遊矢「どうしよう?」
権現坂「むしろどうしてそうなった?」
遊矢「だってさ、このペンダントって細いだろ?」
権現坂「そうだな」
遊矢「先の部分もちょっと尖ってるじゃん?」
権現坂「うむ」
遊矢「だったらアナルに入れたくなるのがデュエリストってもんだろ?」
権現坂「その理屈はおかしいぞ、遊矢」
遊矢「とにかく全然抜けないんだよ。おかげで首に掛ける紐の部分だけが露出して、見ての通り前も後ろもペンデュラム状態なんだ」
権現坂「いきなり目の前で下半身を露出した時は、どんな卑猥なエンターテインメントを始めるのかと思ったぞ」
遊矢「これじゃあモンスターに跨る時もゴワゴワするし、トイレも満足に出来ないぜ……」
権現坂「意外と力めば便と一緒に飛び出すのではないか? こう、『おめでとうございます』みたいな感じで」
遊矢「馬鹿、これは父さんから貰った大事なペンダントなんだぞ? 俺のアド便ス召喚で汚せるはずないだろ?」
権現坂「……ツッコまんぞ?」
遊矢「もう突っ込んでるから困ってんだよ」タメイキング
遊矢「権現坂、俺のアナルからペンダントを引っこ抜いてくれないか? お前の馬鹿力なら出来るはずだろ?」
権現坂「お前、この男・権現坂にその様な事をさせるのか?」
遊矢「頼むよ、権現坂。お前だけが頼り何だ」
権現坂「……仕方あるまい。尻をこっちに向けろ」
遊矢「おう。恩に着るよ、権現坂」プリン
権現坂(こいつ、男の癖に中々可愛い尻をしているな……と、いかんいかん///)ブンブン
権現坂「ではいくぞ、遊矢……ふん!」グィッ
遊矢「ぬおっ!?」
権現坂「む、確かに固いな……ふん、ふん!」グィグイッ
遊矢「ふお! ふお!?」
権現坂「くっ、強情な奴め……これでもか! これでもか!」グイィィ
遊矢「ヒッポォォ!!」
権現坂「くそ、どれだけ奥に入れたんだ!? 本当にびくともせんぞ!!」
遊矢「どうやら完全に俺のアナルとペンダントが究極のコンフュージョンしちまったらしいな」
権現坂「これ以上無理に引っ張れば紐がちぎれる危険もある。もしそうなれば取り出す事はまず不可能になるだろう」
遊矢「何でこんな事に……俺はただみんなに笑って欲しいだけなのに!」カベドン
権現坂「せめてお前の尻の穴がもう少し大きければな……」
遊矢「尻の穴が大きければ……そうか! 分かったぜ、権現坂!」
権現坂「何が分かったのだ、遊矢?」
遊矢「アナルが小さいなら広げれば良いんだよ。権現坂、何とか俺のアナルに指を入れて隙間を作ってくれないか?」
権現坂「遊矢、この男・権現坂に……お前の尻の穴に指を突っ込めと言うのか!?」キョウガクェーサー
遊矢「頼む、権現坂! 頼れるのはお前だけなんだ!!」
権現坂「む、無理だ。いくらお前の頼みとはいえ他人の尻の穴に指を入れるなど……」
遊矢「……どうしても駄目か?」
権現坂「すまん……」
遊矢「…………」
遊矢「…………」スチャ←ゴーグル装着
遊矢「( ゚∀゚ )アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」
権現坂「分かった、やる! やってやるから笑って現実逃避するのはやめろ!!」
…………
柚子(もう、遊矢ったら遅いわね。忘れ物を取りに戻ったら、すぐに塾の方に顔を出すって言ってたのに)プンスカブックス
<イクゾユウヤー
<コイヨゴンゲンザカー
柚子(あれ、今のは遊矢と権現坂君の声? いつの間に来てたの?)
柚子「デュエルでもしているのかしら? ていうか来ているなら来てるって言いなさいよね」ドアガチャ
権現坂「うおおおぉ、これが俺のビッグベン-Kの力じゃあああ!」グニグニッ←やけくそ
遊矢「うわぁぁぁ、俺のアナルが螺旋のストライクバーストォォォ!!」
権現坂「良い感じだ、遊矢! 歯を食いしばれ、このまま(ペンダントを)一気に出すぞ!!」グィー
遊矢「裂ける! 権現坂の(指)が大き過ぎて裂けちゃう……ああ、らめええぇぇぇ!!!」
柚子「」
…………
遊矢(こうして権現坂のおかげでペンダントは無事に取り出す事が出来た)
遊矢(柚子はなぜか体調を崩してしばらく部屋に閉じこもってしまったが数日で復活し、何だか薄いブックスを集め始めていた)
遊矢(とにもかくにもこれで俺は再びアクション・デュエルとトイレが出来る様になった)
遊矢(みんなを笑顔にする為、父さんみたいになれる様に、俺は今日も遊勝塾でデュエルの腕を磨いている)
遊矢「さあ、お楽しみはこれからだ!」
おわり
読んでくれた人、ありがとうございました。
少し前に『遊星「少し休むか」』というのも書いたのでもし何処かで見かけたらよろしくお願いします。では。
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