ー酒場ー
勇者「すみませーん。仲間探してるんすけど」
店主「あいよ。あんた勇者だろ?戦士僧侶魔法使いのパーティがお勧めだよん」
勇者「じゃあそれでお願いします」
女戦士「よろしく頼むよ」
女僧侶「よろしくはろりん♪」
魔法使い「お?俺、魔法使えない魔法使いだけどよろしく」
勇者「うん、よろしく。最後の魔法使いだけおかしかったけどなんとかなるっしょ」
戦士「さて、私も魔王討伐の旅へ出ることになった。それでいいよね?」
勇者「うん、そうだけど。どしたの?」
戦士「いや、ちょっとね。確認だよ。気にしないで」
僧侶「いやー、私なんかが参加していいのかな?」
勇者「いやいや、回復頼りにしてるよ」
僧侶「任されまーす!」
魔法使い「俺は杖での肉弾戦やってやるぜ!前衛は任せろ!」
勇者「うん、魔法使いは魔法で後方支援してね。頼むよ」
魔法使い「お、おう…そうか、まあ一応それも頑張るわ」
勇者「いや、そっちを頑張ってよ…」
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ー草原ー
勇者「ふー、さてと。俺の戦いの方針はとにかく、たくさんの敵を倒して強くなる、で行くからね」
戦士「了解。勇者が前衛、私が中衛、僧侶と魔法使いが後衛でいいかな?」
勇者「ん?戦士も前衛じゃないの?」
戦士「いや、私の武器は槍なんだ。勇者の後ろから補助する形で戦うよ」
勇者「なるほど。わかった」
魔法使い「お?んなこと言ってるうちに敵だぜ」
野盗「お、いい感じに弱そうなのがワラワラといるじゃん。持ち物もらうぜい」
勇者「いやー、初めは、こう、ね?スライム的なのが出てくるのが普通でしょ。ま、いいけどさ…」
戦士「いくぞ!」
僧侶「はーい」
野盗「んだよ抵抗すんのかよ。しゃあねえ。格の違いみせてやるよ!」
勇者の攻撃!野盗に5のダメージ!
野盗の攻撃!勇者に8のダメージ!
戦士の攻撃!野盗に6のダメージ!
僧侶は身を守っている!
魔法使いは何かを叫んでいる…
勇者「痛ってえ!なんだこいつめちゃくちゃ強いじゃん!」
戦士「逃げるか?」
勇者「勇者は敵に背を向けてはいけない!」
戦士「だな!」
勇者の攻撃!野盗は攻撃をかわした!
野盗の攻撃!戦士に7のダメージ!
戦士の攻撃!野盗に4のダメージ!
僧侶は勇者を回復した!勇者は8回復した!
魔法使いは火球を野盗に投げつけた!野盗に13のダメージ!
野盗「熱っ!なんだよ魔法使うのかよ!くっそ、退却だ!」
野盗は逃げ出した!
勇者「あ、逃げられた…」
戦士「やっぱり強いやつが初めなのはダメだね。もっと弱いのからやらないと」
僧侶「あー、楽しかった!」
魔法使い「呪文使えるんだ、俺。知らんかった」
勇者「お前魔法使いだよな?」
魔法使い「おお、32歳だからな。魔法使いだぜ」
勇者「年齢は知らん!」
戦士「…回復はこうか。で、火球はああやればでる、と…」
勇者「ま、いいや。次こそ弱いの、こい!」
青い物体「ヴォッ」
僧侶「おー、ちっちゃくて弱そう!」
魔法使い「お?お?いけるんじゃねーか?」
勇者「これだ!これを求めてたんだ!いくぞ!」
勇者の攻撃!青い物体に7のダメージ!
戦士は何か考え事をしている!
僧侶は身を守っている!
青い物体の攻撃!戦士にまとわりついた!
魔法使いは鼻をほじっている…
勇者「戦士!?」
僧侶「あ、これやばいやつじゃない?」
魔法使い「お、でえけのとれた」
戦士『こうで、こうか!よし!』ガボッ
戦士「ん?っ!息が…」
勇者はどうしたらよいかわからない!
僧侶はわたわたしている!
魔法使いは踊っている!
青い物体は離れない!
戦士の攻撃!戦士は火球を青い物体にぶつけた!青い物体に14のダメージ!
青い物体を倒した!
勇者「よかった…?ん?戦士?」
戦士「ふぅ…なんだ?」
勇者「お前、戦士だよな?」
戦士「ああ、そうだが?」
勇者「なんで呪文使えるんだよ!?」
戦士「いやー、ちょっとした事情でね…」
僧侶「もしかして私の回復も…?」
戦士「うん、さっき使えるようになったよ。ほら」
戦士の回復!戦士は全快した!
僧侶「私の存在価値…」
魔法使い「お?お前、女なのになんで魔法使いなんだ?」
戦士「あー、うちは父と母が暇人の研究者でね。とある植物を栽培してたんだ」
勇者「ふむふむ、それで?」
戦士「その植物がね。賢さの種と魔翌力の種で…」
僧侶「…は?」
戦士「そのとき私はもう戦士としての道を進んでいたが、親が少しずつ、こっそり食事にそれを混ぜていたんだよ」
魔法使い「お?それで?」
戦士「私がようやく自分で満足のいくていどに槍を扱える頃には、すでにそこらの魔法使いや僧侶とは比べものにならない魔翌力を手にしていたわけだ々
僧侶「へー、で落ちは?」
戦士「落ち?そうだな、私は戦士として修行していたから呪文を見る機会がなかったんだ。だからさっき二人の魔法を見て使ってみたら…」
勇者「一人でいろいろできた、と…」
戦士「そういうことだ」
勇者「ほへー、じゃ、実質このパーティは魔法使い以外回復ができるって事になるね」
魔法使い「お?俺はそもそも魔法が使えないはずなんだが?」
僧侶「そうだね、進むのが楽になるね!」
戦士「私は家で魔法についての本を読んでたが習得できなかった。だが君らのを見てすぐにできるようになった。つまり私は見れば大体のものは使える、というわけだ」
僧侶「それって私の存在価値がなくなっちゃうよ!」
戦士「いやいや、戦闘では私は攻撃をしなくてはいけないからな。戦闘中の回復は僧侶にしてもらわないと…」
僧侶「なるほど…」
魔法使い「お?よくわかんねえけど進むのか?」
勇者「ああ、進もう。って、あれは…」
野盗「ひゃっはぁ!!リベンジに来たぜ!?こいよ!」
勇者「よっしゃ、やるぞ!」
野盗の攻撃!戦士は攻撃を受け流した!
勇者の攻撃!クリティカルヒット!野盗に14のダメージ!
魔法使いの攻撃!火球をぶつけた!15ダメージ!
僧侶の攻撃!野盗に3のダメージ!
戦士の攻撃!火球を野盗にぶつけた!野盗に38のダメージ!
野盗「熱っ!?おい!お前戦士じゃねえのかよ!?」
戦士「うん、そうだよ。それがどうかしたかい?」
野盗「呪文使う戦士なんて聞いたことねえよ!」
戦士「世の中には魔法戦士という奴もいるらしいじゃないか。あり得ない話ではないよ」
野盗「屁理屈言うな!」
勇者の攻撃!野盗は攻撃をかわした!
僧侶の攻撃!野盗に4のダメージ!
魔法使いは叫んでいる…
戦士の攻撃!戦士は火球を2つ野盗にぶつけた!野盗に67のダメージ!
野盗を倒した!
野盗「」
戦士「ふう、出来た出来た」
勇者「…戦士、今のは?」
魔法使い「俺もできっかな?」
戦士「いや、一つ作った時にもう片方の手が空いてたからね。作ってみたら出来た」
僧侶「反則だよね~」
戦士「むう、なら控えるようにするよ…」
魔法使い「ほい!お?出来ねえ」
勇者「魔法使い!魔翌力の無駄使いするなよ!」
僧侶「まあまあ、進みましょうよ」
勇者「はぁ…わかったよ。いくぞ」
ー次の街ー
勇者「着いたぁ…」
戦士「勇者、これくらいで音を上げるとは情けないぞ」
僧侶「いや、戦士が異常なだけで勇者は普通だよ…」
魔法使い「お?宿いくか?」
勇者「そうしよう…というか戦士、お前の魔翌力は無限なのか?」
戦士「そんなわけないだろう。僧侶や魔法使いより少しおおいだけだ」
僧侶「うっそだー。少し多いだけであんなにできるわけないじゃん!」
戦士「むぅ…ステータス見ればいいじゃないか…」
勇者「そうだな。どれどれ…」
僧侶「私も見るー!」
戦士LV8
HP78MP870ATK57DEF44AGI23INT978CRT12
勇者「ん?このMPってさ、僧侶」
僧侶「うん、あれだけ使ってもこんだけ残ってるってことは、多分…」
戦士「わかったか?少し多いだけだってことが」
勇者「戦士。お前に勇者の名前譲るよ」
戦士「おいおい、何言ってるんだい?」
勇者「いや、俺よりもよっぽど勇者らしいステータスだよ、これ」
僧侶「いや、勇者。戦士はこのままでいいんじゃないかな?」
勇者「なんで?」
僧侶「だって魔法見ただけでコピーできる戦士なんて、世界中探してもこの子だけじゃない?ならその利点活かしながら魔王倒しちゃおうよ!」
勇者「…そうだな、戦士。これからは魔法の負担増やすかもしれないがいいか?」
戦士「構わないよ。まだ余裕あるからね」
魔法使い「ん~…腹減った」
戦士「だそうだ。さ、早く宿を探そう」
勇者「そうだね」
ーその夜ー
勇者「Zzz…」
僧侶「スースー」
魔法使い「ふぉぉぉ…ふぉぉぉ…」
戦士「さてと、皆寝たし修行と行こうか」
ー草原ー
戦士「んー、一人で歩くのもなかなかいいものだね」
蝙蝠「ギー」
戦士「む、敵か。ちょうどよかった。君で新しい技を試すとしよう」
蝙蝠の攻撃!戦士は4のダメージ!
戦士の攻撃!戦士は火球を身に纏った!
蝙蝠の攻撃!熱い!蝙蝠は15のダメージ!戦士は3のダメージ!
戦士の攻撃!槍は熱を帯びている!蝙蝠に87のダメージ!
蝙蝠を倒した!
戦士「ふむ、いい感じだな」
ピーマン「ムキャッ」
兎「キュー」
トカゲ「…」
戦士「む、私が光ってるせいで寄ってきたか。ならこうだ!」
戦士の攻撃!戦士は無数の火球を上空に打ち上げた!敵に火球が降り注ぐ!
兎は457のダメージ!
ピーマンは422のダメージ!
トカゲは387のダメージ!
敵の群れを倒した!
戦士「ふぅ…やっぱりたくさん作るのはまだ辛いな。もう少し減らそう」
戦士「夜があけるまで戦おうかな。多分いける」
ー次の日ー
勇者「ふぁぁ…おはよう」
僧侶「おはよー!」
魔法使い「ぶふぉぉぉ…お?朝か?」
戦士「ふぅ…間に合った…おはよう」
勇者「ん?戦士、ボロボロじゃないか。どした?」
戦士「いや、ちょっと修行にね…あ、勇者。これ渡しとくよ」つ7852G
勇者「!?なにこの大金!?」
僧侶「ふわー、初めて見た…」
魔法使い「お?飯食い放題じゃねえか」
戦士「いや、修行の過程で手に入ったんだ、あとステータスもみるといいよ」
勇者「ステータス?」
勇者LV25
僧侶LV24
戦士LV38
魔法使いLV13
勇者「戦士…何したの?」
戦士「いや、どうも誰がどこで戦っても私たちはパーティという扱いらしくてね。私が一番多いが皆にも分配されてたらしい」
勇者「ほへー、なんかすまないな。俺ら寝てただけなのに…」
僧侶「うん、ごめんね…」
魔法使い「お?なんで俺だけ低いんだ?」
戦士「いや、私が好きでやったことだからね。気にしないでくれ」
勇者「うーん…ん、そういえば戦士間に合ったって言ってたよな?もしかして徹夜でたたかってたのか?」
戦士「うっ…」
僧侶「寝なきゃダメだよ!夜更かしや徹夜は女の敵なんだからね!」
戦士「すまない…明日からは気をつけるよ…それよりも次の街へ行こう」
勇者「いや、戦士。休めよ」
戦士「それがね…昨日、いや今日か。敵を倒して歩いて待ってたらあたり一帯から敵の気配が消えてしまってね」
勇者「へ?」
戦士「私のLVもあるだろうがどうも魔法をやりすぎたらしい…」
僧侶「なにやっちゃったの?」
戦士「いや、ただ無数の火球を打ち上げて敵陣に投下しただけなんだ…」
魔法使い「お?んなこと良く出来たな?」
戦士「昨日の勇者たちとの戦闘でいろいろ学んだからね。それを応用したんだ」
勇者「わかった。向かうのはいいが…戦士、その袋はなんだ?」
戦士「ん?ああ、忘れてた、はいこれプレゼント」
僧侶「プレゼント、ってええ!?これこの街と次の街での最高装備じゃん!?」
戦士「敵を倒したら出たからね。被った分は売り払ったよ。そよ売上金がこれね」つ14826G
勇者「どうしよう、最高装備でお金持ち…」
魔法使い「お?でもなんで俺に武器がねえんだ?」
戦士「あれ?君は杖だろう?」
魔法使い「いやいや、俺は前衛だから」
戦士「だからそのために鉄製のものにしたつもりだったが…」
魔法使い「お、手に馴染むな!」
戦士「それは良かった。さ、はやく出発しよう」
勇者「ちょっと待った。買い物してくる」
戦士「無駄遣いしないでくれよ?皆のお金だからね」
勇者「僧侶も魔法使いも納得する買い物だよ。すぐに戻る」
ーーー
戦士「これは…」
僧侶「馬車だ!お馬さーん!」
魔法使い「お?よさそうな馬車だな?」
勇者「戦士は中で寝てて」
戦士「私は大丈夫だよ」
勇者「魔翌力回復してないだろ?俺たちは大丈夫だからさ」
戦士「しかし…」
僧侶「敵が着たら起こすから!それまで寝てて!」
魔法使い「お?賛成だ、寝てろ」
戦士「むう…ならお言葉に甘えるとしよう。おやすみ…」
勇者「ああ、おやすみ」
ーーー
勇者「さて、戦士寝かせて出発したはいいが…」
僧侶「敵いないねー」
魔法使い「お?暇だな?」
勇者「だねー。このまま次の街行けそうだな…」
僧侶「いいじゃん!戦わないに越した事はないよ!」
勇者「そうだけどな…なんか戦士に申し訳ない…」
僧侶「うーーーん…なら勇者も戦士の修行に着いてったら?」
勇者「お、それいいな。僧侶も行くよな?」
僧侶「んー、いいよ。だけど睡眠時間減るとお肌荒れるから今寝とくね!」
勇者「ああ、寝とけ寝とけ。どうせ敵こないからな」
僧侶「おやすみーっ!」
勇者「ふー、よし魔法使い。進むぞ」
魔法使い「ふぉぉぉ…ふぉぉぉ…」
勇者「お前は寝るな!」
ー魔物に支配された街ー
勇者「さて、ついたはいいが…」
戦士「ふむ、なかなかピンチじゃないか」
勇者「うお!起きたのか?」
戦士「うん、いい感じに騒がしかったからね」
僧侶「おはよー!敵のど真ん中?どうしよー!」
魔法使い「お?危険だな?よし、魔法だ!」
魔法使いの攻撃!敵に氷の槍が降り注ぐ!
敵は全滅した!
勇者「魔法使い、お前…」
僧侶「まともに使えるんじゃん!魔法!」
魔法使い「お?LV上がったからか?」
戦士「なるほど、槍にして攻撃するのも…」
ゴリラ「あ?うるせえぞ。寝れねえじゃねえか?」
魔法使い「お?同類の匂いだ」
勇者「あいつが親玉みたいだな。行くぞ!」
ゴリラ「あ?上等だ、かかってこいやおら」
ゴリラの攻撃!勇者に0のダメージ!
戦士の攻撃!勇者の武器に火球を纏わせた!
僧侶の攻撃!勇者に補助呪文をかけた!
魔法使いの攻撃!勇者に補助呪文をかけた!
勇者の攻撃!ゴリラに678のダメージ!
ゴリラ「い、一撃、だと…」
ゴリラを倒した!
勇者「すっげ…戦士ので武器が強くなって僧侶ので力が湧いて魔法使いので早くなった…」
戦士「うん、いい感じだね。これからも親玉はこんな感じでいこう」
僧侶「さんせー!」
魔法使い「お?いいんじゃね?」
mail欄に saga と入れると変換されたり翌が追加されたりしないよ
>>16
イエッサー
テスト
魔力
テスト完了
ー魔物に支配された街ー
→ー解放された街ー
長「あざっす。勇者様っすよね?」
勇者「はい、あなたがこの街の長ですか?」
長「そっす。親父は魔物の襲来で死んじまったんで息子の俺が長っす」
戦士「…聞いてしまって申し訳ない…」
長「いえいえ、長になった俺が泣いてたら示しつかないって親父に叱られるっすから」
勇者「そうか…こんなことしか言えないけど頑張れ」
長「うす。了解っす。今日はこの街に泊まられるんすか?」
勇者「そのつもりだよ」
長「普通なら祝賀会になるんすけど、敵にいいもの全部食われましてね…あと、うちも壊されちまいまして…」
勇者「ああ、大丈夫。普通に宿で泊まるよ」
長「申し訳ないっす…」
勇者「大丈夫大丈夫。ね、皆?」
戦士「ああ」
僧侶「もっちろん」
魔法使い「お?難しい話はわかんねえから任せるぞ?」
勇者「だそうだ」
長「…ありがたいっす。では俺はこれからやることあるんで」
勇者「ああ、じゃあね」
ーその夜ー
勇者「…」
僧侶「…」
魔法使い「ふぉぉぉ…ふぉぉぉ…」
戦士「…寝たかな?よし、行こう」
勇者「待った」
戦士「! 起きてたのか…」
僧侶「私たちも修行について行くよー!」
戦士「いや、今日は修行じゃないんだ…」
勇者「? なんで?」
戦士「今日の事態は既に向こうに伝わっているはずだ」
僧侶「そりゃ、まあ、ねぇ…」
戦士「そして街が壊れている事を鑑みると、向こうは私たちが既に出発しているものと推測するだろう」
勇者「え?」
戦士「それはね。他のこんな強さを持った人達は恩賞目当てでこの街を助けようとするのが普通なんだ。でもそんなものはない。ならそういう人たちが取る行動は…」
僧侶「さっさと出発して次の街へ向かうことだね。街の人達を責め立てながら…」
戦士「そういうことだ。なら、今この街に新しい敵がまた占領しにこの街へ来ることは十分考えられる」
勇者「それまたなんで?」
戦士「他のやつらだったらこの街が再建するころにまた何かを取りにくるだろう。もちろん、助けた時の恩を盾にとってね」
僧侶「うっわ、やりかねないね…」
戦士「で、そんな奴らが魔王のとこに来られないようにさっきまでいた奴らとは比較にもならないようなやつらを配置して」
勇者「罠にはめるってことか。なるほど」
戦士「うん。だから今から待ち構えておかないと間に合わないんだ。もちろん、私の推測だから来るとは限らない。だから来なかったら普通に修行だ」
勇者「OK。行くぞ僧侶」
僧侶「はーい!」
戦士「…いいのかい?言ったとおり、さっきのゴリラとは比べものにならないやつが来るかもしれないんだよ?」
勇者「それを倒すのが勇者だ!」
戦士「すまない、愚問だったね」
ー街の外ー
野蛮人「ここか?」
合成獣「そーそー、ここだよ」
蛙「なんで俺こんな上位のやつらと組まされてるんだよ…」
野蛮人「お前が喋れるからじゃね?」
合成獣「多分そうだね。ま、気楽にいこうよ」
蛙「うえー…頑張るだけ頑張るけどさ…」
勇者「ま、その頑張りは無駄になるけどな」
戦士「畳み掛けるぞ!」
戦士の攻撃!無数の火球を上空に打ち上げた!
戦士「こいつらを今日の魔法使いの真似をして…」
無数の火球は無数の炎の槍となった!敵に槍が降り注ぐ!
野蛮人に678のダメージ!
合成獣に743のダメージ!
蛙に895のダメージ!
蛙を倒した!
勇者の攻撃!野蛮人に231のダメージ!
僧侶は身を守っている!
野蛮人「熱ぅっ!?痛っ!?」
合成獣「不意打ち食らうとは…油断した…」
勇者「うお、倒れねえぞこいつら」
戦士「まあ、それはねぇ…一応強いにぶるいされるはずだからね」
僧侶「! 来るよ!」
野蛮人の攻撃!勇者に140のダメージ!
合成獣の攻撃!火炎を吐いた!
勇者に75のダメージ!
戦士に84のダメージ!
僧侶に42のダメージ!
勇者「うっ、ぐ…なかなか、きくねぇ…」
戦士「勇者!僧侶、回復頼む!」
戦士の攻撃!氷の壁が出現した!
僧侶の回復!
勇者ら全快した!
戦士は全快した!
僧侶は全快した!
野蛮人「な、こいつら…」
合成獣「その辺の奴らとはレベルが段違いだ!」
勇者「はっ!戦士のおかげでそうなんだよ!覚悟しろよてめえら!」
野蛮人の攻撃!勇者は身をかわした!
戦士の攻撃!勇者の武器に炎の槍を宿した!
僧侶の攻撃!勇者に補助呪文をかけた!
勇者の攻撃!野蛮人に763のダメージ!
野蛮人を倒した!
合成獣「ぐっ…ここは撤退するか…」
魔法使いの攻撃!氷の檻が合成獣を閉じ込めた!
合成獣「なっ!?」
魔法使い「お?こんな風にも使えるんだな?」
勇者「魔法使い、お前も起きてたのか…」
魔法使い「いや?便所の途中で道に迷った」
僧侶「この人はマジでそうみたいだから判断し辛いよね…」
戦士「なんにせよ、これでとどめをさせるというわけだ」
戦士の攻撃!炎の槍が合成獣を貫く!合成獣に675のダメージ!
合成獣を倒した!
勇者「このパーティやばいくらい強いな」
僧侶「主に戦士さんが、ですけどね」
戦士「いや、私も僧侶や魔法使いがいなければただの槍使いだからね」
勇者「いいパーティってわけだ」
戦士「ああ、その通りだ」
合間に書いてるなら時間が空きながらに投下予定
レスありがとー
それにしたってやばい
予想外に忙しい
また深夜か明日に更新
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