さあ書け誰か
誰も書かんのなら俺が書くぞ
ちなみに『サバタ・ヴァンクリフ』ってのは原作者の昔の作品の主人公な
ハードボイルドで恐竜人間
あと細かいことは気にするな
19世紀ごろ、パリ ゾルンホーフェン――
サバタ・ヴァンクリフ「けど見てな」
サバタ・ヴァンクリフ「黄リンマッチは衝撃で自然発火しやすい」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
サバタ・ヴァンクリフ「満載の爆薬の上に置いていい物じゃあないよな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
サバタ・ヴァンクリフ「お前のマッチはパリを救ったぜ」
サバタ・ヴァンクリフ「ふう・・・」
土偶「素晴らしい」
サバタ・ヴァンクリフ「・・・?誰だ?」
土偶「絶望的な状況をひっくり返すその気転と手腕」
土偶「お前を傑物と認めよう」
サバタ・ヴァンクリフ「何を言って・・・!?」ドス
土偶「・・・確かに頂いたぞ、お前の『命の二重螺旋』」
サバタ・ヴァンクリフ「手前ェ!」
サバタ・ヴァンクリフ「・・・!?・・・・・・消えた」
現代、巡航要塞S・ヒラー内部――
戴宗「・・・あれ、そんなとこで何を?集合かかってますよ」
右腕の無い男「ああ・・・今いくよ『戴宗』、ちょっと待ってろ」
戴宗「また煙草ですか」
右腕の無い男「悪いな」
戴宗「ここは禁煙ですよ・・・『サバタ』さん」
右腕の無い男『サバタ』「・・・・・・わかった、消すよ・・・」
サバタ「で?集合かかってるってのは?第三第四小隊宛か?」
戴宗「ええ。揚陸艇型が確認されたようです」
サバタ「OK。わかった、さっさと終わらせよう」
サバタ「・・・なあ『チェーザレ』・・・・・・ほんとに降下ポッドで降りなきゃダメか?」
チェーザレ「当たり前だろう。むしろそれ以外でどうやって降りる気だ」
サバタ「いやまあそうなんだが・・・」
チェーザレ「さっさと行くよ」
サバタ「お、おう」
サバタ(いつものことだが・・・こればっかりは慣れない)
サバタ(高所恐怖症なんだ、俺)
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