二年前、僕はモテた。多分、この世で誰よりもモテていたであろう。いくら女を捨てても代わりなんていくらでもいたし、自慢じゃないが、アイドルやギャングのボスの女も抱いたことがある。
そんな事していて怖くないかって?全然!!だって女の中には富豪の娘や警察署長の妻だっていたんだ。僕の変わりに殺ってくれたよ。
だけど、僕はある一人の女と寝た。その女はケバくて面倒くさい女だったよ。その元彼も最悪でね、ある日僕の家に来たと同時に、僕のどてっ腹にナイフを刺しやがった。
しかも、それだけじゃあない。そいつは、自分の右手で、僕の両目を抉り取りやがった!!僕は痛みよりも悔しさが出たね。だからアイツの足首にしがみついて言ってやったよ。
「返せよぉおおおおおおおお!!俺の両目ェ!!これじゃあ何もできねぇじゃねぇかぁ嗚呼ああaAあアぁアああ!!!」
その男はもちろん捕まった、僕は一命を取りとめたが、両目だけはどうにもならなかった。絶望ってのはこんな事を言うんだね、死にたかったさ。
女が僕を慰めに着たけど、顔も分からない奴に慰められるほど恐ろしいものは無い、全員別れ、孤独に生きた。
そして現在、僕は病院で一人ずっと過ごしていた。あいつが、僕の、生涯ある意味本当にいい意味で忘れられない奴と。
「表にでなぁ、テメェーの両目を直しに行くぜ。選択しろ。①このまま生涯光なくして生きるか②俺と友に両目を直しに行くか、どっちだぁ?」
「ッ………今、何て言った…?直るのか?僕の、両目が……治るのか!?」
「あぁ、俺についてくればな、少なくとも、直してやれる奴を俺ぁ知っている」
「……だったら、行く、行くさ、別にいい、孤独に死ぬのは、だが、今の景色を見ないで死ぬのだけは、死んでもゴメンだ!!」
「決まりだぁ、これからよろしくな」
僕はこの時から前を向く。前を向いて歩き出す。
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注意事項
連投は五分たってから
エログロ安価無し
都合上により再安価にもなる
まず、両目を失った青年の名前>>5
源次郎
何か出てきた人
名前>>9
皇
すめらぎ、
ゲンジロー「…………」
????「それでな、そいつは言ったんだ、『その言葉が聞きたかった』ってなァ!」
ゲンジロー(何かノリで来ちゃったけど………よくよく考えたらスメラギと言う男、怪しいよな…いや、目潰れてるから顔は分からないけど)
ゲンジロー「スメラギ、聞きたいことがある」
スメラギ「ァん?何だよ」
ゲンジロー「何で僕の両目を治そうとしてくれるんだ?」
①スメラギ「ある匿名の匿名さんが多額の金を俺にくれて両目を直してくれって頼まれたんだよぉ」
②スメラギ「別にィ、お前が可哀想だったから直すだけだ」
③スメラギ「おぉっと、こんな所に金貨が落ちていやがる」
④安価(最安価アリ)
>>14
4
お前の息子に頼まれたのだ
スメラギ「お前の息子に頼まれたのだ」(キリッ
ゲンジロー「オーケー君が僕に話す気が無いって事がよぉ~~~く分かった」
スメラギ「まあそんな怒るなって、目的地はちゃんと教えてやるから」
ゲンジロー(確かに、目的地が分かればとてもありがたい、目が見えない上、スメラギの魂胆も見えてこない以上、目的地で推理するしかない)
ゲンジロー「で、場所は?」
①スメラギ「機械が人を支配している機械の国だ」
②スメラギ「その場所に行くと特別なチカラに目覚めるって言う集落だ」
③スメラギ「王が死んで跡取りを決めようとしている街だ」
④安価(最安価アリ)
>>19
1
スメラギ「機械が人を支配している機会の国だ」
ゲンジロー「?機械が、人を………支配しているのか?」
スメラギ「あぁ、一年くらい前に、機械が人を支配しているんだ」
スメラギ「その原因は、ある科学者が作り上げた人型の機械。そいつ等の持つ電波が機械を支配しているらしい」
ゲンジロー「………おかしな話しだ、機械が人を支配しているのに、機械を支配しているのは『機械』なんだろ?」
ゲンジロー「何にしても、僕は目が見えない、それまでの間、僕の目の代わりになっていてくれ」
スメラギ「へいへい、分かりましたよぉー」
機械が支配している国
スメラギ「あぁて、ついたけどよぉ、どーすっかなあ?」
>>22
ロボットに変装して国に潜入
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