銀時「くらせふ6?」(13)

-万事屋-


坂田銀時「おいおい、ぱっつぁんよぉまた娘が作ったゲームを持ってきたのか」

志村新八「安心して下さい今回はゲーム機を事務所に持ち込んでいないので転送される心配は無いと思われます……多分」

銀時「前回もそんなこと言って飛ばされたじゃんゲームの世界に。しかもよーいきなりコイツ等皆殺しにしろとか何かコレ盗んでこいとか数々の社会的にアウトな事をするハメになったしな~」

新八「まぁ……現実世界でも似たようなことを何回かしてますよね俺たち」

銀時「いやいや~銀さんこう見えて昔は社会ルールちゃんと守ってるからね新八君みたいにメチャクチャ危ない橋は全然渡ったこと全然ないから」


新八「へぇ~意外ですね結構あんなことやこんなことに首を突っ込んでいるから生まれながらナチュラル・ボーン・キラーだと思っていました」

銀時「お前はどうゆう目で俺を見てんだ……つーかそれよりも娘からソレどうすんだ」

新八「保管します」

銀時「マジか」


新八「マジです……そういうことなので今日は早めにあがらせていただきたいのですが」

銀時「全然かまわないけどよぉーソレ本当に大丈夫か?」

新八「大丈夫でしょうだって今の時点で転送されないんだから」

銀時「んじゃ、またな」

新八「お疲れ様でしたー」


ガラガラピシャ


銀時「ったくよ~ヒヤヒヤしたぜ」

「また、ゲーム絡みで面倒ごとに巻き込まれるのはカンベン……」ガクッ


銀時は独り言の途中で、意識を失い同時に新八も玄関の上がり口で倒れた。


ここで一時停止。

ダウンタウン・ションロウ
セーフハウス


銀時「うん……」

「おはようー銀さんよく眠れた?」


銀時が眼を覚ますと、そこは万事屋ではなく微妙に光が左側から感じられる暗い部屋だった。


銀時「ここ……どこだ?まさか異世界に飛ばされたのか?つーか今回で記録更新したよね確実に」

?「まぁ……異世界に飛ばされる事ぐらい誰にでもあるよ」

銀時「それよりも何でいきなり目の前にハリウッドで話題のエレンなんとかさんがこんなとこに居るんだオイ」

「誰の事を言ってるの?」

銀時「誰って……16歳で妊娠した女子高生の役やったりスピリチュアルなゲームのもーしょんきゃぷちゃーしてる人だろ」

 
エレン・ペ○ジ似の16歳ぐらいの少女は一瞬苦笑いするとは虚空から手鏡を出現させそれを銀時に向けた。

銀時「誰だ……コレ」


目の前に居たのはコーヒーブラウンのTシャツを着たスキンヘッドをしたマット・デ○モン似の筋肉質な20代ぐらいの青年だった。  


銀時「もしかして……これが……」 
「今の銀さんの姿だよ」

銀時「なんじゃこりゃあああ!!」


一時停止。

銀時「誰だ……コレ」


目の前に居たのはコーヒーブラウンのTシャツを着たスキンヘッドのマット・デ○モン似の筋肉質な20代ぐらいの青年だった。  


銀時「もしかして……これが……」 
「今の銀さんの姿だよ」

銀時「なんじゃこりゃあああ!!」


一時停止。

銀時「誰だ……コレ」


目の前に居たのはコーヒーブラウンのTシャツを着てスキンヘッドをしたマット・デ○モン似の筋肉質な20代ぐらいの青年だった。  


銀時「もしかして……これが……」 
「今の銀さんの姿だよ」

銀時「なんじゃこりゃあああ!!」


一時停止。

銀時「またゲームの世界に飛ばされたのか?!今回で記録更新じゃねーか!!」

?「20回目だね、おめでとう」

銀時「ありがとさん……じゃねぇだろぉおおお!!なんでやけに顔が薄いアカデミー俳優になってやがんだぁあああ!!」

?「実を言うと、このゲームはプレイヤーと共通点がある海外の俳優をやたらアバターにしたがる傾向にあるんだよね~何故か」

銀時「俺とマット・デ○モンになんの共通点があんだよ!!」

?「うむ……」


少女は左側にあるいろいろな場所を映した100以上の画面に眼をやると一呼吸置き真顔で言ってた。


?「銀さんとマットの共通点は見た目はなんか地味だけどいざという時に強そうだからじゃないかな?」

銀時「何その曖昧な感じは。そんなテキトーなノリで俺はマット・デ○モンにされたワケ?」

?「マット・デ○モンにしたのはオレじゃなく……この“くらせふ6”の世界を管理している人工知能システムの“ユイ”に不満を言ってよ」

銀時「ハァ?今回のゲーム開発にはてめーは監修してねぇのか」

?「物理計算とかデザインはやったけど殆ど“ある人”が監修しているよ」

銀時「ある人って誰なんだいったいよぉ~」ポキポキ


銀時は左手を鳴らしながら少女に詰め寄った。

?「銀さんもよく知ってる……」

銀時「ダブル眼鏡の片割れかそれともボロい帽子に小汚いフードを着込んだ奴か?」

?「碇シンジだよ」

銀時「へぇ?」


銀時は唖然とした顔で少女を見つめた。


銀時「なんでアイツがゲームなんか作ってやがるんだ」

?「人工知能についての話やMOD作り方ぐらいしか教えられていないから詳しくしらないけど確か……」


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!


銀時「なんだ?」

?「ちょっと待ってね」

少女は虚空からスマホを出現させ何かを確認した。


?「あちゃ~バレちゃったか」

銀時「何?もしかして逃げなきゃならないパターン?」

?「ここさぁ~CIAをモデルにしたDIAていう組織のセーフハウスなんだ。中に入ったとき死体だらけだったけど気にぜず拝借させて貰ったんだよね」 

銀時「良くそんな場所で悠長にしていられるな」


?「多分、侵入してきてる連中はオレが狙いなんだろうな~」


ガシャン!!


銀時の背後から大きな衝撃音が一定のリズムで聞こえた。


銀時「どうすんだ?このままだと二人とも捕まるぜ」  

?「大丈夫」パカッ

?「この穴を下って行けばウェストインウッドていう街にたどり着くよ」

銀時「お前は……」

?「気にしないで、その代わり街で薄汚い緑のチェックシャツを着たジェラルド・バ○ラーと」

「小綺麗そうだけどよく見たら小汚いライダースーツの下にマルチカムTシャツをレオナルド・ディカ○リオをさがして伝言を伝えてほしい」

銀時「おう……任せろ」

?「ユマッシュの軍事基地に行ってアラン・ヴァン・スプ○ングを見つけて……後レインからの使いて言えば話をきいてくれるよ二人共」


銀時「えっ、お前レインなの?」  

レイン「今更気づいたんだ……まあいいやとりあえずスマホ渡すからそれを見ながらゲームのやり方覚えて」


ガシャーン!!

「この穴を下って行けばウェストインウッドていう街にたどり着くよ」

銀時「お前は……」

?「気にしないで、その代わり街で薄汚い緑のチェックシャツを着たジェラルド・バ○ラーと」

「小綺麗そうだけどよく見たら小汚いライダースーツの下にマルチカムTシャツ着たをレオナルド・ディカ○リオをさがして伝言を伝えてほしい」

銀時「おう……任せろ」

?「ユマッシュの軍事基地に行ってOCP戦闘服の上にIOTVgen2を装着したアラン・ヴァン・スプ○ングを見つけて……それとレインからの使いて言えば話をきいてくれるよ二人共」


銀時「えっ、お前レインなの?」  

レイン「今更気づいたんだ……まあいいやとりあえずスマホ渡すからそれを見ながらゲームのやり方覚えて」


ガシャーン!!

目出し帽を被った男が壁を突き破り背後にいた銀時に体当たりしそのまま二人まとめて下に落ちて行った。


銀時「あひゃあああ!!」

レイン「ああぁ~おっと」


木製モデルの固定ストック付きモスバーグM500を持った目出し帽の小太りの男に向けレインは左腰に装着したヒップホルスターから、H&K USPコンパクト(レインカスタム)を取り出し横向き銃口を構え小太り男の額を45ACPで撃ち抜いた。


レイン「さぁ~派手に行きますか!!」


一時停止。

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