アルミン「巨人とコミュニケーションをとりましょう」(21)


アルミン「今日は英語の勉強をします」

一同「ハイ」

アルミン「今日は応用編です。巨人と英語をお話しましょう」

アルミン「巨人との会話をマスターすべく、努力をしましょう」

一同「ハイ」

アルミン「まずは巨人との挨拶編です」

アルミン「私のあとに続いて発音してみましょう」

アルミン「how do you do? 」

一同「how do you do?」

アルミン「初めまして、という意味です」

アルミン「巨人にも礼儀正しく挨拶しましょう。
      きっと巨人も理解して快く手を上げて挨拶してくれます」

アルミン「その後に上げた手を振りおろしてくるので華麗に避けましょう。
      巨人の挨拶はとても荒っぽいですが焦らずに冷静でいましょう」

アルミン「それが巨人流の挨拶です。では次にいきましょう」

アルミン「i am glad to be able to meet you and to come out.」

一同「i am glad to be able to meet you and to come out.」

アルミン「お会いできて嬉しいです、という意味です」

アルミン「巨人との会話もまた、必要です。
      会話を弾ませる為に、これもまた必要です」

アルミン「そうすると巨人は理解して快く口を大きく開けてこちらに向かってくるので、
      華麗に四方八方に避けましょう」

アルミン「それでは、次に行きましょう。今度は一度会った事がある場合に使います」

アルミン「it is the first time in five years. 」

一同「it is the first time in five years. 」

アルミン「五年ぶりですね、という意味です」

アルミン「とある少年が五年前に会った事がある巨人に対して使った言葉で有名です。
      きっと巨人も理解し、快く横目で挨拶してくれます」

アルミン「すると超大型巨人の場合ですが、手を大きく反らせて固定砲を破壊します。
      そうなる前に立体起動で逃げましょう」

アルミン「それでは、次にいきましょう。今度は非常事態時に使う言葉です」

アルミン「please do not eat. 」

一同「please do not eat. 」

アルミン「食べないで下さい、という意味です」

アルミン「自分がガスも刃も切れたモブの場合、しっかりと覚えておかなくてはいけません。
      巨人に食べられかけている時に使うのが良いですね」

アルミン「ですが巨人はお構いなしに貴方を口に運びます。足掻いたってどうしようもありません。
      助けが来るか死ぬか巨人化するかの三択です。どれも絶望的ですね」

アルミン「そういえば言い忘れていました。後程テストをする為に壁の外へ遠征をします」

一同「ハイ」

アルミン「何か質問はありますか?」

ジャン「ハイ、アルミン先生」スッ

アルミン「どうぞ、キルシュタインさん」

ジャン「巨人との会話はどのくらいの生存率で終えられるでしょうか?」

アルミン「いい質問ですね。ではお話しましょう」

アルミン「まず、訓練兵の5割が会話の途中で諦めて巨人の胃袋へ大人しく入ってしまいます。
      丸ごと食べられてしまうのが2割、一部分や半分などを食べられてしまうのが2割
       そして食われずに潰されたり千切られたりするのが1割ですね」

アルミン「ですが三つめは周りが注意してあげてください。なんたって食べ物で遊んではいけません
      と周りが教えないといけません。うなじの肉を削ぎ落しながら言うと憎さ倍増です」

アルミン「仲間の死を悲しむ暇は全然ありませんからね」

ジャン「ありがとうございました」

アルミン「他に質問はありますか? ありませんか。では次の授業に進みます」

>>1  に書き忘れてしまいました。誠に申し訳ありません。

人によっては、キャラsageに見えてしまうかもしれません。
今のうちにどうかそっ閉じしてくださいね。

表現がグロく、淡々としています。書きためを途中で終わらせているので
あまりにグロすぎる、と申して下されば書き変えます。

それではゆっくり再開します。

アルミン「it is my mother whom you are eating. 」

一同「it is my mother whom you are eating. 」

アルミン「貴方が食べているのは私の母です、という意味です」

アルミン「自分のお母さんが食べられている時に涙を流して言うといいですね。
      ショックで言えない方が多いのが難点です」

アルミン「ちなみにこの言葉も快く呑み込んで、巨人はお腹がいっぱいになったら
      貴方のお母さんを半分溶かして吐いてくれます。優しいですね」

アルミン「それでは次に進みます」

アルミン「all friends have been eaten.


一同「all friends have been eaten.


アルミン「友達はみんな食べられてしまいました、という意味です」

アルミン「自分だけ助かって、友達や班のみんなが巨人に食べられてしまった時に言う言葉です。
      この後に≪この役立たず、死んじまえ≫というセリフもありますね」

アルミン「ちなみにこの言葉を使う前に放心してるといいですね。
      放心パワーで巨人も近寄れません。ちなみにこの後友達が来て助けてくれます」

アルミン「that child has died because of my fault.


一同「that child has died because of my fault.


アルミン「僕のせいであの子が死んでしまいました、という意味です」

アルミン「自分が食べられかけてそれをあの子が助けてくれて、身代りに食べられてしまった時に
      使いましょう。ここで涙が出ない子は鬼畜です。人間じゃないかもしれません」

アルミン「次は短い単語を連続でお教えしましょう」

アルミン「ちなみに後数問したらテストを行います」

一同「ハイ」

アルミン「this world is cruel.」

一同「this world is cruel.」

アルミン「この世界は残酷です、という意味です」

アルミン「この世界の決め台詞ですね、弱肉強食の世界はとても残酷で美しいです」

アルミン「それでは、テストを始めます。今までの事をしっかり予習復習する時間を与えます。
      今から配るテキストとにらめっこをしましょう。きちんと勉強した人は
       必ず報われますよ」

ミカサ「were you hearing it perfectly? 」

エレン「!? え!?」

ミカサ「it is very anxious about me.


エレン「ぐぅ……何言ってんのか全然わかんねえ」

ミカサ「ちゃんと聞いていましたか」

ミカサ「私はとても心配です」

エレン「…………」

アルミン「壁の外に来ました」

アルミン「既に何人か食われています。ちゃんと英語を勉強しないとああなります」

エレン「あっ……きょ、巨人だ!」ビク

ミカサ「……今こそ成果を発揮する時」ダダッ

エレン「待てよミカサ!」バシュゥ

アルミン「何人生き残れるでしょうか? ノルマは巨人3体との会話です」

アルミン「それでは、頑張って生き残って下さいね」

______________

_____


ミカサ「you are very ugly.
」ザシュッ

アルミン「さすがミカサですね、選ぶ言葉が違います」

アルミン「今のは、貴方はとても醜いです、ですね」

アルミン「ミカサは問題も無く3体との会話を終えました。素晴らしい」

エレン「えっと……you are driven out!! 」ザシュッ

アルミン「お前を駆逐してやる、でしょうか? エレンらしいです」

アルミン「上位10人以外が大体食われました。ちなみにマルコも脱落してます」

アルミン「ジャンが≪marco can be returned.
≫と叫んでいます」

アルミン「マルコを返せ、でしょうか?」

アルミン「おっと……ジャンが上半身を食いちぎられました。残念、脱落です」

アルミン「と思ったらあれはモブですね、ジャンは……ああ、いたいた。無事のようです」

アルミン「アニが出血多量で茂みに倒れていますね。でも何か蒸気が出てます」

アルミン「ライナーがモブをかばって丸のみされました。でも巨人の腹から出てきました。ありえん」

アルミン「おっと、随分とベルトルトは大きいですね、これで会話できるかな?」

アルミン「あれはユミルとクリスタですね。ユミルが巨人をひれ伏させています」

アルミン「あれはサシャとコニーですね、do you ? と like を駆使してクリアしました」

アルミン「とりあえずみんな会話したようですね、クリアです」

エレン「エレンはどうでしょう」

エレン「____! _____!」

アルミン「あれはミカサのマフラーですね、なんでエレンが巻いてるのでしょう」

アルミン「エレンが抱いている黒髪の子はぐったりしてますね」

アルミン「血がとまりませんね」

アルミン「誰でしょうね」

アルミン「あのマフラーの男の子と女の子は」

アルミン「男の子が女の子の名前を呼んでますね」

アルミン「女の子はまだ生きてるみたいですね」





アルミン「僕はどうして泣いてるんでしょうね」

アルミン「あれから■■■です」

アルミン「英語の授業はまだ続いてます」

アルミン「僕の好きな英語です」

アルミン「僕は英語が好きです。ので」

アルミン「僕の好きな言葉を教えましょう」

アルミン「みっつ、教えましょう」

アルミン「i like you.」

アルミン「 let's be together eternally.」

アルミン「end」

えんど

おしまい。


エキサイトさんお世話になりました……ムフゥ

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