・2D対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE」と海外アニメの「RWBY」のクロス作品です。
・RWBYの世界にラグナとハザマが入っていく感じです。
・自分はラグナ(主人公)よりハザマのほうが好きなのでハザマがメインになりがちです。
・亀更新の恐れあり(主に課題のせいで)
では、どうぞ
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カグツチ最上層 モノリス前にて
ラグナ「第666拘束機関開放 次元干渉虚数方陣展開 イデア機関接続 蒼の魔道書、起動!!」
ハザマ「(くくっ…これだよ、これ。それでこそこのクソ面倒くさい確率事象を観測てきたかいがあるってもんだぜ!)」
ハザマ「見せて見ろ、ラグナ=ザ=ブラッドエッジ! お前の『蒼』を!!」
ラグナに合わせて碧の魔道書を起動するハザマ
だが…
ラグナ「…!? 何だ!!」
ハザマ「ブレイブルーが共鳴してる…?いや、これは……」
辺りに響き渡る地響きのような音。そして、ブレイブルーの突然の異常。
ハザマ「(まさか、クサナギの近くで起動したからか?)」
そう思ってハザマはモノリスを見上げるが、特にこれと言って変化はなかった。
ラグナ「おい、テルミ! これもテメェの仕業か!?」
ハザマ「うっせえよ、子犬ちゃんよォ!! 今、それを考えて…」
そこまで言いかけたところで、今度は地響きだけではなく周りの景色までも歪んできた。
そして、ラグナ達がそれを認識するより早く彼らの視界はそこで途切れた。
ハザマside
ハザマは全身の痛みにより目を覚ました
ハザマ「……くっ、これは体を強打したみたいですね…それにしてもここは…」
ハザマが辺りを見回すと、そこは木々が鬱蒼とした森の中だった。
ハザマ「やれやれ…窯を使ってもいないのに境界を越えるとは……これも確率事象の一つなのですかね?」
呆れ気味にそう言い捨てると、ハザマは自分の衣服の様子を確認した。
ハザマ「あらら…。一張羅のスーツが台無し……それに体の痛みも引いていないみたいですし、しばらくここで休むとしま
すか。」
そう言うと、ちょうど座れそうな手ごろな岩があったので、ハザマはそこに腰かけてしばらく傷を癒すことにした。
ハザマ「さてと、そろそろ行きますか」
体の痛みが引いたので、この森林を探索しようかとハザマは立ち上がったところ、ふと背後から視線を感じた。
ハザマ「(この気配は…人?いや、もっと別の何かか…)覗き見とはあまり大した趣味じゃありませんよ」
ハザマが振り向きそう言うと、草むらから得体のしれない「ナニカ」が姿を現した。
見た目は熊のようだが、全身が白と黒色で覆われていて、さらに鎧のようなものまで身につけている。
ハザマ「これはまた…やっかいなのに遭遇しましたね…っと!」
ハザマが言い終える前にその熊のような怪物「アーサ」は自身の剛腕な腕をハザマに対し振りかぶってきた。
ハザマ「いきなりですか…畜生風情に言葉は通じないですし……」
ハザマはやれやれといった感じで戦闘準備に入る。
ハザマ「テメェから仕掛けて来たんだ、死んでも文句言うんじゃねェぞ!!」
ハザマは懐からナイフを2、3本取り出すと、それをアーサに向けて投擲した
アーサ「グワアァ!!」
その内の1本は片目に刺さったようで、目の前の熊はもがき苦しんでいる。
ハザマ「あ?なんだこりゃ? 全然ダメ、ダメダメ、ダメじゃん!!」
ハザマ「この程度じゃ、子犬ちゃんのほうがまだマシだな。」
あまりのアーサの弱さに落胆しつつも、ハザマはその攻撃の手を止めなかった。
ハザマ「じゃあ…とっとと死ねや。 ウロボロス!!」
ハザマの胸から緑色の蛇の頭のアンカーが付いた鎖が飛び出すと、それはアーサの分厚い胸板を突き破り、そして全身巻き
付いた。
ハザマ「……殺れ」
ハザマのその言葉と同時にウロボロスはアーサを締め付ける力を強め、そして肉片までにバラバラにした。
辺りにはその化け物の血がおびただしく広がっていた。
ハザマ「……で、一体コレは何だったのでしょうか。」
ハザマは戦闘で乱れた帽子を被り直すと、襲ってきた化け物の頭部を踏みつけながら考えた。
ハザマ「(この怪物…獣人や亜人には到底見えませんね。それに、今までこんな化け物は見たことがない。)」
しばらく思案にふけっていたハザマだったが、これ以上考えても何も分からないと分かると化け物の肉片に踵を返し歩を進
めた。
ハザマ「(今はここがどこなのかということが分かっていませんし、とりあえず置いておくとしますか。)」
森の探索を再開しようとしたハザマだったが、またそれが打ち切られることになる。
とりあえず、書き溜めはここまで。
次がラグナsideでその次がハザマsideといった流れです。
まあ、思い付きなんで色々おかしくなるかもしれませんが…
意見等があればご自由に書き込んで下さい。
RWBYって最近よく見る気がするが面白いの?
ラグナside
ラグナ「カーネージ………シザー!!」
ドゴオオォ!!!!
ラグナのディストーションドライブ「カーネージシザー」が命中すると、技を喰らった狼らしき怪物は遥か遠くの木々にぶ
つかりそのまま息絶えた。
ラグナ「クソが!! 一体なんで俺がこんな目に…」
ラグナの周りには自分を取り囲むように黒き狼「べオウルフ」が、ラグナを喰わんとその牙を剥き出しにしながら立ってい
た。
狼の群れの中には、ラグナに倒されたのであろう数匹の死骸が転がっていた。
そもそも、なぜこんな状況にラグナが至ったかというと
ハザマと同様に意識を失った後、目を覚ますと辺り一面銀世界の雪が降りしきる平原に横たわっていた。
それだけならまだいいのだが、獲物の臭いを嗅ぎつけたのか、先ほどの狼の群れが突然ラグナに襲いかかって来たのだ。
なんとかラグナも応戦していたが、狼たちは遠吠えなどで次々と仲間を呼び一向にその数は減らなかった。
そして今に至る。
ラグナ「ちっ…!(このままじゃラチがあかねえ……できるなら、使いたくはなかったが………やるしかない!)」
ラグナは眼前に迫っていた狼の腹に右手に持っていた大剣を突き刺し、狼が死んだのを確認すると剣を引き抜き、狼たちか
ら距離をとった。
ラグナ「第666拘束機関開放 次元干渉虚数方陣展開!」
詠唱と共にラグナの足元に浮かぶ蒼い魔方陣。そして更にラグナは続ける。
ラグナ「イデア機関接続 蒼の魔道書…起動ッ!!」
ラグナの右腕である最強の魔道書…「蒼の魔道書」が起動するや否やラグナの周りに黒いオーラが纏わりついてきた。
そのラグナの変化に獣であるべオウルフも危機感を感じたのか、何体か怯えるものや後ずさりするものがいた。
ラグナ「おい、狼共…テメェらに教えてやる……これが、『蒼』の力だ!!!」
そう言うと、ラグナの大剣「ブラッドサイズ」が突如その形を変えた。刃の部分が異様に飛び出て、そして横に回転するとその様は「ブラッドサイズ」の名の通り鎌の形をしていた。
ラグナはその鎌を両手で構え、べオウルフの大群につっこんでいった。
狼達も応戦しようとラグナに向かって駆けるが、それより早くラグナの鎌がその首を跳ねる。
狼は甲高い叫び声を上げるが、ラグナはそんなことお構いなしに次の標的へと駆けた。
そこから先は、ただの一方的な殺戮だった。
首を跳ねることは勿論、胴体を死ぬまで斬りつけたり、わざと狼が固まっているところに入り両手の鎌を縦横無尽に振るったりなど……数えきれない程の残虐な方法でラグナはべオウルフ達を狩り尽くした。
>>7
海外アニメでMMDっぽい絵ですが武器変換などの細かいモーションが上手くて、ストーリーもしっかりして面白いですよ。
YouTubeやニコニコ動画に1話から16話まであるので気になったらそちらで見てください。
後、第二期は7月に公式イベント?で公開されてから、ネットに配信されるらしいです。
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