俺「たとえば俺が『まどか』と読んでも、或いは呼んでも、
じつのところなんら幸せな気分が沸き立ちはしないんだ」
俺「そう。確かにそんなの知ったことじゃない。お前の勝手だろ、これに尽きる。
どうでもいいことだ。ならば話をするなというところなんだがこれは前ふりとして聞いてほしい」
俺「…ところがほむらがまどかのことを、
『まどか』
と呼んでいるのを聞いただけで、或いは読んだだけで、たちどころに幸せな気分になってしまう。
たとえばさやかや杏子、マミさんは名字で呼ぶからおくとして、QBに至っては論外、
――彼女たちや1名が『まどか』と呼んだとしても、こうまで幸せゲージは上がったりはしない
すごく読みづらいのでもういいです
俺「なぜなのか。直感的にこの幸せな気分の正体を分析するとして、
『幸せな気分』は総体として味わう以外は無粋以外の何物でもないというお叱りはもっともなのだが、
好奇心からそれを許していただけるならば。
それはすなわち、ほむらという人物がテンションが常に張りつめているところに、
絶妙にして超微妙な緩和をもたらす語感が『まどか』であるから、というものだ」
俺「>>5 あと1レスだけ書かせてください。
…これがもし『ど』から濁点が抜けてしまった名前であったりすると、
いま『まどか』という名前の言葉はとたんに角が取れすぎてしまい、
ほむらの張りつめた精神が過度に緩和されバランスを失ってしまう恐れがある、ということ。
終わりに、かつて『まどほむ』は動詞であるとされた先人の言葉を挙げて締めくくりといたします」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません