サトシ「す、好きな人が出来たんだ……」(20)

シトロン「好きな人、ですか?」

サトシ「あ、ああ!好きな人だ!」

シトロン「サトシにも等々、好きな人と呼べる人が…!!やりますね、サトシ!」

サトシ「へへへ……」テレテレ

シトロン「一応聞きますが、それは家族への好きとか、友達への好きではありませんよね?」

サトシ「勿論だ!!この想いは紛れも無く、愛してるの好きだ!!」バンッ

シトロン「おぉっ!」

サトシ「そ、それでな…その…シ、シトロンに相談に乗って貰いたいんだ……」ドキドキ

シトロン「僕に、ですか?勿論いいですよ」

サトシ「そ、そうか!さんきゅ、シトロン!」

シトロン(サトシの好きな人、セレナかなぁ?)

サトシ「シ、シトロン。あのな…」

シトロン「はい、何でしょう?」

サトシ「その……あいつとキスしたい。あいつとセックスしたい。あいつと抱き合いたい。あいつと色々なプレイを試したい。あいつと付き合いたい。あいつと結婚したい。あいつを俺の精液まみれにしたい。あいつを犯しつくしたい。あいつをめちゃくちゃにしたい。あいつをレイプしたい。あいつの笑顔を独り占めしたい。あいつの顔をペロペロしたい。あいつを全裸で泣かしたい。あいつと二人っきりの密室でラヴラヴしたい。あいつとイチャイチャしたい。あいつと手を繋ぎたい。あいつのパンツを嗅ぎたい。……俺の気持ちは今そんな気持ちだ!!!!」ドンッ

シトロン「え、あ、はい……」

その夜

シトロン「セレナとユリーカはもう寝てるでしょうし、始めましょうか。恋愛相談!」

サトシ「…あ、ああ!」ソワソワ

シトロン「?」

シトロン「どうしたんですか?サトシ。股を押さえたりして」

サトシ「い、いやっ、な、なんつーか、しょんべんしたいなぁって……!」

シトロン「えぇ!?それなら早く行って来て下さい!」

サトシ「ご、ごめん!」ソソクサ

シトロン「もー」

数分後

シトロン「……」

シトロン「サトシ、遅いなぁ…」

シトロン「……」

シトロン「……」

サトシ「シトロン!ごめん!」タタタッ

シトロン「あ、サトシ」

サトシ「中々、おしっこが出てきてくれなくてなぁ…参っちゃうぜははは!」

シトロン「そ、そうですか……」

シトロン(うん…?…その理屈は色々とおかしい様な……)クビカシゲ

サトシ「そ、それより、さっさと恋愛相談始めようぜ!恋愛相談!」

シトロン「そうですね!何か、夜に男同士で恋の話ってワクワクして来ます!」ニッコリ

サトシ「……やべ」

サトシ「もっかいしょんべん行って来る」ダッシュ

シトロン「え」

サトシ「」スツキリペカペカ

サトシ「よし。今度こそ始めようぜ、恋愛相談」

シトロン「」ワクワク

サトシ「それでだ、シトロン」

シトロン「はい、何でしょう?」

サトシ「好きな人が出来れば、男なら誰もが思うだろ?付き合いたいって」

シトロン「まぁ、そうですね」

サトシ「俺は、『あの人を見てるだけで胸が一杯……!』なぁんて女々しい事は思わない!!好きになったら、その体事奪いたい!犯したい!」

シトロン「えっと……?」

サトシ「どうしたら良い?シトロン」

シトロン「ど、どうした良いって……」

サトシ「俺はこの気持ちに忠実に生きた方が良いのか否か」ズイッ

シトロン「そ、それは……」

サトシ「それは?」ズイッ

シトロン「そ、そりゃ、忠実に生きた方が…」

サトシ「方が?」ズイッ

シトロン「良いのではないかと…」

サトシ「そうか…」

サトシ「それなら俺は忠実に生きる事にする!!」バンッ

シトロン「その…恋愛は早いもん勝ちですから、ズイズイいかないと…。でも行きすぎはダ」

サトシ「じゃあお休み!また明日!」

サトシ「ぐごー……」

シトロン「………」

シトロン(所で、サトシの好きな人って誰だったんだろう…)

シトロン「僕も寝よう…」ポスッ

翌日

シトロン「あれ…?」

ユリーカ「どうしたの?お兄ちゃん」

シトロン「おかしい…。僕の替えのパンツが無い…」

ユリーカ「え?」

シトロン「おかしいなぁ…。昨日、ちゃんと洗ってリュックに入れといた筈なのに…」ゴソゴソ

ユリーカ「……」

シトロン「うーん…」ゴソゴソ

ユリーカ「と、とりあえず!後で見つかるかもしれないし、今はサトシ達の所へ行こう!!二人とも待ってるし!ねっ?」グイッ

シトロン「そうだね……」

シトロン(モヤモヤするなぁ…)

ユリーカ「……」ホッ

広場

シトロン「サトシー!セレナー!すみませーん!遅れちゃいましたー!」タタタッ

ユリーカ「ごめんねー!二人ともー!お兄ちゃんの準備が遅くてー!」タタタッ

サトシ「全然大丈夫!それぐらいどうって事ないぜ。なんたってシトロンは俺の嫁だからな」ニカッ

シトロン「………うん?」

ユリーカ「え」

セレナ「」

サトシ「どうしたんだ、皆。早く観光地まわろうぜ、楽しみにしてたんだよ、俺」

セレナ「」

セレナ「」

シトロン「えぇっと……サトシ?」

シトロン(聞き間違えかな…?)

サトシ「ん?どうした。俺の可愛いシトロンきゅん」

シトロン「」

ユリーカ「デデンネが一匹、デデンネが二匹、デデンネが三匹、デデンネが四匹、デデンネが五匹……」ブツブツ

サトシ「俺は恋に忠実に生きるって決めたんだ!」

ピカチュウ「ピカ」

セレナ「訳が分からないよ……」

ユリーカ「デデンネがぃっぱぃ。。。っょぃ。。。かてなぃ。。。」

デデンネ「ンネー!?」

シトロン「待って下さい、サトシ…。よく話の内容が分からないです。一から十までちゃんと説明して下さい…」

サトシ「俺はシトロン、お前が好き。お前が恋に忠実に生きろとアドバイスをくれた。だから実行したまで。以上、サトシが深夜にお送りしました」

シトロン「」

ユリーカ「」ブツブツ

ユリーカ「」ハッ

ユリーカ「…お兄ちゃん、逃げよう。ホモは駄目だよ、ホモは。あたし、ホモは絶対に認めないよ」

サトシ「何だと!?ユリーカが決める事じゃないだろ!」

ユリーカ「このままだとお兄ちゃんがレイプされちゃうよー!うわーん!」

ザワザワ

シトロン「こ、こら!ユリーカ!広場でそんな事叫ばないの!」

セレナ「一番可哀想なのどう見ても私」

サトシ「シトロン!!好きだ!!結婚を前提に付き合ってくれ!!」パカッ

シトロン「こ、これは指輪……」

サトシ「好きだー!!うおー!!」

ザワザワ

シトロン「わ、分かりましたからあまり叫ばないで下さい…!」

ユリーカ「デデンネ!指輪を地面の奥深くに埋めるのよ!」

デデンネ「ンネー!!」ヒョイッ

サトシ「あっ、おいこら!!」

ユリーカ「お兄ちゃんと結ばれようなんて億万年早い!!ホモなんて絶対に絶対に認めない!!」

ユリーカ「何故なら、お兄ちゃんと結ばれるのはこのあたしなんだから!!」ドンッ

シトロン「何が何だか……」

セレナ「」ポンッ

サトシ「指輪を返せ!!ピカチュウ、十万ボルト!!」

ピカチュウ「ピカ」ビリビリ

デデンネ「」

ユリーカ「デデンネー!!」

シトロン「セレナ、僕はどうすれば……」

セレナ「二人を説得するしかないわね…。シトロン、二人に>>14するのよ!」

突然の安価許して

穴を掘る♂

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