提督「カレーライスをやっつけろ」 (9)
提督「はあ……」
漣「どうしたんですかご主人様?元気がないですね」
提督「漣か。いやなに、ちょっとカレーが食べたくてしょうがないんだ」
漣「カレー!漣も食べたいです!」
提督「やばい本格的にカレーが食べたくなってきた。このままじゃ道徳的な間違いを冒すかもしれん」
漣「カレー!カレー!」
提督「作るか」
漣「キタコレ!」
提督「ところで漣よ、お前カレー作ったことあるか?自慢じゃないが俺は台所に立ったことすらない」
漣「なに言ってるんですかご主人様。カレーなんてこだわらなければ誰にでも簡単に作れる定番中の定番じゃないですか!」
提督「おお!頼もしいな」
漣「いえ、漣は食べる専門ですので頑張るのはご主人様1人です」
提督「……」
漣「ちょ、冗談ですよ!そんな目でみないで下さい!」
提督「まあいい。早速買い出しに向かうとしよう」
漣「待って下さい、ご主人様。せっかくだから料理の上手な人に着いてきてもらって色々アドバイスをもらいませんか?」
提督「そうだな、鳳翔を頼ってみるか。待ってろ、今無線で連絡を……」
提督『……あー、聞こえるか、鳳翔?こちらは提督だ』
漣『……はいはい、聞こえてますよ。何か御用ですか、ご主人様?』
提督『いやな?今から漣とカレー作ろうと思ってな。でもせっかくだから料理の得意なお前に色々アドバイスを貰いたかったんだ。どうだ、今時間あるか?』
漣『あー、ごめんなさいご主人様。漣は今からご主人様とカレーの材料を買いに出かけるので無理そうです』
提督『そうか、ならしかたないな』
漣『わざわざ誘って下さったのに申し訳ないです』
提督『いやいや、構わんよ。こっちも急だったしな』
漣『是非今度漣にもご主人様のカレーを食べさせて下さいね』
提督『おう、期待しないで待ってろ。それでは失礼する』
提督「残念ながら都合がつかないそうだ」
漣「みたいですね。じゃあ、2人で行きましょうか」
提督「そうだな」
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