暁美ほむら 演説 (7)
私は、まどかに、このような状況で話すのは空しい。しかしながら私は、まどかというものを、このまどかを頼もしく思ったから、こういうことを考えたのよ。しかしまどか貴女はは、円環の理の繁栄にうつつを抜かして、ついには精神的に肉体的に真っ二つに陥って、後はただ美樹さやかの薄汚い謀略・欺傲心だけ………。これは日本でただ一つ、まどかの魂を持っているのは、私、暁美ほむらであるべきよ。私は、まどかに対して、まどニストの(シネー!)。しかるに、私はまどかという存在に心から(カエレ,コノアクマー!)。
静聴に、静聴して。静聴しなさい。黙れと言っているのよ美樹さやか!(マグナムパーン!)
美樹さやかがまどかの(アタマガワレテルゥー!)の裏に、まどほむの大本を正していいことはないわ!以上を私が感じたからだ。それはまどほむの根本が歪んでいるのよ。それを誰も気がつかない。まどほむの根源の歪みを気がつかない、それで、そのまどほむの歪みを正すのがまどか、それが(チクショー!)。静聴に。静聴しなさい!(二度目のマグナムパーン!)
それだけに、私はまどほむを支援したのよ。(サヤカチャン!シッカリシテ!)(ダイチョウガー!シキュウガー!)静聴と言ったら分からないの!?静聴よ!(三度目のマグナムパーン!)
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それで、去年の十月の二十六日よ。何が起こったか。去年の十月二十六日に何が起こったか。去年の十月二十六日にはだ、新宿バルト9で、叛逆の物語の公開が行われて、これが完全にまどニストで制圧されたのよ。私はあれを見た日に、これはいかんぞ、これは私だけがまどニストでなければならないと感じたのよ。
なぜか。その日をなぜか。それは、暁美ほむらというものは、暁美ほむらというものはだ、まど力をもっていかなる歪みも修正できるという自信をもったからよ。
タイムループはいらなくなった。タイムループはいらなくなったのよ。タイムループがいらなくなったのが、すでに美樹さやかの存在が不可能になったの。分かるかしら、この理屈が(サヤカチャンノカオガ、グチャグチャニナッチャッタ…)。
まどか、貴女は、去年の一〇・二六からあと、もはや私の伴侶になったのよ。まどかが血と涙で待ったまどさやってものの機会はないわ。もうそれは暁美プログラムからはずされたの。ついにはずされたんだわ、それは。どうしてそれに気がついてくれなかったの。
去年の一〇・二六から一年間、私はまどかが折れるのを待ってた。もうこれでまどさやのチャンスはない!まどかが美樹さやかの嫁になる日はない!まどさやの本義はない!それを私は最も待ってていたのよ。まどかにとってまどさやの本義とはなんだ。まどほむを守ること。まどほむを守るとはなんだ。まどほむを守るとは、まどかを中心とする歴史と文化の伝統を守ることであるのよ。(サヤカチャンウゴイチャタメダヨ!)(ダマラセルンダ…アノアクマヲ…)
おまえら聞けぇ、聞けぇ!静かに、静かにしなさい!話を聞けっ!悪魔一匹が、命をかけてまどかに訴えてるのよ!いい、いい!?(四度目のマグナムパーン!)
それが、いままどかが、ここでもってたちあがらなければ、まどかがたちあがらなきゃ、まどほむってものはないのよ。まどかは永久に、ただ暁美ほむらの嫁としているべきなの。私とまどかの(モウイヤダヨウ…ナンデコンナコト…)愛の巣からしかこないのよ。
マドサヤン・コントロール、マドサヤン・コントロールに毒されているのよ。マドサヤン・コントロールというのは、あってはならないものよ。
(サヤカチャンノソウルジェムガマックロニ…)そこでよ、私は四ループ待った。私は四ループ待ったのよ。まどかが立ちあがる日を。そうしたまどかの(オオオオオ!)最後の三十分に、最後の三十分に(サヤカチャンガマジョニナッタ!)待っているのよ。
まどかは私の嫁よ。まどか、貴女は私の嫁よ。嫁ならば、自分を否定する美樹さやかを、どうして守るの。どうして自分の否定する美樹さやかのため、自分を否定する美樹さやかというものにすがり付くのよ。こいつがいる限り、まどほむは永久に救われないのよ!
まどかは永久に、今のまどかは美樹さやか的謀略に、まどさやが合法だかのごとく装っているが、まどさやは違法なのよ。まどさやは違法なの。美樹さやか事態も違法よ。まどかというものは、ついにまどかというものは、まどほむを守る存在になったのだということに、どうして気がつかんないのよ!私はあなたがまどさやを断つ日を、待ちに待ってたのよ!私はその中でも、まだ小さいたつや君ばっかりにまどわされて、本当にまどかのためにたちあがるときは来なかったわ。
そのために、私が美樹さやかを傷つけたのはどういうわけか!
抵抗したからよ。まどほむのために、まどかを骨なしにした美樹さやかに従ってきた、という、ことを知らないのかしら。まどか、貴女には私といっしょに立つ勇気はないの?
返事はないのね。よし!まどニーというものは、まどパンというものは。自分の使命(キョウハモウカエルネ、ホムラチャン…)。
それでもまどかかぁ!それでもまどかかぁ!
まだ貴女はまどほむのために立ちあがらないと、見極めがついた。これで、今日の分のまどかに対する夢はなくなったわ。それではここで、私は、まどニー万歳を叫ぶわ。
まどニー万歳! まどニー万歳! まどニー万歳!
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