いろは「先輩?」
いろは「もーっ、返事して下さいよ先輩!」ガシガシ
八幡「お、俺? 金なら少ししか持ってないんだが」
いろは「とぼけないでくださいよ!今日、暇ですよね?どこか遊びに行きましょう!」
八幡「今日予定あるから無理だし、予定なくても行かない」
いろは「先輩に予定あるはずないじゃないですかー」
八幡「失礼なこと言うな。変な部活に入れさせられてな?そっち向かわないといけなくなった」
いろは「先輩が部活に入る……?何かありえないことを聞いた気が」
八幡「マジだって」
いろは「サボっちゃいましょーよ」
八幡「俺もそうしたいのは山々なんだが、後が怖いしアラサーの鉄拳食らいたくないからな」
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ガシッ
平塚「なにか不愉快な言葉を聞いた気がするんだが?比企谷」
八幡「やだなー、先生の気のせいですよ、あはは」
平塚「……それはいいとして早く部活に行きたまえ。雪ノ下が待っているぞ」
八幡「雪ノ下が俺を待ってるわけないですって」
平塚「君から見て雪ノ下はそう映るのか。」
八幡「そりゃそうですよ。初めて会ったというのにいきなり罵倒してくる女子なんて雪ノ下くらいですし」
いろは「…もしかして部活ってあの雪ノ下先輩と二人きりなんですかー」
八幡「そうだけど?」
いろは「むー……」
??「先生、ちょっと相談が…」
平塚「んむ?、分かった生徒指導室で待っていてくれたまえ。すぐ向かう」
??「分かりました!」
八幡(ん?あの女子、俺を見てたような… 気のせいだな)
平塚「……えっと、なんの話だったかな。…そう、雪ノ下の話だ。彼女は優秀で正しくはあるんだが、世の中とはズレているというか……。とにかく優しい子だよ」
八幡「そういうもんなんですかね……」
平塚「ああ、そうだ。それと、部活には絶対に行きたまえよ?もしも無断で休んだら……」
八幡「休んだら……?」
平塚「3年で卒業出来ると思わない方がいいぞ。じゃあな」スタスタ
八幡「横暴だ……」
いろは「平塚先生は先輩の操縦うまいなあ。勉強になります」
八幡「おい、マネしないでいいからな」
いろは「どうでしょうねー」ニヤニヤ
八幡「やめろおい」
いろは「ところで、先輩今から部活行くんですよね?」
八幡「ああ」
いろは「私もついていきます」
八幡「へっ?」
いろは「どんな部活なのか知っておきたいですから」
八幡「…勝手にしろ」
いろは「はい!勝手にします♪」
部室前
八幡「見学するのはいいけどよ。何するのかよく分からんしつまらんぞ」
いろは「先輩がいるならつまらなくないですよー」ダキッ
八幡「くっつくな離れろ」
ガラガラ
八幡「うす」
雪乃「こんにちは。もう来ないのかと思っていたわ」
八幡「俺も思ってたわ」
雪乃「…隣の彼女はどなたかしら」
八幡「ああ、一年の一色だ。部活の見学したいんだとさ」
いろは「一色いろはです!よろしくお願いしますー」
雪乃「ええ。歓迎するわ」
いろは「ありがとうございますー」ニコニコ
いろは「…暇ですねー」
八幡「だな」
雪乃「依頼が来るまでは基本的に何しても良いわよ」
八幡「なぁ、雪ノ下。今まで依頼は何件あったんだ?」
雪乃「…一件よ」
八幡「ふーん(明日からは本持ってくるか)」
いろは「先輩ー、何か面白いこと言ってくださいよー」
八幡「断る」
いろは「先輩ー、しりとりしましょう」
八幡「リンカーン」
いろは「ちょっとぉ!いきなり何終わらせてるんですかー!」
八幡「今いいところなんだ 邪魔すんな」
いろは「…何をやってるんですかー?」
八幡「いろいろ」
いろは「見せてくださいよー」グイッ
八幡「おい、くっつくな」
いろは「うわー小町ちゃんの画像眺めてニヤニヤしてたんですかー。気持ち悪いです」
八幡「ニヤニヤはしてないだろ…してないよね?」
いろは「いやいやー、人様には見せられない顔してましたよー」
トントン
雪乃「どうぞ」
このSSまとめへのコメント
この>>1は出来る!!
面白い、更新ガンバ(((〃`ω´)bグッ
僕は、こういうの好きですね。
がんばってください!
これは楽しみです。
更新お願いします!
私、気になります!(続きが)