亀田長男「親父。俺、ボクシング辞めてラーメン屋になるわ」 (26)

これはボクシングで栄光を掴み、挫折を味わった男がラーメンの世界でチャンピオンを目指す物語である。

亀田父「なんやと!?自分、何言うとるんかわかっとるんやろな」

亀田長男「ああ…もうボクシングでチャンピオンになれへんねや」
亀田長男「だから俺はラーメンでチャンピオンになる。チャンピオンラーメンかめだをつくるんや」

亀田父「ラーメンで…チャンピオンやと…!?」

亀田長男「ああ…チャンピオンや。塩、味噌、醤油。味の三階級制覇や!」

好きにせい
お前の人生や興毅

ええ夢見せてもろたで…

そう、親父は俺に背中を向けながら俺に語りかけた

久しぶりに見た親父の背中はとても小さく見えた

ありがとう。親父

すまんな…馬鹿な息子で迷惑かけた

俺はそう言うと親父の返事を待たずに家を出た
俺は親父の泣き顔を知りたくなかったから

今の俺には何も無かった
チャンピオンとして掴んだ地位も、名誉も、栄光も

男一人、身一つ、魂一つ、金玉二つ

それだけあれば充分やんけ

ぐぅーと腹の音が鳴るとそこで興毅は初めて腹が減っていることに気が付いた

腹減ったなあ
でもあかんわ

俺、文無しやんけ

興毅は身一つで飛び出してきた為、財布も携帯電話も全部自宅へ置いてきてしまっていた

あかんなあ

まあ、ええわ

漢として今さら家に戻るなんてことは出来へんねや

興毅は全てを捨てて歩みを進めた

せや…
こんな事で諦めてたまるかい

俺はようやく登り始めたばかりなんや

この果てしない男坂をよ…

ラーメン王者決定戦とか考えてたんやけどな
塩ラーメンの王者は内藤なんよ
ある師匠の下で修行した興毅はトーナメントを勝ち進んでいって決勝にでる。
まあそこで一度は内藤に敗れるんだけどそこに亀田父が現れる
実は亀田父は伝説のラーメン職人と呼ばれた男だった
そして興毅に一子相伝の技を伝授する
そして一年後の王座決定戦で勝ち上がっていった興毅は再び内藤と合、間見える

興毅は一年修行した親父秘伝の技を繰り出すも、王者内藤も秘技を繰り出し亀田は絶対絶滅になる
しかし興毅は親父の技を発展させて内藤を打ち破り新チャンピオンとなる

まあまだ塩を制覇しただけだから味噌と醤油があるんだけどね

打ち切りやからしゃーない

>>15

設定めっちゃ練り込んできてワロタ

>>17
対内藤二戦目で興毅は親父を越える所が熱くなるよ
でも一子相伝の技を興毅に教えてしまった事で次男、大毅が覚醒
醤油のチャンピオンを再起不能にして興毅に宣戦布告
チャンピオンは俺だってね

で、醤油ラーメンの王座決定戦が始まる
戦いは興毅が少しリードするんだけど最後に大毅は禁断の行為をしてしまう
その行為は審判にばれないものだけど、興毅には伝わってしまう

判定で次男、大毅は勝利するけど王座を返還してラーメンの道を捨て興毅の前から姿を消す

これが醤油編のだいたいの流れ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom