ギュスターヴ「レスリー!足コキしてくれ!」レスリー「は?」(25)

ギュスターヴ「レスリー!足コキしてくれ!」

レスリー「足コキって何よ?」

ギュスターヴ「足コキだよ」

ギュスターヴ「フリン、ケルヴィン!説明してやってくれ!」

フリン「そんな…恥ずかしいよ…」

ケルヴィン「いや、ムリだから…」

ギュスターヴ「ケチだなお前ら」

ギュスターヴ「俺から説明したら殴られそうじゃん」

レスリー「…殴られそうなことなの?」

ギュス「レスリー頼むよ、お前にしか頼めないんだ」

レスリー「説明もナシに何をさせる気よ?」

ギュス「じゃ説明するぞ」

ギュス「説明しても怒るなよ」

レスリー「わけわかんない」

ギュス「かくかくしかじか」

レスリー「/////」

ギュス「まるまるうまうま」

レスリー「…あんた頭おかしいよ」

ギュス「まあ、人と違うことは理解してる」

フリン「ギュス様は天才だからね」

ギュス「そんなに褒めるなよフリン。事実だけどさ」

レスリー「それ言わせてるでしょ」

レスリー「…ただの変態じゃない」

ギュス「変態じゃない。紳士だよ」

ケルヴィン「変態紳士かな」

ギュス「そうとも言うな」

レスリー「そういうことを女の子に言うのは紳士じゃないわよ。ただの変態!」

ギュス「変態じゃない!俺は変態紳士なんだよ!全然違う!」

レスリー「認めてるじゃない。違いがわからないし」

ギュス「とにかく頼むよレスリー」

レスリー「いやよ!何をさせる気よ!」

ギュス「ナニをだよ」

レスリー「全然うまくないわよ!」

レスリー「最低!!えっち!!」

ギュス「そんなに怒るなよレスリー」

レスリー「怒るわよ!!バカ!!デリカシーがない!!」

レスリー「何で私に言うのよ?」

レスリー「彼女にでも言いなさいよ!あんたモテるしいるんでしょ?」

ギュス「彼女なんていないぞ」

レスリー「よりによって幼馴染に言うなんて」

ギュス「だからレスリーなんだけど」

レスリー「どういうことよ?」

ギュス「誰でもいいわけじゃないんだよ。レスリーがいいんだ」

ギュス「他でもない幼馴染のレスリーが」

ギュス「ずっとそばで俺のことを一番よく見てくれてるレスリーが」

ギュス「意地っ張りなのに優しくて世話焼きなレスリーが」

ギュス「いいんだ」

レスリー「…プロポーズみたい」

レスリー「かっこよく言わないでよ、最低な事を」

ギュス「…レスリー頼む」

ケルヴィン「ここだけ見てるとシリアスな感じがするな」

フリン「あはは」

レスリー「…」

レスリー「そういうこと頼む前に私に言うことあるんじゃない?」

ギュス「レスリー!セッ○スしよう!」

レスリー「ばか!!」バシッ

ギュス「があっ!!」

レスリー「あんた私のこと好きなの?嫌いなの?はっきり言いなさい!!」

ギュス「好きだけど」

レスリー「じゃあ告白しなさいよ!!好きだ、付き合ってって」

ギュス「好きだ。付き合ってくれ」

レスリー「心がこもってない!!」

レスリー「なんてオウム返しに言うの!?全然に真剣に聞こえないわよ!!」

ギュス「わかった。やり直すよ」

ギュス「愛してる。結婚しようレスリー」

レスリー「いいわよ。仕方ないからしてあげないこともない……」

レスリー「…って、告白通り越して求婚しないでよ!」

ギュス「誠意を見せたくてさ」

レスリー「足コキとか言ってるヤツに誠意を感じるわけないでしょ!」

レスリー「いきなり結婚とか…ムードを大切にしてほしいわよ…もぉ…」ポッ

ケルヴィン「レスリーもまんざらじゃないみたいだな」

フリン「ギュス様も楽しそうだね」

レスリー「も~、仕方ないなぁ」

レスリー「とりあえず普通にお付き合いからしましょ?」

レスリー「足…ほにゃららはそのうちね…」

ギュス「約束だぞ?付き合って、その後足コキだぞ?」

レスリー「まあ、気が向いたらね」

ギュス「レスリーの足コキー♪」

レスリー「ふぅ…なんでこんなヤツと付き合わなきゃいけないのよ…」

レスリー「…仕方ないか」

レスリー「馬鹿だからほっといたら何するかわからないし」

レスリー「馬鹿だけど可愛いとこあるし」

レスリー「馬鹿だから見てて飽きないし」

レスリー「馬鹿だけど…」

ケルヴィン「レスリーも結構面倒くさいな。意外とお似合いなカップルかもしれない」

フリン「レスリーもツンデレだねっ」

レスリー「じゃあ…ほら…」パッ

ギュス「…手が痒いのか?」

レスリー「ばか、手を繋ぐのよ。恋人なんでしょ?」

ギュス「うん」ギュッ

レスリー「この後は何をしたらいいか、わかるギュス?」

ギュス「ラブホへ行く?」

レスリー「デートよ!」

レスリー「レディをエスコートしなさい。紳士なんでしょ?」

ギュス「わかった」

レスリー「まずショッピングをしましょう。服を選ぶから見て」

ギュス「うん」

レスリー「そうしたらどこか美味しいところでご飯をしましょう」

ギュス「うん」

レスリー「散歩してから、最後ロマンティックに夕日でも見て締めましょう」

ギュス「うん」

ケルヴィン「素直だなー」

フリン「そこがギュス様のいいとこだよねっ」

レスリー「…明日の予定は…」

ギュス「うん」

ーーー

レスリー「…遅い」

ギュス「時間ぴったりに来たんだが」

レスリー「デートは5分前行動が鉄則よ」

ギュス「そうか」

レスリー「遅刻だけは絶対だめなんだからね。女の子待たすなんて最低なんだから」

ギュス「わかった」

レスリー「デートの初めはまず女の子を褒めるとこから始まるわ」

レスリー「気合いを入れて服を選んでるから、そこをコメントして」

レスリー「女の子なら、好きな男の子に可愛いって言ってもらえるのを待ってるんだから」

ギュス「…レスリーも服装に気合いを入れてるのか?」

レスリー「…なっ…そんなわけないでしょ!なんでギュスとのデートにそんなに意気込む必要があるのよ!」

レスリー「ただのマナーよ。お約束なんだから。ほら、何か言って」

ギュス「可愛くて似合ってると思う」

ギュス「レスリーそういう服装好きだよな。いいチョイスだと思う」

レスリー「…ふぁ!?」

レスリー「…そ、そんなありきたりな感想、女の子をがっかりさせるだけなんだから!」

ギュス「すまん」

レスリー「…まぁ、褒めようとしてくれたのはアリね。服をよく見てる点もいいわね」

レスリー「その調子で頑張って盛り上げるのよ」

ギュス「うん」

フリン「…レスリー照れてる?」

ケルヴィン「レスリーも素直じゃないよな」

フリン「わざわざ一旦解散して着替えて来たんだもんね」

ケルヴィン「気合いは入ってるよな」

レスリー「じゃあ、手を繋いで。エスコートしてね」

ギュス「うん、わかった」ギュッ

フリン「あっ、行っちゃう」

ケルヴィン「ついていくぞ」

フリン「2人を見守らなきゃね」

ーーー

レスリー「ほら、この服似合う?」

レスリー「これ、上品な感じがするから好きなのよ」

レスリー「でもこっちの服はすごくかわいらしいの」

ギュス「レスリーは可愛くて上品だからどっちも似合うよ」

レスリー「…ふん!心にもないこと言っちゃって」

ギュス「いや、本気だけど」

レスリー「…」

レスリー「…こっちはどうよ?」

ギュス「似合ってる。色合いがいい」

レスリー「ありがとう…」

ーーー

レスリー「ほら、この服似合う?」

レスリー「これ、上品な感じがするから好きなのよ」

レスリー「でもこっちの服はすごくかわいらしいの」

ギュス「レスリーは可愛くて上品だからどっちも似合うよ」

レスリー「…ふん!心にもないこと言っちゃって」

ギュス「いや、本気だけど」

レスリー「…」

レスリー「…こっちはどうよ?」

ギュス「似合ってる。色合いがいい」

レスリー「ありがとう…」

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