村人「マジで助けてください」(12)
昔々とある山奥に一人のホモが居ったそうな。
ある日ホモが自作のオナホを作るために竹を切りに行くと、一つの黄金色に輝く竹を見つけました。
「なんだこれ、とりあえず切ってみるか」
男は袴を脱ぐとチンコの鍛練用にチンコに斧をくくりつけ、遠心力を利用しながら竹をぶったぎりました。
「ウホォォォォォォォ!ウホォォォォォォォ!」
という気色悪い泣き声と共に現れたのは立派なホモ子でした。
「こいつは立派なホモになりそうだ」
そう思ったホモがホモ子を連れ帰り、手塩にかけてたまにチンコをしごきながら育てると、チンコも立派なホモ子に育ちました。
「父ちゃん!おら村に行ってケツさ掘ってくる」
「あぁ、やるならとことん掘るだぁ」
そして山奥から度々、ケツを狙いに来るホモ。これが異常なほどの強さを持っておりました。
「やめてけれぇ!!」
「おらに任せたら良いだ」
「んぼっ!尻が尻がぁぁ」
一人、また一人と掘られる日々。村の男達は恐怖に身を震わせておりました。
困った村人は都の偉い人に助けを求めました。
「マジで助けてください」
「ホモのなにが悪い!!」
偉い人もホモでした。
村人が困り果てていると前から侍の格好をした美しい女性達が現れました。
「なにかお困りのようですわね」
村人は、事の次第を涙ながらに女性達に語りました。するとその話を聞いた女性達はたいそう怒りました。
「許せない!ホモなんて駆逐してやるわ」
「やりましょう!お姉様!」
通りすがりのレズでした。
彼女達は山奥に棲むホモのもとを目指して進みました。
「くせぇくせぇ、女の白粉のニオイがぷんぷんするぜ」
「父ちゃんこいつら、おら達をを殺る気だよ」
ここにホモとレズの戦いの幕が切って落とされました。
「穴は穴でも女に興味はねぇんだよ!くらえ!ホモ・真空波!!」
「穢らわしい!男のまぐわいなど地獄絵図ですわ!レズ・虚空斬!」
たった二人のホモに対して、レズは六人いましたが、逞しい男を組み敷きながらケツ穴を掘るホモはとても強く。レズは苦戦しておりました。
「やべぇ……溜まってきたぜ」
「……」モジモジ
戦いは激しさをましておりましたが、真剣な命のやりとりからくる興奮作用で、ホモもレズも大変ムラムラすることが増えておりました。
「休戦だな」
「……」コクッ
そして、全ての性欲は村人に向けられました。
「マジでマジでやめてください!」
「でーじょーぶだ、男には前立腺がある」
「うんがあああああ」
「貴女とても綺麗よ」
「そ、そんな」
着々と堕とされホモとレズが日増しに増える中、村人はもうやめてくれ……もうやめてくれとただただ切に願いました。
――それから幾100年の月日が流れました。
「ウホッ、いい男。やらないか」
「大丈夫。女同士はとても綺麗なものよ」
ホモとレズは大量の人口の中で確かに生きています。
いま隣にいるあなたの友達や恋人や家族も、もしかしたら……。
「バイもいるよ」
おしまい。
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