男「何やっても上手くいかないな、もうダメかな」 (26)

ピンポーン

男「はい」ガチャッ

女「こんにちわ!インターネットの契約しませんか?」

男「もうしてますよ」

女「今ってどちらのプロバイダと契約されてます?」

男「どこでもいいじゃないですか」

女「うちの回線の方が~」

男「…(そうだ、いいこと考えた)」

男「ちょっとお話聞くんで上がって行きます?」

女「え?いいんですか?それじゃ資料持ってきますね!」

男「はいー」

女「お待たせしましたーそれではお邪魔します!」

男「はい、どうぞ」

バタン ガチャッ

女「え?鍵?」

男「今からあなたを監禁します」

女「はい?」

男「じゃ、縛るんで」

女「ちょっ、はっ?」

男「抵抗したら殺しますよ」

女「何でこんなことに…」

男「あんまりあれですね、怯えてないんですか?」

女「そんなことないですよ、感情表現が下手なんです」

男「そうですか、解放して欲しいですか?」

女「そりゃまあ」

男「じゃあ、こうしましょう。あなたの親御さんから3000万円要求します」

男「警察に通報されずに3000万円もらえたら解放します」

男「通報されていたらあなたを殺します」

女「ああ、そんなことしても無駄ですよ」

男「何故です?」

女「両親いないんですよ」

男「えっ…」

女「あ、ちなみに親戚とか当たるのもダメですよ」

女「私頼れる人誰もいないんで」

女「私何か監禁しても面白く無いですよきっと」

男「そんなこと言って解放してもらおうと思っても無駄ですよ」

女「はあ…」

男「じゃあ会社の人に持ちかけましょう」

女「無駄ですねそれこそ、私新人ですし、バックレたとか思われてますよ」

男「…」

女「ね?面白く無いでしょ?」

男「よし、わかった」

女「解放してくれるんですか?」

男「いや、身体で楽しませてもらいます」

女「まあ、そうなりますよね…」

―――――――

女「はぁ…はぁ…最低ですね、中に出すなんて」

男「そうですか、俺は気持ち良かったです」

女「ほんと最低…」

男「これから毎日こうやってしますから」

女「帰しては…くれませんか」

男「当たり前です。通報されたりしたら溜まったもんじゃない」

女「…はぁ」

男「諦めてください、下手したら死ぬまでいてもらいます」

女「…」

男「…さて」

女「何かするんですか?」

男「ゲームです」

女「ゲーム…」

男「はい」

女「お仕事とかは」

男「してません。ニートです」

女「…」

男「貯金がありますからね、貯金がなくなったら死にます」

女「そうですか…」

男「…」

男「…」カチャカチャ

女「あ、右に敵隠れてますよ」

男「知ってます」

女「…」

女のスペックが気になるとこだ

>>12
堀北真希辺りで想像しといてください

女「…あの」

男「はい」

女「…私実は性病持ちなんです」

男「」

女「冗談です」

男「殴りますよ」

女「ごめんなさいごめんなさい!」

男「自分の立場わかってます?」

女「…あの」

男「はい」

女「お腹すきました」

男「…はぁ」

男「どうぞ、カップラーメンです」

女「ありがとうございます」

女「あの」

男「はい?」

女「縄解いてもらわないと食べれません」

男「ああ、失敬」シュルシュル

女「…解いてくれるんですね」

男「ええ、なんかもうどうでもよくなったので」

女「え?」

男「だってもう僕はあなたに恋してしまったから」

女「実は私も」

男「結婚しよう」

女「はい」

男「どうぞ、警察に通報するなりなんなりと」

女「何ですかそれ…」

男「どうでもいいんですよやっぱり」

男「悪い事したらなにか変わるかなと思ったけど、何も変わらなかった」

女「…無責任ですね」

女「帰りませんよ」

男「はい?」

女「あんなことされてタダで帰れません」

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