光彦とこうしくんとオークを同じ部屋に閉じ込めてみた(95)

こうし「ハム太郎さぁーん、もうやめてくださぁーい!!」

光彦「コナンくん、もう変なスイッチはこりごりです!!」

オーク「うわあああああああ!!女騎士が、女騎士がああああ!!」

三人「「「……あれ?」」」

こうし「は、ハム太郎さんはどこにいったんですかぁー?」

光彦「コナンくんたちから逃げ出すことに成功したんですか!?」

オーク「大丈夫なのか、もう女騎士は襲ってこないのか……?」

光彦「ってうわあああああああああああああっ!?」ビクッ

光彦「バ、バケモノッ!!」ズザザザザ

オーク「むっ、失礼な」

オーク「まあ貴様ら人間からすれば正常な判断だよな、うん」

オーク「それが普通の人間の反応だ……ああ、なんだか懐かしい」

こうし「あ、あのぉー」

こうし「ボクもいるんですけどぉー」

光彦「ネ、ネズミが喋ったああああああああああああああ!!?」ビクッ

光彦「また博士の発明ですか!?」

光彦「今度はどうやってボクを殺す気なんですかあああああっ!!?」

オーク「おいちょっとお前落ち着け」

光彦「そ、そうやって信頼させておいてまた裏切るつもりなんですねッ!!」

こうし「おおきな声で叫ばないでくださぁーい」

オーク「冷静になるまでこっちは放っておくか」

オーク「おいネズミ、お前はどうしてここに?」

こうし「分かりませんよぉー」

こうし「いつもみたいにハム太郎さんの『けへっ』が聞こえて」

こうし「禍々しい気配を感じ取った次の瞬間にはここにいましたよぉー」

オーク「うむ、かくいう俺も女騎士に組み伏せられてあわやの所で気付けばここだった」

こうし「あなたも誰かに襲われそうになってたんですかぁー?」

オーク「……ん?」

オーク「ああそうか、そういう共通点かもしれないな」

オーク「おい、小僧」

光彦「ひいいいいいいいいいいいいっ!!!」

オーク「そんなに怖がるな、なにも取って食おうというのではない」

光彦「嘘です、そうやってみんなまたボクを騙すつもりなんですね!!」

光彦「もう痛いのは嫌です、死にたくない死にたくない死にたくない……」

オーク「やれやれ、こいつが一番重傷のようだな」

こうし「わかります、ボクも痛いのや死ぬのは嫌ですからねぇー」

オーク「誰だって嫌だろうそりゃ」

こうし「あなたも……えぇーとぉー」

オーク「俺はオークだ、オークでいい」

こうし「どうもぉー、ボクはこうしくんですぅ」

こうし「それでオークさんも誰かに殺されかけたりしたんですかぁー?」

オーク「死んだことはほとんどないが……」

オーク「かなりいろいろな苦痛は味わってきたな……特に精神面でキツいものを」

こうし「オークさんも大変だったんですねぇー」

オーク「まあな」

オーク「俺の昔は苦痛を与える側だったハズなんだが」

光彦「ひいっ!!」

オーク「……いらんことを言ってしまったようだな」

オーク「安心しろ、俺も昔に比べて随分と丸くなった」

オーク「紳士だとか良識人だとか世間からはそういう評価ばかりだよ」

オーク「だから怖がるのはそろそろ止めてくれないか?」

光彦「ふ、不幸自慢でボクの気を引こうとしても無駄ですよ!!」

光彦「あなたたちがどれぐらい酷い目に遭っていたとしてもせいぜいここ半年ぐらいでしょうね!」

光彦「でもボクは違う!!」

光彦「もう2年以上……下手をすると丸3年はみんなのおもちゃにされて拷問されてきました!」

光彦「『爆発程度じゃ面白くない』なんて言われ始めてどれぐらいの時間が経ったでしょう……」

光彦「たまに生き残れば『光彦が死なないなんて珍しい』といわれ、それでも苦痛を受けない日はありませんでしたよ!!」

オーク「……そこまで、なのか」

こうし「あ、お名前は光彦さんでいいんでしょうかぁー?」

光彦「え、ええ……」

光彦「どうしてボクの名前を?」

オーク「いやお前、さっき自分を指すように言ってただろうが」

光彦「やっぱりあなたたちは博士の刺客で、ボクを騙して安心させてから絶望に叩き落とす魂胆なんですね!?」

オーク「面倒臭いやつだなぁ……」

こうし「ですねぇー」

>>3のハム太郎の口癖、正しくは『へけっ』だったな
いつもどおり書き溜めすりゃよかった


こうし「オークさぁん、これからどうしましょうかぁー?」

オーク「真っ白な部屋だ、何もない」

こうし「ごはんもありませぇん……」

こうし「はぁ、おなかが減ってきましたよぉー」

オーク「このまま閉じ込められて餓死など御免だぞ」

光彦「そうか……今度は餓死ですか……あはは……」

オーク「ここから脱出する方法を探し始めた方がいいかも知れんな」

オーク「おいこうし、お前はちっこいから部屋の隅や端の方を確認してくれ」

こうし「すみっこ……走るよ……ハム太郎さぁん」ガクガクガク

オーク「お、おい!どうした!?」

こうし「あぁ、ちょっと嫌なことを思い出してしまいましたぁー」

こうし「分かりましたよオークさぁん、こっちはボクにまかせてくださぁい」

オーク「頼んだぞ!」

オーク「天井には届かないが、見たところ継ぎ目などはなさそうだな」

こうし「一通り調べましたけど、部屋の角に隙間はなさそうでしたよぉ」

こうし「はぁ、お腹が空きましたぁ」

こうし「ひまわりの種が恋しいですぅ……」

オーク「これ以上動き回っても体力の無駄化も知れないな」

オーク「時間が経てば状況が変わるかも知れん、少し腰を落ち着けよう」

こうし「そうですねぇ、あせってもいいことないですもんねぇ」

光彦「……」

―3時間後―


オーク「……どれぐらいの時間が経ったのだろうか」

こうし「……お腹が空き過ぎてもう動けませぇん」

オーク「大丈夫か?」

オーク「ちいさいとやはり体力の消耗とか激しくなるのかも知れんな」

こうし「ううう……」

オーク「おい、俺たちをここに連れてきたやつ!」

オーク「聞こえているのならせめてコイツだけにでも食料を出してやってくれ!!」

光彦「……無駄ですよ」

光彦「犯人が博士たちなら、こうやって苦しんでる姿を見て喜んでるハズです」

光彦「そんな願いを聞き届けるワケが」

じゃらじゃらじゃらじゃらじゃら


オーク「うわっ!?」

オーク「空中から何か大量に落ちてきたぞ……?」

こうし「あぁ、これひまわりの種ですよぉ!!」

光彦「えっ!?」

オーク「うむ、意外と話が通じる相手なのかも知れんな」

光彦「ちょ、ちょっと待ってください!!」

光彦「こんなのおかしいですよ、もっと警戒して下さい!!」

光彦「こうやって喜ばせておいて毒を盛ってる可能性もあります!」

こうし「毒……」

オーク「考えすぎじゃないのか?」

こうし「でも、確かにハム太郎さんでも毒を盛るぐらいはしてきそうですねぇ」

オーク「そ、そうなのか?」

こうし「……おかしな臭いはしませんけどぉ」クンカクンカ

こうし「もう我慢できませぇん!」カリカリカリ

オーク「お、おい!」

こうし「おいしいですぅ、ふつうのひまわりの種ですよこれぇー」モグモグ

オーク「よ、よかったなそれは」

光彦「そんなハズはありません!!」

光彦「絶対に何か裏があるハズです!!」

オーク「おいおい……お前の疑心暗鬼も大概にしろよ」

オーク「今まで何をされてきたかは知らないが、ここでもそうとは」


パアーーーーーン!!


オーク「なっ!?」

こうし「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ!!」ゴロゴロ

こうし「目が、目があぁぁぁぁぁあああああああっ!!」ゴロゴロ

オーク「おい、見せてみろ!!」ガシッ

オーク「酷い……左目が完全に潰れていやがる!!」

光彦「あははははっ!!」

光彦「ほらああああ、言った通りじゃないですかああああああああっ!!」

オーク「だ、だがコイツの餌を要求したのは俺だぞ!?」

オーク「なんでコイツがこんな目に遭わなきゃならないんだ!!」

光彦「食べたから、でしょう?」

光彦「自分に利益を欲すれば、その分対価が求められるんでしょう」

オーク「対価……?」

光彦「ボクたちの、苦痛ですよ」

オーク「ッ!!」

こうし「だ、大丈夫ですよぉ」ヨロヨロ

オーク「大丈夫なワケあるかっ!!」

オーク「せめて止血を……クソッ、道具もなにもないのか!」

こうし「片目が潰れたぐらいならまだまだですよぉ」

光彦「そうですよ、タカが片目ぐらいでぎゃあぎゃあ騒がないで下さい」

オーク「お、お前ら……」

オーク「俺もいくつもの戦場を渡り歩いてきたが」

オーク「お前たちは一体どんな修羅場を潜り抜けてきたんだ!?」

光彦「潜り抜けてはいませんよ、実際に死んでるんですから」

こうし「そうですねぇ、ボクも大抵は死にますからねぇ」

こうし「でも気を付けなきゃダメですねぇ」

こうし「次に前歯とか喉とか胃袋とか破裂しちゃうとごはんが食べれませぇん」

光彦「ダメージコントロールはしておきたいところですね」

光彦「苦しむ姿を楽しみたいのなら、すぐに致命傷を負うことは無いと思うんですが……」

オーク「なんでお前たちはそんなに冷静でいられるんだ!?」

オーク「自分たちの命が狙われてるんだぞ!!」

光彦「だからもう慣れてるんですって」

こうし「でもだからって諦めるのは無理ですからねぇ、生き残りたいですよぉ」

こうし「そうだ、ちょっと試してみますねぇ」ブチッ

こうし「ひぎゃあああああああああああああっ!!」ゴロゴロ

オーク「お、お前自分の指を……」

こうし「やっぱり痛いですよぉおおおおおおおおっ!!」ゴロゴロ

こうし「でもまだまだ食べ足りないですからねぇ」カリカリモグモグ

光彦「ああ、なるほど」

こうし「ごちそうさまぁ」ゲフッ

オーク「……大丈夫、なのか?」

こうし「ほらぁ、ボクたちが苦しんでる姿を見たいのなら」

こうし「先に苦しんで対価を支払えばいいんじゃないかって思ったんですよぉ」

光彦「一理ありますね」

光彦「自発的に自虐行為をさせるのは、一方的な嗜虐に飽きた彼らにとっても斬新なハズです」

オーク「だ、だからって自分の指を……」

こうし「必要経費ですねぇ、諦めましょう」

光彦「そうですよ、指は20本もあるんですから」

オーク「だ、だが出血を放っておくワケには」

こうし「そうですねぇ、長丁場になるとこの出血も辛くなってきそうですぅ」

光彦「でもどうするんですか?」

光彦「止血の為に新しく傷を作るつもりですか?」

オーク「それは確かにバカらしいが……」

オーク「だがコイツの傷を放ってはおけん」


ごとっ


こうし「また何か落ちてきましたよぉ」

光彦「ペロッ、これはディルドーです!」

オーク「なぜ舐めた……」

光彦「エロ方向のマジキチでもいいということですかね」

こうし「でもボクのお尻にはそんな大きなモノはいりませんよぉ」

光彦「ボクも君の止血のためにそんなことする義理はありませんね」

オーク「……俺かぁ」

オーク「はぁ、やっぱりこうなるのか……」

光彦「オークさんはボクたちに比べると随分とぬるい世界からきたみたいですね」

オーク「まあ拷問とかされたことは少ないが」

オーク「しかし、こういうことばかりさせられるのも辛いんだぞ?」

光彦「ホモレイプぐらいならボクも日常茶飯事ですよ」

こうし「ハム太郎さんやタイショーくんに犯されるのは嫌でしたねぇ」

オーク「なんか……スマンな」

オーク「まあいい、俺も覚悟を決めよう」

オーク「……恥ずかしいから見るなよ?」

光彦「みませんよ、バケモノのオナニーとか誰が得するんですか!」

オーク「得するんだろうなぁ……女騎士の奴が」

オーク「んっ……」ズプッ

オーク「はぁ……んくっ……!!」シコシコ

オーク「うっ!!」どぴゅっ

光彦「早漏過ぎじゃないですか?」

オーク「見ないんじゃなかったのかよ!!」

光彦「耳塞いでも野太い喘ぎ声が聞こえてくるんですよ」

オーク「そ、そりゃ悪かったな!」

オーク「あと早漏じゃないぞ、必要に応じて早く出せるだけだ!」

オーク「こちとらコイツ一本でずっと勝負してるんだからな」


ごとっ


光彦「ペロッ、これは救急箱!!」

オーク「今回こそ舐める意味が全くなかったよな?」

光彦「少しでも得点稼ぎになりそうなことはやっておくべきですから」

光彦「しかし、あの程度で救急箱がまるまる手に入るとは……」

オーク「あの程度とか言うなよ、恥かいた俺の身にもなってみろ」

オーク「まあいい、やっとコイツの傷をどうにかできる」

オーク「ほら、見せてみろ」

こうし「おち○ちん触った手で触れられるのはちょっとぉ……」

オーク「す、すまん!」

光彦「部屋の中が一気に臭くなりましたよね」

オーク「俺にどうしろと!?」

オーク「とりあえず手の方は消毒液で拭いただけだが我慢してくれ」

こうし「わかりましたぁ」

こうし「ボクのために泥を被ってくれたことは感謝しますよぉ」

オーク「それじゃ止血剤と包帯を……サイズ的に絆創膏の方がマシか」

こうし「助かりましたぁ、これで少しは体力の消耗が」


ぼきいっ


オーク「なっ!?」

こうし「ぎゃああああああああああああああああ!!!」

こうし「右足がああああああああああ!!骨があああああああああっ!!!」

光彦「オークさんが欲しがってた救急箱はアレで手に入りましたが」

光彦「それを使った治療は別カウントということですね」

光彦「しかも得をしたのは治療された側だから、対価を支払うのもこうしくんの方と」

オーク「そんな……酷過ぎる!!」

こうし「あぁ、でも内出血だけですから痛いだけで済んでますよぉ」

こうし「流石にこれ以上出血を重ねるとお楽しみの時間が減ると思われたんですかねぇ?」

オーク「足折れてるのに冷静だな!?」

こうし「でもすごい激痛ですよぉ、右足が内出血でパンパンですぅ」

―24時間後―


オーク「……そろそろ、水分ぐらい摂らないと限界かも知れんな」

光彦「ここにある食料はひまわりの種だけですもんねぇ」

光彦「しかもそれすら、食べてしまえばどんな仕打ちを受けるか分かったものではありませんし」

こうし「お二人ともすみませんねぇ、ボクばっかり食べちゃって」カリカリモグモグ

オーク「いや、お前だって一粒食べるごとに折れた足を更に自分で砕いて」

オーク「痛みでのた打ち回ってるじゃないか」

こうし「いいんですよぉ、どうせもう使い物にならないですしぃ」

こうし「それよりワンパターンなコレで許して貰ってるのが奇跡的に思えますよぉ」

光彦「今あるひまわりの種が尽きるまで、壊すところをとっているんでしょう」

光彦「この監禁生活はまだまだ始まったばかりだということですよ」

オーク「食料か……」

オーク「また自慰をしたところで本当に食料を得られるかどうか分からないのが辛いな」

オーク「これ以上体力を消耗したくない」

光彦「ボクもオナニーだけでどうにかなれば楽なんですけどねぇ」

光彦「指の一本や二本折ったところで食料が出なければ文字通りの骨折り損ですし」

オーク「ふつうに指の骨を折ることが選択肢にあることが怖すぎる」

光彦「そろそろこのマジキチの空気に慣れてくださいよ」

オーク「限界まで耐えれば……向こうから何かアクションをしてくるだろうか」

光彦「足元見られて無理難題吹っかけられるかも知れませんけどね」

オーク「八方ふさがりじゃないか……本当にどうすりゃいいんだ」

光彦「……そういえばオークさんはどうしてここに?」

オーク「分からんよ」

光彦「では質問を変えますけど、オークさんはどうして今の境遇に陥ったと思いますか?」

オーク「は?」

光彦「ボクの場合は『なんとなくウザいから』だそうです」

オーク「ちょっとまて」

オーク「その程度のことで、今まで聞いたような過酷な状況に陥るモノなのか!?」

光彦「そうなってしまうんですよ……」

こうし「あ、ボクも同じく『なんとなくウザい』でいじめられてるみたいですよぉ」

オーク「この世界は狂っている!!」

光彦&こうし「「なにを今更」」

オーク「えらく綺麗にハモったなおい!?」

光彦「逆に聞きますけど、オークさんは自分の世界が狂ってると思わないんですか?」

オーク「お前らの話を聞いた後だとまともに……なるわけないな、やはり狂ってるよ」

光彦「それで、狂った世界になった原因は?」

オーク「俺自身じゃなくて女騎士のほうに原因があるんだが……」

オーク「それでも俺自身に原因を求めならアレだな」

光彦「アレって?」

オーク「……孕ませ属性、とでもいえばいいのか」

オーク「他種族を妊娠させられるのが俺たちオーク族の特徴ってことになってるからな」

オーク「これが無ければ女騎士とセットで出ることも、俺が被害を受けることも無かったのではないかと思う」

光彦「ああ、そういえば下ネタマジキチに特化した世界でしたね」

オーク「そこまでは言っていないが……まあお前らから見ればそうなるのだろうな」

光彦「なるほど……」

光彦「よし、じゃあオークさん」

光彦「ボクとセックスしましょう」

オーク「は?」

光彦「ボクとセックスしましょうッ!!」

オーク「貴様ホモかっ!?」

光彦「そんなワケないでしょう!!」

光彦「ボクだってバケモノとホモセックスとか嫌ですよ!!」

光彦「『だからこそ』です」

オーク「あ、そうか……」

光彦「嫌なことだからこそ、博士たちが喜ぶ可能性が高いんですよ」

光彦「それに、これで一気に二人とも食料をゲットできるチャンスとも言えます」

オーク「しかしなあ……俺も経験が無いワケではないが、というか何故かやたらと多いが」

光彦「え、ホモなんですか……」

オーク「違うわっ!!」

オーク「やたらとホモオチに持っていきたがる輩が多くてその被害を被ってるだけだ!!」

光彦「まあボクもそんな感じなので経験はやたらと豊富です」

オーク「……お互い、苦労するな」

光彦「ボク的には一緒にされるのは嫌なんですが」

こうし「なんかイカ臭い話になってきてますねぇ」カリカリモグモグ

オーク「悪いが壁向いて耳塞いでてくれ、お前もこういうの嫌だろう?」

こうし「ボクもオナニーすれば追加のひまわりの種もらえるんでしょうかぁ?」カリカリモグモグ

こうし「……ハム太郎さんは喜びませんよねぇ」カリカリモグモグ

光彦「ペロッ、これはオークち○ぽ!」

オーク「それもう止めてくれないか?」

光彦「乾いた喉に塩気が辛いです」チュポチュポ

オーク「す、すまんな」

光彦「ほら、オークさんもボクのお尻を舐めてくださいよ」チュポチュポ

オーク「な、舐めるのか!?」

光彦「ちゃんとほぐさないと入りませんよ!」

光彦「切れ痔で失血死なんてボク嫌ですからね!!」

オーク「……分かった」

光彦「まったく、しっかりしてくださいよ」チュポチュポ

オーク(なんでこいつ場馴れしてるんだよ)ペロペロ

光彦「……ここでうんこ漏らしてスカトロにした方が、博士たちが喜ぶと思いません?」

オーク「やめろよ、絶対にやめろよ!?」

光彦「振りですか?」

オーク「本気でやめろ!!」

オーク「それじゃ挿入するぞ」グイッ

オーク「……本当にコレでいいんだよな?」

光彦「大丈夫ですよ、自傷行為に比べれば失う物なんて体力ぐらいしかないですから」

オーク「本当ならもっと精神的な何かを大きく失うハズなんだがな」

光彦「だからそんな段階はとっくに踏み越えてるんですって」

光彦「ほら、早く挿入れてくださいよ!」フリフリ

オーク(こいつ、この状況を本当は喜んでるんじゃないだろうな……?)

オーク「まあいい、ここまで来てしまえば仕方ない」

オーク「南無三ッ!!」ズプリッ

光彦「アッーーー!!!」ビクンッ

光彦「やっぱり痛いです、オークさんの太過ぎですよお!!」

オーク「そ、そうか……じゃあ止めるか」

光彦「抜いちゃダメですよ、ここまできたなら最後までやり遂げて下さい!!」

オーク「だ、大丈夫なのか?」

光彦「腕の一本や二本千切れるのに比べれば楽勝です!」

オーク「比較基準がおかしすぎる!」

光彦「ちょっと切れちゃってるみたいですから、あまり最初は激しくしないで下さいよ?」

オーク「わかってる」ズププププ

光彦「うわぁ、お尻の中でオークさんのち○ぽがビクンビクンしてますう///」

オーク「だからわざわざ言わんでもいい!」

光彦「ダメですよ、見てる博士たちが満足するようにできるだけ笑いを取らなきゃ」

オーク「打算でよくあんな恥ずかしいこと言えるな……」

光彦「だって死ぬよりはマシですから」

光彦「そろそろ動かしてもいいですよ」

オーク「わかった、それじゃ動かすぞ?」ヌプッ

光彦「こんな大きいのを挿入れられるのは初めてです///」

オーク「……また奥までいくぞー」ズプッ

光彦「ああ、すごい、本当に奥まで……くっ///」

オーク「……あんまり力むなよ、抽送しにくい」パンパン

光彦「あひいっ……こんなの、ボク病みつきになっちゃいそうですう///」ビクンッ

オーク(どこまでが演技でどこからが本気なんだコイツ)パンパン

光彦「あ、でちゃう、でちゃうますう!」ビクンッ

光彦「お尻の穴でイっちゃいますよおおおおおっ!!」ビクンビクン

オーク「えーっと、俺の方は……」パンパン

光彦「あ、ボクに合わせて射精してください、中出しで」

オーク「こんな環境で尻に出して大丈夫か?」パンパン

光彦「外に出したら出したで面倒でしょう」

光彦「オークさんの最初のオナニーで出した精子もまだ乾かずに悪臭を放ってるんですよ?」

オーク「そ、そうか」パンパン

光彦「ほら、ボクもそろそろ限界ですよ!」ビクンビクン

光彦「イクっ……んんっ///」どぴゅっ

オーク「それじゃ光彦、悪いが中に出すぞ!」びゅるるるるるるるるる

オーク「ふう……」ヌポン

光彦「ちょ、オークさん出し過ぎですよ!」

光彦「お腹の中パンパンじゃないですか!!」

オーク「わ、悪い……」

光彦「まあ、本当は別にどうでもいいんですけどね」

光彦「これもそれっぽい台詞回しにしてるだけなんで」

オーク「紛らわしいわッ!!」

どさっ


光彦「何か落ちてきましたよ!」

光彦「ペットボトルやタッパーに入った食事みたいです!」

オーク「これは……クリームシチューか?」

オーク「それとヨーグルトに……なんだこの白いのは?」

光彦「カルピスですね、あとそれはヨーグルトじゃなくてケフィアです」

オーク「……あんなことさせておいてからこのラインナップとか嫌がらせか?」

光彦「でしょうねえ、まあいいじゃないですか」

光彦「ちゃんと食料はゲットできました、これであと3日は戦えます!」

オーク「俺たちは一体なにと戦っているのだろうか……」

こうし「お二人とも、やっとごはんにありつけましたかぁー」カリカリ

オーク「……見苦しいものを見せたな」

こうし「そうですねぇ、男同士の事後の酷い臭いがしますぅー」モグモグ

こうし「食欲が失せますよねぇー」カリカリ

オーク(そういう割にさっきからひまわりの種を食いつづけているが……)

光彦「オークさん、早く食事にしましょう」

オーク「そ、そうだな」

オーク「それではいただくとしようか」パクッ

光彦「……」

オーク「どうした、食べないのか?」モグモグ

光彦「オークさんの様子を見るに、どうやら毒はないようですね」

オーク「なっ!?」

オーク「き、貴様俺を毒見役にしたのか!?」

光彦「まあまあ、そう怒らないで下さいよ」

光彦「いったでしょ、僕たちが苦しむ姿を見て楽しんでるハズだって」

光彦「それなら即死するような毒なんて入っていない可能性の方が高かったんですから」

オーク「……」

光彦「よかったじゃないですか、結局毒は入ってなかったワケですから」

光彦「それじゃ今度こそボクもいただきますね」パクッ


ぱあーーーーーーーーーんっ

光彦「ぎゃあああああああああああああああああああっ!!!」ゴロゴロ

光彦「左手えええええええ!!ボクの左手があああああああああっ!!!」ゴロゴロ

オーク「なっ!!」

オーク「ど、どうしてお前の左手がいきなり破裂するんだ!?」

光彦「さっきのホモセックス程度じゃ食事の対価に足りなかったってことですかね……」ドクドク

光彦「くっ、お尻の穴なんて気にせずに完全なホモレイププレイにしておけばよかったです」ドクドク

オーク「待て、今止血を……」

光彦「ダメですオークさん、その救急箱は使えません!」

光彦「こうしくんの時のように治療するほど怪我が増える恐れがあります!!」

オーク「しかしどうする!?」

オーク「左手首をまるまる失っているんだぞ、このままでは……」

光彦「大丈夫です、ボクに考えがありますから」

光彦「博士たちー!!聞こえてますかーーー!!」

光彦「聞こえていたらボクに焼き鏝を下さーーーい!!」

オーク「ッ!!」

ごとっ


光彦「やった、きましたよ!」

オーク「や、焼き鏝かこれ?」

光彦「電熱を利用する奴ですね、半田鏝と同じ原理のものです」

光彦「その中でも化学繊維を溶断する時に使う、先端部分が肉厚な刃状になってるタイプですね」

オーク「詳しいなおい!?」

光彦「灼熱する面積が広いので手首の止血も早く済みますよ!」カチッ

光彦「それでは……」

光彦「うぎゃああああああああああああああああああああああああああっ!!」ジュウウウウウウウウ

光彦「ひぎゃああああああああああああ!!!うわああああああああああっ!!!」ジュウウウウウウウウウ

オーク「お、おい!!」

光彦「嫌ああああああああああああ!!!死ぬ、熱くて痛くて死ぬうううううううううううっ!!!」ジュウウウウウウウウウ

光彦「」

オーク「だ、大丈夫か」

光彦「なんとかショック死せずに済みましたね……」

光彦「ほら、自分に自分で焼き鏝を当てるとか、彼らが満足しそうな趣向じゃないですか?」

オーク「さっきまで死にかけてたのに立ち直り早いな」

光彦「そうでなきゃマジキチはやってられませんよ」


ぶしゅっ、ぶしゅっ、ぶしゅぶしゅぶしゅぶしゅ


光彦「ちょっ!?」

オーク「おい、今度は足が!!」

光彦「あ、安心してくださいオークさん!!」

光彦「骨や筋肉の深いところには達していません!!」

光彦「対価というより、もっと焼き鏝による自虐を見たいとかそういうことなんでしょう!!」

オーク「足から血が吹き出してるのによく冷静に判断できるなおい!?」

光彦「あががががががががががっ!!!」ジュウウウウウウウウウウウウウ

光彦「ふう、これで足の方の止血も終わりましたよ」

光彦「焼け爛れた皮膚が突っ張りますけど、腱は切れてないので普通に立てますね」

オーク「自分の体のことなのになぜそこまで冷静になれるんだ……」

光彦「この程度の傷なら瞬時に再生できる時もあるんですけどねえ」

光彦「今回は光彦細胞の機能を博士に阻害されているみたいですね」

オーク「お前本当に人間なのか!?」

光彦「さあ?」

こうし「あぁ、光彦さぁん」

こうし「終わったんならボクにもそれ使わしてくださぁい」

オーク「どうしたこうし、傷口が開いたのか?」

こうし「いえいえぇ、オークさんのおかげでそれは大丈夫ですよぉ」

こうし「でも折れた右足を、ダメージコントロールで弄りまくってたじゃないですかぁ?」

こうし「そろそろ壊死してきましたぁ」

オーク「」

光彦「いいですよ、でも自分でやるにはサイズが大きすぎますよこれ?」

こうし「ではお手数ですが光彦さぁん、お願いしていいですかぁ?」

光彦「仕方ないですね、被虐者のよしみです」ジュウウウウウウウ

こうし「ぎゃあああああああああああああああああああああっ!!!!!」ジュウウウウウウウウ

光彦「動かないで下さい、関係ない場所まで火傷しますよ?」ジュウウウウウウウウウウウ

こうし「先端が刃状になってるっていったじゃないですかあああああああああああっ!?」ジュウウウウウウウ

光彦「レーザーメスみたいに切れ味がいい物じゃないんですよ」ジュウウウウウウウウウウ

光彦「焦がして脆くなった肉を引き千切っていくのに近いですね、コレじゃ」ジュウウウウウウウウウウウウウ

こうし「いやああああああああああああああああああああああああああっ!!!」ジュウウウウウウウウウウウ

ごりっ、ごりっ、ごりっ

ぶちいっ


こうし「はあ……はあ……」ガクガクガク

光彦「よく頑張りましたねこうしくん、ちゃんと左足は切断できましたよ」

こうし「え?」

オーク「おい……光彦……」

光彦「どうしたんですか二人とも?」

こうし「折れてたのは……右足の方ですけどぉ……」

光彦「……」

こうし「……」

光彦「ご、ごめんなさい!」

光彦「じゃあ改めてちゃんと右足の方を焼切りますね!!」ジュウウウウウウウウウウウ

こうし「またですかああああああああああああ!?ひぎいいいいいいいいいいいいっ!!!」ジュウウウウウウウウウ

光彦「右足も無事に切断できましたよ」

こうし「」

オーク「酷過ぎる……あんまりだ」

光彦「ま、まあ誰にも間違いはありますし……」

オーク「それは自分自身をフォローするときには使えない言葉だ」


じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら


光彦「え、またひまわりの種?」

こうし「きっとさっきのが面白かったからご褒美ですよぉ」

こうし「ハム太郎さんが腹を抱えて転がるさまが見えるようですぅ」

オーク「気が付いたのかこうし!!」

こうし「両足が無くなったのは痛いですけどねぇー」

光彦「あは、あははははっ」

オーク「笑って誤魔化せることではないぞ……」

―72時間後―


オーク「クリームシチューもこれで最後か……」

光彦「ケフィアとカルピスにはまだ余裕がありますね」

光彦「水分さえ摂れれば割と長期間餓死せずに済むときいたことはあります」

オーク「しかし、お前とこうしは怪我を負っているからな」

オーク「それも含めれば早めに新しい食料を確保したい」

オーク「どうすれば脱出できるかという問いかけには一切反応が無かったしな……」

こうし「今は耐えるしかないですねぇー」カリカリ

光彦「こうしくんはいいですね、まだまだひまわりの種がいっぱいあって」

こうし「両足を焼切った時の分はボク自身へのプレゼントみたいでしたからねぇ」

こうし「これを食べきるまでは指を噛み千切ったりせずに済みそうですよぉ」

光彦「そうですか……」

光彦「ボクたちは次の食料のためにどこを犠牲にすべきかそろそろ考えないとダメですねえ」

オーク「それも嫌だな……」

光彦「オークさんはオナニーでもすればいいじゃないですか」

オーク「色々と気が進まないのだが」

こうし「ボクたちのことは気にしなくてもいいんですよぉ」

オーク「そう言って貰えると助かる」

光彦「出すんならシチューの入ってた空のタッパーにお願いしますよ」

光彦「蓋をしておけば臭いを閉じ込められると思いますから」

オーク「……そうだな」

オーク「やっぱりこのディルドー使わないとダメなのだろうか」

光彦「渡された以上、使った方がいい可能性が高いでしょうね」

オーク「うむ……」ズプッ

オーク「んっ……」シコシコ

光彦「相変らず同じ部屋で他人がオナニーしてるのって嫌な気分ですね」

こうし「光彦さぁん、そういうのはいわずにいてあげましょうよぉ」

光彦「いやこうしくん、いいですか?」

光彦「こうやって多少でも言葉責めすることで、オークさんの居心地が悪くなると」

光彦「それを見ている女騎士?さんが喜ぶ可能性も増えると思うんですよ」

こうし「あぁ、そういうことですかぁ」

光彦「だから素直な感想を言ってあげるのがオークさんの為でもあるんです」

こうし「わかりましたぁ」

光彦「バケモノが直ぐそこでシコってるとか最悪ですね」

こうし「性欲塗れのバケモノからイカ臭さがただよってきますよぉ」

オーク「お前ら、俺だけ無傷だからって必要以上に酷いこと言ってないか?」シコシコ

オーク「うっ……!!」びゅるるるるる

オーク「ふう」

光彦「……何も出てきませんね」

オーク「クソっ、もうこれではダメなのか」

オーク「……すまないが光彦、また尻を貸してくれないか?」

光彦「えー……それはちょっと」

光彦「この前はボクの方の対価として足りずに左手が吹き飛びましたし」

光彦「同じことを繰り返しても評価は上がらない気がするんですよ」

こうし「というかオークさぁん、さっきナチュラルにホモセックスの流れでしたねぇ」

オーク「いかん、俺もこの空気に毒されておかしくなり始めてる!」

光彦「自分だけ常識人気取りですか、そんな幻想早く捨ててくださいよ」

光彦「しかし、どうすればいいんでしょうかねえ」


ひらひら

オーク「あれ、なんか出てきたぞ」

光彦「メモみたいですね……どれどれ」

『今回は光彦攻めオーク受けでGO!』

オーク「……」

光彦「……」

オーク「……女騎士的には、この前のは面白かったみたいだな」

光彦「結局ホモセックスの流れは変えられないんですね」

オーク「すまないが頼めるか?」

光彦「ボクの方の評価にも多少なりともプラスになりそうですしね……」

こうし「ボクだけこういうのに巻き込まれない体格差で助かりましたぁ」

光彦「慣らさなくても大丈夫ですか?」

オーク「さっきディルドー使ったおかげで既に緩んでるよ」

光彦「ではいきますよお」ズプッ

オーク「……入った?」

光彦「どうせオークさんと比べればボクのは……」

オーク「まだ子供だろう、成長途中なんだから気にするな」

光彦「動かしていいんですか?」

オーク「ああ、かまわんぞ」

光彦「それじゃ」パンパン

オーク「ん……動き始めると入ってるのが分かるな」

光彦「あ……なんかすごい……」パンパン

光彦「まさかオークさんのお尻がこんなに気持ちよかったなんて///」パンパン

オーク「あまり嬉しくない事実だな……」

光彦「で、出そうです……ッ!!」パンパン

オーク「おい早いぞ!?」

光彦「オークさんのお尻が良すぎて……あ、ヤバいです」パンパン

オーク「くっ、もうちょっと我慢してろ!!」シコシコ

光彦「で、出る……うっ」どぴゅ

オーク「ふんっ!!」びゅるるるるるる

オーク「ふう……なんとか光彦が出すまでに間に合ったか」

光彦「……」

オーク「……」

光彦「何も出ませんね」

オーク「そうだな」

光彦「延長戦ですか?」

オーク「お前は大丈夫なのか?」

光彦「オークさんのケツま○こが病みつきになっちゃいました///」

オーク「冗談でもそういうのは止めてくれよ……」

光彦「オークさんのち○こをボクが扱いた方がいいですかね?」

オーク「いや、そんなことはしなくていいぞ」

光彦「オークさんは握られるの嫌なワケですね?」

オーク「そ、そりゃ男に握られても嬉しくはないだろう……」

光彦「『だからこそ』握りましょうか?」

オーク「……好きにしろ」

光彦「わーい!」ギュッ

オーク「なに喜んでるんだお前は!?」

光彦「だからフリだって言ってるじゃないですか」パンパン

光彦「誰がち○こ握って喜びますか、ボクはホモじゃないんですよ!」パンパン

オーク「この状況で言われても説得力ねぇ……」シコシコ

光彦「うっ!」どぴゅっ

オーク「うっ!」びゅるるるるるる

光彦「オークさん、いっぱい出ましたね」

オーク「言わんでいい!」

光彦「……食料、落ちてきませんね」

オーク「くそっ、メモの指示通りにやってるというのに」

光彦「ボクも連続は辛いです……」

オーク「そうか、じゃあお前はもう休め」

光彦「でもボクが掘らなきゃ期待に応えられないんじゃ」

オーク「でも無理なものは無理だろ」

光彦「オークさんもキツイんですか?」

オーク「いや、俺はまだ余裕があるが……」

光彦「精液溜めてるタッパーがたぷたぷ言ってるんですけど……」

オーク「ま、まあ俺たちオークはそういう種族だしな」

光彦「へぇ……」

光彦「じゃあ限界近くまで絞り出さないとダメってことでしょうか?」

オーク「だからそれではお前がもたないだろ」

光彦「手で絞るだけなら……」

オーク「そ、そうか……」

オーク「それでは悪いが、続けて頼めるか?」

光彦「仕方ないですねえ」シコシコ

オーク「くっ……」

光彦「……」シコシコ

オーク「また出すぞっ!!」びゅるるるるる

光彦「うわあ、何度出しても勢いかわりませんね」シコシコ

オーク「いや、俺も多少は辛くなってきた……くあっ!」びゅるるるるる

光彦「……これだけ出されるとミルク絞りしてる気分ですね」シコシコ

オーク「流石に……そろそろ……うっ」どぴゅっ

光彦「言う割にはまだ出てますけど?」シコシコ

オーク「うああ……」びゅるっ

光彦「うわあ、タッパーから溢れそうなぐらい溜まってますよ」シコシコ

オーク「も、もう無理、限界……」ぴっ

光彦「あ、お疲れ様です」

オーク「ふう……」

光彦「どこにこんな量が入ってたんですかね……?」

オーク「こうやって見ると自分でも不思議だ」


ごとっ


オーク「あ、やっときたか」

光彦「今度はタッパーいっぱいの……とろろ芋……」

オーク「いやこれだけでどうしろと」

光彦「あ、よく見ると下の方がごはんです、とろろごはんですよこれ」

こうし「見た目だけじゃ新しいタッパーと古い方のタッパーの中身の見分けがつきませんね」

オーク「俺のはそこまでドロドロしてないぞ!?」

光彦「そういうこと言わないで下さいよ、食欲が無くなります……」

光彦「でもこれ、ボクが食べても大丈夫でしょうか?」

オーク「この前はそれで左手が吹き飛んだんだったな」

光彦「なにか保険をかけておきたいですが……」

光彦「そろそろ、どちらかの足も諦める頃合いなんでしょうか」

オーク「なあ、お前が嫌なことなら何でも喜ぶんだろ?」

光彦「ええ、そう思うんですけど」

光彦「でも一番喜ぶのがボクが傷つくことでしょうし」

光彦「それ以外でボクが苦しむようなことといったら……」

こうし「どうしたんですか光彦さぁん、何か思いついたんですかぁ?」

光彦「オークさんが絞り出したタッパーあるじゃないですか?」

オーク「え?」

光彦「あれ、飲みます」

オーク「ちょっ!?」

オーク「自分でいうのもなんだが絶対に不味いぞ!!」

光彦「不味くなきゃ意味ないでしょ、片足潰すのと同じぐらい苦しくなきゃダメなんですから!」

光彦「というわけでオークさんの生絞りを一気飲みします」

こうし「うわあ……すごいこと考えますねぇ」

光彦「こうしくんも、あの中にダイブすればかなりの得点稼ぎになると思いますけど」

光彦「ボクが飲み干す前にやっておきますか?」

こうし「いいえ……ボクはまだ余裕があるのでパスでお願いしますぅ」

こうし「いざとなったらまたオークさんに用意して貰えばいいですしねぇ」

オーク「え、俺またあんなことやるの?」

光彦「それでは……うっ!」

光彦「改めて近づくと酷い臭いですね……」

オーク「なんか、俺としては色々と複雑な気分だな」

こうし「光彦さぁん、ファイトですぅ!」

こうし「きっと1%かその十分の一程度はクリームシチューが残ってますよぉ」

オーク「気休めにもならんな……」

光彦「よし、それじゃいきます!!」ごくっ

光彦「おええええええええええええええええええっ!!」ゲロゲロゲロ

オーク「おい、床にはこぼすなよ!?」

光彦「うえええ、うげええええっ……」ゼイゼイ

こうし「なんとかこぼさずにタッパーにもどしましたね」

光彦「こんなの人間が飲めるものじゃないですよ!!」

オーク「当たり前だろうが!!」

光彦「でもさっきので覚悟が決まりました」

光彦「味も粘り気も分かりましたし、今度こそいけます!」

オーク「いったい何がお前をそこまで駆り立てるのか……」

こうし「まぁ、最悪な体験じゃないとやる意味がないですからねぇ」

光彦「よし、今度こそ!!」ごくっ

光彦「……ッ!!……ッ!?」ごくごくごくごく

光彦「…………」ごくごくごくごく

光彦「」ごくごくごく

光彦「」バタッ

オーク「おい、光彦大丈夫か!?」

こうし「すごいですぅ、ちゃんとタッパーの中身を飲み干してますよぉ!」

光彦「」

オーク「……しばらく起こさない方がいいかもな」

こうし「……そうですねぇ」

―12時間後―

光彦「ううう……」

オーク「おっ、目覚めたか」

光彦「ボクは一体……うっ!」

光彦「口の中が気持ち悪い……ああ、そうでしたね」

オーク「とりあえず飲み物で口をすすげ」

光彦「カルピスですか……また思い出しそうですね」

オーク「あいつらの嫌がらせがここで効いてくるとは」

こうし「半分以上は光彦さんの自爆みたいなものですけどねぇ」

光彦「うっぷ、これで食事しても大丈夫になってるでしょうか?」

こうし「水分とタンパク質をたっぷり摂ったのでしばらくは食べなくても大丈夫じゃないですかぁ?」

オーク「栄養あるのか……アレ」

こうし「いざとなったらオークさんの飲ませて貰えば飢えは凌げますねぇ」

オーク「俺の方が消耗する一方だろそれじゃ!!」

光彦「いやいや、そんな選択肢はありえないので安心してください」

ごとっ


オーク「なんでこのタイミングで落ちてくるんだ?」

光彦「これは……うな重ですか」

こうし「でも食べかけみたいですよ?」

光彦「……ボクにはこれを食えと」

光彦「コナンくんあたりが面白がって、元太くんから取り上げて投下したんですかね」

オーク「思い当たる節があるのか?」

光彦「ええ、まあ」

光彦「元太くんの食べかけとはいえ、うな重はうな重ですからね」

光彦「口直しにいただきましょうか」モグモグ

―24時間後―


こうし「足の切断面の引き攣れが辛くなってきましたぁ」

オーク「お前が一番重傷だらな、辛いのなら遠慮なくいえ」

オーク「とはいえ治療するとどんな被害が出るか分からんからあまりできることはないが……」

こうし「その気持ちだけでもありがたいですよぉ」

光彦「……」

オーク「どうした光彦?」

光彦「オークさぁん……」

オーク「なんだその腹は!?」

こうし「ぼっこり出てますねぇ、食べ過ぎですかぁ?」

光彦「違いますよ、そんなワケないじゃないですか!」

光彦「……お腹の中で何かが動いてる感触がします」

オーク「なっ!?」

光彦「多分……昨日食べたうな重に何か盛られていたのではないかと」

オーク「寄生虫かなにかか!?」

オーク「くそっ、とうとう食料すら安全じゃなくなったのか!!」

光彦「あっ……動きが激しくっ……ぐあっ!!」ビクンッ

光彦「痛い、お腹が痛いです!!」

光彦「まさか、中から出てこようとしているんじゃ……」

こうし「ひいいっ!!」

オーク「どうすりゃいいんだ!!」

光彦「ダメです、もう出てきます!!」

光彦「うわあああああっ!!お尻がああああああああっ!!」メリメリ


ぽんっ


仔オーク「おぎゃああああ!!おぎゃあああ!!!」

オーク「」

光彦「」

こうし「どういうことですか、これぇ?」

光彦「できちゃったみたいです……ボクたちの赤ちゃん///」

オーク「いやいやいや!!」

オーク「お前男だろ!!」

光彦「ボクの光彦細胞に不可能はありません」

オーク「やっぱりお前人間じゃねえだろ!!」

光彦「つまりうな重に盛られていたのは毒では無く」

光彦「光彦細胞を一部だけ活性化させて妊娠可能にする薬だったんですね」

オーク「いくらオークが人間やエルフみたいな他種族を妊娠させられるからって」

オーク「まさか男を妊娠させる羽目になるとは思わなかったぞ……」

こうし「あのぉ、たった1日で妊娠から出産まで終えたことには突っ込みいれた方がいいのでしょうかぁ?」

仔オーク「ぷぎいっ!!まんま!!」

光彦「困りましたね、ここにはミルクもおむつもないですよ」

光彦「要求するにしても何を対価にすれば……」

オーク「産まれてしまった以上、このままというワケにはいかないからな」

光彦「仕方ないですね、左手の残りを犠牲にしましょう」

光彦「そういうわけでオークさん、ボクの左肩の骨を砕いて下さい」

オーク「はあ!?」

光彦「だって、あの焼き鏝じゃハムスターならまだしも人間の骨は切断できませんからね」

光彦「さきに骨を砕いておいて周囲の肉ごと焼切らないと」

オーク「……いいのか?」

光彦「流石に自分で腕や肩の骨を折るのは苦労しそうですからね」

光彦「こうしくんは論外なのでオークさんにお願いするしかないです」

こうし「微妙にボクが蚊帳の外ですねぇ」

オーク「それではいくそ光彦!!」ブンッ

光彦「ぎゃあああああああああああああああああああっ!!」ボコッ

光彦「酷いですオークさん、痛いだけで折れてないじゃないですか!!」

オーク「すまない、無意識に手加減してしまったようだ……」

オーク「今度こそっ!!」ドゴオッ

光彦「うぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」ボキッ

光彦「折れました、今度こそ完全に折れましたよおっ!!」

オーク「いやまだだ、もう少し砕いておかないとあの焼き鏝では切断できまい」

光彦「え……」

オーク「光彦、歯を食いしばれっ!!」ドカッバキッ

光彦「ひぎいいいいいいいいいいっ!!あががががががががががっ!!!」ボキボキグチャッ

光彦「」

オーク「ふう、嫌な仕事だった」

オーク「おい光彦、目を覚ませ」ユサユサ

光彦「ぎゃああああああああああ!!痛いいいいいいいいいいいっ!!?」

オーク「まだ骨を砕いただけだ、切断が残っている」

オーク「あとは自分でできるな?」

光彦「わ、わかりましたよぉ」

光彦「ボクたちの子どもの為ですからね……頑張ります」

光彦「ぎゃあああああああああああああああっ!!!」ザクッ

光彦「嫌あああああああああああっ!!!死ぬうううううううううう!!!」ジュウウウウウウウウウ

こうし「そろそろショック死してもおかしくないと思うんですけどねぇ」

オーク「人間とは想像以上に頑丈なものなのだな」

光彦「二人とも何冷静に見てるんですかあああ!!!!ぬほおおおおおおおおおおっ!!」ブチッ

どさっ


オーク「やったぞ光彦、ちゃんと落ちてきたぞ」

光彦「おむつと粉ミルク……ボク、やったんですね……」

オーク「ん、これだけか?」

光彦「はい?」

オーク「いや、だって粉ミルクだけじゃダメだろう」

オーク「ミルクをちゃんと飲ますためにはお湯も哺乳瓶も必要じゃないか」

光彦「え、ちょっと!?」

オーク「……光彦、すまない」

光彦「待って下さいよ、何をする気なんですか!!」

オーク「この子のためだ、我慢してくれ」

オーク「……右足と左足、どっちがいい?」

光彦「ひいっ!!」

こうし「同じことの繰り返しになるのでボクから説明しますぅ」

こうし「『もう子なんてどうでもいい!』と泣き叫ぶ光彦さんを無視して」

こうし「オークさんの拳が容赦なく襲いかかりましたぁ」

こうし「肉を打つ湿った音に混じって、骨が折れる音が混じったころに光彦さんは気絶」

こうし「仕方なくオークさんが焼き鏝で切断を始めましたぁ」

こうし「肩肉よりさらに太い太腿の切断には苦労したみたいですねぇ」

こうし「肉が焼ける臭いと、止血し切れなかった血の鉄錆臭さが部屋の中に充満しましたぁ」

こうし「しかも、片足だけでは何も落ちてこなかったんですよぉ」

こうし「『これでは光彦の片足を犠牲にした意味がなくなる』とオークさんは残った足も……」

こうし「えぇ、激痛で叩き起こされては気絶を繰り返していた光彦さんは」

こうし「狂乱を通り越して苦痛が飽和し、最終的には反射的に体を震わすだけになりましたぁ」

こうし「でもそのおかげで普通のお水と電気ポットと哺乳瓶は手に入りましたよぉ」

こうし「あの時のオークさんはまさしく『鬼』でしたねぇ」

こうし「え、『出番が減ってきたから回数稼ぎ』? ……なんのことでしょうかぁ」

>>74
>こうし「肉を打つ湿った音に混じって、骨が折れる音が混じったころに光彦さんは気絶」

ですが正しくは

こうし「肉を打つ湿った音に混じって、骨が折れる固い音が聞こえてきたころに光彦さんは気絶」

です、すみません

―12時間後―


光彦「うう……」

オーク「お、目が覚めたか光彦」

光彦「ひいいいいいいいいいいいっ!!」ズザッ

光彦「あっ」バタッ

オーク「おい気を付けろ、お前はもう歩けないんだからな」

光彦「足……ボクの足いいいいいいいっ!!!」

オーク「お前のおかげでこの子は元気だぞ、ほら」

仔オーク「ぷぎゃあ!だあ!!」

光彦「ふ、ふざけないで下さいよ!!」

こうし「光彦さぁん、これでボクとお揃いですねぇ」

光彦「こうしくんはまだ両手が残ってるじゃないですか!!」

光彦「ボクはもう右手だけなんですよ!?」

こうし「大丈夫ですよぉ、まだ目も耳も鼻もありますからねぇ」

オーク「そうだぞ、まだ色々と残ってるじゃないか」

光彦「これ以上、ボクの何を犠牲にするというんですか!!」

オーク「そういうことを言っているわけでは無い」

オーク「お前はこの子の母親なんだ、無意味に痛めつける意味などないだろう」

仔オーク「まんまぁ?」

こうし「……母親?」

光彦「とにかくもう嫌ですからね!」

オーク「分かっている、もう食料の備蓄もだいぶできた」

オーク「まだしばらくは生き延びられるだろう」

こうし「生き延びるだけじゃダメですけどねぇ」

こうし「どうやったら脱出できるんでしょうかぁ?」

オーク「分からん以上は取りあえず生き延び続けるしかあるまい」

仔オーク「ぷぎいいいい!ぷぎいいいいい!!」

オーク「どうした、ご飯かオムツか?」

光彦「……」

こうし「こうして何もない日が3日ほど続きましたぁ」

こうし「脱出の目途も立ちませんが、誰も傷つかない」

こうし「束の間の平和と言ってもいいかも知れませんでしたねぇ」

こうし「でも、それは突然終わりを告げましたぁ」

ピンポンパーン


三人「「「ッ!?」」」

コナン「博士、これもう聞こえてるのか?」

コナン「え、聞こえてる?」

コナン「オーケーオーケー、ごほんっ」

コナン「おーい、聞こえてるか光彦?」

光彦「こ、コナンくん……?」

コナン「そろそろ状況が動かなくなってつまらなくなってきたからな」

コナン「というかぶっちゃけもう飽きた」

ハム太郎「自分で手を下さないとあんまり面白くなかったのだ」

こうし「ハム太郎さんまでですかぁ?」

コナン「というワケで」

コナン「お前らには殺し合いをしてもらいまーすwwwwwwwww」

オーク「なん……だと!?」

ハム太郎「安心するのだ、誰か一人死ねば残りのみんなは解放してあげるのだ」

ハム太郎「君たちの中から生贄を選ぶといいのだwwwwwwwwww」

オーク「なんということを……」

光彦「誰か一人、ですか」

光彦「それでは……この仔オークでも構わないんですか?」

オーク「光彦!?」

コナン「ああ、別に構わないぜ」

オーク「正気か光彦、お前が腹を痛めて産んだ子だぞ!!」

光彦「自分の命と引き換えなら仕方ないですよ」

光彦「子どもならまた作ればいいじゃないですか」

仔オーク「ぷぎい?」

オーク「バカを言うな!!」

オーク「まだ幼い我が子を自分が助かりたいがために手にかけるというのか!?」

光彦(くっ……オークさんがガキを守りに入ってしまいました)

光彦(そもそも、体格差もあるしボクたちは怪我を負っている)

光彦(本気の殺し合いとなればオークさんには絶対に勝てない、となれば……)

こうし「はっ!!」ピョン

光彦「なっ!?」

こうし「そうですよねぇ、一番簡単に殺れそうなのはボクですからねぇ」

光彦「両足が無いのにこの高さまで跳躍した!?」

こうし「だから先手必勝ですぅ!」ガジッ

光彦「かはっ……ぐっ……」

光彦(しまった、喉が……)

こうし(このまま頸動脈を噛み切ってやりますよぉー!)

光彦「こ……のぉっ……!!」ガツッ

こうし「ぐほおおおっ!!」ベキッ

こうし(肋骨が何本か折れたみたいですねぇ)

こうし(でもここで諦めたらボクが生き残る道はないんですよぉ…!!)

オーク「おいお前ら、何をしているんだ……ッ!?」

こうし「ふんっ!!」ブチイッ

光彦「あ……」ブシャアアアアアアアア

こうし「やった!!やりましたよぉ!!」

こうし「光彦さんの首を噛み千切ってやりましたぁ!これは助かりませんねぇ!!」

こうし「ボクは生き残ったんですぅ!!今度こそおおおおおぉ!!!」

光彦「この……ドブネズミ風情があああああああああああああっ!!」ブンッ

こうし「え?」


ぐしゃっ


こうし「」

光彦「はは……ざまあ見やがれ……です……」ドクドクドク

光彦「早く……止血を……」ドクドクドク

光彦「……」

光彦「」

オーク「そんな……二人とも死んでしまった……」

仔オーク「ぷぎい……まんまぁ……」

オーク「生き残ったのは俺たち二人だけか」

オーク「……悲しい犠牲が出てしまったが、これでやっと元の世界に帰れる」

オーク「もう魔王軍からも退役するし傭兵稼業もしない、親子で平和に暮らそう」

女騎士「と思った?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

オーク「な!?」

女騎士「開放するとかウソウソwwwwwwww助けるワケねーだろバカじゃねえのwwwww」

女騎士「お前らオークの汚らしい血筋を残すとかマジありえないwwwwwwwwwww」

女騎士「おいオッサン、このボタン押せばいいのか?よーし」ポチッ

仔オーク「ぴぎいっ!!」

パアーーーーーーン

オーク「は?」

仔オーク「」

オーク「……え?」

女騎士「マジだwwwwwwwwww」

女騎士「あの仔豚の顔面が見事に吹っ飛びやがったぜwwwwwwwwwwwwww」

オーク「あ、ああ……」

オーク「ああああああああああああああああああああああああっ!!!!?」

女騎士「それじゃこっちのボタンもポチっとなwwwwwwwwwwwwwwww」ポチッ

パアーーーーーーーーーン

オーク「ぎゃあああああああああああああああああっ!!」

女騎士「親豚の去勢も完了だぜwwwwwwwwwwwwwwwwww」

オーク「ひぎゃあああああああああああああああああああっ!!!」ゴロゴロ

女騎士「どうだ?ご自慢の肉棒と玉がミンチにされた気分はwwwwwwwwwwww」

女騎士「股間から失血死とかマヌケで最高じゃねwwwwwwwwwwwww」

オーク「貴様はまさか、バージン豚煮込m

女騎士「やっぱ飽きたわ、もういいや死ね」ポチッ

ぐしゃっ

オーク「」

コナン「そこそこ楽しめたな」

ハム太郎「流石はコナンくん、虐待系マジキチSSの大先輩なのだ」

ハム太郎「その手腕にはボクも色々と学ぶことがあったのだ」

女騎士「はー、清々した」

女騎士「あのバカ、何を勘違いしたかシコッたりホモセックス始めやがって」

女騎士「見苦しいったらありゃしなかったぜ」

阿笠「ほっほっほっ、まあそういうでない」

阿笠「あれはあれで楽しかったぞいwwwwwwww」

コナン「次はどうやって光彦を殺そうかなwwwwwwwwww」

ハム太郎「ボクもこうしくんをどう拷問するかアイデアがいっぱいなのだwwwwwwwww」

女騎士「一匹一匹潰しても埒が明かねえからオークの集落まるごと爆撃すっかwwwwwwwwww」

阿笠「それではみな、次の世界へレッツゴーじゃ!」

全員「「「「おーっ!!」」」」


おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月11日 (金) 12:34:18   ID: u2Te6zXa

ワハハがセーフでよかった…

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