ベルトルト「青い春」(134)

ユミル「―――――ッ!!!」

ヒュッ
ドッサァァァ



ベルトルト「––ごめん!怪我はない!?」バッ

ユミル「くそ、後少しで勝てると思ったんだけどなぁー…」イテテ

ベルトルト「本当にごめん!思いっきり投げ飛ばしちゃったよ…」アセアセ

ユミル「…さすが成績上位者様は対人格闘術についてもご立派で」ニヤニヤ

ベルトルト「いや、さっきはやばいと思ったからつい…ごめん」アセアセ

ユミル「いいって事よ、お互い様だろ?謝んなって」ヨイショ


オーイ
ユミルー
オワッタヨー
カエロー

ユミル「お、愛しのクリスタが呼んでるからもう行くわ」(クリスタ今日も可愛い)

ユミル「じゃあな、ベルトルさん」ヒラヒラ
   「またクリスタがいない時にでも相手してくれよ」ニコッ

ベルトルト「うん、こちらこそ。またライナーいない時にお願いするよ」

ベルトルト ジーーーーーッ






*****


男子部屋

ワーイワーイ
ガヤガヤ


ライナー「今日も疲れたなーーー!もう眠いぜ」アクビ

ベルトルト「そうだねー、結構真面目に取り組むと疲れるよね、対人格闘術って」

     
ドンッ
ガッシャーン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ジャン「おい!!!!お前ふざけんのもいい加減にしろよ!!」ブチギレ

エレン「んなわけねーだろ!何キモいこと言ってんだよ!!」イライラ


ジャン「くそ!!!なんでお前が…羨ましい!!」ガッ

エレン「」バシッ

コニー「また始まったか!いいぞーやれやれー!」

ライナー「おい!やめろ!!…とりあえずお前らは一旦離れろ」グイッ

ベルトルト(はぁ…しばらく寝れそうにないな…)



アルミン「もう…今度は一体何が原因なのさ?」(僕の胃が痛くならなきゃいいけど…)



ジャン「グスッ…聞いちまったんだよ!!!食堂で…
     
     エレンの事はわたしはすべて知っている…ので、(何故なら夫婦だから)
     もちろんエレンとわたしは同じベッドで寝た事もある…///(幼い頃はいつもそうしていた)

    ってミカサが言ってるのをよおおおおおおおお––––!!!!!」


ジャン「–––って事はつまりセックスしたって事なんだろ!?」ドンッ

ライベルコニアル「」ポカーン


コニー「すげええええ!!お前凄いなエレン!!」(いろんな意味で)

ライナー「おおおおまえら!もうそういう関係だったのか…!」(俺も女神と…ハァハァ)

ベルトルト(ライナーキモい)

アルミン「まさか!そんなことあるわけないじゃないか!!」モシヤミカサムリヤリエレンヲ…


エレン「そうだぞ!ミカサとセックスとかするわけないだろ」プンプン

エレン「第一、俺は巨人の事しか考えられない。もし女型の巨人がいたら俺の童貞をプレゼントする気でいる」キリッ

エレン「もちろんその後殺すけどな!!」ドヤァ

ライベル(あかん…!)フルフル

アルミン(エレンの病気がここまで進行してるとは…!!)

ジャン(お前の方が十分キモいだろ)ナノニナンデ…

ライナー「…まあエレンが言うんだから何もないのが本当なんだろうな」(ジャン、生きろ そしてアニ…)

ベルトルト「そうだよ、同じベッドって言ったってここは寮が別々なんだしあり得ないさ」
     (まあ医務室とかあるけどね…)

ジャン「そ、そうだよな!!おれの勘違いだよな!!」パァァァ

アルミン「そうだよ!もうびっくりしたじゃないか」
    (どちらにせよ、ジャンにとってこの世界は残酷…ってのは変わらないだろうけどね)

コニー「なんだよージャンの勘違いだったわけジャン!」

ライナー「まあ、訓練兵の中にそんな事してるやついないだろー」(みんな童貞、おれも童貞)

ジャン「は?…いるだろ普通に。
    年頃の男女が揃ってんだぞ?
    付き合ってるってやつも中にはいるぜ?
   
    例えば––––ハンナとフランツだろ…あとミーナとか相手いそうだし––––他には…」


エレン「あ、いたいた!!俺わかったぞ!!」

アルミン「他に誰かいたっけ?」キョトン

エレン「–––––ユミルとクリスタは付き合ってるよな!!!!」ドヤァ



アルコニライベルジャン「は?」




ライナー「何を言ってるんだエレン!?クリスタは処女に決まってるだろ!!!」ガッッ(女神)


ベルトルト「とりあえずライナーは鼻血を拭いてから喋りなよ」ハンカチ

アルミン「そうだよ!いくらエレンでもクリスタに限ってそんなこと…!!」(天使)

ジャン「いや、色々おかしいだろお前ら」

アルミン(ジャンには言われたくない)

ベルトルト「……っていうかさ、まずユミルって女の子だよね…?」



エレアルライコニジャン「」

    ブッフォー!!!
    プークスクス、女の子ってwwwwま じ か www
 
コニー「おいおいベルトルト!たまに喋ったと思ったらすごいギャグだな!!
    どう考えたってゴリラ・ユミル・ゴリラ!もしくは暴力男女ユミルだろ!?」ギャッハハハハ

ベルトルト「」イラッ

ジャン「あいつそこら辺の男よりよっぽど男っぽいもんなあ–––!!」ハライテー!


エレン「ミカサだって腹筋ムキムキしてて男らしいぞ」

ジャン「」


ライナー「ま、とにかくあの二人は女同士だ!付き合ってるとかはないだろ」(なんだか隣からドス黒いオーラを感じるんだが…)

アルミン「そうだよー、ちょっと仲が良すぎるだけだよ」(何故だろう…僕の胃が何かに反応してる気がする…!)


ベルトルト「」ゴゴゴゴゴ



コニー「ふーん…あッ!!!」

ジャン「…?何だよコニー、なんかあんなら言えよ」

コニー「ユミルで思い出したんだけどよー 前に聞いた事あんだよなー…
    あいつ訓練兵になる前に色々してたって話」

ジャン「あ?それってそっち系の事か?」

ベルトルト(…!!!!)

コニー「んー?詳しいことは知らないが結構やばいこともやってたみたいだぜー」

コニー「まあ噂話だからな!わかんねーけど!ただあいつで勃つ男がいたら見てみてーわ俺は!!」ワハハ

ジャン「ちげーねー!w」

ベルトルト「」

アルミン「まあ噂話なんて信憑性ないからね…ってそろそろ眠くなってきちゃったよ」ネムネム

ライナー「おう、そうだな!明日も訓練あるしそろそろ寝るか」

オーオヤスミ
デンキケスゾー
ウェーイ


ベルトルト「…ねえ、コニー トイレ行かない?」

コニー「あ?ベルトルトひとりでトイレ行けない質か?」ムニャムニャ

ベルトルト「ああ、今いきなりそういう質になっちゃったみたい」ニコリ

コニー「えーお前と行くと自信なくすからなあー」(ベルトルトの超大型巨人だし…)

ベルトルト「いいから早く行くよ!」グイッ

男子トイレ

ガチャッ
バタン

コニー「俺は出ないから早く済ませちゃってくれよなー」

ベルトルト「それはコニー次第じゃないかな?」バッ

コニー「は…?」

壁ドンッ!!!

コニー「イッテーー!何すんだよベルトルト!?」ウデヒネリアゲ

ベルトルト「–––さっきの発言撤回してくれない?」ググググ

コニー「なっ なんの話だよ!?」ビクッ

ゴゴゴゴゴゴゴ

ベルトルト「ちょっと言い過ぎだと思うんだ あと人の過去を色々言うのもよくないと思う」
     (もっとも…僕が言える事じゃ全然ないんだけど)

コニー「……ッ!!もしかしてユミルの事か!?」

ベルトルト「」コクッ

コニー「わかった!わかったから腕離してくれ」ギブギブ

ベルトルト「…わかったらもうあんな事いうのやめてよね」パッ

コニー「おう!なんかよくわかんねーけど言い過ぎたと思う!」

コニー「だけど何でベルトルトが怒るんだ?」キョトン

ベルトルト「うーん…コニーもサシャの悪口言われたらやだろ?」

コニー「まあ確かに…けど、それとユミルは関係なくないか?」ドウイウコッチャ??


ベルトルト「…先行くよコニー」ガチャッ

コニー「え!?全然わからねえ!?待てよ、ベルトル––– キィィ バタンッ


*****

女部屋


–––––くしゅんッ!!

クリスタ「ユミルのくしゃみ可愛いね~」ニコニコ

ユミル「くそ、誰だよ 噂してんの」イライラ

クリスタ「えー?風邪じゃない?ユミルいつもおなか出して寝てるし…」

毛布ズイッ

ミカサ「そんなユミルに特別にこれを貸してあげよう 
    よくエレンが風邪を引いた時にかけてくれた///」チラチラ


アニ「」(こっち見んな)

      
ユミル「そんな恐ろしいもんいるか!って私の事心配してくれてるのかー優しいな!クリスタは」ナデナデ

クリスタ「ちゃんと辛くなったら言うんだよ!我慢しちゃだめだからね!」プリプリ

ユミル「大丈夫だって 大方コニー当たりが私の悪口言ってんだろーあのブスーつってなw」

クリスタ「もう!何笑ってるのー!ユミルは可愛いところ結構あるよ!?」ギュッ

ユミル(クリスタ天使 結婚しよ)

サシャ「そうですよ!ユミル自信持ってください!」キリッ

ユミル「いや、芋女に言われてもなんも嬉しくねーよ 」ゲシゲシ

サシャ ガーーーン!!!

ミーナ「はいはい みんなもう寝るよー」(ユミルわたしの事も蹴っry…)

ハァーイ
オヤスミ––!

*****


ベルトルト はあ… あんな事聞かなきゃ良かったよ
     

      何だろう 胸の辺りがちくちくして息苦しい

      
      ユミルってそんなにブスじゃないと思うんだけどな…
      スタイルいいし、睨まれてるようだけどあの目とかもグッとくるっていうか…

      コニーの言ってた噂って本当なのかな?

      まさか…身体を売ったりとか…
      そういう子も街にはいるって言うし…でも、ユミルに限ってそれはないよな…



   『なんだ…ベルトルさんも私を買いたいのか?案外エロいんだなお前って』
   
   『こんだけくれりゃ結構サービスするぜ?』
   
   『触んなくていいのか?ならこっちから触るからな…』
  
   『気持ちいいか?ベルトルさんのって…すごい大きさだよな///』
   
   『あッ ん…ッ 私はいいんだよ お前に気持ちよくなってもらいたいんだ…』
   
   『もう挿れてもいいか?限界なんだ…ベルトルさんとひとつになりたい…』




   ああああああああ!!!!
   何考えてんだよ、しっかりしろ僕!!!
   僕には故郷に帰るって大きな目標があるじゃないか!?
   沈まれ、僕の巨人!!!!ここで戦士になってどうするんだ!?



   –––––もういいや… 抜いてから寝よ(だって男の子だもの)

オハヨー
サッサトカオアラッテメシイコーゼー
ワイワイ


ベルトルト(結局全然眠れなくて朝を迎えてしまった…)ギラギラ

ライナー「おはよー…ってお前凄いクマだな!」

ベルトルト「おはよーライナー あまり寝付けなくてさ」ゴシゴシ

コニー「あ!ベルトルト!!昨日のあれって一体どういう…」


ベルトルト「」イラッ


コニー「ヒッ…!!」(なんだあの迫力は…!)

ベルトルト「ライナー、僕先に食堂行ってるね」プイッ

スタスタ

ライナー「!?おう」(あんなベルトルトの顔初めて見るぞ…!?)

ライナー「コニー、お前なんかベルトルトにひどい事でもしたのか?あの様子は只事じゃないだろ…」


コニー「それがよお…カクカクシカジカ」


ライナー「」


コニー「でもどう考えてもサシャはユミルじゃねーし、何でそこにサシャが出てくんだ??」

ライナー「それは…つまりコニーにとってのサシャ、ジャンにとってのミカサ、俺にとってのクリスタって事だろ?」


コニー「…!!!わかったぞ!ユミルの事が好きって事か!?」パァァ

ライナー「そうだコニー!やっとわかったか!」ヨシヨシ

コニー「いや、俺も考えたんだがよーいくらなんでもありえねぇと思って…」ダッテムリジャネ?

ライナー「…俺もにわかに信じ難いが…他に理由ないだろ、その状況じゃ」ウーン…

今日はここまで…!
書き溜めてはいるんですが長くなりそうなので…

一応ベルユミの流れです

では、おやすみなさい

支援&コメントくれた方ありがとうございます!


食堂

クリスタ「サシャ!ちゃんとユミルの分も残すの忘れないでよー!」アセアセ

サシャ「わかってますよクリスタ!そんな見境なく食べませんって」フフフフ

クリスタ(ちょっと不安…)

クリスタ「噂話してんだろ、とか言ってたけど本当に風邪だったなんてねー」

サシャ「そうですね!にしても昨日はショックでした…」ズーン

クリスタ「あれはきっと照れてただけだよー気にしない気にしない♪」ニコニコ

サシャ「そうですかね…ユミルいつも怖い顔してますが本当は優しいし、可愛いんですが…」

クリスタ「ねー、わたしたちが言っても本気にしてくれな…きゃッ!!


ドンッ
ガシャン

サシャ「ああああ!!!!わたしのパァン!!!!」ドォッ

ベルトルト「…!ごめん、大丈夫?」

クリスタ「あッ ごめんなさいベルトルト 話に夢中で前見てなくて…」

ベルトルト「いいんだよ、僕もこんな所につったってたのが悪いし」

サシャ「大丈夫ですよ!パァンもスープもわたしが死守しましたから!!!」ドヤァ

クリスタ「ありがとうサシャ ユミルの分が無事で良かったよー」

サシャ「ええ!ちゃんとユミルに届ける約束ですもんね!」キリッ


ベルトルト「?ユミルがどうかしたの??」

クリスタ「ちょっと風邪引いちゃったみたいで…」

ベルトルト「そうなのか、それは大変だね」
     (じゃあ今日は訓練参加できないかな…って今もの凄く顔合わせたくないから助かるけど…///)

クリスタ「うん…いっつも元気だから心配で…ってベルトルトは今日はひとりなの?」

ベルトルト「あ、ライナーなら多分後から来ると思うよ」

サシャ「良かったらたまにはみんなで朝ごはん!ってのはどうですか?」

クリスタ「賛成!たまには一緒にどうかな?」ニコニコ

ベルトルト「僕でよければ…いいのかな?」(ライナー来たらうざそうだなあ)


クリスタ「こうやってベルトルトと話すのってあんまりない機会だよね」

ベルトルト「そうだね、僕あまり女の子たちと会話するタイプじゃないしね」
     (そもそも会話自体あまり誰ともしてないんだけどね…)
 
サシャ「でも昨日の格闘術の時ユミルと一緒じゃなかったでしたっけ?」モグモグ


クリスタ「そうそう、言ってたよーユミル!『ベルトルさんってやっぱ強いんだなー』って」

ベルトルト「いや…!/// たまたまだよ、ぎりぎり勝てただけっていうか…」アセアセ


ライナー「おっと、珍しい組み合わせだな。隣いいか?」(女神…)

クリスタ「おはよーライナー!もちろんどうぞ」ニッコリ

ライナー 小声『おい…ベルトルト…一体どういう事なんだ?』ヒソヒソ

ベルトルト 小声『?クリスタとサシャがたまにはみんなでって誘われたんだけど? ちゃんとライナーの席とっといたよ』ヒソヒソ

ライナー 小声『いや…そうじゃなくてだな、お前ってもしかしてユミルの事好きな…

ゴスッ

ライナー「ごふっげっほげっほーーーーッ!!!」ボタボタ

クリスタ「きゃッ! ライナー大丈夫!?」

サシャ「食事はきれいに食べるのがマナーですよ!」モッタイナイ

ベルトルト「やだなあ、ライナーいきなりむせたりなんかして…!」(それ以上言ったらはっ倒すぞクソゴリラ)

ライナー「あ、ああなんかスープが気管支のほうにいってしまったみたいで…」
    ヒソヒソ『おい!とりあえず机の下で俺の脇腹殴るの止めてくれ』

ベルトルト「ほら、水飲んだ方がいいと思うよ」グイッ

ライナー「…!??ゴフッ ッ…!!!」(殺す気か…!?)


ベルトルト『余計な事言わないでよね?』太ももつねる ヒソヒソ

ベルトルト「僕もう食べ終わったし、そろそろ戻るよ。ライナーも戻るよね?」ゴゴゴゴゴ

ライナー「あ、ああ!!じゃあ俺たちそろそろ行くわ、じゃあなクリスタ サシャ!」(クリスタと全然喋れなかった…)ショボン

クリスタ「うん!今度はゆっくりみんなでごはん食べようねー」ニコニコ

ライナー ///(俺の朝飯を作ってくれ)


クリスタ「ユミルもいないし、結局ふたりになっちゃったねーサシャ」

サシャ「そうですね、たまにはいいと思います!それに…なんだか面白い事聞いちゃいましたしね…!」ニヤリ

クリスタ「??なんの事??」キョトン

サシャ「ムフフ…狩猟民族の耳の良さを舐めるな!!!って話ですよ!!!!」ドヤァ

クリスタ「???」

サシャ ゴニョゴニョ

クリスタ  !!!!!

*****



ライナー「ここなら人もいないし話してくれるか?」

ベルトルト「ああ…」

ライナー「率直に聞くが、お前ユミルの事が好きなのか?」

ベルトルト「…わかんない」プイッ

ライナー「コニーの話聞いたんだが…他に理由がないよな?」

ベルトルト「多分…そうなのかな?なんか気になってしまうというか

      自分でもよくわからないんだ こんな感情って今までなかったし

      それに…僕たちは『戦士』だろ?こんな事考えてても仕方ないことだと思ってる」

ライナー「…お前がそこまで本気で考えてたとは思わなかった…
     が、今ぐらいはいいんじゃねーか?俺たちは『戦士』だが『兵士』でもある」

ベルトルト「…でも、いつか辛くなるだけだよ」

ライナー「ああ…それは俺もわかってるつもりだ」

ベルトルト「……」

ライナー「まあ俺は応援するぞ!親友の初めての恋だからな!」

ベルトルト「…ありがとう」

*****

クリスタ「えええええーーー!!!それって本当なの!?」ビックリ

サシャ「はい、はっきりこの耳で聞いちゃいましたよ!」キリッ

クリスタ「そうなのかー、ちょっと妬けちゃうけど…それなら嬉しいなあ」テレテレ

サシャ「ユミルにも春が…羨ましいですね」ポワーン

クリスタ「ユミルがどう思うかはわからないけど…ここはわたし達でベルトルトを応援しようよ!」キャー

サシャ「それはいい考えですね!二人には幸せになってもらいたいです」ムフフ

女子寮

ガチャ
パタン

クリスタ「ただいまあ ユミル~調子はどう?」

サシャ「食堂でパンもらってきましたよー!食べれなければわたしが頂きましょうか!?」キラキラ

ユミル「おーさすがわたしのクリスタ!気が利くな!…ってサシャ、お前は相変わらずだな」ケッ

クリスタ「もー!ケンカしないの!ってユミルだいぶ調子良さそうだね?」

ユミル「ああ…なんか寝起き頭痛かったんだがわりと平気みたいだ」
   

ユミル「だから、お前にはやらねーよパンは」(せっかくクリスタが持ってきてくれたしな)

サシャ ガーーーン!!

クリスタ「本当に大丈夫?無理して悪化しちゃったら大変だよお…」グスン

ユミル「いや、対した事なかったみたいだから大丈夫だ––––くしゅんッ」ズキッ

クリスタ「ほらー!やっぱり安静にしといた方がいいよ!」プリプリ

ユミル「…じゃあ午後は出るにするよ、午前中は大人しく休んでる」(わたしがいないとクリスタに悪い虫がつくからな)

サシャ「そうですね、あまり無理しちゃあだめですよー風邪を引くとごはんが美味しく食べられませんよ!」アタフタ

ユミル「わたしはお前ほど食い意地張ってないからいいんだけどな」

クリスタ「えっと…午後からだと対人格闘術の訓練だね!平気そう?」オロオロ

クリスタ「あ、そうそうユミル 今日はわたしミーナと組む約束してて…」

ユミル「あ?別にいいぜーじゃあサシャどうだ?」(ミーナなら安心)

サシャ「わたしも対人格闘術の訓練はコニーとの勝負がありますからね!晩ご飯のおかずを賭けた熱いバトルです!!」

クリスタ …!!

クリスタ「あっ!そういえばベルトルトがまたユミルとやりたいって言ってたよ!!–––ね、サシャ!」

サシャ「そうですね!そういえばさっき朝食を一緒にとった時にそう言っていたような気がします!」

ユミル「ベルトルさんが…? なんだか妙な話だな」

 ビクッ

ユミル「…まあいいわ、じゃあ午後誘ってみるよ」

クリスタ(やった!がんばってね、ベルトルト///)

サシャ「じゃあわたし達は時間なのでそろそろ行きますねー!」

クリスタ「おやすみユミルーたくさん寝て元気になってね!」ニコッ

*****

午後・対人格闘術


ベルトルト(あーーー眠いし ライナーはまたエレンとアニと組むのか…
      僕も誰か探さなきゃだけど 

オーイ!

      今日は全然やる気しないなー 早く終わらないかな

オイ!!コノトウヘンボク!
      それもこれも昨日コニーがあんなこと言うから…!!ムカ

オイッテバ!キコエネーノカーノッポー

      ユミル…風邪って大丈夫なのかな––––––––ッ!?!?

ゴンッ
ガンッ

ベルトルト「イッタアアアァァア!?」ヒリヒリ

ユミル「おい、ずっと呼んでたのに気づかなかったのかよ?」

ベルトルト「あれ?ユミル?なんで?」

ユミル「なんでって…お前がわたしとやりたいって言ったんだろ?だから誘いにきたんだよ」キョトン

ベルトルト(…!?やりたい…って)///

ユミル「ほら、さっさとしないと教官くんぞ」グイッ

ベルトルト(あ、そっちだよね 当たり前だよね)

ベルトルト チラッ(まさかライナー…!?)

ライナー(俺じゃない!!!断じて俺じゃない!!!!)ブンブンブンブン

ベルトルト(じゃあなんで…はっ!?)

クリスタ ピースサイン(ベルトルト!がんばってね!!)ニコニコ

ベルトルト「なんでクリスタが…」アセダラダラ

ユミル「ん?なんか言ったか?」

ベルトルト「いっいや!なんでもないよ」

ユミル「ほんと変な奴だな、ベルトルさんは」

ベルトルト「そう言えばクリスタから聞いたけど調子悪かったんじゃ…」ドキドキ

ユミル「…ああ、もう大丈夫だよ。結構頑丈だからな」プイッ

ユミル「じゃあ始めようぜ まずはベルトルさんが暴漢役な」

ユミル(昨日はうまい事かわされちゃったからな…投げは無理か…
    打撃も効くとは思えないし…そうか!)


ヒュッ
バシッ

ベルトルト(ああ…どうしてこうなってるんだよ!?いや、嬉しいんだけど…
      あんなこと考えてたせいでまともにユミルの顔見れないよ…!)ソワソワ


ユミル「隙ありっ!!甘いぜベルトルさん!」ヒュッ

ベルトルト「なっ…!?」

ギチギチ

ユミル「…どうだ?完璧に決まってるだろ、ギブアップするなら今のうちだぜ」グググ

ベルトルト「ちょ…!ユミル!!」(関節技は反則だろ…!)

ベルトルト(おっおっぱい!! って違う!!///)ムクムク

ベルトルト(昨日3回抜いといて良かった…耐えろ僕の巨人…!)ムク…

ベルトルト「ユ…ユミル!離して…!」アセアセ

ユミル「ユミル様離してくださいつったら離してやるよ♪」ググググ


ベルトルト(ああああああ!もう!!!!!)///

ベルトルト「…あの…当たってる…から」ボソボソ

ユミル「は?」



ベルトルト「だから!!!ユミルの胸当たってるから…!!!!」ドキドキ///


ユミル「……!!!!」カアァァァ///


ベルトルト「ごっごめん!!なんかわかんないけどごめん!」(赤くなってる…)

ユミル「…忘れろ、今あったことは忘れろ…!!///」ギロッ


ベルトルト「う、うん!何もなかった!何もなかったよ!?」(そんな真っ赤になって睨まなくても…)


ライナー(なんだ今の…俺もクリスタにかけられたい!!///)チラッ 妄想ポワーン

アニ「…おい、なに対戦中に股間膨らませてんだい?」ギロッ

ライナー「え」

アニ「気持ち悪い」

バシッ!!!!!

特に理由のある暴力がライナーを襲う–––!!!!


ライナー「」チーン


エレン「ライナー…死んだか」


ユミル「べ、別に恥ずかしかったとかじゃないからな!?…いいから忘れろよ!!!」///

ベルトルト「うん!ごめん!ユミル女の子だもんね…!」(かわいい)

ユミル「…!!」

ベルトルト(この反応だととてもワルイコトしてたとは思えないや…良かった///)ニヤニヤ

ユミル「なんでニヤついてんだよ!?気持ち悪い!!死ね!!!このムッツリが!!!」

ベルトルト「」(ひどい)

*****

夜・女子部屋

サシャ「ふへへ、今日のユミル見てましたよー!真っ赤になってましたね!!」ニヤニヤ

クリスタ「なんだかいい雰囲気だったよねー」キャー///

ユミル「はあああ!?まじ意味わかんねー!!!!」ギャンギャン

サシャ「ユミルまた赤くなってますよ?」ニヤニヤ

クリスタ「ねーねー、ユミルとベルトルトって案外お似合いなんじゃない?」ニコニコ

ユミル「ありえねー!!なんでわたしがあんなムッツリと…!!」

クリスタ「ユミルって本当に照れ屋さんだよね!かわいいー」

ユミル「かわいいって言うのは!クリスタみたいな奴のことだろ!?」(サシャも顔だけならかわいい)
     
クリスタ「そんなことないよー、いいと思うんだけどなあベルトルトー!」ニコニコ

ユミル「ああ!もう!!!ちょっと外の空気吸ってくる!!!!」ダッシュ

サシャ「あ!!逃げるんですか!ユミル!!」

*****



ユミル(なんなんだよ、あの二人… 
    なんでわたしがベルトルさんなんかと…!!
 
    まあ今日の事は正直ドキドキした…っていうか、そんな事考えた事なかったっていうか…ゴニョゴニョ

    女の子…って言ってたよな、
    あんまりそういう扱いされた事ないからこそばゆいっていうか…くそッ なんか腹立つな…!!)



ベルトルト「…?あれ?ユミル?」

ユミル「ふぁいっ!?」


ベルトルト「珍しいね、こんな夜中に」(なんか声上ずってる…)

ユミル「…お前こそ、深夜徘徊とかほんと変わってんな」ケッ(どうして会っちゃうんだよーーーー!)

ベルトルト「なんか部屋が騒がしくて…またジャンとエレンがね、」ハハハ

ユミル「ああ、またあの情緒型バカ達か…」ウンザリ

ベルトルト「うん まぁたまに夜散歩したりしてんだけどね」

ユミル「ひとりでか?お前ほんと友達いないのな」キッパリ

ベルトルト「」

ベルトルト「あの…良かったらちょっと話してかない?」ドキドキ

ユミル「…まあいいぜ、少しくらいなら」(平常心、平常心…!)

ベルトルト「…」(って誘ってみたものの何話せばいいんだ…!こんな時エレンが羨ましいよ…!)

ユミル「…」(なんか勢いで座っちまったけど…妙に意識しちゃうな…)

ベルユミ(ああ…気まずい……!!!!)ズーン


ユミル「そういやさ…ベルトルさんって友達作らないのか?いつもライナーと一緒でホモかと思われてるぜ?」

ベルトルト「は!?なんでそうなるの!?」(うわ…嫌すぎる)

ユミル「わりと女子の中では噂になってる」ニヤニヤ

ベルトルト「違うよ…確かに仲はいいけど、ライナーとは同郷なんだ」

ユミル「そうなのか… なんか意図的に他人を近づけないようにして見えてた」

ベルトルト(・・・・・・!!)ギクッ

ベルトルト「…人見知り…だからかな? ユミルはみんなと仲いいよね」アセアセ


ユミル「そうでもないぞ、わたしの事キライって奴たくさんいるし まあ全然気にしちゃいないけどな」



ベルトルト「ユミルは強いんだね」

ユミル「お前さあ、そんな悪い奴じゃないだろ?もっとみんなと打ち解ければいいのに」

ベルトルト「そうしたい気持ちもあるんだ…けど、僕には耐えられないかもしれないから」

ユミル「?」

ベルトルト「…!なんでもないよ、ありがとう」

ベルトルト「あ、一応忠告なんだけど…男子相手に寝技はかけちゃだめだと思う」

ユミル「…!!!」カァァァ

ユミル「…!忘れろって言っただろ!!言われなくたってもうかけねーよ!!」ガッ

ベルトルト「ちょっ!!痛いって!!!本気で殴るのやめて…!だってユミル女の子だし…だめだよああいうの!!」

ユミル「…ベルトルさんはさ、わたしの事女に見えんのか?」

ベルトルト「え?当たり前じゃない ユミルはかわいい女の子だと思うよ」テレテレ


ユミル「」




ユミル「…もういい!帰る!!」///

ベルトルト「え!?何で!!?なんか気に障るような事言ったかな??」アセアセ

ユミル(んなこと恥ずかしげもなくよく言えるなっ!!!!)カァァ

ベルトルト「ごめん…気に障ったんなら謝るよ…」ショボン

ユミル「別に…謝んなくていい」ボソボソ

ベルトルト(かわいい)

ユミル「じゃあな!!!さっさとクソして寝ろ!!!」

ベルトルト(これって照れてんのかな)

ベルトルト「待って!!! 良かったら…また話さない?ユミルが良ければだけど」

ユミル「…暇だったら来てやるよ、いつもここら辺にいんのか?」

ベルトルト「うん、待ってるよ–––––ユミルが来るの楽しみにしてる」

*****


あれから2週間…

ユミルはなんだかんだ文句ばかり言ってたが頻繁に来てくれた。
主に話すのはクリスタやライナーの話ばかりで、特に進展というものはないのだけど
他愛もない話がこんなに楽しいものなんだ、という事を僕は知った。


ライナー「おい、ベルトルト…なんだか最近幸せそうだな?」ニヤニヤ

ベルトルト「うん、なんだか肩の力が抜けたというか…軽くなった気がする」スッキリ

ライナー「ここへ来てから浮かない顔ばかりしてたからな…ユミル様々ってわけか」ニヤニヤ

ベルトルト「よしてくれよ、 まあ最近楽しくて仕方ないかな」テレテレ

ライナー「たまにはクリスタと俺も一緒にダブルデートってのはどうだ?」///

ベルトルト(それはユミルが許さないと思う)

クリスタ「ライナーベルトルトー!良かったら一緒にお昼食べない??」ニコニコ

サシャ「こっち空いてますよー!」テフリフリ

ライナー「おう!一緒に食おう!!」(女神)

*****

クリスタ「ふふふっ、なんだか最近仲いいよねユミルとベルトルト」

ユミル「違うっつーの!友達の少ないベルトルさんの相手をしてるだけだ」プイッ

ベルトルト「」

サシャ(そんな事言いつつ毎晩そわそわしながら出かけてくじゃないですか)ムシャムシャ

ライナー「これからもベルトルトの事よろしく頼むぞ、ユミル!」

ベルトルト「あっ ユミル!パンくずついてるよ」ヒョイッパクッ

ユミル「…!」カアァァ

ユミル「触んなっ!!この変態!!気持ちわりーんだよ!」

ライクリサシャ (どこの少女漫画だよ……!!!!見てるこっちが恥ずかしいわ!!!!)

ベルトルト(からかうの楽しい)ニヤニヤ

コニー「おい…サシャ!」

サシャ「…!なんですかコニー、わたしコニーとはしばらく口聞く気ありませんからね!!」プンプン

コニー「…!!」

サシャ「コニーなんてあっち行って下さい!ごはんがまずくなります!!」シッシッ

コニー「––––わかったよ…じゃあな」トボトボ

クリスタ「どうしたの?サシャ…コニーにあんな言い方して」オロオロ

ライナー「珍しいな、お前ら2人いつも仲良くバカやってただろ」

サシャ「…わたしにだって、許せない事くらいありますよ…!」

サシャ「ほらほらっ!!みんな早く食べないとわたしが全部頂いちゃいますよっ!」ジュルリ

ガヤガヤ

*****

ユミル「何だよ、コニー?こんなとこに呼び出したりして」アイノコクハクカー?

コニー「すまん!!!ユミル!!!!」

ユミル「は? なんだお前またなんかしたのか?ああ?」ゲシゲシ

コニー「なんつーか…そんなつもりじゃなかったんだが、暴力女だとか、ゴリラだとか言って…ゴニョゴニョ…」イテテ

ユミル「ああ?またそんな事言ってたのかよ…!! まあ別に気にしないからいいけどな」グリグリ

コニー「…サシャが口きいてくれねーんだよ、
    『いくらコニーでもユミルの悪口言わないでください!!!ユミルはわたしの大事な友達なんです!!!』
      つって…」ショボン

ユミル(サシャ…)

ユミル「!お前って…サシャの事好きだったのか?」

コニー「…!!内緒だぞ、まだ告白もしてないんだからな!!」アセアセ

ユミル「ふーん、いいじゃねーかお前ら結構お似合いだと思うぜ?」ニヤニヤ

コニー「おお…後この間ベルトルトにめちゃくちゃキレられて…悪い事したな、と思って」コワカッタ

ユミル「ベルトルさんに?」(なんで?)

コニー「なんか俺にとってのサシャ、ジャンにとってのミカサ、ライナーにとってのクリスタって事らしい!」ドヤァ

ユミル「」

コニー「じゃ!!もう許してくれたよな!!?悪口言って悪かったな!」ダッシュ

ユミル「おいっ!!!どういう事だよ!!コニ––––––––ッ!!!」



*****

くそ、本当にどうなってんだ最近…

ベルトルさんがわたしを好き?

ないだろ…って期待してなかったわけじゃないけど…

喜んでいいのか…?

せっかく第二の人生を得る事ができたんだ

わたしは…–––––!

*****

ベルトルト「話ってなんだい?……アニ」

アニ「…あんまり人に見られちゃやばいからね、手短に話すよ」

アニ「あんた、ユミルの事が好きなの?」

ベルトルト(ついに来たか…!)

ベルトルト「ああ…、ユミルの事が好きだ」

アニ「自分がどういう状況にいるのかわかってるの?」ゴゴゴゴゴ

ベルトルト「……」


アニ「ライナーも…あんたも、私たちの目的を忘れたわけじゃないでしょうね?」

ベルトルト「ああ、忘れたりなんかしないさ…!!」

アニ「じゃあ何で… 決して、一緒にいても幸せになんてなれやしないんだよ?」

アニ「たくさんの人を傷つけて、命まで奪うことが今のあんたに出来る?」

アニ「そんな事に耐えられるの?」

アニ「きっと軽蔑される」

ベルトルト「…わかってる」

アニ「じゃあ… 無駄な馴れ合いはやめるんだね、私の話は終わり。じゃあね」スタスタ

ベルトルト(……)

*****

数日後

ユミル「おいっ!ベルトルさ–––

ベルトルト「」プイッ


ユミル「何なんだよ…あいつ」

サシャ「どうしたんですかね?ベルトルト」ウーン

クリスタ「ね…最近あまり話さなくなっちゃったね」シュン

サシャ「恒例の夜の散歩にも現れないんですよね?」

ユミル「…ああ、徹底的にシカトしてやがる…!」イライラ

ユミル「もうあんな奴の事は知らん!!」


ベルトルト「……」

*****



クリスタ「ねえ…?本当に大丈夫なのかな…」オロオロ

ユミル「危険だろ…けど、あの教官に限って遠征やめる気はないだろ」

クリスタ「だって凄い雨だよ…こんな日に限って山へ遠征だなんて」

サシャ「しかも一班ごと数日間に分かれてですもんね、最初の班の人達は大変ですね…!」

ユミル「なんだあー?最初の班のわたしに対する嫌みか?」ケッ

サシャ「違いますよー!気をつけて下さいね!ユミル!この雨…多分これからもっとひどくなると思います」



ザァーザァー
ピカッ
ゴロゴロゴロ
ドーーーン


ユミル(–––––!雨どころじゃねーじゃねーか!雷ばっかりだし豪雨すぎるだろ…)

ユミル(しかも… 気まずいのにベルトルさんと同じ班になっちまうし)

ユミル(第一…なんなんだよ、何でシカトされなきゃいけないんだよ)

ユミル(くそッ!!!)

ダッシュ

ベルトルト「…!!!ユミル!ペース上げ過ぎだぞ!」

ユミル「」

数時間後


ユミル「はあ…はあ… くそ、道に迷った」

ユミル(水を吸った衣服が重いし、荷物も重たい…  雨は一向に止む気配はないし、豪雨のままか)

ユミル(どれくらい走った? 元から暗かったし今が何時なのかもわからないか…)

ユミル(結局同じ班の奴らともはぐれちまったし…)

ユミル(なんだか…悲しくなってきた)

ユミル(こんな事になるなら…始めから何も知らなければ良かった
    惨めじゃねーかよ、ひとりで喜んだりして…バカみたいだ)グスッ



ベルトルト「……!!!ユミル!!!」

ベルトルト「やっと…見つけた」ハアハア

ユミル「…!」

グイッ

ユミル「離せよ!!!気安く触んなっ!」

ベルトルト「…!だめだよ、またはぐれるだろ」グッ

ユミル「…なんでだよ…さっきまでシカトしてたじゃねーか…」グスッ

ベルトルト「…それは––––  泣いてるの?」

ユミル「ちがッ う… どう見ても雨だろ!!!」ギロッ

ベルトルト「目、赤いよ」

ユミル「っ!!!!」

バシッ
ダッシュ

ベルトルト「…!!待って!! ユミルを悲しませるつもりはなかったんだ…!!!」

ユミル「今更… 今更遅いんだよッ…!!」



ベルトルト「ユミル!危ない––––!!!!


*****



山小屋

ユミル(… ?ここは…)

ユミル(そう言えば地面が崩れて…って ベルトルトは?)

ユミル「お前が運んでくれたのか…ベルトルさん」

ベルトルト 「」

ユミル「?おい、ありがとな」

スッ

ユミル(寝てるのか…)

ユミル(とりあえず雨風凌げるとこがあって良かったぜ)

ユミル「おーい、起きろー」ペシペシ

ユミル「熱っ!!」

ユミル(こいつ熱あんじゃねーか! あの嵐の中ここまで運んで来てくれたんだもんな…)

ベルトルト「…さむ…い…寒い」ウーンウーン

ユミル(どうしよ…暖めるったって服がずぶ濡れだし…)

ユミル(辛そうだな…)



ガバッ
ヨイショヨイショ
ヌギヌギ

ユミル「–––––起きても絶対目開けるなよ…!」///




*****

僕は間違ってたんだろうか…
君との距離が近くなればなるほど、僕は君の事を傷つける

それなら、と思って自分から離れたのに…
結局僕は君を傷つけてしまっていたらしい。

泣かないでよ、
君の泣き顔とか見たくないんだ

出来る事なら
今すぐ抱きしめて、君の涙を拭いてあげたい

好きなんだ、ユミル

例え僕の事を知って君に軽蔑されようとも–––––





*****

ベルトルト(ん…?僕は寝てたのか…)

ベルトルト(なんだろう、とても大事な夢を見ていた気がする…)

ベルトルト(あったかいなあ…)

ベルトルト「…!!!!」

ベルトルト(な!何これ!?どうなってんの!?なんで裸のユミルが隣にくっついてるの!?)

ベルトルト(思い出せ、ベルトルト・フーバー!大事な事だ…!)ドキドキ

ベルトルト(あ、パンツは履いてるのか…)ホッ

ベルトルト(暖めてくれてたのかな…?それにしても…)ゴクッ

ベルトルト(刺激が強すぎる…!)///

ベルトルト(柔らかい…)ムク

ベルトルト(ちょっとなら触っても気付かれないかな?)

ベルトルト(いや、待て待て待てry 殺される…!)

ベルトルト(…でも)チラッ

ベルトルト(この状態で何もしないのは…男が廃るだろ…!!)ギンギン

ベルトルト(えいっ)ムニュ

ユミル「ん…っ」ムニャムニャ

ベルトルト(かわいい)

ベルトルト「…ごめんね、ユミル ありがとう」オデコニチュー

ユミル「んー??…?」ボケボケ

ベルトルト「おはよ、ユミル」ニコニコ

ユミル「…!?なっ お前起きたのか…!!」

ベルトルト「いやあ、とっても刺激的な目覚めだったよ」ニヤリ

ユミル「」

ユミル「違う!違うからな!!別にそういうつもりで…じゃなくて…ってどこ見てんだよ!」///

ガッ
バシッ

ベルトルト「無駄だよ…もう絶対離さないって決めたから」ギュー

ユミル(何なんだよ…)

ベルトルト「僕、やっぱりユミルの事が好きみたい」

ベルトルト「ユミルは僕の事嫌い?」

ユミル「……嫌いな奴のためにここまでしねえよ」///

ベルトルト「そっか、良かった… けど、僕はきっと君に軽蔑されるような事をすると思う」

ユミル「どう言う事だ?」キョトン

ベルトルト「それは…今は言えない。けど、君に対しての気持ちに偽りはないし、誰よりも大事に思ってる」

ユミル「…わたしも、ベルトルさんに知られたくない事は…ある」

ユミル「けど、…今度こそ自分の人生は自分の気持ちに正直に生きたい–––––– 好きなんだ」

ベルトルト「僕もだよ、ユミルの事が大好き」

ギューッ

ユミル「は、恥ずかしい奴だな、ほんと」///

ベルトルト「ずっと怖かったんだよ、不安で仕方なかった…でも、ユミルもそういう気持ちだったのかなーって」

ユミル「図体でかいくせに気は小さいのな」クスクス

ベルトルト「ユミルは案外おっぱい大きいよね」ニヤニヤ

ユミル「…!死ねっ!!!」///

ベルトルト「僕が死んだら悲しいくせに… ねえ、キスしてもいい?」

ユミル「…そう言う事聞くな、よな…」コクン

すみません…寝落ちしてました

読んで下さってる方ありがとうございます!

続きエロい方向に持ってきたいんだが書けない…!!

ちょっと頑張ってみます…


*****

クリスタ「どうしよう…!ユミルとベルトルトが訓練中にいなくなって戻って来てないみたい!」

サシャ「…!!大丈夫ですよ!あの二人を信じて待ちましょう」

ライナー「そうだぞ、確かに危険だがあの二人に限って無事だろう」

クリスタ「そうだよね… きっと大丈夫だよね…!」オロオロ

ライナー(巨人が現れたーとかなってたらやばいだろうがな、)

*****


それから2、3度触れるだけのキスを交わした。

「なんだか大人しいね、いつもと違って」

そう言いながら唇の端を舐め上げるとユミルは小さく震えた。
目には大きな雫を溜めて、それでも必死に抵抗するようにこちらを睨んでくる。
その表情が僕を喜ばせている事を君は知らない。
先ほどとは違い、身体を強く抱き寄せ深く唇を合わせた。

「んっ ふ…!」

腕の中の身体が、ギクリと強張ったのを感じたがもやめられそうになく、
逃げようとする舌を執拗に絡めとる。

「…!」
「ユミル…好きだよ」

合わさった肌からじんわりと汗が浮かび、お互いの体温を感じた。
なんて心地いいんだろう
唇から歯列をなぞり、お互いの舌の感触を確かめる。
キスってこんなに気持ちのいいものだったのか、と言う事を知った。
一旦唇を離し、そのまま首筋から鎖骨へと落としていく…

「やめ…ろ、汚いから」
「そんなことないよ、ユミルはきれいだよ」

「ねえ…僕、我慢出来そうにないんだけど」

「…!!」

先ほどから主張していた其れをユミルの内股に押さえつけながら強く腰を抱いた。
真っ赤になったユミルを尻目に意地の悪い事を言ってみる。

「こういう事になるとは思わなかったの?」


顔を背け、何も言えないままでいるユミルに追い打ちをかける。

「ユミルが悪いんだからね、誘ってきたのは君だろ?」

「ちが…う…」

慌てて起き上がろうとすると、ベルトルトに手首を掴まれ身体を反転させられた。
(…頭が沸騰しそうだ)
激しいキスからの回らない頭でユミルはそんな事を思った。
真上にあるベルトルトの顔が羞恥心を煽る。


無言でいるユミルを肯定と受け取り、柔らかな乳房に右手を添えた。
優しく揉みしだき、先端を摘むとユミルの口から小さく嬌声がもれ、身体が跳ね上がる。

「んぅ あ…っ」

「大丈夫、痛くしないように頑張るから…」


(とは言ったものの…大丈夫かな?僕のって大きいし…)



風の音がうるさい。
窓から漏れる日差しの中、ユミルはこれから行われるであろう行為の事を考えていた。
触れられる度にその部分が熱を帯びていくような感覚。
ギリギリの理性を保ちながらも、唇を交わす度に思考はどんどん鈍くなっていく…
ふわふわとした意識の中で、ベルトルトがどれほど自分の事を大事にしてくれているかを実感していた。
(優しい手だな…)
さわさわと身体を撫でる手が、自分を傷つけないように、と気を使ってくれているのを感じる。



ゆっくりと柔らかな乳房を揉みしだきながら、もう片方は決して小さくはない乳房に舌を這わせる。
優しく口に含み、先端を押しつぶすように舐め上げるとかわいい声が漏れる。
その度に、ビクッと震えるその反応に気を良くした。

「あっ あ…やあ…」

(感じていてくれてるのかな?)

今にでも突き上げてすべてを吐き出したい衝動に駆られながらも、ゆっくりと行為を進めていく。

(辛い思いはさせたくないんだ)

下半身に手を伸ばすと、慌ててユミルの手がそれを拒んだ。

「…!!」

「どうしたの…?嫌だった?」

「ちがう…けど」

首をふるふると振りながら縋り必死で抵抗している。


疑問に思いながらも下着越しに敏感な部分に触れてようやく理解した。
(もの凄く…濡れてる)
既に下着はぐしょぐしょに濡れており、溢れた愛液が太腿をつたっている事に気付いた。

「恥ずかしかったの?」

「ん…」コクン

「大丈夫だよ、僕のももうこんなになってるし」

ユミルの手を導いて自分のものに添わせるとびっくりしたのか手を引かれた。
初めて触る男の其れに顔を真っ赤にさせ戸惑う。

(堪んないんだけど…)

「…!! あっ は うぅ…ん…!!」

再び下半身に手を延ばし、一番敏感な部分に触れる。
水分で濡れそぼった下着が張り付いている。
ぐにぐにと押すようにしてやると、ユミルの腰が浮くのがわかった。
下着の端から中に指を滑り込ませると、すでにぷくりと膨れている蕾の場所がわかる。
其処をゆるゆると親指で優しく撫でていくと、堪らないのか嬌声が大きくなるのがわかった。

「なっ なんか…そこ変だから…!」

「さわん…なっ あッ やあ… はあ…!!ん…」

「本当に君は僕を煽るのが上手だよね…!」

そんな事を思いながら一気に下着をずりおろす。
露になった下半身をまじまじ見つめると、自分自身に血液が集まるのを感じた。


「見るな…よ…バカ」

「じゃあ見ないよ、」

下半身の間に顔をおろす。

「…え!? なっ何してんだ!!!」

「目、瞑ってればいいんだろ?」

膝を大きく広げ、腰を掴むとユミルの秘部に顔を埋める。
ぴちゃぴちゃ、となるべく音を出しながら蕾を舐め上げる。

「やあ・・ そういう意味じゃな…い!」

強弱をつけながら舐めて、吸って、を繰り返すとどんどん愛液が溢れ出ていくのがわかった。
よほど気持ちがいいのか、無意識なのか、僕の顔にすりつけてくる、ヒクヒクと動く其処がいやらしくて堪らない。



「んぅ あ… やあ…!!もう、…だめだから!あっ…!」

限界が近いという事を感じ、一気に蕾を舐め上げ強く吸った。

「あ!!イクっ イッちゃう……!!!」

びくんっと数回身体が跳ね上がった。
深く息を吸い込み肩を上下させる。

はあ…はあ…

「ぐったりとしてる所悪いけど、まだまだこれからだよ?」

「…ふあっ!?」

急に差し込まれた指に身体が強張る。
先ほど達したばかりの身体には指1本でも中はきつく、きゅうきゅうとベルトルトの指を締め付けてきた。

(まいったな…本当に入るのかな?)

「離せ…よ…!」

「この期に及んでまだそんな事言うつもり?」

「だって…!!」

「ちゃんとしないと辛いのはユミルなんだからね」

普段、人に弱みを見せない彼女の事だから、よっぽど今の状態が屈辱的なんだろう…
意識を逸らすために肩に顔を埋め、耳を舐め上げた。
直接的に響く音に興奮が増していく。
その隙にもう1本指を増やし中を広げる、折り曲げた2本の指で中を擦るとクチュクチュと卑猥な音が部屋に響いた。
緩急をつけながら、指の腹の部分で擦っていくとだいぶ中がほぐれていくのがわかった。

「ごめんね、ユミル もう少しだから」

言うや否やもう1本指を追加する。
先ほどの行為で柔らかくなった為か、すんなりと指は受け入れられていく。
中を掻き回すようにすると一層グチュグチュと卑猥な音が響く。

「や… あ はぁん…ッ!!」

熱を帯びた嬌声が響く。
汗ばんだ肌と、憂いを帯びた表情がよりベルトルトの気持ちを高揚させた。

「もう、挿れていいかな?」




その発言にユミルの身体は少し強張った。
既に限界まで反り上がった自身をあてがうと、ゆっくり中に進入してく。
途端にユミルの身体に激痛が走る。

「やっぱりきついね…」

散々時間をかけ慣らしたはずだが、やはりベルトルトの自身を受け入れるにはきつかった。

「痛くない…?」

「ん… 大丈夫だから」

彼女なりの精一杯の気遣いだろう、と言う事を感じた。
不安げな彼女の視線が胸に刺さる。

「じゃあ…ゆっくり動いてくからね」

少しでも楽にしてあげれたら、という思いで再びキスを交わす。
お互いの唾液が絡み合い、上も下も溶けてしまいそうな感覚におちいった。
徐々に呑み込まれていく下半身。
辛そうな彼女とは裏腹に、中はきゅうきゅうとベルトルトを締め付ける。
少しずつ律動を開始するとお互いから吐息が漏れる。
(なんて幸せなんだろう)
徐々に律動を早めるにつれ、先ほどまで痛みが勝っていた秘部に未知な感覚が走る。

「ユミル、大好き…」

「わたしも… ベルトルさんが…好きぃ」

段々激しくなる律動が徐々に痛みから快楽へと変わっていったのだ。
圧倒的な圧迫感から最奥を突かれる度に快感が走る。
ジュクジュクと結合部からは愛液が溢れ出した。

(気持ちいい…)
いつの間にかベルトルトの動きに合わせて自分の腰も動いてる事にユミルは気付かない。
目に涙を浮かべ、ベルトルトを見つめる。

(エロすぎなんだけど…!)

最早余裕のなくなったベルトルトは一気に腰の動きを速くする。
その律動に一気にユミルも上り詰める。

「あっあっああ…っ!もう・・だめっ」

「……っ!!!!」

小刻みに震える身体を抱きしめ、最奥へと自身の欲望を注ぎ込んだ。
ドクンドクン、と脈打つ感覚をユミルは呆然と感じていた。
ずっと繋がっていたい、とそう思った。




*****



ユミル「こんのッ!!!!バカが!!!」ゲシゲシ

ベルトルト「ごめんって!!しょうがないじゃん!夢中だったんだから!」アセアセ

ユミル「夢中だったら中に出してもいいのかよ?あー??」イライラ

ベルトルト「そんな事言ったって…ユミルだって自分から腰振ってたくせに…」ボソッ

ユミル「……!!!」カアアァァ

ユミル「してない!そんなことしてない!!」///

ベルトルト「あーあ、可愛かったなーあの時のユミル」ニヤニヤ

ユミル「…!!!お前…ほんとはヤな奴だな…!!!」プルプル

ベルトルト「はは… ほらっ もうすぐみんなの所につくよ!」ギュッ




******

ダダダダダッ

サシャ「クリスタ!ユミルとベルトルトが帰って来たみたいですよ!!」

クリスタ「本当!?」パアアァァ

クリスタ「…ってあの遠くにいる人影かな?」ミエナイヨー

サシャ「ふふ…クリスタには見えませんかね?」

サシャ「雨降って、地固まるってやつですかね」ニヤリ

クリスタ「???」

サシャ「嵐が去って、青い空と一緒に春が来たようです」ニコ


繋いだ手を、決して離さないように。

残酷な世界に一時の喜びを。

未来は決してわからない。

僕たちはまだ、少年少女なのだから。


『青い春』

おわり。

途中心が折れそうになりましたが、なんとか完結出来て良かったです。
書き直したい所たくさんありますが…
支援してくれた方、読んでくれた方、乙、どうもありがとうございました!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月10日 (水) 22:40:30   ID: z3dmMyDq

乙!良かったよ!

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