このお話は『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』と『ハイスクールD×D』のクロスオーバーssです
注意事項
・主作品はハイスクールD×Dです
・作者は俺ガイルはアニメしか観ません
・総武校が駒王学園になっています
・八幡は一誠ポジションです
・時間軸はレイナーレ遭遇前で、俺ガイルの夏祭り後という設定です
・生徒会長は支取蒼那です
・作者は原作を読んでないんですが、一色いろはは出します
・城廻めぐりと八幡は顔見知り設定です
・八幡の性格は俺ガイルのままです
・未定ですがハーレムになるかも?
・キャラ崩壊あり
・不定期
・荒らし、乗っ取りはNG
・作者はメンタル豆腐なのでお手柔らかにお願いします
疑問に思ったことがあれば質問お願いします
かなり遅れましたが投下していきたいと思います
俺は比企谷八幡、駒王学園に通う二年生だ。現在俺が今いるこの奉仕部の部室には五人の人間がいる。うち俺を含め三人はこの奉仕部の部員である。残り二人はここに依頼に来た奴らだ…
ただ生徒ならよかったんだがな…
俺は相談してきた奴らを観て溜息を吐く。するとこの部活の部長である雪ノ下が
「『女の子にモテたい』…それがあなたたちの依頼なのかしら?松田君、元浜君」
すこし…いや、かなり呆れた表情で依頼内容の確認をする雪ノ下
「は、はい!彼女が欲しくてこの学校に入ったものの、彼女はおろか親しい女子もいない…」
「俺たちは女子たちにモテたい!そしてリア充ライフを送りたいんです!」
「はぁ…」
「うわ…きもっ…」
こいつらあきれて物も言えねぇな…、由比ヶ浜までドン引きしてるし…
「松田君、元浜君…結論から言うわ、…帰ってちょうだい。今すぐに」
訂正
ただ生徒→ただの生徒
「なっ!?」
「何故だ!?」
こいつらわかんねぇのかよ…
「まずあなた達はこの部活の意味を分かっているのかしら?ここは何でも屋ではないのよ?あくまで個人の悩みを解決する手助けをするためにこの奉仕部はあるの。あなた達のような不純な動機で相談にくるなんて話にならないわね。そもそもあなた達は異性にモテたいと言うけれど、ここに相談に来る時点であなた達が異性から興味を持たれる可能性は皆無よ?まぁそんな下心丸出しでモテたいなんて妄言を吐くことに関してはある意味興味を持たざるを得ないかもしれないわね…。私としてはあまり噂というものを信用はしていないのだけれど、あなた達の噂として良くないものを耳にするわ。噂は所詮噂にすぎないのだけれど、火のないところに煙は立たないと言うし…私もあなた達の言動に下品極まりない言葉が含まれていたのを聞いたことがあるし、私個人としてはあまりあなた達に関わり合いたくないのよ。奉仕部としてあなた達の依頼が受けられない…よってあなた達がここにいる意味もなくなったわけだし、早く退室してくれるとありがたいのだけれど」
「「グッハァ!!??」」
松田と元浜が床に崩れ落ちた。確かに女子の体をなめまわすように見ていたり、着替えを盗撮したり、机の上にエロ本を出して騒いでいる奴によって来る女子なんていないよな…
「あたしもあまり関わって欲しくないかなーって…」
由比ヶ浜の一言でとどめを刺された二人は俺に懇願するような視線を向けてきた
「は、八幡…お前なr「絶対に嫌だ」何故だ!?」
うん、絶対に嫌だ…正直葉山達以上に関わり合いたくない
「俺たちとお前の仲だろう!?」
「黙れ元浜。俺はお前たちとそんな関係になった覚えはない。せいぜい体育で三人組を組む時ぐらいの関係だろう?それにお前たちの行動は男の俺でも気持ち悪いと思うしな…」
「うぅ…」
俺たち三人からの集中砲火でメンタルに多大な被害を受けたであろう二人は、しょぼしょぼと肩を落として部室を後にした
バタン
「…ふぅ。やっと行ったか」
「ええ。もうあのような依頼は懲り懲りだわ」
「あたしもないかなーって思ってたし」
「えっ…お前ビッチなんだからむしろ大歓迎なんじゃねーの?」
「だからビッチじゃないし!!いっつも言ってるじゃん!」
「んな事わかってるよ、ちょっとからかっただけだ」
「比企谷君?女性に対してその冗談はかなり失礼よ?」ギロッ
おーこえー、流石氷の女王様だな
「へーへーすいませんでしたー」
「ヒッキーすごい棒読み出し…」
「仕方ないわ由比ヶ浜さん。この男にそんなことを求めても無駄よ」
なんか途中から俺disられてね?なれてるけど
キーンコーンカーンコーン
「あら?もうそんな時間なのね。」
もう日が沈みかけてるな
「今日の部活はここまでね。比企谷君、由比ヶ浜さん行きましょうか」
「うん!あ…そうだ!今日ゆきのんの家泊まりに行ってもいい?」
唐突にお泊り会企画とか流石リア充だな
「いいわ。お家の人に連絡してからね」
いいのかよ
「ありがとうゆきのん!」
ダキッ
「ちょっ…由比ヶ浜さん苦しいわ」
相変わらず仲がよろしいことで…
「俺はもう行くわ…またな」
「ええさようなら」
「ヒッキーまたね」
「おう」
さて、早く帰って小町の飯でも食べるか
☆校門前☆
「あの…比企谷八幡さん…ですよね?」
「ふぇ!?」
だ、誰だ!?女の声だと?いきなり後ろから声をかけてくるなんて…ビッチに間違いないな。そう自分で結論付けて後ろを向いたのだが…
「あの…一体どなたか知りませんが、俺はこれから用事があrっ!?」
俺が振り向くとそこには雪ノ下にも勝るとも劣らない黒髪の超絶美少女がいた
一刻も早く小町の作った晩飯を食べるため急いで帰宅しようとした俺だが、校門前で他校の黒髪美少女に呼び止められた
「あの…俺になんか用っすか?俺この後用事があるんですけど…」
「では単刀直入に言います…私とあなたが好きです。私と付き合ってください!」
「………は?」
俺にもついに春が来た!!…なんて砂糖水よりも甘い勘違いはしない。
というかこんな見たこともない美少女に告られるほど、俺はリア充してない。
おそらくなんらかの罰ゲームか…?
「あの…?それでお返事の方は?」
「あ、ああ…そんなのはもちろん…
お断りに決まってんだろ」
「…へ?今なんておっしゃったんですか?」
「だから今の告白に対してNOと言ったんだよ」
「な、なんでですか…?」
「いや…なんでも何も俺あんたと初対面だし、名前も知らないやつから告白されて『はいわかりました』なんて言うやつはいねーよ。」
材木座でもねーよ…
「あ…」
今頃名前を言ってないのに気が付いたのか…
「わ、私は天野夕麻です。あなたに一目惚れしたんです!…だから付き合ってください!」
いや、そうじゃねーよ
「いや、俺一目惚れとか信じてねーし」
というかそろそろ外野がうるさくなってきたな…とりあえずこいつから離れないとな
「まぁそういうことで、そんな罰ゲームみたいな遊びは俺以外の誰かでやってくれ」
「あっ、ちょっ…」
一方的に会話を切った俺は自転車を全力で漕いだ
かなり遅くなったけど更新する
全力で自転車を漕ぐこと十数分後家についた
結構疲れたが、小町の飯が待っていると思うとこんなのは些細なことだ
ガチャ
「ただいま」
「おかえりーお兄ちゃん!もうご飯出来てるよ」
リビングの扉からピョコっと顔を覗かせる小町。かわいい。
「ああ、着替えたらすぐ行くわ」
「冷めないうちに早くね」
「わかってるよ」
俺の着替えシーンなんて需要がないので割愛
所変わってここはリビング。今小町と晩飯を食べている
「…やっぱり小町の作ったハンバーグはうまいな」
「えへへ…、今のポイント高いよお兄ちゃん」
だからそのポイントとはいt「あっ、そういえば…」
「雪乃さんから聞いたんだけど、お兄ちゃん他校の女の子から告白されたんだって?」
「ぶっ!!!!!な、なんでお前が知ってるんだ!?」
「雪乃さんに聞いたって言ったじゃん…。えっとねー…雪乃さんと結衣さんが偶然その場に言わせたらしいよ」
ま、まじか…月曜学校行くのだるいな…
っていうか、小町は何でそんなに目をキラキラさせてんだよ
「小町、なんでお前が興奮してるんだよ…」
「だって!お兄ちゃんにやっと春が来たんだよ?
それで?お兄ちゃんなんて返事したの?」
「んなもん断ったにきまってるだろ」
「えっ!?なんでさ!?」
「そりゃお前、キングオブボッチストの俺が告られるなんて考えられないだろ」
「現にお兄ちゃん告白されてるじゃん」
「語弊があったな…いいか?駒王学園の中ですら俺と会話する女子なんて限られるのに、会話したことのない女子がいきなり告白してくることが『これは罰ゲームなので…』っていう感じがして怪しすぎるだろ」
「さらに初対面なのだからこっちの性格など知る由もないし、見た目だけなら同じ二年に葉山と木場がいるんだぞ?どっからどう考えてもおかしいだろ」
「言われてみれば確かにそう思えるかも…。じゃあお兄ちゃんなんて言って断ったの?」
ギクッ
な、なかなか鋭いじゃないか小町…
「ま、まあ普通に断ったぞ」
「なんかその反応怪しいな…。ねえ、なんて言ったの?」
「………会話を無理やり切って逃げてきました」
「それ普通の断り方じゃないよ!?いくら怪しすぎるからってそれはあんまりだよ!?」
ぐ…言うではないか小町よ…
だがしかし!ここで引くわけにはいかない!!
「いいか小町?俺のようなコミュ障に生まれて初めて受けた告白の正しい断り方なんて求められても困る。
それに下手な返事をしてそれをほかの連中聞かれでもしてみろ、俺の黒歴史がまた増える。…つまりは俺の保身のためだ」
「うわ…やっぱりゴミいちゃんはゴミいちゃんのままだね…」
「うっせ。俺にはお前がいるからいいんだよ」
カチッ
ん?何の音だ…?
「なぁ小町…今の音なんだろうな」
「ふぇっ!?な、何でもないよ!」
「いや、でもなんかスイッチ押したみたいな音g「わ、私!もう寝るね?お休みお兄ちゃん!!」…」
ガチャンドタドタバタンウキャー
い、一体どうしたんだ…
小町’sroom
「やった!ついに…ついに……」
今私の手には旧型のボイスレコーダーが握られている
私がこんなにテンションが高い理由…それは
「ついにお兄ちゃんの捻デレボイスの録音に成功した!!イエーイ!!」
今日こそは!とボイスレコーダーを常備して早二週間。ついに録音できた。
小町にはまだ大好きなお兄ちゃんが必要なのです!
小町にさえかまってくれれば、彼女なん居ても居なくてもあんま変わんないしね!
「それではさっそく…」
カチッ
『俺にはお前がいるからいいんだよ』
ボンッ
「あうぅぅぅぅ…」/////
お兄ちゃん!小町もお兄ちゃんさえいればいいんだよ!
遅くなったけど、見てくれる人がいると嬉しい
リビング
オニイチャン!コマチモオニイチャンサエイレバイインダヨ!
「ったく、何叫んでんだよ…近所迷惑だろ…」
だが今の小町の言葉…誰に対しての言葉かは聞き取れなかったが、少なくとも言う相手は居るということか…
小町LOVEの俺にはキツイぜ…
…まぁ、考えても仕方ねーか
「風呂入って寝るか…」
おっと食器も洗わないとな
翌日
八幡’s room
太陽という悪魔により、俺は半強制的に意識を覚醒させられる。だが今日は土曜日、寝てても咎めれない
「…二度寝しよう…おやすみ…」
そして俺は二度寝という旅n「お兄ちゃん!!」…行けなかったorz
バタン!!
「お兄ちゃんお兄ちゃん!!早く起きて!」
バサッ
あー!俺の鉄壁の砦(布団)が!おのれ小町め…
「小町、俺は眠いんだ。悪いが用事は後にしてくれ…」
そう言って俺は小町から砦(布団)を取り返し、再び籠城(二度寝)しようとするも、
「あ!もう何やってるのさ!お兄ちゃんにお客さんだよ」
小町に再び阻止された
「客?こんな朝っぱらに誰だよ」
「それが小町も初対面なんだよね…確か名前が…天野夕麻さんって言ってた気がする」
すこし独自設定を入れながら書いていこうと思う
天野夕麻が家に来てから一時間と少し経ったころ、俺たち二人は映画館に来ていた
「………なぁ天野さん?何で俺たちは映画なんかみに来てるんだ?」
「何でって言われても…好きなひとと出掛けるのに理由なんかいる?」
っ!?…おっと危ねぇ 、あやうく勘違いするとこだったぜ…
「いや俺が言いたいのは、なんでお前が俺の家を知っていて、昨日告白…を断ったやつと休日に出掛けてるのかってことなんだが…」
「あんな途中で逃げた返事で諦められる訳ないでしょ?でも昨日は私にも思うところがあったし、今日1日で私のこと知ってもらおうと思って…」
「はぁ…どっちにしろ結果はかわらんと思うがな」
しかしこいつ…家を知ってることについては完全にスルーしやがったな
「それで何俺の家をしt「あ!もう映画始まっちゃう!」…聞けよ…」
~二時間後~
「なぁ天野…何であの映画観ようと思ったんだ?正直、俺にはどこが良かったのか気になるんだが…」
「何でか…そうだねー…」
そう言って天野は人差し指を口元に当て、俺の質問に対する答えを探している。
天野みたいな美少女がやると中々に様になっている。
え?戸塚?そんな野暮ったいこと聞くんじゃねーよ。
「んー…強いて言うなら…少しでも参考にしたかったからかな」
「参考って…あれが何の参考になるってんだ?」
もちろんあれというのは映画のことである。
ちなみにタイトルは『Fall in Angel ‐堕ちた天使と悪魔になった人間‐』という。
内容は、とある天使の少女が人間の少年に恋をしてしまい堕ちてしまい、堕天使となってしまう。
少女が堕天してまもなく、敵対している悪魔との戦争が始まり、少女も戦争に行くことに。
少女はかなり強く、最前線の悪魔をどんどん追いつめていった。少女は全線で戦う悪魔の中に見覚えのある顔を見つけた。
かつて少女が恋した少年である。会話を交わした回数は両の指で足りるほどだが、少女は少年の顔をしっかり覚えていた。
少年は悪魔になっていた。何でももう一度少女に会うべく悪魔と契約し、魂を差し出したという。
少年もまた少女に恋をしていた。お互いの想いを知った二人は、手を組み二勢力の被害を最小限に抑え、戦争を終結させた。
それから二人は各勢力を離れ、二人で冥界奥深くの森に家を建て暮らした。
とまぁベタすぎる展開のファンタジー映画だ。
これの一体どこに参考にするべき個所があるのだろうか…。
少女の生き様?世界観?ストーリーだろうか…だとすると、
「…もしかして天野は小説家を目指しているのか…?」
「なんでさ…」
俺の言葉に呆れるように肩を竦ませる天野。結構いい線言ってたんだと思うのだがな…。
「ならなんのさn「あ!もうお昼だ…お店混んじゃうし早く行こう?」…うっす」
俺の手を掴み歩き出す天野。これ以上は聞くなと言うことか。
というか何で今日の俺はこんなに何回も聞いたんだろうか。普段なら興味すらないのに。
どうもこいつといると普段どうりにやれないな。まったくもって面倒だ。
さっさと飯食って帰るかな。
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