久「須賀君が全国の子たちとキヤッキャウフフしてるですって?」咲「えっ」(116)

久「ええありがとう美穂子…」ピッ

久「みんな大変よ…須賀君が全国の子たちと逢引しているようよ」

まこ「いやいやいや、風越の部長がいうには喫茶店で話ちょるだけじゃないんかい!」

久「そんなことはどうでもいいのよ!!」

久「問題なのは、須賀君が私達の雑用をしている傍ら他の学校の女の子としっぽりムフフとやってたということよ!」

和「須賀君が…そんなオカルトありえません。」

優希「そうだじぇい!あのボケナス京太郎がそんな器用なこと出来るはずがないじぇ!!」

咲「京ちゃんがきょうちゃんがキョウチャンガキョウチャンガ………」

和「ちょっと宮永さん!?」

咲「キョウチャンガキョウチャンガキョウチャンガキョウチャンガキョウチャンガ…………………」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1342871806

投下も作成も初めてなので何かおかしいところがあればご指摘いただければうれしいです。

まこ「これはしばらくはダメそうじゃのぉ」

久「準決勝を明後日に控えた私達がすることはただ一つ……」

和「部長…」

まこ「そうじゃのぉ」

久「現場に行くわよ!」

まこ「おゎっとっと…なんでそうなるんじゃ…」

優希「さっすが部長だじぇい!」

和「でも部長…」

久「ええ練習をしないとっていうのはもっともな意見だわ」

久「でも咲の様子をごらんなさい」

咲「キョウチャンキョウチャンキョウチャンキョウチャンキョウチャン…………………」

優希「咲ちゃん…」

まこ「あぁ…」

和「咲さん…」

久「そう、うちの大事な大将である咲がこんな状況じゃ練習だってままならないわ」

久「第一…」

まこ「第一?」

久「気になるじゃない!!!」

優希「いぇーーーーい!!」

まこ「そうかい」

和「しかたありませんね」

~須賀達がいるという喫茶店へ~

久「さてここが例の喫茶店ね」

咲「キョウチャンキョウチャン…はっ、京ちゃんの臭いがする!?(キョロキョロ)」

和「臭いって…そんなの解るはずないじゃないですか」

まこ「しかし、なんじゃあこの格好は…」

久「やっぱりこういうのには変装の1つや2つはしとくべきでしょう?」

優希「雰囲気でるじぇー!」

和「余計目立つと思うんですけど…」

久「お、あれが須賀君達ねぇ」

久「さてさて…須賀君と一緒にいるのは…」

まこ「姫松の愛宕の姉の方と…」

和「宮守のエイスリンさんですね」

優希「あとは…兵庫の、なんだっけ?」

久「劔谷高校先鋒の椿野美幸さんね」

久「しっかし須賀君ったら抜け目ないわねーあれだけいろんなタイプの娘を一度につかまえるなんて…」

咲「(うぅ、あの子たち可愛いもんね…私がかなうはずないもん)」

久「とはいえさすがに声まで派聞こえないわねぇ、残念」

まこ「そらそうじゃあ」

洋榎「なんや?あのけったいな恰好した集団は?」

美幸「怪しすぎるよもー」

エイスリン「(うんうん)」(強盗の絵)

京太郎「(なんとなくうちの人たちな気がするけど見なかったことにしておこう)」

洋榎「せやけどホンマ助かったわー自分おらんかったらずっとうちらで立ち往生やったもんなぁ」

美幸「ほんとだよもー!」

洋榎「うちも大会の合間何となくぶらついとったらなんや見覚えあんのがおるなー思うて見たら劔谷んトコの先鋒やって」

美幸「道端でエイスリンさんが一人でキョロキョロしてたから迷子かなー」

美幸「って思って話しかけてもこの子、絵しか描かへんしもー」

洋榎「うちも声掛けたたんはええねんけど、結局何もわからへんかったしなー」

エイスリン「(バッ)」(ニコニコな絵)

洋榎「ホンマ自分ようコイツがお遣いに来てただけやってわかったなー」

京太郎「んーまぁ身内にちょっと物静かな奴がいますんでね…そういったのを察することが多いんですよ」

京太郎「とはいえサイフとメモの絵を見れば一目瞭然な気もしますが…」

洋榎「んなことあらへんって、大したもんやで!」

美幸「大したものだよもー」

エイスリン「(うんうん)」(お辞儀の絵)

京太郎「で、エイスリンさんはもうお遣いのものは揃ったんですよね?」

エイスリン「(ニコっ)」(親指を立てた絵)

洋榎「ほんならもうしばらくココで涼んどうこうや…」

美幸「お外にでたくないよもー」

エイスリン「(ババッ)」(太陽の絵)

京太郎「そうっすね。別に急いでませんし、もうしばらくゆっくりしますか」

洋榎「せやけどあれやな、自分とこの大将ごっついなー」

京太郎「え?何がですか?」

洋榎「何ってあれや、大将戦半荘2回をプラマイ0でしかも団体としては結果1位つうやつやわ」

美幸「しかも聞いた話によると県大会個人戦でも結構プラマイ0があったらしいし、信じられないよもー」

京太郎「あぁあれは何かもう小さいころからのクセらしいんっすよ」

洋榎「クセ?」

京太郎「あいつん家良く家族で麻雀してたらしいんですけど、それで負けるとお年玉を取り上げられたり」

京太郎「逆に勝ってもそれはそれで怒られたり…で気付いたらそういうプレイングが身についたみたいっすよ」

美幸「お年玉は大事だよもー」

エイスリン「(カキカキ)」(ケーキの絵)

京太郎「ん?このケーキが欲しいんですか?」

エイスリン「(うんうん)」

京太郎「まぁ俺の食べかけで良いのでしたら…」

エイスリン「(ぱぁ)」モグモグ

洋榎「あ、ええなーうちにもちょうだいや!」モグモグ

美幸「それなら私も食べるんだよもー」モグモグ

京太郎「い、一瞬にして俺のケーキが無くなってしまった…」

ちょんちょん

京太郎「ん?」

エイスリン「(ババッ)」(ケーキを食べさせてる絵)

京太郎「な…いやいやいやそれはさすがに申し訳ないと言いますかなんというか…」

エイスリン「(じーーーーー)」

京太郎「ぐ……」

エイスリン「(じーーーーーーーーーー)」

美幸「じーーーーーーーーーーーーーーーー」

洋榎「じぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

京太郎「わ、わかりましたよ!食べればいいんですよね!!////」

洋榎「おおそれでこそ男やわぁ」

京太郎「あー………ん////」モグモグ

エイスリン「(にこっ)」

咲「きょきょきょ、きょうちゃああaモゴモゴ……」(ジタバタ)

和「咲さん落ちついてください!バレちゃいますよ!」

まこ「いやあ、普通に会話しちょおかとおもっとったら…」

久「須賀君ったら意外と手が早いのねぇ」

優希「ぐぬぬ…京太郎のクセに……」




洋榎「なんやあっちの客が騒がしいなぁ」

京太郎「そろそろ行きますか?」

美幸「もー食べ終わったしね」

エイスリン「(ばっ)」(非常口っぽい絵)

京太郎「じゃあ行きますか」ガタ

まこ「お?そろそろ行くようじゃのぉ」

久「先回りするわ、まこお会計ちゃちゃっと済ませて!」

まこ「あとでちゃーんと貰うけぇの」

和「ほら咲さん行きますよ」

咲「フガーフガー」

優希「咲ちゃん御乱心だじぇ…」

カランカラン

久「ささ、あっちの陰に隠れるわよ…」

カランカラン

京太郎「いやあ、ホントにいいんですか?奢ってもらっちゃって?」

洋榎「ええねんええねんおもろいもんも見してもろたしな」

美幸「ああいうのには憧れるよもー」

京太郎「な…/////」

エイスリン「(すっ)」(ケーキに丸印)

京太郎「ま、まぁ満足してもらえたなら…」

洋榎「ほんならここいらで解散といこか!」

京太郎「そうですね」

美幸「あー帰るのめんどくさいよもー」

京太郎「エイスリンさんは?」

エイスリン「(バババッ)」(バスの絵)

京太郎「なるほど、これからバスで帰るんですね。お気をつけて」

洋榎「ほんならまたなー」

美幸「よろしくだよもー」

エイスリン「(ぶんぶん)」
京太郎「お元気でー!」

京太郎「…っと、さてと旅館の方に戻るか」

ザッ

咲「京ちゃん…」ドドドドド

京太郎「おう咲!どうしたんだこんなところで?」

咲「どうしたんだ?じゃないよ……他校の子とえらく仲がよさそうだったけど……」

京太郎「あ、じゃあやっぱりあの客は咲達だったのか」

久「ありゃりゃ…ばれてましたか…」

まこ「そりゃそぉじゃろーが」

咲「そんなことよりも、京ちゃん……さっきの人たちとはどういった関係なの…?」

優希「ガルルルルルルゥ」

京太郎「どんなってなぁ…」

かくかくしかじか

京太郎「ってなわけで…」

久「あれま、いいことじゃない」

咲「じゃ、じゃあさっきのそそそ、そのあ、あ、あーんは?」

京太郎「あ、あれは何と言うかその場の雰囲気というか年上に押し切られたというか///」

優希「相変わらず弱いんだじぇ…」

咲「(よかったぁ)」

久「全く人騒がせよ須賀君?」

京太郎「は、はぁ(何のことかさっぱりだけど)」

久「罰として、須賀君には今夜の分の買い出しを命じます」

京太郎「まぁどうせそうなるとは思ってましたけども」

優希「特製タコスも用意するんだじぇ!!」

京太郎「はいはい、わかったわかった…それじゃあ時間もあれ何でもう行きますね?」

久「ええ行ってらっしゃい」

スタスタスタ

まこ「しかしまぁ終わってみれば大したことなかったのぉ」

和「そうそう変なことは起こりませんよ」

優希「タコス♪タコス♪」

久「咲もよかったわね?須賀君が他の女の子にうつつを抜かしてたわけじゃなくて」

咲「なななn…ナンノコトデスカ」

まこ「わっかりやすいのぉ」

久「ふふっ、まぁ見ていて飽きないからいいわよ…」prrrrrrrr

久「あら?なにかしら?」ピッ

久「はい、もしもし…あ、美穂子?どうかしたの?」

久「……ふんふん、え?須賀君が今度はスーパーで巫女さんとイチャコラやってるって?」

咲「京ちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああんんんん」ドドドドド

はい、てなわけでおしまいです。続くかはわかんないです。短いのは仕様です。
やっぱり、どんなのでもレスがつくと嬉しいものなんですね。レスくれた人も、貴重な時間を割いて読んでくださった人もありがとうございました!また、機会があればよろしくお願いします。

~スーパーにて~


京太郎「飲み物…お菓子…あとハギヨシさんに教えてもらったタコスの材料…っと、こんなものかな?」
京太郎「よし、後はあっちのレジn」

ぽよん

霞「きゃっ」

京太郎「な!?」
京太郎「すすす、すいませんっ!!!余所見してしまいまして…」ズッシャー(土下座)

霞「あらあら…そんなに気にしなくてもいいんですよ」
霞「そちらこそお怪我はないかしら?」

京太郎「だ、大丈夫です…いやどうもすみませn………なんですとぉ!!!!!」

霞「っ!?…何か変なものでもあるのかしら?」キョロキョロ

京太郎「あ、いえお気になさらず(ままままさかぶつかった相手が昨日の永水の大将だったとは…しかし柔らかかったなぁ)」

霞「幸い、うちの子たちが欲しがってたメロンも落とさずにすみましたしね」

京太郎「それはよかったです(あなたのメロン…もといスイカはこぼれ落ちそうですが)」

初美「かすみー何かあったですかー」

霞「あら、初美ちゃんに春ちゃん」

春「こちらの方は?」

霞「うーん、と…今ここでたまたまぶつかった間柄…ですわ」

京太郎「まぁそんな感じです(こっちはこっちでなんて恰好を///)」

初美「霞は大丈夫だったですかー」

霞「ええ、大丈夫ですわ」

春「あなたも大丈夫?」

京太郎「あ、はい…(この子もちゃっかりメロンを持っているだと…!?)」

霞「それにしても随分と沢山買うのね?」

京太郎「ええ、部活の買い出しに…」ぐぅ~
京太郎「あ///」

霞「あらあら」

初美「腹ペコですかー」

京太郎「(そういやケーキも一口しか食べてないしな…)」

春「食べる?」スッ

京太郎「いいんですか?…ありがとうございます」ポリポリ
京太郎「あ、結構おいしいですねコレ」

春「でしょ」ニコ

京太郎「は、はい/////(巫女さんイイなぁ!!!!!)」

霞「それじゃあ行きましょうか」
霞「あなたも部活頑張ってくださいね」

初美「行きますかー」

春「お気をつけて」

京太郎「お元気で―!」



京太郎「……ナイス巫女服」

~5分後~


久「ふふ、着いたわよ!スーパーに!」

咲「キョウチャンキョウチャンキョウチャンキョウチャンキョウチャンキョウチャンキョウチャン」

優希「咲ちゃんがもう限界だじぇ!」

和「早く須賀君を見つけないと」

まこ「とはいえこの人ごみの中からどうやって見つけるんかいのぉ」

咲「はっ!?これは京ちゃんが触ったメロン!!」

久「メロンならうちの部にもあるわよねぇ、和」

和「なっ////部長!!!!」

久「うっしっしっし」

まこ「まったく…あんまし後輩をいぢめたんなや…」

久「はいはい…」prrrr
久「あら、また美穂子からだわ…」ピ
久「はい、もしもし…ええお疲れ様…うん…あら、須賀君はもうスーパーにはいないの?」

優希「ええー!!!とんだ無駄足だったじぇ…」

久「ええ、それじゃあ引き続きお願いするわ…」ピッ
久「聞いてみんな!須賀君ったら巫女さんとイチャコラするだけじゃ飽き足らずまだ見ぬ美女を求め放浪を始めたそうよ!」

まこ「さっきの会話からはとてもそんな内容だったとは思えんのじゃが…」

和「どっちにしても、須賀君の次の居場所は解らないんですよね?」

久「そうね、一応美穂子が見つけたら連絡をくれる手筈なのだけど…」

咲「京ちゃあああああああああああああああああああああん」ドドドドド

和「ちょ、咲さん!どこ行くんですか!」タッタッタッタ

優希「追いかけるじぇ!!」ピュ~

久「あたしはこの自転車で」シャー

まこ「せこ!!というか何処にそんなもん隠し持っちょったんじゃ…」
まこ「……はぁ、やれやれ」たったった

咲「京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん…」

和「待って…くだ、さい!咲さん!はぁ、はぁ…」

優希「咲ちゃんが、こんなに、走るのが…速かっただなんて…ぜぇぜぇ…」

まこ「わしぁもう限界じゃあ」ゼェゼェ

咲「あ、あれは!?」

久「あら?止まったわね」

咲「これは京ちゃんの髪の毛…ということは京ちゃんがここを通ったということ…待っててね京ちゃん!」

優希「なんだか咲ちゃんが行くところまで行ってるんだじぇ」

まこ「ちゃっかりポケットにしまっちょるしのぉ」

久「末恐ろしい子ね…」prrrrrrr
久「お、来たわね…」ピッ
久「もしもし…ええ…ええ…今度はまた宮守の子と一緒にいるですって?」

咲「ふぁっ!?」

久「ええ、ありがとう」ピッ
久「というわけで皆…今度は須賀君が近くの公園で東北美人と二人っきりらしいわよ!」

まこ「わしゃ段々と京太郎の奴が実はとんでもない奴なんじゃなかろうかと思い始めたわ…」

優希「キシャー!!キシャー!!」

和「そんな、オカルト…」

咲「………」ドサッ

和「咲さん!」

優希「咲ちゃんがとうとうショックで倒れたじぇ」

久「これは咲を休ませる為にも公園に行くしかないわね!」

まこ「おまえさん愉しんどるだけじゃろぉ…」

はいというわけで今回の投下は以上です。
前回のラストは「巫女さんとイチャコラ」というワードを使いたかっただけなんて言えない…
今回マンガを読み直したらはるるが可愛く思えたのでまた機会があればリベンジしたい所です。
たぶんあと似たような形のものを2度ほど投下させて完結するのでは~と言った感じです。

~スーパーからちょっと離れた辺り~


京太郎「くっそ…重てぇな~優希のやつでも荷物持ちに連れてくればよかった…」

京太郎「あづぃ…ちょっとお茶でも飲むか…」ゴクゴク

白望「あぁ~」

京太郎「うん?」

京太郎「(うぉおお!あの子結構スタイルいいぞ!……しっかし、自販機の前に突っ立ったままでどうしたんだろうか?)」

白望「喉は渇いたけど…財布からお金出すのダルい……」

京太郎「なんじゃそれ!?」

白望「ん??」

京太郎「あ、すいません…ついツッコんでしまって…」

白望「あぁ…まぁいいよ別に…ところで少年、その手にあるお茶をくれ…」

京太郎「ぅえ゛!?こここ、これをですか!!??」

白望「あーなんか問題でもあるのか…」

京太郎「あーえーとですね////問題と言うかですねーないと言えばないんですけどもやっぱり…////」

白望「??問題はないんだろ???」

京太郎「は、はい/////」

白望「ゴクゴク……ん…ぬる…」

京太郎「さいですか…」

白望「あぁ、でも喉は潤ったよ……ありがとう」ポイッ

京太郎「うわっとっと…(って返すんですか!?)」

白望「ところで少年…」

京太郎「あ、須賀って言います」

白望「あー自己紹介はメンドいな……とりあえずシロって呼んでくれれば…」

須賀「はぁ…(あ、この人さっきの人と同じ宮守の人か)」

白望「でだ、すが…何か黒くてデカイ奴を見なかったか?」

須賀「えらくザックリとした質問ですね…まぁ見てないですけど?」
須賀「その人を探しているんですか?」

白望「まぁそんなとこ……じゃあな…」

須賀「あ…はい、それでは」
須賀「(なんというか、変わった人だな…)」

白望「あ…探すのに首動かすのもダルいな……」

京太郎「…………………………、あの!」

白望「うん???」

京太郎「えーとですね、一緒に探しましょうか…?」

白望「そうか、そいつは助かるな……あとは任せた…」ズサッ

京太郎「ちょ、こんなところで座らないでくださいよ!!」
京太郎「あと、手伝うだけでシロさんも一緒に探すんですよ!!」ズルズル

白望「あーダル…」ズルーズル-

京太郎「ちょっと!さすがに荷物もあるんでしんどいんですけど!はぁ、はぁ」

白望「そうか…こっちは楽だ…」

京太郎「もう!このままだとここに置いて行きますよ!」

白望「それはそれでメンドいな…」サッ
白望「だるい…」トボトボ

京太郎「はぁ、最初からそうしてくださいよ…」

あ、因みに安価スレでもないのに無駄にリアルタイムで書いているでその辺ご了承をば…



白望「すがーまだ見つからないのか……」

京太郎「そんなすぐに見つかる訳がないでしょ…」
京太郎「他に何か特徴とかないんですか?」

白望「…あー帽子被ってたような……気がする…」

京太郎「また曖昧な…」

白望「ちょいタンマ」

京太郎「え…なんですか?」
京太郎「(確かこの人、ちょいタンマのあとにいい手になるという話だからきっとここで凄い情報が…!?)」

白望「えーと…あれだ、リボンがある…帽子に」

京太郎「ソーデスカ…」
京太郎「(まぁでも、おそらく宮守の人で黒くて大きくて帽子-リボン付き-となると咲とやってた人なのかな?)」

白望「これで見つかりそうか?」

京太郎「いやさすがにこの人が解っても何処にいるかが解らないんで慣れてない土地ですと…」

豊音「……ち…ゃな…よー」

京太郎「見つかっちゃいましたね…」

白望「どっちだ…?」

京太郎「あっちの公園からのようですね」

~公園~

豊音「ぼっちじゃないよー…ぼっちじゃな、ぼっちじゃ…ぼっちだよー」ぐしゅ

白望「トヨネ」

豊音「シロ!!!」

白望「あーだるいから抱きつくなって…」

豊音「ところで、この人は?」

白望「えーと、すがだ…」

豊音「???なんだか良くわかんないけど、シロをここまで連れて来てくれてありがとう!」

京太郎「いえいえ…そちらも日ごろ大変そうで…」

白望「はぁ、疲れたな…」ドサッ

豊音「あれ?迎えに来てくれたんじゃないの?」

白望「いやそうなんだけどさ……ここに来るまででもう疲れた……しばらく休む…」

京太郎・豊音「……………………………」

白望「腹減ったなー」ぐぅ~
白望「すがー、クレープ買ってきて……」

京太郎「はぁ…まったく、仕方なしですよ…」

白望「あぁ…頼んだ」サッ

京太郎「あれ?さすがに多くないですか?」

白望「…3人分……」

豊音「シロふとっぱらー」

京太郎「え?いいんですか?そんな悪いですよ」

白望「あぁほらあれだ…さっきのお茶の分……だるいから早く…」

京太郎「わ、わかりました。ありがとうございます!」たったった

豊音「もぐもぐ…ところで須賀君はどうしてそんな荷物なの?」

京太郎「えーとですね」かくかくしかじか

白望「あ、じゃあウチのエイスリンに会ってるのか…」

豊音「あ~そっちに行ってたのか~」

京太郎「??どういうことですか?」

白望「あぁ説明めんどくさいからトヨネ頼む…」

豊音「えーとね、まずエイスリンさんにお遣いを頼んだんだけどなかなか帰ってっこなくて…それを探しに私が出たんだけど迷子になっちゃって」

京太郎「ミイラ取りがミイラに…」

白望「で…それを探しに出たわけ…」

京太郎「最初から人選が何かおかしい気がしますが…」

白望「まぁどうせそろそろ胡桃が出動しているころだろうから待っていれば迎えが来るさ…」

~清澄サイド~

久「ふっふっふ…ついに見つけたわよ須賀君!」

まこ「今度は宮守の先鋒と大将かぃ」

和「まさか須賀君がこれほどまでとは…」

優希「ぐぬぬ…京太郎のくせにぃ」

咲「えへへ~…京ちゃんと公園のベンチで二人っきり…すーすー」

和「咲さんは夢の中ですか…」

まこ「幸せそうな夢見じゃのぉ~」

久「ええ、でも私達は現実を見定めなければいけないわ」
久「須賀君が休日の昼下がりにかわいい女の子2人と公園のベンチでクレープを食べているというね!」

優希「ふしゅー!ふしゅー!」

和「ちょ、優希落ちついて!」

まこ「咲が落ちついたかと思えば今度はこっちかい…」

久「須賀君ったらなんて罪作りな子なのかしら…」

和「須賀君がモテモテだなんてそんなオカルトありえません」

まこ「まぁまぁ」

久「このまま観察を続けましょう」

~京太郎サイド~

子供「ママーあのひとたちなにー?」

ママ「しっ!見ちゃいけません!!」

白望「……」

豊音「…なんなんだろうねあの人たち?」

京太郎「(どうみてもあれ部長たちだよな…ったく何考えてるんだホント…)」

白望「だるいからなんだっていいけど…」

京太郎「あ、シロさん」

白望「ん?」

京太郎「右のほっぺのとこにクリームがついてますよ?」

白望「あ、まぁいいんじゃない?…取るのめんどくさい…」

京太郎「取るのめんどくさいって…年頃の娘がそんなんじゃいけません!」

豊音「あははー、何だか須賀君お母さん見たいだねー」

白望「えーそんなに言うならすがが取ってよ…」

京太郎「な////いいでしょう…取って差し上げましょう…////」そぉ~

豊音「わぁ~」

京太郎「はい!取れましたよ////」

白望「あーありがとー」

~清澄サイド~

久「ひゅ~やるじゃない須賀君!」

まこ「しっかしなー後輩のああいう場面を見るっちゅうんはなぁ」

優希「ふぁーっく!!ふぁーっく!!」

和「優希落ちついってってば!」

胡桃「こらそこ!何してるの!!」

久「げっ…」

まこ「うげっ…」

優希「ふぁー!ふぁー!」

和「ゆーき!!」

咲「だめだよー京ちゃん~うぇへへ…」

胡桃「あからさまにあやしい人たち…」ピッピッピ

久「これは三十六計逃げるにしかずね!引き揚げよみんな」サササ

胡桃「あ、ちょっと待ちなさい!」
胡桃「はぁ~いっちゃったか…」
胡桃「とりあえず当初の目的を…といたいた、シロー!トヨネー!…と誰?」

豊音「あー胡桃ー!」

白望「やっと来たか…立つのだる…んしょっと」

京太郎「あ、この人がさっき言ってたお迎えの人ですか?」

豊音「そだよー」

胡桃「で、あなたは?」

白望「…トヨネ」

豊音「えーとね…」かくかくしかじか

胡桃「ああなるほどねー」
胡桃「これはこれはウチのシロがご迷惑は掛けたようで…」ペコ

京太郎「や、そんないいですよ…」

白望「ああまぁ助かったよ…」

豊音「うん!ありがとーね!」

胡桃「それじゃあ戻るよ」

白望「ダル…」

豊音「まぁまぁ…じゃあね~須賀君!」

京太郎「はい、みなさんお元気で~」

ってなわけで今回の分はおしまいです。
次回でたぶん終われるんじゃないかなーとにらんでますが予定は未定ですんで…

某RPGのインスコしてる間に出来てる分投下です

京太郎「ふぅ…さて、そろそろ」ひゅ~

絹恵「危ないで!そこ!」

京太郎「ぇ…?」ドゴッ…バタ…


~5分後くらい~


久「ふぅ…もうあの子はいないわよね…」キョロキョロ

まこ「まぁさすがにのぉ」

和「あ、あっちに宮守の方々の姿が」

久「な、なんですって!?」

まこ「ん~でもどうも帰って行ってるみたいやのぉ」

久「ふぅこれで安心して須賀君をかんさt…もとい咲と優希を休ませてあげられるわね…」

咲「もう…きょうちゃんダメったら~…スースー…」

優希「イエ~イ…タコス1年分だじぇ…ムニャムニャ…」

和「二人ともすごく幸せそうな笑顔ですね…」

久「さぁそんなことよりも須賀君の観察よ、か・ん・さ・つ!」

まこ「お前さん…せめて建前くらいは守らんのかい…」

和「須賀君は…あ、いました!」

久「えーと、一緒にいる娘は…」

まこ「なんかもうどこぞの女子と一緒におるんがあたりまえになっちょるのぉ~」

久「須賀君…恐ろしい子…!!」(白目)

和「一緒にいるのは昨日やった姫松の副将愛宕絹恵さんと大将末江原恭子さんですね…」

久「くっ…和が私のネタをガン無視するだなんて…」

まこ「そらそうじゃ…」

久「しかし、何やら気になる体制ね…」

まこ「あれは…まぁ俗にいうアレじゃのぉ」

久「ん~あの体勢で耳掃除をぜひお願いしたいわ~」

まこ「おっさんかい!」ビシッ

和「し!しずかに…あ、どうやら咲さんと優希が起きそうです…」

咲・優希「…ん……」

久「あ、二人はとりあえずあっちに須賀君がいるからこの体制のままでお願いねー」

咲「はい…」

優希「ふぁい…」

まこ「お、どうやら京太郎の奴が起きそうじゃ」

京太郎「ん……」

恭子「あ、やっと起きたんか」

京太郎「えーと…これは、どういった状況…でしょうか…?」

絹恵「んーっと、私らが公園でサッカーしとってその流れ弾がちょっと自分に当たってもうてんよ…」

恭子「それでちょっとの間倒れてたんっよ、ホントごめんな」

京太郎「あ、はい…それは大丈夫なんですけど…」

京太郎「なんで、背景が青いんですかね?あと心なしかおふた方の顔と距離が近いというか」
京太郎「色んな物の位置関係がおかしいというか」
京太郎「頭の方に何やら脚のような感触がするんですけど…」

絹恵「そりゃあ私が膝枕しとるからね」

京太郎「…ピザ枕?」

恭子「膝よ膝。英語でkneeと書いてニーよ。とは言っても実質太ももなんやけどね」

京太郎「oh…あの?」

絹恵「えーと、まぁどれを指してるかは知らんねんけどたぶんそれやわ」

ズッサァァァァァーーーーーーー

絹恵「なな、なんや!?」

京太郎「すすすす、すいませんでした!!そんな公園のベンチにて年頃の女性の膝枕で寝ていただなんて」

絹恵「やや、こっちこそ悪いんよ!!公園でサッカーしとって思わず思いっきり蹴ってもうて…」

恭子「まったく…絹ちゃんの本気の球を素人の私が取れるわけないやん…」

絹恵「いやぁ…ホンマすいませんでした」

恭子「せやから、あなたが気に病む必要はないんですよ、清澄高校麻雀部1年の須賀君」

京太郎「!?」

絹恵「え!?この子清澄の子やったんですか!?」

恭子「そうやで。まぁゆうても見ての通り男子だから知らなくてもしゃーないやろうけど」

京太郎「はぁ…でもどうしてあなたは知ってるんですか?えーと姫松の…」

恭子「3年末原恭子」

絹恵「それと2年の愛宕絹恵やで!」

京太郎「あ、そうそう…」

恭子「私は対戦校のデータは事前に集められるだけ集めるからな。その中で君のことも覚えていたんよ」

京太郎「あ、なるほど…で良いんですかね?」

絹恵「まぁ、ええんちゃう?」

恭子「はぁ…せやけど、調べれば調べるほど…ホンマメゲるわ…」

京太郎「?…なんでですか?」

恭子「だって、ちょっと和了率が高い程度なら調子とかわかんねんけど」
恭子「今回の全国出場校の選手見とったら、必ずドラが集まる子、リーチ後の一発率が異常な子」
恭子「あげくに昨日の対戦者なんておっかけリーチに絶一門に嶺上マシーンやろ?」

絹恵「私の相手も四喜和の型にいつもなってましたね」

京太郎「ハハハ…」ポリポリ
京太郎「まぁでも俺もあの面子で打ってるときとか何度メゲそうになったことやら…」

恭子「せやろ!?あいつら普通の麻雀もさしてくれへんもん!」

絹恵「まぁそんな感じでうっぷんの溜まっとった末原先輩にボールでも蹴らせて晴らしてもらおうか思っててんけど…」

京太郎「当たっちゃったと…」

絹恵「ホンマごめん!!」

京太郎「や、その辺は別にもう大丈夫なんで構いませんよ」

恭子「はぁ…まぁ準決勝で麻雀できるか心配やったけどなんか自分に話したらスッキリしたわ」
恭子「結局は私のできる範囲でやるしかあらへんし…」

絹恵「そう!その意気ですよ!末原先輩!」

恭子「よし!それじゃあ宿に戻って牌譜見直すか!」

京太郎「あ、じゃあ俺はこの辺で失礼しますね」

恭子「せやね。今日はホンマごめんな」

絹恵「準決勝もよろしゅうな~せやけど手加減はせぇへんからな~!」

京太郎「ははは…お手柔らかに~」

てなわけで今回分はここまでですかね?
インスコ中に頭の中で決まればこのままラストまで書いたりするかもですが…

一応次の分でホントに終わる予定です。
とはいえちょいと立てこんでまして最悪お盆の時期とかになるかもしれないです。
途中現実逃避したくなったら書くかもです。

思ったよりインスコ時間かかったんでやっぱり最後まで投下しときます

久「み~た~わ~よ~?」

京太郎「げっ、部長!?」

久「げっ、って何よ失礼ね~」

まこ「まぁまぁそういぢめたんときぃ」

久「あら、いいじゃない。どちらかと言うと私よりこっちの2人の方が…」

優希「ガルルルルルルルゥゥゥ」

和「ゆ、優希!?落ちついて!?」

京太郎「あ、ゆ、優希にはあとでちゃんとタコス作ってやるから!」

優希「ガルゥ?」

京太郎「ほ、ほら!材料も有るし!」

優希「タコスだじぇ!」
優希「タコスがあると解ればもう用はないじぇ!!帰るぞ、のどちゃん!!」

和「あ、ちょっとまって!優希!」

久「行っちゃったわねー」

まこ「こちらさんは単純じゃのぉ」

久「あらあら…でもあちらさんはどうかしらー?」

咲「京ちゃん…」

京太郎「お、おう…どうした、咲?」

咲「ず、ずいぶんと色んな女の子達と仲良くしてたじゃない?」

京太郎「んーそうか?」

咲「そ…そーなの!!」

京太郎「あ、はい…」

咲「で、その…それでね?きょきょ、きょうちゃんはそんなに…」
咲「おん、女の子に…興味がおありなんで御座いましょうか!?」

和「咲さん…日本語が変です…」ボソッ

京太郎「いやーそりゃーまぁ…俺だって一応というかれっきとしたと言うべきか、男なんでね…」
京太郎「興味がないといえば嘘になるし…」

久「メロン…スイカ…」ボソッ

京太郎「あ、いややっぱり興味あります!」

咲「そ、それだったら…(すぐそばに私がいるじゃん……)」

京太郎「それだったら?」

咲「なんでもないよーだ」ぷんすか

久「あらあらー?咲は須賀君が全国の娘達になびくのが心配なのね~」

咲「そそそ、そんなことナイデスヨ?」

まこ「わっかりやすいのぉー」

久「でも大丈夫よ、咲」

咲「ふぇ?どうしてですか?」

久「須賀君はもう私のものだもの」

咲「それなら安心ですね…って」
咲「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!???」

咲「ちょちょちょ、京ちゃん!?ど、どういうことなの!?」(ぶんぶん)

京太郎「おおお、落ちつけ咲!」
京太郎「大丈夫だ!俺の心『は』昔から咲のものだから…」

咲「そ、そんな…私のものだなんて…昔からだなんて…」モジモジ
咲「京ちゃん…私も…………………………あれ?心『は』???」

まこ「は…?」

久「うふふ♪」

咲「え、ええええええええええええええええええええええええええええええ!!???」

はいそんなわけで何となく中途半端かもですがここで終わりです。
個人的にはこういう収集をつかせてない終わり方ってのも好きなんで、今回はこういう形で…
というのは建前で、ホントの意味での当初はタイトル文と最後のくだりだけを思いついたってだけの話なんで。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月06日 (金) 06:26:38   ID: e92gEdiw

可哀想とか不憫とか言って他キャラを良いように扱う京豚の屑っぷり

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