山は倒した。そして次の相手は劣海王であった。烈が滝山の背後から凄い猛スピードで突っ込んできたが、滝山に避けられてしまった
光成「あの攻撃をよけおっただと!?」
レツが見えない目潰しを滝山に売ってきた。が、滝矢まにはままるで当たらない。
怒りくるった烈が滝山に組み付いたかと思うと滝山な転蓮華をしかけようとしてきた。だが滝山はまったく聴かなかった
今度は滝山が今度は俺の番だとばかりにレツにアゴにハイキックを入れた
レツ「ワアーーーーッ!!」
烈は意識わ遠くへと消え去った。そして烈のお株を奪うかのように中国憲法を叩き込んだ。烈は全身の骨がバラバラになった
烈「ウワーーー!!」
そして倒れてすでに先頭不能状態にある烈の頭にサッカーボールキックをお見舞いした。烈の首は完全に破壊された
烈「こんな戦いに参加しなければよかった」
滝山「フッ、おまえらよわすぎだぜ」
御老公「や、奴は悪魔か……」
滝山はハニ山に続き、烈にまでも勝ち、これで滝山の二連勝となった
~続く~
孤独のグルメSS「滝山VSグラップラー 第3話」
花山は花山と烈とと圧倒的勝利をおさめた。次なる滝山の相手は、スキンヘッドに空手着を身にまとった空手家の男、大蛇独歩であった
独歩が薄笑いを浮かべながら滝ままにじり寄ってきた。滝山は独歩に腹にボディーブローをお見舞いした。そりで内臓という内臓が全部破裂した。だが独歩は余裕の表情を浮かべながら独歩言う
ドッ「おいらは顔を爆破されたこともあるんだ。これぐらいじゃびびらね~よ」
滝山は独歩んの顔面ンに右ストレートお見舞いした。独歩の顔面がメタメタになた
独歩「根性じゃだれにも負けねーんだよ」
今度は滝山は独歩の頭にハンマーナックルを脳天直撃された。独歩の顔面の穴という穴から大出血して、観客の誰もが今度こそ駄目だろうと確信した
だが、独歩は倒れなかった。なんと独歩はファイティング・ポーズをとったまま立ったままKOされていたのだった
そして小坊主が闘技場になだれ込んできて、独歩をタンカで運んでった。この瞬間、滝山の勝利か決定した。
~続く~
孤独のグルメSS「滝山VSグラップラー 第4話」
滝山は花山と烈か言おうと愚地独歩などの猛者を寄せ付けず、圧倒的な力の差を見せつけて勝ったのだ
そんな滝山の次なる相手とは、あの世界的有名なボクサーのモハメド・アリの息子マホメド・アライJRだた
アライがいきなり闘技場に躍り出てきたかと思うと、滝山に向かって凄まじく速いパンチを放ってきた。そしてそののパンチに合わせ、滝山もパンチを同じく放つ。ガーン!
アライの滝山のパンチ同士が鉢合わせとなった
アライ「ア、アァ~~!!」
そしてアライの右拳だけが粉々になった。当然滝山の拳は全くの無傷である。アライの方が拳をぶ厚いグローブで防護しているにも関わらずだ
アライが逆の拳でパンチを放つ。そして滝山もまたそれに合わせパンチを放つ。ガーン!またも二人のパンチ同士が鉢合わせとなった
アライ「ガ…ガアァ~…」
これでアライの両拳は完全粉砕骨折となってしまった。勿論滝山の拳は傷一つ負っていない。滝山は素手、アライは拳を防護するグローブを装着しているのにだ
そしてアライが滝山から目を放すと、滝山が目の前から消えていた。いや、消えたのではない。なんと滝山は仰向けになり地面に寝転がっていた。そう、アライ・猪狩状態だ
アライ「ッッ?!~~??!」
アライは突然の予期せぬ出来事に完全に取り乱している。滝山は余裕の表情で地面に寝ている
そしてアライがどうする事も出来ずただオロオロしていると、いきなり滝山がその体勢からスライディングで突っ込んできた
アライは両足が完全に破壊され崩れ落ちた。そしてダメ押しに滝山のアッパーを食らった。アライは客席まですごい勢いすっ飛んでった
御老公「グググ…アライでも駄目か…じゃが、次こそは…」
~続く~
孤独のグルメSS「滝山VSグラップラー 第5話」
滝山は烈と花山とトッポとマホメド・アライに圧倒的な力の差で完全勝利した。そんな滝山の次なる相手とは、骨延長手術によって巨体を手に入れパワーアップしたジャック・ハンマーであった
ジャックはドーピングのやりすぎで全身が赤黒く変色し、顔には怒りとも悲しみともつかないような不気味な表情を携えていた
ジャック「ハ、ハァー、ハァー」
ジャックがパンチを放つ。だが滝山にかわされ、ジャックは闘技場の柵に思いっきり突っ込んだ
さらにジャックがラッシュをかけるがパンチもキックもまるで滝山に当たらない。すると、ジャックは滝山に噛みつこうとしてきた
まるで獅子舞のように滝山に噛みつきラッシュをしかけるジャック。そして滝山の耳にジャックが噛みついた
「アァ~~~ッッ!!」
その時、ジャックは口もとを抑えてうずくまった。なんと滝山の耳に噛みついたはずが、逆にジャックの歯がすべて折れてしまった。勿論、滝山の耳は無事である
追いつめられたジャックは滝山に苦し紛れのパンチを繰り出した。だが滝山はジャックの拳に噛みついた
滝山「うわあえら(捕まえた)」
そしてジャックの拳に噛みついたまま滝山は首を勢いよく上下左右に振り回した
ジャック「ウギャー!」
それによりジャックの拳の骨は砕け、指を全て滝山に食いちぎられてしまった。遂に噛みつきという自分の得意分野でさえもジャックは滝山に完全敗北してしまった
そして滝山はジャックにフロントネックロックをお見舞いした。その瞬間ジャックの脳裏に、過去に弟である刃牙にこの技で負けたという苦い記憶が甦ってきた
ジャック「ウギャー!」
滝山「ハーハハハ。どうだァ?この技で負けたお前にとっては地獄の責め苦のように感じるだろう」
そしてジャックは昇天した。グラップラー軍団はまたしても滝山に手痛い一敗を喫してしまった
~続く~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからないブルガリア人の少年」
ゴロー「へ~、ここがブルガリアかあ。ウーン、さすがはヨーグルトの国だなあ」
正体のわからないブルガリア人の少年「ウゥッ…ハアハア…ブルブル…」
ゴロー「ん?なんだ君は?」
正体のわからないブルガリア人の少年「ヒャアッ!」
いきなり正体のわからないブルガリア人の少年がゴローの腹をナイフで刺してきた
ゴロー「うわァ~!!」
そしてそのブルガリア人は走り去っていった
ゴロー「誰かッ医者を呼んでくれー!!」
だが誰も来やしない
ゴロー「ウワァーーー!!」
ゴローはしんでしまった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからない韓国人の少年」
ゴロー「へ~、ここが韓国かあ。ウーン、さすがはキムチの国だなあ」
正体のわからない韓国人の少年「ウゥッ…ハアハア…ブルブル…」
ゴロー「ん?なんだ君は?」
正体のわからない韓国人の少年「ヒャアアッ!」
いきなり正体のわからない韓国人の少年がゴローの腹をナイフで刺してきた
ゴロー「うわァ~!!」
そしてその韓国人は走り去っていった
ゴロー「誰かッ医者を呼んでくれー!!」
だが誰も来やしない
ゴロー「ウワァーーー!!」
ゴローはしんでしまった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからない中国人の少年」
ゴロー「へ~、ここが中国かあ。ウーン、さすがはチャーハンの国だなあ」
正体のわからない中国人の少年「ウゥッ…ハアハア…ブルブル…」
ゴロー「ん?なんだ君は?」
正体のわからない中国人の少年「ヒャアッ!」
いきなり正体のわからない中国人の少年がゴローの腹をナイフで刺してきた
ゴロー「うわァ~!!」
そしてその中国人は走り去っていった
ゴロー「誰かッ医者を呼んでくれー!!」
だが誰も来やしない
ゴロー「ウワァーーー!!」
ゴローはしんでしまった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからないオセアニア人の少年」
ゴロー「へ~、ここがオセアニアかあ。ウーン、さすがはカレーの国だなあ」
正体のわからないオセアニア人の少年「ウゥッ…ハアハア…ブルブル…」
ゴロー「ん?なんだ君は?」
正体のわからないオセアニア人の少年「ヒャアッ!」
いきなり正体のわからないオセアニア人の少年がゴローの腹をナイフで刺してきた
ゴロー「うわァ~!!」
そしてそのオセアニア人は走り去っていった
ゴロー「誰かッ医者を呼んでくれー!!」
だが誰も来やしない
ゴロー「ウワァーーー!!」
ゴローはしんでしまった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからないスロベニア人の少年」
ゴロー「へ~、ここがスロベニアかあ。ウーン、さすがはハンバーグの国だなあ」
正体のわからないスロベニア人の少年「ウゥッ…ハアハア…ブルブル…」
ゴロー「ん?なんだ君は?」
正体のわからないスロベニア人の少年「ヒャアッ!」
いきなり正体のわからないスロベニア人の少年がゴローの腹をナイフで刺してきた
ゴロー「うわァ~!!」
そしてそのスロベニア人は走り去っていった
ゴロー「誰かッ医者を呼んでくれー!!」
だが誰も来やしない
ゴロー「ウワァーーー!!」
ゴローはしんでしまった
~完~
孤独のグルメSS「ゴローVS正体のわからないハンガリー人の少年」
ゴロー「へ~、ここがハンガリーかあ。ウーン、さすがはハンガーの国だなあ」
正体のわからないハンガリー人の少年「ウゥッ…ハアハア…ブルブル…」
ゴロー「ん?なんだ君は?」
正体のわからないハンガリー人の少年「ヒャアッ!」
いきなり正体のわからないハンガリー人の少年がゴローの腹をナイフで刺してきた
ゴロー「うわァ~!!」
そしてそのハンガリー人は走り去っていった
ゴロー「誰かッ医者を呼んでくれー!!」
だが誰も来やしない
ゴロー「ウワァーーー!!」
ゴローはしんでしまった
~完~
孤独のグルメSS 「良く噛んで食べよう」
カランカラン!!
ある一軒の洋食屋に客が来た合図が響きわたった。
ここは、ゴローが懇意にしている洋食屋である。
オフィス街の一等地に存在するが、少し入り組んだ路地に店があるため
昼飯戦争に突入した午後12時を過ぎても殆ど人が居なかった。
滝山に連れて来て貰ってからゴローは、この店を良く利用していた。
他の同僚達は、大通りにあるパスタ屋やらに行ってるらしいが大勢でランチを食べる習慣がゴローには窮屈で溜まらなかった。
食いたくも無いパスタ屋やら胃に溜まらないプレートランチにウンザリしていた。
不思議な事に食べる店の決定権は女性にあり男性は黙ってそこについて行くしかない。
たまにはガッツリ二郎なんて提案してみるが、「え~今日はそんな気分じゃないのよねぇ」と言ってかわされる。
金を出すのは自分なのだから、好きな物を食べても問題ないじゃないか!!と毎回思いながらも
一度固まった集団を抜けるのもなんだか酷く間抜けな気がする。
なので最近は、さも用事があるかの様に振る舞いワンテンポ遅れて出る様にしている。
幸い、向こうもそんなゴローの行動を察したのか最近ではランチのお誘いも来なくなってしまった。
つづく
大体、昼休みの大半を行列に費やすとか馬鹿げてる。
その点ここは昼食時でも必ず座れる、他に知った顔は居ない、何より飯が美味い、実にいい事ずくめだ。
「ゴローさんいつものやつでいいの?」店員の女性が、ゴローにそう尋ねる。
「ええ、おねがいします。ご飯は大盛りで。」それだけ言うと女性はニッコリと笑い店の奥に姿を消した。
数分後
目の前に熱々の鉄板が置かれた。
鉄板の中に乗ってるのはハンバーグ、半熟に焼いた目玉焼き、ウィンナーに付け合せの野菜。
「うん、これこれ。こう言うので良いんだよ!」ゴローは実に満足そうに手元の箸を割り
ハンバーグを箸でつまみ裂いた。
ジュワァ!!
たっぷりの肉汁が、鉄板に飛び散る。
ゴローはそのハンバーグの一片をご飯の上に乗せワシワシとかっこんだ。
焼けたソースと肉の内側から染み出る肉汁の濃厚な味がご飯をすすませる。
一度、喰らい付いたら後は箸の休まる暇など無かった。
そんな胸のすく様なゴローの食べっぷりを女性店員は複雑な表情で見ていた。
一息ついたところで女性店員が口火を切った。
「どうしてゴローさんは、いつもここに食べに来てくださるの?」
その疑問に対してゴローはこう答えた。
「(ここが飯屋だからに決まってるじゃないか!!)・・・・ええっと、飯で悩むのってバカバカしいじゃないですか。自分は、飯なんてものはボリュームがあって不味くさえなければ何でもいいと思ってるんですよ。」
次の瞬間、女性がゴローに向けた複雑な表情は、悲しみの表情に変わっていた。
しかしゴローがそのことに気づく事はなかった。
つづく
孤独のグルメSS「少年」
社長「バカヤローッ!こんな簡単な仕事も出来ねえのか!」
三郎「…………」
社長「チッ!使えねえ野郎だ!これだから中卒は……ン?な、何でえ、おめぇ…」
三郎「う…うおおああぁぁぁ!!!」ガシャーーーン!!
社長「うぎゃーーーーっ!!」
三郎「ハアッ…ハアッ…や、殺っちまった…!」
女子社員「キャーーーッ!!」
三郎「うっ!ち、違うんだ!これはーーー」
ファオファオファオ!!
三郎「チッ!もうサツが来やがった!」
三郎「ハアハアハア…うぅっ、もう駅前にまでサツが張ってやがる…クソッ仕方がない隣町の駅まで行くか…」
警察官「君ちょっといいかな?アッ!お前は!!」
三郎「ワアァーーーッ!!」
警察官「な、何をするか!グワー!!」
三郎「ま、また殺っちまった…」
三郎は警官の拳銃を奪って隣町の駅まで急いだ!
三郎「こ、ここにもサツが…」パッ!!
三郎「うぅっ!」
警察官「むだな抵抗は止めるんだ!君は完全に包囲されている!」
三郎「クソッ!こうなりゃヤケだ!うおーー!」ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!
警察官A「う、撃たれた!」警察官B「顔が!弾丸が顔に!」警察官C「何という奴だ!」
ガーーーン!その時警察官の撃った拳銃の弾が三郎の肩に当たった!
三郎「うっ…やりやがったな…」
警察官「撃てーーー!撃てーーー!」ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!
三郎「ウワーーー!!」
三郎は死んだ。この事件はキレた少年の凶行として大々的に報道された。だがしかし、この三郎少年をこうに至るまでに追い詰めたのはこの社会のせきにんだ
このような悲劇が二度と起こらない為にも我々一人一人が責任を持った社会生活を送るべきなのである。
~完~
孤独のグルメSS「派遣切り」
岡島「部長、お話というのは?」
部長「きみか…スマンがきみはクビだ」
岡島「エッ?そ、そんな…契約は今年いっぱいのハズじゃ…」
部長「なァ~に、君はまだ若いんだ!何とでもなるさ!ワッハッハ!」バタン!
岡島「ウ…ウオオオォォォォォォォ!!!!」
~東京・上野動物園~
家族連れ「ワイワイキャッキャッ」
岡島「どいつもこいつも…幸せそうなバカ面しやがってェ~…この俺様が地獄に叩き落としてやるぜェ~…」
飼育員「な、何ですかあなたは!?ウワッ!な、何をする!」ボカッ!
岡島「うるせェ~!オラッ!カギをよこしな!」
カチャカチャ……
岡島「ヘッヘッへ…クズどもがァァ~地獄を見せてやるぜェェ~」
象「パオーーーッ!」
ライオン「ガァァァ!」
ワニ「シャアァァ!」
客「ウワー!動物たちが脱走した!」
客「顔が!ワニに頭を噛まれた!」
客「げぇっ!ぞ、象の上に人が乗って、ショットガンを乱射してるー!」バアン!バアン!
岡島「オラァオラァ!どうだァ!幸せから地獄に叩き落とされた気分は!?だがまだ俺様の気分は晴れねェェ!オラァ!動物どもこのまま街まで突っ走りやがれェェ~」
岡島と動物たちが動物園の外に脱走しようとした!しかし、その時だった!
警察「撃てーーー!撃てーーー!」
警官隊が岡島をライフルで狙撃してきた!
岡島「ギャアアアアア~~~ッッッ!!!」
こうして元・派遣社員岡島は死んだ。岡島の犯行は人間として決して許されるものではない。だが、岡島をここまで追い込んだのは社会の責任だ
岡島のような人間を出さないためにも、我々一人一人が責任ある行動を取り社会生活を送っていくべきだ
~完~
孤独のグルメSS「大麻」
~T大学~
学生「いやーあ、我々の中でも最も優秀だった花田も来年には大蔵省に入省か」
学生「まったく、さすがは花田。きみは我々の希望の星だよ」
教授「ハッハッハ、私のゼミから花田くんのような優秀な学生が排出されて、私も鼻が高いよ!」
花田「いやあ、教授のご指導のおかげです。では、僕は卒論の総仕上げがあるので失礼します」
ガチャッ
花田「………ハアハアハアヘェへへへ……オレが優秀だとォ~~ォ?俺が優秀なのも、この大麻のおかげよォォ~…」
ブスッ!チュゥ~…
花田「こいつが一番どんな勉強よりも頭に効きやがるゥゥ…こいつがある限りオレ様は常に万年トップよォォ…」
学生「よう、花田。ン、顔色が悪いんじゃないか?」
花田「あ、ああ。ちょっと気分が悪いんだ。悪いが先に教室に行っててくれ」
学生「そうか。気をつけろよ。お前は我々の希望の星なんだからな」
花田「……グゥゥ~…た、大麻を買う金が無くなって来やがったァァ~…ハアッハアッな、何とかしねえと…」
コンビニ店員「いらっしゃいませ!」
花田「か、金を出せ!」
コンビニ店員「ヒッ、アワワ…少々お待ちを…モタモタ…」
花田「早くしねえかアァァ!!」グサッ!
コンビニ店員「ワアァァ~!」ファンファンファンファン!
花田「ゲッ!もうサツが来やがった…」
警察官「ムダな抵抗はやめるんだ!きみは完全に包囲されている!」
花田「も、もうこうなりゃヤケだ!ガアアァァァ!」
警官隊「撃てーーー!」ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!
花田「ギャアアーーー!!」
こうしてT大生・花田は死んだ。将来を約束されたエリートを地獄へと追い込んだものそれは大麻だった
しかし、エリート花田が大麻へ走ったのは社会の責任だ。花田のような悲惨な若者を一人でも出さないためにも、大麻が蔓延した社会を変えていく意識が大切なのである
~完~
孤独のグルメSS「在日」
女性「アウウ~…ヒッ、ヒイィィ~~……」
金「オラァッ!もっといい声で鳴きやがれェェ!殺すゾォォォ!」
女性「も、もう止めてェェ~…アァァ~~~…!!」
金「グヘヘヘ…K国から日本に不法入国してから10年…まったくこの国は天国だぜェ~
それに、この国と来たら自分の国のホームレスや社会的弱者に対しての支援にまったく力を入れず、在日の権利を補強する政策ばかり取り入れてくれやがるゥ~…
そのおかげで俺はレイプをしようが人をブッ殺そうが犯りたい放題って訳よォ~…へへへ…今にもっと仲間を不法入国させてこの国を在日だらけにしてやるぜェェ~…
エへへへ…今日はどの女をレイプしてやるか…オッ、今日はあの女にするか…オラァ!騒ぐなァァ!言うことをききやがれェェ!でねぇと命はねェゾォォォ!」
婦人警官「かかったわね!私は刑事です!あなたを連行します!」
金「しっしまったァァァ…放しやがれェェ!!」ガン!
婦人警官「あうっ!!」
金「…へへ…また殺っちまったァァ~…だが俺には関係ねェ~この国が俺達在日を守ってくれるゥ~」
警官隊「止まれ!貴様は完全に包囲されている!」
金「アァ~ン?日本の腰抜け警察かよォ~俺様は天下無敵の在日様なんだぜェ~?オメーらに撃てるってのかよォ~ォォ?」
警官隊「…舐めるなよ…日本人はな…我慢しているばかりじゃないんだぞ!ウオオォォ!!」
ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!
金「ブゲェェェェーーーー!!!」
在日外国人・金は死んだ。この金のような凶悪極まりない在日が日本にのさばっているのは全部社会の責任だ
~完~
孤独のグルメSS「食品偽装」
~三山フーズ~
社長「アァ~~?小松テメェェもう一度言ってみろォォ」
小松「も、もうこの会社の、あなたのやり方にはウンザリだ!こんな賞味期限がひと月も過ぎたような牛肉を商品として出すなんて、人間としてどうかしてる!!」
社長「チィィ、わかんねェ野郎だなァ~こんな事は大なり小なり誰でもやってる事だろうがァァ。消費者だって違いのわからねェバカばっかりだぜェェ。絶対バレやしねェ~」
小松「あ、あなたにはモラルというものがないんですか…こんな人を騙すようなやり方…私には耐えられない…」
社長「へへへ…小松よォォ~オメーも今までそれで甘い汁吸ってきたんじゃねェかァァァ。それを今さら抜けようたァムシが良すぎるんじゃねェのかァァ?アァン?」
小松「…私も許されようとは思っていない…この事を世間に公表し、償いは受けるつもりです!」
社長「テ、テメェェ…チクろうってのかァァ~…させるかよォォ~!」ガバッ!
小松「ウワッ!何を…グワーー!!」
社長「ウへへ…殺っちまったァ~だが安心しな小松よォ~テメーの死体は挽き肉ミンチマシーンの中に放り込んどいてやるぜェェ」
ファンファンファンファン!
社長「ゲェッ!小松の野郎~すでに警察に通報してやがったのかァ~…」
警官隊「むだな抵抗はやめろ!きみは完全に包囲されている!」
社長「ヒィィ~許してくれェェ……ウソだバカがァァ!これでも食らえェ~!!」
警官隊「撃てーーー!撃てーーー!撃てーーー!」
ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!
社長「ブヘラァァァ~~~!!」
三山フーズはその実態が暴かれ倒産した。だがこのように三山フーズのようなモラルのない企業が現れたのも社会の責任だ
~完~
孤独のグルメSS「裁判員制度」
裁判長「それでは判決を読み上げる。主文、被告人に懲役五年を求刑する」
田中「………」
毒島「グググ…クソッタレがァ~…てめえらの顔は覚えたからなァ~絶対ェ復讐してやるぜェ~」
~五年後~
田中「ふぅ、また残業で遅くなっちゃった、美奈子のやつ怒ってるだろうなあ。でも勇太におもちゃのおみやげも買ってやったし許してもらおう
ただいま~…ン?カギが開いてる?お~い美奈子~今帰った…み、美奈子!勇太!しっ死んでる…!ウ…ウワアァァァ!!!一体誰がこんな事…」
毒島「ヘッヘッヘ…久しぶりだなァ~ァ田中チャンよォ~」
田中「お、お前は…五年前の…」
毒島「ウヘヘヘ…アンタの奥さんい~い声で泣いてくれたぜェェェ…だが、まだこれは始まりに過ぎねェェェ。あン時の裁判員の奴ら全員にも同じ目に合わせてやらねェとなァ~」
田中「ま、待て!ウオオォォォ!!」
毒島「…へへへへ、あの時の裁判員の奴らの顔は全て覚えてるぜェェそして住所もなァ~…さて次はどいつをブッ殺してやろうか」
刑事「毒島だな!逮捕する!」
毒島「チィィ~田中の野郎~もうサツにチクリやがったなァ~」
刑事「貴様のやっている事は完全に逆恨みだ!」
毒島「ヘッヘッヘ…刑事サンよォォ俺ァこの『裁判員制度』って奴に感謝してるんだぜェェ~人殺ししか楽しみのないこの俺に復讐という生きがいを与えてくれやがったァァァ
全くこの『裁判員制度』は俺のような猟奇的殺人者にはうってつけの制度だぜェ~」
刑事「クッ、撃てーーー!」
ガーーーン!ガーーーン!ガーーーン!
毒島「ヒャッハッハッハァ!!」
凶悪犯・毒島は死んだ。毒島のような殺人鬼が野放しになっているのは社会の責任だ
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS EXILE」
あの人気絶頂のEXILEが地上最強の生物・滝山に戦いを挑んできた
まず、EXILEのTSUYOSHIが滝山に殴りかかってきた。滝山はTSUYOSHIにローキックを食らわし返す刀で回し蹴りをお見舞いするとTSUYOSHIは糸の切れたマリオネットのように崩れ落ちた
今度はEXILEのTAKASHIが滝山を鉛筆で刺そうとしてきた。滝山はTAKASHIの頭を思いっきりぶん殴った。TAKASHIはバカになった
次はEXILEのHIROSHIが縄跳びを振り回して突っ込んできた。滝山はHIROSHIの頭を殴った。HIROSHIは狂ったように笑いだした
次はEXILEのSEIYA☆が滝山に火の付いたねずみ花火を投げてきた。滝山はSEIYA☆に金的を食らわした。SEIYA☆は死んだ
次はEXILEのKATSUYANがスケボーに乗って突っ込んできた。滝山はKATSUYANにラリアットを食らわした。KATSUYANは意識不明の渋滞となった
次はEXILEのUQHAKMJMが滝山にソフトボールを投げてきた。滝山はVAG/MPJに飛び蹴りを食らわした。TRGBJMJ.は下半身マヒとなった
次はEXILEのKENがドライバーで滝山の目を突こうとしてきた。滝山はKENの腰を殴った。KENは一生歩けなくなった
次はEXILEのGAIがガラス片で滝山を刺そうとしてきた。滝山はGAIにマシンガンパンチをお見舞いした。GAIは全身の骨バラバラになた
次はEXILEのDJ.Kが滝山を金属バットで殴ろうとしてきた。滝山はDJ.Kにハイキックをお見舞いした。DJ.Kは火ダルマになった
次はEXILEのJAが滝山に靴を投げてきた。滝山はJAに顔面パンチを食らわした。JAの顔面は崩壊した
次はEXILEのGENが滝山に灰皿で殴りかかった。滝山はGENをコンクリに叩きつけた。GENは潰れたカエルみたいになった
次はEXILEのNORIHIROが車で滝山を引こうとしてきた。だが車に乗る前に滝山に捕まりボコボコにされた。NORIHIROは全治100ヶ月となった
~完~
孤独のグルメSS「エテコ ~空の彼方に~」
エテコ「オッス!わしや、エテコや!みんな元気にしとるかな!?わしは今最悪や!パチンコで全財産をスッてもうた!
このままでは生活でけへん!せやから、これから当たり屋でもやって一稼ぎしよう思ってな!
ヨッシャ!今日はあのセルシオにアタックや!やッたるでェ~、根性見せたるでェ~、ヨイショッ!」
パパパパァァーーーッッ!!
エテコ「(…ヘッドライト…眩しッ…神戸ナンバーか…怖ッえ~~…やめときゃよかッた……熱ッ…ぶつかるッ!今ッッ!!)」
ドンッ
エテコ「……ン…ここは、病院…?そうか…わしの当たり屋大作戦は見事成功したッちゅうこッちゃな…これで、今月の借金の利息も返せ…
な、なんや!?あ、脚が動けへンがな!!チ、チンボも、ケツも感覚がまるであらへん!!ウウッ!ク、クソを漏らした事も分からず、おむつを当てられている!?わ、わしの体は一体どうなッてもうたンや!?」
~完~
孤独のグルメSS「ガットン」
ガットン「やあ!ぼくガットン!今日は雪印の工場に来たよ」
雪印社員「ガ、ガットンさん…こ、こいつを飲んでみてください」
ガットン「チョミーーーーー!!は、吐き気が!!」
雪印社員「ごわっはっはっはー」
~完~
孤独のグルメSS「ガッデムマッチ」
男「ふうー、タバコでも吸うか」
男がマッチでタバコに火を着けようとするが、なかなか火が着かない。
シュッ、シュッ……
男「チッ……ガッデム、マッチ!!」
男は叫びながらマッチ棒を振りかざし、力まかせに思いっきりマッチを擦った。すると、次の瞬間!
ボンッ!
男「ワアァーーーー!!!」
なんと、いきなり男の頭が激しく燃え上がった。そう、まるでマッチ棒のように。
~完~
孤独のグルメSS「殺人かくれんぼ」
ある刑務所から凶悪な死刑囚三人が脱走した。彼らを捕まえるために、政府は毒には毒を、と凶悪で残忍な三人のハンターが出動した
ハンターA「ヒャッハー!ぶち殺してやるぜぇ!」
死刑囚A「ヒヒヒ…上等だあ…逆にあの世に送ってやるぜぇ!」
こうして死刑囚VSハンターによる殺人かくれんぼがスタートした
ハンターB「ヒヒヒヒ…どこだあ…?逃げられないぜぇ…」
死刑囚B「ヒャッハー!オレはここでした~!」
いきなり死刑囚Bが木の上から飛び降りてきてハンターBを鉄パイプで串刺しにした
死刑囚B「ヒヘヘヘ…やったぜェ~…」
そしてハンターの銃や装備を奪っていく死刑囚B、だがその時だった
ハンターC「ブヒッ!み、見つけたど…えいっ!」
死刑囚B「いへっ!?」
ハンターCの斧が死刑囚Bの頭にめりこんだ。死刑囚Bは死んだ
ハンターC「うへうへ、やったど。これであにきからおかしをもらえるど」
死刑囚C「そいつは囮だ~!」
いきなり死刑囚CがハンターCの頭上から降ってきて、死刑囚Cの頭にナイフを突き刺した
ハンターC「ぶひっ!?」
死刑囚C「ウヒヒヒヒ…オレ様は無敵だァ…だァ~れもオレを止めれる奴ァいねえ…」
~完~
孤独のグルメSS「オクレの拳 第一話」
TBSによって、今度はあのMr.オクレがボクシングヘビー級チャンピオンに仕立て上げられる事になった。Mr.オクレの挑戦が今始まる
何故か知らないけどいきなりWBA東洋ヘビー級10位にランクインしたMr.オクレは、同じくいきなり同級8位に突然ランクインしてきたタイ人のサマート・シットサイトンと闘う事となった
サマートは0勝3敗という戦績を持つ猛者だ。そして戦いのゴングがなった
サマートがガードを上げて突っ込んできた。サマートはガードを固めているだけでパンチを打ってこない
オクレは何気ない右のパンチを繰り出した。それがサマートのガードの隙間を割り込み、サマートのアゴにクリーンヒットした
サマートはその場に二、三歩後ずさりしてぶっ倒れた。そしてそのままピクリとも動かなくなった。その瞬間、Mr.オクレの勝利が確定した
~完~
孤独のグルメSS「武装ポーカー」
時は近未来、ある酒場に一人の男がやって来た。男の名はゲド。100万ドルの賞金首だ
ゲド「…へへへへ…どいつもこいつも青びょうたんどもがぁ…今日はどいつを殺してやろうか…」
すると、さらにそこにまた一人の男がやって来た。その男の名はジャム。ゲドと同じく100万ドルの賞金首だ
ジャム「ヒャハハ!酒だァ!ありったけの酒をもってきやがれー!あーん?テメーはゲドじゃねェか。ブッ殺してやるぜェ~」
ゲド「ヒヒヒヒ!待ちな、ただ殺りあうだけじゃあ面白くねぇ。どうだい、ここはポーカーで勝負をつけるというのは?」
ジャム「ウヒャヒャ!いいぜェ…おれが勝ったらテメーの頭をふっ飛ばしてやるぜ」
こうして最凶最悪のポーカー勝負が幕を開けた
ゲド「ひへへへ…いくぜ?ショウダウンだ…ヒャハハハハ!!おれはAのフォーカードでした~~~!!」
ジャム「ヒャッハーー!おれもAのフォーカードだーー!!」
そう、二人はイカサマをしていたのだ。そして二人同時にショットガンを乱射した。
ゲド「ウヒャヒャ!ぶえっ!」
ジャム「ウシャシャ!ばっ!」
100万の賞金首、ゲドとジャムは街から消えた
~完~
孤独のグルメSS「覆面」
人気レスラー・獣神サンダーライガーが事故に遭い重体となった。この不測の事態に、新人レスラーがライガーのマスクを被り、代わりにリングに立つ事になった
この新人には負けられない理由があった。彼にはライガーの大ファンである重病の弟がいたのだ。手術を控えた弟の為にもこの試合絶対勝ってみせる。そして試合が始まった
プロのリングは甘くなかった。ライガーのマスクを被った新人は全く自分の試合をさせて貰えずやられっぱなしであった
そして相手レスラーのパワーボムがライガーに炸裂した。受け身も取れない新人はピクリとも動かなくなった。終わった。誰もがそう思った。だが奇跡が起こった
集中治療室のライガーの体から何かが飛び出し、新人の体に乗り移った。新人は立ち上がり、怒涛の反撃を見せた。そして相手レスラーを瞬く間にKOしてしまった。ライガーは勝ったのだ
その瞬間ライガーは糸の切れた人形のように崩れ落ちた。レフェリーがライガーに駆け寄ると、なんとライガーは死んでいた。そう、あのパワーボムを受けた時に新人は即死していたのだ
新人を動かしていた物は一体何だったのだろうか
~完~
孤独のグルメSS「時間を止める男」
ある所に時間を止める力を持つ男がいた。
男は時間を止め、止まった時間の中を自由自在に動き、あらゆる場所に忍び込んでは
大金を持ち出したり、有力者のスキャンダルを暴き、次第に力を付けていった
そして男は弱冠25才という若さで、世界有数の資産家になったが、その翌年、男は死亡した
死因は老衰であった。男の体を検死した所、男の筋肉や内蔵はどう見ても90才以上の老人のそれであったという
~完~
孤独のグルメSS「合わせ鏡」
時計と二つの鏡を用意する。その二つの鏡を向かい合わせ、合わせ鏡を作る。
そして深夜の3時3分33秒にその合わせ鏡の中を覗きこむと、"あるもの"が鏡に写るのだという。
ある時、それを実行した男がいたのだが、そのあるものを見た瞬間凄まじい叫び声を上げて自分で自分の目を潰してしまった。
その後、男は精神病院に運ばれ、何度も何度も「あんなものを見なければよかった」と呟きながら死んだという。
~完~
孤独のグルメSS「覆面2」
死んだと思われた新人扮する重心サンダーライガーだったが、生き返った。そんなライガーの前にネプチューンマンとビッグ・ザ・武道が現れた
そしてライガーにクロスボンバーをお見舞いしてきた。マスク狩りをされたライガーはマスクマンの掟に従って自殺しなくてはならなくなったが
その時、邪悪大神殿に封じ込められていた本物のライガーの魂飛び出してきて、ライガー(新人)に乗り移ってからはライガーは人が変わったようになり
ネプチューンマンと武道を皆殺しにした。その瞬間、ライガーは糸の切れたマリオネットのように崩れ落ちた
新人を動かしていたものは一体何だったのであろうか?
~完~
孤独のグルメSS「笑い女」
その日の俺は何がおかしいのかもわからず一人部屋で笑っていた。その笑い方は尋常じゃなかった。まるで何かに取り付かれたみたいに一晩中笑っていたんだ。
「ちょっとぉ、うるさいですよ。静かにしてもらえませんかぁ」
ドアの外から低い女の声が聞こえてきた。だが、俺の笑いはそれでも止まらなかった
「夜中に迷惑ですよぉ~」
またさっきの女の声が聞こえてきた。今思えばこの声は女なのか男なのかもわからない不気味な声だったが、もちろんその時の俺はそんな事は気にもかけず笑っていた
「いい加減にして下さいよぉ~、もぉ~」
その時ドアの上の窓が開いて、白い女の顔が覗きこんできた。そして大口を開けて狂ったように笑いだした。俺の笑い声をかき消すかのように
「ひゃひゃひゃひゃひゃ、ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
その時、俺の笑いは完全に止まっていたんだ
~完~
孤独のグルメSS「背後」
ある所に徹底して自分の背後を見せない男がいた
移動をする時も壁を背に、寝る時も常に体を仰向けに固定し、食事もトイレも性行為の最中も絶対に背後を見せないとするぐらいの徹底ぶりであった
男が言うには、ある時分から背後に強い視線を感じるようになり、そしてその視線は日に増して強く感じるようになったそうだ
特に背後からの「何か」の気配を感じるのは風呂場であり、洗髪をしている時などはその吐息までも感じるのだという
そして、ある日その背後からの視線は益々強烈になり、遂に男は部屋から出る事さえも出来なくなってしまった
それから数日たち、友人が男の部屋を訪ねると男は死んでいた。男の死体は首が後ろを振り返った状態で、部屋の隅にうずくまっていた
男の顔は恐怖に歪み、髪は真っ白になっていた。一体、男は背後に何を見たのだろうか
~完~
孤独のグルメSS「コーラ」
学校の帰り道に知らないおじさんからコーラをもらった。知らない人からものをもらうなって言われてたけど
そのおじさんの帽子の下の黒い目に睨まれてぼくは断れなかったんだ
そのコーラのビンにはラベルも何にも貼ってなかった。そしておじさんのコートのポケットに入っていたのにキンキンに冷えていた
フタを開けて匂いを嗅いでみると普通のコーラだった。でもどうしても飲む気になれなかった僕は、そのコーラを野良猫のブチにあげたんだ
そしたら、ブチがコーラをなめた瞬間ブチの顔は焼けただれたみたいになって、苦しみながら地面をのたうち回った。びっくりした僕はコーラのビンを落としてしまった
それがブチの体にかかってブチはドロドロに溶けて消えてなくなった。怖くなった僕はその場から逃げ出してしまった
ブチを溶かしたあのコーラは一体何だったんだろう。そしてあのおじさんは何故ぼくにあのコーラを渡してきたのだろうか
~完~
孤独のグルメSS「カーナビ」
深夜、俺はあてもないドライブに出掛けた。そしてちょうど小腹も空いたので前から気になっていた隣町のラーメン屋へ行こうと思いカーナビを起動させた
『次の、進行方向、右、です』
俺はカーナビの声に従ってすいすい車を走らせる。今やこいつさえあれば知らない所だってどこでも行ける。全く便利な時代になったものだ
『目的地、まで、100メートル。次の、進行方向、左、です』
俺は言われた通りにハンドルを左に切る。
「うおっ!」
俺は思わず声を上げ急ブレーキを踏んだ。カーナビに言われて曲がったその先、そこには工事現場の深い大穴があった。もし気付かず突っ込んでいたら…
『…ははは……ははははは……』
よく見るとカーナビは起動していなかった。俺がカーナビの音声だと思って聞こえていた声、それはすぐ隣から聞こえていたんだ。助手席には髪の長い女が座っていた
~完~
孤独のグルメSS「眼鏡」
ある所に眼鏡をかけた男がいた。男は悩んでいた。眼鏡をかけた時にだけ、レンズの内側に何か人影のような物が写って見えるというのだ。
男は眼鏡を何度も新しい物に買い変えたのだが、それは眼鏡を変えた所で同じだった。しかもレンズを拭いても拭いてもその人影は確実に写るのだった
そこで、男は眼鏡を辞めコンタクトレンズを使う事にした。これであの不気味な人影ともおさらばだと思ったのだが、今度はコンタクトレンズをつけた時にだけあの人影が見えるようになったのだ
しかも、その人影は眼鏡をかけた時よりも鮮明に写るようになった。どうやらその人影は女であるらしい
業を煮やした男はレーシック手術を施し視力を回復させた。これで眼鏡やコンタクトを使う事もない。あの女を見る事もない。だがそれは間違いだった
なんと男の視界にあの女がはっきりと写っているではないか。しかもそれはコンタクトの時よりも鮮明だった。女はこっちを見て笑っていた。そしてゆらゆら左右に揺れながらにじり寄ってくる
男は自分で両目をくり抜いて自殺した。
~完~
孤独のグルメSS「スパイダーマン」
僕の学校に伝わる怪談のひとつに「スパイダーマン」というものがある。映画のスパイダーマンのように真っ赤な人間が放課後の校舎の壁を登っているのだ
このスパイダーマンをもし見かけたら、絶対にスパイダーマンに声をかけたり、見つかったりしてはいけない
もし見つかったら、後ろを振り返らずに全速力で逃げること、それがスパイダーマンに出会った時のルールだ
でも、僕はこの前、スパイダーマンに出会ってしまった。運動会の打ち合わせで居残りしていた僕はふと、上を見上げると校舎の非常階段の壁をスパイダーマンがよじ登っていた
やばい!と思った時には遅かった。スパイダーマンの真っ黒な目と合ってしまった。スパイダーマンが凄い速さで壁を降りてきて僕の方に迫ってきた
僕は振り返らずにダッシュで逃げた。でも、非常階段の上までいたスパイダーマンはもう僕のすぐ後ろまで来ていた
スパイダーマンの叫び声が後ろから聞こえる。僕は、振り返ってしまったのだ。後ろを。スパイダーマンの黒い目が迫ってきて僕は気を失った
あれ以来僕は上を向いて歩いた事がない。ずっと下を向いて歩いている
~完~
孤独のグルメSS「肩パン」
夜のバス停でバスを待っていたら知らない子どもがいきなり「肩パンやろうぜ」と声をかけてきた
気持ちが悪いので僕は断ったら、その子どもは狂ったように泣き喚きながら「肩パンやろうよ~」と言ってくる
どうしてもそんな知らない人と肩パンなんかする気になれなかった僕は断り続け、心の中でひたすら早くバスが到着する事を祈った
だが、その子どもは顔をくしゃくしゃにして僕の方を見てバス停のベンチや柱に八つ当たりをしている
しょうがないので、一回だけ肩パンをやってやろうとしたら、暗がりから木刀をもったヤンキーがぞろぞろとやってきた。どうやらこの子どもは、ヤンキーのうちの誰かの弟らしかった
するとそこでバスがやってきた。僕は死に物狂いで飛び乗った。バスの後ろを見るとヤンキー達と子どもが狂ったように追い掛けてきた
あの時バスが来なかったら僕は一体どうなっていたんだろう
~完~
孤独のグルメSS「殺人マシーン」
私は某中小プロレス団体でレスラーをしている。これは、私の身に実際に起こった出来事である。
ラスベガスの大ホールでメインで試合をすることになった私は、初の大舞台に胸を踊らせていた私をリングで待っていたのは、謎の覆面レスラー「デストロイ仮面」であった
試合前に握手を求めるも彼は、全く反応せず、ゴングがなったかと思うと突然レフェリーを押しのけて私に凶器攻撃をお見舞いしてきた
流血する私にも構わずデストロイ仮面は容赦ないストンピングを的確に私の頭部に浴びせてくる。そしてすでに意識朦朧の私を無理矢理叩き起こし、ヘッドロックを決めてきた
万力のような力で私の頭を締めあげるデストロイ仮面。「殺される!」私はそう思った瞬間、デストロイ仮面は私の頭を抱えてコーナーポストに叩きつけた
既に「ギブアップ」を言う気力もない私にさらなる悲劇が待っているとは。なんとデストロイ仮面は、倒れて戦闘不能状態にある私に覆い被さったかと思うと強烈な逆エビ固めをお見舞いしてきた。私は激痛のあまり気をうしなってしまった。
奴は人間じゃない。殺人マシーンだ。あんな恐ろしい体験をしたのは生まれて始めてだった
~完~
孤独のグルメSS「トンカラトン」
ある学生の男が学校の帰り道に恐ろしい怪物に遭遇した。その怪物は、自転車に乗って、背には刀を背負っている全身が包帯で覆われた大男であった。怪物は男に刀を突き付けて言う
「トンカラトンと言え…」
「と…トンカラトン!」
男は怪物の迫力に押され、言ってしまった。怪物は満足げに笑い去って行った。翌日、男はその一部始終を友人に話した
「本当なんだ!俺は昨日怪物を見たんだ!」
「嘘くせ~、証拠あんのかよ」
「よし、じゃあ今日写真を撮って明日持ってきてやるよ」
男は放課後、カメラを持って昨日怪物と出会った路地までやってきた
「おおい!トンカラトン!いるんだろう!出て来い!」
すると、生暖かい風と共に怪物が男の背後に現れた。そして突然、刀で男を斬りつけてきた。そして怪物は言う
「…トンカラトンというのは…『言え』と言われた時にだけ言っていいのだ…『言え』と言われていないのにトンカラトンと言う奴は…み~んな敵だ…」
刀で斬られた男は宙に浮いたかと思うと全身が包帯に巻かれ怪物のような姿となった
「ああ…僕がトンカラトンになっちゃった…」
次にトンカラトンになるのはあなたかもしれない
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌」
少林隊に負けたデビル達は腹いせに少林隊の連中を闇討ちすることを決めた
鋼鉄の脚や鉄の頭たちはすでに血祭りに上げられ、残るは鎧の肌のみとなった
鎧の肌が会社から帰ろうとすると、背後からダンプカーが突っ込んできた。ガーン!!
だが、流石は鎧の肌。これぐらいではビクともしない。そしてダンプカーの荷台から外道会の奴らが飛び出してきて、全員で金属バットで鎧の肌を滅多打ちにした。
だが、まだ鎧の肌にはまるで効いていないどころか涼しい顔をしている。外道会は工事現場のドリルで鎧の肌を攻撃した。最初は鎧の肌の鉄壁の皮膚にドリルが負けていたが、何時間もドリルで掘り続けていると、次第に鎧の肌の皮膚が裂け血が出てきた
鎧の肌「ウアアアア!!!」
たまらず声を上げる鎧の肌。外道会はショベルカーに乗り込んだかと思うと、ショベルで鎧の肌を滅多打ちにした。これには鎧の肌もたまらない
そして鎧の肌の頭をクレーンで挟み込んだ。どうやら鎧の肌の体をバラバラにするつもりだ。
警官「コラー!何をしとるか!」
そこで警官がやって来たので外道会はクモの子散らす様に逃げて行った
鎧の肌は大ケガを負った
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌2」
外道会の追撃を逃れた鎧の肌を待っていたのは地獄だった。鎧の肌が家に帰ると手紙が置いてあった
『貴様の妻は預かった。返して欲しくば、国立競技場地下の闘技場までこい』
鎧の肌が急いで闘技場に行ってみると、妻は居なかった。鎧の肌を誘き出す為の真っ赤な嘘だったのだ
そして外道会のレスラー・デビル仮面と闘う事になった。そしてゴングが鳴ったと同時にデビル仮面が突っ込んでラリアットを仕掛けてきた
鎧の肌はラリアットを喰らって吹っ飛んでゲロを吐いた。そしてデビル仮面のサッカーボールキックを喰らって首の骨がへし折れた
鎧の肌は『馬鹿な』と思った。鉄壁を誇る自分の肉体がまるで通用しないのだ。それもそのはず、このデビル仮面は外道会の生み出したサイボーグであった
デビル仮面が鎧の肌を無理矢理叩き起こし、ヘッドロックを極めた。万力のような力で鎧の肌の頭を締めあげるデビル仮面
鎧の肌「ウアアアア!」
その時、鎧の肌の『究極奥義・如来円輪波』が炸裂し、デビル仮面は倒れた
だが、やっとデビル仮面を倒したと思ったら、奥から第二、第三のデビル仮面が次々と現れて鎧の肌は心が折れて気絶した
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌3」
外道会の策略により、人殺しの汚名を着せられた鎧の肌は刑務所に入る事になった。そこで彼を待っていたものは地獄であった
囚人房に入るやいなや、いきなり囚人達のリンチにあった。まずは『ねじりん棒』と呼ばれるリンチで、これは囚人達全員で一人の体を捻り上げるというものだ
だが、そこは流石鎧の肌。囚人達がいくら捻り上げようがビクともしない。次は『パラシュート部隊』と呼ばれるリンチ法だ
これは、一人を二段ベッドの床下に寝かせ、その上を囚人達が次々とパラシュート部隊よろしく飛び降りてくるというものだが、やはり鎧の肌にはまるで効いていない
すると、その房のリーダーであるマンモスという巨漢が踊り出て来て鎧の肌にニードロップをお見舞いしてきた。これには流石の鎧の肌も少々答えたようだ
そして全員で鎧の肌に汚物を浴びせて、鉄パイプで三日三晩袋叩きにした
鎧の肌「ウアアアア!」
鎧の肌はたまらず声を上げた。だが、まだマンモスは鎧の肌に対する責めを緩めず鉄パイプで執拗に殴り続けた
やがて鎧の肌はピクリとも動かなくなった。そして「お前の寝床はここだ」とばかりに鎧の肌を豚舎に放り捨てた
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー3」
ある日、スペースレンジャーのおもちゃ・バズは夢を見た。その夢は人間達がおもちゃを一方的に殺戮する夢であった
バズ「ウゥワァ!…ハアッハアッ…い、いかん…このままでは…」
そしてバズはウッディ達他のおもちゃ達を扇動して人間への反乱を企てた。そして最初のターゲットとなったのが、バズ達の持ち主であるアンディ少年であった
アンディが部屋に入ると、いきなりおもちゃ達がカッターナイフやコンパスを持って襲いかかってきた
アンディ「あっ!!」
ウッディが電動ドリルを持ってアンディの足に突っ込んできた
アンディ「ギャッ!」
倒れて床に突っ伏していると、ラジコンカーに乗ったバズがチェーンソーを持って突っ込んできた
アンディ「アッ!」
怒り狂ったアンディはウッディやバズ達を何度も踏ん付けて窓から放り投げた
そしてその残骸を寺に持っていって焼いて供養してもらった
~完~
孤独のグルメSS「マイク・タイソン物語」
マイク・タイソン……言わずと知れた20世紀最強のボクサーの一人。だが、彼はその昔は気が弱い内気な少年であった
タイソン少年はその日も一人で飼っていた鳩と遊んでいた。だが、彼が目を放した隙にいじめっ子によって鳩を殺されてしまったのだ
その時ばかりは、温厚であったタイソン少年も怒りを爆発させた
タイソン「ホアァーーーッ!!」
怒り狂ったタイソンはいじめっこを皆殺しにした
タイソン「オアーーー!!」
タイソンの怒りは凄まじく、まさに猛り狂ったハリケーンの如きいきおいで学校まで乗り込んでいじめっこ達をボコボコにした
タイソン「ワアァッー!!」
まだタイソンの怒りは納まらない。まるで今まで虐められていた事に対する欝憤がマグマのように噴き出て来て暴れ回った
その後、タイソンを虐めようとする者は誰もいなくなった。そしてタイソンはボクシングと出会い、世界チャンピオンとして成功するのだった
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌4」
鎧の肌が会社でデスクワークをしているといきなり新入社員が金属バットで鎧の肌の頭を殴ってきた
そして他の社員達もナイフや金づちを持って鎧の肌に襲いかかってきた。何と彼らは外道会の催眠音波によって操られ、鎧の肌を殺そうとしてくるのだった
係長と課長が狂ったように笑いながらマシンガンを鎧の肌に向かってぶっ放してきた。だがマシンガンの弾が鎧の肌の鋼鉄の肌に跳ね返され係長と課長は跳弾を喰らって死んだ
今度は次長が鎧の肌の耳の穴にマシンガンをぶっ放してきた
鎧の肌「ウアアアア!」
鍛えようのない急所を攻められ、さすがの鎧の肌も大声をあげた。さらに部長が鎧の肌の目にマシンガンを撃ってきた
これには鎧の肌もお手上げだ。次は専務が鎧の肌のヘソにマシンガンを撃ってきた。そして常務が鎧の肌の肛門にマシンガンを撃ってきた
人体の鍛えようのない急所ばかりを撃たれ続けられる鎧の肌。今度は副社長と社長が鎧の肌の金玉をマシンガンで撃ち抜いてきた
そこで外道会の催眠音波が解けた。鎧の肌はハチの巣になった
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌5」
鎧の肌が寝ていると、正体のわからないフランス人の少年がいきなり鎧の肌の耳にマシンガンを撃ってきた
まさに寝耳に水とも言える出来事に飛び起きる鎧の肌。だが、心配御無用。鎧の肌は前回の教訓を生かし、鼓膜をも鋼鉄化する修業を積んでいたのだ
すると正体のわからないフランス人の少年が鎧の肌に水銀をぶちまけてきた。鎧の肌は皮膚ガンになってしまい肌を鋼鉄化することができなくなってしまった
正体のわからないフランス人の少年「アッ!」
正体のわからないフランス人の少年がマシンガンを狂ったように乱射してきた
鎧の肌「ウアアアア!」
皮膚ガンになった肌をマシンガンで攻められ続ける鎧の肌。だが、まだ正体のわからないフランス人の少年はしつこく執拗に鎧の肌をマシンガンで撃ち続ける
正体のわからないフランス人の少年「アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!」
すでに鎧の肌に意識はない。だが、まだ正体のわからないフランス人の少年は鎧の肌の皮膚ガンの肌をマシンガンで撃つ事を決して止めようとはしない
鎧の肌は皮膚ガンの全身に100万発以上の弾丸を受けた
~完~
孤独のグルメSS「屋台のラーメン」
「うひ~さびさび」
仕事が予想外に長引きそうなので一旦休憩して夜食を買いに出たのだがすごく寒い
「ここ数週間ですっかり寒くなってきた」
ピロリ~ロリプロリレロレ~
「プッ吹きかたが下手だな。いや…待てよ」
チャルメラの音が聞こえるということはラーメンの屋台が近くに来てるのか
(自分の白い息を見て)
「ラーメンか」
そういえば裏表紙に書かれてるのに俺はラーメンを食べてないな
「寒いしちょうどいい」
二分程歩くと屋台があった。客は……一人もいないみたいだな
「ラーメン一つ、大盛りで」
「あいよ、ちょっと待ってな」
屋台でラーメンを食べるなんて初めてだ
おっ茹でる麺が多めだな。夜食にしては多すぎか?
「お待ちどう」
ラーメン
海苔が三枚、ほうれん草を茹でたもの、茹で卵、ハムのようなチャーシュー
「不味い」
「なんだと?」
ガシッボカッゴローは死んだ
ラーメン(笑)
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌6」
鎧の肌の元に外道会より一本の電話が届いた。「妻は預かった。返してほしくばチベットのエベレストまで来い」と
そして鎧の肌はエベレストまでやってきた。だが、妻はいなかった。鎧の肌を誘き出すための真っ赤な嘘であった
いきなり外道会の山岳部隊がピッケルで鎧の肌を滅多打ちにした上、マシンガンの集中放火を浴びせてきた。だが、こんなもの鎧の肌にとっては屁のつっぱりにもならない
山岳部隊は逃げるようにエベレストを登っていった。鎧の肌もそれを追いエベレストに入っていった
山岳部隊が登山をしながら鎧の肌にマシンガンを撃ってくる。だが鎧の肌には効きはしない。そしてエベレストの頂上付近に差し掛かった
鎧の肌が山岳部隊との距離を詰めようと一気に猛ダッシュを駆ける。だがその時だった
鎧の肌「ウアアアア!」
鎧の肌は酸素の薄い頂上で急に激しい運動をしたため高山病になってしまった。そして鎧の肌の悲鳴を聞き付けた山岳部隊が嬉々としてにじり寄ってきて鎧の肌をマシンガンで撃ちまくった
やがて鎧の肌の「ウアアアア!」という叫び声と銃声のせいで雪崩が起き、鎧の肌は雪崩に飲み込まれていった
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌7」
鎧の肌は火星に旅行に来ていた。久しぶりの休暇を楽しむ鎧の肌にも外道会は容赦しなかった
なんと外道会も鎧の肌を殺そうと追い掛けて火星にまでやって来たのだった
そして火星ターミナルで鎧の肌を見つけると、外道会はマシンガンを乱射してきた。だがマシンガンなど鎧の肌にとっては屁みたいなものだ
しかし外道会は構わずマシンガンをターミナル内で乱射している
やがて、その流れ弾がターミナルの窓ガラスに当たって穴が開いた。そして物凄い勢いで空気が漏れだして人や物が外へ吹っ飛んでいった
そして鎧の肌も今まさに外に飛ばされそうになっているが、手すりにしがみつき必死に耐えていた
だが、その鎧の肌の隣に外道会の男が同じように手すりにしがみついており、鎧の肌の手を手すりから引き剥がそうとしてくるのだ
鎧の肌は耐えたが、遂に手すりから手を離してしまい、外へと放り出された
そして大気の無い灼熱の火星の大地に投げ出された鎧の肌
鎧の肌「ウアアアア!」
息が出来ずに苦しむ鎧の肌。さらに気圧の違いから鎧の肌の目が飛び出してきた
その後、鎧の肌は火星の地で数十分間、七転八倒してもがき苦しんだ
~完~
孤独のグルメSS「少林サッカー外伝 鎧の肌8」
外道会は恐ろしい新型武器の開発に成功した。その名もドリルマシンガン。このドリルマシンガンは弾丸の一発一々がドリルのように回転して被弾者の体内に穿孔する
さらに弾丸の中には爆薬が入っており被弾者の体内で炸裂して大ダメージを与えるのである。しかも、そんな弾丸を一秒間に400発も発射するのだ
この恐るべき兵器の被害者・第一号となるのは勿論、外道会の宿敵・鎧の肌であった
日曜の昼下がり、鎧の肌が散歩をしていると、いきなり外道会のヒットマンに囲まれた。そして鎧の肌にマシンガンを撃ってきた
鎧の肌はすぐさま自身の体を鋼鉄化させた。だがこのマシンガンの弾丸は、鎧の肌の鋼鉄の肉体をものともせず突き刺さった。そして体内で爆発するという、意識外のダメージを与えてきた
鎧の肌「ウアアアア!」
予想だにしない敵の武器の威力に悲鳴を上げる鎧の肌。外道会は、このドリルマシンガンが効果覿面と解るやいなや嬉々として鎧の肌をドリルマシンガンで撃ちまくった
外道会はまるで織田軍の鉄砲隊の如く、弾が切れると交代するというローテーションを組んで鎧の肌を撃ちまくった。鎧の肌はぼろ雑巾みたいになった
~完~
孤独のグルメSS「奇妙な笑い声」
ウヒョ~~~~~~~……
ウヒャ~~~~~~~……
ウヒ~~~~~~~……
ウヒュ~~~~~~~……
ウ~~~ヒヒヒヒヒ~~~~……
~完~
孤独のグルメSS「マイク・タイソン This is it」
タイソン「アイム、マイク・タイソン。HAHAHA。アイライクボクシング。マイパンチイズダイナマイトpunch。ワハハハハ」
ダグ「ワッツ?ユーアー、タイソン!?」
フレッド「タイソン、ワッツアップ!?」
タイソン「ダッ!!ファック!ゲラウトヒーア!!」
フレッド「アオッ!ワット?!」
ダグ「ファック!」
タイソン「ユーアーアマザーファッカー!!ノー!アイアムチャンピオン……ア…アァーーーーッ!!!」
ダグ「ヒャハハハ!!ハウマッチ!?タイソン?」
フレッド「ユーアーアファッカーチャンピオン!HAHAHA!」
タイソン「オアー!オアー!」
タイソン「ギャーーーーー!!!」
ダグ「ダイゲーム!ダイゲーム!」
フレッド「ボクシングイズデッド!」
タイソン「ワアーーーー!!」
タイソン「ギャアーーー!!」
タイソン「オギャーーンー!!!」
アメリカンポリス「ファック!!」
ダグ「オ、シット!!」
フレッド「ビートイット!」
アメリカンポリス「タイソン!?タイソン!スタンダップ!タイソン!」
タイソン「……………」
タイソンイズモストグレイトフルボクシングチャンピオン
~完~
孤独のグルメSS「メモ」
ある男が仕事から帰ると、アパートのポストに小さなメモが挟んであった。それには綺麗に定規で引いた線のような無機質な字でこう書いてあった
「冷蔵庫の中を見ろ」と
男がキッチンの冷蔵庫の中を開けるとジャムの小瓶の下に同じようなメモが敷いてあった
「トイレの中を見ろ」
トイレのドアを開けると閉じられた便器のフタの上にまたもメモが置いてありこう書いてあった
「コートのポケット」
リビング隅のクローゼットの戸を開け、コートのポケットをまさぐると、やはりあのメモが
「風呂場へ行け」
男が風呂場へ向かうと、湯舟には、昨晩お湯を抜いたはずが、濁ったような水がいっぱいに張ってあり、その中央には例のメモがゆらゆらと浮かんでいた
「天井」
だが、風呂場の天井を見上げても何もない。一体何だったのだ。質の悪いいたずらだと少々不愉快に思い、再びリビングに戻り電気を点けた
まさか、と思った男がリビングの天井を見上げると、身長4mはあろうかという大きな女が天井に張り付いて男を見下ろしていた
そして垂れ下がったぼろぼろの長い髪をゆらして笑う
「ははは……ははははは……」
~完~
孤独のグルメSS「マイク・タイソン This is it」
タイソン「オールナイトロング キャンユーフィール?テルミーワチュグッビーレイン
オールナイトロング トゥザブラザー マイファーザーイズシルベスター・スタローン
アイワナゴートゥーホームセンター インザパンティーストッキングファントゥゲザー。インマイクローズユアアイズインシルベスター・スタローン」
ブライアン「………」
タイソン「フーアーユー!ゲラウト!」
ブライアン「ハ、ハアハア」
タイソン「アイアムビジネス!ユーアーホームレス!シットファック!」
ブライアン「ウゥッ!フウッ、フウッ…タイソン……」
タイソン「ワ、ワッツドゥーユードィーイング!ノー!!」
ブライアン「ハフハフハフ!」
タイソン「アイアムエイズ!」
ブライアン「ミートゥー」
タイソン「ア、アァーーーーッッ!!」
ブライアン「タイソン、ユーアーゲイ!」
タイソン「ノ、ノー!アァーーー!」
ブライアン「ハッハッハッ!ウェルカムトゥディスエイズタイム!」
タイソン「ユ、ユーアークレイジー!アァーーーッ!!」
ブライアン「タ、タイソン…アオオーーー!!」
タイソン「ワアアァーーーー!!」
タイソンイズモストグレイトフルチャンピオン
~完~
「マイク・タイソン This is it」
プピポ星人A「プピポー。プピプピプピポー」
プピポ星人B「プピッピ、プピピポー」
プピポ星人C「プピプピプピポー、プピプピポー」フィーーーン…ゴワゴワゴワゴワ……
タイソン「アッ!エイリアン!!」
プピポ星人B「プピ?」
プピポ星人A「プピポー」
タイソン「エイリアンゴーホーム!ゲラウトジアース!!」
プピポ星人C「ピビー!」
プピポ星人B「プピャー!」
タイソン「ファックエイリアン、アイアムボクシングファイター!ユーアーアジェノサイド!」
プピポ星人A「プピポー!」
プピポ星人B「ププピポポー!」
プピポ星人C「ピピピー!」ビビビ!ビビビ!ビビーーー!
タイソン「ギャアーーー!!」
プピポ星人A「プピポピポー!」
プピポ星人B「ププピッポー!」
プピポ星人C「ププポー!」ビビビ、ビビビ、ビビビ、ビビビ!
タイソン「オワーーーー!!!」
プピポ星人A「ピポー!」
プピポ星人B「ピッピー!」
プピポ星人C「ポピー!」ビビビ、ビビビ、ビビビ、ビビビ、ビビビ!
タイソン「ウギャーーーー!!」タイソン「オギャーーー!!」タイソン「アワワーーー!!」
プピポ星人C「プピポー」
プピポ星人A「プッポポー」
プピポ星人B「プピポポー」フイーーーン…ウィンウィンウィンウィン……
タイソンイズモストグレイトフルチャンピオン
~完~
孤独のグルメSS「マイク・タイソン This is it」
タイソン「HAHAHA。アイアム、マイク・タイソン。アイアムレッドサイクロン。アイアムベリーベリーストロングボクサー。
トゥデイ、アイアムファイティングウィズゴリラ。アイアムベリーストロング。バット、ゴリラベリーベリーストロングトゥー」
ゴリラ「ウガウガ」
タイソン「ヘイ!カマン!ゴリラ!!ゲリーロン!!」
ゴリラ「ウホウホ」
タイソン「ヘイ!!ゴリラ!!ファイトミー!スタンダップファイ!」
ゴリラ「ウホウホ」
タイソン「ヘイ…!ヘーイ!ゴリラ、ヘイ!カマン!ファイトファイトゴリラファイッ!」
ゴリラ「ウホウホ」
タイソン「グッ…!シット!ファック!!」
ゴリラ「ゲッ!!」
タイソン「ファックゴリラ!フォレストゴーホーム!ファック!」
ゴリラ「ウガウガ!ガアッ!」
タイソン「ウギャーーーーッ!!!」
タイソン「ウギャウギャウギャギャーーーーッ!!!」
タイソン「ウギャウギャウギャウギャウギャウギャギャーーーーッ!!!」
~完~
孤独のグルメSS「時計」
カッチコッチカッチコッチカッチコッチ……
カッチコッチカッチコッチカッチコッチ……
カッチコッチカッチコッチカッチコッチ……
カッチコッチカッチコッチカッチコッチ……
孤独のグルメSS「トイストーリー4」
深夜、おもちゃ好きの少年・アンディが部屋で寝ていると、いきなり窓が開き何者かが侵入してきた
身長およそ2メートル、体重100キロはあろうかという大男であった。アンディはすでにその男に気づいていたが、恐怖で声をだせずにいた
男が呼吸を荒げ、獣のような臭いを漂わせながらアンディの寝ているベッドに近づいてきた。そしてアンディの布団に手をかけてきた。が、次の瞬間
男「オッ!!」
アンディが男の指に噛みついた
男「オーッ、オーッ!!」
男が痛さに悶え、アンディの顔を殴った
アンディ「ギャッ!」
アンディは思わず男の指を放した。男の指は噛みちぎられかけて骨が露出していた
アンディ「あっ!」
男が野球のグローブのような大きな手でアンディの顔を押さえつけた。そしてパジャマの上からアンディの股関をまさぐってきた
アンディ「アッ!」
さらに男がパジャマを無理やり脱がしてアンディの股関をもみくちゃにしてきた
アンディ「キャー!」
そして男がカチャカチャとベルトを外そうとしていると、アンディはその隙に男の股関を蹴り上げた
男「オオッ!」
男が悲鳴を上げうずくまった。さらにアンディは男の顔に踵蹴りの連打を叩き込んだ。だが男に足首を掬われ、倒された。そして男が覆い被さってきた
アンディ「アーアーアー!」
アンディは最後の抵抗で、おもちゃ箱をひっくり返して次から次におもちゃを投げまくった。そして手にしたドライバーで男の目を突き刺した
男「オォーーーッ!!」
そして机の中から護身用のデリンジャーを出して、男の股関を撃ちまくった
アンディ「アッ!アッ!アッ!アッ!」
男「オッ!オッ!オッ!オーッ!」
男はふらついて窓から落ちてドスンと地面に激突した。そして立ち上がるとおぼつかない足取りで去っていった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー5」
おもちゃ好きの少年・アンディが小学校から帰っていると、突然何者かにクロロホルムを嗅がされ気を失った
そして目が覚めると、身長2メートルを超えるであろう熊かゴリラか、という大男の運転する車の中であった
男は運転に集中しておりアンディに気づいていない。
アンディ「アッ!」
アンディは持っていた鉛筆で男の後頭部を突き刺した
男「オオーッ!」
男は痛さのあまりハンドルから手を放してうずくまった。そのせいで車が右へ左へ大きく揺れ、隣を走っていた車に次々とぶつかった
アンディ「あっ!」
怒り狂った男がそのグローブの様な手でアンディの首根っこを掴もうとしてきた、が、次の瞬間
男「オーーッッ!」
アンディが男の耳に噛みついた
男「オー!オー!オー!」
男が耳の激痛に泣き喚き、メチャクチャに暴れるがアンディは噛みつきをやめようとしない
男「オーーーーーッ!」
男が激痛のあまり思わずアクセルを踏んだ。車はどんどん加速して他の車にぶつかりながら一般道を140キロ以上で疾走した
男「オ、オーーーーーーーッ!!!」
ブヂッという音がしたかと思うと、遂に男の耳がアンディに食いちぎられた
ガーーーーーーーン!!!
その時、車が時速150キロ以上で前を走っていたトラックに追突して止まった
男は気を失っていた。アンディは警察に保護され無事に家に帰ることができた
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー6」
おもちゃ好きな少年・アンディの母がアンディの大好きなイチゴのパイを焼いていると、玄関のチャイムが鳴る音が聞こえた
玄関のドアを開けると、ドアの向こうに身長2メートルを超える大男が立っていた
男は何も言葉を発さず、ただ不気味な笑みを浮かべて舌なめずりしながらいやらしい目でアンディの母を視姦している
不審に思ったアンディの母がドアを閉めようとすると、男がドアの隙間に足を差し入れて強引に中へ入ろうとしてきた
そして、その野球のグローブのような大きな手でアンディの母の胸をわし掴みにしてきた
アンディの母「アアッ!」
さらに男がアンディの母の唇を奪おうと気持ち悪い顔を近づけてきた。だがその時
男「オォーーーー!!」
アンディの母の膝蹴りが男の金的に突き刺さった。さらに夫のゴルフクラブで男の頭をこれでもか、とばかりに滅多打ちにした
男「オッ!オッ!オオッ!オーーー!」
だが、男もやられてばかりではない。男はゴルフクラブで殴られ、血ダルマになりつつも、アンディの母に掴みかかり強引にブラウスを引き裂いた
そして、その野球のグローブのような野太い手をアンディの母のスカートの中に突っ込んでまさぐってきた
アンディ「アッ!!」
さらに男がパンティの中に手を入れようとする。と、次の瞬間
男「オォーーーーーーッッ!!!」
アンディの母が包丁で男の腹を突き刺した
男「オーーーッ!」
男がその巨体に似合わない、甲高い声で泣き喚く。しかし。男は包丁で腹を刺されているというのにも関わらず、アンディの母のスカートから手を抜こうとしない
男「オッオォッーーー!」
アンディの母が男の腹に刺さった包丁をグリグリと動かし、さらに深く男の腹をえぐった。そしてゴルフクラブで何度も滅多打ちにした
男「オーーーオーーー!」
男はボトボトと腹から流す血で床を汚しながら、すごすごとアンディの家から退散していった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー7」
おもちゃ好きな少年アンディは遊園地に来ていた。その遊園地はアンディ以外客もおらず遊具も全てポンコツのような不気味な遊園地であった
遊園地の門をくぐると2mを超える不気味なピエロが怪しく出迎えてきてその中のポンコツの様なジェットコースターに乗せてきた
そしてジェットコースターの先頭に座っているロボットのポンコツのガイコツが不気味な声で「ワハハハハ…」と笑う
間もなくジェットコースターが発進した。するとポンコツのキャプテンガイコツが『ハハハ…地獄の一丁目にようこそ…!』と不気味な声でアンディに語りかけてきた
アンディは怖くなりジェットコースターから降りようとした
アンディ「あ!」
だが安全バーがロックしていて抜けられない。それを見てキャプテンポンコツとピエロが狂った様に笑い出した
そしてアンディを乗せた地獄の特急列車が出発した。ジェットコースターはポンコツさながらの動きを見せいきなりポンコツキャプテンがぶっ壊れてアンディ目掛けて飛んできた
アンディ「ア!」
危うくポンコツキッドが直撃して死ぬ所だった。そしてポンコツは「ワッハッハッハ」と最期に笑いながら飛んでいった
アンディ「あ!」
背後からピエロがアンディを羽交い締めにしてまさぐってきた
アンディ「アッ!」
アンディは必死に逃げようとするが安全バーのせいで動けない
アンディ「アッ!」
だがアンディが必死に暴れていると安全バーが金属疲労で真っ二つに折れた。その破片がピエロの顔に突き刺さりピエロの面が割れその中の男の顔が露わとなった
男「オーーーーッ!」
男が怒り狂いアンディの首を絞めながらまさぐってきた
アンディ「アッ!」
その時コースターが大きく跳ね上がり男の頭が鉄柱に直撃した
男「オーーーー!」
だが男は頭蓋骨が陥没したにも関わらずまだアンディを離そうとしない
アンディ「ア!」
アンディは一か八か、男に組み付いてポンコツから飛び降りた。地上100mから真っ逆様に落下する男とアンディ
男「オーーー!」
そして轟音と共に地面に激突した。幸いにもアンディはその男の巨体がクッションとなり無傷であった
アンディは逃げるようにその悪夢の様な遊園地を後にした
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー8」
おもちゃ好きな少年・アンディの街になんと、あの大スターであるアーノルド・シュワルツェネッガーがやって来た
小学校の帰り道に、怪しげなチンドン屋の配るチラシの示す場所に喜び勇んで行ってみると、みすぼらしい空き地の中に
「アーノルド・シュワルツェネッガー」と書き殴られた看板が掲げられた、薄汚いテントが張ってあった
怪しいと思ったアンディであったが、大スターアーノルド・シュワルツェネッガーに会いたいという欲求に勝てず、アンディはそのオンボロテントの中に足を踏み入れた
すると、中にはたくましい肉体の男性が仁王立ちでアンディを出迎えてくれた。握手して貰おうとアンディがその男に駆け寄ると何か違和感を感じた
その男は身長が明らかに2メートル以上はあり、腕は熊の様に毛むくじゃらであった。そして薄暗い中で男の顔を見上げると、そこにはシュワルツェネッガーとは違う醜い顔があった
アンディ「あっ!」
男がアンディを抱き抱えお腹に顔をうずめてきた。そしてさらにアンディの股間に顔を押し付け舐め回してきた
アンディ「アッ!」
アンディは男の頭に噛みついた
男「オーーーーーッ!」
男の頭からケチャップをひっ被ったように血がダラダラと出てきた
男「オーーー!オーーー!」
さらに男の頭を噛み続けるアンディ。そしてガリッという音がしたかと思うと、男の頭からメロンの皮が剥けるようにベロンと頭皮が剥がれ落ちた
男「オーーーーー!」
アンディ「アッ!」
アンディが鉄パイプを拾って思いっきり男の腹に突き刺した
男「オオーーーーー!」
男の腹部を貫通した鉄パイプの両端から血が壊れた水道管のように溢れ出した
男は倒れ、アンディはそのテントから逃げ出した。翌日、その空き地に行ってみるとテントは跡形もなく消え去っていた
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー9」
おもちゃ好きな少年アンディが小学校から帰っていると、突然怪しいロシア人の男に声をかけられた
そのロシア人の男は、身長2メートルを優に超える大男で、ウォッカをドボドボ飲みながら解らないロシア語で話しかけてきた
どうしてよいか分からず対応に困ったアンディは、軽く会釈をして立ち去ろうとしたが、ロシア人はアンディの腕を掴んで放さない
そしてロシア人がいやらしくわらいながらアンディのお尻をまさぐってきた
アンディ「あっ!」
すると、物陰からまたも2メートルを超える大男が現れた。その大男は息を荒げかなり激怒した様子でロシア人を強く睨みつけている
そして耳が痛くなるような甲高い声でそのロシア人を怒鳴り散らした。どうやらその大男もアンディを狙っていたらしく、ロシア人に自分の獲物を取られた事が気に入らないようだ
男がロシア人を突き飛ばした。それに対し、ロシア人も男にビンタを見舞った
男「オッオッオッオッオッオッ!」
ロシア人「ギエッ!ギエッ!ギエッ!」
そして二人の物凄いビンタの応酬が始まった。やがてビンタがゲンコツに変わり、ドンフライと高山のような激しい殴り合いへと発展した
だがとうとう殴り合いでは決着がつかず、男がビール瓶を拾い、壁に叩きつけて鋭利な凶器を作りだした
ロシア人も負けじと、着ていた作業服からジャックナイフを取り出した。そして二人ほぼ同時に突っかけた
男「オーーーーーーッ!」
ロシア人「ギェーーーーーーッ!」
お互いに凶器で深く急所を突き、同時に倒れた
ひとり取り残されたアンディは、倒れた二人の大男の真ん中でただ呆然と立ち尽くしていた
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー10」
おもちゃ好きな少年・アンディが、彼の大好きな「バットマン」の映画を見ようとプレーヤーを起動させた
映画が始まるとテレビにはバットマンのコスチュームに身を包んだ身長2メートルもある大柄な男が映った
バットマンに扮する大男はカメラに向かって妖しくダンスを踊りながら、突然パンツを脱ぎイチモツをカメラにさらけ出した
アンディ「あっ!」
そしてバットマンはそのまま、ペットボトル程もある自身のペニスを見せつけるかのようにしごきだした
アンディ「アッ!」
アンディは慌ててリモコンの電源をオフにするが何故か電源が切れない
さらにテレビの中の男はダッチワイフと行為に及び始めた。物言わぬ動かぬダッチワイフ相手に獣のように腰を振る男
アンディ「アッ!アッ!」
アンディは、見てはならない物を見てしまったような、いたたまれない妙な気分になり必死でテレビを消そうとするが、依然としてテレビから流れる卑猥な映像が消えない
男「オォーーーー!」
やがて男が絶頂に達し、男の怪力でダッチワイフが壊れバラバラになった。男はまだ飽き足らないのか2体目のダッチワイフを持ち出して今度はバックからダッチを犯し始めた
アンディ「アッ!」
アンディはテレビを金属バットでぶっ叩いた。テレビは壊れ、やっと卑猥な映像が止まった
それと同時にいきなりクローゼットが開いたかと思うと、中からさっきのテレビの中の大男が飛び出してきた
アンディ「あっ!」
男がテレビのモニターごしに見るよりもグロテスクなペニスをアンディに押し付けてきた
男「オオーーーー!」
男がアンディに触れた瞬間、絶叫して倒れた。アンディはスタンガンを持っていたのだった
アンディ「アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!」
男「オ~オ~オ~オ~オ~オ~!」
アンディが動けない男を金属バットで滅多打ちにする
アンディ「アッアッアッアッ!」
なおも執拗に男の頭を金属バットで殴りまくるアンディ。やがて男はピクリとも動かなくなり、かけつけた警察によってお縄となった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー」
おもちゃ好きな少年・アンディが小学校から帰っていると、奇妙な男に声をかけられた
男は、私は読売巨人軍の長嶋茂雄だと名乗り、アンディに自分と一緒に野球をしないか?と持ちかけてきた
アンディは断ると、その長嶋茂雄と名乗る男はグローブを地面に叩き付けた
そして今度はそのニセ長嶋茂雄は、アンディに自分の家に来て野球について語り合わないか?と持ちかけてきた
勿論アンディは断ると、ニセ長嶋茂雄はアンディ目掛けてヘルメットを投げつけてきた。アンディは避けたが、危うく顔面に当たって大怪我をする所であった
いきなりニセ嶋茂雄がアンディの腕を強引に引っ張ってリリーフカーに乗せようとしてきた
アンディは大声を出して周囲に助けを求めた。やがて人が集まってきてニセ長嶋茂雄の不審な行動に注目が集まる事となった
だが、まだニセ嶋ニセ雄はそんな事も意に介さず、アンディを連れ去ろうとしてきた
やがて警察がやって来てニセ長ニセ嶋ニセ茂ニセ雄はお縄となった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー2」
おもちゃ好きな少年・アンディが小学校から帰っていると、栄光の背番号3・読売ジャイアンツのユニフォームを着た男がブロック塀にボールを当てて野球の練習をしていた
それを見たアンディは来た道を引き返し、違う道から帰ろうとした。だが、その男に見つかって捕まってしまった
人呼んで燃える男・長嶋茂雄と名乗るその男は「読売巨人軍養成ギプス」という奇妙な練習器具を取り出した
そしてアンディに装着させようと無理矢理アンディの洋服を脱がせようとしてきた
アンディは、そんな変な物を付けるのは嫌だ、と断るとそのニセ長嶋茂雄は顔を真っ赤にして、お前のためにしてやってるのに何だその言い草は、と怒り狂った
そして嫌がるアンディの服を強引に脱がせてその気持ち悪い読売巨人軍養成ギプスを装着させた
だが、まだ幼いアンディの体は、読売巨人軍養成ギプスの強力なバネの力に耐えられずいきなり脱臼と肉離れをおこしてしまった
痛みに泣き喚くアンディにも、ニセ山茂雄は容赦せず、ただ「立て!」とアンディを怒鳴りつける
次第に人が集まってきて、その異様な光景に人々の視線は、裸で泣き叫ぶアンディとニセ長嶋茂雄に釘付けとなった
ニセ茂雄は、「なんだ!貴様らは!散れっ!」と竹刀を振り回して人々に怒鳴り散らした
すると、警官がやって来た。事態を重くみたニセ嶋ニセ雄は逃げ出したが警官に捕まり職務質問を受ける事となった
ニセ長嶋茂ニセ雄は、「おれは長嶋茂雄だ!!」と叫んだが、あえなく御用となった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー3」
おもちゃ好きな少年・アンディが公園で、友達とバスケットボールをしていると
遠くから読売巨人軍のユニフォームを着た男が、凄い剣幕でアンディの所まで全力疾走してきた
自らを、人呼んでミスター・ジャイアンツ長嶋茂雄と名乗るその男はアンディに「お前は、今自分が何をやっているのか、わかっているのか!?」
と、アンディを強く叱りつけ、バスケットボールをナイフで刺してパンクさせた
アンディの友達がその長嶋茂雄に抗議すると長嶋茂雄(ニセ)は、アンディの友達の頭に強烈なゲンコツをお見舞いし黙らせた。アンディの友達は泣き喚いて帰って行った
ニセ長嶋はアンディが神聖なる野球に目もくれず、バスケットボールをしていた事をゆるせず、アンディにグラウンド20周を命じた
アンディは、なぜ自分がそんな事をしなければならないのか、と断るとニセ長嶋茂雄(ニセ)は激高しさらに激しくアンディを叱責した
そのニセ長嶋による叱責は、この炎天下のなか1時間強に及び行われ、アンディは軽い熱中症になり猛烈な目眩と吐き気に襲われた
だがニセ嶋茂雄の言葉による叱責はまだまだ終わりそうにない。もはや陽炎にゆらめく長嶋ニセ茂の叱責も耳に入らず、アンディは今まさに倒れようとしていた
だがその時、アンディの友達が父親と警察を連れて公園にやって来た父親がセ長嶋茂雄に抗議するが、ニセ長嶋茂雄はこれを訳のわからない一方的な理論で一蹴した
やがてパトカーがやって来て(付近の住民が、長ニセ茂雄の発する怒声による騒音に苦情を出したため)ニ長嶋茂雄セは詳しい事情聴取を受けるため署に連行された
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー4」
おもちゃ好きな少年・アンディの家のポストに、一枚のハガキが入っていた
そのハガキには『読売巨人軍・宮崎キャンプのお知らせ』とあり、意味不明な文章が長々と書いてあった
全く身に覚えがなく、何より不気味に思ったアンディはハガキを破ってゴミ箱へ捨てた
~三日後~
アンディが小学校から帰って来ると、家の前に読売ジャイアンツのユニフォームを着た男が、手にバットを持って仁王立ちしていた
その男のユニフォームの背中にはNAGASHIMA(長嶋)の文字と、燦然と輝く栄光の背番号『3』があった
長嶋はアンディの家の前からピタリと張り付いて動かず、何かを探すように目をギョロギョロさせていた
今、ニセ嶋に見つかるのはまずい、と思ったアンディは、どこかで時間をつぶした後で帰ろうと思い引き返した
~8時間後~
辺りは真っ暗になり、流石に長嶋ニセ茂雄も諦めて帰ったろうと思い、アンディは再び家へ帰った。だが甘い考えであった
そうは問屋が卸さないとばかりに、長嶋ニセ雄は不動明王の如くアンディの家の前から微動だにしていなかったのだ
そして、遂にニセ嶋長嶋茂雄に見つかってしまった。長ニ嶋茂雄セ雄は開口一番「我が読売巨人軍伝統の宮崎キャンプに参加しないとは、どういうつもりだ」と叱責してきた
アンディは、「ぼくは巨人の選手じゃないしそんなキャンプに参加する筋合いはない」と正論を返すと、ニセ谷幸雄の顔面は怒りで茹でダコの様にみるみる紅潮していった
そしてアンディの耳をひっ掴んでそのまま多摩川グラウンドに連れて行こうとした
その時パトロール中の警官が通りかかった。これはただ事ではないと思った警官は、すぐさま長嶋ニセ茂雄に任意同行を求めた
すると、ニ長セ嶋茂雄は警官に「お前は、俺が天覧試合で打った満塁ホームランを見てなかったのか!?」と言い、突き飛ばした
公務執行妨害の現行犯となったニセ長嶋茂雄は、後楽園球場のまばゆいライトの下とは程遠い、薄暗い留置場へ送られる事となった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー5」
おもちゃ好きな少年・アンディが、日曜日に家族そろって朝食を食べていると、突然電話のベルが鳴った
アンディの父が出てみると、いきなり電話の主は「おめでとうっ!アンディくんは、我が読売巨人軍にドラフト1位指名されましたっ!!今から迎えに行きます」
と一方的にまくし立てて電話を切った。訳もわからず朝食の続きを取っていると、玄関のチャイムが鳴らされた。ドアを開けると、読売巨人軍のユニフォームを着た男が満面の笑みを浮かべて立っていた
そして断りもなく、スパイクを履いたまま、ずかずかとリビングに上がり込んできた
ニセ長嶋茂雄はミスター・プロ野球・読売巨人軍の長嶋茂雄と名乗り、この度のドラフト会議において、我が巨人軍はアンディを1位指名しました
とだけ告げるとアンディを強引に、自分の乗ってきたポンコツの軽トラに載せて何処かへ連れ去ろうとした
アンディの父は長嶋一茂雄に、アンディはまだ子どもですし、ジャイアンツに入るつもりはありません。辞退します。と丁重に断ると、ニセ長嶋茂雄は
「アンディはドラフト1位なんですよ!?」と言って聞かず、しつこくアンディの腕を引っ張って離しやしない
やがて、最寄りの交番から警察官が二名やって来た。あまりにもしつこい長嶋・N(ニセ)・茂雄に業を煮やしたアンディの母が通報したのだった
ニセ嶋ニセ雄は警察とアンディ父に、アンディがドラフト1位である事と、長嶋茂雄の偉大さと、読売巨人軍の凄さを必死に説明した
だが全く理解されず、ただこのニセ長嶋ニセ雄の思考の異常さを強調する結果に終わってしまった
警察はニセ長嶋に「あなたが本物の長嶋茂雄だという証拠を見せて下さい」と言った。ニセニセ嶋茂雄は押し黙った
そして「これが証拠だっ」と尻のポケットから『長嶋茂雄』と殴り書かれた野球ボールを取り出して見せた
それを見た警察とアンディの父は大笑いした。「そんなものが証拠になるか」「こいつはとんだペテン師だ」と口々にニセ嶋を罵った
長嶋ニセ雄は涙目になり、いきなり警察官の1人に殴りかかった。ニセ長嶋茂雄は住居不法侵入と傷害罪で逮捕された
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー6」
おもちゃ好きな勇者・アンディは魔王にさらわれたお姫様を助けだすために冒険に出る事になった
そして、仲間を連れて行くために酒場へ寄ったのだが誰もおらず、1人残っていた読売巨人軍、人呼んでミスタープロ野球・長嶋茂雄と名乗る男を仲間に加え旅に出る事にした
アンディとにせ長嶋茂雄が平野を歩いていると、おばけキノコが現れ、道をふさいできた
ニセ長嶋茂雄はおばけキノコに「おれを誰だと思っているのだ!どけっ!」と言ったがおばけキノコは無視して襲いかかってきた
ニセ長ニセ雄はおばけキノコを怒鳴りちらした。だがおばけキノコはまるで聞く耳をもたない
「クソッ!死ね!」ニセ長ニセ嶋茂雄がバットでおばけキノコに殴りかかった。だがおばけキノコによけられてしまった。おばけキノコの攻撃
「ぐわッ!!」長嶋茂雄は頭を抱えてうずくまった。そして突然立ち上がり「ヒーホヒーホ」と笑い出した。どうやらおばけキノコの強烈な一撃によるショックで頭がおかしくなったようだ
いきなりニセ山茂雄が「代打、ホナウド!」と言い出した。アンディが「しっかりしてください。巨人にそんな選手はいませんよ」と言うが、もはやおかしくなったニス長嶋茂雄には届きやしない
そしてニセ岡利岡が「おれはついに巨人のエースになったのだ!」と高笑いしだした。アンディが「お願いだ正気に戻ってくれ」と懇願するが、長嶋は地面に大の字になって狂ったように笑い出した
アンディは目の前が真っ暗になった
~完~
孤独のグルメSS「ボクシング」
ワ…ワア~~~~~~!!!
ンギャ~~~~~~!!!
アア~~~~~~~!!!
ア~~~ア~~~アア~~~~~~!!!
オギャ~~~~~~!!!
オア~~~~~~!!!
ウギャーーーーーーーッ!!!
ギャアャーーーーーーーッ!!!
ウギャーーーーーーーッ!!!
ウギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーギャアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!
ワアーーーーーーーーーーー!!!
~完~
孤独のグルメSS「ザ・カラテ!!」
OSU!!!
イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
ホアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!
ワアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ブワッ!ブワッ!ブワッ!
ブワッ!ブワッ!ブワッ!ブワッ!ブワッ!ブワッ!
ブワッ!ブワッ!ブワッ!ブワッ!ブワッ!ブワッ!
ラアァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ズザザザザーーーーーー!!!
ハアハアハアハア…………
エイヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ダアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
~完~
孤独のグルメSS「タモリ」
グオ~~~……
来る日も来る日も、オレはいつも決まった時間、決まった場所に居なければならない………
グググ……旅行に行きたい…遠くへいきたい…誰もオレの事を知らない遠くの街へ……
グッグッグッ……だが、あいつらはそれを許さず、毎日オレをテレビの向こう側に縛り続ける……
ググゥ~~~…鳥になりたい…鳥のように翼で大空を飛んでいきたい…知らない街へ……
ガーン!!!
グ…グワァァ~~~………
パァーーーーーーーーーッ!!
~完~
孤独のグルメSS「ブルース・リー ~レジェンド・オブ・ドラゴン~」
アッチャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
アチャッ!アチャッ!アチャッ!アチャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!
ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!
ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!
ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!ホアチャア!
ニヤッ
ホッ!ハッ!アチョー!アチョーアチョーアチョー!!ホオォッアーーーーーーーーーーーーー!!!ホアッ!
アー!アー!アー!アー!アー!アー!ホアーアー!ウォアーーーーーー!
ガチャーーーーーーーーーーーー!スチャー!スチャー!スチャー!ヌターーーーーーーーーーーーー!!!
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
~完~
まだやってたのかよ…
孤独のウーチャマSS「ウーチャマ=アシラポッチャナグン ~ウーチャマ・オブ・フレーフレー~」
ウッチャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーマ!!!
ウチャッ!ウチャッ!ウチャッ!ウチャーーーーーーーーーーーーーーーーーーマ!!!
ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!
ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!
ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!
ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!ウーチャマ!
フレー
ウッ!ウッ!チャマー!フレーーフレーーフレーー!!ウーチャマーーーーーーーーーーーーー!!!フレー!
フー!フー!フー!フー!フー!フー!ウーチャマー!フレーーーーーーー!
フレーーーーーーーーーーーーー!フレーー!フレーー!フレーー!ウーーーーーーーーーーーーー!!!
ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
~完~
孤独のグルメSS「タモリ2」
タモリ「グッ…グオ~~~…きょ、今日も、い、いつもと同じ場所に行かなくてはならない時間がやってきた……!
オ、オレを永遠に苦しめ続けるいまいましい時間が……
グググ…は、吐き気と頭痛がする…まるで頭をショック・ハンマーで殴られたようだ~~……
グ、グワ~~~~!そ、そしてオ、オレに向けられる視聴者たちの期待が電磁波となって、オレの全方位から襲ってくる~~~!
グワワワ~…だ、誰かこの電磁波を取り払ってくれ~~~……あ、頭がどうにかなりそうだ~~~…!
も、もう、か、金などいらない…テ、テレビになんか出たくない……!誰もいない静かな所へ連れて行ってくれ~~~……!早く~~~……!」
~完~
孤独のグルメSS「タモリ3」
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも
タモリ「ウゥワァ!!……ハアッ、ハアッ……ま、またあの夢か……
オ、オレを毎日毎日同じ場所に、縛り付けるあの悪夢のような歌が……
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも
タモリ「ウワー!!ど、どこからなのだ!?た、確かにあ、あのオレにとっての地獄の子守歌のようなあの歌が聞こえてきた!?」
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも……はははは……
タモリ「グ、グワー!め、目をつぶっても、み、耳を塞いでも聞こえてくる!!き、聞きたくない!!オ、オレを地獄へといざなういまいましいこの歌だけはー!!」
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも……ははは……はははは……
タモリ「グググ……こ、こうなったら……」
ブヅッ!!
タモリ「グオォ~~…み、耳にせ、千枚通しを突っ込んで鼓膜を破った…こ、これであの悪夢のような歌も聞こえまい……」
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも
♪おひるやーすみはウキウキウォッチング♪あっちこっちそっちどっちいいとも
タモリ「グ、グワー~~~~!!!」
~完~
孤独のグルメSS「スーパー・トイストーリー」
おもちゃ好きな少年・アンディが小学校から帰っていると、何やら前方から奇妙な男がこちらへ歩いてきた
その男は体と手足に銀色に塗ったダンボールをまとい、頭には目の部分に穴を開けたボウルを被った肥満体の男であった
その男は歩くたびに「プシュー、プシュー」と言いながらぎこちないロボットのような動きでアンディ目掛けて歩いてくる
アンディは逃げようとしたが、その男に捕まってしまった。男はアンディに「私の名はロボコップ。君を守るために未来からやってきた」と語ってきた
自らをロボコップと名乗る奇妙な男は口から唾をとばしながら「プシュープシュー」と言っている。しかし、その時であった
ロボコップ「ワアア!」
突然、野犬がロボコップに襲いかかった
ロボコップ「アア、アア、アア、ワアア!」
野犬がロボコップの足に噛みついて離さない。ロボコップも負けじとチョコレートの箱で作った拳銃で野犬を撃つが、野犬にダメージはない
ロボコップ「ウ、ワ、ア!」
野犬がロボコップの首に噛みついてきた。あまりの痛さにロボコップは七転八倒した
そして何故かはわからないが、突然ロボコップの体が激しく燃え上がった。突然起こった炎に驚き、野犬は逃げていった
野犬が去っていき、ロボコップの身に安息が訪れたのもつかの間、今度は全身を包む激しい炎に苦しむ事となったロボコップ
ロボコップ「ワ・ア!」
ロボコップが火だるまになりながらどうする事も出来ず右往左往していると、騒ぎを聞きつけて消防隊員がやってきて、ロボコップの火を消してくれた
ロボコップは全身に大火傷を負い、病院へ搬送された
~完~
孤独のグルメSS「スーパー・トイストーリー2」
おもちゃ好きな少年・アンディが横断歩道を渡ろうと信号を待っていると、いきなり背後からおかしな男が近づいてきた
その男は頭に鉄製のボウルを被り、体と手足には銀色に塗ったダンボールを着ていた
背は無いが140㎏はあろうかと言う、かなりの肥満体で、歩く度に口で「ウイーン、プシュー」と言いながら独特な動きでにじり寄ってくる
男は「私はロボコップ。君が安全に道路を渡れる様に守ってあげよう」とアンディに言ってきた
そしてアンディは、男のぎこちないロボットの様な動きで誘導され無事道路を渡る事が出来た
職務を全うしたロボコップは、「プシュー、エネルギー・補給」と言いながら腰に付けた銀色の箱からバナナを取り出して食べ始めた。コーーーン!
その時、ロボコップの脳天に雷が落ちたかの様な衝撃が走った。思わず頭を抑えて膝を着くロボコップ
後ろを見ると、なんと、街でフダ付きのワルとして有名なロッキーという若者がバットを持って立っていた
コーーーン!再度ロッキーがロボコップの頭にバットを振り下ろした
ロボコップ「ワアア!」
ロボコップの頭に付けた鉄製のボウルがへっこんだ。ボウルがなければ致命傷であっただろう。痛さに耐えかね亀の様にうずくまるロボコップ。コーーーン!
ロボコップ「ワアア!」
ロッキーがさらなる一撃をロボコップの頭目掛けて加えてきた。ロボコップは脳震盪を起こし、立ち上がれない。かなり危険な状態だ
ロッキーはロボコップを無理やり引きずり起こし殴る蹴るの暴行を加えた
ロボコップ「ワアア!ワアア!」
チョコレートの箱で作ったオート9マグナムも、銀色のダンボールのプロテクターもロッキーに粉々に破壊され、最早ロボコップに抗う術はない
ロボコップ「ウ・ワ・ア!ウ・ワ・ア!ウ・ワ・ア!」
ロボコップが悲痛な叫び声を上げるが道行く人はロボコップを助ける所か、ロボコップを見ようともせず通り過ぎて行く
その時、警察がやってきてロッキーを取り押さえた。警察がロッキーを調べるとセカンドバッグから未使用の注射器数本と大麻が見つかった。ロッキーは麻薬取締法違反の容疑で逮捕された
~完~
孤独のグルメSS「スーパー・トイストーリー3」
おもちゃ好きな少年・アンディの通う小学校で、子どもたちが待ちに待った運動会が催されていた
小学校の校内では、競技に出場する児童を応援しようという父兄たちで溢れかえっていた
そんな父兄たちに混じって、アンディに一際熱い視線を送る一人の男がいた
その男は頭に鉄製のサラダボウルを被り、体中には銀色に塗ったダンボールをまとった、ロボットさながらの姿をしていた
身長はないが、遠くから見ても分かる程太っており体重140㎏はあるであろう肥満体であった
男は「プシュー、アイアム、ロ・ボ・コ・ッ・プ」と誰にも聞かれていないのにぶつぶつと独り言を言っている
そのロボコップと名乗る男はアンディ達児童が安全に競技を進行できるようにパトロールに来ていたのだった
そろそろアンディの出場するリレーが始まる。もっとアンディがよく見える場所に移動しなくては、とロボコップがぎこちない早足で歩き始めた。と、次の瞬間
ロボコップ「ウワア!」
突然、空から魚が降ってきてロボコップに噛みついてきた
ロボコップ「アワア!ウ・ワ・ア!」
魚がボウルで保護されていないむき出しのロボコップの下唇に噛みついて離れやしない
そして、裂けよ千切れよとばかりにびちびちと勢いよく尾を振ってロボコップの下唇を食いちぎろうとしてきた
ロボコップ「ウゥワ!ウゥワ!ウゥワ!」
ロボコップが叫ぶが、みんな競技に夢中で誰もロボコップを見る者はいない
ブヂッ!ロボコップの下唇からあごにかけて大きく裂け始め、血がダラダラと出てきた。そして銀色のダンボールのプロテクターを真っ赤に染めた
ロボコップ「ワアァーー!」
激痛に我を忘れたロボコップが児童たちの走るリレーのコースに乱入してきた
ロボコップはただちに病院に搬送され顔を20針縫う事となった
~完~
孤独のグルメSS「スーパー・トイストーリー4」
おもちゃ好きな少年・アンディが小学校から帰ってくると、なんとアンディの自宅が「恐怖の館」に改造されていた
そして、元・アンディの家「恐怖の館」の不気味なドアが開いたかと思うと、中から黒いマントを着た得体の知れない中年男性が躍り出てきた
中年男性はアンディに言う「ワハハハ…!我が輩の名はドラキュラ伯爵…アンディよ、きみのお父さんとお母さんは預かった!返して欲しくばこの恐怖の館の奥にいる我が輩と勝負するがよい」
そしてドラキュラ伯爵は館の中に入っていった。アンディが途方に暮れていると、後ろから一人の男がアンディに近付いてきた
その男は頭に鉄製のボウルを被り、体中に銀色のダンボールで武装したマシーンのような姿をしていた。男がアンディに言う
「私はロボコップ。アンディ君、一緒にお父さんとお母さんを探しにいこう」アンディはロボコップと「恐怖の館」足を踏み入れた
ロボコップが「恐怖の館」に入るなり「プシュープシュー」言いながらキョロキョロしてはぶつぶつ何かを呟いている
そして突然、ロボコップが前回り受け身をして見せたと思うと、「ウィーン。前方後方異常ナシ」とに呟いた
ロボコップ「ウワア!!!」
いきなりサンチェが襲いかかってきた
ロボコップ「ウワワワア!」
サンチェがロボコップに絡みついて離れない。そして三本の足でロボコップの頭を滅多打ちにしてきた
ロボコップ「ウワ!ウワ!ウワ!」
今度は空からメッチャンが飛んできて爪でロボコップの頭を鷲掴みにしてきた
ロボコップ「ウ!ワ!ア」
そして140㎏もあるロボコップの巨大を鷲掴みにしたまま「恐怖の館」の中を飛び回るメッチャンとサンチェ。すでにロボコップは恐怖のあまり失神している
サンチェ「ヒヒヒヒヒヒ!」
メッチャン「ウキョウキョウキョ!」
そして「恐怖の館」の主・ドラキュラ伯爵が再び姿を表した
ドラキュラ伯爵「ウェッハハ…どうかね?我が輩の恐怖の館は……?ウ、ウワー!な、何だこの化け物は!?ウワー!!」
~完~
孤独のグルメSS「スーパー・トイストーリー5」
おもちゃ好きな少年・アンディを見守る一人の男。身長160㎝弱、体重140㎏以上
頭には鉄製のボウルを被り、銀色に塗装したダンボールで全身ガードしたまさにロボットの様な男
男は電柱の影から「こちらロボコップ。アンディの姿を確認。警護モードに入る」とぶつぶつと呟いている
すると突然ロボコップの目の前にリムジンが停車した。リムジンから降りてきたのは、何とあのハリウッドスターのシルベスター・スタローンであった
スタローンはロボコップに言う「す、素晴らしい…君こそ私が探し求めていた逸材だ…ど、どうかな…?これから私のホテルに行かないか…?」
ロボコップはリムジンに乗り込み、スタローンと共に彼の滞在するホテルへと向かった
スタローン「ここが私の部屋だよ…さあ入って…」
そこはホテル最上階のVIP用スウィートルームであった。スタローンに言われるまま部屋へ入るロボコップ
スタローン「ウフフ…私はシャワーを浴びて着替えてくるよ…待っててくれたまえ…」
バスルームのカーテンの向こうでスタローンが妖しくシャワーを浴びている
スタローン「フフ…お待たせ…」
スタローンがシャワーを浴び、着替えて出てきた。それを見てロボコップは驚愕した
スタローンは全身をボンテージでまとい顔には変態的なマスクをつけ、映画の中で観る勇猛な姿とはまさに別人であった
スタローン「わしはストレスたまり仮面じゃい!!おらあーーー!!」
いきなりスタローンがロボコップの顔面を殴ってきた
ロボコップ「ウワア!!」
スタローン「ひーーーひっひっひ!!やっぱストレス解消にはこいつが持って来いだわい!!」
スタローンがロボコップに馬乗りになり狂った様にロボコップの顔面を殴打してくる
ロボコップ「ウワウワ!ウワ!」
スタローン「フフ…スターというものは凄まじいストレスを抱えているものなんだよ…そのストレスのはけ口が今回は君だった…それだけの話さ…」
ロボコップ「わアー!」
スタローンがムチでロボコップをぶってきた。すでにロボコップは血ダルマだ
ロボコップ「ワーー!!」
スタローン「よーし!ロボコップ!次はこのマシンガンで…チンポを撃たせーーーー!!!」
~完~
孤独のグルメSS「スーパー・トイストーリー6」
おもちゃ好きな少年・アンディが小学校から下校していると前方から奇妙な男が現れた
身長90㎝程度、いわゆる小人症だろうか、明らかに成人しているがかなり背が低く、顔面にはアルミ鍋を改造したマスクを被っている
そして背中に新聞紙を丸めて作った長い槍を背負い、体中にお菓子の箱で作った鎧に身を包んだその男はアンディを見るなり「…狩リノ時間…ダ!」と言いながら襲いかかってきた
アンディは逃げるが、仮面の男が得体の知れない動きで追いかけてくる。しかし、その時だった
頭に鉄製のボウルを被り、全身を銀色のダンボールで武装した肥満体の男が現れ、仮面の男の前に立ちはだかった
肥満体の男は言う「こちらロボコップ。謎の地球外生命体を確認。迎撃する」仮面の男もロボコップという好敵手を見つけ興奮したのか、雄叫びを上げロボコップに襲いかかってきた
ロボコップ「ウワア!」
仮面の男「ウガア!」
ロボコップと仮面の男が取っ組み合いのケンカを始めた
ロボコップ「ウワウワウワウワ!ウワ!」
仮面の男「グワグワグワグワ!」
ロボコップと仮面の男が奇声を上げながらドン・フライと高山のように殴りあっている。次第に野次馬が集まってきた。二人の殴り合いはほぼ互角であった
ロボコップ「ウ・ワ・ア!ウ・ワ!」
仮面の男「グ・ワ・ア!グ・ワ!」
ロボコップと仮面の男がもみ合いながらアスファルトの上を七転八倒してドブの中に突っ込んだ
ロボコップ「ウワアアア!」
仮面の男「グワアアア!」
やがて勝負はついた。ロボコップは自分の持つ全ての力を出し切り、何とか仮面の男に勝利する事が出来た
すると仮面の男が左腕に装着した、牛乳パックで作ったコントロール・パネルを何やら操作しだし不気味に笑い出した
仮面の男がロボコップを見て不気味に笑う「…ワッハッハッハッハ…」
ロボコップは気付いた。この謎の宇宙生命体は敗者の掟に従い自爆するつもりなのだ。早く逃げなければ
ロボコップ「ウッ、ウワア!!!!ワアアア!ワアアアア!!」
ロボコップがパニックになり奇声を発しながら走り出した。そしていきなり川に飛び込んで川底に頭を打ち、病院に搬送された
~完~
真・孤独のグルメSS section2 「宇宙を駆ける」
「今日で三日目か・・・」
ハルオは誰に対するでも無しにつぶやいた。
村の駐在所にある座敷牢に幽閉されて3度目の夜、
何故こんなことになったのだろう?ハルオは己に問いかけた。
一体この村に人はいるのか?そもそも俺をここに閉じ込めたのは誰だ?
誰も、何もわからない。
シマフクロウの不気味な鳴き声だけが村に響いていた。
その時である。通くから人の足音が聞こえてくる。急いでいるのか駆け足だ。
これは一体・・・? ハルオは期待と恐怖、二律相反する衝動に心臓が高鳴った。
・・・・・・・
「たぁっえーまなく そっそぉぐ愛の名をぉ~~~っ」
GRAYである。ハルオの興は一気にそがれた。
足音はこちらへ近づいたかと思いきや、すぐUターンして、遠くへ消えていった。
「GRAYかよ」
ハルオは誰に対するでも無しにつぶやいた。
孤独のグルメSS「軽音楽」
俺は、輸入食器の顧客の家からの帰り道、例のごとく腹を減らしていた。
街を歩きながらふと見ると、高校の時計台が見えた。
「こんな所に高校があったとは知らなかった」
そういえばフトシは育成枠でドラフトにかかったとか言ってたな。ハハッ、俺の方は独り身のままどんどん歳を食っていくな。
前から女子高生たちが歩いて来た。あのカバン…楽器なんかやってるのか。ガールズバンドっていうやつか。
真ん中のカチューシャをした女の子、なかなか可愛い顔をしているじゃないか。すこしだけ俺が好きだった子に似ている気がする。
「フフっ」おじさんの戯言だな。でも、俺にもあんな高校時代が確かにあった。
少女達が去った道で、俺は少しだけ空腹を忘れて、茜色に染まった夕方の空を眺めていた。
完
孤独のグルメSS「新必殺技」
ゴロー「ウーン、俺もアームロック以外の技も練習しないとな
ヨシッ!マッスルスパークの特訓でもするか
フンッ!フンッ!」
物言わぬ人形相手に新技の練習をするゴロー。その時だった
キン肉星神殿にまつられた壁画から謎のビームが発射されゴローに直撃した
ゴロー「うわあ~~~!!」
ゴローは黒コゲになって死んだ
~完~
孤独のグルメSS「天使の鼓動」
俺は、ひょんな事故が原因で命を落とした。そして、死後の世界であるこの学園に存在している。
生前の事についてはよく覚えていない。事故で俺は記憶を失ったらしい。
しかもなんで中年男の俺が高校生としてこの学園に送られたのかは、いまいち理解出来ないでいる。神様の悪戯とでも考える他ないか。
今日、俺には仲間が出来た。「死んだ世界戦線」とかいう学園内のグループに勧誘されたのだ。俺は、グループの仲間達と共に、初めて学食に来た。
「学食でラーメンとか食べてるのはシロウト、あれはダメ。この学食では、対天使の作戦でかすめた食券で食べる肉うどん!これしかない!」
メンバーの一人、滝山にそう言われた。こんな会話を昔もしたような気がする。懐かしい気持ちだ。
「いただきます」
メンバー達と語りながら肉うどんを食べる。あったまる。これはいい。
こんな風に、大人数で食事をするなんて長らくなかった気がする。俺は…俺は無性に嬉しくなった。
そうだ、俺は本当はこんな風に食事をしたかったんだ。やっと願いが叶った。ありがとう……
俺は消えた。
完
孤独のグルメSS「キック」
ゴロー「ッウーン、アームロックのような関節技だけじゃなく、打撃系もちゃんと練習しなくちゃな」
そんなわけで、俺はムエタイのキックの練習をすることにしたのだ
ゴロー「フンッ!フンッ!」
ズキッ!
ゴロー「う、うわあ~~~!」
ゴローは足を骨折した。そして、その折れた骨の破片が心臓に達して死んだ
~完~
孤独のグルメSS「探偵歌劇」
俺は、横浜に出張に来て、遅い昼飯をどこで食べるか考えあぐねていた
「中華街ってんじゃないしな、シューマイだけってのも」
ぶらぶら歩いていたら、不思議な樹海に迷い込んでいた
「うわあ、なんかすごいとこに入っちゃったぞ」
そうこうしていたら、熊が少女たちに襲い掛かっている場面に遭遇してしまった
バッ ギュ 「がああああ」
熊にアームロックを決めてからくも撃退した
「ひょっとして今のはバリツですか?」と探偵みたいな帽子をかぶった少女が尋ねてきた
俺は得体の知れない奇妙な満足感を味わっていた
完
孤独のグルメSS「攻撃魔女」
爺さんの蔵の中を掃除してたら古い書籍が出てきた。
戦中の頃の雑誌みたいだ。
なになに…「魔女たちの秘め声」?
ふうん…いわゆるカストリ雑誌ってやつか。
な、なんだこの少女たちは?
いったいどういうつもりでパンツ丸出しなんだろ…?
これって趣味かな…まさか軍人じゃないよな。
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」?ズボンとはパンツのことか?
「生きてれば焼き饅頭屋の婆さんと同じくらいか…」
可愛い、確かに可愛いんだが、今日の俺にはこの魔女のズボンさえどこか上滑りしていく
完
ガチャ! 突然、けいおん部のドアが開く。
紬「唯ちゃんかしら?」
澪「また遅刻か?唯。さっさと練習始めるぞ!って・・・・え?誰?」
五郎「うーん。やたらといいニオイが立ち込めてくる。女の子のニオイだ」
澪「あの、どなたですか?」
五郎「うおーん!俺はまるで、人間火力発電所だ!」
律「なんだこいつ。きめえ!って何すんだよ!抱きつくなよ!おい!」
-事後ー
律「も・・・もうお嫁にいけない・・・グスン」
五郎「射精すると少し気が楽になり、部屋を見回すゆとりがでてきた」
澪「なにこいつブツブツ言ってんだよ?」
五郎「ん?沢庵があるのか。そうなれば話が違う。うおん!」
紬「きゃあああああああああああああああああああああああ」
-事後ー
扉を開ける音
唯「遅れてごめーん。練習しようよ!っとその前にムギちゃんのケーキが
食べたいな。ってあれ、みんなどうしたの?」
(失神してる律、紬。意外と冷静な澪)
澪「ああ、唯。変なおっさんが急に・・・」
唯「そんなことより、ごはんはおかずの新しいアレンジを考えたよ!」
五郎「ごはんはおかず?!・・・・・頭が混乱する。」
唯「誰?この人?澪ちゃんのお父さん?」
澪「断じてちがーう!」
五郎「申しおくれました。井の頭です」
澪「遅れすぎだよ!もう色々と取り返しのつかないことになってるよ!」
続く
梓「すみませーん。遅れました。あれ?お客さんですか?」
澪「いや、ちょっとな・・・」
梓「ムギせんぱいも律せんぱいもどうしたんですか?」
五郎「ツインテールと猫耳!素晴らしい組み合わせだな。所詮われわれは
島国の農耕民族ってことか」
梓「島国とか農耕とか関係ないですよ?」
澪「梓、こいつに構うな。とりあえず、さわ子先生に連絡を・・・って
あずさあああああああああああああああああああああああああああ」
五郎「うおおおん!マズくない!決してマズくないぞ!!」
-事後ー
五郎「澪!そういうのもあるのか!」
澪「今頃気づいたのかよ!」
五郎「まるで俺の体は旧豊郷小、胃はけいおん部のようだ」
澪「わけわかんないよ!」
五郎「うおん!チャプチュチャプチュむぐう、うん、上等上等」
澪「こ、こら!変なトコ舐めるなあああああああああ。うわああああああ」
ー事後ー
五郎「俺は得たいの知れない奇妙な満足感を得ていた」
完
孤独のグルメSS「ごろうの」
俺の人生は、あの日以来変わってしまった。
輸入雑貨の顧客の一人であったあの男から、「ゲームに参加しませんか?」と問われ、何の気なしに了解した。しかし、それはゲームなどではなかった。
俺は今、このジアースと名付けられたロボットを操縦し、巨大な敵と戦っている。一週間前、俺の椅子が自分の番が来た事を教えた時、俺の運命は決まった。
この戦いが終わったら俺は死ぬ。それが、この恐るべき「ゲーム」のルール。
思い出の店や場所が並ぶ街を壊さないように、俺は慎重に敵を海へ誘導し、そして勝負をかけた。
敵のコアを掴んだ。これを潰せば敵は倒せる。しかし俺の人生もそれで終わり。
悲しくないわけがない。恐ろしくないわけがない。だが、俺が戦うことで、この地球は救われるかもしれない。
フトシも、焼き饅頭屋のじいさんも、俺がアームロックをかけた店主も、呉とかいうあの留学生も、そして滝山も、明日を生きる事ができるのだ。
俺はついに決心を固め、敵のコアを握りつぶした。
轟音と共に敵はみるみる崩れ、海の藻屑と消えていく。そして俺の意識も薄れ始める。
走馬灯の用に様々な光景が浮かんできた。じいちゃん、フトシ、滝山、そして小雪…
そうか、俺はもう一度だけ、小雪に会いたかったんだ。会いに行けば良かったんだ。
あの時パリに残っていたら…、ハハッ、もう遅いな。
寂しいおばあさんにさせてゴメンな、小雪…。
ジアースの灯りが、一つ消えた。
完
孤独のグルメSS「被虐の豚」
…とにかく腹が減っていた。
焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ。
なんにしようかな…ま、なんでもいいスタミナのつきそうなところで
<マゾ豚いじめ>
美緒さまの中にマゾ豚が入っているものと思っていたら
予想に反してマゾ豚のみをたっぷりと苛めて横に少量の嵐子のトラウマ
不思議な女装辰吉
<ノアのお○んこ>
ほとんどまるまるアグネス
<竹達彩奈>
罵声多し
<ブタロー>
ドMとルル山がいっぱい。汁はたっぷり
うーん、マゾ豚とブタローでぶたがダブってしまった。
なるほど、この店は竹達と福山だけで十分なんだな。
完
孤独のグルメSS「飯物語 ごろうサーディン」
自然食レストランの一件以来、俺はイワシ以外のカレーを受け付けなくなってしまった。
何を頼んでもうんこ味のカレーになってしまうのだ。
五郎「えーと、カレー…丼」
五郎「うん!これこれ!」
五郎「うんこだ!これ!」
忍野「ずいぶんご機嫌だね、なにかいいことでもあったのかい?」
失礼な奴が話しかけてきた。話をしてみると、俺のこの症状はイワシの怪異らしい。
イワシの乱獲がカレーに及ぼす影響を小一時間聞いていたが、さっぱり意味が分からない。
五郎「あなたはカレーの気持ちを全然まるでわかっていない!」
腹いせに金髪幼女にアームロックを決めてしまった。
あーいかんなあ、こんな、いかんいかん…。
完
孤独のグルメSS「神奈川県鎌倉市江ノ島のイカスミスパゲティ」
俺は、大船まで仕事で来たついでに、鎌倉まで足を伸ばしてみた。
車を停め、しばし海を眺めた。
「青い空に、どこまでも続く海。ここの風景だけはいつまでも変わらないな」
それはまるで、ずっと一人での生活を続けている自分自身のようだ。そんな風に思えてきた。
俺は変わらないんじゃなくて、変われないんじゃないのか?
いかんいかん。ついつい、しんみりした気持ちになってしまった。
時間は昼時だった。
「ん?」
まだこの季節でも海の家なんかやっていたのか。
海の家に来るのなんか何年ぶりだろう。よし、入ってみるか。
シーズンオフだけに、客は俺一人だった。俺は、語尾に「ゲソ」をつける不思議な店員に案内され、席についた。
メニューを見る。いかにも海の家のメニューという感じだ。
「お…」
イカスミスパゲティか。これちょっと面白いな。
「すみません。イカスミスパゲティを一つ、大盛りでね」
海の家でイカスミスパゲティなんて食べられるとは意外だな。
ふと厨房を見ると、先ほどの店員の少女が、茹で上がったパスタにスミを吹きかけていた。
俺は、とりあえず何も見なかったことにした。
少女がイカスミスパゲティを運んできた。
「ん…」
これはウマい。東京のレストランでもなかなか味わえない程のイカスミスパゲティだ。
ふうん、あの少女はイカだったのか。
…いや、そんな訳ないか。ハハッ、いい歳して恥ずかしいな。
「ごちそうさま」
うまかった。しかし、俺が見た光景は一体何だったのだろう。頭が混乱する…。とりあえず家に帰ったら一眠りして落ち着こう。そう思った。
完
真・孤独のグルメSS 「湖畔」
「こんな気味の悪い森に、こんな美しい湖があったなんて・・・・」
ヤスオは思わず息をのんだ。
「ヒミカ、見えるか?湖だ・・・水が飲めるぞ」
ヒミカはヤスオを後から蹴っ飛ばし、我先にと湖に走り寄る。
だが、ヒミカは知らなかった。湖には恐ろしいプレデターがいることを。
「ヒッ、ヒミカァーッ! 俺だけのヒミカが!頭から!うわぁ―――っ!」
半狂乱状態で逃げるヤスオ。野生のプレデターはヤスオの声にびっくりして、
反射的にヤスオを追う。
プレデターはヤスオを後ろから蹴っ飛ばし、我先にとその場から逃げ去った。
「た・・・助かった・・・のか?」
ヤスオの背中には、ヒミカとプレデターに蹴られた鈍い痛みがあった。
プレデターの蹴りには遠慮が見られたが、ヒミカの蹴りはバダ・ハリ並にこたえた。Fin
孤独のグルメSS「大山町白熱教室」
教授「今度はありふれた食堂でのストーリーを例にしてみよう。君は一人のアルバイト店員だ。
君の働く食堂の店主は気分屋で、度々理不尽な理由で君を怒鳴りつけてくる。しかし、君はあくまでもアルバイト店員だからその仕打ちにじっと耐えていた。
ある日のこと、いつものように君が理不尽な理由で怒鳴られていると、そのことを不快に感じて店主に抗議する客が一人現れた。
店主は意見された事に憤り、口論の末に客であるその男性に手をだした。すると客の男性はいとも簡単に店主の腕を掴むと、見事にアームロックを決めた。
ここで君たちに考えて欲しい。君ならばその状況にどう対処するかな?はい、そこの彼」
学生「僕ならば男性を止めると思います。『それ以上いけない』とか言って」
教授「『それ以上いけない』か(笑)。ではその理由は?」
学生「理不尽な店主を止めてくれた事には感謝しますが…、かといって露骨に客に肩入れした行動を取れば、その後の勤務に支障がでますし…、それらを踏まえるとこう対処するのが一番ではないか、と。あまりに中途半端な態度かもしれませんが…」
教授「いや、良い意見だ(笑)。君の名前は?」
呉「呉です」
孤独のグルメSS「滝山VSガンツ」
今からてめえたちはこの方をヤッつけにいってくだちい
たきやま星人
特徴 めちゃんこつおい
すきなもの シウマイ
くち癖 よくぞきいてくりました ハァーッ、ハァーッ
あの地上最強の生物・滝山とGANTZが闘う事になろうとは
今回のミッションは過去最高最大規模になるものと予想され、全世界GANTZチームとの合同ミッションとなる
次々と転送が始まり、戦場となる広場の中央では既に滝山が仁王立ちして待ち構えていた。滝山は次々と転送されてくる全世界GANTZチームに言う
滝山「よくぞ来てくれました!!さあゲームの始まりです!!かかッてきなさい!!」
玄野と加藤と和泉と氷川がGANTZソードで滝山に斬りりかかった。だが滝山にはまるで当たらない
加藤「ハアッ、ハアッ、くッそ!!」
玄野「バカッ速ェ!!」
今度はおっちゃんとレイカと稲葉と大阪のドSの三人とノブやんと島木と桑原がXショットガンとHガンを乱射しながら突っ込んできた。だが当たっても滝山にはまるで聞いていない
次は坂田と桜井が超能力で滝山を攻撃するも滝山にはまるで効果がない。逆に坂田と桜井が超能力の使いすぎで憤死した
今度はこっちの番だ、とばかりに滝山がパンチを放つ。その熱風で全世界GANTZチームが次々と死にほぼ壊滅状態となった
西がステルス状態から滝山をHガンで狙撃するも全く滝山には効かない。そして風が滝山に渾身の鉄山肱を決めるが逆に風の体がバラバラになった
7回クリアの男・岡八郎と撃て撃て撃てのヒゲが岡スーツのパアッで滝山を撃つが滝山には全く効かなかった。そして滝山の正拳突き一発で岡と撃て撃て撃てのヒゲは即死した
~完~
孤独のグルメ超番外編 「マーくんの憂鬱」
オッス、俺マーくん。孤独のグルメの影の主人公さ。
強さ議論じゃ、サニーレタス以下でよ。おまえらナメんなっての。
今日は俺の魅力をたっぷり紹介するぜ。手元にマンガがあれば、まず
俺を探して欲しい。
見つかったか?かわいいだろ俺。ラーメンをすすってるトコなんか
イケてると思わね?ま、こぼしちまったけどさ。あれは、まぁ実は
演技なんだよ。ホラ、ちょっと溢した方が、ガキっぽくていいだろ?
つーかさ、なにが「まーくんこぼさないでよ」だよ。あのケツ
!あいつウゼエよな。
あいつは俺の育ての親でよ。生みの親は・・・まぁいいや。
ま、そこまで深読みしてる殊勝な奴はこのスレにはいねぇだろうけどさ。
にしても、なんだよこのスレは。毎日ロムってっけど、生産性ねぇよな。
たまには俺、まーくんの話題で盛り上がってみろよ。もう最近我慢できなくて
さ、思わずカキコしちまったよ!。
孤独のグルメSS「真・トイストーリー」
おもちゃ好きな少年・アンディが駅まで出かけようとすると突然目の前に、端正な顔立ちの坊主頭の男が現れた
そして男はアンディに向かって「いよ~~お、ポン!!」と大見得を切って見せるとすぐさま地面に手をついて土下座の体勢に移行した
男はアンディの前で微動だにせず、ただ綺麗な土下座の体勢を維持している。その土下座男の対応に困ったアンディは男を無視して先を急ぐ事にした
だが、男は土下座の体勢のまま、手と足首を凄い速さで動かし、まるでゴキブリのように地を這ってアンディの後ろを追いかけてくる
アンディが早足から、やがて全力疾走で男を振り切ろうとするが、男はまだ土下座の体勢を維持しつつのゴキブリダッシュでアンディに追いすがる
ゴーン!
鈍い音がしたかと思うと、男が電信柱に頭をしたたかにうちつけていた。常に土下座の体勢でいたばかりに前方不注意となったためである
男の坊主頭からジワァ…と血がにじみ出てきた。そしてあまりの激痛に耐えかね、ゴキブリダッシュを止め「…グッ…グッ…」と小さくうめき声を上げている
だが、そんな激痛の中も男は土下座の体勢を依然、維持し続けている。痛みも治まったのか、再びゴキブリダッシュでアンディをつけ回す男
やがてアンディと土下座坊主男は駅へとたどり着いた。早く電車に乗れば土下座男から逃げられると思い、アンディは急いだ。男もまた土下座ゴキブリダッシュで人ごみをかいくぐりながら追いかけてくる
そして長い階段に差し掛かった。土下座の体勢で前方が見えない男は階段を回転土下落ちで転げ落ちていった
流石の男もこれにはたまらず、仰向けで土下座の体勢のままピクリとも動かなくなった。その姿はまさにゴキブリのようであった
男は全身を強く打ち、顔面数カ所を負傷して病院へと搬送された
~完~
孤独のグルメSS「真・トイストーリー2」
おもちゃ好きな少年・アンディがテレビを見ようと、電源を入れた。すると、突然スピーカーから大音量の「いよ~~お、ポン!!」という声とともにテレビが点いた
すると画面には、坊主頭に端正な顔立ちの男が映し出された。テレビの中の男は、まずアンディに深く一礼し、再び顔を上げた
そして突然「いよ~~お、ポン!!」と言いながら右手、左手、両膝、頭を順に地面に着き、流れるような速さで土下座の体勢に移行した
男は土下座のまま、まるで静止画のようにピタリと動かない。もう20分もテレビ坊主頭の土下座を映している
アンディはテレビを消そうとしたが、スイッチを切っても、リモコンで操作しても、テレビはウンともスンとも言わない
土下座男がテレビに出てから2時間が経過した。勿論、男は土下座の体勢のままだ。やがてスピーカーから、「プア~ン、ビヨ~ン…」というような洗脳音楽が流れてきた
この「プア~ン、ビヨ~ン…」というような洗脳音楽を聞きながら土下座男を見ていると気が変になりそうだ。アンディはテレビを叩いてみたが、全くテレビは消える気配はない
さらに土下座男が頭からビカビカッと強烈な光をテレビから発しだした
この「プア~ン、ビヨ~ン…」というような洗脳音楽と土下座男から放たれる強烈なフラッシュにより気持ち悪くなったアンディは猛烈な目眩と吐き気に襲われゲロを吐いて倒れた
その時、何事かとアンディの父が部屋に飛び込んできた。アンディの父はテレビ画面に散弾銃を何発も打ち込んだ。ようやくテレビは消え、土下座坊主男も消え去った
アンディは救急車で病院に運ばれたが、幸い命に別状はなかった
~完~
孤独のグルメSS「真・トイストーリー3」
おもちゃ好きな少年・アンディは友達と空き地で遊んでいた。すると友達の誰かが、寒いのでたき火をして温まろう、と言い出した
しかし、子どもだけで火遊びをするのは危険だ。誰か大人の人がいなければ
そんなアンディ達の心配を嗅ぎつけたかのように、一人の大人の男性が現れた。端正な顔立ちに坊主頭の男。男は言う「火遊びをするのなら、私が見ていてあげよう」
アンディ達は喜々としてたき火を始めた。火は勢いよき燃え上がり。たちまち暖かくなってきた
すると、いきなり坊主頭の男がたき火に向かって地面に手を着いて土下座を始めた。そして「いよ~~お、ポン!!」
と言いながら土下座の体勢のまま、手のひらと足首をシャカシャカ動かして、たき火目掛けてゴキブリのように高速移動しだした
男が土下座ゴキブリダッシュでたき火に突っ込んだ。当然、男の衣服に火が燃え移り、たちまち土下座男の体が炎上した
かなりの熱さだろう。男が火傷による激痛を紛らわすかのように「いよ~~、ポン!!いよ~~、ポン!!」と叫んでいる
そして炎で燃え盛る火の玉のような男がアンディ達の方に土下座ゴキブリダッシュしてきた
アンディ達は逃げるが、土下座男のファイヤーゴキブリダッシュはかなり速く、アンディの友達のマイケルが追いつかれて足に火傷を負った
今度は、ファイヤー土下座男がアンディの友達のケンの方に向かってきた。土下座男はケンの股関に土下座の体勢で頭突きしてきた。ケンは股関に大火傷を負ってしまった
さらに土下座男がアンディにファイヤーゴキブリダッシュしてくる。もう駄目だ。その時だった。アンディの父が散弾銃を乱射しながら空き地に怒鳴り込んできた
土下座男は驚いて、空き地の塀のすき間からゴキブリのように逃げていった
~完~
孤独のグルメSS「KAGEROU」
深夜。中年の男が、閉鎖されたデパートの屋上でひとり佇んでいた
彼の名はヤスオ。一年前に、勤めていた会社をリストラされ、所々で借りては膨れ上がった多額の借金を苦に自殺しようとしていたのだった
ヤスオ「…もうこんな社会にいる意味はない…死のう…」
意を決したヤスオがデパートの屋上から飛び降りようと、鉄柵に手をかけた、次の瞬間
「お待ちなさい」
ヤスオの背後から何者かの声が聞こえた。振り返ると、そこには端正な顔立ちに坊主頭の男が立っていた。男はヤスオに歩み寄ってきた
そして男がヤスオの2メートル手前ぐらいまで近づいたかと思うと立ち止まり。真剣な眼差しでヤスオの顔を見つめてきた。そして、突然
男「いよ~お、ポン!」
男が素っ頓狂な奇声を上げたかと思うと、小さくジャンプし、着地したと同時に地面に手と頭と膝を付き、土下座の体勢に瞬間移行した
そして、手の平と足首を素早く動かして、土下座の体勢のまま、ゴキブリのような高速移動でヤスオめがけて前進してきた
ヤスオ「ワアァーーー!!」
男がゴキブリダッシュでヤスオを凄い勢いで押し出してくる。そしてそのまま鉄柵を突き破ってビルの屋上から二人とも転落した
ヤスオは全身を強く打ち、死亡した。だが、ゴキブリダッシュ坊主男はというと、転落して地面に叩きつけられた後も土下座の体勢を維持し続けていたという
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS嵐」
あの人気絶頂のアイドルグループ・嵐と地上最強の生物・滝山が闘うこととなった
ただし、地上最強の生物・滝山と嵐たちでは身体能力に差がありすぎるので、ハンデとして嵐の5人にはパワードスーツとレーザーガン等のハイテク武器が支給される
相葉「滝山サン、瞬殺でいきますんで、ヨロシク」
ニノ「せめて、1分はもってくださいネ」
そして戦いのゴングが鳴らされた。滝山を包囲して一斉にレーザーガンを放射する嵐の5人
マツジュン「今日メシどうする?」
桜井「ラーメンでよくね?」
嵐のメンバーが戦いの最中にも関わらず、余裕で軽口を叩いていると、レーザーの硝煙の中からひとつの影が飛び出してきた。そして相葉に手刀をお見舞いした
相葉「げえっ!」
戦車の砲撃にも耐えるパワードスーツが飛び出して滝山のたった一発の手刀でオシャカになって相葉は即死した
嵐「撃て撃て撃て!」
嵐が尚も滝山にレーザーガンを乱射するが、滝山は空手の秘技回し受けでレーザーをすべてかき消した
桜井「う、ウソだろぉ…」
そして桜井めがけ跳び蹴りを敢行し、その反動を利用した三角蹴りでニノを葬り去った
マツジュン「アワワ…」
そして滝山はマツジュンの体をリフトアップしたかと思うと、そのまま大野めがけて全力疾走し、松本の体を大野に叩きつけた
二人は全身の骨がバラバラになった
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー」
おもちゃ好きな少年・アンディが家に帰って来ると、家の玄関の前に大きなダンボール箱が置いてあった
中を見てみると、腐った肉や野菜、そして汚物が所狭しと詰め込まれてあり、周囲に凄まじい悪臭を放っていた
こんな物を置いていく奴は誰だと送り主を見てみると、ダンボールの上面に「伊達直人」と殴りかいてあった
次の日、アンディが小学校から帰って来ると、今度は玄関の前にランドセルが置いてあった
ランドセルの横にまたも「伊達直人より」と書かれた手紙があり、ランドセルの中には猫の死骸が入っていた。アンディは気持ち悪くなりゲロを吐いてしまった
次の日、絶対に犯人の「伊達直人」を突き止めてやろうとアンディは玄関の前を見張る事にした。すると、ロングコートを着た大柄で白髪の老人が現れ、玄関の前に腐った魚を置いていった
アンディはその老人に「ぼくの家の前で何をしているんだ」と問いつめると、老人はアンディをじろりと睨みつけて去って行こうとした
アンディは逃がすまいと老人の脚にしがみついた。老人が大きな手でアンディの頭を叩いてきた。だがアンディも負けじと老人の手に噛みついた
老人「ギャアーーー!!」
老人が凄まじい叫び声を上げるが、アンディは老人の手に噛みついて離れやしない。
老人「ギャアッーーー!!」
ズルッ、老人の手の皮がバナナの皮のように捲れ骨が剥き出しになった。そしてバランスを崩した老人は転倒してアスファルトに顔面を強打した
老人「お、おおぉ~~~~……」
老人の顔面が陥没し、眼球が眼窩からこぼれ落ちた。老人は眼球を拾い上げてコートのポケットの中に入れると、脚を引きずって去っていった
~完~
孤独のグルメSS「滝山VSKARA」
あの人気絶頂のKポップグループ・KARAと地上最強の生物・滝山が闘うこととなった
ただし、地上最強の生物・滝山とKARAたちでは身体能力に差がありすぎるので、ハンデとしてKARAの5人には強化覚醒スーツとプラズマビームウィップ等のハイテク武器が支給される
チョソン「アニョハセヨタイホンリータイホン」
ジュンウン「カムサハムニダアブラハムニダ」
KARAのメンバーが、何かわからない朝鮮の言葉で滝山を愚弄している。そして闘いのゴングが鳴らされた。その刹那、滝山が目にも止まらぬ速さで飛び出してKARAのサンヨンの顔面に正拳突きをお見舞いした。サンヨンは顔面が陥没して即死した
滝山「愚か者どもが!女だからと手加減すると思ったら、大間違いだぞ!」
図星であった。いくら地上最強の生物とはいえ、所詮は男。女相手に本気を出すことはないだろうと。KARAたちにはそのような打算があった。しかしそれは安易な考えであった
さらに滝山がKARAのハヨンに向き直り全力疾走したかと思うと会心のローキックをハヨンの脚に見舞った。そして、ハヨンの胸ぐらを掴んでそのまま地面に叩きつけた。ハヨンは全身の骨がバラバラになって死んだ
チョリソンとチェホンマンがビームウィップで滝山を攻撃するが、滝山にはまるで当たらない。そして滝山はビームウィップを素手で掴んでハンマー投げのように振り回しチェホンマンとチョンを空の彼方へ全力で放り投げた
そして最後の一人、ウジョンがサイコクラッシャーのようにきりもみ回転しながら地面と平行に突っ込んできた
滝山はこれをひらりと避け、ウジョンの体を抱き抱えると、そのままジャーマンスープレックスをお見舞いした。ウジョンは地面に突き刺さって死んだ
~完~
孤独のグルメSS「トイストーリー・アンリミテッド 第1話」
あのおもちゃ達の活躍劇・トイストーリーから15年の月日が流れた。おもちゃ好きな少年・アンディは一体どうなったのか…
ラスベガス地下、秘密裏に設けられた地下闘技場。悪鬼羅刹の潜む四角いリングにその男はいた。男の名はアンディ・デイビス。突如、新星の如く現れたラスベガス地下闘技場の若きチャンピオンだ
リングアナ「さあ、今日こそアンディを止める者が現れるのか!?今日の挑戦者は、人呼んで、鋼の肉体を持つ男・ラディヒだーーー!」
ラディヒ「ダアーーーッ!アタヤプサリナンアディヤダヒリヤ……」
ラディヒが突然メッカの方向に跪き、お祈りを始めた
ラディヒ「アグリバアニャホニャウニャモニャ……」
ラディヒの戦闘前の儀式はまだ続く。あさっての方向に跪き完全に無防備だ
アンディ「オイ!いつまでやってんだ!早く始めやがれ!」
ラディヒ「ウニャウニャモニャモニャフニャフニャムニャムニャ……」
アンディ「てめえ!いい加減にしろ!!」
ラディヒ「ハニャホニャウニャウニャグニャグニャプニャムニャ……」
アンディ「チッ!オラアーーー!!」
ラディヒ「ギャアーーーーーーッ!!」
アンディがラディヒの肛門目掛け爪先蹴りを見舞った。ラディヒは突然の激痛にお祈りを止め、のたうち回った
アンディ「ハッハア!どうした?お祈りは終わったのか!」
ラディヒは激痛で立っているのもやっとだ
アンディ「ヒョウッ!!」
アンディが一気呵成にラッシュをかける。だが、その時だった
ラディヒ「デャー!」
アンディ「うっ!」
ラディヒがアンディをフロントネックロックに捕らえた
ラディヒ「ハアーッハアーッ、アダラプティサンバディ…」
ラディヒが絞める力をさらに強める。だがその時だった。突然、ラディヒが糸の切れたマリオネットのように崩れ落ちた。なんと、アンディの中指一本拳がラディヒの延髄に突き刺さっていたのだった
その瞬間、アンディの勝利が確定した
アンディ「祈った所で神様は助けちゃくれなかったな…誰もオレを殺せやしねえ…」
アンディはそう呟くと勝ち名乗りも受けず、リングを飛び降り通路に消えていった
~続く~
孤独のグルメSS「トイストーリー・アンリミテッド 第2話」
あのおもちゃ達の活躍劇・トイストーリーから15年の月日が流れた。おもちゃ好きな少年・アンディは一体どうなったのか…
ラスベガス地下、秘密裏に設けられた地下闘技場。悪鬼羅刹の潜む四角いリングにその男はいた。男の名はアンディ・デイビス。突如、新星の如く現れたラスベガス地下闘技場の若きチャンピオンだ
支配人「アンディ!今日も素晴らしいファイトだったぞ!」
地下闘技場の支配人は試合が終わった直後のアンディを呼び出し、ファイトマネーを渡した。
アンディはこの支配人と、1勝につき100万ドルのファイトマネーを払う契約をしている。
アンディ「支配人さん。俺はもう飽きちまったんだ」
支配人「なに?今なんて言った?」
アンディ「何度でも言ってやるよ。もうこんな狭い地下で戦うことに飽きたんだよ!」
支配人「くだらないジョークはやめろアンディ!貴様とはまだ契約が10試合も残っているんだ!」
その瞬間、支配人は懐から拳銃を抜き出す。アンディを従わせるためだ。今アンディは試合を終えたままの姿で武器を持っていない。支配人は勝ち誇った顔を浮かべる。
アンディ「ハッハァ!甘いぜ支配人さん!」
アンディは体を低くして猛烈な勢いでタックルをする。それをまともにもらった支配人は全身がバラバラになりそうな衝撃を感じたのだった。
そのままアンディは寝技の態勢に入り支配人の首にチョークをかけた。
支配人「ヒィーーーーー!わかった!見逃すから、助けてくれーーーー!か、金も欲しければ好きなだけ…」
アンディ「チッ!どこまでもわかってねえなアンタ…」
アンディは子供のように泣き叫ぶ支配人の声に聞く耳を持たず、そのまま腕を絞め上げた。
それからおよそ1分後、支配人は断末魔の表情でピクリとも動かなくなっていた。
アンディ「俺が欲しいのは金じゃねえ…殺し合いで得られる興奮なんだ…」
アンディは既に事切れた支配人に向かってそう言い残すと、地下格闘技場を去っていった。
~続く~
孤独のグルメSS「トイストーリー・アンリミテッド外伝 聖戦士・ラディヒ第1話」
あのトイストーリー・アンリミテッド第1話においてアンディと激闘を繰り広げた男・ラディヒ
アンディとの闘いの一週間前。彼は故郷の人里離れた平原で特訓をしていた
ラディヒ「ダアアァアァアアアアアアアァァアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
ラディヒが突然、地面を揺るがさんばかりの雄叫びを上げたかと思うと、空の彼方から、巨大なハゲタカが飛んできた
ラディヒはこの特訓の総仕上げに、平原の主である巨大ハゲタカと闘うつもりであった
ラディヒ「ダー!!ヒヤキポリネキセサナモペスタン!!バディーヤ、サンバディ!!」
ラディヒが中空を旋回するハゲタカに向かって「降りてこい。おれと闘え」と叫ぶ。だがハゲタカは空を舞うばかりでラディヒなど眼中にない
ラディヒ「エーイ!エーイ!」
ラディヒが巨大ハゲタカに向かって石や動物の糞を投げるが、一向に巨大ハゲタカには当たらない
ラディヒ「ギヤアアァーーーーー!!!」
ラディヒが自分で投げた石がラディヒの頭上に降り注いできた。頭に拳大の石が当たりラディヒは気を失った
気を失い昏睡状態のラディヒは夢を見た。その夢とは、ラディヒの生まれ育った小さな村にテロリストが大挙して押し寄せ村人を皆殺しにする夢だった
ラディヒはテロリストに敢然と立ち向かうが、ラディヒの体は透明でテロリストや村人に触れもしない。そしてラディヒは村人たちが皆殺しにされる光景をただ見ているしかないのだった
そんなラディヒが出来ることと言えば、神に祈ることだけであった
ラディヒ「ホンニャラフニャフニャホンダラヒンダラアニャホニャウニャモニャ……ギャアーーーーーーー!!」
なんと、テロリストの撃った流れ弾がラディヒに当たった。そしてラディヒの存在に気づいたテロリストが砂糖に群がるアリみたいにラディヒに殺到してきた
ラディヒ「ギャアアアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ー!ー!ー!」
~完~
孤独のグルメSS「滝山VS少女時代」
あの人気絶頂のKポップグループ・少女時代と滝山がデスマッチをするはこびとなった
ただし、地上最強の生物・滝山と少女時代では身体能力に差があり過ぎるので、少女時代たちにはハンデとして、スーパー・レーザービーム砲とハイパー・メディア・クリエイター・スーツが支給される
チョソンミン「タイホンリータイホン。アニョハニョタイホンリータイホン」
チョリンパン「アイゴーアイゴーアイゴーンゴォーーー」
少女時代が滝山をわからない朝鮮の言葉で口汚く罵倒している。そして戦いの始まりを告げるゴングがならされた
いきなり少女時代のチョリチャギョが両手に包丁を持ち、竹とんぼのように回転しながら滝山めがけて突っ込んできた
滝山はこれをさらりと避け、チョリチャギョの体を抱き抱えると、そのまま少女時代のチョウウンとチョナンカンのへと放り投げた。チョリチャギョとチョウウンとチョナンカンは包丁でズタズタになって死んだ
滝山は言う。「今日はイヤというほど思いしってもらうゾ!!地上最強の暴力というものをッ!?」
少女時代のチョチョポリスとチョンチンポがスーパービーム砲を滝山に撃ってきた。だが、滝山は空手の秘技・回し受けでビームをかき消した。そして滝山は波動拳を撃ちポリスとチンポを殺害した
今度は、少女時代のチョングチョンとチョンチンポがタックルをしかけてきた。滝山はチョグチョンにサッカーボールキックをお見舞いし、グチョンをチンポにぶつけた。グチョンとチンポは全身の骨がバラバラになって死んだ
少女時代最後の一人・チョンチンポが体中に爆弾を巻き付けて「アンナ~~~~~~~イ」と意味不明に叫びながら滝山に特攻してきた
だが、滝山は空高く飛び上がり丘の上に退避した。チョンチンポは勝手に自爆して死んだ。少女時代は全滅した
~完~
ありがとう。みんなに盛大な感謝を。そして、このSSを読んで
下さった皆さんに、精一杯の感謝を!
ーーありがとうーーーー
ー完ー
おつかれ様
これ作るのにどのくらい掛かったのか教えて
>>250
8年かな
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