勇者「そんなの許せるわけないじゃないか!」
邪神「生憎とそう決まった。それにはオマエだって当てはまり、オマエが死んだからってこの作品は続投すると言うことのだよ」
勇者「他のスレとか作品のssのように普通に旅をさせろよ!」
邪神「これだとつまらないでしょ? だからこのようにしたの」
勇者「適当なこと言うなよ!」
邪神「じゃ、そゆわけで…仲間はオマエを入れて、最大4人まで。初めはオリジナルキャラで行くからねー!」
勇者「う、うわあああああああああああああああ!!」ピュイイイイイイイイ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374652859
勇者「さてと、どうするかな…」
邪神『さっそくだけど、目の前にいるこいつらがオマエの仲間さ』
勇者「ッ! 邪神! どこにいる!」
邪神『何、言っているんだ? オマエにテレパシーで言葉をかけているのさ』
勇者「つまり、お前から何か伝えることがある時はこうやってテレパシーで語るわけか」
邪神『そゆこと』
勇者「で、始めの仲間がこいつらと言うわけだよな。さっそく、自己紹介頼むぞ」
リイラ「僧侶をやっていますリイラと言います、勇者様」
勇者「職業は僧侶かシンプルだな」
リイラ「はい、ありがとうございます。勇者パーティに選ばれて光栄です」
勇者「礼儀正しくて純粋な僧侶か。よろしく頼むぜ!」
リイラ「はい! よろしくお願いします!」
勇者「で、このロリが…」
エファ「エファだよー! 職業は賢者! 種族はハーフエルフでーす!」
勇者「あ、ああ…よろしくな…。って言うかいきなり上級職かすげーな…」
エファ「まあね! なるまで大変苦労しましたー!」
勇者「分かったから。で、こっちのクールそうな少女は…」
ルリ「ルリ。アサシンよ」
勇者「アサシンって…。もしかして誰か殺したりするのかよ…」
ルリ「安心しなさい。あなたたちを[ピーーー]つもりはないから」
勇者「し、信じていいんだよな…」
ルリ「ええ」
勇者「これが初期4名パーティか。本当に大丈夫なんだよな、こいつら…」
邪神『さ、魔王城までの殺し合いスタートスタート!』
勇者(中でもこいつが一番恐ろしいな…)
勇者「さてと、最初の町の舞台はオーガト王国の王都からスタートか」
ルリ「安心しなさい。あなたたちを殺すつもりはないから」
saga入れ忘れすみません。
オーガト王国・王都モート
リイラ「どうしますか?」
勇者「そうだな…周辺の魔物を倒してレベル上げと行くか」
エファ「そうだねー! まずは皆の力がどれくらいなのか知らないと!」
ルリ「私も賛成よ。この王都の近くに洞窟があったからそっちに行ったほうがいいかも知れないわ」
勇者「さてと、俺の最初の武器は…と」
安価↓
勇者「す、すげぇ…。これが俺の武器かよ…」
リイラ「うわぁー、かっこよくて強そうな武器ですねー」
エファ「私たちの持っている武器の中では一番強いねー!」
勇者「よし、さっそくそのルリが言っていた洞窟に向かおうぜー!」
ルリ「待って。その前に薬草とかどくけしそうとか準備は整った?」
勇者「大丈夫だって、回復役が2人にチートな勇者の剣を持つ俺もいる。準備バッチリだぜ!」
ルリ「だといいけど」
洞窟内部
勇者「すげぇ…。これが洞窟の中か」
エファ「すごいすごい!」
ドラキー「キキー!」パタパタ
勇者「ドラキー!? くっ、隙を付かれた! このっ!」
ドラキー「」スパン
ドラキーB「キキィィィ!!!」
勇者「ぐぅ!? 2体目もいるのか!」
リイラ「ホイミ!」パァァァァ
勇者「助かった!」
エファ「この、この! 近くによるな!」
ドラキーB「キキィィ!!」
ルリ「確かに勇者の剣はチートで強いわ。でもあなたはこの剣を使いこなせていないし、戦闘にもなれていない。だから隙を付かれて攻撃を受けてしまった。油断しないで」
勇者「あ、ああ…」
ドラキーB「キキー!」
エファ「こうなったら、ドルマ!」ボァァァァァ
ドラキーB「キキィィ…」バタッ
勇者「もう少しでやられるところだった…」
邪神『さてと、さっそくだけど、誰かが死ぬ投票やってみよー!』
勇者「ここでかよ!」
エファ「え、いきなり!?」
ルリ「ここで誰かが死ななければならない。3人になるってことよね」
邪神『4人から3人になる。それは勇者でも例外だし、勇者が死んでも物語は魔王を倒すまで続行さ』
リイラ「そんなのってないですよ…。ここで誰かが死ななければならないなんておかしいですよ!」
勇者「そうだぞ! お前の言ってる事は無茶苦茶じゃねえか何で死ななければならないんだよ!」
邪神『これはそういうルールだ。行っている事が無茶苦茶なのはお前たちの方さ』
エファ「死ぬなんてやだよぉ~!!!」
ルリ「この投票で死ぬのは誰か運命が決まる…」
邪神『そゆわけで投票行ってみよ~!!安価↓5までで名前が多かった者が処刑対象さ。さ、どしどし、投票してね!』
勇者「げっ! よりにもよって俺かよ…!」
リイラ「そ、そんな…勇者様…。そんなのってないですよ…。また旅を始めたばかりじゃないですか…!」
エファ「勇者はこれからの戦いあるのに死ぬっておかしくない?」
邪神『でも投票で決まったんだ。おかしくないよ』
勇者「だけど、同票のお前も道連れだ!」
邪神『あっそうそう。俺に投票している奴等いるけど、結局意味なく、無効票になるんだよ』
勇者「そんなのありかよ!」
邪神『だって、あくまでお前たちに語りかけているだけだし、この場で一緒に旅もしていない。つまり、勇者パーティじゃないってことさ』
エファ「そんなのずっる~い!」
邪神『最初からのルールじゃん。4人から3人になるとか勇者パーティの誰かとか書いてあるのにわざわざの無効票にするなんてさー』
ルリ「…」
邪神『お前らの中の誰かが死ぬってことさ。必ずにね』
リイラ「そんなのないですよ!」
邪神『ちょっとした注意さ。これからは俺に対する投票や勇者パーティに所属していない奴を対象とした投票は無効票とみなして自動的に再安価になるからそのつもりでよろしく』
勇者「卑怯な…!」
邪神『じゃ、さっそくだけど、勇者の処刑しよっか!』
勇者「待ってくれって! 俺は魔王を倒すと言う使命が!」
邪神『ルールはルール。勇者とて例外じゃないんだよ!』
勇者「ん?」ガタガタ
勇者「な、なんだよ、これ! 勇者の剣が勝手に!」
邪神『お前の処刑は勇者の剣がやってくれることになったよ♪』
これはラスト1人になるまでやるのか?
安価無効を無効する。なのでずーっと邪神決定
>>25安価で4人になるように新キャラを作らせたり、作者が考えたキャラが登場します
>>28邪神と書いた場合は無効票とみなして無視します。そのため、邪神や勇者パーティ以外の誰かの名前が書かれたら、その度に再安価↓となります
勇者「く! 勇者の剣が俺に襲い掛かるってありか!?」ダダー
邪神『さあ、逃げろ逃げろ~!』
勇者「くそ~! どうすれば…!」
勇者「し、しまった!行き止まり!」
邪神『さっ、ここでジ・エンド』
ズバァァァァン
勇者「あああああああああああ!!」ポタポタ
邪神『いい断末魔だね』
勇者「」
邪神『処刑完了っと』
リイラ「きゃ、きゃあああああああああああああああああ!!!!!」
エファ「いやああああああああああああ!!!! 勇者が、勇者が~!! ルリおねえちゃん! 怖いよぉ!」
ルリ「もう勇者は死んでしまった。でも私たちだけでも魔王を倒すしかないわ」
リイラ「」ドタッ
エファ「リイラおねえちゃん!?」
ルリ「大丈夫、気絶しているだけよ」
ルリ「ねえ」
邪神『何かな?』
ルリ「あなたはどうしてこんなことをするの?」
邪神『どうしてって、決まっているじゃない。勇者パーティ全員に絶望を見せ付けるためさ』
エファ「やだよー! そんなのー!」
邪神『さ、そうこうしているうちにボス登場だよー!』
???「ぎゃおおおおおおおお!!」
エファ「えっ!? 私たち二人で戦うの!?」
ルリ「それしかないようね。でもやるしかないわ」
ボスとは?安価↓
破壊神「ぎゃおおおおおおおおおお!!!」
エファ「あれ、何よ! おっきい!」
ルリ「この洞窟に封印されていた破壊神よ。殺された勇者の魂の憎しみの力が破壊神の封印を解く鍵になったのね」
ルリ「エファ。リイラを守りながら私を援護して」
エファ「う、うん」
破壊神「ぎゃおおおおおおお!!!」
ルリ「破壊神は死んだ者の憎しみを餌にしているから、相当強いはずよ。気をつけて」
エファ「わ、分かった…!」
破壊神「きゃおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ズドン
ルリ「とんでもないパワーね…!」
エファ「ドルマ!」ズキュウウウウン
破壊神「ぎゃかさだらうあさdじあnあsづ!!!」
エファ「き、効いてない!」
ルリ「破壊神の属性は闇属性よ、ドルマは効果ないわ」
エファ「じゃあ、どうすればいいのー!?」
ルリ「とりあえず、攻撃は私がやるから回復をお願い」
エファ「了解ー!」
ルリ「エファ、捕まって」
エファ「う、うん!」
ヒュオオオオオオ
破壊神「? ぎゃおおおおおおお!!」
エファ「気配を消して撤退しよってことね!」ダダー
ルリ「残念だけど、2人だけじゃ勝てないわ。例え、この勇者の剣があったとしてもね」ダダー
エファ「え、いつの間にそんなものを持っていたの?」
ルリ「この勇者の剣は私たちには装備できない代物よ。これがあったとしてもこの破壊神は倒せない。でも破壊神を再び封印する方法はあるわ」
エファ「本当!?」
破壊神「ぎゃおおおおおおおおおおお!!!!」
ルリ「こっちよ」
お待たせしました
破壊神「ぐおおおおおおおお!!!」
エファ「もう隠密能力が…!」
ルリ「大丈夫よ。まだ破壊王の声は聞こえるけど、私たちの声までは目撃していないわ」
エファ「なんだぁ…。よかった…」
ルリ「ここに破壊神が封印されていた祭壇よ。その宝玉が破壊されているわ。それを元通りにすれば何とかなりそうね」
エファ「何か方法は…」
ルリ「私が時間を稼いでいる間にあなたが勇者の剣に魔力を貯めるの。その力を解き放つことで宝玉は元通りになるはずよ」
エファ「なるほど!」
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
エファ「もう来たぁ~!!!」
ルリ「早く魔力を!」
エファ「オーケー!!はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」パアアァァァァァァ
ルリ「はぁぁぁぁぁ!!!!」
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ズドォォォォォォン!!!
ルリ「すごいパワーね…! パワーなら私も負けないわ! はあああぁぁぁ!!!!」
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ガキィィィィィィィィィン!!!!
エファ「す…すご!」パアアァァァァァァ
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ズドォォォォォン!!!!
ルリ「くっ!」
エファ「無理してる…。ルリお姉ちゃんは確かに強いけど、パワー負けしてる! まずいって~!!」
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ルリ「うあああああ…!」
ルリ(このままでは私もやられる…! ここは破壊神の攻撃をかわしながら、時間を稼ぐしかない!)
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」ドカァァァ
ルリ「」ヒュン
スタッ
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!」
ルリ「行き止まり…!」
ドカァァァァ!
ルリ「ッ! 血が…!」スタタタタタ
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ルリ「ならこの道具で時間を稼ぐしかないわね…」
安価↓
ルリ「世界樹の葉。けど、これは死んでる者を生き返らせることができるのみ。破壊神を倒すことはできないわね」
ルリ「世界樹の葉で勇者を生き返らせるのは可能なの?」
邪神『残念だけど世界樹の葉とかザオリクなどの手段で投票により、死んだ者を生き返らせるのは不可能なんだよ。投票以外の方法で死んだ者しか効かないわけさ。そのように俺がプロテクトをかけているから無駄さ』
ルリ「つまり、勇者を生き返らせることは二度と不可能と言うわけね…!」
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!」
ドカァァァ!
ルリ「」ヒュン
邪神『それに投票ですでに死んだ死体は後に俺が回収しておいたよ』
ルリ「じゃあ、世界樹の葉は今では役立たずなわけね」
ルリ「他に破壊神の動きを封じて時間を稼ぐ道具は…」
安価↓
キィィィィン
エファ「わぁ! 見て見て、剣が輝いてるよー!」
ルリ「いけるわね。早く宝玉を!」
エファ「りょーかい! そりゃ!!」
キュィィィィィィィィィン!!!
エファ「やった! 宝玉が光り輝いて元通りに! ルリ、これを!」ヒョイ
ルリ「ええ」パシッ
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」ギュオオオオオオ
エファ「何の魔法の詠唱!? 早く!」
ルリ「」ガゴン
ルリ「はまったわね。これで…!」
ギュゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
リイラ「ん、んん…。な、何ですか…? この音…。ってでっかい化け物です!」
エファ「あ、リイラ! 起きた?」
リイラ「何ですか! これは!」
エファ「破壊神。けど、封印している真っ最中だからもう終わるね」
リイラ「良かったです…。って勇者様は!?」
ルリ「残念だけど、死んでるわ。世界樹の葉やザオリクなどでは復活もできないしね」
リイラ「そ、そんな…」
ギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
破壊神「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!」
リイラ「すごい勢いで吸い込まれてますよ!」
ズポン
ルリ「これでようやく収まったわね」
リイラ「ルリさん、怪我してますよ! ホイミ! ホイミ!」
ルリ「ありがとう。何とか回復したわ」
エファ「さてと、勇者が殺されちゃったけどどーするんだろう?」
リイラ「そういえば…」
邪神『ここで誰かによる新キャラクターの発表だね。誰かが安価で新キャラを決めてもらう。所属していた勇者がパーティで死亡した場合は新しい勇者を考えることも可能さ』
エファ「こうやって最大4人まで勇者パーティは変わり続けるってわけだね」
邪神『正解。今は勇者が死んでいるから職業勇者も可能になっているよ』
新しい勇者パーティメンバーを決めよう。今なら、職業を勇者にすることが可能だ。
名前:
性別:
種族:
職業:
容姿:
能力:
備考:
安価↓
邪神『さっ、2代目勇者の誕生だー!』
土師魔美智謙(以下表記、美智謙)「はっはっは! これから2代目勇者の土師魔美智謙(はざまみちかね)だ、よろしくな!」
リイラ「リイラといいます。今度の勇者はオークなんですね。これからよろしくお願いします。美智謙様」
エファ「エファだよー! 美智謙って言うの? よろしくね!」
ルリ「ルリよ、よろしく」
美智謙「いきなり勇者に選ばれるとはのぉ。しかもオークである俺が。ここは立派にオレが魔王を倒してやるぜ!!」
邪神『さっ、さっそくだけど、2代目勇者にご報告~! 俺は邪神だよ』
美智謙「な、なんじゃこれは!! 頭から声が聞こえる!!」
邪神「テレパシーさ、遠くから君たちの活躍を見て、そこから俺の能力で君たちの脳に伝えたいことを受信しているわけだよ」
美智謙「なるほどな」
ルリ「勇者に選ばれたと言う事が今のあなたにとっては好都合そうにしているけど、これからは絶望することになるかもしれない。だから良く聞きなさい」
美智謙「なんじゃ、どうしたんだ?」
ルリ「これから私、美智謙、リイラ、エファの4人の勇者パーティはこの中からことあるごとに安価投票で誰か一人が必ず死ぬわ。いつも私たちを見ている邪神によってね」
美智謙「な、なんじゃと~! それは本当か!」
邪神『ルリの言うとおり、本当だよ~! お前たちの中から必ず死に、その度に代わりの仲間が一人増えるというシステムさ』
美智謙「おい! 邪神よ! ここに降りてきててめぇを倒してやろうかぁ!!」
邪神『俺は残念ながら人間界に降りられないから。テレパシーや投票による力などは行使できるけどね』
美智謙「なぜ俺らの中から一人が死ななきゃならんのだ!!!」
リイラ「私だって嫌ですよ~!」
邪神『普通に旅してたらつまらないと前代の勇者にも伝えたんだけどな~』
美智謙「前代だと!」
エファ「前代勇者はその勇者の剣に殺されちゃったの!」
美智謙「なっ!?」
邪神『それで投票で無様に死んだ前代勇者の代わりとして君が選ばれたと言うわけさ』
美智謙「そういうことか…!」
邪神『投票は勇者も有効だから、お前も精々、死なないように努力したまえ』クックック
邪神『じゃあね』
美智謙「待て!」
ルリ「無駄よ。今は魔王討伐の旅を続けるしかないわ。次第に殺されないチャンスがあるかもしれない」
美智謙「なるほどな」
リイラ「はい、勇者の剣をどうぞ」
美智謙「おう、ありがとな!」
リイラ「どういたしましてです」
オーガト王国・王都モート
美智謙「王都に着いたのだが、どうするかの…」
リイラ「次の町に行きましょー!」
美智謙「だったら、宿屋で一晩休んだ後に出発だ」
エファ「OKー!」
朝・モスト平原
エファ「この道をまっすぐ進めば、次の町に行けるってこと?」
美智謙「ああ。その通りさ。次の町はルトアの町って書いてあるな」
リイラ「確か、前に見た時にこの町は滅ぼされたとありますよ」
美智謙「ん、そうじゃったのか。魔物か魔族に滅ぼされたかもな」
ルリ「滅ぼされていると言っても、潜んでいる可能性もあるわ」
美智謙「確かに…」
美智謙「じゃあ行ってみるか。何か魔王への手がかりが見つかるかも知れないからな!」
スライム「ギギー!」ピョンピョン
美智謙「とりゃあああああああ!!」
スライム「」ズパン
リイラ「さっすが、勇者の剣。どんな勇者が持っても強いのですね」
エファ「そりゃ、前代勇者が使っていたんだもん。強いのは当然でしょー?」
ルリ「その勇者の剣が前代勇者を殺害する凶器になったから、今度の投票にも気をつけておきなさい」
美智謙「それもそうじゃな!」
リイラ「あれ、見てください! もう、ボロボロだけど、町が見えます!」
美智謙「あれがルトアの町か。確かにボロボロだな」
エファ「さっそくいこっか!」
ルトアの町
ヒュウウウウウウウ
美智謙「随分と寂れているよな」
エファ「そーだねー、うわぁ! 毒の沼地踏んじゃった!」
リイラ「大丈夫ですか!?」
エファ「へーきへーき! ちょっとぐらいしかダメージ受けてないから」
美智謙「にしても、誰かいる気配は…」
魔王の幹部の部下が登場だ
名前:
性別:
職業:
容姿:
能力:
備考:
安価↓
うすいさちよ「さ、さっそくやる…わよ…」
美智謙「オラ! 暗いぞ! シャキとしないかシャキと!」
うすいさちよ「だって…原稿はいつも、没だし…」
美智謙「だったらあきらめるなぁ!」
うすいさちよ「だからってやる気ないよ…」
リイラ「暗いですね…」
エファ「こいつが魔王の幹部の部下って迫力ないねー。ぶっとばそ。ドルモーア!」バォォオオオオオオ
うすいさちよ「きょへええええええええええ!!!」
うすいさちよ「」ドサッ
エファ「殺しちゃった」
リイラ「何、殺しちゃってるんですかー!?」
エファ「いーじゃないいーじゃない、調子狂うし、暗いし、魔王の幹部の部下だし、どうせ殺すことになると思うけどー?」
美智謙「まぁ、一理あるな」
リイラ「そ、そうですね。魔王の幹部の部下は一介の敵キャラというのが代表的ですねー」
ルリ「それより、早く行きましょ、魔王の幹部が潜んでいるかもしれないわ」
美智謙「そうだな」
ドゴォォォォォォ!!
鳥人間「うすいさちよ様!? 死んでる! こいつら、よくも!」
ルリ「…」
鳥人間「まずはてめぇからだ小娘! 死ね!」
ルリ「」ヒュン
鳥人間「何ィ!? 攻撃を簡単にかわしやがった!」
鳥人間「このっ! このっ!」ビュンビュン
ルリ「」ヒュンヒュン
鳥人間「またかわした…!」
リイラ「すごい皆、かわしてる…!」
美智謙「やるな、あいつ」
ルリ「」ビュン
鳥人間「ぐはぁぁぁぁぁ!?」グサッ
鳥人間「」ドサッ
エファ「鳥人間に剣を刺して倒した! すっごーい!」
ルリ「…さあ、行きましょ」
美智謙「何者だ? あいつ」
エファ「さあ?」
邪神『さてと、読者のお待ちかねの投票タイム行くぞー!』
美智謙「ッ! そろそろか!」
リイラ「私じゃありませんように…私じゃありませんように…」
ルリ「…」
エファ「誰か死ぬなんてやだよー!」
邪神『以下のようなローカルルールを設けたから、そのローカルルールに従い、投票し、今回、殺される勇者メンバーを選ぶのだ!』
ローカルルール 投票におけるマナー
1.現在、所属している勇者パーティ4名以外の誰かの名前による安価は自動的に除外され、再安価となる
2.現在、所属している勇者パーティの誰かの名前が投票安価によって5つ揃い、5つの安価の中で名前が多かった者が殺されるメンバーとして決定される
3.投票によって、殺された勇者メンバーは世界樹の葉やザオリクなどで復活させることはできない。
4.勇者パーティの中には勇者も含まれており、勇者の投票が多ければ勇者が殺される
5.殺害された後の安価で勇者パーティの新メンバーを決める場合、前の投票で勇者が殺されて、勇者が存在しない場合、新しい勇者を安価で決めることができる。勇者が今でも生存している場合は安価できない
6.このローカルルールは増える可能性あり
現在、所属している勇者パーティ名簿
美智謙
リイラ
エファ
ルリ
ローカルルールに従い、勇者パーティ名簿に書かれている名前から選択し、投票安価↓5
邪神『今回の投票の犠牲になる者は美智謙に決定ー!』パチパチ
美智謙「俺に決まってしまったか…」
リイラ「勇者様…」
エファ「もう美智謙。死んじゃうんだー! やだー!」ウワーン
美智謙「エファ。すまねぇ…。けど、俺が死なないとお前らの誰かが死ぬってことになってしまう。なら、お前らのために俺は犠牲になるぜ!」ニコッ
ルリ「…」
美智謙「皆、短い間だったけど、旅、楽しかったぜ…!」ニコッ
リイラ「勇者様…」
美智謙「この勇者の剣は次の勇者に渡してくれ!」ヒョイ
ルリ「分かったわ」
邪神『さっそく、美智謙を処刑するための処刑法を用意したぞー! 今回はこれだー!』
フラット「ククク…」スタスタ
エファ「え、誰!?」
フラット「俺様は魔王軍幹部の一人。フラットだ、覚えておけ」
リイラ「これが魔王軍、幹部。強力な魔力の気配といい、さっきの部下とはまるで感じが違いすぎる…」
フラット「うすいさちよのことか? そんな雑魚と一緒にするな」
美智謙「まさか、処刑と言うのは…」
邪神『そ、このフラットがお前を処刑人になってくれまーすと』
美智謙「だったら、こいつを倒せば…!」
邪神『そんなわけいかないんだよねー! 逃げられないように俺が行動不能にさせているから』
美智謙「くっ、動けない!」
邪神『さてと、さっそく殺してもおっと』
フラット「邪神とやらが何者かは知らねえが、勇者を殺すチャンスに出会うとなぁ」
リイラ「早く助け…!」
邪神『おっと、邪魔はさせないっと』
ブォォォォ
ルリ「結界のようね。これで私たちは手出しできないと」
邪神『ピンポーン! だいせいかーい! 投票は絶対だから、お前らごときが止められるものじゃないのだ』
フラット「死ね勇者ぁ!」ズバン
美智謙「ぐああああああああああああ!!!!」シュパアアアアアアアア
美智謙「」ドサッ
ブォン
エファ「結界解けた!」
リイラ「また死人が…!」
邪神『嘆いている場合じゃないぞー。ほらほら。目の前に魔王の幹部がー!』
フラット「勇者はこれで殺した。次はお前たちだー!!」
邪神『さてと、2代目勇者の死体は回収っと』
美智謙「」ズズズズズ
フラット「お前たちも死ね!」ビュン
ルリ「」ガキンッ
キキキキキッ
フラット「俺と鍔競り合いできるやつなぞ、お前ぐらいだ」
ルリ「どうも」
ガキィィィンッ!
リイラ「すごい! あの魔族と互角に!」
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