進撃の忠臣蔵 -Nine in the wall-(10)

※忠臣蔵はほとんど関係ありません。


-場所不明-

「……社長」

「どうしたの?シンジ君」

「まだ間に合います……まだ一時間の猶予がありますからどうかレインを連れてお逃げ下さい社長」

「ダメよ」

「なぜそこまで富江との対決を望んでいられるのですか?!」


「シンジ君……もしAH-64D アパッチ・ロングボウで逃げたとしてその後どうするの」

「それは……」

「逃げた所で富江が生きてる限り“あの子”は永遠に私と逃げながら追撃を避けながら生き続けるなんて……そんなことを幼いあの子にさせたくないわ」

「だから……私はここで死んだとしても動いてはいけないのよ」

「わ、わかりましたそこまで仰られるならぼくは何も言わずここを去ります」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom