男「俺は昔も今もあまり女とは縁がない、はずだったのだが少し前からかな」

男「唯一俺に言い寄ってくるヤンデレが居るんだが……」

―――

ヤンデレ「男さん、喉渇いてません？　このお茶飲みませんか？」ﾆｺﾆｺ

男「ごめん、今あまり喉渇いてないんだ」

ヤンデレ「それでも飲んでみてください！　このお茶とっても美味しいんですよ！　ホラ」ｺﾞｸｺﾞｸ

ヤンデレ「一度飲みだしたら止ま、らな、い……zzz」ﾊﾞﾀｯ

男「そのヤンデレはアホの子だった」



みたいなの期待してたのに……

ヤンデレ「ハッ!?　男さん!!　私のお茶に毒を盛りましたね!!」

男「……盛っていないんだが」

ヤンデレ「眠らせて私をお持ち帰りしようだなんて……」

男「いや、俺は盛ってないよ?」

ヤンデレ「そんなことしなくても男さんなら、私はいつでもお持ち帰りOKですよ」////　

男「だから!!　俺は盛って無いって!!」

ヤンデレ「じゃあ早速お持ち帰りください」////

男「いや、持ち帰らないからね」

ヤンデレ「あ、ラッピングですか?　気が効かなくてすみません」

男「気よりもまず話を聞こうか」

じゃあこんな感じなのをよろしく

ﾄﾝﾄﾝ ｶﾞﾁｬ

ヤンデレ「男君まだ起きてる？」

ヤンデレ「ごめんね。こんな時間に今日のこと謝っておこうと思って」

ヤンデレ「どうしても外せない用事があったっから、
男君に美味しいご飯を作ってあげられなくて本当にごめんね」

ヤンデレ「ううん気にするよ。だって男君いつも私の晩ごはん楽しみにしてくれたんだもん」

ヤンデレ「作り置きも考えたんだけど、男君にはやっぱり作りたてのお料理食べてもらいたかったから」

ヤンデレ「でも大丈夫。明日からはちゃんと作るからね」

ヤンデレ「別にっ男君のこと嫌いになったとかそういうわけじゃないよ。本当だよ！」

男「俺はお前が嫌いだ」

ヤンデレ「」

仕方がないから俺が逝こう

ヤンデレ「嫌いって言われた……」

ヤンデレ「男君に嫌いって言われた……」

ヤンデレ「あぁアイツが悪いんだ」

ヤンデレ「きっとアイツが男君をこんな人にしたんだ……」

ヤンデレ「そうだアイツを殺せば良いのか……」

男「お、おい……」

ヤンデレ「アイツを殺せば……」

ヤンデレ「アイツさえいなければ……」