ミカサ「ベルトルトとジャン･･･雪山訓練の班で同じ」

ミカサ「なので、いろんな訓練の度にお世話になると思う･･･よろしくお願いする」

ベルトルト「よろしく！」ﾊﾞｯ

ジャン「よろしくな」ﾌﾜｧ~

ミカサ「何度も話し合いで集まるだろうけど」

ミカサ「とりあえずは、今日の座学で地図が配布されてから」

ベルトルト「解散？」ﾊﾞｯ

ジャン「解散」ﾑﾆｬ

ミカサ「ではまた」ｽﾀｽﾀ

ミカサ(ベルトルト、あまり話したことない。けど、一緒に頑張る)ｽﾀｽﾀ

ミカサ(ジャン・キルシュタイン。普段の様子から、いいイメージは持っていない。けど、仲良く頑張る)

ミカサ「」ｶﾞﾁｬ

ミカサ「ただいま」ｺｿｯ

アニ「･･･まだ、午前三時じゃないか」

ミカサ「起こしてしまった？」

アニ「いや、『〆切が近い』らしく、ミーナが空き部屋で何か描いてるんだけど、」

アニ「今紙の束を置いて、新しい紙を補充していったよ」

アニ「それの音で目覚めただけ。気にしない」

ミカサ「そっか」

ミカサ(ちなみに、何描いてるんだろ)ｿﾜｿﾜ

アニ「ん？寝付けないの、仕方ない。私の作品を見せたげる」

ミカサ「！ありがと」

ちょっと休憩

ミカサ「わくわく」

アニ「えーっと確か･･･」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ ﾊﾟﾀﾝ

アニ「うーんと････これだ！」ﾊﾞｻｯ

ミカサ「どんなストーリーなの？」

アニ「その本、結構分厚いでしょ？」

ミカサ「たしかに」ｽﾞｯｼﾘ

アニ「いくつか同じ子が主人公の話が入ってるんだ。ミカサにぴったりの話があるよ」

ミカサ「へぇ、では見させて頂く」ﾎﾞｩ　ﾍﾟﾗ

アニ「あ、蝋燭じゃ暗いよ･･･ほら！ランタン」ｽｯ

ミカサ「ありがとう、アニ。」

ミカサ「･･････」ﾍﾟﾗ…ﾍﾟﾗ…

アニ「熱中してるみたいだね」

アニ(自分の描いた作品を、目の前で読まれるのって･･･緊張する)

アニ(ミカサが読み終わるまで、私もベルユミの続き読もう)

アニ「読み終わったら言ってね」