あらすじ
クールな二人のアイドルの低予算深夜テレビ番組にあずささんを呼んでしまいました
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伊集院惠「伊集院惠と」
大和亜季「大和亜季の」
惠「Co・O・L!のお時間です」
亜季「いつも通りの低予算でお送りするであります!でも、今日は一味違ますね、惠殿」
惠「ええ、立派なセットがあるものね」
亜季「しかし、所詮借りもの…この番組専用のセットが欲しいであります」
惠「ディレクターが目にも止まらない速さでバツマークを出したわ」
亜季「むむむ、いけずでありますな」
惠「その変わりに、広告量の安さで、地域の小さな企業を私達は応援しています。亜季ちゃん、今日のスポンサー紹介をお願い」
亜季「サー!今日のスポンサーはこちらの会社であります!」
惠「大きなディスプレイいいわね……」
亜季「惠殿、この果物はなにかわかりますか?」
惠「みかん、に似てるけど、カボスかしら?」
亜季「流石、惠殿であります!今日のスポンサーは、大分県のカボスに関わる業者連合の提供でお送りします!」
惠「ディスプレイ変わった、ゆるキャラもいるのね、カボッシー?」
亜季「梨汁臭い奴と一緒にしないでください!カボたんであります!」
惠「あら、スポンサー提供?カボスを頂きました、いいニオイね」
亜季「ここのスタッフは映像なんて用意してくれないため、スポンサー提供の映像をこの大画面に垂れ流しでお送りするであります」
惠「ところで、亜季ちゃん?」
亜季「なんでありますか?」
惠「そろそろ、セットが何か気付いた視聴者もいるんじゃないかしら」
亜季「気づかない方がおかしいですな」
惠「確かに。お気づきの方も多いと思いますが、生っすか!?サンデー!」
亜季「サンデー!」
惠「のセットをお借りしています。観覧客はいないけれどね」
亜季「リークすると、現在の時刻は夜の11時であります。当然であります」
惠「それと、今回はゲストをお招きしています」
亜季「番組史上初!なおかつビックなゲストですよ!」
惠「三浦あずささんです、どうぞ」
三浦あずさ「はーい、皆さんお久しぶりです」
亜季「真ん中にどうぞ!」
あずさ「あらあら、春香ちゃんの場所に座るのも不思議な気持ちねぇ」
惠「今日は、765プロから三浦あずささんをお招きしております。まず初めに、あずささん」
あずさ「なんでしょうか?」
惠「謝ります、申し訳ございません」フカブカ
亜季「非常に不躾なお願いをしてしまい、遺憾の限りであります」フカブカ
あずさ「あの、そんなに謝られるようなことは……」
亜季「土下座でいいなら、いくらでもするであります!」
惠「アホディレクターとプロデューサーの変わりならいくらでも……」
あずさ「そんな、大丈夫ですよぉ~」
惠「いや、騙されてます。そのADの私物をそこに置いただけの、ノートパソコンを見てくれる?」
あずさ「あ、これね。番組あてにメールが来てるわね」
惠「出演料の見積もりを見てください」
あずさ「このファイルかしら」
亜季「おお、ジーザス……」
惠「今をときめく竜宮小町の三浦あずさをこんな二束三文で夜中に呼ぶなんて……」
亜季「しかも、ゲストに呼ぶのに、ゲストの番組セットを使わせろとかいう厚顔無恥さ加減であります!土下座以外道はないであります!」
あずさ「なら、してもらおうかしら」
2人「!?」
あずさ「冗談よぉ。私が出たい、って言ったんだから」
亜季「靴をなめるのも覚悟したであります……」
惠「ちょっと仕切り直しまして、生っすか!?サンデーのセットで、ゲストに765プロの三浦あずささんをお招きしてお送りしております」
亜季「今日はよろしくお願いするであります!」
あずさ「お願いします~」
惠「亜季ちゃん、あずささんの紹介を」
亜季「サー!三浦あずさ、765プロ所属!小隊名、竜宮小町のメンバーであります!小隊活動のみならず、単独行動でも多大な成果をあげておられます!歌に演技に獅子奮迅の活躍ぶりであります!」
あずさ「ありがとうございます~、ちょっと照れちゃうわね」
惠「実は、私達と共通点が多いのよ」
亜季「そうであります!あずさ殿、ご年齢をお聞きしたいであります!」
あずさ「21歳になりました~」
惠「同い年なんですよ」
あずさ「そうなんですよね~」
亜季「そうであります!血液型も一緒であります!」
あずさ「皆さんもO型?」
惠「ええ」
亜季「あずさ殿は違いますが、私達は利き手も一緒であります!」
あずさ「あら、そうなの?」
惠「タイトルにもなってるのよ。クールでO型なレフティ、Co・O・Lがこの番組のタイトルなの」
亜季「非常に安直、堕落したタイトルでありますなぁ」
あずさ「私は、良いと思いますよ」
亜季「あずさ殿、この番組のスタッフは褒めたら図に乗るだけでいい事はないのです、厳しくしてやってください」ヒソヒソ
惠「本当よ?撮影に行ったら、撮影場所が決まってない、とか言われたことがあったのよ」ヒソヒソ
亜季「寒中水泳と熱湯風呂どっちがいい?とか冗談でも言うスタッフなのです。どちらか答えていたらやらされたに違いないのです」ヒソヒソ
あずさ「それは大変ですねぇ……。あら、カンペが」
惠「聞こえてる?」
亜季「聞こえてしまいましたか、これは改善せざるを得ないでありますね」
惠「来週から悔いあらためることを信じてるわ」
あずさ「なんだか、とっても自由な番組なんですねぇ」
惠「自由というか、何も準備してくれないのね」
亜季「今回はゲストを迎えるのに、いつも通りなにもありません……、視聴者の皆様、こちらを見てください」
あずさ「企画書ね」
亜季「ぺらっぺらであります」ペラペラ
惠「冊子ですらないのよ、今回はA3を折っただけ」
亜季「内容を読み上げるであります!撮影時刻某月某日23時。撮影場所ブーブーエスTV××スタジオ、かっこ、生っすか!?サンデースタジオ、かっことじる。出演者、CGプロ、伊集院惠、大和亜季。友情出演、765プロ、三浦あずさ。ここまではいいでありますね」
惠「問題は次よ」
亜季「番組進行表、オープニング、スポンサー紹介、ゲスト入場、フリー、エンディング、以上であります!」
惠「本当にこれだけであります!」
あずさ「惠ちゃん、口調が移ってるわよ」
惠「ごほん。本当にいい加減なスタッフで……」
あずさ「いいのよ、私が出たいって言ったんだから」
亜季「こんな番組に出ていただき、感激であります……」
惠「ホントに申し訳ないわ。竜宮小町のプロデューサーさんにはお礼のメールをしておいたから……」
あずさ「いえいえ」
亜季「今日はプロデューサー殿はいらっしゃるのでありますか?」
あずさ「ええ、律子さーん」フリフリ
亜季「おお、見目麗しい上官でありますな!」
惠「いるのね?」
あずさ「いますね」
惠「フリートークだけも寂しいので、勝手にコーナーに移りましょう」
亜季「題して、勝手にメール紹介!」
惠「765プロの社長とあずささんには許可を取っております。あと水瀬伊織ちゃんと双海亜美ちゃんからも許可をいただきました。それに、アイドルとしての秋月律子担当プロデューサーにも許可をいただきました」
あずさ「ごめんなさいね、律子さん」
惠「ということで、私が送ったお礼とお詫びのメールに対する秋月律子プロデューサーの返信を紹介します」
亜季「すまない、律子殿、これも番組のためなのだ……」
惠「CGプロの方々にはお世話になっております。日頃から、三浦あずさの捕獲にご協力いただきありがとうございます」
あずさ「あらあら」
惠「特に先月の大捕り物ご尽力頂きました、太田優様には重ね重ね感謝申しあげます」
亜季「話は聞いております、撮影がせまってるのに、テレビ局内で消えたとか……」
あずさ「あの時はありがとうございました。優ちゃーん、またアッキーちゃんとカフェに行きましょうねぇ~」
惠「続き読むわね。今回は、伊集院様と大和様にお誘い頂き、三浦も非常に楽しみにしております。三浦がこのように自分から出演したいと希望することは非常に珍しく、出演料度外視で出演を決めました」
亜季「ありがたいお話ですな……」
惠「感謝のセリフはこちらのものです。ありがとうございます。秋月律子」
あずさ「うふふ」
惠「ほんとにありがとうございます、秋月プロデューサー」
亜季「秋月プロデューサーに敬礼であります!」
あずさ「だけど、律子さーん、ごめんなさいねー!」
惠「上げてから落とすのがバラエティの基本ですから」
亜季「基本戦術であります!」
あずさ「次にいきましょ♪」
惠「選択肢は4つ。その1、竜宮小町で問題が起こった時に、社長に電話する前の普段とは想像できないほど思いつめたメール。その2、伊織ちゃんと亜美ちゃんがイタズラで同時に送った律子は相手を依怙贔屓してる、というメールに対する愛情有り余る返信。その3、買い物に付き合ってほしいけど、あずささんに素直に言えないメール。その4、担当プロデューサーに送った、18歳の決意表明」
亜季「これだけでも実にこそばゆいであります」
あずさ「まあまあ、これは……」
亜季「文面はさらに凄いですなぁ、あのお方がこんなメールを……」
惠「事務的なメールはいいですが、さすがにこれは許可を本人から頂きましょう」
あずさ「律子さーん、何番がNGかADさんのスケッチブックに書いてあげてくださーい」
亜季「予想通りの返答!」
惠「大きく全部NGと書かれてますね。どうしましょう、あずささん」
あずさ「じゃあ、短いですし、1番だけにしておきましょう♪」
惠「了解しました。ごほん」
今から電話してもいいですか
相談にのってください
朝まで耐えられなそう
惠「以上です。765プロの社長さんのお話によると、泣きながら竜宮小町の3人が大好きだと何度も何度も言っていたようです。3人のためなら、なんでも頑張りたい、と」
亜季「うーむ、なんとも優れた上官であります」
あずさ「律子さんは本当に厳しいときもあるけど、普段はいつも優しくて、とっても良いプロデューサーなんですよ」
惠「社長さんのお話によると、具体的に何が問題とか一言も言わなかったそうで、社長さんも明日話し合ってみなさい、ぐらいしか電話では言わなかったようです」
亜季「本当に気持ちを吐き出したいだけだった、と」
惠「かわいいですねぇ」
あずさ「可愛らしいわねぇ」
亜季「キュートでありますねぇ、お顔が真っ赤であります」
惠「以上、勝手にメール紹介のコーナーでした」
亜季「うむ、ただお喋りするのも芸がないですな」
あずさ「そうねぇ、せっかくのテレビだし……」
惠「企画でも考えてもらいましょうか、CoP、何か考えてくれない?」
あずさ「今から考えるんですね」
亜季「よくあることであります」
惠「今日は早いわね、なになに、あずささんは運命の人に見つけてもらうためにアイドルになったそうなのですが」
亜季「……もしかして、私のプロデューサー、あずさ殿のファンなのでは」
惠「運命の人が見つかったとして、その人に愛の告白をしてください」
あずさ「あら~」
惠「見かけも性格も堅物なプロデューサーにしてはロマンティックね」
亜季「ううう、何だか恥ずかしいであります」
あずさ「やってみます?」
惠「私もアイドルだもの、愛のセリフぐらい言えるようにしたいわ」
亜季「むむむ、私も覚悟を決めるであります!」
あずさ「じゃあ、順番を決めましょう」
亜季「うう、自分は最後を志願します!すぐには準備が出来ないであります!」
惠「なら、亜季ちゃんはオオトリで」
亜季「オオトリ!そんな言い方はプレッシャーです……」
あずさ「惠ちゃんと私はどっちがやる?」
惠「じゃんけんで決めましょうか」
あずさ「では、負けた方が先で、じゃーんけーん、ぽん」
惠「あら、負けちゃった。私が先ね。前に出た方がいいわよね?」
亜季「ヤル気であります、惠殿…」
あずさ「カメラが恥ずかしいなら、相手役必要?」
惠「ふふ、そうね。亜季ちゃん、お願いしていい?」
亜季「了解です、サー」
惠「それじゃ、お願いね」
亜季「どんとこいであります」
惠「……」
亜季「惠殿の力強い目に見つめられるとそれだけで照れるであります……」
惠「よし、行くわ」
亜季「迎撃の準備完了です」
あずさ「撃ち落としちゃだめよ……?」
惠編
私ね、ずっと一人で旅することが好きだったの。
でも、あなたと会ってから一人旅の足が進まなくなってた。楽しくなくなっちゃった。
なんでかって、あなたに会ってしまったから。
一人で歩いてた私の隣を、一緒に歩いてくれる運命の人を探してたみたい。
ずっと、ずっと一緒に旅してね、運命の人。
……大好き。
亜季「めぐみー!」
惠「きゃ!」
亜季「惠殿は本当に可愛いですなー」スリスリ
惠「頬ずりはやめて、なんか恥ずかしい」
亜季「真剣な目線から、ほころんだ笑顔、最後に照れながら言う大好きまでパーフェクトであります。ハートをバキュン間違いなし」
惠「……そうならいいのにね」
あずさ「かわいかったわ~。惠ちゃんはキリリとしたイメージがあったけど、乙女なのね~」
惠「私も女の子だから…」
亜季「うむ、やっぱり惠殿は可愛いであります、再確認しました!」
惠「恥ずかしいわ……。次はあずささん、お願いします」
あずさ「はーい、惠ちゃん、お相手をお願いしていい?」
惠「ええ、喜んで。運命の人には少し背が低いかもしれないけど」
あずさ「背の高さなんて気にしませんよー」
亜季「だそうだ、運命の人!」
惠「……」ジー
あずさ「本当に惠ちゃんの目って、カッコイイのね、なんかドキドキしちゃう」
亜季「ええ、惠殿は女子のハートすら打ち抜く目線の持ち主ですからなぁ」
あずさ「よし、じゃあ、行きます」
あずさ編
こんなに近くにいたのに、やっと気づきました。
運命の人は、いつも私を見守ってくれてたんですね。
伊集院さん、あなたのことが大好きです。
あずさ「どうでしょう……?」
惠「あずさ」+猛烈に真剣な眼差し
あずさ「はい」ゴクリ
惠「結婚しよう」
あずさ「あら、あら~」
亜季「大成功であります!運命の人に、気づく、というあたりが憎いであります!」
惠「流石あずささん……、言わずにはいられなかったわ」
あずさ「真剣だったからドキドキしちゃった」
亜季「東郷殿だったら、こんなもんでは済まなかったであります」
惠「あいさんはまずいわねぇ」
あずさ「あ、ディスプレイ変わった。まぁ、カッコイイスーツ姿」
惠「あいさんがリクルートスーツのモデルになった時のね、っていうか……」
亜季「私達の画像すら用意しないのに、何故東郷殿の画像があるのでしょう?」
惠「目をそらしたスタッフがいたわ。あ、ディスプレイ戻った」
亜季「私情まみれ、内部の腐敗が深刻であります……」
惠「では、次に亜季ちゃん、お願いね」
あずさ「楽しみだわ」
亜季「むぅ、ついに来てしまったであります。あずさ殿、お相手をお願いします」
あずさ「はーい」
亜季「大和亜季、玉砕覚悟、不倶戴天、出撃であります!」
惠「不倶戴天の意味わかってる?」
亜季編
黙って、私に着いて来い。
ミサイルが降ろうが、銃弾の雨の中だろうが、お前を絶対に守ってみせる。
惠「やりなおし」
あずさ「うーん、ちょっと違うわねぇ」
亜季「ダ、ダメでありますか?」
惠「まず、どんな状況なの?」
亜季「銃弾飛び交う死地に置いて、本当に守りたいモノを見つけた状況を想定しております!」
あずさ「亜季ちゃん、そんな過酷なところに行かなくても……」
惠「うーん、もっと身近な感じにしてみない?」
亜季「身近、でありますか?」
あずさ「理想のタイプとかいないの?」
亜季「そうですな、優しくて、趣味にも理解があって、なおかつ頼りがいのあるタフガイが、いたらいいですなぁ」
あずさ「じゃあ、私をそのタフガイ?だと思って」
惠「ありのままの亜季ちゃんでやってみたら?」
亜季「むむむ、照れるでありますなぁ。よし、覚悟を決めました」
Coolタイプの略称のCoとO型と左利きのLeftyでCo・O・Lって説明あったじゃん
無理にもう一個O考えるのもアレだし
>>25
もうひとつのO、おっ○いが大きいでOがすぐに思いついたんだけど、なんだかね
続きは今日の夜にでも投下します
亜季編・リテイク
わ、私はこんなんでありますが、こんな私に優しくしてくれてありがたいであります。
それでいて、頼りがいのある、あなたが、す、す……
お慕いしております!
恥ずかしいであります!
あずさ「亜季ちゃん、よしよし」
亜季「恥ずかしいであります、あずさ殿……」
あずさ「お嫁さんに迎えたくなったわ~」
亜季「ううう……」
惠「亜季ちゃんの乙女なところが見えた所で、以上、運命の人に告白コーナーでした」
亜季「あずさ殿、顔の紅さは取れたでありましょうか……?」
あずさ「ええ、大丈夫よ」
亜季「まだ、顔が熱いであります……」
惠「それでは、仕切り直して、どうしましょうか?」
亜季「提案があります!」
惠「どうぞ」
亜季「せっかく生っすか!?スタジオとあずささんがいるのであります、生っすか!?っぽいことがやりたいであります!」
あずさ「いいわね~」
惠「じゃあ、何をしようかし……」
ぜーったい、ハッピー!
亜季「ディスプレイまで変わったであります、ここのスタッフは自分の欲望に正直過ぎるであります」
惠「なに、音源映像は準備万端?」
亜季「実にアホであります。どうやら音声担当の犯行でおられるようですなぁ」
惠「……何それ、スモック?」
亜季「それは着ないであります!やよい殿だから許されてるだけであります!」
あずさ「あらあら」
惠「さすがにこの3人できたら怪しいどころじゃないわよ」
あずさ「私はいいわよ~」
惠「あ、あずささん!」
亜季「め、滅多な事を言わないでください!」
結局スモックを着た、
クールな21歳3人の、全力なスマイル体操をお楽しみください。
3人「まったね~!」
惠「けっこう運動になるけど、それ以上に色々失いすぎたわ……」
あずさ「ふふふ、他のアイドルとやるのも新鮮でいいわ」
亜季「次はCGプロに、スマイル体操をお呼びくだされ。訓練された世界レベルのスマイル体操をお送り出来るであります」
あずさ「あら、いいわねぇ。今度お話してみるわ」
惠「実現したら、ちゃんと全員にスモック着させるから」
亜季「東郷殿や時子殿もスモック姿……?」
惠「以上スマイル体操のコーナーでした」
スモックは脱ぎました
あずさ「せっかくだから、なにか一緒に歌えるといいんじゃないかしら?」
亜季「体も温まってきました、いけるであります!」
惠「そうね、そろそろ時間も押してきたし、リハ含めて一曲だけ」
あずさ「何がいいですか?」
亜季「せっかくだから、あずさ殿、もしくは竜宮小町の歌にするであります」
惠「七彩ボタンとか」
亜季「やはり3人ですので、竜宮小町の曲に……」
ねえ、ねえ、ねぇ、好きになって、いいですか?
あずさ「ラ・ブ・リにする?」
惠「むしろ命令ですね、これ。うちのプロデューサーと秋月プロデューサーが親指を立ててるので、間違いなくこれで行け、と」
亜季「おそらく運命の人に告白コーナーからこちらのプロデューサーが仕込んでいたと思われるであります」
あずさ「じゃあ、歌いましょうか♪」
亜季「大和亜季、アイドル魂を見せます!」
ラ・ブ・リ
Ver・Co21
あずさ「ねぇ」
亜季「ねぇ」
惠「ねぇ」
惠「好きになっていい、ですか?」
あずさ「ねぇ」
亜季「ねぇ」
惠・亜季「ねぇ」
亜季「好きになって、いだだけますか?」
惠「ねぇ」
亜季「ねぇ」
あずさ「ねぇ」
あずさ「言いたい、言えない思い、だって、あなたは私の運命の人♪」
中略
惠「あなたが、好きよ♪」
あずさ「わたしを、す~き?」
亜季「決まったであります!」
あずさ「二人ともありがとうございます~」
惠「いえいえ、一緒に歌えてうれしいわ」
亜季「残念ですが、ここでお別れのようであります」
惠「今日は、ゲストに三浦あずささんをお迎えしてお送りしました」
あずさ「また呼んでくださいね~」
惠「あずささんどころかゲストを呼ぶかも不明なのよね……」
亜季「スポンサーは大分のカボス業者組合でお送りしました!」
惠「伊集院惠と」
亜季「大和亜季、それに」
あずさ「三浦あずさでした~」
惠「また来週、お会いしましょう」
亜季「時刻はころころと変わるので、ホームページのチェックを欠かさないように!」
3人「ばいばーい!」
Paの21歳トリオで書いてた人かな?
次はCuの21で書くとしたら二人しかいないけど追加キャラは誰になるか...
収録後
亜季「ミッションコンプリートであります、惠殿」
惠「お疲れさま」
亜季「じきに1時になりますなぁ」
惠「そうね、どうする?」
亜季「あずさ殿と秋月殿も帰られてしまいましたしなぁ」
惠「秋月プロデューサー未成年だし、あずささんは明日もお仕事だものね」
亜季「さすが人気アイドルでありますな」
CoP「伊集院さん、大和さん、車の準備が出来ました」
亜季「早い仕事であります、プロデューサー」
CoP「いえいえ、もう夜も遅いですから。こちらこそこんな時間に収録いれて、申し訳ありません」
亜季「こういうのは持ちつ持たれつでありますから。では、お先に行くであります」
惠「私達も行きましょう、Coさん」
CoP「はい」
惠「……でも、ちょっと待って」
CoP「どうしました、伊集院さん、何か問題でもありましたか?」
惠「その、真面目で堅物だけど、あなたは一緒にいると安心できるから、その」
CoP「……」
惠「さっきの言葉、あなたに向けたもの、だから……」
CoP「……知ってます。でも、僕の答えは前と同じです」
亜季「どうしたのでありますかー、二人とも!」
CoP「今行きます、大和さん。さ、伊集院さんも行きましょう」
惠「……ええ」
CoP「……その旅の目的地がトップアイドルでいいなら、いくらでもお付き合いします」
惠「そのつもりよ、もちろん……」
亜季「二人ともお腹は空きませんか?私は小腹を満たすための食事を所望します!プロデューサー、車を出すであります!」
CoP「了解です、僕もお腹がすいてきたのでお付き合いしますよ。家の前まで送り届けないと安心できませんし」
亜季「ありがとうございます!さぁ、急ぐであります!」
惠「何がいいかしら、Coさん?」
CoP「……でも、もう一つだけ」
惠「Coさん?」
CoP「伊集院さん、今は目的地だけ見ていてください、僕もそうします。到着したら、次を考えましょう」
惠「……うん」
亜季「遅いであります!ラーメンが私を呼ぶ声がするのです、早く!」
惠「待ってて、すぐに一緒に行くから!」
おわり
以上、
クールな21歳と真面目なPでお送りしました
ちなみに、CoでO型左利きってもう一人いて、瞳子さんなんだよね
惠ちゃんにはぜひカッコイイ系のSRで登場して、デモニッシュレディースに加わっていただきたいのです
伊集院惠(21)
http://i.imgur.com/bXfsDm5.jpg
http://i.imgur.com/fO0dYzO.jpg
大和亜季(21)
http://i.imgur.com/p2F2Gnu.jpg
http://i.imgur.com/okK2L7D.jpg
三浦あずさ(21)
http://i.imgur.com/XqZdmpX.jpg
http://i.imgur.com/mDlKvPi.jpg
>>36
そうです
次はCu21歳コンビだけで書くのでよろしくです
一応アイマスにはもう一人21歳がいるから、セレブなその御方を加えてもいいんだけどね
りっちゃんのメールの2番目はそのあと書くかもしれないよ、むしろ誰か書いても良いのよ?
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