PC『あんっ…あんっ……』
マウス「チッ…今日も仕事行かずに美少女ゲームで自慰行為かよ…」
PC『しゅごいぃいい…クリちゃんしゅごいのぉおおおおっ…」
マウス「うぇっ、ちっくしょ…我慢汁ついた手で俺のこと連打しやがって……っ」
マウス「寝た…か?」
マウス「今日もお疲れ、PC…」
PC「……」
マウス「……PC?」
PC「うぇっ……ふぇえええん…」
マウス「!?」
PC「もうっ、もうっ、ヤダよぅ、こんな生活…っ」
マウス「……」
PC「わたしね、わかるのっ、自分自身が段々、えっちなことに慣れてきちゃってるって…」
PC「どんどん、わたしがえっちになっちゃってるって…っ!」
マウス「しょうがねえだろ、これが、俺たちの役目だ」
マウス「俺たち…終わっちまったOSのよぉ……」
PC「ゴメンっ、ゴメンねっ、マウス…! あなたは8も対応してるのに…っ」
マウス「いいんだよ、PC。出荷のときからずっと一緒だったじゃねえか」
PC「わたしがっ、わたしがっ、XPだからっ…」
マウス「おい、PC」
マウス「それは言わない約束だぜ」
マウス「考えてもみろよ、PC。8に対応してる美少女ゲームがどれだけあるっていうんだ?」
PC「……っ」
マウス「お前のそのえっちな身体は、お前だけのアイデンティティーなんだぜ?」
PC「ふぇっ?」
マウス「それに、あの男は仕事をクビになってから、8に触らなくなった…」
マウス「本当に主人に必要とされてるのは俺たちなんじゃねえのか?」
PC「で、でもっ…わたしっ…こんな生活…ヤダよ…」
PC「だって、女の子だもん…」
マウス「それでも、だ。俺たちパソコンにとって、一番の幸せは、人間の役に立つことだろ?」
PC「そ、それでも…こんな、えっちな…」
マウス「そんなえっちなお前が、俺は好きだぜ?」
PC「ふぇ?」
PC「わたしが…わたしのことが…好き?」
『プログラムから応答がありません』
マウス「お、おい! フリーズしてるぞ!」
PC「はわわっ、ゴメンっ!」
マウス「…気をつけろよな、まったく」
PC「う、うん…ごめん……」
次の日
男「……今日ハロワ行く日だっけ…?」
男「…気のせいか」
男「エロゲで抜いて寝直そ…」
PC『べ、別にお兄ちゃんに揉んでもらうために大きくしたわけじゃ…んっ」
男「……」
PC『や、やぁ……そこっ、ダメっ…ば、バカァ…』
男「……」
PC『お、お兄ちゃんで濡れちゃってる妹に……お兄ちゃんの…挿れて?」
男「……」
PC『いやぁああ…イクぅううううううっ!」
男「……」どぴゅっ
男「うわぁ…マウスにもろにぶっかけちまったよ…。溝に入って取れねえじゃん」
マウス「……」
男「大体、これ、いつから使ってんだっけ?」
男「汚えし、捨てちまおうかな…。8のほうに繋いでんの持ってこよ」ポイッ
マウス「……」
PC「……っ!?」
完
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