アニ「今まで黙ってたんだけどさ…」(100)
アニ「私の鼻ってわりと高いじゃん?」
エレン「あぁ」
ライナー「そうだな」
アニ「この鼻ね、取り外しできるんだ」
全員「!」
コニー「まじかよ。どうりで高いと思った」
アルミン「着脱式だったなんて…」
アニ「……気持ち悪いだろ?」
クリスタ「そんなこと無いよ!かっこいいよ!」
ユミル「どこがだよ!?」
ベルトルト「でもさ、鼻が取れたところでアニはアニだよ」
全員「!」
サシャ「そうですよ!鼻が取れたってアニが凄いのは変わりませんよ!」
エレン「足技が凄いのも!」
ミカサ「斬撃が鋭いのも」
アルミン「意外と優しいところも!」
ライナー「ま、そう言うことだ」
アニ「みんな…」
アニ「でも、実はそれだけじゃないんだ」
全員「!」
アニ「私の鼻を机の上に置いて…コニー、あんたポケモン持ってるかい?」
コニー「は?まぁ…持ってるけど…」
アニ「今からランダム対戦に潜って見な?」
コニー「何いってんだよ!宿舎で繋がるわけ……繋がった!?」
アルミン「本当かいコニー!」
クリスタ「アニ…これは?」
アニ「わかったかい。私の鼻は着脱式なだけじゃなくて
wi-fiの役割も持ってるんだよ」
全員「!」
サシャ「まさか…アニの鼻がwi-fiに繋げることが出来たなんて……」
コニー「マジかよ。どうりでアニの近くにいたらアンテナが3本立つと思った」
アニ「本当はずっと黙っていようと思った…喋ってしまえば私は周りからwi-fiに繋げるただの都合の良い女とおもわれそうだったから…」
エレン「そんな事ねぇよ」
クリスタ「そうだよ!アニはアニなんだから!」
ジャン「って事だ。おいコニー!無闇やたらにアニの鼻でwi-fi繋げんなよ!」
コニー「わかってるよ!!…たまには駄目か?」
アニ「ふっ…考えとくよ」
ライナー「よし!アニがこうやって腹を割って話したんだ。みんなも今まで言えなかった事を話そうぜ!」
ベルトルト「じゃあ、僕が話しても良いかい?」
ライナー「!ベルトルト。おまえが積極的に来るとは珍しいな」
ベルトルト「アニは自分から変わろうとした。僕も影響されちゃったかな」
ユミル「それで、ベルトルさんが言いたい事ってなんだよ」
ベルトルト「さっき一瞬話題に出てきたポケモンにも関係はあるんだけど…
僕は実はベロベルトなんだ」
全員「!」
アルミン「ベロベルトって…ベロリンガの進化系の…」
コニー「まじかよ。どうりで大爆発の威力やべぇと思った」
ベロベルト「1,5倍だかね」
ライナー「なら仕方ないな」
クリスタ「でもどうしてベルトルトなんて名前を?」
ベロベルト「第4世代…初代の多くのポケモンがさらに進化した」
エレン「だな」
ジャン「サイドンがドサイドンになった日にゃあゲームフリークの頭を疑ったぜ」
ベロベルト「そう。新しい進化を経て各々がより強力になっていった…各タイプの物理特殊最強になったやつも多い」
コニー「ポリゴンzとかな」
アルミン「今は2の方が蔓延ってるけどね」
ベロベルト「周りがそうやって強くなっていったのに、僕は?結局影が薄いままじゃないか……僕はいつの日かベロベルトという名前を捨てたんだ」
ユミル「そうだったのか…」
エレン「でも、そんな名前をみんなに教えたって事はもう大丈夫なんだな」
ベロベルト「うん。アニが抱えてた悩みを聞いたら、僕の悩みなんてちっぽけなんだなって思っちゃったんだ」
アニ「そ、そうかい?」
ベロベルト「ありがとう。アニ。君のおかげで僕は強くなれた」
アニ「う、うん///」
アルミン「照れてるな」
ミカサ「照れてる」
ジャン「鼻iーfiがな」
アニ「…………」
ンャジ「」
ライナー「さて!あのベロベルトが言ったんだ!これで皆も言えるようになったんじゃないか?」
ユミル「じゃあ私がいこうかね」
サシャ「ユミルですか!これまた予想外!」
ユミル「別に…ただあとの方になってハードルが上がるよりはマシだと思っただけさ」
クリスタ「でもユミルって私にくっついてくるけど自分の話しってあまりしないから楽しみかも!」
ユミル「(天使)…まず皆に聞こうか。連想ゲームだ。私と言えば何が思い浮かぶ?」
エレン「狡猾」
アルミン「そばかす」
ライナー「恋敵」
コニー「ブス」
ジャン「将来リーブ21」
ジ/ャ/ン「」
ユミル「……流石の,私も傷つくからな。ベルトルさんは?」
ベロベルト「うーん…外見で言うならやっぱりそばかすかなぁ」
ユミル「まぁ、アルミンとベルトルさんが正解ってところだ。随分と立派なもんをこさえてちまってるよ」
クリスタ「ユミルのそばかすは可愛いよ!」
サシャ「そうですよ!なんな田舎娘みたいな素朴さがあって!」
ユミル「芋女は黙ってろ」
サシャ「」
ユミル「そう。この皆がそばかすそばかす言ってるやつは実はそばかすじゃないんだ。
点字なんだよ」
全員「!」
ベロベルト「ぼ、僕はアルミンと
誤爆りました。さっきの最後のベルトルさんのセリフはスルーでおなしゃす。
エレン「点字だって?」
クリスタ「でも確かによく見たら点の形や位置が整ってる!」
ユミル「あんまり見つめるなよクリスタ。キスするぞ!」
クリスタ「もう!!」
アニ「それで?その点字には何て文字が書かれてるんだい?」
ユミル「それが…意味がわからな値んだ…」
全員「!」
ユミル「“るおへぎ”。何度も点字を調べ直しても間違いなくこの4文字さ」
コニー「”る・お・へ・ぎ”*なんだそりゃあ」
ユミル「私にわからなかったんだ。あんたがわかったら土下座でも何でもしてやるよ」
エレン「るおへぎ……一体どういう意味なんだ…」
ライナー「さっぱりだな」
ベロベルト「僕もだ」
アニ「お役に立てそうにないね」
クリスタ「うーん…絶対に意味があると思うんだけど…」
アルミン「(るおへぎ…ほんの僅かな記憶だけど僕はこの単語に聴き覚えが…)」
ジャン「しかしよう…何でこんなまじないみたな単語の点字をつけたんだ…?」
ユミル「わたしが聞きたいよ…」
アルミン「…まじない…?そうか!!もしかしたら!!」ダッ
エレン「アルミン!?」
クリスタ「思い立ったように走って行っちゃった…」
ミカサ「アルミンに心当たりがあるのかもしれない」
ユミル「ほ、本当かい!?
サシャ「とにかく、アルミンを待ちましよう」
ー数分後ー
アルミン「みんなただいま!!やっぱり僕の推理は正しかったんだ!」
ミカサ「アルミン。その手に握っている本は?」
アルミン「あぁ!“風来のシレン2鬼襲来シレン城パーフェクトガイドブックさ!この本にユミルの点字の答えが隠されている!」
全員「!」
ライナー「懐かしいな」
ベロベルト「昔よくやったね」
ジャン「カスタムロボとどっちを買おうか悩んだぜ」
ミカサ「で、その風来のシレンなどう関係するのアルミン」
アルミン「うん。このゲームには、隠し要素としてパスワードを入力してアイテムをゲットするおまじないってのがあるんだ」
ユミル「そういえばそんなんが…」
クリスタ「当時そのパスワード付きのお菓子とかあったもんね!なお、売り上げは」
アルミン「やめたげてよぅ!」
ユミル「ま…まさか、この顔に書かれた“るおへぎ”って…」
アルミン「そう。そのまじないのパスワードの一つだ」
全員「!」
ドサ!
クリスタ「ユミル!?大丈夫!?」
ユミル「ハハ…後生大事に顔に付けてた点字が……まさかそんなくだらいパスワードだったなんて…」
クリスタ「ユミル……」
アルミン「でも剛剣まんじかふ」
ユミル「!」
アルミン「
ドサ!
クリスタ「ユミル*大丈夫*」
ユミル「ハハ…後生大事に顔に付けてた点字が…まさかそんなくだらないパスワードだったなんて…」
クリスタ「ユミル…」
アルミン「でも剛剣マンジカブラだよ」
ユミル「!」
アルミン「この“るおへぎ”で手にはいるアイテムは剛剣マンジカブラだ」
ユミル「本当なのかい!?」
コニー「マジかよ。普通に手にはいる剣の中じゃあ最強じゃねぇか」
ライナー「あぁ…幾度となく風来人を助けてきた素晴らしい剣だ」
クリスタ「やったねユミル!」
ユミル「お前ら…」
ベロベルト「それにマンジカブラはそのものが素材として優秀なだけしまゃない」
ユミル「え?」
ベロベルト「“秘剣カブラステギ」という作中最強の武器に進化する可能性を秘めてるんだ」
ライナー「カブラステギにもお世話になったな」
コニー「火柱につつまれたマゼルンに投げて合成されずに燃え尽きたのは良い思い出だぜ!」
サシャ「コニー…」
ベロベルト「最強の武器になる可能性を秘めたマンジカブラ。…つまり、
ユミルにも無限の可能性があるんじゃないかな」ニコッ
全員「!」
ユミル「……馬鹿野郎///」
ジャン「おい。今日のあいついつもと違わないか?」
ライナー「ベロベルトは自分の名前を隠す事を放棄した。それが自信に繋がったんだろうあいつの欠点は積極性の無さだったからな」
ジャン「立派な兵士の出来上がりってやつだな」
コニー「俺は正気に戻った!ってやつだな」
アルミン「絶対違うと思う」
ライナー「さぁさぁ!普段前に出ないような面子が言い出したんだ。そろそろ賑やかな奴らも言っていいんじゃないか?」
コニー「じゃあ俺がいくぞ!」
エレン「コニーか」
ユミル「馬鹿には隠す秘密も無さそうだけどね」
コニー「馬鹿言うな!俺だって隠し事の一つや二つあるからな!」
ライナー「言い争うなよ。コニー良いから言ってくれよ」
コニー「わかった。俺が今まで黙ってたことなんだが…
実はヅラなんだ」
全員「!」
サシャ「コニーヅラだったんですか*」
ユミル「ハゲなのに*」
コニー「ハゲじゃねぇ!坊主頭だよ!!
クリスタ「って事は、その坊主頭の下はふさっふさだったりするの?」
コニー「いやぁ…それなんだな…」
カポッ
コニー「ズラを外しても坊主頭なんだ」
全員「!」
エレン「まじかよ。マトリョシカじゃねえか」
ジャン「流石に想像してなかったな」
コニー「まぁ、髪の毛ふっさふさの俺なんてお前ら想像できないだろうしな」
ユミル「そうだな」
ミカサ「気持ち悪い」
サシャ「対人格闘組みたくないですね」
アニ「右に同じ」
クリスタ「り、立体機動使いにくいし…ね?」
コニー「」
ライナー「しかし、一体どうしてそんな二度手間みたいな真似を?」
コニー「それなんだけどな、俺よく言われるんだよ“お前その頭じゃあ冬の兵站行進死ぬな”って」
エレン「確かに…」
クリスタ「吹雪とか関係なく走らされるからね…」
ベロベルト「でもコニーはなんだかんだで倒れずに走ってるよね」
コニー「それなんだがな、俺は頭にカイロを貼ってズラを被ってたんだ」
全員「!」
ライナー「なるほど…そうすれば頭に貼ったカイロは見つからないというわけか考えたな」
ジャン「コニーの癖にやるじゃないか」
コニー「褒めるなよ」
エレン「でも夏は逆に暑いんじゃないか?」
コニー「夏は冷えピタを貼ればいい話だ」
エレン「なるほど」
コニー「だから皆に謝りたいんだ。これまで俺一人だけ相当楽な環境で訓練してきたって事を。ごめん*」
全員「!」
エレン「気にするなよ」
アルミン「そうだよ。それはコニーが自分の身を案じて考えた結果なんだし!」
サシャ「そもそも、カイロとかを貼っただけで上位10人に位置できる訳じゃあないですし」
クリスタ「それはコニーの努力の賜物たまよ!」
コニー「お前ら…ありがとう!もし坊主頭にする日があったら言ってくれよな!ズラを貸すぜ!」
クリスタ「あ?」
ユミル「いらねぇよ馬鹿」
アニ「調子乗りすぎ」
ミカサ「気持ち悪い」
サシャ「対人格闘ペア解消しましょうか」
コニー「」
ライナー「白目になっているコニーはさておき、ほらほら!どんどん行くぞ!」
サシャ「じゃあ次は私が」
エレン「サシャか」
ユミル「芋女か。どうせまた食いもん絡みだろうさ」
サシャ「まぁ、半分正解って感じですね」
ライナー「まぁ、聞こうじゃないか」
サシャ「皆さん、訓練兵になって最初の日の私と教官のやり取りを覚えてます?」
エレン「忘れるわけないだろ」
ユミル「あるがあるからお前は芋女なんじゃないか」
サシャ「そうですよね…あの時私が蒸かした芋を食べていたのが発端ですもんね」
ベロベルト「そうだね」
サシャ「……今まで黙ってたんですが、あの時手にしていたのって蒸かした芋じゃないんです。
螺旋丸なんです」
全員「!」
エレン「芋じゃなかったのか?」
コニー「まじかよ。どおりでチャクラが高速回転してると思った」
アルミン「じゃあ何であの時螺旋丸を出したの?」
サシャ「教官の通過儀礼が長かったので、つい…」
アニ「なら仕方ないね」
ユミル「じゃあ何で食べてたんだよ」
サシャ「お腹が空いてたので、つい…」
ベロベルト「なら仕方ないね」
コニー「で、味は?」
サシャ「力が漲る味がします。レッドブル的な」
コニー「まぁ、チャクラだしな」
エレン「チャクラならそうだろうな」
サシャ「あの時に芋って嘘をついたのは…この力はあまり表沙汰に出すべきじゃかいと」
アルミン「まぁ、世界観やバランスとかあるからね」
サシャ「これがあれば巨人の一体や二体簡単に吹き飛ばせますからね」
エレン「まじかよ!教えてくれよ!」
サシャ「世界観が崩れるからダメです」
エレン「なら仕方ないな」
ベロベルト「待って…!じゃあサシャはその螺旋丸の半分を教官に渡そうとしたの?」
エレン「ありゃ1/5ぐらいだったけどな」
サシャ「はい。もし教官があの時螺旋丸を食べてたら飛んでもない事になってました」
ジャン「そりゃあ走らされて当然だな」
コニー「反省しろよ」
サシャ「返す言葉もないです」
ライナー「なるほど。サシャは以上か?」
サシャ「あ、あと食糧庫の食べ物食べ尽くしちゃいました」
ライナー「気をつけろよ。よし次!」
クリスタ「あ、じゃあ私がいこうかな!」
ライナー「(結婚しよ…)クリスタか」
エレン「クリスタかぁ。確かになんか秘密を持ってそうだよなぁ」
コニー「確かに、皆と仲良くはしてるけど、どこか一線を引いてるような気がするよなー」
クリスタ「ほ、本当かなぁ」
ベロベルト「二人とも」
エレン&コニー「ん?」
ベロベルト「"a secret makes a woman woman"」
エレン&コニー「*」
ライナー「なぁアルミン、ベロベルトは何を言ってるんだ?」
アルミン「“秘密を着飾る程女性は美しくなる”」
ライナー「」
ベロベルト「"a secret makes a woman woman"」
ライナー「何で二度行ったんだ」
ベロベルト「大事なことだからね」
ジャン「本当はただの誤爆…」
ベロベルト「ジャン」ガシ
ジャン「え?」
ジャン「折れる!!伝統の馬面の腕が折れる!!」
ライナー「ベロベルト、それ以上いけない」
ベロベルト「ごめんよジャン。僕も冷静じゃなかった」
ジャン「勘弁してくれ…」
ライナー「大きく話がそれてしまったな。それで、クリスタはどんな秘密を持ってるんだ?」
クリスタ「え?このタイミングで振らないでよぅ……」
アルミン「(慌てるクリスタまじ天使)」
ライナー「(結婚しよ)
クリスタ「……ふぅ。でね、今まで黙っていたんだけど……
私人妻なの!」
全員「!」
アルミン「」
ライナー「」
ユミル「」
エレン「クリスタ結婚してたのか」
コニー「まじかよ。どおりで団地妻みたいな妖しげな色気を放ってると思ったぜ」
ミカサ「そう…(何にせよクリスタがエレンを狙う可能性が無くなった。これは喜ぶべきこと)」
ユミル「クリスタぁ…どこの…どこの馬の骨とそこまで…」
ライナー「104期か!?104期生の中にその羨ましいやつがいるのか!?」
アルミン「そんな奴には僕の作った胃痛を引き起こす文字通り胃痛薬を…」
ユミル「(いや、もしかしたら訓練兵になる前に…)」
クリスタ「な、何言ってるの!?私が生身の男の人と結婚するわけないじゃない!」
アルミン「え?」
ユミル「は?」
ライナー「どう言う事だ?」
クリスタ「私が心に決めた人……夫と私は
次元の壁を隔ててるの!!!」
全員「!」
コニー「なぁ、エレン…次元を隔ててるってどういう事だ?」
エレン「さぁ…別世界の人間って事じゃないか?」
コニー「まじかよ!クリスタスゲぇな!」
アルミン「(馬鹿二人は置いといて…)あー…その、クリスタ?」
クリスタ「何?」
アルミン「その、夫ってのはいわゆる、漫画かアニメのキャラクターって事でいいのかな?」
な
クリスタ「アルミン!!」
アルミン「はひ!」
クリスタ「何でキャラクターとか言っちゃうの?あの人はちゃんと生きてるんだよ私とは違う世界でそれなのに何でアルミンはあの人を人扱いせずキャラクターなんて言っちゃうの?おかしいでしょ絶対おかしいよね?ねぇ?ねぇ!?」
アルミン「(あぁ、そうだ……何で僕は忘れていたんだろう…
天使や女神という生き物は…得てして無慈悲で残酷だということに……
それでいて美しいというのに…
クリスタ「ふざけないでよ。金髪ショタ属性があるからって言っていい事と悪い事があるてましょ。何がクニよクンn」
アニ「それで、あんたの言う夫ってのは一体どんな男なんだい?」
クリスタ「……えーやだー!それ聞いちゃう!?」ズイ
アルミン「(アニ…おかげで助かった)」
アニ「(あのままほっといたらなに言い出すかわからなかったしね。最後ほぼアウトだし)」
クリスタ「えっとまずはね、私の夫は凄い頼りになるの!」
アルミン「(まぁ、だいたいの主人公はそうだよね)」
ベロベルト「(でもヘタレ系は消えたね)」
ライナー「(コブラか?)」
クリスタ「それに戦闘機とかに乗ったりして機械に凄く強いんだ!」
アルミン「(つまりロボットアニメか)」
ベロベルト「(ガンダムかな)」
ライナー「(ボトムズだな)」
クリスタ「でね、歌も凄い上手いんだよ!」
アルミン「(ロボット+歌)」
ベロベルト「(これはおそらく…)」
ライナー「(主題歌に定評のあるボトムズだろ)」
クリスタ「でね、口癖が“俺の歌を聴け!!”なんだよ!カッコ良くない!?」
アルミン「(まさかのマクロス7)」
ベロベルト「(古い…)」
ライナー「(フォッカー大尉じゃないのか…)
エレン「ん?クリスタの夫ってそいつなのか?」
クリスタ「そうだよ!私の想い人!」
エレン「なんだよ。次元が云々とか言われて変に考えたけど超身近じゃん」
クリスタ「え?」
エレン「ジャンだろ?クリスタの夫って」
ジャン「はい?」
エレン「だって何だかんだでジャンって頼りになるよな」
サシャ「現場を認識する能力にも長けてますからね」
ジャン「そうかなぁ…」
エレン「それに、機械に強いって立体機動に優れてるってことだろ」
コニー「確かにジャンの立体機動は104期ピカイチだもんな!」
エレン「で、歌もめちゃくちゃ上手いもんなお前」
ミカサ「そうなの?」
ジャン「武道館埋める程度には」
エレン「だろ?完全にジャンの事だよな!なんだよお前ら!結婚したんなら報告しろよな!」
ジャン「あークリスタ。何と言うかーそのー」
クリスタ「……………」
ジャン「俺を夫にする妄想は良いんだが…」
クリスタ「……」
ジャン「すまん。俺ミカサひとす
クリスタ「波紋疾走!!!」
ジャン「ぎゃあああああああああああああああ」
ライナー「クリスタ!ジャンはゾンビじゃないんだからその辺にしとけ!」
ジャン「」
クリスタ「ごめんなさい。つい…」
アルミン(反省するクリスタやっぱり可愛い)
ライナー(離婚して再婚しよ)
サシャ「とにかくクリスタの夫は二次元の世界の方って事で良いですね」
コニー「まぁ、恋愛なんて人それぞれだしな」
ベロベルト「マネキンと結婚した女の人もいるからね」
コニー「そんな人いたのか?」
ベロベルト「探偵ナイトスクープでやってたね」
コニー「そうか!恋愛ってすげーな!」
ベロベルト「でも、これでクリスタが一歩線を引いてたわけがわかったね」
アルミン「うん。二次元関連の話って話がわかる人とわからない人で分かれちゃうもんね」
クリスタ「そうなんだ。皆も好きな作品とかあったら教えて!私が知ってるならたくさんお話したいし!」
ミカサ「ブラックラグーン」
アニ「ブラックラグーン」
サシャ「ブラックラグーン」
ユミル「 ブラックラグーン」
クリスタ「」
ミカサ「レヴィの身のこなしは参考になる」
アニ「ファビオラのカポエイラを身につけたい」
サシャ「ロアナプラのご飯美味しそうです」
ユミル「張さんかっこいいよ張さん」
クリスタ「え、えぇと…男子は?」
エレン「二人はプリキュア」
アルミン「yes!プリキュア5」
ジャン「フレッシュプリキュア」
ライナー「ハートキャッチプリキュア」
ベロベルト「スイートプリキュア」
コニー「攻鶴機動隊」
クリスタ「」
クリスタ「あ、あははは…またその作品も勉強しとくね!」
ライナー「話は纏まったかな。よし、次は誰が行く?」
アニかっこいいよ周りにふってばかりのあんたが言ったらどうだい?」
ライナー「ん?俺か?」
エレン「ライナーか」
ベロベルト「僕の知らない秘密とかだったら気になるね」
ライナー「わかった。話そう。俺と言えば、特に理由のない暴力に定評があると思う」
エレン「ライナーの代名詞だもんな」
ユミル「あとホモもな」
ライナー「ホモはやめてくれ。……実は今まで黙ってたんだが、あの暴力には、
理由がある」
全員「!」
>63ただの誤爆です本当にありがとうございました
エレン「理由があったのか」
サシャ「ライナー!言っていいんですか?」
ライナー「あぁ、サシャには黙ってくれていて感謝する。だが、兵士にはひいてはいけない時がある」
サシャ「ライナー…」
ユミル「で、何でお前がサシャに暴力を振るわれるような真似をしたんだよ」
ライナー「それはな…
俺はラッキースケベに憧れていた」
全員「!」
ライナー「同世代の人間が集まる訓練士官学校。俺はそこで輝きたかった。主人公になりたかった…」
エレン「そうだっのか…」
ライナー「主人公に必要なものは何かと俺は悩みあぐねた。そして結論に至ったのだ。ラッキースケベと」
サシャ「なるほど…」
ライナー「勿論、主人公にとって容姿が大きな要素なのはわかってた。だが、俺はあいにくこのガタイだ」
アニ「声は主役っぽいけどね」
エレン「羨ましいよな」
コニー「まったくだ」
マルコ「本当にね」
ベロベルト「どの口が言ってるの?」
ジャン「あとさり気なくマルコ入ってくんなよ」
ジャン「tolaveるの読みすぎかじゃねぇか…」
ライナー「わかってる…容姿を取り除いた時点でラッキースケベに入ったのはtolaveるの影響が大きい」
エレン「最近特に凄いもんな」
アルミン「下手なエロ本より抜けるからね」
ミカサ「アルミンはエロ本とか抜くとか言っては駄目」
アルミン「え」
ライナー「ただ、あの時の俺には余裕が無かった…ラッキースケベこそが主人公になる秘訣と信じて疑わなかった!!」
ベロベルト「そんなに思い詰めていたのかライナー…」
ライナー「そこで協力してもらったのがサシャだ」
エレン「つまり、サシャに向かってラッキースケベを起こすように頼んだってことか!」
ユミル「よく引き受けた螺旋女」
サシャ「芋女で良いです。パンと干し肉の燻製で引き受けました!」
エレン「軽っ!」
アルミン「そんなんだから食べ物で釣られてエロい展開になるssが後を絶たな」
ミカサ「アルミン」
アルミン「ごめん」
サシャ「か、勘違いしないでください!ラッキースケベといっても転んで抱きつかれる程度ですからね!」
エレン「なんだ」
コニー「その程度か」
ジャン「tolaveるの影響らしいからもっと過激な事してるかと思ったぜ」
アルミン「顔面騎乗とかね」
エレン「な」
ミカサ「……」
アルミン「黙ります」
サシャ「わ、私だって乙女なんですから越えちゃあいけないラインはわかってます///」
ユミル「ん?って事は同意の上で抱きつかれて、暴力を振るったって事か」
ライナー「当たり前だ。『この変態~!!』って殴られるまでがラッキースケベだからな」
エレン「違いないな」
コニー「帰るまでが遠足と同じ理論だな」
ライナー「まぁ、肘を喰らったのは予想外だったけどな」
サシャ「す、すいません///わかってたとは言え少し狼狽してしまっていて…」
コニー「しかし、ライナーが主人公に憧れていたとはなぁ」
ベロベルト「どっちかと言うと良い兄貴ポジションだもんねライナーは」
ライナー「あぁ。訓練兵士になってしばらくしてそのポジションが適任だって気づいたよ」
ミカサ「ライナーは優秀であるとともに、実力以外のところで周りからの信頼も厚い。もっとそれを誇りに思うべき」
ライナー「はは。首席候補様に言われたんなら自信を持つしかないな」
ライナー「俺の話はこんなところだ。さぁ、もう喋ってないやつの方が少ないぞ!」
アルミン「じゃあ僕が行こうかな」
エレン「アルミンか」
ミカサ「私やエレンが知らない秘密?」
アルミン「多分そうだね。ほとんど人には話さない内容だから」
エレン「マジかよ。気になるな」
ユミル「座学1位さんはどんな秘密を持ってんのかねぇ」
クリスタ「アルミンの事だから意外と凄い隠し事してそう!」
アルミン「そ、そんな対した秘密じゃないんだけど……
僕、王下七武海なんだ」
全員「!」
toloveるじゃ…
>>1はコニーか
エレン「王下七武海って…あの政府公認の?」
コニー「マジかよ。どおりで凄ぇ覇気だと思ったぜ」
アルミン「まだ本編では最後の七武海って事で秘密になってるんだ。お願いなんだけど…」
ミカサ「わかった。この事はここにいる皆だけの秘密」
アニ「集英社と揉めたくないしね」
ジャン「しかし、天下の大海賊さんがこんな訓練兵をやってて良いのかよ」
アルミン「あっちは副業だから」
エレン「副業なのか」
ライナー「しかもあっちがかよ」
ベロベルト「意外と政府も寛大なんだね」
アルミン「人手が足りないんじゃないかなぁ…」
>>73英語は10段階評価9だったんだぜ(震え声)
エレン「って事はさ!アルミンも食ったのか!?悪魔の実!」
コニー「それは気になるな!何の能力なんだ?」
アルミン「うーん…期待させて悪いけど、僕は覇気と頭の回転の早さで七武海入りを果たしたんだ」
エレン「アルミンらしいな」
ユミル「逆凄くないか」
クリスタ「じゃあさ!じゃあさ!他の七武海みたいに通り名とかあるの?」
アルミン「ま、まぁ一応ね」
クリスタ「凄い凄い!教えてよアルミン!」
アルミン(まじ天使)
コニー「待てよ!折角なんだから俺たちで当てて見ないか?」
アニ「それ良いね」
エレン「アルミンを良く知る俺たちなんだ!絶対に当ててやるぜ!」
クリスタ「うーんやっぱり、アルミンの外見的に、“金髪のアルミン"?」
アルミン「ははは…髪の毛の通り名は上位互換の人がいるからね」
サシャ「赤い人ですか?」
アルミン「赤い人だね」
アニ「金色のアルレルト」
アルミン「小学館まで出てきちゃうよ」
エレン「“幼馴染アルミン?”」
アルミン「エレンとミカサ限定だね。…みんなお手上げって感じかな」
ライナー「そのようだな」
アルミン「じゃあ正解を言うね。
“胃痛参謀”アルミン・アルレルト」
全員「!」
エレン「………」
ミカサ「………」
アルミン「…わかってる。みんなそんな顔しないで。わかってる。…うん…」
サシャ「あぁ!?このままじゃあアルミンが暗黒面に落ちちゃいます!」
クリスタ「選ばれし者だったのに!」
アルミン「だいたい何だよ。胃痛参謀って…胃痛って何だよ。ただの症状じゃないか。何勝手に代名詞にしてんだよ」
ジャン「まぁ、確かにアルミン=胃痛ってのはあるよな」ケラケラ
アルミン 「…!!」ギロッ
ドン!!!
ジャン「」ブクブク
エレン「ジャンが泡吹いて倒れた…」
コニー「相変わらず凄え覇気だ…」
ライナー「おーおー好き勝手やりなさる…!」
アルミン「それに何だよ。あの赤っ鼻…わりと同じ時期に七武海入りしたのに向こうは“千両道化”とかいう何か考えれば考える程かっこいい呼ばれ方しやがって…」
ミカサ「アルミンが愚痴りモードに入ってしまっている」
ライナー「クリスタ!」
クリスタ「へ?」
ライナー「アルミンを止められるのはクリスタしかいない!アルミンを止めてやってくれ!」
クリスタ「わ、私!?」
ミカサ「とにかく、アルミンの通り名を褒めたら良い!」
クリスタ「褒めるって言われても……あ、アルミン?」
アルミン「駆逐してやる駆逐してやる駆逐してやる駆逐してやる……どうしたのクリスタ?」
クリスタ「あのね!アルミンは胃痛の事をよくないと思ってるかもしれない!でも、その胃痛って裏を返せばアルミンがみんなの為に頑張ってるって事だよね?」
アルミン「!」
クリスタ「なら、そのアルミンの頑張りが通り名になってるのは、私はとても素敵だと思うの!…違う?」
アルミン「だよね!」
エレン「早っ!」
ライナー「ハタ迷惑な男だ…!」
アルミン「そんなわけで、僕は七武海の一員で、正直104期の中なら誰にも負けない自信があるけど、それを見せない為に体力が弱いふりをしてたんだ」
コニー「まぁ、ばれたら大変だからな」
エレン「じゃあさ!俺にも覇気を教えてくれよアルミン」
アルミン「世界観の都合上ごめん」
エレン「なら仕方ないな」
コニー「世界観なら仕方がない」
アルミン「僕の秘密はこんな感じかな」
エレン「流石に予想外だったな」
ライナー「残るはエレン、ミカサ、ジャンか」
ジャン「なら俺が行くぜ」
ライナー「ジャン!」
ユミル「覇気喰らっといてもうピンピンしてんだね」
ジャン「6位だしな」
サシャ「6位なら問題ないですね」
アニ(4位だけど回復できる自信がない)
ライナー「じゃあ、そんなジャンは一体どんな話をしてくれるんだ?」
ジャン「……俺が普段からミカサミカサって言ってるのは知ってるな?」
エレン「そりゃあもう」
アルミン「ミカサ絡みとかでエレンと揉めるのは日常茶飯事だしね」
ミカサ「迷惑」
ジャン「……」
アルミン(あれ?ミカサに冷たくされたのにジャンが狼狽えてない)
ジャン「実は…ミカサミカサと言ってた俺だが本当に好きな人はミカサじゃあない。
そこの死に急ぎ野郎なんだ!!」
全員「!か
エレン「ジャンが…俺の事を?」
コニー「マジかよ、通りで野獣の眼光を輝かせてると思ったぜ」
ミカサ「アルミン…」
アルミン「何?」
ミカサ「バールのようなものを持って来て…」
アルミン「やめたげなよぅ!」
ジャン「最初は…本当にただのいけすかない野郎だった。だが、ひたむきに前を見続ける思いお前に…いつか惹かれていったんだ」
ミカサ「気持ち悪い」
アニ「吐き気がする」
クリスタ「エレ×ジャンかジャン×エレか…重要なのはそこだ」
ジャン「お前はどうなんだ?」
エレン「と!言いますと?」
ジャン「お前の答えを教えてくれ」
エレン「…知りたいか?」
ジャン「…………」こくり
エレン「眼を閉じろ…」
ミカサ「エレン」
エレン「ん?」
ミカサ「あかん」
エレン「えっ…」
ミカサ「あかん」
エレン「あ、え…その…」
クリスタ「エレン」
エレン「えっ…」
クリスタ「ええんやで?」ニコリ
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