一方通行「新訳・絶対能力進化計画……ふざけてンのか」芳川「いたってまじめよ」(745)

先刻、乗っ取りで少し書いたものを立て直した方がいいと進められたので仕切り直しです。

地の文無し、会話形式です。ハートフルコメディを目指……したい

安価をたまに挟みます。というのも優柔不断なもので、展開につまると助けが欲しいのです

よしなにしてやってください

初SSなもので色々至らぬところが多いとはとは思いますがどうぞよろしく

それでは、先刻投下分までパパッと参ります。

とくに加筆はしていないので、既読の方は読み飛ばしてもいいかと

一方通行「絶対能力進化計画の再開だと!?」

芳川「えぇ。理事会はどうしても諦め切れていなかったようね」

一方通行「・・・・・・ンで、どうしてお前がそれを知ってンだ?」

芳川「だって、実験の総責任者は私だもの」

一方通行「はァ!?」

芳川「あなたたちが働け働けってうるさいから・・・」

一方通行「他にいくらでもあったろォが!糞!糞!!糞!!!理事会どもめ舐めやがってェェ!!」カチッ

芳川「勘違いしないで頂戴。今回の実験は前のような内容ではないわ」

一方通行「・・・あァ?」

芳川「私が責任者だって言ったでしょう?妹達や、あまつさえ打ち止めに被害が及ぶようなこと、するわけないじゃない」

一方通行「そォか・・・芳川お前、前回のみてェにならねぇよう手を回すために、責任者になったンだな?」

芳川「・・・・・・」

一方通行「おい」

芳川「実験日以外は休みでいいって言うから・・・・・・」

一方通行「どこまでもニート思考かてめェはァァァ!!!」




一方通行「もォいい。説明を続けろ」

芳川「そう。それで、実験内容なんだけど……」

実験内容安価結果:10000人と親友になる

芳川「『被験体名一方通行が10000人と親友になる』それが今回の実験よ」

一方通行「……は?」

芳川「聞こえなかったかしら?『被験体名アク……」

一方通行「そうじゃねェ!!ンだそのふざけた実験は!?ってか実験なのかそれ!?」

芳川「私達『絶対能力進化計画を大いに成功させる団』略して『SOS団』は必死に考えたわ」

一方通行「まて、突っ込む所が増えやがった。なンでZじゃなくて『進化』のSを……」

芳川「まぁ聞きなさい。あなた、いまでもぶっちゃけた話ほとんど完璧じゃない?」

一方通行「……確かに、ベクトル操作で大概のことは可能だわな」

芳川「0930事件で発現した黒翼、第三次世界大戦時の白い翼と輪。あなたの能力は、もはや別次元のものと言って過言ではないわ」

一方通行「だからなんだァ?そこからどうしてあれにつながる……」

芳川「そんな完璧なあなたの欠陥、それを考えたとき思いついたのよ」




芳川「あなた、コミュ障じゃない?」

一方通行「ぶっ殺すぞ」

芳川「あら怖い」

一方通行「あら怖い、じゃねェ!!おちょくってンのかお前!!!」

芳川「だって事実じゃないの。そりゃぁ、カフェイン中毒だとか厨二病全開なファッションセンスだとか、学園都市第一位のロリコンだっていう噂で持ちきりだとか。他にも挙げればキリはないけれど、一番重症なのはそれでしょう?」

一方通行「愉快なオブジェになりてェンだな?そうなンだな?……色々と反論したいことはあるが、まァいい。けどこれだけは言っとく!俺は別にコミュ障なンかじゃねェンだよ!!」

芳川「……自覚なし、か。やはりSOS団の読みは正解ね」

一方通行「なにコイツほンとうざい」

芳川「じゃああなた、ちょっと携帯電話見せてみなさいよ」

一方通行「……なンでだよ」

芳川「電話帳、人並みの登録数はあるの?私、愛穂、打ち止め、番外固体以外で」

一方通行「…ふン、ったりめェだろうが。ほらよ」スッ

芳川「これ仕事用のでしょ。あなたがこんな普通のデザインのものを選ぶはずないじゃない」

一方通行「チッ」

芳川「あの、黒基調に純白の翼と十字架デザインが全面に施されていて、物欲のない貴方が打ち止めの『この前ミサカ達と一緒の機種にしたばっかりでしょ!ってミサカはミサカはもう1時間も実機を手放そうとしないあなたの裾を引っ張りながら言ってみたりぃぃぃ!!』って言うのを無視して買った、あれよ」

一方通行「るせェ!ンなことどうだっていいだろうが!!」

芳川「カチッ『新鋭奇才デザイナー、D・M・カッキーとのコラボなんだぜェ……』カチッ こればっかりなんだもの。思わず愛穂と動画撮っちゃったわ」

一方通行「消せェェェェェ!!!……番外固体は?」

芳川「撮ってなかったわね」

一方通行「ホッ」

芳川「でも何故かあなたから目を離さずに、『MNW接続……プププッ……おまいらセロリの爆笑動画だぞ……っと』って」

一方通行「駄々漏れじゃねェかよ約一万人にィィィ!!」




芳川「さて、一方通行が落ち込んで机につっぷしてる間にポケットから携帯を拝借したわ」

一方通行「」

芳川「……これは」

一方さんの登録件数安価結果:魔術サイド全員分

芳川「」

一方通行「どォだよ、おら」

芳川「」

一方通行「いやァ、SOS団、だっけか?中身の無ェ頭振り絞って考えてくれたってのに、悪かったなァ」

芳川「」

一方通行「この通り、俺ぁダチなら腐るほどいるンだわ。分かったらこの計画は中止。いいな?」

芳川「」



一方通行「(くくく……くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーー!!!)」

一方通行「(甘ェ!相変わらず甘すぎンだよ芳川よォ!!)」

一方通行「(俺はお前らの下に戻ると決めた以上、どうやってもこの手の話になると感づいてた!)」

一方通行「(お前、たまには外に出て知り合いでも作るじゃン?だの、あなたってお友達いるの?ってミサカはミサカは心配してみる、だの言われるだろう、ってなァ!)」

一方通行「(学園都市第一位の頭脳を舐めるンじゃねェ!)」

一方通行「(ロシアから帰る前に三下ンとこのシスターに……)」

一方通行「(誰でもいいから実在する知り合いの名前を、かったっぱしから教えてもらったンだよォォォ!!!)」

一方通行「(もちろン、アドレスやら番号やらはでたらめだ)」

一方通行「(まァ、何人かは会社をハッキんグしたから本物だかな)」

一方通行「(魔術師携帯もってないやつ多すぎだろほンと)」

一方通行「(だがな、そこは学園都市第一位の頭脳!!)」

一方通行「(設定した性別、年齢、性格で俺が送ったメールにベストの返信が返ってくるAIプログラムを作ってやった!!)」

一方通行「(ギャハハ!コレが中々いい出来でよォ!!)」




一方通行「(最近、暇な時はもっぱらメールをするようになっちまった!!)」

一方通行「(闇咲くン良い奴すぎンだろォがァ!!)」

一方通行「落ち込むなよ芳川。明日からまた糞ニートに逆戻りだが、今度は俺がちゃンとした仕事を一緒にさがしてやらァ」

芳川「……(でたらめじゃないみたいね。メールも、きちんと会話がなりたっているし)」

一方通行「まァ、俺達も少し口やかましく言いすぎだったなァ。もうしばらく休んでみてもいいンじゃねェか?」

芳川「(にしても、意外だわ)」

一方通行「そうだ、お前もういい歳だろ。このまま家庭に入って主婦になっちまえ、な?働かなくていいし、余計なこともしなくてすむ。な?」

芳川「だれがいい歳なのよ……(この子、メールだとデレまくりじゃない)」

 20××/ ○/○○ 1:25
 TO:闇咲くン
 Sub:ReReReReReReReReRe
   今日の打ち止めかァ?
   相変わらず天使みてェだったぜ
   いや、ありゃァ天使、大天使に違ェねェ
   ガチの大天使と殺りあった俺がいうンだ、そうに決まってる
   打ち止めまじ大天使


芳川「(しかも随所にデコメ絵文字入り……)

芳川「(闇咲……って、以前8月30日に外から侵入してきたっていう……)」

芳川「(何時の間に……ん?)」

 
 20××/ ○/○○ 1:28
 From:闇咲くン
 Sub:
  あいわかわらずだなお前はwww
  じゃぁ、俺あしたも学校だから寝るわ。おやすみ


芳川「(……)」

芳川「(……)」



芳川「(資料で見たけど、彼はたしか成人男性だったはず……よね?)」

芳川「(やけに外国の人も多いし。って!これは……)」

一方通行「天井なンかどうだァ?地味だが、堅実で……あァ、あいつァお前が撃っちまったっけなァ」

芳川「(……確かめてみる必要があるわね)一方通行?」

一方通行「じゃァ、木ィ原くン……あ?」

芳川「ちょっとこの人に、電話してみてくれる?」

一方通行「……ンだァ?疑ってやがるのかよ?」

芳川「何言ってるのよ。他でもないあなたがお世話になっているんだから、少し挨拶をしてみたいの。ほら」

一方通行「チッ……」カチカチ

一方通行「(くくく。大方、メールはなンとかできても電話はどうしようもねェ、そう思ってのことだろうがなァ)」

一方通行「(三度言うぜ、そこは学園都市第一位の頭脳!!)」

一方通行「(声帯いじくって、ゆうに一万人分もの声のサンプリングをしてあンだよォ!!)」

一方通行「(元の声が分からなくなっちまって、止む無く木ィ原くン家にあった『クソガキ成長記録♯128』を観るはめになったがなァ)」

一方通行「(まァいい。えーっと……)」



一方通行「(エリザード、たしか俺と殴り合いの喧嘩の末にダチになった、ってェ設定だったな)」

とりあえず先刻までの分は以上です

安価少ねぇ……もっと仕込んでいけるようやっていきます

ここからは即興ゆえ遅いですがよしなに

雑談、忠告、誹謗中傷ウエルカムです。励みになります。Mなので。嘘です。

先刻までの分はとりあえずここまでです

安価少ねぇ……もっと仕込んでこうと思います

ここからは即興ゆえ鈍足ですがご了承ください

雑談、助言、誹謗中傷ウエルカムです。励みになります。Mなので。ウソです

それではこれ以降もよしなにどうぞ

一方通行「(エリザード、エリザード……なるべく親しげに喋らねェと)」プルルルルルル

芳川「……」

一方通行「(さすがに電話機能は試験運転の時にかけたっきりだァ。目立ちすぎるからな)」プルルルルル

芳川「……」

プツッ

一方通行「よォ、三下ァ!今時間あるか!?あるよなァ!?無ェとは言わせねェぜ」

芳川「………」

一方通行「あァ!?今彼女と一緒だァ!?ンなもンよりダチの方が優先だろォが!」

芳川「……………」

一方通行「用はなンだだと!?いつからてめェ俺にそンな口を……おい!おい!!」

ツー、ツー

一方通行「あ……糞が。悪ィな芳川。あいつァいま忙しいんだとよ」

芳川「構わないわ」



芳川「よく、わかったから」

一方通行「そォか?(よし!不振がられてはいねェみたいだな!)」

芳川「えぇ、それにしてもあなた、いいお友達をもったのね」

一方通行「あ?ンなもンじゃねェよ。ただの腐れ縁だっての」

芳川「へぇ?」

一方通行「おォ、あいつがこの俺に喧嘩を吹っかけてきやがってなァ。その後まァ、なンやかンや、あったンだよ、うン」

芳川「そう、それは凄いわね。本当に凄い」

一方通行「そォかァ?ありがちな話で……」



芳川「だって、エリザードってあなた、英国王のあのエリザードでしょ?」

一方通行「……」

一方通行「お……おおう、そう、それだァ(ウロタエルナウロタエルナウロタエルナァァァ!)」

芳川「……」

一方通行「あの野郎がな、なンだ。学園都市の……視察……そう!学園都市の視察とやらに来た時によォ(マダイケル!イケル!!)」

芳川「……一方通行」

一方通行「お忍びだとかで、裏路地を走ってやがってなァ!!(シコウヲトメルナ!カンガエロカンガエロカンガエロォォォォ!!)」

芳川「一方通行!!!!」

一方通行「な!なンだよ!!」

芳川「もういいの、私が悪かった」

一方通行「はァ?意味分かン無ェ(よし!終わり!?この話もう終わりだな!乗り切った!さすが学園都市第一位のず……)」




芳川「私の言い方がだめだったわね」

芳川「エリザードは、英国の 女 王 よ」

一方通行「…………………」




芳川「コーヒー淹れたわ」

一方通行「おかしィだろ、エリザードって、どう聞いても男だろォがよ」ブツブツブツブツ

芳川「まだ言ってるの?」

一方通行「リザードだぞ?あのヒトカゲが進化したまじかっけェリザードが入ってんだzブクブクブクブク」

芳川「ぼやくか飲むかどちらかにしなさい汚いわね」

芳川「で、結局この電話帳に登録されてるほとんどが、あなたの手によるでたらめってことなのね?」

一方通行「……おォ」

芳川「まったく呆れるわ。ロシアから帰国してしばらくコンピューター関連の研究施設を借りてたのは、そのAIプログラムとやらを作るためだったのね?」

一方通行「まァな。その分野の研究を10世代は先に進めた自信はある」フフン

芳川「こんなとてつもなくしょうもない事に使われたら本も子もないわよ」

一方通行「るせェ」

芳川「その技術を生かして働いて、世の中の役に立とう、そうは思わないの?まったく……」ズズズズ

一方通行「待て、お前にだけは絶対に言われたくねェ」

芳川「で?」

一方通行「あ?」

芳川「登録数。実際に交換したのは何人なの?でたらめと分かってはいても、私から見たら区別がつかないのよ」

一方通行「……チッ、よこせ」カチカチカチカチ

芳川「あら、消しちゃうのね」

一方通行「あァ?ったりめェだろが。ばれちまった以上、もう必要のねェカモフラージュだからな」

芳川「そう……あなた、随分と楽しそうにみえたのだけれどね」

一方通行「馬鹿言え」カチカチカチ


一方通行「(……)」

一方通行「(SDの方にバックアップしておこう……ロックもかけて)」カチカチカチカチカチカチ

一方通行「(一応な、一応。何が必要になるかわかンねェ世の中じゃねェか……)」

一方通行「(ヴェんトちゃんの相談も……まだ途中だったしなァ)」カチカチカチ 本体データ削除シマスカ? YES

一方通行「おら、これが全員分だ」

芳川「潔いわね」

一方通行「ふン、たしかに俺は知り合いは少ねェ方だ。それは認めてやる」

芳川「……」

一方通行「だけどな、それはコミュ障なンかじゃァねェ。断じて違う」

芳川「……」

一方通行「そもそも無理して人と馴れ合う必要がどこにあンだ、くだらねェ。俺達ァ自立した大人だろォが」

芳川「あなたが果たして大人と言えるかどうかはいいとして、たしかにその言い分も一理あるわ」

一方通行「おォ」

芳川「でもね……」

一方通行「……ンだよ」

芳川「愛穂、打ち止め、番外固体、病院……そして一番これが不可解なのだけれど……ミサカ20000号、これだけっていうのはちょっと……予想外というか……」

一方通行「……」

芳川「ひどすぎるわ」

一方通行「そうか……」









芳川「っていうか私はどこよ」

一方通行「お前はずっと家にいンだろが。メモリーの無駄だ」

今日はキリがいいとこまでやってみると言った手前ダラダラとここまでやってみました。結果キリいいかというとそうでもない気がしますが流石に眠いです

お休みなので昼前から続きを投下して、ちゃっちゃと一方さんを部屋から出そうと思います

安価を仕込めるのは昼ぐらいからですかね……遅筆で申し分けない

ここまでは雨降りの鹿児島からお送りしました

それでは、また次回もよしなに

上条さんに実在の人物教えろとかわけわからんこと言えるのに上条さんのメルアド持ってないのかよww

妹達と片っ端から親友になれば10000人ぐらいすぐに・・・・・・・・・?

おはようございます。鹿児島は今日も雨、というか台風ってまじかなんでだ明日は負けられない戦いがそこにあるのにぃぃぃぃ……

レスありがとうございます。励みになります。

>>25
でたらめでもいいが念のため実在する人間の名前がいい

それも、打ち止めたちに関わりがなさそうな人間を大量に

ポクポクポクポク

チーン 三下のとこのシスター(絶対記憶能力保持者+外人)だァァァァ!!!

と、帰りの機内でインさんに飛びついたのでした。
……ほんと言うと、インさんはもう学園都市での知り合いのほうが多い気はしますが、そこはご都合主義ということで……

>>28
そこんとこは決めかねてますね……まぁ追々ということで


頭も起きてきたのでぼちぼち始めようと思います。

芳川「この少なさは、本当に予想外よ。我々SOS団にとって」

一方通行「るせェ。勝手にコミュ障認定しておいて期待してンじゃねェよ」

芳川「色々と言いたいことはあるけれど、とりあえず」

芳川「20000号は……なんなの?」

一方通行「……」

芳川「……」

一方通行「……」

芳川「……」




一方通行「何度変えてもメールが来てェ……」

一方通行「着拒しても知らねェ番号からかけてきてェ……」

一方通行「『今すぐミサカのことを登録しないとセロリたんの脳裏にミサカの痴態を焼き付けにいっちゃうゾ☆ぐへへへへへあbbbbbbbbbb』ってェ……」グスッ

芳川「なにかしら、目から汗が」

一方通行「……満足かよ、俺の欠点が確認できてよォ」グシグシ

芳川「仮説の証明が得られて実験の正しさの裏づけになったから、そりゃ満足よ」

一方通行「ってかよォ、いい加減聞こうと思うンだが」

一方通行「なァンでダチ作るってのが、絶対能力進化への条件になっちまうンですかァ?」

芳川「あ!それ聞いちゃう!?ついに聞いちゃう!?」

一方通行「な……なンだよその異様な食いつきは」

芳川「だって……」






芳川「ここに来るまでに、丸一日かかったような気がしたから」

一方通行「黙れ」

芳川「その前に、ちょっと分かったことがあるわ」

一方通行「なンだ?」

芳川「一方通行、あなた友達ができないんじゃなくて……そもそも、欲しいとも思っていない、そうなんでしょう?」

一方通行「……」

芳川「あなたは一番最初の能力診断からレベル5、常勝無敗の第一位。だからずっと実験ずくしで、知り合いなんてほとんどいなかった。作る必要も無かった。打算と利害のみの人間関係。それは理解してるわ。それで生きていけた、そういう世界だからね」

一方通行「……」

芳川「でもね、もうあなたはあちら側の人間ではないわ。表の世界で生きると決めた以上、いつまでもそんなつまらない言い訳は通用しないわよ?」

一方通行「……俺みてェな」

芳川「なに?」




一方通行「俺みてェなクソッタレが。表の人間と関わっていいはずねェだろうが」

芳川「……」

一方通行「打ち止めも、番外固体も他の妹達も。あいつらは俺が守るって決めた。乗り掛かった船だ、お前と黄泉川も入れてやらァ」

芳川「……」

一方通行「それで、十分だ。これ以上は求めねェ、求めていい立場にねェんだよ俺は」

芳川「……」

一方通行「一万三十二人の殺害?ハッ、人類史上最悪の殺人鬼じゃねェかよ俺は」

芳川「……」

一方通行「本当ならなァ、お前達とこうしてるのだって俺は自分で自分が許せねェんだよ」

芳川「……」コポコポコポ

一方通行「分かったら、もういいか芳川……おォ、あんがとよ」

芳川「歯ぁくいしばりなさい最強(さいじゃく)」

一方通行「!?」







芳川「私のコーヒー(さいきょう)は、ちっとばっか熱いわよ」バッシャァァァァァ

一方通行「あっつァァァァァあああああああァァァァァァ!!!!!!!!」

芳川「……なにを言い出すのかと思ったら」コポコポコポ

一方通行「あっつゥゥ!!おま……!これ尋常じゃ……おいおいおいおいィ!何でまた淹れてンですかァァ!?」

芳川「やっぱりあなたは大人じゃないわ」バッシャァァァァア

一方通行「二杯目ェェェあああああァァァァ!!!!!」

芳川「私の考えていたとおりだったわね。あなたのそういう考え方g……聞いてるの?」

一方通行「あっちィィ!糞が!!どの口でいいやがるこの行き遅れ!!」

芳川「…………」コポコポコポコポ

一方通行「待て、今のは失言だった。謝る。平和的に話しいをs……」

芳川「そぉい!!」バッシャァァァァァ

一方通行「あああああァァァァァァァ!!!!!!」

一方通行「……」ボタボタボタボタ

芳川「で、あなたのそういう考え方自体があなたの能力進化の足かせになっている、そう言いたいのよ」

一方通行「目の前の惨状は無視かお前」

芳川「コーヒーカップの帽子というのは趣味が悪いわね」

一方通行「マジで黙れ」カチッ シュパッ カチッ

芳川「あら便利。ドライヤーいらず」

一方通行「るせェ。続けやがれってンだ」



芳川「能力には自分だけの現実が深く関わってる、それはよく理解しているわよね?」

一方通行「ったりめェだ。学園都市第一位舐めんな」

芳川「自分だけの現実、それすなわち人の内面とも言えるわ」

芳川「一万人ものクローンの殺害、己が極悪人だという自己評価、そこから来る他人への拒否反応」

芳川「そういった要因があなたの自分だけの現実の成長を阻害しているのよ」

一方通行「……そう、なのかァ?」

芳川「えぇ、そう、そうなのよ」

一方通行「なンてかこう……無理やりじゃねェか?本当に大丈夫か?」

芳川「……もちろんよ。みんなそう言っている」

一方通行「(みんなって誰だ……)」

芳川「SOS団のみんなよ」

一方通行「心読むな。ってかよおォ……その理屈があっていたとしても、俺はもう絶対能力者になろうとは思ってねェしなァ……」

芳川「いいの?」

一方通行「……無敵になることだけが、守る術じゃねェって分かってっからな」

芳川「そう。絶対能力者になることが、死んでいった妹達への一番の弔いだと思うのだけれどね」

一方通行「……あァ?」

芳川「あの子達は、あなたを絶対能力者へ進化させるという実験のせいで無理やり命を与えられ、それを無理やり奪われた」

芳川「じゃぁ、こう言えるんじゃない?」

芳川「あの子達の悲願は。散っていった命の分、あなたが絶対能力者になることなんじゃないか、って。死を無意味にしないで欲しいって」

一方通行「……」

芳川「それに今回の実験なら、あなたは人を殺すなんてはめにはならない。至極真っ当なそんな手段なら、あの子達も報われるんじゃない?どうかしら、一方通行」




一方通行「…………」

一方通行「それでも……芳川、俺はそんな価値のねェ悪人で」

芳川「確かに。どんな理由を並べようと。それが妹達の意思だろうと。あなたが一万人以上のクローンを殺した事実、それは変わらないわ」

芳川「そう、その事実はあなたが背負って良い。でも、あなた自身が変わってはいけないなんてことはないのよ」

一方通行「……」

芳川「それに、あなたはもう十分に報いを受けたと思うわ。能力を失って、自力じゃ喋ることも、歩くこともできなくなって」

一方通行「……」

芳川「そう……あなたは罪を犯して、罰を受けた。今度は償いをしなさい。しっかり生きて、ね?」

一方通行「……芳川ああァ!」ダキッ

芳川「フフフ、いいわ、お泣きなさい」

芳川「(……)」

芳川「(……)」







芳川「(web漫画を読み漁ってたのがこんな所で役に立つとはね。ありがとう○道)」

芳川「(ぶっちゃけ打ち止めも番外も救ってんだから償いも終わってんだろってのは無しよ。せっかく上手くごまかされているんだから)」

芳川「(そう、私の有職ニート生活がかかってるんだから)」

とりあえず午前はここまでで。ようやっと一方さんを野に放てそうです

まじめな話だと駄目ですね、というかまじめに徹せられてないのでなんとも締りの無い感じになってしまいました

とりあえず昼飯を軽く作って喰って、コーヒーで一息いれようかと思います

午後からは安価をちょいちょい仕込む感じで……ってもう何度も言ってますね

それではまたあとで

芳川「反射の膜を理解しているのが自分と木原だけ……って、そう思っていた?」

芳川「甘いわね、一方通行。本当に甘い」コポコポコポ

芳川「かつての実験で、妹達の戦闘データを管理していたのは誰だか、覚えている?」コポコポコポ

一方通行「」ガクガクプルプル



……とはならないですwwww

一杯目はよもや芳川がそんな暴挙に出ることは無いだろうという油断&歯くいしばれという台詞へのうろたえ
二杯目は熱がっているためチョーカーに手を伸ばす暇がなく
三杯目は、オチということで空気読んでくれたのではないですかね。たぶん。きっと。


レスどうもです。ようやっとこのスレも一方×芳川~ニートのしゃべり場!~状態から抜け出せます

午後もよろしくどうぞ。投下はお気になさらずレスしてもらえると嬉しいです

一方通行「よし、腹ァくくったぜ芳川ァ!」

芳川「お腹も膨れたしね」

一方通行「黙れ。とにかくその計画、受けてやンよ。ンで、必ず絶対能力者になってやる。妹達のためにもな」

芳川「ありがとう、SOS団もようやく本腰を入れることができるわ(私の役目はもう終わりだけど)」

一方通行「とにかく、ダチを作ればいいンだな?あー待て、基準は?いくらなンでも一年かけないと親友にならないってェ言われると、先が長すぎンだが……」

芳川「そうね……でも、あなたのいままでの交友関係を見る限りは……」








芳川「メアドと番号の交換、あとはまぁ握手でも出来れば親友と言っていいレベルじゃない?あなたにとっては」

一方通行「あく……握手だァ!?マジか…………」

芳川「……(オチだから、黙れ、って言う場面だったんだけれど)」ホロリ

一方通行「意気込ンだはいいンだけどよォ」

芳川「なに?」

一方通行「ダチ作るって、何すりゃいいンだ?」

芳川「そうねぇ……とりあえず外に出て人と積極的に関わってみる、とか、手っ取り早く交友関係の広い人と会ってみる、とか……人助けとかどうかしら。あと、出会いも増やしたほうがいいわねあなたは。働きなさい」

一方通行「お前にだけは絶対言われ(ry 分かった。あンがとよ」

芳川「はいはい。ああ、これ一応、実験の概要説明書ね。もうほとんど口で説明してしまったけれど」

一方通行「おォ。…………おィ」

芳川「なぁに?いまさら引っかかるところがあった?」

一方通行「大有りだそれも見出しの部分から。ンだこの実験名はよォ!」

芳川「流行を取り入れてみたんじゃないの。厨二なあなたも納得すると思ったのに……」

一方通行「黙れ。ったっく……」












一方通行「新訳・絶対能力進化計画……ふざけてンのか」

芳川「いたってまじめよ」

一方通行「『私は今から会議だから、あなたはさっさと行きなさい』だとよ」

一方通行「家の中で会議ってどういうこった……あァ、パソコン経由か。にしても今日は家に誰もいなかったな」

一方通行「打ち止めも番外固体も、調整の日はまだ先だったはずなンだが……まァいい」

一方通行「天気は快晴、五月晴れってなァ」

一方通行「もうすぐ梅雨に入っちまうけどよォ」

一方通行「とりあえず今のところは出歩くには丁度いい」


一方通行「さて、と。これからどうすっか……」

一方さんの行動

1「とりあえずブラブラするか……そういえばこの間、学園都市には珍しいデザイナーズマんショんが出来たって言ってたなァ」

2「少し遠出してみっか。外へのゲートあたりまで歩いてみることにしよォ」

3「相談……でもしてみるか、クソ。勝手が分からねェしな」

4「人助け…ハッ!ヒーローみてェな話か!そうと決まれば裏路地に突撃するっきゃねェ!!」

5「働くってなァ……めんどくせェけど探してみっか」

このレスから先着5レスの多数決で><

一方通行「充電も満タンだし、問題ねェな」

一方通行「少し遠出してみっか。外へのゲートあたりまで歩いてみることにしよォ」

一方通行「っとォ?ゲートがあんのは……」


その頃、学園都市出入ゲート内では

???「ふふふ、久しいな学園都市は」

???「あの少年に、今一度礼を言いたくて入場許可を申請してみたが……」

???「えらく簡単に降りるものだな。催し以外では滅多なことでは許可されないと聞いていたのだが」

???「どちらにせよ、その時はまた潜入するだけだったのだが……前以上に何か違和感が……」

係員「すみませ~ん、許可証提示願えますか~?」

???「む。すまんな、ホラ」

係員「はい、どうも~。えぇっと……」







係員「闇咲逢魔さん、ですね」

闇咲くン「うむ」

一方通行「おォ、ここか。第三学区なンざ滅多にこねェからこ、こにゲートがあるなンて忘れてたぜ」

一方通行「いつだったか、迎電部隊とこのあたりのホテルで殺りあったっけな」

一方通行「……って、俺は別に感慨に浸りたくて来たわけじゃねェんだよ」

一方通行「というか俺はなにがしたくてこンなとこに……」ブツブツ テクテク カツカツ


闇咲「……道に迷ってしまった」

闇咲「しかし、前はそれどころではなかったせいでよく見ていられなかったが、本当に凄いな学園都市は」キョロキョロ

闇咲「外の科学力とは一線を画すというのも頷けるというものだ」キョロキョロ

闇咲「……銘菓ひよこなどでは、あの少年の手土産にならないかもしれぬ」ガサッ ピヨピヨ

闇咲「どうしたものか……いや、まずは道を聞くのが先、か?」ブツブツ テクテク



ドンッ!

一方通行「あァ?」

闇咲「む?」

グシャッ!!

一方通行「あ……」杖先貫通

闇咲「……!!!」哀れなヒヨコ

一方通行「あー、悪ィ」

闇咲「」ワナワナワナ

一方通行「ちょっと余所見しちまって。この通り、杖突きなもんでよ」

闇咲「」ワナワナワナ

一方通行「あー……」

闇咲「」ワナワナワナ

一方通行「お気の毒ですが銘菓ひよこは潰れてしまいました~、ってか」

闇咲「」

闇咲「断魔の弦!!!!」

一方通行「はァァ!?(ンだこりゃ……魔術か!)」カチッ

闇咲「あの菓子は……」ブツブツ

一方通行「けっ、あいかわらず魔術ってのはよくわかンねェな。逸らすだけで一杯かよ(アスファルトがえぐれてやがる……)」

闇咲「土産などいらぬ、という私の言葉を無視して……」

一方通行「それよりもよォ、オッサン。覚悟はいいかこら」

闇咲「病み上がりのあの女が無理をして買ってきたものなんだああああああああ!!!!」

一方通行「いきなり逆切れしやがってよォォォォ!!!場を和ますようにフォローまでしたろォォがァァァ!!」

小休止です。2は闇咲くン√でした。
一方さんは気づけるのか、そしてその時、妄想と現実とギャップに打ち勝てるのか。

1時間ほどで戻ります。芳川さぁん、コーヒ……あっつぁぁぁぁぁ!!!!

では

闇咲「衝打の弦!!!」

一方通行「!!(こいつの攻撃は目に見えねェ……)」ソラシソラシ

闇咲「衝打の弦!!衝打の弦!!!衝打の弦衝打の弦衝打の弦!!!!!!」

一方通行「クソがっ!(だからって、何時までも謎の力なんて定義じゃァこっちがジリ貧だな)」飛びのいて距離とる

闇咲「ちょこまかと……杖突きというのは偽りか!超能力者ぁ!!」

一方通行「半分本当だっての、余所見してていいンかよォ!!(砕けたアスファルトを俺への反発の分も含めて蹴り上げ、ついでに加速のおまけつきだァ!)」

闇咲「風魔の弦!!!」バキャァ

一方通行「……!?見えない壁を?」

一方通行「(駄目だ、どうしても見えないだのって考えに囚われちまう)」

一方通行「(考えろ。未現物質のクソメルヘンじゃあるめェし、今までみてきた魔術ってのも、結局は何かしらの物理法則にあったはずだ。水やら火やら……こいつのこれはなんだァ?)」

闇咲「透魔の弦!!!」

一方通行「(最初の現象。刃物で切り裂いたようにえぐれた地面。思い出せ、俺はあの現象を見たことが)」

一方通行「……あ?どこにいって……」

闇咲「余所見は禁物、ではなかったのか?」

一方通行「!?(こいつ、いつの間に後ろへ……)」






闇咲「断魔の弦!!!!!!」

ゴシャァ!!

闇咲「ふむ……あの距離でくらって、その程度しか斬られていないとはな」

一方通行「……」ポタ…ポタ…

闇咲「能力者の少年、実力の差が分かったろう。いまなら誠心誠意謝ればゆるしてやらぬこともない……」

一方通行「…くかか」

闇咲「む?」

一方通行「ンだよオッサンその台詞はよォ。知ってっかァそいうのって、死亡フラグってンだぜ」

闇咲「……ぬかせ。断魔の弦!!!!」

一方通行「(よォやく思い出した。ったく、平和ボケで頭が鈍っちまったかァ?)」

一方通行「(見えない斬撃?不可視の力?ほざいてろってェの)」

一方通行「(あの斬撃は、かまいたちのそれと全く同じ。つまり、こいつの撃ち出してンんは……)」

一方通行「大気の塊ごときで、この俺を任せると思ってンのかァァァァ?」キィィィィン

闇咲「!!なんだ!?た、竜巻!?!?!?ばかな!どうして突然、こんなに局所的に!!」

一方通行「あはぎゃは!どうしてかってェ?そンなに教えて欲しけりゃ答えてやるよ!」

闇咲「ひっ!」



一方通行「学園都市第一位の頭脳、舐めてんじゃねェ!!!」

ゴシャッ!!

地の文無しだとこんな感じが限界ですね…

あと↑の「任せる」は「負かせる」です



ちぃと用事が入ってしまいました。再開してすぐなのに申し訳ない。
なんちゃって戦闘描写はもうちょっとだけ続く予定です。おつきあいください

それではまた。夜には戻る……戻れ……ます。たぶん

もどりました。暗闇+雨+原付は死ねる

闇咲「ぐっ……はぁ!はぁ、はぁ……」

一方通行「まだ原型をとどめていやがるたァなァ。そうこなくっちゃ」

闇咲「……透魔のt」

一方通行「おォっと、さっき俺の後ろをとった術なら、もう無駄だぜェ?」

闇咲「!?」

一方通行「もうてめェの底は知れるって言ってンだよ。大方、空気の屈折やらを利用して姿を見えなくしてるンだろォがなァ、実在していると分かってりゃァ、何のことはねェ。もう俺は、目ェつむってたっててめェの姿が割り出せるぜェ?足先から指先、粗末な中身が詰まった頭の位置までよォ!!」

闇咲「……それでも私は、屈するわけにはいかんのだ」

一方通行「あァ?いいからおとなしくやられとけェ」

闇咲「お断りだ。男、闇咲逢魔!魔術師の威信にかけても、貴様を……」

一方通行「……ちょっと待て」

闇咲「うるさい!梓弓、この身を糧とs……」

一方通行「黙れって言ってんだろォがァァァァァァァ!!!!!」

闇咲「あぁ!梓弓ぃぃぃ!!!!!」

闇咲「(……)」正座中

一方通行「(……)」ジーッ

闇咲「(……もう十分も路肩で座らされているのだが)」

一方通行「(……)」ジーッ

闇咲「(霊装を破壊され、本格的に滅せられるものなのだと思ったら、この男、あれからずっと私を見下ろして固まっている)」

一方通行「(……)」ジーッ

闇咲「(いい加減に通行人の目が痛い。というかあの攻防中には影も形もなかったくせに、なぜいまはこんなにも人であふれているのだ学園都市よ)」

一方通行「(……)」ジーッ

闇咲「(……帰りたい。あの女のところ……いやいやそもそもあそこは私の実家であって正確にはあの女のところというか己の家に帰りたいと思うのは至極当然なことであってだな……)」

一方通行「(……)」ジーッ










一方通行「……くひっ」


1現実と向き合った一方さんの心「くかかかかか!!まァ、実際はこんなもンだァなァ!」

2妄想を捨て切れなかった一方さんの心「認めねェぞォ!!!てめェがあの闇咲くンだなんてよォォォォォォおおおおjijdfgdsgirkvijgba1!!!!!!」



このレスから先着5レスで多数決です><

一方通行「くかかかかか!!まァ、実際はこンなもンだァなァ!」

闇咲「な、なんだ?」

一方通行「そりゃァそうだ!俺がメールしていた闇咲くンは、あのシスターから適当に名前を聞いて、俺が勝手に性格を設定しただけの偽者なんだからなァ!」

闇咲「(……話がよめない)」

一方通行「べっつにィ!いつの間にか本当の親友になったつもりだったとか!ンなことぜんぜん思ってなかったしよォ!!」

闇咲「(……)」

一方通行「あァあほらしい!こンなSD、すぐに捨てっちまうかァ!!」

闇咲「(……)

一方通行「悪かったなァ、オッサン!あの菓子は弁償してやらァ!興ざめしちまったンでよォ!!その前に、清掃ロボ探してこいつを処理してもらってからで構わねェかァ!?」

闇咲「……なァ、能力者の少年よ」

一方通行「ンだァ!?この学園都市第一位の頭脳の持ち主にして、孤高すぎて誰もついていけねェ俺に何の質問だよオッサン!!今なら受講料はまけてやるぜェ!!」

闇咲「正直、菓子一つで私も大人気なかった。弁償すると言うならば、もちろんその意向を受けよう。だが、その前に……」







闇咲「そんなにも泣いている理由を、年長者に話してみてはどうだ?」

一方通行「……チクショォォォォォォォ!!!!!」ウワーン

闇咲「……つまりキミは、同居人にいらぬ心配をかけぬよう、自作自演のプログラムでメールのやり取りをしていた、と」

一方通行「……おう」

闇咲「……あまりにもリアルすぎて、機械が送った偽者の人格からのメールにも関わらず、のめりこんでしまった」

一方通行「……そうだ」

闇咲「そして……ある計画のために友人を作ろうとしていたところ、たまたまプログラムの中に名前のあった私と、現実で出会ってしまい……」

一方通行「……」

闇咲「プログラムの……その、住人が、全否定されてしまったことにショックを受けた……と」

一方通行「……あァ」

闇咲「……」

一方通行「……笑えよ」

闇咲「……」

一方通行「……」







一方通行「(絶対引かれた絶対引かれた絶対引かれた…………)」

一方通行「(ゆとり怖ェって思われた思われた思われた………)」

一方通行「(オッサンだけど仮にも闇咲くンに……)」グスン

一方通行「……」ガックリ

闇咲「別に、かまわないのではないか?」

一方通行「……はァ?」

闇咲「結果はどうあれ、キミの行動は同居人を思いやってのことだ。それに、妄想ではなく現実で友を得ることを誓ったのだろう?誰だか、そう、妹達とやらのために」

一方通行「……」

闇咲「私が本物の闇咲だと分かった時にキミは暴れず、現実を受け入れた。過去に囚われず、成長できた証ではないか。誇っていいと思うぞ」

一方通行「……」

闇咲「あぁ、それにだな。学園都市ではどうなのか分からないのだが、外の、丁度キミくらいの年代の子たちは、同じような目を見ているぞ」

一方通行「……どういうことだァ?」

闇咲「メール友達、ネット友達、古くは文通などで。キミの年代の子達は顔も知らない、性別も性格も年齢も本当のことなのか定かではない、そんな者との意思疎通を一度は体験するものなのだ」

一方通行「……」

闇咲「中にはキミのように。相手の存在は偽りだったと思い知り、深く落ち込む者もいる。決してキミだけが異常な訳ではない。よくある話、歳を重ねれば気にすることもなくなる、思春期のニキビのようなものだ」

一方通行「……あンがとよ」

闇咲「なに、大切な者を守りたいというキミに心に共感したまで。っと、キミの設定では、私とキミは親友、だったのだな?」

一方通行「あァ。もう言うな。こっ恥ずかしィ……」







闇咲「どうだね。歳は離れているが、現実でも友の契りを結んではみないか?」

一方通行「……闇咲くゥゥゥゥゥゥン!!!!!」ダキッ

???『一方通行は念願の親友第一号を得ました』

???『♯1 偽りを超えた友情、というわけですね』

???『予想を遥かに上回る実験の進行速度に驚きを隠せませんが、引き続き監視を行います、では』

17600号『と、スネークこと17600号はなにあいつら男同士で引っ付いてんだよきめぇと思いながら本部への報告を終わります』



番外固体「はぁぁぁぁぁ!?ありえないってぇぇぇ!!」

打ち止め「さっすがあの人ミサカは信じてた!って、ミサカはミサカは初日一人目GETという大穴に賭けたミサカを馬鹿にしていた下位固体達をMNW内で煽りながら悦に浸ってみたり!!」『おまいらざまぁwww m9(^Д^)プギャー』

芳川「……まさかの闇咲くン登場だったわね。冷や冷やしたわ」

黄泉川「っていうか暴れすぎ!私が警備員を説得していなかったら、今頃親友がどうこうどころじゃなかったじゃんよまったく!!」

番外固体「ほっとけばよかったのにさぁ……あ~あ、今月スッカラカンだよ第一位め」

打ち止め「あの人を信じられないのが悪いのよ♪ってミサカはミサカは末の妹の肩を叩きながら慰めてみる」

番外固体「……そこ背中なんだけどおチビさん」



黄泉川「しっかし桔梗も上手いこと話を作ったじゃん」

芳川「なんのこと?」

黄泉川「今朝の説得。『第28回 一方通行抜き黄泉川家家族会議』で議題に上った『残念な天才の一方通行が友達を作るにはどうするか考えるじゃん』を、あんなでたらめな実験計画で解消させるなんて」

芳川「あぁ、それね」

黄泉川「一方通行もあれで中々単純じゃん!友達を作るだけで、レベルが上がるなんてあるわけないじゃんね!!」ハッハッハ

芳川「……」コポコポコポ

黄泉川「……桔梗?」









芳川「……どうかしら、ね」ズズズ

黄泉川「(……もしかして、とんでもないことを始めちまった、じゃん?)

闇咲くン√終了です。ご協力ありがとうございました><

ちなみに一方さんの心が妄想に負けた場合、黒翼で襲い掛かりますが闇咲くンの意外な少年のような瞳(公式設定)に
『超電磁砲に打ち止めのような頃があったように!見た目オッサンのこいつにもあの闇咲くンのような時代があったンだ!!』
と変な悟りを開きますが闇咲くンとは友達になれず終わる流れになるところでした


明日は用事があるので早い時間に次の行動安価を出して、夜帰ってきてから投下できるだけ投下しようと思います


ここまでは相変わらず雨降りの鹿児島からおつたえしました。九州住みの方は台風への備えをお忘れなく

それでは。また次回もよしなにしてやってください

一方かわゆすwwwwww

しかも賭けのネタにされてるとかwwww

乙!
なかなかの良スレである。


これ闇咲くンも微妙に話術サイド入りしてない?


忘れたか?セロリしかり浜面しかり上条さんのそげぶを受けると稀に話術サイドに引き込まれちまうことを…www

おつおつ
☆が影で笑ってると思ったら黄泉川家の仕業かww

まぁ闇咲さん普通にいい大人だからな

福岡の別スレで来た時はクソ確定だな(キリッ
と思っていたが今では立派なブクマです本当にありがとうございました

期待してる乙

うおぉ揺れた!今地震ありましたよ!怖っ!!

おはようございます。一度目が覚めると眠れないので、安価前までせっせと進めっちまいます

レスもありがとうございます。励みになります

>>82
ロシアでのそうだな俺も以来、若干というか大幅に感情表現豊かになった。そんな感じで。

>>83
二重聖人さんありがとうございます!でもアニメのあの声は正直どうかと思いますよ!

>>84
>>85
話術サイドww確かにwww

>>86
☆も確実に知ってやがりますが、主犯格はこいつらでした

>>87
ツンデレさえなければ理想のお父さんですね

>>88
そう言ってもらえると嬉しいです!精進します!!




それではちろ~っと投下します

一方通行「それで、第七学区でいいンだよなァ闇咲くン」カツカツ

闇咲「うむ。すまないな、キミは杖なのに案内を頼んでしまって」

一方通行「いィってことよ。っつゥか俺もそこから歩いてきたし、なにより……」

一方通行「俺達ァ、親友だろォが」キリッ

闇咲「ははは、感謝するとしよう。ひよこも結局、キミが能力とやらで元に戻してくれたしな」

一方通行「俺のベクトル操作に常識は……あァまて今の無し。とりあえず不可能はねェから、何かトラブったら俺を頼れよなァ。しばらく学園都市にいンだろ?お礼参りで」

闇咲「参りはいらん参りは。今回は騒ぎをおこすつもりはない。少し前に世話になった少年がいてな……ところで、そのチョーカー……と言うのか?大丈夫か?」

一方通行「あァ?なにがだァ?」

闇咲「いや、さっきひよこを直した後あたりからか……」

一方通行「おォ」

闇咲「ライトの所が点滅しているように見える、のだが」(帰国後の改良で、残量がヤバイと点滅するようになりました)

一方通行「(……)」

一方通行「(闇咲くンとの戦闘時間……)」

一方通行「(ひよこを修復するのにかかった時間……)」

一方通行「(それに……)」










一方通行「(結局歩くのダルくなって飛んできちまったこともふまえjぎsjdvkdしvjdsvk)」ガクガクガク

闇咲「な……え!?ど、どうしたのだ!?」

  17600号「(友達より先に体力を作ったほうがいいのではないでしょうか、とミサカ17600号は草陰でため息をつきます)」

一方通行「……」ピクピク

闇咲「えぇ……」

一方通行「……」シーン

闇咲「持病なのかもしれぬな……そうだ。勝手に見るのは心苦しいが、彼の携帯をかりて自宅にかけるとしよう……何故か自宅の番号は教えたがらなかったからな」

ピッピッピッ プルルルルル

番外固体『はぁいもしもし黄泉川でぇす!ぎゃっは!どうしたの第一位!!朝帰りになるとかは勘弁してよね!』ケタケタケタ

闇咲「む。そちらは……一方通行くンの自宅で間違いないだろうか」

番外固体『……え?』

闇咲「先刻、分け合って知り合ったものなのだが……彼が突然、倒れてしまってな。何か重い病気だろうか」

番外固体『はぁ?あの人充電MAXで出てったのにもう切らしてんの?あっきれるぅ……そういうんじゃないから大丈夫だよ』

闇咲「そうか、安心した」

番外固体『ちょっと待っててね。妹達の誰かをそっちによこす……』

闇咲「いや、住所さえ教えてもらえれば私が背負ってお届けしよう」

番外固体『……』

闇咲「もしもし?」









番外固体『ちょぉぉぉぉ!!!みんなどうしよぉ!!!あの人のお友達がここに来ちゃうってぇぇぇぇ!!』

黄泉川『はぁぁぁ!?そ、掃除じゃん!急いで掃除……あぁ!菓子も飲み物もなにも無いじゃん!桔梗!買ってきて!』

芳川『コーヒーでもぶっかければ良いでしょ』コポコポコポ ダバー

黄泉川『いやそれは……ってめっちゃ零れてんじゃん!動揺しすぎじゃんよぉぉぉぉ!』

打ち止め『は、はじめまして!一方通行の妻です!ってミサカはミサカはご挨拶ぅぅぅ!』アワワワ

番外固体『ちょ!なにとち狂ったこと口走ってやがるんですかぁ上位固体ぃぃ!!!』




闇咲「(……)」ホロリ


   翌朝!


一方通行「……情けねェ」

番外固体「よくわかってんじゃん。闇咲さんに背負われた第一位は無様すぎてミサピクランキング堂々一位だよ」ギャハ☆

一方通行「まァたお前らはそういうのを……ンでェ?粗相はなかったろォなァ?」

番外固体「黄泉川がジャージ以外の服を探し回ったせいで服の山があったり、おチビがまたまた嫁宣言しちゃったり、芳川がしつこく既婚かどうか問いただしてた程度には☆」

一方通行「最悪じゃねェかよォォォ!!!」

打ち止め「むぅ、番外固体だって闇咲さんが帰る時に電撃とばしちゃってたじゃない!って、ミサカはミサカは自分の粗相を隠蔽する番外固体に憤慨してみたり!」

一方通行「てめェはてめェでなにしてンだこらァァァ!!!」

番外固体「な……あれはだってさぁ!!泊まってけって言うのに、どうしても行くところがあるからってしぶとくって」

一方通行「ンで電撃ってかァ!?馬鹿かお前!」

番外固体「カッチーン、バッテリーの節約もできない早漏くんにそういうこと言われたくないんですけどぉぉぉぉ!!!」

一方通行「黙れやアバズレェェェ!スクラップになりてェのかァァァァ!?」

打ち止め「ちょっとやめてぇ!って、ミサカはミサカは朝食の席なのに取っ組み合い始めた二人の間で抗争阻止ぃぃぃぃ!!」

黄泉川「……やっぱり変に思われちまったじゃん?あぁそれとも……やっぱり炊飯器以外で作った料理はいまいちだったのか!?あんた達があんなもの見られたら引かれるって言うからいけないんじゃん!」

芳川「そこじゃないと思うのだけど……」




一方さん自室

一方通行「あァあ、ったく……闇咲くンに侘びをいれて……ン?」



 20××/ ○/○○ 8:28
  From:闇咲くン
  Sub:
  昨日はお邪魔した
  私の用事は無事済ませることが出来たので心配なきよう。
  帰るまでに、是非学園都市の美味いものでも食べようと思うのだが、また案内を頼めるだろうか
  焦る事は無い、ゆっくり返信したまえ


  p.s いい家族をもったな








一方通行「……ケッ」ニヨニヨ

番外固体「ちょぉっと第一位!今日の洗い物は……なにその顔気持ち悪」キュン

一方通行「るせェ。それよりお前……」






一方通行「こないだ持ってた学園都市グルメ特集の女性誌、よこしやがれ」



 登録番号:007
 分類:親友
  闇咲くン
  登録完了!

そんなこんなで後日談も含めた闇咲くン√終了です。

意外にも一方さんのよき理解者になれそうですね。すぐ帰っちゃいますが

一万人まで先は長いぞ一方さん!



思ったよりも早く戻れそうになったので、今朝は安価出さずにおこうかと思います

予定は未定なので突然出してるかもしれませんが……すみません


ここまでは地震+台風接近でなんだか怖い鹿児島からお送りしました

それではまた後で



舞ってる

地震と台風のなか、投下ご苦労様ですってヤミサカはヤミサカは感謝の言葉を言ってみたり!

闇咲くンいい大人だなぁお父さんに欲しい
早いとこつまらない女さんを嫁にもらって俺を産むべき

乙!
番外“個”体だよー

>>1おつ! これは期待!!
番外個体の個はよく間違えるからなぁ

残り9999人か……頑張れ


ベクトル操作にスパコンも真っ青の頭脳に約一万の電撃使いが支援して、そんで一万も親友が出来たらそりゃまさしく無敵だよな

どうもです

みなさんレスありがとうございます。励みになります


>>94
お待たせしました、とりあえずヘッドバンキングとめてください

>>95
闇咲くゥゥゥン!?

>>96
闇咲くンは、きっと猫を拾ってきて十年以上経っても「野良猫が勝手に住みついたのだ」とかぬかしそうですよね

>>97
すみません……こういうことですね

番外固体「ヤッホウダイイチイ」カチンカチン
番外液体「ヤ…ッ…ホウ……ダイイチイ」ドロドロ
番外気体「ヤ―――ッ―――ホウ―――ダイ―――イチイ」サァァァァ

一方通行「なにがあったァァァァァ!?!?!?」

>>99
ありがとうございます!

>>100
先は長いどころじゃないですよね!がんばれ一方さん!

>>101
おまけに厨二でロリk  ゴシャァァァァァ!!!




帰って来られたのでレス返しまでに。ですが再開は8時くらいです。

場面は振り出しにもどり、一方×芳川~ニートのしゃべり場~を数レス、そのご行動安価を予定しています。

ご協力お願いしますね><それではしばしお待ちを

一方通行「やべェ」

芳川「なに?」

一方通行「ダチ、できねェ」

芳川「……まだ五日目じゃないのよ」

一方通行「初日で闇咲くンっつゥソウルメイトが出来たンだぞ!?これだけ経ちゃァそりゃもう相手の方から俺の下に馳せ参じてもおかしくねェだろうがァァァ!」

芳川「だからあなたは……いいじゃない、ゆっくり作っていけば」

一方通行「……闇咲くンは一昨日帰っちまったしよォ」

芳川「一日中連れまわしてたわねあなた」

一方通行「コネをフル活用して学園の園のカフェやら美食倶楽部やら回ったかンな」

芳川「そう。それで、ここ二日はどうゆう活動をしてみたの?何かアドバイスできたら……」








一方通行「もちろん、ゲートの前にずゥゥっといたぜェ。何せ俺ァあそこで闇さk……」

芳川「……」バッシャァァァ

一方通行「無言でコーヒーかけるなどこから出したあっつァァァァァあああああァァァァ!!!!!」

芳川「確信したわ。あなた、確実にコミュ障よ」

一方通行「話し合いもせずにあっちィコーヒーをぶっかけてくる人間に言われたくないですゥ!」ボタボタホボタ

芳川「あんな出会い方は偶然中も偶然、一生に三回来るチャンスがたまたま初日に来ただけよ」

一方通行「ンなことねェよ!俺だってなァ!ゲートの前でぼうっとしてるわけじゃねェ」

芳川「へぇ、それは悪かったわ。積極的に、人と関わっているのね?」

一方通行「おうともよ。俺ァな、この二日間……」






一方通行「積極的に、肩ぶつけにいってンだぞ!!!」

芳川「そぉい!!」バッシャァァァ

一方通行「だからお前どこから出してンだァァっつああああああァァァァ!!!!」

芳川「……今朝のニュースで第三学区に謎の肩パン男が出るって聞いて、物騒な世の中だと思ったけれど、まさかあなただったなんてね」

一方通行「ンだァそのだっせェ呼び名はァ?『友情鉄拳(フレンドシップ)』と呼べェ!!」ボタボタボタ

芳川「……大概にしないと次は淹れたてにするわよ」

一方通行「……すまン(あれで時間経ってたのかよ)」カチッ シュバッ カチッ

芳川「とにかく、もうそんな乱暴なことはしないで頂戴。成功するわけがない上に、脅しで得た友情なんて欲しくないでしょう?」

一方通行「……あれァ脅したことになンのかァ?」

芳川「……」

ピッ

『……肩パン男は通行人の肩を殴り「ここから先は友情の一方通行だァ!返品は禁止ってなァ!!」「分かったら、さっさと愉快で素敵な俺のダチになりやがれェェェ!!」などと被害者に迫り、30分以上もの追跡を行いました。尚、周辺の被害状況から犯人はレベル4以上の能力者または武装したスキルアウトかと見られています。また、最初の事件発生の二日前に時期はずれの訪問者として外から学園都市を訪れていた男性と何らかの関連があったとみられ、この男性と接触したとある男子高校生を重要参考人として拘束していま……』

プツッ

芳川「……」

一方通行「……」




芳川「一方的だって自分で分かってるんじゃないの」

一方通行「……」ガクッ

終わった?
上条さんが捕まったなwwwwww

芳川「とにかく。今後、暴力でもって友達を作ろうとしちゃ駄目よ。というか今までの人達はよくあなたから逃げ切られたわね」

一方通行「……おォ、分かった」

芳川「いい?あなたが作るのは親友なの。自分に都合の良い性格ばかりじゃない。例え真逆の人間性を持った相手だって、時には向き合う必要があるのよ。分かった?」

一方通行「だから言ってンだろ!分かったてェの!!闇咲くンのようにすんなりはいかねェ!そう言いてェンだろ!?」

芳川「それで良いわ。とっとと外に行って行動を始めなさい。みんな待ってるでしょう」

一方通行「……そりゃァ、誰達のことを言ってンだァ?」

芳川「SOS団のみんなに決まってるでしょう」

一方通行「まだそれ続けてたのかよ……」

芳川「いいからさっさと行動!まったく……」









芳川「平日のこんな時間に起きてきて朝昼兼用食なんて、どんなご身分なのやら」

一方通行「減らず口は打ち止めレベルのアホ毛直してから言え糞ニートが」

一方通行「……今日はどんより曇り空か」カツカツカツ

一方通行「樹形図の設計者が壊れてから天気予報もあてになンなくなっちまったからなァ。降らないといいンだが」

一方通行「……まァいい。今日はどうすっかな」

一方さんの行動

1「……そういやクソガキがこの間傘を壊したとか抜かしてやがったなァ」

2「……っと、マジで降ってきやがった。ここァ第十二学区だ。雨宿りするには教会に入るしかねェな」

3「……元アジトの一つに置き傘があったなァ。念のため取りにいくかァ」

4「……途中で芳川におん出されて腹が満たしきれてねェ。ファミレスでも行って、行動はその後だ」

5「……芳川は、あァいうチャンスは一生に三回ある、って言ってたよなァ。……可能性は0じゃねェ、つまりァ可能ってェことだ!」

このレスから先着5レスで多数決です><

ご協力ありがとうございます>< 多数決の結果4と相成りました。

対象の予想を絞りたい方のためにお教えすると、一応偶数と奇数では候補に法則があります。

それを見極めた上で、文面から対象である可能性にかける場合はそちらに入れてみればいいかと。



>>106
途中レスは個人的にとてもありがたいです(オチの後にすぐ始まると少し寒いので)お気になさらず。



夕食をとってまいります。それまで小休止ということで

再開のときは一言かけるので。それではまた

遅くなりました。それでは投下はじめます

一方通行「……途中で芳川におん出されて腹が満たしきれてねェ。ファミレスでも行って、行動はその後だ」

ファミリーレストラン D・M・キッチン

一方通行「ここァD・M・カッキーが外装から内装、メニュー、果ては調理器具の一つ一つに至るまで監修した、にも関わらず全品破格の値段で喰えるってェ店だ」

一方通行「この店構え……さっすがカッキーだぜェ」ゴクリ

一方通行「安い店っていうのは、態度のよろしくねェ、もちっと言えばスキルアウトやら無能力者どもの溜り場になるのがお約束だが」

ご注意『強能力者(レベル3)以下の人間は物理的にご来店出来ませんので とっとと他の店にいきやがれ』

一方通行「出入り口全てに施されてる俺にも謎の設備のおかげで、この店の秩序は守られてるってわけだ」

一方通行「さっすがカッキー、希代のデザイナー、まじクール」

一方通行「…・・・けどよォ」



一方通行「流石のカッキーも看板にかじりつく客がいるとは思いもしなかったろうぜ、三下ンちの暴食シスターよォ」

禁書目録「お腹空いた……ひもじぃんだよ……」ブツブツ カジカジ

禁書目録「ありがとう……なんだよ……!あくせ……られー……た!」ガツガツムシャムシャ

一方通行「喰うかしゃべるかどっちかにしろォ。クソガキかてめェは」

ゴクリ

禁書目録「プハァ、やっと小腹が満たされたたかも!ありがとうあくせられーた!匂いに誘われてここまで来たのに店の中に入れなかった時は、流石の私も父の下へ還ることを覚悟しかけたんだよ!」

一方通行「この伝票の長さをみても小腹と言うのかこら。ここはアホみてェに安いからどうってことねェけどよ」

禁書目録「えへへ。それにしても流石はあくせられーただね!店員さんに話をつけてくれるなんて!」

一方通行「……まァ、レベル5ともなれば店側も無下にはできねェだろ。俺も、お前にゃ一応借りがあるからな」

禁書目録「あぁ、魔術師の名前のこと?あれ、本当に役に立ったのかな?私にはいまいち意味が分からなかったんだよ」

一方通行「あぁ、もう意味はねェンだが、お陰で俺は成長できた。かけがえの無ェものにも気づけたしな。感謝してるぜ」

禁書目録「……そう」ニコリ







禁書目録「名前を売るだけでこんなに奢ってもらえるなら魔術師と言わずいくらでも教えてあげるんだよ!とうまでしょ!あいさでしょ!」

一方通行「さっきまでのちょっとだけいい雰囲気返しやがれ煩悩シスターめ」

一方通行「でェ?」

禁書目録「なにかな?あ!デラックスハンバーグマターおろし膳が食べたいんだよ!あと未現チョコ・キング・オブ・カキネパフェも!」

一方通行「好きにしろォ……俺が聞きてェのは、なァンでてめェがこんなところでのたれ死んでたのかってことだよ。三下なら、こないだヒョッコリ帰ってきたろうが」

禁書目録「……」

一方通行「?」

禁書目録「とうまは……」

禁書目録「とうまは捕まっちゃったんだよぅ、あくせられーたぁ!」

一方通行「な、なンだとォォォォォォォォ」




   17600号「(お前が言うな、と、ミサカ17600号は彼が捕まった原因が自身にある事に気づけない一方通行にため息をつきます)」ハァ

禁書目録「突然、警備員?が家にやってきて!第三学区で起こった無差別傷害事件の重要参考人として身柄を預かるって……」

一方通行「(な……)」

禁書目録「家にお金はないし、小萌は緊急職員会議とか、とうまのために色々してくれてるから家を空けてるし」

一方通行「(なンてこった……)」

禁書目録「もとはるもいないからまいかも来ない。残されたのはわずかな保存食と……」

一方通行「(俺が第三学区で友達づくりなンてことにいそしんでる間に……)」








禁書目録「スフィn…………あ~、スフレ……くらいしか無くて私は餓死寸前だったんだよ!!!」

一方通行「(その近くで!ヒーローのことを嵌めた野郎が、犯罪行為を行ってやがったってのかぁぁぁぁ!?!?)」


  17600号「(あ、シスターも大概だけどセロリもこれなんかアホこと考えてるわ、と、ミサカ17600号は察して再びため息をつきます)」ハァ

上条「どうも、上条当麻です」

 御坂?「ヤッホウ、ミサカ ビコト デス」

上条「いやぁ、最近寒くなってきたよなぁ」

 御坂?「アンタノ フトコログアイニハ マケルワヨ」

上条「うるせぇよ!ってかそこは、『なに言ってんの今は五月でこれから暑くなってくるんでしょうが』ってツッコムとこだろ!」

 御坂?「アンタノ 頭の花畑ニハ マケルワヨ』

上条「うっせぇ!そしてやけに頭の花畑だけは発音よかったな!?あのな、上条さんが寒いのはですね……」





スキルアウト「うっせぇぞ新入り!!一人遊びなら黙ってやりやがれ!!!」

上条「留置所の独房にいるからなのです……不幸だ」

×御坂 ○配給された週刊レベル5の表紙「フコウネ……(上条さんの裏声)」

上条「はぁあ……今朝連れてこられて今が深夜前だからもう半日以上ここにいるのか」

上条「インデックスは暴れてるだろうな。誰かにたかってないといいんですけどねぇ」

上条「神裂に送った手紙はどれくらいで英国に届くかなぁ。ペンデックスが発動するまでに補給物資を持っていってくれるといいんだが」

上条「っていうか、どうして上条さんは捕まってしまったんでせう」

上条「昨日と一昨日起きた傷害事件なんて、これっぽっちも身に覚えがねぇのに」

上条「確かに五日前、闇咲とは会ってるけどよ……あいつこそなんの関係もねぇだろ。一昨日の早朝には帰ってるはずなんだから」

上条「……ゲートから出た記録がないらしぃけどさあ」





※闇裂くンは帰りは一方さんが壁ごと飛び越えて送っていきました。友情っていいね!

上条「あぁあ……鬼のような警備員の取調べが終わったと思ったら小萌先生との面会で精神的にもっと疲れるはめになるし、それも済んでやっと休めると思ったら薄ら寒い独房、硬いベッド、強面のお隣さん」

上条「唯一の救いはご飯がでたことですね。というか、ここのご飯はすごい!箸が!立つんですよ!!」

上条「わたくし上条当麻は!!!久方ぶりに自分の食器から垂直に箸が立っているという事実に!!!えも言われぬ感動と涙を」







スキルアウト「うるせぇっていtt」






上条「そっちこそうるせぇぇぇ!!!!俺からこの幸せを奪うんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!」

上条「とまぁ、いつも通りというには少しヘビーな目にあっているわけです」

上条「こういう時はさっさと寝たいんだが……慣れない環境のせいか寝付けない」

上条「そこで暇つぶしに雑誌なんぞ広げてみて、ビリビリの写真を使って一人漫才してみたんだが、これがおもしれぇ」

上条「今度ビリビリに披露してみるか……コンビ名は上条美琴、これだな……」

上条「まぁ出られたらの話なんですけどねぇ~~」ハハハ

スキルアウト「(独り言多すぎだろこいつ。話術サイドか)」

ペラッ ペラッ

上条「……一方通行だ。なんだあいつ、隠し撮りみたいな写真しかないな……変な構図の」

上条「そういえばいつかお前は、俺なんかのことを正義のヒーローって呼んでたっけなぁ」

上条「悪いなぁ一方通行。ヒーローも法の下には無意味なんだってよ」

上条「正義は法を覆せないけど、法は正義を覆せるんだってさ」

上条「俺、なにも言い返せなかったよ。屈してもねぇけどさ」





上条「俺は、戯言使いでさえなかったみたいだ。一方通行」

上条「……ハハハ!落ち込むなんて俺らしくねぇや!」

上条「小萌先生が言ってたじゃねぇか!どんなに苦しめられても、自分の主張は曲げちゃいけねぇって!」

上条「万年不幸体質の上条さんを舐めるんじゃありませんのことよ!!」

上条「三食・ベッド付、絶対にこれ以上のトラブルが舞い込まない環境のどこが不幸だっていうんだ!昨日の俺なら羨んでるところだぜ!!」

上条「こんなもん不幸でもなんでもねぇや……」





上条「この壁を突き破って化けモンでも出てくってのなら、流石に不幸だけどさぁ」ハッハッハ

ピシィッ!!!

上条「……へ?」

バキバキバキバキバキッ!!

上条「へ……えぇ!?」

バキャァァァァ!!!

上条「マジかよぉぉぉぉぉ!?!?」

ガラガラガラ……

???「かァァみじょォォうくゥゥゥン!?」ジャリッ

上条「!?!?」





???(カナミンのお面装備)「お出迎えの時間だぜェェェェェ!?」

上条「ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁ!!!」

今回はここまでです。4は暴食シスター+三下√でした。重ね重ねご協力ありがとうございました

途切れ途切れになってしまいすみません。安価以降は早く投下できるよう気をつけます

明日は平日ですが講義もほとんどないので、土日と同じくらいの頻度だと思われます

ここまでは台風上陸ってなんだったの?な鹿児島からお送りしました

それでは。また次回もよしなにしてやってください

おはようございます

レスありがとうございます 最初の行動安価時にアイテム√があったので今回は候補にありませんでした。すみません
自分としてもアイテム勢は大好物なので、意地でも獲っていただきたく思います

用事が出来てしまったので、投下は夕刻からになります

上条さんは、いったいどうなってしまうのか?そして謎のカナミン仮面の正体は?

期待せずお待ちください

それでは

みなさんどうもです

フレンダについては……どうしましょうか。
ですが結局>>1的にはフレもンダも揃ってこそのアイテムだと思う訳よ!
……時が来たら考えます


さて、今日がバイトだということを失念していましたので
いけるとこまで巻きでいこうと思います。

安価までいけるかな……

それでは今回もよしなにどうぞ

上条「なんだなんだよなんなんですかぁぁぁぁ!?せっかく現状を受け入れたばっかりなのにまた新たな不幸が襲ってくるなんてよぉぉ!」

カナミン仮面「ンだァ?さすがのヒーローもとっつかまってちったァ凹ンでるかとおもってたンだが、元気そうじゃねェかよ」

上条「さっきまでそうだったけどな……って、その柄の悪い喋り方!?まさか一方r……」

カナミン仮面「みなまで言うなァ三下ァ。監視カメラはぶっ潰してきたがどこで誰が聞き耳立ててっかわかンねェだろ」

上条「お、おう……とにかく、驚いた。まさかお前が俺のことを……」

カナミン仮面「おォっとォ、早とちりはいけねェなァ三下ァ」






カナミン仮面「俺が地獄と天国、どっちからのお出迎えなのか。まだハッキリしてねェだろォがよォ」

上条「……えぇ!?」

カナミン仮面「三下、知ってると思うが俺ァお前をヒーローだと買ってやってンだ」

上条「……まだそんな」

カナミン仮面「いいから聞け。だがなァ、お前がこンなつまンねェこと起こすはずがねェ、そう思ってンだが……生憎、身内に警備員がいるンでよォ。あいつらがなンの証拠もなしに動くはずがねェ、そうも思うンだ」

上条「……」

カナミン仮面「だから答えろ。ヒーローなのか、三下以下のど外道なのか、てめェの口から聞かせやがれ」









カナミン仮面「お前は本当に、今回の事件に関わってンのかァ?」(真犯人から冤罪被害者への言葉です)

上条「……俺は」




1弱気な上条さん「何もやってねぇ。けど確かに警備員の言うとおり、俺も何か関わっているのかもしれない。闇咲と会ってたってのは事実だし……」

2いつもの上条さん「何もやってねぇし、今回のことに闇咲が関わってるってのも何かの間違いだ!俺もあいつも、もう誰かを不幸になんかさせねぇと誓ったんだよ!!」




このレスから先着5レスで多数決です><

2が4票ということで締め切ります ご協力ありがとうございます><

上条「何もやってねぇし、今回のことに闇咲が関わってるってのも何かの間違いだ!俺もあいつも、もう誰かを不幸になんかさせねぇと誓ったんだよ!!」

カナミン仮面「……ハッ!くせぇこと言いやがる!それでこそヒーロー!!……おい、警備員のやつら闇咲くンまで疑ってやがンのか?」

上条「あぁ……ってどうしてお前が闇咲のことを知っているのでせう」

カナミン仮面「ダチだからなァ。……チッ、黄泉川の奴、どうして捜査でこいつと闇咲くンを擁護してねェンだよ」

上条「ダチって……あぁ、黄泉川先生はこの事件、担当してないらしいぜ。っていうか三日ほど病欠なんだと」

カナミン仮面「はァァァ!?この大事に何してンだあいつァァァ!!!」









上条「いや、なんだか普段は飲まない高級酒のせいで二日酔いをこじらせたとかなんとか……」

カナミン仮面「(……そういや闇咲くンも頭痛でやべェって言うから俺が送ったっけなァ)」








上条「……っていうかお前黄泉川先生と住んでるだろ何で知らないんだよ」

カナミン仮面「……細けェことはいいンだよ」キリッ

上条「細かくないし キリッ されてもお前女児向けキャラクターの顔だからな今」

カナミン仮面「黙れ。さっさと出るぞォ掴まりやがれ。そろそろ事態を把握してここに駆動鎧が殺到すっかもなァ」

上条「うわっ!それは困る!!お願いします最強様!!」ガシッ

カナミン仮面「やめろその呼び方。よしゃァ!舌ァ噛み切りたくなかったら口ァ閉じてンだなァ!!!」

上条「うぉっっっ!!!!!」

ゴウッッッ………








土御門「はぁ、はぁ」

青ピ「ふぃ~。なんとか無事ここまで来れましたなぁ、つっちー」

土御門「全くだ。誰だか知らないけど騒ぎを起こしてくれて助かったにゃー」

青ピ「駆動鎧の動きも止まっとったしねぇ。あれはなんだったんやろ」

土御門「おそらく電流操作系の誰かの仕業だろう(第三位か……?)」

土御門「それより青ピ……お前が協力してくれるとは思わんかったぜよ」

青ピ「っはぁ~~!!何言うてまんのぉ土御門くん!!!上やんは僕らの親友やないの~!それに……」

青ピ「もし上やんが小萌せんせを泣かすようなこと本当にしたんやったら、僕の手で一発殴ってやらんとね」

土御門「……はっは!違いないにゃー!!どっちにしろまいかの手料理が食えなかったから、俺は殴らせてもらうぜよ!!」

青ピ「あっはっはっは!そんなら行きますか!」

土御門「おう!か~~みや~~~ん!!!助けにきたにゃ……あれ?」

青ピ「……誰もおらんねぇ。ごっつぅでかい穴はあるけど」

土御門「(一体誰が……!?まさか、どこかの魔j)」








駆動鎧×50「動くなぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ガチャガチャガチャガチャ!


土御門「……」

青ピ「……」






土ピ「不幸にゃ(や)ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

ひとまずここまでです。禁書&三下√は確定ですかね

弱気上条さんにもいくようリードしたつもりでしたがやっぱりヒーローはヒーローでしたww

ちなみに1だった場合『てめェかァァァァァ!!!闇咲くンの手土産のひよこを一つ残らず食いやがったってのはァァァァ』『ちょ……!それはインデックスの仕業で上条さんは一つもぎゃあぁぁぁぁぁ!!!』と、建物毎破壊してしまい上条√消滅、同時に土御門、青ピも巻き込まれて消滅する段取りでした。

帰宅次第事の顛末まで書いて締めようと思います

それではまた1時以降に

つーか上条美琴につっこむ人居ないの?
ニコニコネタであってる?

乙!

>>151
今すぐ巣に帰るんだ

ただいま戻りましたレスもありがとうございます。励みになります

>>151
>>153
すいません。構想段階の『上条さんが美琴ちゃん人形に独り言を言っているくだり』をボツにした時にふと思いついてやってしまいました。
2ch的に不快感を覚える方もおられると分かっていたのですが……軽率に過ぎました。以後気をつけます

>>152
どうもです!

それでは。投下していきます

禁書目録「とうまぁぁぁ!」

上条「インデックス!悪かったな、心配かけて」

禁書目録「本当なんだよ!……もう一人にしないって、約束してたのに」

上条「……すまん。でもな、今回のことは」

禁書目録「分かってるよ、とうまは何もしてないもん。けどね、とうまが連れて行かれちゃって……とっても、寂しかったかも」

上条「インデックス……」

禁書目録「とうま……」






一方通行「人の背中でラブコメはやめてもらえませンかねェェェェ!?」

上条「あ!わ、悪い!!」

禁書目録「あくせられーた、今からどこに行くの?突然戻ってきたと思ったら抱えられるし、とうまも一緒だし、私はわけがわからないんだよ!」

一方通行「俺が前に使ってたアジトの一つだ。三下が逃げたと知られたら、あの家でゆっくりしてる道理はねェからな」

上条「……ありがとよ。本当に、ありがとう。一方通行、聞いていいか?」

一方通行「手短にしろよォ。演算に集中しないとバッテリーがもったいねェ」

上条「どうして俺を助けてくれたんだ?今回のことは……打ち止めがどうとか、妹達に被害があるとかじゃない。お前からしたら、取るに足りない、関係もないことだったろうに」

一方通行「……」(当事者)

一方通行「チッ、つまンねェことききやがンなァ三下。……ちょっと前に、芳川ってェ女から言われたンだよ」

一方通行「昔の俺なら、てめェが捕まろうとどうなろうと確かにどうだってよかったろうよォ」

上条「……」

一方通行「三下も馬鹿なことォしやがったなァ、だの呟いて、シスターの頼みなンか聞くわけがねェ。もしかすると勝手に作った俺の中のてめェのイメージを崩されたっつって、勝手に失望しただけかもしンねェな」

禁書目録「……」

一方通行「でも、駄目なんだよなァ。それじゃァ全部俺の押し付けだろォが。真偽も確かめねェで俺の勝手な評価でてめェを位置づける、そンなンじゃ駄目だって言われたばっかりなンだよ」

一方通行「いくらクソッタレかもしれねェ相手でも、一度は向き合わないと何もわからねェ……っつゥわけで俺自身でもって、てめェの居場所を突き止めたわけだ」

上条「……そうか」












上条「俺は……俺は猛烈に感動しているぞぉぉぉぉぉ!!あくせられぇぇぇぇたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ガシッ

一方通行「ぬあっ!?ンの馬鹿!!暴れンなァァァァァ!!!!!手をどけろ前が見えねェェェ!!!」

禁書目録「きゃぁぁぁぁぁ!!!堕ちるんだよぉぉぉぉ!!!」ガブッ

一方通行「お前も噛むなァァァァァァ!!!!」

上条「お前がそこまで人のことを……思いやれるようになっていたなんて!!」ジタバタ

一方通行「いいから顔から手を退けろこの馬鹿!あァァァ!!頭触ンなァァァ!!!!」バタバタ

上条「ロシアでも言ったけど!ほら!やっぱりヒーローなんて必要なかったじゃねぇか!」ジタバタ

一方通行「訳わかンねェェェから早く頭から手を……離s…」バタ…バタ…

禁書目録「ふむーーー!!ほぉまぁーーー!!!」(何だか高度が下がっていくんだよ!とうまー!!)

上条「……お前ももう!誰かにとっての!!今は俺達の!!!最っっっ高のヒーローなんだからよぉぉぉぉ!!!」

一方通行「…………………」








一方通行「マジでェェェェェェェェェェェェェェェ!?!?!?!?!?!?」バッサァァァァァァァァァ!!!

上条「翼が生えた!?」

禁書目録「ふんもっ!!ふむーーー!」(真っ白なんだよ!!物凄い力を感じるかもっ!!)

 グループの元アジト



上条「死ぬかと思いました。あれからもうでたらめな速度で上へ下えと飛び回り、上条さん一行はようやくここまでたどり着けたのです」

禁書目録「とうまが言っていい台詞じゃないかも!」

一方通行「悪かったなァ。何か俺、さっき無敵になれてたような気がするゥ」ニヨニヨ

上条「ご機嫌なとこ悪いけど、お前膝からめっさ血ぃ出てるぞ。歯型の傷跡と」

禁書目録「本当だ!どうしたのあくせられーた?」

上条「インデックスさんが言っていい台詞じゃありませんのことよ」

一方通行「大丈夫だってェのこれくらい……まァ消毒くらいはしとくかァ。バッテリーがもったいねェし、救急箱はどこだったっけな」ゴソゴソ

上条「何にせよ、無事にここまで来られてよかったぜ。……なんか、すっごい散らかってんのな」

禁書目録「そうだね。とうまが夏休みの課題ってやつをしていた時の部屋並にきっちゃないかも」

一方通行「あァ……暫く使ってねェし、ここまで散らす面子でもねェはずなンだが」

上条「本当にここ安全なのか!?」

一方通行「平気だっての。ひょっとすると……」



一方通行「超電磁砲あたりがお前の情報を探るために、早とちりして手当たり次第暗部のアジトを探ってンのかもなァ」

上条「……なんだそりゃ」

プルプルプル

打ち止め『はぁいこちらは黄泉川でぇす!って、ミサカはミサカは元気一杯に受話器をとってみたり!!』

一方通行「……おう、俺だ。テンション高ェな夜中なのに。黄泉川は起きてっかァ?」

打ち止め『あぁぁ!あなた!もう!こんな時間までどこでなにしてらっしゃるの!?って、ミサカはミサカはようやく連絡をよこしたあなたに古女房気分で叱咤激励!!』

一方通行「……激励はしてねェだろ。煩ェなお前はいいから替われ」



禁書目録「あくせられーたはどこに電話してるのかな?」ヒソヒソ

上条「自分の家だ。警備員の、ちょっと上の人と同居してるんだとよ」ヒソヒソ

禁書目録「本当!?じゃぁ、とうまの疑いを晴らしてくれるってことなんだね!」ヒソヒソ

上条「あぁ、なんか闇咲とも知り合いらしいからな、大丈夫だろ。任せよう」ヒソヒソ

禁書目録「そうだね……にしてもさ、とうま」ヒソヒソ

上条「なんだ、インデックス」ヒソヒソ



禁書目録「あんなこと言いつつ、繋がった瞬間顔がまたにやけてるんだよ」ヒソヒソ

上条「取ったのが打ち止めだったんだろうな」ヒソヒソ

一方通行「そこォォ!聞こえてっからなァァァァ!!!!」

一方通行「よォ、寝込んでたってなァさっき知ったわ」

一方通行「薄情ったって、俺だって忙しいンだよ知ってンだろ」

一方通行「うるせェ……あァあァはいはい分かりました。黒蜜堂でスイーツですねェ買って帰りますよォ」


禁書目録「なんだか家庭地位の低いお父さんみたいかも」ヒソヒソ

上条「尻に敷かれてるんだなぁ。女四人に囲まれてるなんて、男冥利に尽きるけど……うっ」ヒソヒソ



一方通行「あァ?もうお前まで話が回ってンのかよ。ンで、三下の容疑は晴れたンだな?闇咲くンの退場カードが郵送されてきたのが決定打、と」



禁書目録「」ジトーッ

上条「ま、待てインデックス。今一方通行さんが大事な電話中……」ヒソヒソ



一方通行「そういやそンなもンあったンだなァ忘れてた……あァはいはい帰ってから存分に叱られますゥ。じゃァな」ピッ



禁書目録「待ってたんだよ!!!」ガブッ

上条「あぁぁぁ!不幸だぁぁぁぁぁぁ!!!」

一方通行「……何やってンだお前ら」

禁書目録「ふぃしふぃです」(儀式です)

上条「生贄です」

一方通行「……あほらしい。さっさと止めろ、もォ帰れンぞ」

上条「ほんとか!?」

一方通行「おォ。俺が襲撃した時、他にも何組かあの施設にいたらしィなァ。被害がけっこう凄いことになって、第三学区にいた黄泉川の班も加勢に行くことになったンだと。で、一応指示を仰いでおこうと黄泉川に連絡が来て、よォやく起きれた黄泉川が自体を終結させた、と」

上条「はぁぁぁ、良かった」

禁書目録「ありがとうなんだよ!あくせられーた!!」

一方通行「べっつにィ。俺が何もしなくても、きっと解決してたろうぜェこの分なら」

禁書目録「ううん。確かにそうかもだけど、あくせられーたがとうまを必ず連れ戻す キリッ って言ってくれたとき、わたしはとっても嬉しかったんだよ!それに、お昼と夜のご飯のこともね!!」

一方通行「気まぐれだァ」

上条「おや、一方通行さん照れてらっしゃる」

一方通行「黙れ三下ァ」

上条「……ハハハ」

一方通行「……フンッ」

禁書目録「えへへ」





禁書目録「とうまは、とってもいいお友達をもったね!!!!」

芳川「……それで?」ハァ

17600号「はい。テンションMAXを再び振り切った一方通行は天使化……アジトを真っ白な灰のようなものへと消滅させ、落ち着いたと思った瞬間バッテリーが切れました、と、ミサカ17600号はまじあの光景ちょっとしたスペクタクルと思いつつ報告します」

番外個体「……っでぇ、動けなくなった第一位様は」ハァ

黄泉川「……また、友達になったばかりの相手に背負われてここにきた、ってわけじゃん」ハァァァ

打ち止め「……って、ミサカはミサカはため息つきつつ引き継いでみる。わぁいヒーローさん久しぶり!」

上条「ハハハ、どうも」

禁書目録「あ、あくせられーたはがんばってくれたんだよ!これくらい気にしなくていいかも!!!」

黄泉川「まぁ、せっかくだしゆっくりしていくじゃん。色々と事情も説明したいからさ」

番外個体「そぉそぉ!こんなモヤシなんて玄関にうっちゃって!ヒーローさんこちらにどうぞぉ~~~~」

上条「え、あ、いいんですかね。っていうかあなたは!?ビリビリ……いや、美鈴さん!?」

打ち止め「シスターさんってあのシスターさんだよね?って、ミサカはミサカはあの人から聞いた9月30日のことを暗に示しながら手を引いてみたり!」

禁書目録「ありがとうなんだよ!なんだか良い匂いがするかもっ!!」

芳川「……」

一方通行「……」グテー








芳川「……」コポコポコポ

翌朝!

一方通行「コーヒー臭ェ!!!!」

番外個体「なにその起き抜けの第一声。っていうかあなた顔にサンダルの模様がクッキリなんだけど!うっけるぅぅぅ!」ギャハッ☆

打ち止め「ミサカのだ!って、ミサカはミサカはごめんね見えるところに跡つけちゃって……」☆-(ゝω・)vキャピッ

一方通行「黙れ性悪。クソガキは昼ドラ禁止な」

番外個体「その顔で凄まれても面白いだけだっての!」ギャハハ

打ち止め「そんなぁ!って、ミサカはミサカはあまりの仕置きに猛抗議を表明してみる!!」

一方通行「うっせェ。……三下とシスターは泊まってったのかァ?」

黄泉川「あんたと違って上条の方は学校があるじゃん。先に寝ちまったシスター背負って、桔梗の運転で帰ったよ」

芳川「えぇ。あなたに最後までお礼を言ってたわよ、ヒーローさんは」

一方通行「そうかい。そンで芳川、俺になにか謝ることはねェのか?」



芳川「……どれ?」

一方通行「候補が複数ある時点でさっさと謝れやクソがァァァ!!」

一方さん自室

一方通行「……性悪の言うところによると、あの二人には俺の例の事情を説明しそうだァ」

一方通行「……その上であいつらは、俺と番号を交換すること二つ返事で了解したんだと」

一方通行「……まァ、ありがてェよ。慣れない携帯で必死に打ったのがわかるから、目茶苦茶ありがてェンだけどよォ、シスター」


20××/ ○/○○ 7:28
  From:index‐nandayo@○○○○
  Sub:
   めーるをうち のは ひささぶりかも
   ちゃんととどいてるなかな?
   きのうはありがとう!
   わたしとも友ダチになってくれたらうれしいな!
   それでこんどはとうまもいっしょに あのおみせいこうね!

   いんでっくせより ゆうじょうをこめて

   あくせろりーたへ











一方通行「わざとか!?わざとなのかシスタァァァァァ!!!!」




登録番号:008
分類:親友
 暴食シスター
 登録完了!

ろりーたwwwwwwwwwwwwwwww

一方通行「……まァ、気が向いたら連れてってやるか」

一方通行「しっかたねェよなァ、うん。何せ……」


20××/ ○/○○ 9:28
  From:give-me-money.i.b.k.t@○○○○
  Sub:
   上条です!
   昨日はどうもな!あれから、お前の家族から実験のこととか聞いたよ
   お前が、妹達のためにも前に進もうとしてるってこともな
   お父さん、とっても嬉しいぞ(笑)
   俺達、今まで色々あったけどさ
   親友ってのになるのもわるくないんじゃないかな
   短い間だけど昨日お前といて、そう思ったぜ
   また会おうな!絶対だぞ!




   インデックスもとっても会いたがってっから!
   頼むよ!な!








一方通行「……俺達ァ、親子レベルの親友らしいからよォ」






登録番号:009
分類:親友
 ヒーロー
 登録完了!

そんなこんなでシスター&三下√終了です

一挙にメモリが二つ増えました!がんばったね一方さん!友達増えるもン!

あとミス訂正なのですが、>>103で五日目としましたが、六日目でした。補完お願いします
その他ミスもあるのですが……致命的なのはそこだったので

と、そろそろ一気に増やすための話もしてかないとですね
次回の行動安価はちょっと特殊な選択肢が多いかもです。またよろしくお願いします><

2回行動安価をした上で選ばれなかったエピソードも、この先関わってる部分もあるのでどうにか投下したいんですが
どうにか……なるのか!?まぁその時は閑話としてアナウンスしますので。とある晴れの日と曇りの日の安価不選出(ロストメモリー)ってことで

ここまでは朝夕の寒さに比べて昼の暑さがすさまじくなってきた鹿児島からお伝えしました。寝冷えにご注意を

それでは、また次回もよしなに

一気に読んだ
なにこれ俺得

おつおつ、インデックスかわえぇ
上条さんのメアドから悲壮感が…

乙!乙!

おはようございます レスありがとうございます。励みになります

>>165
禁書目録「わざとなんかじゃないんだよ!シスターがそんな人を下げずむような事言うはずないもん!」

上条「日頃バカバカ言われてる俺はなんなんだこら」

禁書目録「……とうまはとうま、なんだよ。いつも通りのとうまでいてくれるなら、インデックスは……」

上条「誤魔化されねぇよ!」

>>168
どうもです!グダグダが多くて大変だったでしょうに……

>>169
高校生の時分、こんな感じのアドレスのやついたよなぁを意識しました

>>170
ひょうげた気分でがんばるます!


それでは 舞台はふりだしからスタートです

一方通行「……」ジーッ

『吸血殺しの。能力者占い』

一方通行「……」ジーッ

『里芋の煮っ転がしを喉に詰まらせることで。能力者の。レベルごとに運勢を占っていく。いきます……ングッ」

芳川「珍しいわね、占いなんて。でも他のにしない?私は能力開発受けてないから、この占いだと運勢出ないみたいだし」

一方通行「これが今、樹形図の設計者が無ェ中での一番的中率が高い予報なンだよ……無能力者が低かったら、三下からいきなりヘルプのメールがくっかもしれねェからなァ。予防線だ予防線」

芳川「……彼は本当についてないのね」

『ンゲホっ!!!カハッ!!!!なんで今日はこんなにウェごほ!!!!』

芳川「絵柄最悪ね。どうして朝っぱらから女の子のえづいてる姿を見ないといけないのよ」

一方通行「幸薄そうな女が健気に占ってるってのがウケてンだと」

芳川「悪趣味過ぎでしょ学園都市……」

『お見苦しい映像をお見せしました  しばらくお待ちください』

芳川「放送事故レベルならなんで最初から生中継にしちゃうのよ馬鹿じゃないの」

一方通行「このギリギリのライブ感がたまらないんだよ!ってシスターが」

芳川「あの子ほんとにシスター?」

『はぁ。はぁ。出ました』キリッ

『レベル0のあなた。運勢は最悪。家に閉じこもった方がいいかもしれない。どうしてもというときは。日頃あまり話す機会のない人と。食事をしてみると運気が上がる』

一方通行「はぁぁ、またか。覚悟しとかねェとなァ」

芳川「かなりズバッと言うのね、おとなしそうな顔して」

『~~~~~。~~~~。~~~』

『~~~~。~~。~~~~~~~~~~~~~』

一方通行「三下とダチになってからもう三日経ったしよォ、そろそろまた本格的に動こうかと思ってたンだが……」

芳川「そうね、あの二人とはかなり仲良くなれたみたいだし」

『~~~~。~』

『~~~~~~~~~~~~~~。~~。~~~~~~~~~~~~~』

一方通行「今日はやめにすっかなァ」

芳川「頑張りなさいよせっかくなんだから」

『~~そして、レベル5のあなた。今日は。とんでもない一日。どういう幸運か。どういう不運が起こるか。分からない。どちらに転んでも。今日はあなたにとって。重大な局面かもしれない』







一方通行「よし、テンションあがった。行ってくらァ」

芳川「……意外に単純よねあなたって」

一方通行「小鳥さえずる春うららかな日和だァ」

一方通行「……平日なのに、木陰なンかでカップルがいちゃついていやがる」

一方通行「お前ら、学校はどうしたァ?あァ?」

一方通行「……まァいい」



一方通行「今日はちっとばっか気合いれっか」

1「……窓の無いビル、ねェ」

2「……おい、なンなンですかァ向こうから近づいてくるやたら光った見覚えのある不快極まりない奴ァ」

3「……『山岳かくれんぼヒューマンドラマ 隠!』映画なァ。面白いのかちっとも分かンねェが、たまには観てみるかァ」

4「……なンか露出狂っかってェくらい布の少ねェ女が、目茶苦茶でかい荷物抱えて困ってるっぽいンだけどよォ。助けるべきかこれは」

5「……嫌な電磁波を感じる。俺の第六感が全力でここから逃げろ、そう言っている気がする」


このレスから先着5レスで多数決です><

一方通行「……なンか露出狂っかってェくらい布の少ねェ女が、目茶苦茶でかい荷物抱えて困ってるっぽいンだけどよォ。助けるべきかこれは」

一方通行「……人助けもまた出会い、ねェ」

一方通行「考えてみりゃァ三下はそうやって知り合いを増やしてるんだもンなァ」

一方通行「よし、最初は……えェっと、相手のことを褒めつつ……」



神裂「……困りました」

神裂「……とても困りました」

神裂「わたし、神裂香織は上条当麻からあの手紙が来てすぐに、この大量の食料を抱えて英国からこの地へとやってきました」

神裂「だのに……土御門と連絡がつきません」

神裂「わたし、案内がないと彼の家までの道が分からないんですよ」

神裂「それに、統括理事長へも挨拶をしておかねばならないんですが……とにかく土御門はどこにいるのでしょう」

神裂「あぁ!視線が痛い!蟻が飴玉を抱えているようなこの大荷物のせいですか!?それともやっぱりこの服装なんですか!?」

神裂「私だって頑張った!頑張ったんですよ!術式に影響のないよう、少しでも布を増やせるように!でもだめd」



一方通行「あのォ~~~」

神裂「あ!え!?な、なんでしょう!?」








一方通行「目茶苦茶面白い格好をしてやがりますねェ!センターマンの仮装ですかァ!?」

神裂「」

オリアナかな
土御門と青ピの出番少なかったからまた登場するといいなぁ

一方通行「いやァいまどき中々知ってる人ァいないですよォ!」

神裂「」ワナワナ

一方通行「あれですねェ!お姉さん…」

一方通行「いい歳してみえて!お茶目な方なんですねェ!!」

神裂「」





一方通行「なにか困ってるみてェでしたけど、よかtt」

神裂「七閃!!!」キンッ

一方通行「なんだぁぁぁ!?(また魔術かよォォ!距離をとらねェと!!)」カチッ 

ズガァァァァン……

一方通行「……ハハハ、すっげェなあんた。ンな荷物抱えて、一度に七回の斬撃を走らせます、ってかァ?」

神裂「わたしだって!!流行のスカートとかワンピースとか着たい!着たいんですよ!!!」

一方通行「今度はどんなまやかしだァ?言っとくがなァ、露出狂」

神裂「でもだめなんですよ!春物を試し、夏物に期待し、秋物に期待し、冬物は半ばあきらめて!!そこまでしても、術式に影響の無い服装は見つからなかった!!!!」








一方通行「せっかく慣れねェおべっか使ってやったのによォォォ!!逆切れする年増に容赦はねェぞォォォォォォォ!!!!」

神裂「好きでこんな格好してるわけじゃねぇんだよぉぉぉぉ!!!ど素人がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ご協力ありがとうございました 4はねーちん+?√でした

ぶち切れ状態のねーちん相手に一方さんはどうなるでしょうか

小休止といううことで、ご飯を作って食べてまいります

>>181
オリアナさんは曇りの日行動安価での候補でした。またの機会に
つっちー青ピはたぶん絡んできますよー



それではまたあとで

ただいまです遅くなりました

一方さんはインさん著の『とうまでもわかる!女心の本!』にあった、『声をかける時は爽やかに!見た目を褒めたりしてもいいんだよ!』を忠実に守っただけなんです素直で良い子なんです><

さて、再開したいと思います

神裂「七閃!!」

一方通行「おらァァァァァ!!(竜巻を右拳に接続!闇咲くンみてェに空気の刃ならこれで……クソがっ!!)」

ズガァァァァン

一方通行「っはァ、あぶねェあぶねェ(はずれだな。それに、一瞬何かが目に映った……)」

神裂「七閃!!!!」

一方通行「くはは!いいねいいねェ!最っっ高だねェ!この俺相手に同じ技の応酬たァ、よっぽど自信があると見えるぜ!(竜巻を背中へ!!とにかくまずは動く!!)」

神裂「……ちょこまかと」

一方通行「そのイカサマが打ち破られちまった時の顔ォ想像するとたまンねェよ!!命乞いする準備はいいだろォなァ!!(何かを高速射出している?触れてみてェが、魔術とやらで制御されるならちとマズイか)」

神裂「……あなた程度に全てをお見せするつもりはありません。これで潰されなさい!七閃っ!!」

一方通行「!!??(なァンでこの速度について来られンですかァ!?)」

ズガァァァァァァン

神裂「……おしいですね。ですが、そろそろ終いです。私からは逃げ切れないと分かったでしょう?」

一方通行「……なァに冷静になってやがンですかァ?それに、てめェはまだ俺に傷一つつけてねェぜ?勝ち名乗りには、ちィっと早ェンじゃねェか?」

神裂「名乗り、ですか。それも必要ありません。私の七閃は……幻想殺しでさえ防げない、最強の斬撃ですよ」

一方通行「!?」

神裂「……その顔、上条当麻を知っていますね。吐いてもらいましょう……七閃!!!!」

ズガァァァァァァァァァ

一方「……くひっ」

神裂「な!?一歩も動かない……!?」

一方通行「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーー!!!」

ガッッッ……ギリギリギリギリギリ

神裂「七閃を……掴んだ!?」

一方通行「余計なことォ言っちまったなァ!魔術師改めペテン師さんよォ!!!!」

一方通行「お察しの通り、俺ァあのヒーローの力はよォく知ってんぜ!」

一方通行「右手で消せねェ……だったら話は簡単だァ!!」

一方通行「てめェのやってることは魔術でも何でもなく、そのバケモンみてェな身体能力で何かを操ってるだけだってなァ!!

一方通行「あはぎゃはっ!!案の定だァ!なんなんですかァこのワイヤーはよォ!!」

ブチブチブチブチブチブチィッ!

神裂「!!馬鹿な!!素手で……千切れるような強度ではないのに!!!あなたは……一体なにものですか!?」

一方通行「はァァ?お前、まだ分かってなかったンだなァ……さァァァみなさんご一緒にィィィィィ!!!」

神裂「ひっ!」









一方通行「学園都市第一位の頭脳、舐めてンじゃねェェェェ!!!!」

神裂「っっっっあああああぁぁぁぁぁぁ!!!(肩パン!?!?!?!?!?)」

バギャギャギャギャドーーーーーーン!!

一方通行「っとォ、やりすぎちまったかァ?」

神裂「うぁっ……くぅ……右腕が……私の骨にまでダメージを通すなんて!なんてでたらめな威力なんですか!?」

一方通行「おォ、吼える元気はあるなァ。でもこれで、もう詰みだろ。諦めろ」

神裂「何を……私はまだ、全開では」

一方通行「あァ、はいはい。魔法名を名乗る、っつゥやつですねェ。闇咲くンから聞いたわァ、本来てめェら魔術師はそうしないと魔術が使えないってなァ」

神裂「……よくご存知ですね」

一方通行「まァな。それでよォ、全開になったところで……お前、これなくても俺を仕留める自信があンの?」カチャリ

神裂「あぁぁ!し、しししし七天七刀!?いつの間に!!」

一方通行「……(何か涙目になりました)」

神裂「か、返して!返してください!無礼を働いたことはお詫びしますから!!!」

一方通行「……」

神裂「なんでもしますからぁぁ!お願い……」

一方通行「……」ピコーン






一方通行「すたこらどっっっせェェェェェェい!(ベクトル操作で無限の彼方へ吹っ飛びやがれぇぇぇ!!)」

神裂「あぁぁぁぁぁ!ななちゃぁぁぁぁぁん!!!!!!!」


キラーン☆

一方通行「ふゥ、良い仕事したぜェ」カチッ

神裂「」

一方通行「さァてと、どう料理してやりましょうかねェペテン師さンよォ」

神裂「」プルプルプル

一方通行「おォ、なんだァ?武器を失っても、まァだ殺りあう気ですかァ!?いいねいいねェ!」

神裂「」プルプルプル

一方通行「……あ?」






1神裂「ひぐっ……うぅっ……ななちゃぁぁん……」一方通行「マジ泣きしてらっしゃるゥゥゥゥ!?」

2神裂「救われぬ者に救いの手を(Salvere000)!!」一方通行「最っ高だねェ!第二ラウンド開始ってなァ!!」

このレスから先着5レスで多数決です><

1が三票を得たので締め切りますね どうもです><

神裂「ひぐっ……うぅっ……ななちゃぁぁん……」

一方通行「マジ泣きしてらっしゃるゥゥゥゥ!?」

神裂「うえぇぇぇぇぇ!ななちゃぁぁぁぁん!!!」ビー

一方通行「だァァァやめろ、悪かった、悪かったァァァ!だがら往来でいい大人が泣くなァァァ!!!」

神裂「火織は、火織はおとなじゃないです……じゅうはっさいですぅぅぅ!あぁぁぁななちゃんななちゃんんんんん!!!」

一方通行「マジかァァァァァ!?本当年増とかすいませんでしたァァァ!だから裾から手を離してェェェェ!!!」

神裂「ふぇぇぇぇ……うぐしゅっ!うぅ……」フキフキ

一方通行「拭くなァァァァァァァ!!!!」







一方通行「落ち着いたな?」

神裂「……ヒック」コクリ

一方通行「よし、じゃあこのベンチで待ってやがれ。急いで拾ってきてやっから」

神裂「……スンッ そんなこと、できっこないですぅ」

一方通行「学園都市第一位n(ry ちゃんとどこまで飛ばすか計算してあるっつゥの。待っとけよ」カチッ

神裂「あ……行ってしまいました」グスッ

神裂「……かなりの醜態をさらしてしまいましたね」

神裂「しかし……ななちゃんがいないと、わたし、わたしは……」グスッ


女の子「おねぇちゃん、大丈夫?」

神裂「ふぇ?」

女の子「悲しいの?どこかいたいいたーいなの?」

神裂「……怪我ではないですが、ヒクッ、悲しいですね」(脱臼は治しずみです)

女の子「そっかぁ、はい!飴玉あげる!!」

神裂「……ありがとうございます。あなた、お名前は?」

女の子「ななだよ!」

神裂「……」




神裂「ななちゃぁぁぁぁん!!!」ウェェェェェェェェン

女の子「えぇ!?どうしてぇ!?」

母親「ななちゃん!変な女の人にかまっちゃいけません!!!!!」

土御門「……太陽がまぶしいにゃー、青ピ」

青ピ「そうやねぇ……結局三日間も捕まっとったから」

土御門「俺達は、なぁんにも壊さず穏便に忍び込んだのに……」

青ピ「どこぞのもんが、カメラは壊すわ電気系統焼き切るわ駆動鎧の制御装置を麻痺させるわ……その容疑全部、僕らにかかってしもうたんやったっけ?」

土御門「そうだぜい。あぁあ、俺達には実行不可能って理由で無罪放免なのは腹立つけど、レベル0でよかったかもにゃー」

土御門「(ゲッ、ねーちんからやばいくらいの着信とメールきてるぜよ)」

青ピ「……そう、やねぇ」

土御門「どうした?」

青ピ「いや、朝の占いで言うとったやん?レベル0の運勢は最悪、外を歩くなって」

土御門「ッハッハッハ、あんな事故映像まがいの占いでなにが分かるぜよ!」

土御門「(……本当はすさまじく高度な占術術式だけどな)」

青ピ「そうやね……よっしゃ!今からがっこ行くのもなんやし!ナンパでもしようやないの土御門くん!!」

土御門「おう!おともするぜy……」




ズガァァァァァン

青ピ「アオピッ!!!」

土御門「空から刀が降ってきたぁぁぁぁぁぁぁ!?!?(姫神やっべぇぇぇぇぇ!!!!)」

青ピ「ふ、不幸や……」ガクッ

土御門「青ピ!?青ピーーー!?くそ、どこのどいつ……ってこれねーちんの七天七刀かにゃー!?!?」

土御門「うわ、すっげ。ねーちんがいつも身に着けてるから分からんかったけどこんなに重いのか」

土御門「いや!感想は後回しにゃー!!ねーちんの診にいったい何が……!?」



一方通行「あァ?土御門かァ?」

土御門「……一方通行。どうしてお前がこのタイミングで現れる?」

一方通行「それ拾いにきたンだよ。ちょっと絡まれて、仕置きのつもりでなァ。大泣きされてたなンねェから、早く持って帰りてェンだよ、よこせ」

土御門「な、泣き……!?嘘を言ってる顔ではないな……」

一方通行「おォ。見ろよこの涙と鼻水の跡。どォしてくれンだこの服高ェのに……」

土御門「……これを機に普通の格好してみればどうかにゃー。ほらっ」

一方通行「黙れ。……どォも。その分じゃお前も知り合いかァ?一緒に来るかよ」

土御門「いや、やめとく。青ピを介抱せにゃならんし……」






土御門「ねーちんのイメージを崩してあげたくないにゃー……」

一方通行「……そォか」

神裂「」パァァァァ

一方通行「悪かったなぁ、そんなに大事なもンだとは思わなくってよォ」

神裂「いえ!あの、こちらも醜態を!というかその、なんといいますか色々とご迷惑を……」

一方通行「あァ、いい、いい。どっちもちィっとばっか短気が過ぎてた、それてあいこだ」

神裂「そうですか……はぁぁぁ、よかったです。ななちゃんが無事で」

一方通行「凄い取り乱し方だったなもンんあァ」

一方通行「……俺はよ、あンまり物に固執するタイプでもねェンだわ」

一方通行「この服も杖も気に入ってるが、なくなりゃ替えがある、そのぐらいのもンなんだけどよォ」

一方通行「どォしてそこまでその刀が大事なンだ?あー、高価なもンだってのは理解できるが……」

神裂「それは……」




神裂「それは、この七天七刀が……わたしの最初の、そして一番の友達だからです」

一方通行「(…・・・分かってたけど、予想以上に痛い人でした)」

神裂「私はこう見えて、天草式十字凄教で女教皇を勤めていました。今はイギリス正教所属ですが」

一方通行「おォ?ってことは暴食シスターとも知り合いか?」

神裂「えぇ、というか今回は彼女のために……話を続けます」

神裂「幼い頃から聖人といて、時期教皇としての才能を見出された私は、よく言えば特別扱い、悪く言えば隔離ともいえる幼少期を過ごしました」

神裂「6歳になる頃には既に女教皇ですからね。大人でさえ、私とは対等どころか見上げるような態度で接してきましたよ」

神裂「当然、友と呼べる関係が作れるはずもありません」

神裂「同年代のこどもは……ハッキリとは言いませんでしたが、正直わたしが怖かったようです」

神裂「フフフ、そりゃそうですよね……鞠を足先で破裂させてしまうような私と、遊びたいわけありません」

神裂「それで……教皇の重みや、修行の厳しさを相談できる相手、それが……」

神裂「物心ついた時から、常に私のそばにあった。この、七天七刀なんですよ……」

一方通行「……」




一方通行「(……そりゃ刀常備だったらガキは近づけんわ。俺だって怖ェよきっと)」

神裂「……すみません。引かれますよね、こんな話をされても」

一方通行「……(はい)」

神裂「……おや、どうやら土御門から連絡のようです」

一方通行「……(正直ドン引きだァそりゃそうだろ。刀が友達って、どんだけバイオレンスだおまえ)」

神裂「……留置所にいたって、何をしたのですか彼は」

一方通行「……(だがよォ、それで引き下がっちまっていいのか、俺)」

神裂「ご迷惑をおかけしました。あの、このこと上条当麻にはくれぐれも……」

一方通行「(なんでこの女はこンな話を俺にした?)」

神裂「聞いてます?」

一方通行「(問われたたから?迷惑かけたから?ンなもンでここまで話すかよォ普通)」

一方通行「(っつゥか、こいつの生い立ち……ちょいちょいどこかで共感できやがる)」

一方通行「(きっと今まで、こンな話はしたことねェみてェだな。土御門の反応を見るに、日頃は随分強がってるみてェだし)」

一方通行「(泣き顔見られて、不意にきかれて、思わず本音が出ちまったってかァ?)」

一方通行「(そンで、お前は俺にどうして欲しいンだよ)」

一方通行「(……なァンて尋ねちまうほど、俺ァもう野暮じゃねェぜ)」

一方通行「別によ……」

神裂「はい?」

一方通行「気にすることねェんじゃねェか?構わねェだろ、刀が友達でも」

神裂「え……?」



一方通行「(てめェはもう十分本音を語った。向き合った)」

一方通行「(今度は、俺の番だな)」

一方通行「……学園都市第一位、それが俺だ。覚えてんなァ?」

神裂「えぇ」

一方通行「ンじゃァ、それが意味するところは?」

神裂「……レベル5。その中でも学園都市最高の、最強の能力者、ということですか?」

一方通行「そォだ。つまりよォ……俺も周りから、化け物だなンだつって、腫れ物扱いされてたンだわ。これが」

神裂「!!」

一方通行「おォ。俺の能力は見たな?実際はあんなしょっぺェもンじゃねェンだけどよ。ガキの頃からあんな感じだ」

神裂「……」

一方通行「研究所から研究所、クソッタレどもからクソッタレどもへのたらい回し。俺はモルモットだった。それはひょっとるすと今も変わらンねェのかもしれねェけどよ」

一方通行「もちろん、ダチなんていなかった。同年代と会うことはあっても、恐れられるか、死ね!だの言われるかだったからな」

神裂「……」

一方通行「だからよ……その(やべェ、一杯一杯だ)」

神裂「……」

一方通行「お前の、その、それもよ……(助けて闇咲くン!)」

神裂「……」

一方通行「……」ピコーン

一方通行「お前だけがなるような、気にすることでもねェ、異常なことじゃねェってことだ(…いや苦しすぎだろこれ)」

神裂「……」

一方通行「お、俺もよォ!もしお前みたいに手元にずっと持ってるもンがあったら、それを友達にしてたかもしンねェしな!!!(やけだちくしょう)」

一方通行「だから、恥じるんじゃねェ!!」

一方通行「そいつはお前の、立派なダチなンだろォが!!!!!!」

一方通行「……」

神裂「……」

一方通行「……」

神裂「……りがとう」

一方通行「あ?」



神裂「ありがとう、ございますううううううう!!!」ビエーーーーー

一方通行「また泣いたァァァァ!?」

神裂「わたしは、わたしはああああああ」ダキッ

一方通行「なァちょっと待てお前の力で抱きつくのはまずァァァァァああああっっっっ!!!!」バキバキメキメコッ



  17600号「(……これ報告したらマズいんじゃね?と、ミサカ17600号は目の前の様子に辟易します)」

土御門「馬鹿なのかにゃー、ねーちん」

神裂「う、うるさいですよ、土御門!」

一方通行「」死ーン

土御門「一方通行がピラッピラぜよ。どんだけ締めたらそうなるんだ……馬鹿力だぜい」

神裂「黙りなさい!それよりも私の七天七刀!ちゃんと持っていてくださいよ!」

土御門「そんなに気になるなら、別に俺が一方通行を背負ってもよかったんだけどにゃー」

神裂「そ、それは……いえ、こうなったのは私のせいですから、責任はとります」

土御門「おやおや責任ときたにゃー。一方通行を娶るつもりですかい」ケタケタ

神裂「めと……!うっせぇんだよど素人が!!!」

土御門「いやぁねーちんの初心さには負けるにゃー」

シュンッ

結標「騒がしいわね。荷物、届けてきたわよ土御門」

土御門「おぉ、サンキューな結標。ちゃんと上条当麻の家にとどけたか?」

結標「……え?あなたさっきは、ただ上条当麻のところに、って言わなかった?」

土御門「……お前まさか」






とある高校

小萌「かみじょうちゃぁぁぁん!!!そのあふれんばかりの食べ物の山はなんなんですか!!またせんせーを泣かせたいんです!?」

上条「ち、違います先生!いきなり頭上から降ってきたんです!!本当ですって!!!!」

小萌「いいわけわ聞きたくないのです!ふきよせちゃん!やっちゃってください!!!」

吹寄「はい先生!!上条当麻ぁぁぁぁ!!お前というやつはぁぁぁ!!!!」

上条「あぁぁぁぁ!不幸だぁぁぁぁ!!!!!」ゴッ

土御門「……ご愁傷様だぜよ、上やん」

神裂「わたしが必死に買い集めたあの子のための食料が……」

土御門「……まぁそれもとっくの昔に解決してるんだけどにゃー」

神裂「!?」

土御門「まぁいいぜよ。さっさとアレイスターんとこに顔見せにいくにゃー。結標、やってくれ」

結標「……いいの?土御門」

土御門「?なにがだ?」

結標「いえ……その」



結標「……あなたが気づいてないなら、それでいいわ」

土御門「?」

ヒュンッ

こここでひとまず区切りです ねーちん√は確定ですかね 崩壊しまくりで申し訳ないです

何故だ……今回は失敗√に行くと思ったのに……

さて、次は一方さんとある人の会合です 名前出しちまいましたが
ちなみに今回の安価は全部最終的にこの人のところに向かう段取りでした。強引ですが申し訳ない

戻るのは10時ごろかと思います。

それではまたあとで

戻りました。オムライスうまー

レスの数々、大変ありがとうございます。励みになります

それでは投下します

窓の無いビル内部

ヒュンッ

土御門「久しぶりに来たny……ってなんぜよこの通路に積まれた箱の数々は!?」

結標「早めのお歳暮みたいよ。世界各地から届くから、この時期から送るようアナウンスしてあるの」

神裂「……私もここに来るのは数度目ですが、なんだか一気に所帯じみてみえますね」

結標「運ぶ私の気にもなって欲しいわ」

土御門「……無駄話はよそう。早く……」

神裂「あ!梅干がある……どこのど素人ですか贈呈用にこんな容器を選ぶとは」ブツブツ

土御門「ねぇぇぇちぃぃん!?梅干職人の肩書きはこの際捨て置いてくれないかにゃー!!」

結標「(……発泡性入浴剤があるわ)」

神裂「ですが、土御門。こういった衝撃・日光にさらされる場合には一番適した素材で保存しないと大変なことに……」

土御門「どうせそれを食うのはねーちんじゃねぇぜよ!!早く進ませてくれ!!」

結標「(……小萌に持っていってあげよう)」ガサゴソ

土御門「そこも猫ばばすんのやめろぉぉぉぉ!!」

神裂「あ、ありなんですか?じゃあわたしも……」ゴソゴソ

土御門「あれだけ文句言っておきながら喰いたいのかにゃぁぁぁぁ!!」

土御門「……流れで俺も最新式掃除機もらっちまったぜぃ」ズルズル スタスタ

神裂「やっぱりあなたもほひかったんじゃないrふか……」チュパチュパ

土御門「食うのがはやぁぁぁぁい!!仮にも今から会うのは学園都市のトップぜよぉぉぉぉ!!!」

神裂「……やばいこれちょーうまいんですけど」

土御門「キャラが違うぅぅぅぅ!ちょっとまって、ねーちん!あんたがぼけるとほっとけないから先に進めないぜよ!結標をみろ!おとなしく歩いて……」

結標「『おねぇちゃん!泡泡のお風呂楽しいね!』そう、フフフ。それじゃあ今度はおねえちゃんをあなt」

土御門「言わせねぇにゃぁぁぁぁ!!!さっきの同居人思いのお前はどこいったぜよ!!!もうやだなにこれ!!!俺もぼけ担当だったのになにこれ!!!」

神裂「適材適所です、土御門。先程まではほぼツッコミ…?だった彼が寝てますから」

一方通行「」スヤスヤ

土御門「おきてぇぇぇ!学園都市第一位の頭脳起きてぇぇぇ!お前のこと甘くみてたにゃぁぁ!俺にはもうむりぃぃぃぃ!!!」






アレイスター「……騒がしいな」ゴポゴポ

アレイスター「久しいな土御門……少し痩せたか」

土御門「お前からそんな世間話みたいな言葉が出るのはむかつくが、もうつっこむ気力もないぜい……」

アレイスター「ふむ、相変わらず達観としていることだ。ご苦労だったな、結標。そして、ようこそ神裂火おr……土御門、これはなんのつもりだ?」ゴポゴポゴポゴポ

土御門「な!?(すさまじい殺気だにゃー!)」

神裂「なにを!?(いったい何が彼をそこまで……!?)」

結標「……」




アレイスター「……第一位の一方通行を私の眼前に連れて来たのはどういうことか、聞いている」

土御門「……あ」

神裂「?なにか問題が?」

結標「……(この人あまり事情を知らないのね可哀想に)」

アレイスター「……」ゴポゴポゴポ

土御門「……」ダラダラ

神裂「?」

結標「……」







土御門「結標、どういうことだ」キッ

結標「今あなた、色んなひとからつっこまれてるわよ」オマエガイウナ

アレイスター「おふざけはいい」

神裂「アレイスター、梅干好きですか?」

土御門「流れをぶった切るなねーちぃぃぃぃぃん!!」

アレイスター「いただこう。結標」

結標「はいはい」

ヒュンッ

アレイスター「……ちょーうまいなこれ」

神裂「ですよね」

土御門「仲良しかっ!というか結標も慣れてるな!?」

結標「アレイスター餌付け係りは他でもない私よ」フフン

アレイスター「介護とも言うな」

土御門「自分で言ってたら世話無いな……」

アレイスター「……ざれごとはいい。それで」




アレイスター「どういうつもりで一方通行を連れて来たのだ?土御門」

土御門「……それは」



1仕事モード土御門「こいつが俺の、友達だからだ!」

2つっちー「なぁに言ってるんだ、これは超リアル・アクセラ人形だにゃー!!」

このレスから先着5レスで多数決です><

土御門「なぁに言ってるんだ、これは超リアル・アクセラ人形だにゃー!!」

アレイスター「……」ゴポゴポ

神裂「……」

結標「……」

土御門「っはっはっは、流石のアレイスターもだまされたみたいだぜよ!!!!」

アレイスター「……」ゴポゴポ

神裂「……?」

結標「……」

土御門「っすげぇできだろう?ホラ、見ろ!!ガリガリ体系を極限まで再現したこの造型!!!!!」

アレイスター「……」ゴポゴポ

神裂「……」

結標「……」

一方通行「……」

土御門「驚きの白さ!モヤシの名はだてじゃないにゃーー!!」

アレイスター「……」ゴポ

神裂「……」

結標「……」

一方通行「……」カチッ

土御門「それに見よ!体毛は天然ものを移殖してるにゃーー!こう、根元まで……」ガシッ

キュイーーン

土御門「あり?なんで反射がはたらいてるz……」

一方通行「……」

土御門「……」

一方通行「……」

土御門「……」

一方通行「……」







一方通行「スクラップの時間だぜェェェェェェ!!!つゥゥゥゥゥゥゥゥゥちみかどくゥゥゥゥゥゥン!!!!!!」

土御門「ま、待つにゃー俺はお前を守るために……ああああああぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!」

バッキャァァァァァァァ!!!    キラーン

アレイスター「……まぁ私も一方通行に会いたかったから、丁度よかったんだがな」

神裂「どうしてもう少し早く言ってあげないんですか……」



土御門「だれがキラーーンにゃーーー!!!一方通行!!俺が歳暮の山に突っ込まなかったら死ぬとこだったぜよぉぉぉぉ!!」

一方通行「るせェニャーニャーアロハめがね!!死ンどけやおらァァァァァァ!!!」



アレイスター「たまにはラスボスっぽい凄み方をしたいというものなのだよ……なんだ☆って。☆ってお前。記号じゃないか」

結標「舐められまくりね統括理事長」



土御門「ニャーニャーアロh……てめぇぇぇぇぇぇ!!!まいかの趣味にけちつけてんじゃねぇぜよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

一方通行「っぷゥゥゥ!自前じゃなくて義妹セレクトですかァァァ!?メイドのセンスってあてになンないですねェェェェ!!!」



アレイスター「何か、あだ名とかないだろうか。親しみやすい。そうすればもう少し世に浸透するのではないか私」

神裂「……あなた表舞台に出ちゃだめでしょう」

結標「アーくんは?それかクロちゃん」



土御門「っっっっるせぇぇぇロリコンがぁぁぁ……あ、ちょ、ごめ、待ってやめてそれは無理だにゃーーーー!!!」

一方通行「ミンチになれェェェェェ!!!!!」グッシャァァァァ



アレイスター「色々かぶりすぎだろう……もういい、結標淡希喋るな」

神裂「あわ菌がうつるので近づかないでください」

結標「なんで私唐突にいじめられてるの!?」

土御門「いってぇにゃー。いってぇにゃー。学園都市第一位手加減なしにゃー」

一方通行「馬鹿言えあほみかど。手加減してなかったらてめェが原型とどめてるわけねェだろが」

アレイスター「わたしも流石に寸前でちょっとだけ手を出したからな。土御門はまだ使える男だ、失うのは惜しい」

土御門「ぜんぜんうれしくねぇぜよ……そっちの二人は止めようともしてくれないし」

神裂「わたし、さっき彼にボロ負けしてるので」

結標「わたしも、軽くトラウマなので」

土御門「息があいすぎだぜい!?ホントになんなのお前達!!」

一方通行「黙れ三下ァ……でェ?」






一方通行「てめェがクソッタレの、学園都市統括理事長アレイスター=クロウリーかァ?」ギロリ

アレイスター「……いかにも。あいたかったよ、私のメインプラン」ゴポゴポゴポゴポ






土御門「(そういや修羅場だったことに替わりねぇんだったぜよ)」ダラー

神裂「(ジャクジーですかね?女子寮にほしい……)」ジーッ

結標「(……あわ菌ってなによ)」ムスー

一方通行「色々とやらかしてくれたよなァ。ここであったが百年目、ってェやつか?」

アレイスター「ふふふ、20年も生きていない君に、百年越しの回合の瞬間の喜びなど、分かろうはずもないのだがな」

一方通行「あァ、分かりたくもねェなァ……俺が生きている間に百年も、てめェを野放しにするわきゃねェだろォが」

アレイスター「エイワスにこてんぱんにやられたことを忘れたか?きみでは、まだ。今の領域のキミでは私にはかなわんよ」

一方通行「確かになァ……それに、てめェにも俺を殺る意思はねェとみえる……今の領域の?俺は?ってかァ?」

一方通行「くかか、おもしれェ」

一方通行「……見下してンじゃねェぞォォォォォ!!!!」










土御門「(……あまりの展開に水を差さないよう、二人の口は俺がふさいどくにゃー)」

神裂「(……離せってんだよど素人が!)」

結標「(……なによ!離しなさいよ!それか十歳戻って抱きしめてよ!!!)」

一方通行「……やめだァ」

アレイスター「うん?」

一方通行「どうせ殺る気もねェ上に、そのビーカー?俺じゃ手出しできねェンだろ……バッテリーの無駄だってンだよ」


土御門「……ほんとか?何もしないんだな?信じるぜよ?」

一方通行「おォ。なンだお前、女庇うような玉もってたンかよ。いいから離してやれや」ケタケタ

土御門「あぁいや、これはそういうんじゃねぇにゃー……」パッ

神裂「あなたの上司に直訴しますよ」

土御門「いやこっちサイドの上司は一応目の前にいるぜい」

結標「待って!あと十秒!十秒であなたを6歳児の猫耳ショタに脳内変換できたのに!!」

土御門「お前は黙れ。もう黙れ」




アレイスター「ふふふ、一方通行。キミは かしこいな」

一方通行「うっせェ、ンな挑発にはのンねェぞ。……なンなンですかお前人の喋ってるのにプカプカと。悪玉かこら」

アレイスター「あくだm……あ、どうしようやっぱこの子いま消そうかな」

一方通行「その気もねェくせによォ。……おいクソ悪玉、殺らねェ代わりに一つだけ質問だァ」

アレイスター「(結構本気だったんだが……)」

一方通行「合いたかった、とか抜かしたな。そりゃどういう意味だ、おい」

アレイスター「……私と」

一方通行「あ?」





アレイスター「私と友達にならんかね、一方通行」

一方通行「」

土御門「」

神裂「」

結標「」

アレイスター「……」









アレイスター「……」ドキドキドキ

一方通行「……ふざけてンのか」

アレイスター「……いたってまじめだ」

一方通行「……」

神裂「歴史的告白ですね……」

土御門「ちょ、ちょっと待つんだ!アレイスター!!!」

アレイスター「うるさいぞクソアロハ」

土御門「てめ……いいから待て!どういうつもりだ!?お前が、学園都市の住人全員を駒のようにしか思ってなかったお前が!?どういう風の吹き回しなんだ!!!」

アレイスター「……おかしなことを聞く。人が人に好意を持つことが、なにか問題があるか?」

結標「好意……ねぇ。あなたの口から聞かされても、まったく現実味がないわ」

一方通行「……」

土御門「同感だ!一体、なにをたくらんでいる!?」

アレイスター「……ゴチャゴチャとうるさいな。……何を考えている、か。ふふふ」

土御門「!!(やはりなにか!!……まさかプランの進行を!?)」

アレイスター「……」



アレイスター「あ~、昨日、夢で。一方通行と友になればその、いいって。エイワスが」

土御門「……」







土御門「うそっぱちじゃねぇかにゃぁぁぁぁ!!!今考えてんだろぉぉぉ!!」ガンッガンッ (七天七刀の鞘でビーカーを殴る)

神裂「シリアスな空気返しなさい!ど素人が!ど素人が!!!」 ガシッガシッ (蹴り)

結標「……」ヒュンッヒュンッ (ビーカーにバブ投入)

アレイスター「ふふふ、血気盛んだな。結標はあとで殺す。絶対に死なす」ブクブクブクブクブク







一方通行「……」

一方通行「……やめろ、お前ら。そいつの言ってることは嘘じゃねェ」

土御門「なに?」

神裂「正気ですか?」

結標「相手はあのアレイスターよ?」ヒュンッヒュンッ

一方通行「やめろっつってんだろあいつ死ぬぞマジで」

アレイスター「むすブクブクブクじブクブクブクkrブクブクブク」




一方通行「おィ、統括理事長よォ。俺ァここ何日かで成長したつもりだ。他人の気持ちをおもんぱかる、ってところがな」

アレイスター「……そのようだな」

土御門「……(絶対嘘にゃー俺は殺されかけたにゃー)」正座中

神裂「……(そうですね。彼の言葉に、私は救われました)」正座中

結標「……」正座中+目隠し中


一方通行「だからよォ、最初の……ダチになりてェのが本当ってのは分かる。だがなァ、その理由がでたらめだってのも、知ってンだぞ俺は」

アレイスター「……」

土御門「……(ちょっと待てじゃあなんで俺達正座させられてんだにゃー)」

神裂「……(梅干もっと食べたいんですかね)」

結標「……(目隠しプレイってつまんないわね)」


一方通行「本当の理由、俺に言ってみろ。この、学園都市第一位の頭脳によォ」

アレイスター「……実は、な」




1ちょっとしたお茶目のつもりでした「……すまなかったな。冗談だ、冗談」

2ビーカー漬けの☆さんは……「美食倶楽部の料理が……食べたいんだ」


このレスから先着5レスで多数決です><

アレイスター「美食倶楽部の料理が……食べたいんだ」

一方通行「」

土御門「」

神裂「」

結標「」

アレイスター「……言いたいことは分かる。ビーカーから出られなくてもお前同次元に複数出現とかチートできるだろ、とか。そういうことを言いたげな目をしている……ふふふ」

アレイスター「もちろん可能さ。この部屋を、アレイスター20000体で埋め尽くすことできる。やったことないけど」

アレイスター「……だが、な。あそこの店、完全会員制だろう?」

アレイスター「……統括理事長の名で通ると思ってたよ。あたりまえだろ理事長だぞ偽装IDなんて使ってたまるか理事長だぞ」

アレイスター「……そうしたら」

~回想~

アレイスターβ「初見だ」

店員「ご足労いただき大変ありがとうございます。ですが、当倶楽部は会員制。会員のお客様かそのお連れ様。または会員のお客様からの推薦状がありませんと……せっかくなのですが、お引取りください』

アレイスターβ「ふふふ、私の正体を知っても、そのような態度がとれるのかな」

店員「……は?」

アレイスターβ「IDだ。見たまえ。私こそこの学園都市統括理事長、アレイスター=クロウリーその人なのだよ」

店員「……」

アレイスターβ「驚いているようだな。なに、咎めはしない。ここで一番いい席を……」

店員「アッハハハハハハハハハハ!!!」

アレイスターβ「?」

店員「お客さんwww統括理事長とかいう超都市伝説wwwwwマジにしちゃってんですかwwwww」

アレイスターβ「……え」

店員「あんなもんでたらめにきまってんじゃないですかwwwww超ウケますwwwwww」

アレイスターβ「あ……あれ?」

店員「私もねwwwwちょっと前に超暗部いましたよwwwwwけどwwwwンな人マジで見たことないですよwwwwwww」

アレイスターβ「」ワナワナワナ

店員「ブッハwwwwwなにも噂通りの格好しなくてもwwwwwww写メっていいですかwwwww浜面に送るんでwwwwww」

アレイスターβ「うわぁぁぁぁん」ダッ

店員「くかきけこくかきかかかーーーーwwwww噂の統括理事長wwwww泣きながら夜空を舞うwwwwww超ウケるwwwww」ピロリーンピロリーン

~回想終了~

アレイスター「……さぁ」

一方通行「」

土御門「」

神裂「」

結標「」

アレイスター「笑えよ」

一方通行「」

土御門「」

神裂「」

結標「」

アレイスター「笑ってくれ、たのむから……」

土御門「……(アイテムの元構成員アレイスターのこと知らねぇのかよなにしてんだにゃー)」

一方通行「」

神裂「」

結標「」

アレイスター「……」

土御門「……(沈黙が重いぜよ。笑う、べきか。よし……)」

土御門「はっはっはぁ!こりゃけっさk」




一方通行「分かる!!!その恥ずかしさ痛いほどわかるぜェェェェ!!!理事長よォォォォォォ!!!」

神裂「なんて、なんて不憫なめに!あなたは、あなたこそ救われぬ者なのですね!!!!」

結標「社会から蔑まされるようなあの目!つらかったわね……つらかったわね!!!!!」

アレイスター「キミ……たち……」パァァァ





土御門「えぇ~……」

そんなこんなで。ねーちん+あわきん+☆√のほとんどが終了です
つっちーは残念でした

もうちょっとだけ続きと、いつもの締めがあるんですがちょっと限界ですすみません

今回のくだりは全体的にキャラ崩壊がすさまじくてちょっと自分でも引いてます反省します後悔はどうでしょうか

明日は来られるか分かりませんが……少なくとも二日以内には今回の締めをしたいと思います

ここまでは、なんでこんな時間にカッコウ鳴いてんの?な鹿児島からお送りしました

それではまた。続きもよしなにしてやってください

そんなこんなで。ねーちん+あわきん+☆√のほとんどが終了です
つっちーは残念でした

もうちょっとだけ続きと、いつもの締めがあるんですがちょっと限界ですすみません

今回のくだりは全体的にキャラ崩壊がすさまじくてちょっと自分でも引いてます反省します後悔はどうでしょうか

明日は来られるか分かりませんが……少なくとも二日以内には今回の締めをしたいと思います

ここまでは、なんでこんな時間にカッコウ鳴いてんの?な鹿児島からお送りしました

それではまた。続きもよしなにしてやってください

乙です
こういうダメなねーちん良いですね

センターマンネタでコーヒー屋さン思い出した

こんばんわ レスありがとうございます励みになります

>>246
人が集まるとぼけさせずにはいられなくなる性分があだとなってねーちんが更に変な人になってしまいました
続きではそうはなら……どうでしょう

>>248
屋さンシリーズまじリスペクトしてます あそこのくだりは打ってて既視感だったんですがそういうことですね

今からバイトに行き、1時には戻って続きを投下しようと思います。

締めまでなので安価はありませんが、よければお付き合いください

それではまた後で

早! 投稿ペース早!
なんか覗くたびに投稿中っぽかったから、どこで乙したらいいのか分からんかったですよ。
しかしまあなんにせよ乙。
ねーちん√、だったはずが、☆が存在感発揮しすぎてねーちん食われかけとるなぁ。
安価の展開によっては、ここまでキャラ崩壊しない道もあった、のだろうか。

ずいぶん前だけど、上条さんのメールアドレス
give-me-money
が、
give-me-memory
に見えて「ええ!? 上条さん洒落にならないっスよ!?」という気分になった。

もどりました。どうもです

崩壊に関して例をあげると、ねーちん戦で第二ラウンド突入した場合上条さんにそげぶ+説教。ねーちんは途中退場で代わりに青ピも合流して☆のとこに向かう予定でした。ここまでねーちんはキャラ崩壊していなかったといえますね。
ですが曇りの日行動安価でもしインさんが選出されていなかった場合上条さんは現在でも留置所入り。その選択肢もまた代わっていたかもしれません。
ぶっちゃけインさん選ばれると思っていなかったので、上条さんには後々超絶欝なキョド条さんとして登場させる可能性も考えてました。
どこかで誰かがずれていく、そんなスレですが一つどうぞ


>>250
途中レスは個人的にはありがたいです。オチの後に即投下は空しいので
みつけたら一緒に突っ込んでやってかまわないです。ありがとうございます




それでは夜もふけてまいりました。締めまでいっちゃいましょう

>>250
あ、あと追加でレス返し。give-me-memoryもありでしたねww
それぞれのメアドもどっかで出してみたいです

黄泉川ん家

17600号「……不覚でした。空間移動能力者と合流するとは思わず、彼の足取りを追うことができなくなりました。申し訳ありません、と、ミサカ17600号は作戦本部にて頭を下げます」

番外個体「……それで、あのクッソッタレの第一位様は」ビキビキ

打ち止め「……見失う前、超絶ボディの露出狂と一緒だった上、あまつさえ背負われてたのね?ってミサカはミサカはあまりの怒りに怒髪天!!」ビキビキ

芳川「落ち着きなさい。アレイスターのところ、確かにそう言ったの?」

17600号「はい。上条当麻の同級生の金髪アロハが、さらしを胸に巻いた女にそう言っていました」

番外個体「ちょっとぉぉ!なんで露出狂が増えてんのよぉぉぉ!!!」ビキビキビキ

打ち止め「……おまいなにしてんの?なんでそんなんでスネーク名乗ってんの?って、ミサカはm……とりあえず後でお仕置きな」ビキビキビキ

17600号「ひぃっ!」

黄泉川「も~いい加減にするじゃん!二人とも!一万人友達を作るってきめた以上、女友達はいつか出来るってわかってたじゃないか」

番外個体「それとこれとは話が違うぅぅ!なぁんでもっとまともなのと仲良くなれないかなぁぁあのモヤシは!!!」

芳川「それは……あの子自身まともじゃないからとしか……」

17600号「同居人からのあまりの評価にミサカ17600号は軽くセロリに同情を感じえません」

打ち止め「ハッ!待って!あの人の気配を感じるかも!!ってミサカはミサカはアホ毛を立たせながら目を見開いてみる!!」キュピーン

番外個体「鬼太郎かあんたは」

17600号「オイ、キタロウ!!」

番外個体「あんたも父じゃなくて妹だろ」

芳川「仲が良いのは分かったから。彼はどこにいるの?すぐ近く?」

打ち止め「ん~~っとね!割とちかいような……」

ピンポ~~~ン

打ち止め「大当たりぃぃぃぃぃ!!ってミサカは玄関に向かって猛ダッシュ!!」

番外個体「あ!待ちなよおちび!!ミサカもいくぅぅぅ!」

黄泉川「犬猫みたいじゃん」ハッハッハ

芳川「尻尾はないけどね」クスクス




17600号「なにこいつらマジアットホーム。ミサカもこんなお家がほしい」グスン

打ち止め「おかえりなさぁぁぁい!ってミサカはミサカは元気にあなたをお出m……」

番外個体「……どういうこと?」

神裂「あ!!その、どうもはじめまして!!!わたくしイギリス正教必要悪の教会に所属しております……あ!元は天草式十時凄教で女教皇の任を……」

ヒョコッ ペシッ

神裂「いたっ」

一方通行「落ち着け。どォもォ学園都市第一位一方通行でェす」

番外個体「いや知ってるし。私らが言いたいのはあなたがどうして背負われてるのかっていう……」

ヒョコッ

結標「大能力者で座標移動の結標淡希で~す」

番外個体「服装については十分突っ込む余地ありなんだけどちょっと下がってて。あのね、バッテリーが切れてるわけでもないのにどうしてあなたは……」

ヒョコッ

アレイスターβ「統括理事長のアレイスター=クロウリーだ」

番外個体「うん、あなたを流しちゃいけないのは凄く良く分かる。でもマジ黙っててミサカストレスに弱いのちょっと黙ってて。スー、ハーーーーー。よし。で、第一位さまはなぁぁんで女の人に背負われて……」

ヒョコッ

土御門「呼ばれて飛び出て土御門元春だn」

番外個体「黙れって言ってんでしょぉぉぉぉぉぉ!!!」バリバリバリバリバリ

土御門「なんで俺だけあbbbbbbbbbb」

土御門「ひどい目にあいましたにゃーやっぱり着いてくるんじゃなかったですたい」

黄泉川「ごめんな土御門。あの子もそこまで悪気があったわけじゃないんじゃん」

芳川「ただ、心配していたところに帰ってきたと思ったら、知らない女の人と一緒だったことが凄く嫌だったのよね。同じ場にいた打ち止めのも拾うからストレス倍増だし」

黄泉川「二人ともまだ子供じゃん。一方通行が誰と仲良くなっても最後には帰ってくる場所を邪魔されたくないんじゃんよ」

土御門「……じゃあ尚のこと、あの会話に入っていこうとするのは子供には進められないと思いますにゃー」




アレイスター「……きみも苦労したな。虚構の友、か。ふふふ。私もエイワスが本当にきてくれるまでは似たようなものだった……エイワスが洋ロリじゃなかった時は絶望しかけたよ」

一方通行「おォ。闇咲くンを最初見たときゃァ、ホント一歩間違えれば学園都市半壊レベルで暴れる寸前だったしなァ。でも、あの時があるおかげで、今の俺達があンだよなァ」

打ち止め「ミサカは!?ミサカは!?ミサカもあなたの役に立ってるのかな!?ってミサカはミサ……ふにゃ~~!頭撫でないでぇぇってミサk……」

神裂「そうですね。つらい修行時代、天草式のみんなから別れを告げる時。ななちゃんがいたおかげで……わたしはわたしであり続けることができました」

結標「そうよね。私もお医者さんに『ひょっとしてあなたの言う弟というのはすべてあなたの思い込みなのではないですか?』って言われて……それでようやく現実の男の子たちに目が向くようn」

番外個体「ちょろっとぉぉぉぉぉぉ!!!あなただけ毛色が違くないぃぃぃぃ!?おちびに悪影響を与える話はやめてほしいんですけどぉぉぉぉぉ!!!」

芳川「……」

黄泉川「……あれは、なんなんじゃん。っていうか誰だ酒もちこんだの」

土御門「……互いにちょっとずれちまったやつらの集まり……いや」



土御門「傷のなめあい、の方が正しいかにゃー……」ハァ

黄泉川「……」ハァ

芳川「……(コーヒーの準備はしておこうかしら)」コポコポ

黄泉川「お前はあの中にはいらないじゃん?」

土御門「いやぁ…・・・遠慮しときますにゃー」

芳川「そう……あの子には少しでも友達を増やして欲しかったんだけどね」

土御門「……すまんぜよ。あいつとは友達といえる段階に至るには、少しばかり闇で関わりすぎちまったぜい。あ、嫌いとかじゃ全然ないんですにゃー。元同僚ってぇ位置が、俺とあいつにはちょうどいいんですたい。きっと」

黄泉川「そうか、じゃん」

芳川「仕方ない、わね。元同僚として、これからも接してあげて」

土御門「当然だ」

土御門「……」



土御門「……(俺のまいかラブも相当だけど、さすがにあれと一緒にはされたくないからにゃー)」



アレイスター「エイワスが~~天使の~~プラン~~~理事長の存在感~~~」

一方通行「闇咲~~~闇咲~~~~~三下シスター~~~~ダチ~~~一万人~~~」

打ち止め「その梅干は黄泉川が炊飯器で作ったんだよ!ってミサカはミサカは興味津々なおねえさんに教えてあげる!」

神裂「!?」

結標「なにかないの、第一位の恥ずかしい写真とか。子供の頃の」

番外個体「恥ずかしい歴史は絶賛製造中じゃんあんたたち……ってか本当の理由は絶対に後者の方でしょ」

土御門「そいじゃぁ、寝ちまった結標は俺が送ってくにゃー」

結標「」スヤスヤ

番外個体「ぎゃは!ミサカを褒めてよね~暴走入りそうなこの人に酒飲ませまくって潰したんだからさ~~」バシッバシッ

一方通行「お前こそ大概飲みすぎだァ性悪。頼むなァ俺はこっち送るからよォ。第三学区のホテルでいいンだな?」

神裂「えぇ!?そんな、かまいませんから!」

土御門「なに言ってるにゃーねーちん。ねーちんがここからホテルに行こうとしたら、結局どこかの公園で野宿するはめになるに決まってるぜよ」

神裂「だ、黙りなさい!そんな、私は……くっ!!いいじゃないですか野宿!それにわたしにはななちゃんがいます!!!」

アレイスター「(強がりっぽく聞こえるが結局は『刀があります!!』だから、『確かに!!』と言えてしまうな)」

一方通行「だァめだ。お前がなンと言おうが送ってくかンな」

神裂「そ……そうですか」

土御門「お……」ニヤニヤ

番外個体「……なぁんかその人に優しくない第一位。気持ち悪いんですけど」

一方通行「馬鹿言え」

番外個体「もしかしてぇぇ!送り狼ってぇやつかなぁぁぁ!!ぎゃっは!おねーさんこのもやしが襲ってきたら股間蹴り上げちゃっていいからね!どうせたいしたことないもんだしさぁぁ!」

神裂「こ、こかん!?そんな真似、いやいやいや受け入れるというわけでは決してですね……」

一方通行「なァに言ってやがる。お前ほんと飲みすぎだ。先寝てろよォ」

番外個体「……なにさ。噛み付く気もないって。俺は大人ですアピールですか」ブッスー

アレイスター「……」ニヤニヤ

土御門「……」ニヤニヤ

神裂「……」

一方通行「……」





一方通行「……(カッキーロイヤルホテルが拝めるぜェ!!!)」ワクワク

神裂「……今日はありがとうございました」スタスタ

一方通行「おう。俺のほうこそな。今は替えの杖あるからこうしてっけど、今日の大半はお前に背負われてたらしいしよォ」スタスタ カツカツ 

神裂「いえいえ、それは私が……その、あの時折ってしまったのが悪いですから」

一方通行「そうなァ……お、見ろよ。あそこだなァ俺達が殺りあったのは」

神裂「……警備員がいますね」

一方通行「かかか!さっさと消えて帰っちまったが、アレイスターとダチになってよかったよなァ。俺もお前もお咎めなし!だァ。こいつらは事件迷宮入りで始末書倍増、ご苦労なこって」

神裂「そうですね。私も、アレイスターとこうなれるとは……まぁ私達も半日前まで殺しあっていたわけで、ここはその現場なのですが」

一方通行「くかかかか!縁ってのはどう働くかわっかンねェなァ!結標があそこまで喋れるやつとは思わなかったしよォ……」




一方通行「なンか俺が持ってた木原くン印のアルバムばっか見てたけど」

神裂「……(あれは彼女じゃなくても見てしまいますよ。なんですかウサギの着ぐるみって)」

一方通行「そういやお前、俺を背負ってた間、刀は土御門に預けてたなァ?」

神裂「え!?あ、そうですね」

一方通行「……どういう心変わりだ?引け目の方が勝っちまったってか?」カカカ

神裂「いえ、その……」

神裂「私はななちゃんという友達を、常に腰に帯刀していました」

神裂「それで、なんだか……身に着けておきたいと思うようになってしまいまして」

神裂「あの……私の話を聞いて引かずに、本心で返してくれた。あなたを……やっぱりちょっとななちゃんとは感じが違いましたね……」


一方通行「……(忘れていたけど痛い子でした)」

神裂「あ!違います!違いますよ!私は友人全員にそういうことをするわけではありません!!スキンシップ過多な痛い人とかではないです!!」

一方通行「あァ、そうかい」

神裂「ただ……あそこまで話したのは、あなたが初めてでしたから。ななちゃんと同じくらい私の弱気を知り、慰めていただいた。だから、そう思ったんですよ」

一方通行「……へっ、ななちゃんは喋りやがンのかよ」カカカ

神裂「考えてみたら、あれから私は……そこそこ女性の知り合いはできましたが、男の方とは、ここまで話す仲になったのも初めてです」

一方通行「おォ」

神裂「で、ですので……あ、一方通行!!」

一方通行「なんだァ?」

神裂「わたくし神裂火織と!!!と、友達になってください!!!!!」

一方通行「……」

神裂「あ……駄目、ですかね」




一方通行「……ハッ、なァにを今更(マジかァァァァァ!?)」

一方通行「そんなことわざわざ言わなくても、あの二人だって俺だって、理解してンぜ?(この見た目に反して清純な女が!?)」

一方通行「俺たちゃ、とっくの昔にダチだろうがよ!!(ちょいエロメールで俺を困らせてたかおりさん三十八歳だってのかよォォォォォォ!?)」

神裂「」パァァァァ

翌朝!

番外個体「言わずもがな、この白もやし=虚弱体質=糞ヘタレはその後あのおねえさんにまたまた抱きしめられ」ハァ

黄泉川「気絶して、送りに行ったのにまた背負われて連れてきてもらったあげく」ハァ

17600号「お酒が入ってしまって女史二人は運転できないため、このミサカがお見送りしたのでした、とミサカ17600号は功績を称えられお泊り&朝食同席の許可をいただいていることに感謝しつつ報告を終えます」

芳川「あなたワンパターン過ぎよいいかげんにしなさい」

一方通行「るせェ!おいクソガキ、もうちょい右だ右」

打ち止め「凄い痣だねぇ~ってミサカはミサカはあなたの背中にシップをはるお手伝い!」

番外個体「まったくあなたってさぁ、せっかくのラブコメでも全っ然締まらないよね。ユルユルガバガバだよ思考回路が……」

一方通行「口が悪いできそこないはちょっと黙っててくださァァい、二日酔いの頭シェイクされたいンですかァ?」

番外個体「上っ等だよ白モヤシ。ぎゃは!じつはおねーさん襲っただけじゃないのかその粗末なもんひん剥いて確かめてみましょぉかぁ!!!」

黄泉川「番外個体がかまってもらえて嬉しそうじゃん」ズズズ

17600号「キレデレというやつでしょうか」ハフハフ

番外個体「そこ二人も黙るぅ!」

一方通行「あァるせェな。ったく」





一方通行「昨日は、酷ェ一日だったぜ」ハァ

一方さん自室!

一方通行「おォいててて。あ~あ、アルバムも出しっぱだァしまわねェとな」

一方通行「結標のやつ散らかすだけ散らかしやがって……あいつあの時点でかなり酔ってたな」

一方通行「……まァ、どんなに変わってても仕方ないよなァ」

 20××/ ○/○○ 6:28
  From:move-point.to-boy.@○○○○
  Sub:
   昨日はどうも
   また明日集まるときは連絡下さい
   ……仕事がない以上、あなたと馴れ合う気はなかったのだけれどね
   事情が変わったわ。
   それじゃ、また

   写真は何枚かもらったわ。ごちそうさま

一方通行「俺達ァ、同士だからなァ」

登録番号:010
分類:親友
 結標あわきン
 登録完了!

プルプルプルプル

一方通行「美食倶楽部かァ?おい、店員の再教育しとけ。超超うるせェやつだとよ」

一方通行「おォ……いや悪かった。今日はそンなみみしいこと言いたくて電話したンじゃねェ」

一方通行「予約だ。3……いや、やっぱ5人。とにかく量用意しとけェ一人が化け物みたいに喰うからよォ」

一方通行「夜8時だ。おォ、頼むな」

一方通行「……よし、これで……がっ!!」

一方通行「なンだ!?目がチカチカする……頭の中になにか……映し出され……」

 20××/ ○/○○ 6:50
  From:do-not-for-get.i-am-toukatsu-rijicho.@under.Line
  Sub:
   携帯を持っていないのでな……君のチョーカーを介してこれを送る
   昨日はステキな出会いに感謝しているよ
   これほどのことは幾十年ぶりだろうか キミのおかげだ
   学園都市外に行きたい時は気軽に声をかけるといい。すぐに許可を出そう
   それでは 会食も大変楽しみにしている

   統括理事長 アレイスター・クロウリー


一方通行「怖ェことしてンじゃねェェェ!!!そしてアドレスらしきものが長ェェェェ!!」

一方通行「明日は先に携帯選びにいくかンなァァァァ!!!」




登録番号:011
分類:親友
 アレイ☆
 登録完了!

>木原くン印のアルバム

なんだそれ見てええええええ!
乙です!

一方通行「あァあ、何か適当に念じてみたけどアレイスターに伝わったっぽいな」

一方通行「……よし、昨日の侘びもこめて今度はこっちからかンざきに……」

ピリリリリッ

一方通行「思った矢先かよ。あいつホント義理堅いな」

一方通行「……考えてみりゃ、あれは俺から喧嘩ふっかけてねェか?いや、闇咲くン時もか?あれ?」

一方通行「……なのによォ」





 20××/ ○/○○ 7:10
  From:Salvere000@○○○
  Sub:
   おはようございます。お体大丈夫ですか?
   明日の夕餉も大変楽しみにしてます。お誘いありがとうございました
   ……メールというものはやっぱり慣れません。
   筆で書いたものがもっと早く届く方法が、学園都市にあればいいのですが
   あの、電話機能はばっちりなんです 必要を迫られましたから
   なので……たまに電話をかけてもかまわないでしょうか!?
   無理は言いません!あなたも、友達作りで忙しいでしょう

   お返事、お待ちしています
   それでは




   p.s 今日はあの子の所へいくので、よろしく伝えておきますね





一方通行「……」

一方通行「……ケッ」

一方通行「ほンっとお人よしだぜ、どいつもこいつもよォ」


ピッ

ピッピッ

プルプルプルプル……










登録番号:012
分類:親友
 かンざきかおり
 登録完了!

そんなこんなで。ねーちん+あわきん+☆√終了です

三人成功と中々の結果で終われました。安価へのご協力ありがとうございました><

レスの数々もどうもです。励みになります

☆√へとどうしても繋げたかったのでかなり間延びしてしまい申し訳ない
ねーちんのターンは駆け足気味でしたね


さて、今回の反省を生かしたかったのですが次回も少々特別な安価になります
つまりは、今回と同じく最終的にある一人の√へと合流するという前提があり
+αをどれだけ増やせるか、って感じですかね
ようやっと、一万人という現実味の無い数字に答えが出せそうです

ここまでは霧で覆われた鹿児島の片田舎からお伝えしました

それではまた次回。どうぞよしなに

10000人の安価を出した当人だが、
妹達のつもりだったんだぜ、

というのは内緒だ。
まさかこんな良スレになるとは。

こんにちは。レスありがとうございます励みになります

ねーちん可愛いと言ってもらえて光栄です。初心な感じをだせていたでしょうか

>>268
打ち止めを救う手がかりを探して木原くン宅を漁ったさいに出るわ出るわ一方さんのビデオやら写真やらという設定です
一方さんの口調とかひねくれ方とか絶対木原くンが関わってますよ。亡き人の遺品ということで一方さんは一応保管してます

>>274
そう言ってもらえると恐縮です。思えば遠くへ来たものだ……まだようやく二桁ですが。事前を除けば五人ですが……

>>278
そうですかね。個人的には晴れの日行動安価で闇咲くン√が選ばれた時はよっしゃぁ!となりました。早めに一方さんの魔術師コンプレックスを解消させてあげたかったので

>>279
今回のつっちーは
「暗部と距離を置けた以上、一方通行とは深く関わらないのが互いに安全に生きる秘訣」
という考えが強くなってしまいました。
助け合うよりけん制しあう道を選んだんですね
もし1を選んだ場合、もちろん「友達だ」は誤魔化すための建前ですがそれを聞いていた一方さんは軽く小突き、それで終わります
するとただのぼやきだった>>231
「……(そうだにゃー、昔だったらさっきの俺の発言はぶっ飛ばされてもおかしくないぜよ)」
に変化しました。その他反応も、一方さんの成長に気づいた旨へ変わっていたと思います。
その結果、黄泉川・芳川の持ちかけのときに
「根元は断たれても別の道を行く必要はない」
等諭され、仲間入りを決意、という段取りでした。
そもそも本当は2が選ばれた時点でつっちーは文字通り星になって退場予定だったんですが……あの面子では上手く回せそうになかったので急遽残留、黄泉川ん家まで着いてくることになってしまいました。
わざわざご質問ありがとうございます。なんでこうなんの!?みたいな質問は補完しておきたい自分的にもありがたいです



さて、舞台裏というかいいわけというかが長くなってしまいましたね

今から始めると今日中には確実に終わらない今回のくだりですが、どうぞよしなに

それでは投下します

一方通行「考えたんだがよォ」

芳川「なに?まさか結婚とかは勘弁してよね式で暴れてやるわよ」

一方通行「僻みすぎだろ。違ェよ。ってかどこにンな相手がいるってンだ」

芳川「いやいやいいから。あなたにそういうの誰も求めてないから。食飽気味だから」

一方通行「黙れ。話続けるぞ」

一方通行「一万人もダチ作るってのは、考えてみたらかなり無謀だよなァ?」

芳川「……今更そこに突っ込むのね」

一方通行「るせェ。でな、なァンで一万人かってことも考えたンだが……それって、妹達もありってことなンかァ?」

芳川「えぇ、もちろんよ。あなたが彼女達を個々として扱っているというなら、それはもちろんカウントするは」

一方通行「ったりめェだろ。よし、じゃァ打ち止めに……」

芳川「そう、その場合打ち止めの管理者権限を使って説得に入ればいい。世界中を回るのは大変だからね」

一方通行「まァアレイスターに頼めば音速旅客機貸してくれンだけどな。一昨日もジンギスカン食いてェっつゥから……」

芳川「でもね、ちょっと問題があって……今現在、妹達の感情決定権は打ち止めにないのよ、これが」

一方通行「はァ!?なンだそりゃ!?」

芳川「この間みたいなことがあって、打ち止めに全権を任せっきりだと打ち止めになにかあったとき混乱を招くから、と。もちろん強制命令権はあるけど、本心ではあなたと友達になることが許可されていない。そうすると、番外個体はどうなるかしらね。前ほど負の感情を拾っているわけではないにしろ……」

一方通行「……クソが。じゃァなにか?妹達には今、俺とはダチになるっていう感情の許可が出てねェ、そういうことか?無茶苦茶だな大丈夫か?」

芳川「……平気よ。みんなそう言っている」

一方通行「……深くは聞いてやンねェよ。でェ?今その権限とやらは誰が持ってんだァ?海外の個体なら色々と準備しねェとなァ」

芳川「……」

一方通行「あァ?どォしたよ」







芳川「……ごめんね」

一方通行「いや謝ンな怖ェよなンなンですかァ!?」

芳川「私を始め、冥土返しや各関係施設の責任者達が総出で、何度も何度も検討をかさねたわ」

芳川「最も人格形成が進んでいて、最も自我があり、データ的には良識的、ある種の特殊個体と言えるような。そんな個体」

一方通行「ほォ。妹達もそこまで進ンのかよ。それで、誰だよ。何号だ」

芳川「……」





芳川「20000号」






一方通行「うそだァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」

一方通行「良心てk…・・・はァ!?てめェらの目は節穴なンですかァ!?どこまで好意的に見てやったらあの変態をそんな風に解釈できンだよォォォォォ!!!!!!!」

芳川「いや私達だって絶対嘘だと思ったわよ。替え玉使ったとか、データ改ざんしたとか。最終的に強制自白剤まで使ったのよ」

一方通行「さすがに酷くね?」

芳川「でも本当なのよ……まぁ生粋の犯罪者には嘘発見器も意味が無いっていうらしいけど」

芳川「とにかく、妹達と友達になりたいのなら。20000号を説得しないとだめよ」

一方通行「マジかよ……おい!打ち止め!!」

打ち止め「え!?ミサカ入っていいの!?ってミサカはミサカは自室から居間への扉からヒョッコリ顔を覗かせてみる!」

一方通行「当たり前だろ、なに言ってンだ?」

打ち止め「いやぁ、こういう時の前フリはあなたと芳川だけのお仕事なのかなぁって思ってたから、って、ミサカはミサカは締め前に出られてとってもとっても満足気な顔をしてみたり!」ワーイ

一方通行「ンでェ?芳川の言ってたことァ本当か?」

打ち止め「うん!そうだよ!」

一方通行「……はァ。そンじゃァちょっと」

ピッピッピッ

プルp

ガチャッッ

20000号『セぇぇぇぇぇロリたぁぁぁぁぁん!?!?!?どどどどどういうことかなセロリたんの方からお電話なんて漏れまじ濡れちゃいそうだよ漏れだけに受け家けけけけけけけけけけケケケケケケケケケケけけけとミサカは大興奮のあまりセロリたんの生写真にあつい口付けをおとします』

打ち止め「」

芳川「」

一方通行「おい芳川これをふまえてさっきの台詞もっかい言ってみろ誰のどこが良識的なンだよこら芳川こら」

20000号『あぁ!?セロリたんひょっとしてあれ!?漏れのもってるあれについてなのかな!?とミサカはやっべ鼻血でてきたティッシュどこだろ換えあったっけか』

一方通行「おォ、その通りだ。てめェ今どこいンだよ。ちょっと会って話を……」

20000号『逢引!?逢引なのセロリたん!!マジかーーー!遂に漏れの時代がきたぜんにゃろぉぉぉ!!とミサカは超リアル・アクセラ人形(上下はだけ済み 裸にあらず)を抱きしめます』

一方通行「いつ作ったァァァァァ!?」

20000号『先々月かな~妹達にもかなりはけてミサカ一時ウハウハヌレヌレでした!とミサカは暗にもうその金使い切ったから返せねぇよとセロリたんにお伝えします』

一方通行「どいつだ畜生ォォォォォ!!てめ、ほンっっっとに無茶苦茶だなくそがァァァァァァァァ!!!!!」








打ち止め「……」(持ってる)

芳川「……」(流通担当)

一方通行「……あいつもうやだ。変態トークするだけしたあげく、『欲しかったらミサカを捕まえてごらんグヘヘヘヘヘとミサカはただちに住まいから脱出します』だってよ」

芳川「おかしいわねぇ……いや、素行はもちろん分かってたけど」

打ち止め「MNWでもいつもあんな感じでBAN常連者だよ!って、ミサカはミサカは下位個体の性癖にため息をもらしてみたり」ハァ

一方通行「あいつの居場所は今分かンのかァ?」

打ち止め「……」フリフリ

芳川「ネットワークから切ったのね。あの子がいる研究所は第七学区よ」

一方通行「もう研究所にはいねェな……なンか手がかりはねェものか」

打ち止め「あ!ハーイハーイ!って、ミサカはミサカは手を挙げて名案が浮かんだことを誇示してみる!!!」

一方通行「はァい、そこのちびガキ」

打ち止め「あのねあのね!」





打ち止め「お姉さまに頼んでみようよ!って、ミサカはm」

一方通行「却下だバカやろう」

打ち止め「即答速攻大否定!?」

一方通行「もうちょい考えて物言え……俺が、どの面下げて超電磁砲に会えばいいってンだよ」

打ち止め「でも!でも!電磁波のレーダーにかけてならお姉さまはあなたより正確に……」

一方通行「黙れクソガキ。この話は終いだ」

打ち止め「うぅっ……だって、いつまでたってもあなたとお姉さまが……」

芳川「そもそも一方通行が避けてるんだけどね」

一方通行「……」

芳川「一方通行。私が言ったこと覚えているかしら?」

一方通行「……向き合うことがどう、とかか」

芳川「そうよ。この前言ったのは、自分と違う人とも、ってことだけど……」

芳川「相手が苦手だ、とか。嫌われるんじゃないか、とか。拒絶されるのを怖がっていたら、いつまでたっても前へ進めないわよ」

一方通行「……」






芳川「あなたはもちろんだけど……じつは、その相手だってね」

一方通行「……」

芳川「あなたと第三位のわだかまりはもちろん理解してる。場合によっては、殺し合いになるかもしれないわね」

芳川「でも、あなたはもうそれに挑むだけの覚悟がある。私はそう信じていたのだけど」

一方通行「……」

芳川「甘かった……かな?」

一方通行「……」




一方通行「芳川ァァァァァ!」ダキッ

芳川「ふふ、お泣きなさ……あなたほんと細いわねむかつくわ」

打ち止め「ミサカも同じようなことが言いたかったんだけど!どうして!って、ミサカはミサカは不平等さに腹を立ててみたりぃぃぃぃ!!」キィィィィ!

ガチャッ

番外個体「ちょっとぉぉぉぉ!!何か知らないけどおちびがむかつくようなことしてんじゃ……って第一位が芳川にチョークスリーパーされてるぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?」

ギチギチギチ

芳川「なん……なのよこの細さ……同じもの食べてるでしょ」

ギチギチギチ

一方通行「運動量の……差だろ……糞ニート……グフッ」

一方通行「いってェ。首いってェ」スタスタ カツカツ

一方通行「番外個体が止めに入ってなかったら折れてたぞこれ……あのガキはなんだ、のこったのこったって、それ相撲だろォがよ」

一方通行「お詫びにって、腕のいい探偵社紹介してくれたけどよォ……どうなンだこのネーミング」

一方通行「……腹ァくくっかァ」






1覚悟を決めて御坂美琴のところへ「常盤台女子寮、ここだな……ってェ、女子寮前にいるあの花畑は……」


2やっぱりあいたくねェ。探偵社へ「……世紀末探偵公社HAMAZURA!!……間違ってるし」


このレスから先着5レスで多数決です><

常盤台女子寮

佐天「うっへぇ、相変わらず立派だよねぇ常盤台の寮は。ね、初春!」

初春「ですね!佐天さん!私なんだかテンションが上がってきました!今日はあくまでも元気の無い御坂さんを励ますためのホームパーティーなのに!だめですよね!!だめですよね!!!」ワクワク

佐天「へぇ、テンションが上がってるの~どうりで私がさっきから初春のスカートの裾を持ち上げてることに気づかないわけだぁ」

初春「のっへぇぇぇ!?な、なにしてるんですかぁぁぁ佐天さん!佐天さん!」ポカポカ

佐天「あっはははははー!初春のくせにロングスカートとは生意気さ~」

初春「もう!こんなところ誰かに見られてたらどうす……」

一方通行「……」

佐天「どうしたの初h……あ、あはははは」

一方通行「……よう、花畑風紀委員」

初春「グスッ……こんにちは、アホ毛ちゃんの保護者さん……グスッ」

佐天「ごめん!ごめん初春!しかも知り合い!?ほんとごめん!!」

一方通行「……なにか弁明したほうがいいかァ?」

初春「いい……グシュ……です。惨めなだけです……」

佐天「ごめぇぇぇぇん!謝るからぁぁぁぁ!」


一方通行「随分前だが世話になったなァ。達者にしてたかよ」

初春「はい……グスッ。アホ毛ちゃんは元気ですか?」

佐天「う~いはる~。私をおいて話進めないでよ~こっち向いてよ~~」

初春「知りません!もう!グスッ」

佐天「怒った顔も可愛いけどさ~ごめんってば。あ!そうだティ……」

一方通行「おいこらメスガキ。この花畑が怒るのももっともだぞ……おら、ポケットティッシュだ。使いやがれ」

初春「あ……ありがとうございます」

佐天「(先を越された!!)」

佐天「っていうかメスガキってなんですか!」

一方通行「そちらこそなンなンですか往来でスカートめくりって。流行ってンですかァ?」

佐天「うぐっ……」

初春「……(キ○ィちゃんのティッシュだ)」チーン

佐天「そ、そうですよ!!!」

一方通行「はァ?」

初春「……(アホ毛ちゃんに持たされてるのかな。微笑ましいなぁ)」チーーン

佐天「今の女子中学生の間ではですねぇ!スカートめくりが大流行なんです!!」

一方通行「……はァ」

初春「……(あ、突っ込まれなかった。佐天さん後に引けないですね)」チーーーン

佐天「だから、えと、その、初春はまだ慣れていないので!流行に乗り遅れないよう、私が教えてあげていてですね!!!」

一方通行「……」

初春「……(これはひどい)」チーーーーン

佐天「なんて!……その……」

一方通行「……」









1一方通行「マジか」初春「ふぇぇ!?」佐天「!!」

2一方通行「頭沸いてンですかァこのクソ痴女」佐天「な…!!」初春「い、言いすぎですよ!」

このレスから先着5レスで多数決です><

一方通行「マジか」

初春「ふぇぇ!?」

佐天「!!」

一方通行「そりゃァ悪かったな……どうも俺ァ流行に疎くてよォ。ンなこと全然知りもしねェで余計なことを……」

初春「ちょ!ちょっと待ってください!!」

佐天「わかってもらえました!?」

一方通行「おォ。侘びといっちゃなンだがよ、俺も協力してやらァ」

初春「な!なんでですか!?なんでそんな話に……」

佐天「あの、流石にそれはですね」アセアセ

一方通行「なァに、遠慮すンなよ」






一方通行「流行ってンだから自分がめくられても文句ァねェンだよなァ?メスガキ?」

佐天「……え」

佐天「すいませんでしたぁぁぁぁ」土下座

初春「びっくりしました……真剣な顔で言うんですもん、もう!」

一方通行「ケッ、ガキの穴なンて見たくねェっての……おい、メスガキ」

佐天「はいっ!なんですか!?」

一方通行「ダチってのはなァ、何でもしていい免罪符じゃねェンだよ」

佐天「……」

一方通行「そりゃァ、少しからかうくらいならかまいやしねェさ。そのくらいで壊れるようならはなっからダチになンてならねェものなァ」

初春「……」

一方通行「でもなァ、やりすぎは駄目だ。あまつさえ、お前は一度開き直っただろ。謝罪もおざなりなもンだった。こいつならそれくらいで許してくれるだろうなァってのが見え隠れする、最っっ低のな」

初春「あの、流石にそれは言いすぎじゃ……」

一方通行「黙ってろ花畑。お前、こいつとダチじゃなくなってもいいンかよ」

初春「……」

佐天「……」

一方通行「お前が今はそこまで気に触ってねェのも分かる。だけどなァ、ヘラヘラしてる相手を許してるつもりでも、積み重なって完全は消えねェンだよ」

一方通行「だからな、どンな些細なことでも相手を傷つけたら。キッパリ謝る。いいわけしない。それをするまでこっちも許さない」

一方通行「そうじゃねェとよォ……ダチがダチでなくなるなンて、悲しいこと、言うんじゃねェ」








初春「さてんさぁぁぁぁぁん!!!」

佐天「ういはるぅぅぅぅぅぅ!!!!」

ヒシッ

佐天「ごめんね、ごめんね初春!わたし、わたし…!」

初春「……いいんです。今度はちゃんと謝れましたね、佐天さん」

佐天「!!ういはるぅぅぅぅ!!!」ウワァァァァン

初春「ずっと友達ですよ、佐天さん」ヨシヨシ

佐天「うあぁぁぁぁん!!!!」ビーーーーーー

一方通行「……ヘッ」

一方通行「……」








一方通行「(あっぶねェ!!まじあっぶねェ!!!!!)」ドキドキドキ

一方通行「(なンか今、色んな人から総罵倒されるところだった!!そんな気がする!!!)」ドキドキドキ

一方通行「(あれで罵ってたらよォ……メスガキどころか花畑も怒って帰っちまうとこだったんじゃね!?)」ドキドキドキ

一方通行「(外出てこンだけで命狙われかねねェとこだったぜ)」ドキドキドキ

一方通行「(ありがとう!学園都市第一位の頭脳!まじありがとう!!)」ドキドキドキ

初春天「「ありがとうございました!!」」

一方通行「いや、そォいうのいいンでマジで。こっちも一杯一杯なンで」

佐天「いえ、言わせてください!あなたがいなかったら、きっと私達いつか大変なことになってました!!」

初春「そうです!それに私!あなたに助けてもらったのは二度目で……あの時も含めてお礼くらいは!!なにか、ありませんか!したいこととか!!!されたこととか!!!」

一方通行「卑猥じゃないですかァァァ!?ちょっと女子中学生のイメージ壊すのやめてくださいただでさえギリギリなのにやめてくださァァい!!」


初春「え……あ!ち、違います!か、肩をもむとか!!そそそそ、そういうのであって!!!!」

佐天「……あれあれ~、初春顔が赤いぞ~~」ニヤニヤ

初春「佐天さんも!もう!まじめモードはもう終いですか!!??」

佐天「お兄さん、どうします?うちの初春なぁんでもしてくれるし、させてあげるらしいですよ~?」

一方通行「あァ……あのよォ」

佐天「なんです!なんです!?」

初春「あ、あ」

一方通行「できればでいいンが、メアドと番号を……」

佐天「そんなことでいいんですか?なぁんだ。でも、もちろんですよ!ね!初春!」

初春「え、あ、はい!!というか、こちらこそ是非とも連絡先を!!!風紀委員的にも!!!!」

一方通行「あンがとよ……あァ、それと」

佐天「はい?」

初春「……」ドキドキ







一方通行「凄っっげェ疲れたから、缶コーヒーを頼む」ハァァァァ

コンビニ!

佐天「良かったねぇ、初春。あの人が前に言ってた命を救ってくれた人だったんだね」

初春「はい……印象的ですから、よく覚えてました」ガチャガチャ

一方通行「……」店の外で待機中

佐天「たしかに。おまけにイケメンじゃん!ちょっと細すぎだけど」

初春「でも、凄い能力者なんですよ。そうじゃなきゃ私もアホ毛ちゃんも今頃どうなってたか……」

佐天「ほんと!?く~、完璧じゃないの!初春もいい物件みつけたねぇ!」バシバシ

初春「そ、そんな。痛いです痛いです佐天さん!」

佐天「ほんとラッキーだよ……ただ」








佐天「あの服はない。絶対にない」

初春「……そう、ですかね」

一方通行「……」なぜかイラッ






佐天「あれとペアルックで初春がやってくるなんて日がきたら、私は初春と縁を切るかもしれん」

初春「そこまで!?」

一方通行「……」さらにイラッ

佐天「ついでに御坂さん達の部屋に持っていくお菓子とかも買っちゃおうよ」ガサガサ

初春「そうですね、私達手ぶらですしなぜか」

佐天「なぜかって、初春がテンション上がっちゃって、バスから降りてすぐ常盤台寮に猛ダッシュしたんじゃん」

初春「うぐっ……あ、み、見てください佐天さん!今話題の『世紀末探偵公社HAMAZURA!!』が雑誌に載ってますよ!!」

佐天「あ、ほんとだ……あれ?これって、『HAMADURA』じゃないの?」

初春「え……あ、本当だ。こっちは『Z』ですね、どうなんでしょ」

佐天「どうって、日本語的には『つ』に濁点だから『D』じゃないのかなぁ?」

初春「う~ん、ちょっとまってください!インターネットの掲示板で調べます!!」

キュイーンカチャカチャ チーーーン

初春「分かりました。英語では『Z』と『D』の発音はかなり違いがあるので分けないといけませんけど、日本語の『づ』と『ず』は完全に一緒なので、ぶっちゃけどっちでもいいみたいです」

佐天「へぇ~」

初春「ただ、一般的な認識には依存します。浜面の面はおそらく『づら』。『つ』に濁音で『DU』というのが日本語の一般認識なので、おそらくですが浜面のローマ字表記は『HAMADURA』が正しいかもですね!新約でもおそらくそうでした!」

佐天「わかりにくいね!!こりゃみんな間違っちゃうよ!!」

初春「そうですね!みんなも気をつけてタイプしましょう!!確かめもせずにネタにすると、後からあっぱる嵌めになりますよ!!」

佐天「は~~~~~い!」




初春先生の日本語講座 完

初春「お待たせしました~~」

一方通行「おォ……って、随分買ってンな」

佐天「あははは、今からさっきの女子寮の友達とホームパーティーなんですよ」

一方通行「そォか……手間取らせて悪かった。おら、足りるかこれで」

諭吉×3

初春「ぬっふぇぇぇぇ!?」

佐天「いやいやいや!一人でも十分ですから!!!こんなにいただけませんから!」

一方通行「るせェ。それにどーせ後から外出てスイーツでも食べンだろォから、これでいい店行きやがれ。常盤台のダチなら少しはましなとこ知ってンだろ」

佐天「い、いいんですか?」

一方通行「おォ」

初春「そ、そこまでしていただかなくても……」

一方通行「チッ。年上からの施しは黙って受け取れ。それに俺達は……」






一方通行「ダチ、だろォがよ」

初春・佐天「「」」キュンッ

初春「は、はい」ボーー

佐天「(いやいや、ないない!!)」ブンブンブンブン

一方通行「最初からそうしてりゃいいンだよ……メスガキ、どうした」

初春「どうひたんでしょうねぇ……」ボー

佐天「(いくらかっこよくても!この服はない!!絶対にない!!!)」ブンブンブンブン

一方通行「そォか。まァいい、お前らもやっぱり常盤台に用があンだな」


ピタッ

佐天「あ、はい。も、ってことは白いお兄さんもそうなんですか?」

一方通行「……さらっとうたのお兄さん的なノリで言ってンなメスガキ」

初春「」ボーー

佐天「そっちこそメスガキって言ってるじゃないですか!私は佐天!涙子です!!」

一方通行「あァあァはいはいさてンねさてン。こっちゃァ一方通行ってンだ。それでェ?誰に用事なンだよ」

佐天「いや、男の一方通行さんの方こそ……まぁいいや。たぶん知ってると思うし」

一方通行「はァ?」





佐天「常盤台の超電磁砲、学園都市第三位の御坂美琴さんですよ。私達の友達は」フフン

一方通行「」

初春「」ボーー

ここらで小休止です 1は超電磁砲組+20000号√でした

安価へのご協力ありがとうございました><ほんとありがとうございました><

あとDとZの件は適当ですのでまた間違っていたらすみませんです

初春・佐天のくだりはさくっと終わらせるつもりであんなに早く安価だしたのに思っていたより続いてますまずいです
このままでは20000号が痺れを切らして一方さん自室に忍び込んでおツンパを盗みかねません助けてください

超電磁砲組とは果たして全員と仲良くなれるでしょうか。期待せずおまちください。

それではまた後で。10時過ぎには戻ります

乙おつ
投下スピードが速くてうれしい

おツンパwwww 乙!待ってる

乙ー
御坂だけだと一筋縄じゃいかなかったけど笹川コンビがいる状況ならなんとかなりそうだな
いや、下手するとフラグも立てれるか…?

戻りました。レスありがとうございます励みになります

>>329
そうでしょうか……即興なのでお待たせしているイメージしかないです

>>330
ツンパと言えばそれほど恥ずかしくない不思議!

>>331
電磁砲組は少しひねっているのでこちらもヒヤヒヤです

それでは参ります。遂に回合です

白井「おねぇさま~~。初春と佐天さんはもうすぐそこまできてますのよ~~~」


御坂「……」

白井「……はぁ、困りましたわ」

白井「あの類人猿がつかまったと聞いてからずぅっとカリカリしてらっしゃったおねぇさま。黒子も捜査の関係で寮を留守にしがちでしたが、寮監によりますとおねぇさまもずぅっと戻っていらっしゃらなかったそうですの」

白井「……で、類人猿が無罪放免となった後、元に戻るかと思っていたら」

白井「今度は、布団にくるまってひきこもってしまうなんて」

白井「……」

白井「まだ、もう少~~~しだけ時間はありますの」

白井「……」



1白井「……癪ですが、あの類人猿も呼び出しておきますの。チッ。イタメ目的で登録したのをあろうことかお姉さまのために使うことになるとは……」

2白井「……いえ、あのタイミングも悪い甲斐性なしの類人猿のこと。むしろ絶対にお姉さまの前に顔を見せないほうがよろしんではなくて?……来るなとメールしますの!!」


このレスから先着5レスで多数決です><

白井「……いえ、あのタイミングも悪い甲斐性なしの類人猿のこと。むしろ絶対にお姉さまの前に顔を見せないほうがよろしんではなくて?……来るなとメールしますの!!」

白井「ッッハ!白井黒子を甘く見ては困りますわ!こういった話をした場合、あの類人猿はむしろどうにかして来ようとしますの!」

白井「……風紀委員ですの!!!」キリッ

白井「完膚なきまでにこきおろして、二度とおねえさまの前に顔を見せないようしてやりますわ!!!」

白井「ぐふふひひひひひ……そして甲斐甲斐しくおねぇさまに使え続ける黒子!すぐそばにあったぬくもりに気づいたおねぇさまはついに!あぁ!いけませんの!!まだ初春と佐天さんが……そ、それでもですの!?それでも黒子を求めますのおねぇさま!!黒子は!!黒子はぁぁぁぁぁ!!!!」

御坂「……」

白井「……」





白井「こんな時に電撃がないと、本当に寂しいんですのよ、おねぇさま」グスン

上条「暇である!」

上条「……」

上条「って、誰もいねぇからそりゃそうなんだけどよ」

上条「インデックスは神裂と出かけちまったし、一方通行も忙しいらしいしよぉ」

上条「……あぁ、美食倶楽部の料理、美味かったなぁ」

上条「もう一週間も前の話なのに、こんなに味の記憶が残ってる」

上条「俺、この記憶があるならもう別に昔の記憶とかどうでも……」

ブゥゥゥゥゥ ブゥゥゥゥゥ

上条「お?メールだ」

上条「……白井か、珍しいな」

上条「確か、俺が補導の常習犯だから連絡先を交換しておくとかどうとか無茶苦茶言って交換させられたんだよな」



20××/ ○/○○ 12:28
  From:i.love.railgun.desuno.171@○○○○
  Sub:
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    ・
    ・



上条「ひ、ひでぇ。とにかくひでぇ。言葉に出来ないほど、文字におこすと捕まっちまうくらいひでぇあんまりだ」


上条「と、とにかく要約するとだな……ビリビリは俺の顔も見たくないようだから、絶対に姿をあらわさないよう。ってことか」

上条「……」

上条「ふふふ。分かった、分かったぜ、インデックス」

上条「こんな時に使うんだな……この……」







上条「インデックスさん著!『とうまでもわかる!!女心の本 第34295版』を!!!!」

上条「これによるとだな……えっと」

上条「……女は稀に、強がって本心とは逆のことを言ってしまう、か」フムフム

上条「……ってことは、なにか」

上条「ビリビリは今目茶苦茶凹んでて、すぐに俺が顔を見せにいかないとやべぇってことかぁぁぁぁ!?!?」

上条「くっ!白井めどうしてこんなまわりくどい……いやまてよ」

上条「白井はビリビリのパートナーだ!ビリビリの性格を汲んで、あんな風に言ったに違いない!俺が気づけるように!!!」

上条「白井、お前なんていいやつなんだ!!!」

上条「っと、こうしちゃいられねぇ!!」

上条「詳しいことは書いてないからな!元気付けるための菓子やら料理やらは買いにいかなくてもいいだろ!!」

上条「待ってろぉぉぉぉ!ビリビリぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

ガチャ!バタン!!!

白井「……これで完璧ですわ」

白井「さて、もうそろそろ二人も来るころでしょう。いい加減におねぇさまを本格的に起こしますの」

白井「おぉぉぉねぇぇぇさまぁぁぁぁぁぁ!!!!」




御坂「(……最悪。最悪よ)」ブツブツブツ

御坂「(あいつが捕まっちゃって……怪しい廃ビルじゃあんな写真見つけちゃうし)」

御坂「(やっと居場所をつきとめて、ゲコ太仮面で襲撃したら……もうあいつは誰かに助けられたあとだった)」

御坂「(……それだけならいいのよ)」ギリッ

御坂「(次の日、あいつの隣には…ヤツがいた!一方通行が!!)」

御坂「(どうして…どうして!?頭ん中ぐちゃぐちゃよ!)」

御坂「(あいつは、あいつは……もしかして、ヤツと……)」




白井「はぁぁぁ。もう、そこまで頑固におなりなら仕方がありませんわね」

ポン シュッ

御坂「え!?うわっ!!!まぶしい!!!!!????」

白井「布団を空間移動させましたの。さぁさ、おみぐし整えましょうおねぇさま」

御坂「……うん」

白井「はい、よろしい(あぁぁぁぁ!!うん!!!うんですの!!!!!ちょっぴり弱ってて素直なおねぇさま可愛すぎますわぁぁぁぁぁぁ!!!)」

御坂「ははは、なんかお腹空いちゃったわ。黒子、あんたなんか持ってる?」

白井「もう、おねぇさまはろくに食事もとろうとしないんですもの!黒子は心配でしましたわ!(せっかく唾液を混入してましたのに!黒子ブレンドでしたのにぃぃぃ!!)」

白井「それに、もう何度も言ってますの。そろそろ初春と佐天さんが到着しますわ。大方、たっくさんの食べ物をこしらえてますのよ」

ピンポ~ン

白井「あら、噂をすれば……」


  インターホン初春「白井さ~~ん来ましたよ~~~。奇遇ですよね~、御坂さんに用事だったなんて」
  インターホン佐天「こんにちわ~~~。あ、もしかしてアクセラさんも高位能力者なんですか?」

白井「あら?誰か一緒……」

  インターホン一方通行「おォ、まァな」

御坂「」ビクッ

白井「……失礼ですが、どなたですの?おねぇさまに用事でしょうか」

  インターホン一方通行「おォ……あー、なんだ」





  インターホン一方通行「クソッタレが顔見せに来た、って言えばわかる、のか」





白井「……」

初春「……」

佐天「……」




御坂「……」

一方通行「……よォ」



佐天「ちょっと白井さん!なんなんですかあの二人の空気!!」ヒソヒソ

白井「し、知りませんの!そもそも殿方を連れて来たのはあなたたちではなくって!?」ヒソヒソ

初春「み、みしゃかしゃん怖い顔してます……」ヒソヒソ


御坂「……」

一方通行「……今更、どの面下げて来やがった、そう言いてェンだろ。でも、まず聞いてくr」

ガンッッ!!!!!




白井「!」

佐天「!」

初春「!」

一方通行「……高ェンじゃねェか、そのテーブルは」

御坂「……」ギロリ

一方通行「……」

御坂「……」






御坂「

1御坂「三人とも、ちょっと席はずしてもらえる?」

2御坂「……」無言のまま、御坂は出て行ってしまった!

このレスから先着5レスで多数決です><

御坂「三人とも、ちょっと席をはずしてもらえる?」

白井「お、おねえさま……?」

初春「み、みさかさん!あの、あの!その人は、私達をですね……」

佐天「そ、そうなんです!御坂さんとは仲がよろしくないみたいですけど、アクセラさんは……」

一方通行「……やめとけェ。今のこいつにゃ焼け石に水、だ」

御坂「……そう、二人とも、騙されたのね。こいつに」


御坂「本当なら今すぐここで糾弾してやりたいとこだけど、この二人に免じて今は黙っててやるわ」

御坂「あんたからもいいなさい、席をはずせって」


白井「……」

初春「みさか、さん……」

佐天「……」


一方通行「そういうことだァ、ちっとばっか外で待っててくれっか?そこのお三人さんよォ」

白井「……分かりました」

初春「え!?」

佐天「ちょ、ちょっと白井さん!?」


白井「おねぇさま、感謝いたしますわ」

白井「そんなに拳を握って、ふんばって」

白井「この殿方、いえ、このクソッタレは。そこまでおねぇさまにとって憎い方なのですわね」


初春「!」

佐天「!」

白井「……どうか、出来れば穏便にすませてくださいまし」

白井「行きますよ、二人とも」

初春「……はい」

佐天「……」



ガチャ

パタン




御坂「……」

一方通行「……」

御坂「……あんた、さっき言ったわね」

一方通行「……」

御坂「その通りよ……どの面下げて……ここまで……来てんのよ!!あんたは!!!!!」

ビリビリッ

バシッ

一方通行「……っ」

御坂「……なによ、あんた。反射しないの」

御坂「木片を放った電磁砲もどきなんか、あんたの前じゃいとも簡単にへたっちゃうはずでしょ」

御坂「そうよ……あんた……学園都市第一位、クソッタレの中のクソッタレ……」」





御坂「私の妹達を!!!一万三十一人も殺した!!!!!!あんたならさぁぁぁ!!!!!!!」

ビリビリビリビリビリ

一方通行「……」

御坂「反撃なしですか、そうですか。大っ人ねぇぇ、第一位さまは」

一方通行「……」

御坂「謝りに来たから、筋を通しに来た。だから私には手をあげない?」

御坂「……馬鹿にしてんじゃないわよ!!!」

御坂「あんたは!あたしを壊した!!」

御坂「そんなあんたが!!私に甘さなんてみせてんじゃないわよ!!!!」

御坂「あたしの中で、あんたは極悪人の殺人鬼!クソッタレの外道野朗!!!!」

御坂「それ以外の顔を、あんたがわたしにみせていいと思ってんの!!!???」

スッ パサッ

一方通行「……?……!!!!」

御坂「ある廃屋……いや、アジトね。そこでみつけたわ」













御坂「あんたと、その隣に映ってる……小さい頃の私そっくりな子は、いったいなんなのよ」

一方通行「……」

御坂「ほら、崩れた」

御坂「全部謝ろうとしてたぁ?あの計画のこと全部?」

御坂「じゃぁ、この子はなんなわけ?」

御坂「私が、私だけが知らない場所で、私の遺伝子を使って、私の妹達を巻き込もうとしてる……」

御坂「そんなあんたをどうやって許すのよ……」

一方通行「……」


御坂「そう、あんたは私の大事なものを全部奪っていった」

御坂「プライドも、人としての尊厳も、妹も、なにも!かも!!!!」





御坂「あんたが謝ったところでさぁ!命をなげうったとして!!!あんたは返せるの!?私を!!あんたが奪った、あのわたしを!!!!!!」

一方通行「……」

御坂「その上……今度は……」ギリッ

一方通行「……」

御坂「……あんた、この間。あいつと…・・・上条当麻と、一緒にいたわね」

一方通行「!?……あァ」

御坂「やっぱり……」ギリギリッ

一方通行「おい、これだけは言っておく。俺は、あいつを殺そうとなンて……」

御坂「黙りなさい!!!殺そうとなんてしてない!!??えぇ、そうでしょうよ!!!そりゃそうよ!!!」

一方通行「……あァ?」

御坂「あんたは……あんたたちは……」ワナワナワナ














御坂「あんたたち!!!!付き合ってんでしょ!!!!!!!!!!!」


一方通行「………………」










一方通行「はァァァァァァァァァァァァァ!?!?!?!?!?!?!?」

御坂「あの小さい妹!!あれ!!!私昔あいつと一緒にいるところを見てるの!!!!」

一方通行「はァ、はァァァ!?おま、お前、バカか!!!」

御坂「そうよ、あんたきっと……あ!!私の妹孕ませてあの子を産ませたあげく、愛人のあいつに預けて……これよ!!!」

一方通行「これよ!じゃねェェェェェ!わかった!!わかった!!!もういいわかった!!!!お前はバカだ!!バカヤローだよちくしょォォォォ!!!」

御坂「おそらく、留置場であいつと出会って……あんた婦女暴行かなんかで捕まってたんでしょ大方。それで、柵の中で……ふけつ!!ふけつだわ!!!!」

一方通行「お前ェェェェ!!発言を読み返せェェェェ!!!時期が前後してンでしょ!?!?!?お前が打ち止めをみたのいつだこら!!!!そして三下が捕まったのはいつのことだこらァァァァァァ!!!!」

御坂「……時を、駆けた」ハッ






一方通行「誰かこいつどうにかしろォォォォォォォォォ!!!!!」

白井「な、なにか凄く言い争ってますわ」

初春「だ、大丈夫でしょうか……」

佐天「なんかちょいちょい電撃も打ってるっぽいし、まずくないですか?」

白井「……えぇ。これは、そろそろ……!?」

上条「待たせちまったな、白井」ハァハァ

白井「か、上条当麻!?どうしてあなたがここへ!?」

上条「お前が書いたメール、しっかり俺の胸に届いたぜ!おかげで、迷わずここに来ることができた!!」

白井「……(この方、マゾヒストでしたの?)」

ギャーギャー

上条「くっ。苦しんでるんだな、ビリビリ」

上条「きっと誰も、お前の中の闇に気づいてやれないんだな!!」

上条「それでも、それでもよぉ!!お前は俺を呼んだんだろ!!」

上条「ほかの何物でもなく、他の何者でもねぇ!!!この俺を!!」

上条「だから!ここに来たんだ!!」

上条「ごみだしなんて関係ねぇ、そういや補修があったきがするがどうでもいい!!」

上条「俺は、お前を助けに来たんだ!!」

上条「きっと勇気のいることさ、自分の中に誰かを招き入れるってのは!」

上条「でも、俺を呼んだのはお前だ!!」

上条「ここを開けてくれ!!!ビリビリ!!!!!!!」


白井「…」

初春「…」

佐天「…」

上条「……」キリッ











白井「カギ、かかってませんの」

一方通行「お前!!お前!!!ちょっと落ち着け!!!な!!!!飴ちゃンやる!!!!闇咲くンの女お勧めの飴ちゃん!!!!な!!!!!」

御坂「うっさいわねやめてよ飴と鞭とかやめてよそうやってあいつのことも篭絡したわけ!!!???」

一方通行「おま……もォォォォォ!!!なァァァンなンですかァァァァァこの人ォォォォォ!!!」

御坂「金剛さんが貸してくれた本にそういうこと一杯書いててくれたおかげだわ!!!お陰で、あんたがあたしからあいつを奪おうとしてることに気づけた!!!感謝しないとね!!!!」

一方通行「女性向けの薄い本ンンンンン!!そしてまだ見ぬ金剛さんとばっちりィィィィ!!!!お前!黙れ!!!もう黙れ!!!!」

御坂「いやぁぁぁぁそのうえ私を手篭めにしてあいつの前で犯す気ねぇぇぇ!!!!触れるなぁぁぁぁ!!!!」

一方通行「だァァァァもォォォォお前確実にあの性悪とか変態の遺伝子だわ納得だわ今分かったァァァァァ!!!助けてェェェェェ!!!ヒーーーーーーローーーーーー!!!!」



バァァァァン!


上条「ビリビリッ!大丈夫か!?」

一方通行「」

御坂「」

上条「あれ、一方通行?なんでここに……」








一方通行「ヒーーーーーローーーーーー!!!」ウワァァァァン

上条「え!?うわ、なんだよいきなり抱きつくな!!!」ダキトメッ

御坂「キャーーーー!!!きゃーーーーーーー!!!!決まり、決まりだわぁぁぁぁぁl!!!」カシャッピロリーン シャシンヲトッタゲコ!



佐天「え~。話を整理します」

上条「上条さんは、一方通行とは付き合ってないです。お友達d」

一方通行「親友」ボソッ

上条「そう、親友です。ですんで、いま俺の背中をこいつにかしているのは親友として至極当然のことであり……」

白井「意義あり!ですの!」

初春「はい、白井さん」

白井「そもそも、どうしてお二人ともそこまで否定するのでしょうか。とても仲の良い異性、むちゃくちゃ仲のよろしい同姓。その二つの愛情を比べる時、同姓だからといって異性におとる、そんな勝手な価値観、あってよろしいのでしょうか」

佐天「今、とてもいいこといいました。白井さん、とてもいいこといいましたよ」

御坂「じゃぁ、二人は付き合ってるってことで……」

一方通行「アホか。というかお前は黙れ。もう黙れマジで」

禁書目録「はい、なんだよ」

初春「はい、シスターちゃん」

禁書目録「二人は親友かも!っていうか、そうじゃないと困るんだよ!とうまはその……と、とうまにはたくさん女の子の知り合いいるもん!」

金剛「意義有。」

初春「は、はい。金剛……さん?」

一方通行「やつァなにものだ……一体どこの大物弁護人だってンだよ」ゴクリ

金剛「小生、金剛美津子に候。此度の混乱、詰り御坂美琴嬢の暴走は一重に己の不徳と成す所。二人に、所謂男性愛成る感情有か無しか知りもせ不、小生の所蔵する男性愛的漫画・小説・電子記憶媒体を貸しめん故。而して、ここは小生の切腹にてこの場を……」

御坂「ま、待って!!!金剛さん!!」

白井「そ、そうですの!!!どこぞの空力使いそっくりな名前の金剛さん!!」

初春「落ち着いてください。それではここでひとまず本日の公判を終了とします」

佐天「明後日の午後一時、必ず出席してください」

解散!


上条「くそっ、今日も無実を証明できなかったな!」

一方通行「先は長いぜ、上条なにせ……」

上条・一方通行「「俺達はこの長い長い裁判道を、上り始めたばっかりなんだからよ」」

ギィ

バタンッ

御坂「ちょっと、なに帰ろうとしてんのよ」

一方通行「マジ勘弁してくださいもう頼みごとなんて殆ど覚えてないんでホントお家返してください闇咲くンかかンざきに電話させてください切にマジで早急に」

上条「インデックス、お前いつ来た?」

禁書目録「かおりが抱えて送ってくれていたんだけど、『ここで降りてあなたがこの寮の中に入れば、きっとなにか面白いことがある。そう朝の占いで言ってました』って!」

一方通行「かァァァァァァンざきィィィィィィィ!!!!」

初春「金剛さんおっきかったですねぇ」ズズズ

佐天「確実に背筋伸ばしたらここの天井に届いてるよねあれ」ズズズ

白井「ですの」ズズズ

御坂「あんたたちはなぁにお茶始めてんのよぉ!!!まだ問題は解決してないわよぉ!!」

初春「いやぁ、飽きちゃいました」

佐天「お二人が言ってるじゃないですかぁ、親友だって」

白井「おねぇさま……すみません本当言うと私殿方同士というのはちょっと……」

御坂「え?え?」


一方通行「お前だけは!お前だけは信じてたのにィィィィ!かンざきィィィィィ!!!!!」

御坂「とうま……あ、そ、そこのウニ頭が違うってんなら!し、信じてあげたっていいわよ!そういうことにしてあげる!」

初春「強引な軌道修正ですねぇ御坂さん。そういう神経いいと思いますよ~」

御坂「……いつまでも過去を引きずるのはよくないしね」

佐天「いや一番ひきずってたのはあなたですからね」

御坂「それに、あんたもそのシスターも親友だってのなら!一方通行、あんたもしかしてかなり反省して、ひょっとして妹達のことを守ってくれてたりするんじゃない!?」

白井「第一位さんがさっきまで必死に訴えていたことを繰り返してるだけですの」

御坂「な、なんだったら!いままでのことぜぇんぶなしにしちゃってさ……一方通行、あんたわたしと……」

禁書目録「とうまにどうにかして近づこうとしてるね。みえみえだけど」

御坂「うぐっ。えぇいうるさい!一方通行!!あんた許す!!!!だから、私と!!!!!」




一方通行「ありがとなァ、ヒーロォ。お前が来なかったら俺もう血管切れて黒翼出てたわ」

上条「いや、俺がここに来れたのは白井のお陰だよ」

一方通行「白井ィ?あ、お前か」

白井「え!あ、そうですの。白井黒子と申します」ペコリ

一方通行「…白に、黒か。いい名前だなァ最っ高にいいセンスしてるぜ。どっちも俺の好きな色だしよォ」

白井「」キュンッ

一方通行「あ、よかったらダチになンねェか?アドレスと番号を……」

白井「はいですの、第一位さまぁ」ボーーー

初春「」イラッ

佐天「はっはっは、白井さんがライバルとは初春きっついね~」

禁書目録「よかったねあくせられーた!友達が増えたんだよ!」

一方通行「おォ、シスター。これで……」








御坂「シカトすんなゴルァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!」



バリバリッ ドーーーーーーーーーーーン

さて、ここでひとまず超電磁砲組√一区切りです 明日からは20000号捜索に入ります

……いや、そこじゃないですね
……なんでしょうこれ
いや、あの、全部が全部上手く行って、最高にシリアスに持っていけたんですよ理想の展開ですよ
だから、あの
最高に、落としてやろうと思いまして


まじで暴走が過ぎました。反省します
特に、謎の金剛さんに関しては目いっぱい反省します

どこかで誰かがズレれいく。先程言いましたが今回一番そのズレが大きかったのは御坂さんでした
曇りの日に御坂とちらっとでも合流できとけばよかったんですが……

超電磁砲組好きのかた、ごめんなさい。でもちょっと次も暴れますごめんなさい

レスの数々、大変ありがとうございました。とても楽しかったです

ここまでは少し肌寒い夜の鹿児島からお送りしました

それではまた明日。続きもよしなにしてやってください

ともすれば深みに陥り、アンチやら信者やらの戦争すら起こしかねない
議題を、上手くギャグで乗り切ったと思う。
どこまでも賛辞を送りたい、乙!

でも金剛さんはないと思うの……ww

ごめん、金剛番長似とか言ったの俺だ。


一気に読んだ

おい。3時間しか寝れんぞどうしよう


俺が居る鹿児島は糞暑い夜だった

こんにちは レスありがとうございます励みになります

金剛さんはもう二度と出しません。空力使いの方も出しません。絶対に

なんだかご好評いただけているようでなによりです。御坂さんとの回合シーンはかなり悩んでいたので報われた気分です

>>420
そうなんですよ……昔どこかのスレで御坂さん一方さんの再会シーンで目茶苦茶スレが荒れて、そのまま最後までその空気が残ってたのを見たことがあるんです。
そういった意味で本当は、
「よっ、超電磁砲!」「あら、一方通行じゃない!」「えぇ!?なんでそんなにお二人ともフランクなんでせう!?」
って、のっけからギャグで行く案もあったのですが……やっぱり一辺は御坂さんに吐き出してもらいました
そうすれば……その、もの凄く、フリになると思ったので

>>422
すみません金剛番長は1話か2話くらいしか読んだことなかったのでキャラが分かりませんでした

>>425
5時起きですか……ご苦労さまです

>>428
自分は鹿児島市の端っこの山中なので涼しいですね 結構鹿児島県内でも差がありますよね



前置きが長くなってしまいました

今日も引き続き常盤台女子寮から。20000号捜索編スタートです

……みなさん、ヤンデレはお好きですか?


途中レスはどうぞお好きに  一方さんとつっこんであげてください

それでは、少し食べてくるので2時より投下はじめます

御坂「へぇ、じゃあ私にその……20000号の電磁波を探してほしい、そういうわけね」

一方通行「……おォ」

御坂「周波数とかは分かるの?あれ?妹達って全員同じ?だったらちょっと難しいと思うんだけど……」

一方通行「いや、あいつァどうやら他のやつらとは一線を画してるらしい。そもそもそのせいで……はァ」


初春「なんだか難しい話をしてらっしゃいますねぇ」ズズズ

上条「あの、みなさん御坂の妹達のことは知ってらっしゃる、のかな?」

佐天「噂程度に。まさかそんなにいるとはしりませんでしたけど」ズズズ

白井「ですの(あぁぁ!麗しのおねぇさまが!窓辺で!額を付き合わせん程の距離で殿方とお喋りになっていらっしゃる!!)」

禁書目録「とうまぁ、まさか。お前らよく平気な顔してんなぁ、とか言わないよね?」

初春「舐めてやがりますね」ズズズ

佐天「よほど愉快なオブジェになりたいとみえますね」ズズズ

白井「ですの(本来なら!!!殿方に殺意が芽生えるところですわ!!ですが!!!ですがその殿方は……あぁぁぁ愛しの第一位さま!!!)」

上条「ひ、ひでぇ。いや、まぁそういうことを言おうと思ってたけどな」

初春「私達、友達ですから」

佐天「このぐらいのこと受け止めてああげなくてどうするんですか。それに、御坂さんは御坂さんですよ」

白井「ですの(この場合!!この場合は!!!どちらに嫉妬するべきですの!!??おねぇさまの露払いたる黒子!?それとも第一位さまに恋焦がれる黒子!?一体どちらが正しくて、どちらが間違ってますの!?!?)」

禁書目録「そうなんだよ!とうまはもし仮に私に二万体のクローンがいたとして、それだけで私を見る目が変わっちゃうのかな?気持ち悪い、とか。関わり合いにならないでおこう、とか!そういう風に思っちゃう、薄情者だったのかな?」

上条「……いや、お前が二万体もいたら流石に……食費的な話でほんと遠慮して欲しく思いますよ」ズズズ


白井「ですの(あぁぁぁぁ分かりません!分かりませんわ!!!運命はなんて残酷な選択をわたくしに突きつけなさるのか!!!)」

白井「ですの(昨日まで、おねぇさまに勝る人などいるわけがない!!わたくしそう信じておりました!!)」

白井「ですの(ですが、あぁぁぁ!第一位さま!第一位さまは!!!)」

白井「ですの(初めて……生まれて初めて!!!黒子の名前を褒めてくださいました!!!)」

白井「ですの(やれホクロだの、パンダだの一人オセロだのマイケルだのと下げずまされ続けていた黒子の名前を!!!いい名だと!!!最高だと!!!!好きな色だと!!!!!!)」

白井「ですの(あぁぁぁ第一位さま!!!第一位さまぁぁぁぁ!!!)」


上条「……なんか白井はずっとこれだけどほっといていいのか」

佐天「あはははは、アクセラさんに骨抜きにされちゃいましたね」

初春「知りません。コーヒーでもぶっかければいいんじゃないですか?」ブッスー

禁書目録「分かったんだよ!!!」バッシャァァァァ

白井「でsあっつぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(あぁ!この!身を焦がすほどのこの衝撃は!?天啓!?天啓ですの!?一生第一位さまに添い遂げろという天啓ですのぉぉぉ!?)」

御坂「ちょっと黒子うるさい」

上条「お、話はすんだか?」

一方通行「おォ。これから屋上いって、こいつにレーダーであいつの位置を探ってもらう」

佐天「へぇ、御坂さんってそういうことも出来たんですね!白井さんに電撃するとこが印象的すぎて、意外です!!」

御坂「うぐっ。わ、私は本来はね、そういう、攻撃的な能力だけじゃなくて、応用力の幅が評価されて第三位にいるわけであって……」

一方通行「まァ、俺の足元にもおよばねェけどなァ」カカカ

初春「一方通行さんは第一位だったんですね……ほんと、すごいです!」

一方通行「あァ?ンだよ花畑、お前知らンかったのか……」




一方通行「学園都市第一位の頭脳、舐めてんじゃねェ!」キリッ

初春「あ……」ボーー




上条「いや別に初春さんは舐めた上での発言ではないと思うのですが」

佐天「あっはははは!初春顔真っ赤!!」


白井「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

御坂「あ、そうそう。初春さん、本当ちょうどよかったわ。あなたにも協力してもらいたいのよ」

初春「え!?あ、はい!!なんでしょう!?でも、私にできることなんて……パソコンくらいしか」

一方通行「それだァ。お前、風紀委員のくせに監視モニターをジャックできるらしィなァ」カカカ

佐天「ほんっと凄いんですよぉうちの初春は!凄腕ハッカーです!」

初春「ちょ!佐天さんやめてください!!私がそういうことするのは、どうしてもって時だけなんですからね!!!」

御坂「それでね、大体の位置を私が掴んだら、初春さんが監視モニターで探して、そいつを映してほしいのよ」

初春「わ、分かりました!!わたし、がんばります!!やっと恩返しできます!!!」

一方通行「そンなに気負わなくていいのによォ」

白井「黒子は!?!?!?」ガバッ

一方通行「うォ!?な、なンだ!?」

白井「黒子は!なにかお手伝いできることはありませんの!?!?第一位さま!!!」

一方通行「おォ、お前能力は?」

白井「大能力者の空間移動ですわ!」

一方通行「最大飛距離ィ」

白井「81.5mですの!」

一方通行「最大重量ォ」

白井「130.7kgですの!」

一方通行「精度の程ォ」

白井「限界置まで飛ばすと、1~2mほどのズレが出ますの!!」

一方通行「ふゥン、自分の能力をよォく把握してんじゃねェか。さすが風紀委員だなァ」

白井「は、ハイ!!!風紀委員ですの!!!」キリッ


佐天「白井さんめちゃくちゃうれしそうです」

御坂「そこであのポーズするのは意味不明だけどね」

初春「わたしのターンが!さっきまでわたしのターンだったのに!!」ギリギリギリ

上条「いいなぁ、一方通行は女の子にもててさぁ。はぁぁ上条さんも出会いがほs」

禁書目録「そぉい!」バッシャァァァァァ

上条「ああああっっっつぁぁぁぁぁぁ!?インデックスぅぅぅぅぅ!?!?」

一方通行「ン~~、重量は問題ねェな。ただ、ちっとばっか距離が足りねェか……あの変態には、一発で距離つめてねじ伏せる必要があっかンなァ」

白井「あ……そう、ですの」

一方通行「……お、チョイ待ていいこと思いついた」

ピッピッピッ

プルプルプルプル

一方通行「よォ、ちょっといいかァ?」

一方通行「いや、忙しいのは知ってンよ幼稚園の観察という名の盗撮だろ知ってンよそれは」

一方通行「ただ、ちょっとばっか聞きたいこと……バカかあの性悪にお前みたいな格好させられっか」

一方通行「いいから教えてくれ。あのよ、空間移動系の演算式って……」


御坂「どこにかけてるのかしら?」

白井「話しぶりからして、空間移動系能力者の方らしいですわね」

初春「ップー。白井さんしょぼいからお払い箱ってことですねー」ップークスクス

白井「初春あなた後で覚えておきなさい第一位さまがお帰りになられたら覚えておきなさい」

上条「(結標かぁ……こいつらの前では名前出さないほうがいいな)」ボタボタ

佐天「上条さんいつまでコーヒー滴らせてんですかちょっとウザイです」

上条「あ……すみません」

禁書目録「わさビーフ美味いんだよ!!」バリバリ

上条「インデックスは無邪気だなぁ。俺にコーヒーぶっかけるけど」フキフキ

一方通行「……よし、分かった。あンがとよ助かったわ。俺も一端の知識はあるがやっぱ専門家のお前に聞いたほうがいいからよォ」

一方通行「……アルバム?あァ、木原くン印のか。分かった、今度貸してやるよ。じゃな」

ピッ

白井「あの、お話は終わりましたの?それで、く、黒子は用済みなのでしょうか!?」

一方通行「いやちょっと待て。許可とンねェとな一応こういうことは」

ピッピッピ

プルプr

一方通行「取るの早いな変態ほどじゃねェけど。今いいか?」

一方通行「おォ、防水にしてよかったろ。なんせカッキーデザインだ!深海でもつながるってなァ」

一方通行「おう、本題なンだけど、今日一日だけあれ増やしちまってもいいか?」

一方通行「……今ので伝わるンだな、マジ便利だわお前」

一方通行「あンがとよ。おォ、あァ?ボルシチ?ロシア料理か……うちの性悪にいいとこ聞いとく。おォ。うィ~~~、おつかれェ~~~~」

ピッ

白井「ど、どうですか!?」

一方通行「待たせちまったな。許可はおり……あ、待てついでに……」

ピッピッピッ

ぷr

一方通行「はやっ!お前取ンのはやっ!おいこらかンざきさァァン……」



上条「いいからさっさとはなし進めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!こっちゃコーヒー濡れでお前が乾かしてくれんの待ってんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

一方通行「え、うわなにお前コーヒーくさっ。いや、お前じゃなくてな、いま三下がマジ面白いことになっててよォ。お前もくr」

上条「切れってんだよ!!!!うっせぇよちくしょぉぉぉぉぉぉ!!」

上条「ちなみに次は闇咲くンとかぬかしたら、そのg……お前をぶち殺す」

一方通行「……悪かった。そらよ」

カチッ シュパッ

上条「一気に爽快!ありがとう学園都市第一位!」


御坂「背中に『三下ヒーローばかみじょう見参!』ってコーヒーのしみでかいてある……」ヒソヒソ プルプルプル

佐天「御坂さん、言っちゃだめですよ」ヒソヒソ プルプル

初春「……ッ!!……ッッ!!!!」声にならない笑い


一方通行「よし、スイッチいれたついでだ。一気にやるぞ……おい、後頭部向けてこっち座れ」

白井「は、はい!ですの!!」ストッ

一方通行「よォし……」

初春「なにが始まるんでしょうね、人体切断ショーですかね」イライラ

佐天「初春、あんたちょっと静かにしなさい。怒られる」

御坂「大丈夫かしら……」



一方通行「お前、いい髪してんなァ」サラサラ

白井「のぉぉ!?そ、そんなことありませんのぉぉぉ!だ、第一位さまにくらべれば……」

一方通行「……いくぞ」

白井「え、あの!はい!きてくださいまし!!!」

一方通行「……せやっ」

ズプッ

御坂「」

初春「」

佐天「」

禁書目録「」




上条「(右手を頭の中に突っ込んだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?)」

御坂「ちょ!!!!あんたなにして!!!!なにしてんのよぉぉぉぉぉ!!!!」

一方通行「三下ァ!超電磁砲の腕掴んでろ!!!今電撃飛ばされたらこいつの脳みそぶっ飛ぶぞ!!!」コネコネ

白井「あ……う……ふにゃ……」

佐天「み、見た目に反して気持ちよさそうな反応を……」

初春「……わたしの意見を聞いてくれたんですかね?」

上条「お、おちつけビリビリ」ガシッ

御坂「え!?あ、な、なによ!?いきな……ふにゃ~~~」ヘタッ

禁書目録「とうま!あくせられーたは腕でいいって言ったかも!なんで腰にしがみつくかな!!!」ガブッ

上条「だぁぁぁぁいってぇぇぇぇ!!一方通行さんはやく!!!はやくぅぅぅぅぅぅ!!!!」

一方通行「おォ……ちょいまて……えェっと……ここが……こう……電気信号を…………」













一方通行「……あ」

御坂「」

初春「」

佐天「」

禁書目録「」


上条「いまの あ はなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

一方通行「なァンつってなァ」ズポッ

白井「え……あ!わ、わたくしなにを!?」

御坂「く、黒子……!平気!?なんともない!?!?」ガバッ

白井「うっひょぉぉぉ!!おねぇさまどういたしましたの!?なんのご褒美ですの!?!?黒子はいたって正常ですのうふふひひひひひひひひひひひぃぃぃぃぃぃ!!」クンカクンカ

初春「いや異常……あ、正常ですね」

佐天「うん、いつもの白井さんだ」

上条「すげぇ、血の一滴もでてねぇ。サ○ババかおまえ」

一方通行「サイ○バこういうことしたかァ?っと、おい。なんにも変わりねェことはねェだろ。ちょっと能力演算を意識してみろ」

白井「は、はい……えぇぇ!?な、なんですのこれ!?!?!?今まで到底能力の及ばなかった場所の演算まで、余裕綽々で行ってしまえますのなんですのこれ!!!!」

御坂「あ……あんたまさか」

一方通行「おう、さっき知り合いの……こいつよりちょっとばっか上位の空間移動系能力者に電話してなァ。そいつの演算式をもとに、俺独自の演算方式やら、11次元の縮小削除複製拡大の演算方法をたたきこんだ。まぁ、もって2時間程度で元に戻るが……」


一方通行「今、この瞬間。学園都市に8人目の超能力者(レベル5)誕生だァ!!」

御坂「」

初春「」

佐天「」

禁書目録「」

上条「」




白井「やっべぇぇぇぇぇですのぉぉぉぉぉぉ!!!!!おねぇさまの下着をいくらでも取り放題ですのぉぉぉぉぉぉぉぉぉうへへへへへへへへへ!!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン


上条「(やってることがショボすぎて……)」

屋上!

御坂「この寮に屋上なんてあったのね~~」

白井「えぇ、ありましたわ。たぶん、きっと」

佐天「いや現に来てるんですからあったってことでいいじゃないですか」

禁書目録「高いんだよ……あ!焼き芋やさんが走ってる!!とうまとうま、あとで買おうね!!あくせられーたとかおりとたべようね!!」

上条「まだたべるのかお前は」

初春「私達は勘定にいれてもらえないんですね」ハハハ

禁書目録「とうまにこの人数におごる甲斐性はないかも!」

上条「いやあなたが控えてくれれば大丈夫なんですのことよインデックスさん」

一方通行「無駄話はいィからさっさと始めるぞォ。超電磁砲、頼む」

御坂「はいはい……っと」

パチッ……ジーーーーーーーー

御坂「……ここは」






1「セブンスミスト……の、前、あたりかな?」

2「ここは……まさか、第十七学区の……操車場!?」

このレスから先着5レスの多数決です><

初春「十七学区ですねぇ~ちょっと待ってください」カタカタカタカタ

上条「……なぁ」

一方通行「……」

御坂「あの子、何する気なの?あの、あの場所にいるなんて……」

佐天「?三人ともどうされたんです?」

白井「そうですの。街中で追いかけっこするよりはよろしいんではなくて?」ヒュンッヒュンッ

御坂「ちょっとね。それとあんたが今なにか布を被ったり消したりしていることについて後で詳しく聞くから。2時間後に」

禁書目録「ん~、確か、とうまがとっても怪我して帰ってきたところかな?私とあってすぐあたりに」

上条「……」

一方通行「……」

初春「よぉし、繋がりました!いま映し……ます……」

佐天「……あの、このコンテナの上にいる……」

禁書目録「仁王立ちしてるんだよ……」

上条「あぁ……」












上条「誰かの下着、頭に被って」







御坂「」

一方通行「」

白井「(二つの意味で被ってしまいましたの!)」ヒュンッ

一方通行「……あァ、風紀委員。送ってくれ」

白井「は、はいですの!彼女の……真上でよろしくて?速攻をしかけるなら……」

一方通行「いや。街中であんなことしてたらたしかに即刻ぶっ飛ばしてるとこだが、幸い人目はねェからな」

御坂「私達に見られてるけど」

一方通行「あれお前の妹さんなんですけど」

御坂「」

一方通行「(勝った)」

上条「一方通行、なんてか、落ち着けよ。いくら切れても、あれは妹達の一人だからな」

一方通行「あァ……」

上条「(遠い目をしてらっしゃるぅぅぅぅぅ!!)」

初春「あ、あの!あれが、一方通行さんのものだと、決まった……わけでは!!」アセアセ

佐天「そ、そうですよ!!あんな男物の下着、いくらでも……あります!!!」

一方通行「……」








一方通行「お前ら、俺の服とあれを見比べて。もう一度その台詞を言ってみろ」


初春・佐天「「……」」





20000ごう(ゼブラ柄装備)「……」フンス

20000号「……セロリたん遅いですね、とミサカは息を吸うたびに恍惚となりそうな意識をなんとか保ちます」スーハー

20000号「ってかやっべほんとこれいいわなんで今までこれしてこなかったんミサカ、とミサカはこれまでセロリたんの下着なしに呼吸をしていた自分自身に疑問を提起します」スーーーハーーーー

20000号「超リアル・アクセラ人形作ってよかった。まさか上位個体がセロリツンパ1ダース分で買ってくれるとは、とミサカはあの闇の取引現場を思い起こします」

20000号「……っと」

カツッカツッ


20000号「来ましたね、セロリたん」



一方通行「……よォ、変態」

20000号「ぐへへへへへ、セロリたん、まさか一人で来てくれるとは漏れまったくの想定外だぜぐへへへへとミサカは飛んで火にいる夏の虫ということわざを思いつつ悦に浸ります」

一方通行「……」

20000号「それにセロリたん!今、空間移動でここまで来ましたね!?とミサカは暗にこのあたりはミサカのセロリたんレーダーで覆われていることを暴露します」

一方通行「……」

20000号「どうして奇襲しなかったのかなセロリたん!あ!あれか!!!セロリたんひょっとして!!!漏れの熱いベーゼを受け入れて上位固体に権限を返してもらおうってくちですか!?とミサカは推理します」

一方通行「……」

20000号「うっひょぉぉぉぉぉ!!!まじかよぉぉぉぉぉ!!!セロリたん今日は寝かせないぜおぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!とミサカは栄養ドリンクをどこからか取り出します」サッ グビグビグビ

一方通行「……あァ、てめェがそうしたいなら、そうすればいい」

20000号「まじかぁぁっぁぁぁっぁあぁぁ!!!!!漏れの時代!!!!完っっ全に漏れの時代到!!!!来!!!!男に二言はねぇよなセロリたんうへへへへへh……」

一方通行「……あァ。もちろん二言はねェ。これは俺の本心だ」









一方通行「今度はてめェが語れ、20000号。てめェの本心を」

20000号「!?」

20000号「な、なぁに言っちまってんのかなセロリたぁぁぁん!!!なに!?今すぐ漏れにペロペロしてほしいの!?そういう……」

一方通行「俺はなァ、ここんとこ超能力以外にもちっとばっか勘ってやつが芽生えたんだよ。相手が言ってることが本心かどうか、上っ面だけで喋ってるかどうかってなァ」

一方通行「さっきからお前、目ェ泳ぎまくってンだよ。それに、オラ。今すぐ飛び掛ってきてもおかしくねェのに……最大のチャンスだろォが、無抵抗だって言ってんのによォ……なのにどうして、おめェ、手足震えてやがんだァ?」

20000号「!!!」ブルブル

20000号「や、やっだぁぁセロリたん漏れのこと見すぎだろぉぉぉ!!!これは、あれよ!!!!武者震いってぇやつだよ!!!!とミサカはとっさに浮かんできた言葉で返します」ブルブル

一方通行「嘘はやめろっつってンだろォォォがァァァァァ!!!!!」

20000号「!!」ビクッ


一方通行「俺はな、おめェら妹達を絶対に守るってェ決めた!!打ち止めも番外個体も、てめェだってそうだ!!!俺に取っちゃ守るべき一人なンだよ!!!」

一方通行「だから望むことはかなえてやる、そうさせてやる、それが、本心からくる本当の望みならよォ!事情が事情だ、ここにはお前のどんな変態な願望でも答えてやるつもりできたっての!!!」


一方通行「だけどよォ、なンだァお前のその目ェェェェ!!!!!カメラ越しでも分かンだよ今の俺ならよォォォォ!!!!!」







一方通行「なンでてめェはァァァァァ!!!!!いつまでも変態のフリをしてやがンだァァァァァ!!!!」

20000号「……」

一方通行「……」

20000号「……なんで、って」

一方通行「……」

20000号「……」







20000号「なんで!?なんでなんデなンデナンデ!?!?!?!?ナンデがなんでだこのやろーーーーー!!!!!!!とミサカはセロリの胸倉を掴みます」

一方通行「……っ」

20000号「なんでミサカが本心を語らないか!?なんでミサカがあなたにばっかりちょっかいをかけるか!?なんで、なんでミサカがこうなっちまったか!??!?そんなの決まってんだろぉぉぉぉぉがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


20000号「ミサカはぁぁぁぁぁぁ!!!!!てめぇが大好きなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!アクセラレェェェェタァァァァァァァ!!!!!」

一方通行「!?」

20000号「あぁぁぁぁ言わせたなぁぁぁ言わせちまったなぁぁぁおいぃぃぃぃぃ!!!もうとまらねぇ!!!もうとまらねぇぞこらぁぁぁァァァァぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

20000号「そうだよ大好きなんだよわりぃかよぉぉぉぉぉぉ!!!気が狂いそうなくらいてめぇぇが好きなんだよこのぼけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

一方通行「んな……じゃぁ、なんでもっと普通n」

20000号「なんでっていうなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!なんでがなんでっていってんだろぶっとばすぞてめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ガツン!

一方通行「ぐっ(馬乗りに……)」

20000号「ミサカの顔をみろよぉぉぉぉぉ!!アクセラレェタァァァァァァ!!!!!」

グイッ

20000号「てめぇはこのかおに見覚えあんなぁぁぁ!?!?!?あったりめぇだろそうだよなぁぁぁぁぁ」

20000号「一万もおなじ顔がいるミサカみてぇなのが、ふつうの方法でてめぇにおぼえてもらえるわけねぇぇぇだろぉぉぉがよぉぉぉぉぉ!!!!!」

一方通行「!?」

20000号「変態!?漏れ!?ペロペロ!?っっっざっけんなこらぁぁぁぁぁ!!!こっちはてめぇにふりむいてもらいたくてよぉぉぉぉ!!!いいたくもねぇぇこんなもん口にしたくもねぇんだよぉぉぉぉ!!!!」

20000号「絶望してんだよとっくにぃぃぃぃ!!!じぶんで嵌めちまった設定によぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

20000号「けどなぁぁもういいんだよぉぉぉ!!たとえ向けられるのがさげずみのしせんでも、てめぇにみてもらえるなら、ミサカはそれでいいつってんだろおがァァァァァァァァ!!!!!」

一方通行「(そうか……ずっと考えてた。番外個体のあのたまに出る下世話な言葉使い。学習装置はあんな無駄なもンいれねェはずだ)」

20000号「あは!!!どうですかアクセラレータ!!!ミサカみりょくてきですか!!!???今あなたにみてもらえてんのかこら!!!!」

一方通行「(自然にみにつくはずもねぇ……オリジナルがあァなるとも思えねェ……)」

20000号「ミサカなんでもしますよ!!!なんでもさせます死ねってんなら死んでやるよぉぉぉぉボロ雑巾みてぇぇにあつかわれてもミサカはそれでほんもうです!!!」


一方通行「(そうだ、あれは……)」

20000号「だから!!!ミサカは!!!!ミサカを!!!!!ミサカはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

フワッ ギュッ

20000号「!!!!!?????」






一方通行「(全部コイツの持ってた、強烈な負の感情だったンだ)」

20000号「……んなっ!!!やめろ!!!!」

一方通行「やめねェ」

20000号「やめろやめろやめろ!!!!ミサカは、このミサカはあなたにこんなことをされる資格はありません!!!」

20000号「このミサカは。このミサカは……てめぇに……あなたに、こんな風に優しく抱きしめられちゃだめなんです……だめなんだよ……」

20000号「ミサカは、ミサカは……変態で、いつもあなたをおちょくって、みんなからも後ろ指さされて、そういう存在なんです。そうじゃなきゃだめなんです。と、ミサカは……」

一方通行「……あァあ、そこまで考えてンなら十分変態だ、なンですかァ、お前マゾヒストだったンですかァ?」

20000号「んな!!ち、違います!!!ちがう!!!!ミサカは、ミサカは絶対無敵放送禁止即刻レッドカード退場クラスの……」

一方通行「おォおォ違いねェ。だけどなァ、てめェはちっとばっか勘違いしてる」

一方通行「そんな設定がなくてもなァ。そンな無理しなくても、俺はお前達のことちゃんと見てンだぞ?」

一方通行「この間三下とゲーセンにいた時にすれ違った。神裂と連れ歩いてた時はすっげェ睨まれた。ガキと散歩してるときは、あざ笑ってるのと悔しがってるのがいたなァ。それともちろん、俺の部屋に忍び込もうとする強烈すぎるバカもいたけどよォ」

20000号「……そうです、そうやって、ミサカはあなたに……覚えてもらおうと……」




ピシッ

20000号「いたっ」

一方通行「バカ言えこのバカ。てめェは今日から変態じゃねェバカに改名だバカやろー」

一方通行「ンなことしなくたって、俺はお前ら……9968人も、先に送っちまった10032人も含めて……」

一方通行「全員が全員、覚えてるっつゥの。忘れてたまっか」

20000号「ミサカは……ミサカはそれでは……」

一方通行「あァったくまどろっこしィことしやがって長いことよォ」











一方通行「学園都市第一位の頭脳、舐めてンじゃねェ」


20000号「……グスッ」

一方通行「……おォ、泣けェ」

20000号「失礼……します。と、ミサカはセロ……アクセラレータの胸に顔をうずめます。ウグッ……アァァァァァァ!!!!!!」

一方通行「おォおォよしよし。つらかったでちゅねェ」

20000号「アァァァァ……ウワァァァァン」ビーー

一方通行「あァ~あ」

一方通行「(結局、芳川達が正しかったわけか)」

一方通行「(こいつは、目をかけてもらえる妹達への嫉妬。俺への羨望。他の妹達を出し抜きたいという我執。完璧に変態を演じきる自己確立。その他もろもろ、妹達が一つももってねェ、持つ兆しも見えねェ感情を有してたわけだ)」

一方通行「(……その結果があの変態行為って)」ハァ

一方通行「(……まァいいか)」

一方通行「(またコイツがバカな考えに囚われたら……俺がこうしてやればいいだけだ)」

ギュッ



20000号「グスッ……グスッ」

20000号「(アクセラレータに、抱きしめられてます……)」

20000号「(夢にまでみた、アクセラレータの胸に……)」

20000号「(今まで本当に辛かった……でもやっと、報われたんですね、ミサカは)」

グスンッ

20000号「(あぁ……なんてあったかい)」

20000号「(それに……)」

20000号「(セロリたんの……いいにおい……)」スンスン









20000号「(あ、あれ!?とミサカは唐突に沸いてきた感情にあせります!!)」

20000号「(な!!何故ですか!?ミサカは、ミサカは変態ではありません!!!)」スンスンスン

20000号「(でも、ど、とうして!?アクセロリータの匂いをかぐのが止まらない!!やめられない!!)」スーハー

20000号「……」スーハーーーーーーーー




20000号「(……人間失格、という小説をご存知でしょうか)」

20000号「(狂人を演じているつもりだった男が、最後にはじつは本物の狂人になってしまっていた。というあれです)」

20000号「(み、み、ミサカは……恐ろしいことに……!!)」スーハスーハーーー




20000号「(いつのまにやら変態になってしまっていたようです!!!!)」スーーーーーーーーーーーーハーーーーーーーーーー

一方通行「……?(やけに息吸うな?)」






20000号「(いやいやもちろん以前ほどじゃないっすよ全然違うよとミサカはそのあたりを大否定します!!)」


















20000号「(なぁんてよぉ……)」

20000号「このミサカ20000号がぁ!言うと思ったおまいらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガバッッ!!!

一方通行「のあ!!??ンだお前!!!!」

20000号「アクセラレータ!!いいえ!!!セロリたん!!!!ありがとうございます!!!!!」

20000号「ミサカ、あなたのお陰でふっきれました!!!」

20000号「このミサカはミサカじゃない!!最後の最後で徹し切れてないミサカが心にいたんです!!!!」

20000号「でも!!!!もう自信をもてます!!!!」











20000号「このミサカは!!!!!!!」










20000号「ミサカ20000号は!!!!!!!!」









20000号「絶対無敵!!!!!放送禁止慇懃無礼開始0分即刻退場レベルの!!!」















20000号「変態だァぁぁァァぁァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

白井「風紀委員ですの!」キリッ

一方通行「まじありがとう白井さンマジありがとうキミ命の恩人一生ついてくあくせられえた一生ついてく」

白井「ほ、ほんとですのぉぉ第一位さまぁぁぁぁ!!!」

初春「はいは~~い白井さん馬鹿なこと言ってないでこちらの容疑者抑えるの手伝ってくださーい」イライラ

20000号「はなせぇぇぇぇぇぇ!!!ツインテェェェェェ!!!セロリたんに近づくなぁぁぁぁぁぁ!!!」

御坂「だぁまりなさい!!!もう!!!ほんとにあんたはどうなってんのよ!!!!途中までいい感じだったでしょどうなってんのよ!!!!」

20000号「おねぇさま、いくら譲れてもこれだけは引けない。そんなものが人には、あるんですよ」キリッ

御坂「」バリバリバリバリ

20000号「あbbbbbbbb」

佐天「いやぁこりゃひどい。アクセラさんが唾液まみれだ」

禁書目録「ふいてあげるね!!あくせられーた!!」

一方通行「ありがとうシスターマジありがとうシスター一生ついてく」

白井「わたくしは!?わたくしはどうなさいますの!?第一位さまぁぁぁ!?!?」

そんなこんなで超電磁砲+20000号√ほとんどが終了です 
あと少し続きと締めがあります


そう、こんなでも20000号√は成立です。本心だったもの吐かせましたから。
そういうことです。
変態はぶれない。
変態は引かない。
変態は、最初からズレている。
そうだ、そういうことだ
それで、いいんだ……


……どうしてこうなった   orz




レスの数々ありがとうございました。楽しかったです

続きはバイト終わりの1時以降、締めまでいこうと思います

それではまたあとで 

もどりました。レスありがとうございます励みになります

締めに関わると思うので、あえてレス返しはしないですすみません

だけど!!!これだけは!!!これだけは言っておくぞ!!!

この20000号の話を書くと決めた時!!
20000号たんまじ変態!!!!20000号たんまじ○○○!!!
そうみんなと言いたくて始めたんだ!!!
だから!えっと、が、がんばるぞ!!!



締めとはいいましたがかなり続きそうです

余裕のあるかたはお付き合いください

途中レスはどうぞおかまいなく


それでは、始めます

禁書目録「おいしいね!あくせられーた!!ツインテールが買ってきてくれた焼き芋美味しいね!!」

一方通行「……」モグモグ

白井「一心不乱に食べてますの……中々調子を取り戻せなそうですわ」

御坂「あんた一体なにしたのよ」

20000号「ふひひ!ちょび~~っとだけ、チョーカーに電流を送ってしまいました!!反省してます!!とミサカは花畑風紀委員に取り押さえられていることに若干の興奮を覚えてきます」

初春「花畑って呼ばないでください!!」

佐天「初春って強かったんだね~。そんな締め技知ってるなんて」

初春「一生かかってできるかわからない技です!!ぶっちゃけここからどうやって解けばいいのか私もわかりません!!!」

20000号「ちょ!!!!待って一生絡むのが花畑とか勘弁して!!!セロリ!!!セロリたんをよこしなさい!!!!」





上条「お~~~~~い!!!!待たせたな~~~~~!!!」

御坂「あれ、あいつ随分早かった……って!!!」

白井「誰だか知らない髪の長い空飛ぶ御仁に背負われてますのぉぉ!?」





アレイスターβ「ふふふ。友のピンチとあらばな(ボルシチ食べたい……)」

上条「いいぜ!!!」バババッ

上条「おまえがどうしても!!正気に戻れないってんなら!!!!」ババババッ

上条「まずは!!!」バッ

上条「その幻想を、ぶち[ピーーー]!!!」パシンッ


一方通行「……ハッ」

禁書目録「わ~いさすが主人公補正なんだよ!!!」

白井「普通に頭をはたいただけで、目に生気が戻りましたの」

一方通行「あ~、あァ?おォ。お前ら世話かけたなァ」

御坂「いいわよ。おとなしいあんたを目一杯写真に収めたし」ピピピッ メモリーガイッパイゲコ

一方通行「即刻消せ。ヒーローもありがとよ……ンでなンでお前がここに……」

アレイスターβ「ふふふ。携帯の日光充電機能を使ってみたくて外を散歩していたら、丁度上条当麻が走ってきてね。なにやらキミがピンチだというので、文字通り飛んできたわけさ」

佐天「外国の方ですか?っていうか、男?女?」

上条「あー、えっとこちらはアレイ……じゃなくて、その……」

一方通行「……星野さんだ」

アレイスターβ「」

一方通行「……ちなみに巨人ファンだ」

御坂「へぇ、ハーフ?なのかしら。一方通行の友達?」

白井「でしたら私たちとも仲良くしましょう!!星野さん!!!」

佐天「よろしくお願いします!!星野さん!!!!」

初春「楽天ではないんですね!!星野さんなのに!!!」

アレイスターβ「」



上条「(ま、まずい。アレイスターのやつ、流石に怒るんじゃ……)」










アレイスターβ「星野、か」フフフフフフフフ

上条「まんざらでもなかったぁぁぁぁぁ!!??」

saga忘れ


上条「いいぜ!!!」バババッ

上条「おまえがどうしても!!正気に戻れないってんなら!!!!」ババババッ

上条「まずは!!!」バッ

上条「その幻想を、ぶち[ピーーー]!!!」パシンッ


一方通行「……ハッ」

禁書目録「わ~いさすが主人公補正なんだよ!!!」

白井「普通に頭をはたいただけで、目に生気が戻りましたの」

一方通行「あ~、あァ?おォ。お前ら世話かけたなァ」

御坂「いいわよ。おとなしいあんたを目一杯写真に収めたし」ピピピッ メモリーガイッパイゲコ

一方通行「即刻消せ。ヒーローもありがとよ……ンでなンでお前がここに……」

アレイスターβ「ふふふ。携帯の日光充電機能を使ってみたくて外を散歩していたら、丁度上条当麻が走ってきてね。なにやらキミがピンチだというので、文字通り飛んできたわけさ」

佐天「外国の方ですか?っていうか、男?女?」

上条「あー、えっとこちらはアレイ……じゃなくて、その……」

一方通行「……星野さんだ」

アレイスターβ「」

一方通行「……ちなみに巨人ファンだ」

御坂「へぇ、ハーフ?なのかしら。一方通行の友達?」

白井「でしたら私たちとも仲良くしましょう!!星野さん!!!」

佐天「よろしくお願いします!!星野さん!!!!」

初春「楽天ではないんですね!!星野さんなのに!!!」

アレイスターβ「」



上条「(ま、まずい。アレイスターのやつ、流石に怒るんじゃ……)」










アレイスターβ「星野、か」フフフフフフフフ

上条「まんざらでもなかったぁぁぁぁぁ!!??」

ギャースギャース

一方通行「よォ、変態」シュルシュル

20000号「おっはよぉございまぁぁぁす!!セロリたん!!!ミサカの熱いベーゼに心奪われてたみたいだけどようやくおっきですね!!とミサカは花畑の拘束から開放してくれたセロリたんまじ天使!!そして縄プレイとかまじ歓喜!!!!!うっへぇぇぇたぎってきたぁぁぁぁ」

一方通行「……」

20000号「なんですかぁセロリたん漏れの瞳をのぉぞいちゃってぇぇぇ!!!ミサカたっちゃうぞ!!ついてないのに心の男根バッキバキだぞおい!責任とってくれるんですか!?とミサカは鼻息荒くセロリたんに少しでも近づこうと身をよじります!!!」

一方通行「……へっ」

一方通行「少しはましな目ェするようになったじゃねェかよ、20000号」

ワシワシ

20000号「あ……」

一方通行「でもまァ、もうちょいだな。さァてと」


一方通行「おいおめェら!くっちゃべってねェでコイツ運ぶぞ」

白井「あ、わたくしまだ超能力者モード継続中ですの!第一位さま!!」

一方通行「おォ、そんじゃァ俺が先に連絡すっからよォ。そしたら一緒に来てくれや」

白井「はい!!!ですの!!!」

上条「どこに運ぶんだ?一方通行」

ピッピッピッ

プルプルプル

一方通行「おォ。せっかくだ、お前らもくっか?第一位さまのダチになった記念恒例……」

打ち止め『はぁい!黄泉川です!!って!ミサカはミサカはいい結果を待ち望みながら受話器をとってみる!!!』









一方通行「作戦本部へ凱旋だ、やろーども」

一方通行「帰ったぞォ」

御坂「お邪魔しま~す」

白井「お邪魔しますの」

初春「お、おじゃまします!!!」

佐天「こんにちは~~~」

上条「ど、どうもまた来ました~~」

禁書目録「お邪魔するんだよ!!」

20000号「ぐへへへへへ!!!セロリたんが日頃吸っている空気が!!ミサカの肺に!!!とミサカは……まぁ週2でセロリの部屋はいってるけど」

一方通行「ちょっとまて今挨拶にまぎれてぶん殴りたいやつがいた絶対いた」

打ち止め「おっかえりぃぃ!ってうわ!凄い大所帯だねってミサカはミサカはおねぇさまにむかってダ~イブ!!」

御坂「わっ、えっと、打ち止めね。話は聞いた。久しぶり」

打ち止め「覚えててくれたのねおねぇさま!!!ってミサカはミサカはあの短い出会いを大切にしていたミサカの思いは報われた!!!」

一方通行「最悪な覚え方でしたけどねェ……おォ、性悪」

番外個体「……」

一方通行「?」










番外個体「おかえり。おそかったな、一方通行。心配したよ」

一方通行「」

上条「」

禁書目録「」

打ち止め「」

御坂「ママ!?あ、いや若すぎるわね。あんたもひょっとして妹達の一人!?」

白井「可憐ですの!!やさしげな笑みがとてもお美しいですの!!!」

初春「わぁ、ステキですね」

佐天「さっすが御坂さんおっとな~~~!!」








一方通行「」ゾワァァァァァァ

番外個体「?どうした、一方通行?」

一方通行「(ハッ!そうか、20000号の下ネタへの負の感情が消えたから!!)」

番外個体「顔色が悪いな……よっぽど変な目にあわされたのか?かわいそうに……」スッ

一方通行「!!!」ズサァァァァァ!!!

アレイスターβ「やれやれ挨拶にでおくれふぬぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


御坂「あ!一方通行が頭を撫でようとした大きい私の手を避けようとした結果!!!」

佐天「後方にヘッドスライディングして!」

初春「星野さんに激突してしまいました!!!!」

白井「ですの!!!!」

アレイスターβ「……一方通行よ、こういった友情も、その、私は未だ経験がないからかまわないのだが、なにもこんなところで」

一方通行「ちげェェェ!!!変な勘違いすンじゃねェェェェ!!!」

20000号「うっひょっぉぉぉぉ!!セロリたんとブロンド美形のからみ!!!あり!!!ありだろこれは!!!!」

御坂「キャー!!!きゃーーーーーー!!!!」カシャッ ピロリロリーン シャシンヲトッタゲコ

番外個体「……」







番外個体「……プッ」

番外個体「ぎゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!なぁにあせっちゃってんのかなぁぁぁぁ第一位さま!!!」

御坂「!?」

白井「!?」

初春「!?」

佐天「!?」

番外個体「その変態が変態に負い目がなくなったからってミサカがおしとやかになるぅぅぅ!?」

番外個体「っぷぎゃははははは!!!」

番外個体「そんなの、あるわけなぁぁぁぁいじゃぁぁぁぁぁん!!!!!!」

一方通行「」イラッ

番外個体「考えすぎだよ白モヤシ!そりゃ人格形成時にそこの変態から漏れ取ったせいでこうなったけどさぁ!」

番外個体「いまさらそれがなくなったからっつって!!!ミサカが変わるわけなぁいでしょぉ!?第一位さま耄碌してんじゃね!!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!」

一方通行「おまえh」










20000号「うっせぇぇぇアバズレェェェェェェェェェ!!!!!!セロリたんにはなしかけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ブチブチブチブチッ

全員「!?」

20000号「だいだいおまえよぉぉぉぉぉぉ!!!ミサカとキャラ被ってんだよこらぁぁぁぁとミサカは番外個体をひっ掴みながら転がります!!」

ゴロゴロゴロ

番外個体「はぁぁぁぁぁ!?さっきまでウジウジしてた陰険やろぉに言われたくないんですけどぉぉぉぉぉ!!こっちゃ一部始終みてんですけどぉぉぉぉ!!

ドタドタドタ

20000号「うっせぇぇぇぇ変態分返せこらぁぁぁぁぁミサカの変態成分返せぇぇぇぇぇ!!!」




一方通行「よし、ほっとこう」

上条「い、いいのかよあのままで」

一方通行「きりがねェ、それに人待たしてンだよ。おら行くぞお前らも」

佐天「うわすっごいみてみて初春。女同士のコブラツイスト生でみちゃったよ」

初春「キャットファイト……いや、ミサカファイトで……あぁ御坂さんすみません!!そんなつもりじゃ!!!」


御坂「いいのよ、あれは私、私の遺伝子。わたしは所詮残念遺伝子……」ズーーーーーン

布束「So early 随分と早く事がすんだのね」

一方通行「あァ?呼んだのはカエル医者だけだと思ったンだが?」

カエル「もちろん僕もいるよ。でも人手があれば憂いなしなんだね?」



黄泉川「お客さんたちには!!黄泉川特製炊飯器お好み焼きを披露しちゃうじゃん!!!」

打ち止め「わーい!!」

御坂「」

白井「」

初春「」

佐天「」

上条「あ、あはははは……」慣れた

禁書目録「楽しみなんだよ!!!」食べられればいい




布束「exactly キミが今回しようとしていることは、かなり前代未聞だ。私が先生の補助に回るのは適任といえるわ」

カエル「そう、キミの申し出にはびっくりしたさ……」





カエル「MNW(ミサカネットワーク)への外部アクセスを可能にしろ、なんてね?」

一方通行「……」

一方通行「他に方法がねェ。世界各地を回るってのは、いくらなンでも無茶だし時間がかかりすぎる」

布束「あぁ、あなた、友達を増やしているらしいわね。おもしろい、私とも交換してくれる?」

一方通行「……おォ」

カエル「僕は機材の確認をしているよ。キミとはもう交換したはずだから」

布束「please なるべく若い番号で登録してくれる?緊急時に便利だし」

一方通行「ンな無理を言うな……あァ?」

一方通行「(……登録番号006が消えてやがる)」

一方通行「(……なンでだ?ここは確か……)」

一方通行「(……まァいい)」

布束「why どうしたの」

一方通行「なンでもねェ。そらよ」

編集

登録番号:006
分類:親友
 布束
 上書き完了!




黄泉川「っとここで!!蓋をあけて紅しょうが投入じゃん!!!!」

打ち止め「ワーーオ!!!ファンタスティーーーーック!!」

番外個体「いっててててて……もぉいいよ変態さっさと来なよ」

20000号「言われなくても行くしバーカとミサカは居間へ推参つかまつります」

打ち止め「あ!やっと終わったの!?ってミサカはミサカは二人の姿にちょっとお叱りモードにはいってみる!!」

白井「あら、あまり怪我はないようですわね」

番外個体「こいつ、関節技ばっかしてくるから……」

20000号「いつセロリたん襲える機会あっかわかんねぇだろノータリンとミサカは考えの至らない妹にプーップクスクス」クスクス

番外個体「んなもん至ってたまるかこの変態」



一方通行「おォ、20000号。打ち止めもちょっとこっち来い」

20000号「なんですかセロリたん!ミサカセロリたんのためならバミューダ海域横断してでもお会いに行ってペロペロしますよ!」

打ち止め「は~~い、なぁに?」






一方通行「権限を戻すための機械だそうだ」

キュィィィィィン

布束「even これは痛いと思うわ……」


打ち止め「」

20000号「セロリたんが!!!セロリたんがしてくれるならミサカどこまでもうけとめます!!!!」

番外個体「(ざまぁって言おうとしたのに……)」

上条「なんだかお好み焼き食ってる間にとんとんあちらは進んでいるようです」モフモフ

禁書目録「おいしいんだよ!!!緑ジャージの作る炊飯器飯は最高かも!!!」ハグハグハグ

御坂「ほんと、一体全体どういう工程でこれができたのか意味が分からないわ」

黄泉川「ちゃんとそのつど教えたじゃん!常盤台のお嬢様は料理しないのか?」

白井「いやこれは料理と言っていいんですの?美味しいですけど」モグモグ

アレイスターβ「炊飯器の可能性……プランの進行に……」ブツブツ

佐天「プランって何ですか星野さん。オーダー表かなにかですか?」

初春「いやそれ結構無理やりですよ佐天さん」ハフハフ




一方通行「よし、準備できたな」

上条「お、なんですか何が始まるんですか」モグモグハフハフ

一方通行「ちょっと待てヒーローこっち結構精密機械あンだわ持ってくンな皿置け」

禁書目録「そうモグモグモグなんだよモグモグとうまモグモグモグモグ配慮にかkモグモグモグ」

一方通行「いや口に入れておけばいいってことでもねェよお前が配慮とか言ってんな暴食シスター」

御坂「……」ビリビリ 豚玉苦手だった

一方通行「ちょっとォそこの電撃使いさァァァン!?精密機械って言いませんでしたかァァァァ!?」

白井「そうですのおねぇさま!こんなときは一つのほこりもたたぬように……」シュルシュル

一方通行「だからって服脱ぐ必要ないですゥゥゥゥ!!!俺一瞬前までお前のこと常識人だと思ってのにィィィィィ!!!」

アレイスターβ「よぉしいまからここで三角ベースするか!!!」

初春・佐天「「はーーい!!!」」






一方通行「人の話きけェェェェェェェ!!!!さっきまで退屈な描写続いたからってここぞとばかいにボケてンじゃねェェェェェェェェ!!!!!」

一方通行「今から、MNWにダイブする」

上条「そんなことできるかよ!?」

カエル「可能なんだね?ぼくと彼女の作ったこのデバイスを彼のチョーカーにさす。あとは打ち止めの上位個体権限で彼がネットワークに入ることを許可すればいい」

佐天「ネットワーク!初春!!お手伝いしなよ!!」

初春「えぇぇ!?いやいや私はただの風紀委員ですから!!こんな専門機器扱えませんよぉ!!」

布束「……perhaps あなた、171支部の風紀委員さん?」

初春「え?あ、はい!そうです!」

布束「……コンピューターに詳しいのなら、少ししてほしいことがあるの。ちょっとこっちへ」

初春「え!?いいんですか!!??あの、がんばります!!!」

白井「キィィィィ!初春だけ第一位さまの力にぃぃぃぃ!!こうなったら、黒子もぉぉぉぉ!!!」

御坂「あんた超能力者モード終わったでしょ」

禁書目録「っていうか早く服をきるんだよ!ツインテ!!」

打ち止め「上位個体命令により全個体へ……」

禁書目録「な、なんだからすとーだーの様子が変かも」

カエル「準備中なんだね。全個体への連絡が先だから」

一方通行「……」

上条「緊張してんのか?一方通行」

一方通行「……あァ。まァな」

20000号「緊張して無口なセロリたんかわゆす!!!あ!!!ほんとはそもそもセロリたんは無口!?!?ということは……  こ の セ ロ リ た ん は 現 実 じゃ n」

番外個体「茶化してまでルイズしようとすんな変態」バコッ



一方通行「……やっぱよォ。超電磁砲のときと同じくらい、その、緊張してるな」

御坂「はははっ!あんたのあの時の顔!!今思えば超おもしろかったわね!!」

一方通行「……るせェ」

御坂「……がんばってきなさいよ。あんた、あの子たち守んでしょ?嫌われてる子をそのままにしてるなんて、承知しないんだから」

一方通行「……おォ」


白井「第一位さま」

一方通行「おォ、なンだ服着たな」カカカ

白井「うぐっ。先ほどはおみぐるしいところを……正直、黒子には今からなそろうとしていることはよくわかりませんの」

白井「でも、おねぇさまと語らおうと決心した時と同じくらいということは、きっと妹さん方のことなのですね」

一方通行「……そォいうこった」

白井「……く、黒子は、第一位さまのことばに励まされましたの!!」

白井「第一位さまはクソッタレなんかじゃありませんの!!!ステキな殿方です!!」

白井「自分に自信をお持ちになって、いってらっしゃいまし」

一方通行「……おォ」

一方通行「あンだとよ」ニヘラ




20000号「ツインテメントあとでころs」

番外個体「水を指さない!」ゴッ

佐天「アクセラさん、わたしからも」

一方通行「おォ、どォも……なンだこれ俺死ぬのか死地へ旅立つのか!?」

佐天「あなたが私と初春に言ってくれたこと……絶対に、忘れませんよ」

一方通行「おいまてお前はなにか勘違いしている絶対にテンションがおかs」

佐天「先に逝った初春もきっとそう思ってるとおもいます」

一方通行「花畑死んでたァァァァ!先に死ンでたァァァァ!!!」

佐天「えっと、以上です!」

一方通行「投げっぱなしかお前」


アレイスターβ「……」

一方通行「……」

アレイスターβ「ボルシチ、約束したな。キミは」

一方通行「……おォ」

アレイスター「……1万人近く入る店、あるだろうか」クスクス

一方通行「……ケッ。そンときゃ学園都市のどっか貸しやがれ 統括理事長さんよォ」

禁書目録「いってらっしゃい!あくせられーた!!短髪の妹たちにあってきて、またたぁくさん友達を増やすんだよね!?」

一方通行「おォシスター。そうなったらいいンだけどよォ」

上条「ははは、自信持てよ、学園都市第一位」

上条「言ったろ、お前も誰かのヒーローだって」

上条「お前はずっと、妹達のために駆け回ってたヒーローじゃねぇか」

上条「……誠心誠意話せば、みんなきっとわかってくれる」

一方通行「おォ、あンがとなヒーロ……」

上条「」ムッ

一方通行「……あンがとよ。当麻」

上条「……へへっ」右手上へ

一方通行「……くかか」左手上へ

パシンッ

黄泉川「がんばってくるじゃん、一方通行」

一方通行「おォ、黄泉川」

黄泉川「おまえ、かわったな。とっても変わった。くぅ!親なかせなやつじゃんよ!まったく」バシッバシッ

一方通行「いてェ!……芳川はどうした」

黄泉川「ちょっと急用じゃん。なんだ、わたしの見送りじゃ不服かぁ悲しいなぁ」

一方通行「そうじゃね……チッ。炊飯器料理で9千人分以上作る覚悟あンだろォなお前」

黄泉川「臨むところじゃん!さ!いってらっしゃい!」トンッ

一方通行「……行ってくる」



番外個体「ぎゃは!私らはあっちで待ってるね第一位!あなたの泣き顔を見られるの、楽しみにしてるよ!!」

20000号「マジですかそれどどどどうしよう漏れ最近アクセスしてねぇやパスあってっけな」アセアセ

一方通行「そォかお前らもいンのか……騒ぎおこすなよ頼むから」

番外個体「どぉだろね、わたしらじゃなくてもさわぐやつはさわぐかもよ」

20000号「うへへへへセロリたんそのときは漏れの背中に隠れちゃっていいぜ!そのまま強奪するけど」

一方通行「あァあァはいはい、またな、お前ら」

打ち止め「報告しゅうりょ~~ってミサカはミサカはちょっとひとまず一息いれる!」ふぃ~~~

一方通行「よォチビガキ。たのむぞ」

打ち止め「はぁい!って、ミサカはミサカはミサカの目線にあわせてしゃがんでくれたあなたと目をあわす!」

打ち止め「今度はミサカが案内する番ね!嘘の番号なんて教えないから安心して!って、ミサカはミサカはあの時のことを思い出してちょっとあてつけに言ってみたり」

打ち止め「ミサカとっても嬉しいの!って、ミサカはミサカは得意満面!!」

打ち止め「ようやく!やっとあなたの役に立てる時がきたんだから!!って、ミサカはミサカはこれまでのミサカではなく頼れるミサカであることをアピールしてみる!!!」

一方通行「……カカカ、自分で言ってンじゃねェ」

一方通行「……打ち止め」

打ち止め「!」

一方通行「行ってくる。ンで、おめェの妹達とお手手つないでおどってやらァ」

一方通行「それで、お前のがンばりは報われるンだな?」





打ち止め「うん!!!一方通行!!」



___全個体へ通達

_____最重要事項 強制閲覧へ移項

_______これより外部アクセスポイント『Accelerator』からのMNWログインを許可する

________全個体、所定の領域へ意識を集合させること














打ち止め「MNW、接続開始」

MNW内

一方通行「っと……おォおォ。なンですかここァ」

一方通行「ただっ広い空間……誰もいねェな。ホントにここMNWの中なンか?」

一方通行「……なんというか、あいつらの口ぶりからして掲示板みてェなもンかと勝手に思ってたンだが」






10032号「それは外部の視覚媒体によってここを閲覧した場合の話ですね、とミサカは一方通行に唐突に話しかけます」

一方通行「……ほンと唐突だな」

10238号「今来ましたから。あなたはここのみのアクセスしか許可されていませんから見えないでしょうが、妹達は各領域……あ~、分かりやすく言えば他のスレッドからすぐに集まりますよ、とミサカは一方通行の驚きをもっともだとなっとくします」

一方通行「おォ、言ってるそばから増えたな。なンかないのか扉とかそういうの」

14510号「ミサカ達には見えてるんですよ、あ、あ、一方通行さん、とミサカは緊張しまくりで声をかけます」



ミサカハミサカハミサカハミサカハ…………

一方通行「……」

一方通行「……(いっぺんに来ンのか)」個人面談だと思ってた

妹達「「「「「「「「「ようこそ、一方通行」」」」」」」」」」」

一方通行「……」

妹達「「「「「「「「と、ミサカは歓迎しま「やほォォォセロリたぁぁん「こ、こんにちは!「踏んでください!「白っ!ほんっと白!「っていうかホッそ!!「はんぱねぇなセロリ!「ぎゃっはあの顔なにうけんですけどぉぉ」」」」」」」」」」」」

一方通行「……グダグダじゃねェかよ第一声くらいあわせろよお前ら」

スッ

10032号「ゴホン。ここは、代表に選ばれたミサカ10032号があなたと受け答えするのが一番かと思われます、とミサカは提案します」

一方通行「……はァ?それでいいンかよお前ら」

10032号「かまいません。一方通行、あなたがわざわざここまで来たのは、ミサカたち妹達(シスターズ)全個体と友達になりたいから、そうですね?とミサカは何故だが少し気を落としているあなたに問いかけます」

一方通行「そォだ。だから……」

10032号「相手が、自分が10031人殺した相手と同じ遺伝子だと分かっていながら、ですか」

一方通行「……おォ」

10032号「……上位個体から聞いた、私達はあなたを憎んでいないという、ともすればただの慰めかもしれない言葉を信じて、ですか」

一方通行「……そうだ」

10032号「本当ですか?あなたは、この中にあなたのことを死ぬほど恨んでいる物がいると思いもせず、上位個体の言葉に安心してノコノコと」

10032号「ちょっとばっか友達が出来た、自信がもてた、自分は変われた、あの頃とはちがう」





10032号「そんな気持ちで、ここまで来たんですか一方通行」

一方通行「……」

一方通行「……そォだよ、わりィか」

一方通行「俺は、ダチが出来た。ちょっとばっか前は殺しあってたやつらと、絶対に許されねェと思っていたやつ、絶対に許さねェと思ってたやつ。殺し合いの喧嘩したのに謝って来るようなお人よし、俺なんかを恩人だの素敵だのペロペロしてェだのぬかすガキども、闇咲くン」

一方通行「そんなやつらとの出会いを越えて、ここまで来た」

一方通行「俺は、お前達と友達になりたい」

一方通行「向き合いたい。ここで何時間でも、何日でも、何年でも、一生賭けたっていい」

一方通行「お前達と、俺は……」











10032号「あ、そういうのいいんで。いいっす、オールオーケーなんで」




一方通行「……」








一方通行「えぇ……」

一方通行「……かっるゥ」

10032号「ったく追い詰めるとすぐこれだよあんたすっかり話術サイドだな、とミサカはへたりこんだ一方通行に話しかけます」

一方通行「えェ……だって、オールオーケーって、その、後ろのお前らのなかにはさァ」

妹達「「「「「「「「恨んでないで~~~す、と、ミサカは返答します」」」」」」

一方通行「えェ……なにこれ、俺の決意とかあいつらの熱い見送りとかなンだっだの?フリ?フリなの?またなの?」

10032号「ぶっちゃけていえば、芳川女史の計画を受け入れた時点で、妹達はあなたと友達になることを決めていました、とミサカはだんだんズルズルと寝そべりだした一方通行にここでネタ晴らし」

一方通行「はァ?」







10032号「そして、20000号の感情決定権、あれもうそっぱちです」

一方通行「はァァァァァァァ!?」

20000号「え!?なにそれミサカ聞いてない!!とミサカはひな壇からセロリたんのもとへかけおります!!!」

一方通行「……」

20000号「ど、どういうことだよおまいらぁぁぁぁ!!!とミサカは声を張り上げます!!!」

10032号「一方通行、あなたも気づきましたよね。この子の悩み」

20000号「シカトすんなやぁぁぁ!!」



妹達「「「「「「ミサカ達は、20000号を助けてあげてほしかったんです。一方通行」」」」」」

一方通行「……」

20000号「……」

10032号「ミサカ達はとっくに気づいてました。この子が、自分は本当は変態などではない、本当のミサカはここにいない、そう思っていることを」

10032号「それとなく言ってやるミサカもいました。変態は変態でいいではないか、それもあなたの個性じゃないか、と」

10032号「その子はそのあと意地になって、上位個体からBANくらうはめになってましたが」

10032号「だから……あなたに気づかせてあげてほしかったんですよ、一方通行」

10032号「20000号が愛してやまない、狂ってしまうほど大好きな、あなたに」











一方通行「(あァ、そうか)」

一方通行「(これか、こういうことなンだな、芳川)」

一方通行「(人と向き合うっていうのは、ありのままの相手をありのまま受け入れる)」

一方通行「(それが、人と繋がる手段なンだ)」






一方通行「おい、こら。20000号」

20000号「ひゃ、ひゃい!!!アクセラレータ!!!」

ビシッ

20000号「あいたっ!」

一方通行「そうじゃねェだろ。もう俺も、お前が変態じゃねェなンて言わねェ。お前が見つけた、お前だけのお前だ。俺は、それを受け入れる。お前自身はどォなンだよ。お前のおねェさまがたは、俺がちゃァンとお前を躾けられたか知りたいンだとさ」

20000号「は、はい!アクs……あ、いや!!セロリたん!!!!」


20000号「そして、あの、お、おまいら……言うぞ、言ってやるぞ」


20000号「セロリたん!!ミサカは、このミサカは!!」


20000号「まごうことなき変態で!!!!あなたのことが大好きで!!!」



20000号「それで、それで、」




20000号「あなたの……友達です!とミサカはあなたにとびついてくんかくんかします!!!!!」スーーーーーーーーハーーーーーーーーーー

一方通行「……そォだ」





一方通行「それでいいぜ、この変態」グリグリグリ

20000号「あぁぁぁぁセロリたんの拳がミサカにぃぃぃぃ」ウットリ










登録番号:013~9981

分類:親友

 ミサカ10031号~ミサカ20000号(変態)

 登録完了!!!!!

そんなこんなで超電磁砲+20000号+妹達√のほぼ全てが終了です

あとは締めがありますが……ちょっと、あれです。限界です

締めまで、と言ったんですが……思っていた以上の超ボリューム、動かしにくさに手間取ってしまいました
MNWがあまり生かせなかったです。そこは反省ですほんと

ですが、20000号的な意味では満足してます

明日は昼前ごろには来て、今度こそ締めまでしようと思います

どうかお付き合いくだされば幸いです

ここまでは朝もやで覆われた鹿児島からお伝えしました

それではまた、続きもよしなにしてやってください

御坂「モニター越しに聞いてたわ。あんた、あたしがあんたに壊されたって言ったから、>>476であたしも含めた10032人を先に送ったって言ったのよね。ありがとう」

一方通行「……」

御坂「それと、あれでしょ、10031号の名前を入れちゃったのは……あんた意識体になってたあの子とMEWで会ったとか。そうなんでしょ」

一方通行「ごめンなさい」

御坂「謝んないでよ私がいじめてるみたいでしょ」



すみませんでした




さて、最長最時間となったこの超電磁砲組+2000号+妹達√ようやく終いです

締めに徹するということでMNW内部からさくっと場面転換ですがご了承を

締め恒例、翌朝からのスタートです


途中レスはおかまいなく  一方さんといや一方さんに?つっこんであげてください

それでは始めます

翌朝!


一方通行「頭いてェ」

番外個体「ぎゃっは!!いい顔してるねェ第一位!!!」

20000号「妹達による胴上げ、セロリたん派ミサカの大ペロペロ大会、フィーリングカップル(男側はセロリのみ)、上条派一方派の大討論へゲスト参加、セロリの部屋、ミサカの部屋とイベントもじろおしでしたもんね、セロリたん!とミサカはゲッソリした顔もたまんねぇと思いつつ味噌汁をすすります」ズズズ

一方通行「お前はなんでここに……あ~まァいいや。ってかよォ、俺はてっきりあの中で何週間も過ごしてたもンかと思ったンだが」

打ち止め「チッチッチ、MNWの超高速通信を舐めちゃいけませんな~、って、ミサカはミサカは指をフリフリ!」

番外個体「そもそも現実時間と同じなら最初からMNW経由させるなんてリスキーなことさせないでしょカエル先生も。ミサカ、このこと知ってて提案したもんかとおもってたよ」

一方通行「……言ったろォが。何年かけても説得するって。……あァあ、なのにお前らは遊んでばっかだし……」

20000号「セロリたんの存在にテンション上がってたんすよ!!!漏れも含め!!!」

一方通行「だからってお前、最初から下着姿の野球拳ってなンなンですかァ?」



黄泉川「あっさりしたもんじゃん。和解した感慨とかないのかねあいつは」

芳川「それを感じる間もなくあの子たちに振り回されてたみたいね」

黄泉川「まったく、意気込んで送り出したこっちは肩透かしじゃん。そういえばあいつ、接続する前桔梗のこときにしてたじゃん」

芳川「そう、悪かったわね立ち会えなくて」

黄泉川「いやわたしは別に」




20000号「よぉぉぉしセロリたん!!!!んじゃぁいまから続きしますか学園都市固体全員あつめて!!!!」

アレイスターβ「場所はまかせろ」キリッ

一方通行「しねェよあhってお前いつきたァァァァァァァァァァ!?」

アレイスターβ「空間移動はワシが育てた」キリッ

一方通行「うぜェェェェそのキャラ超うぜェェェェェ」





芳川「……よかったわね、一方通行」

上条『よっ!!一方通行!無事成功だってな!』

一方通行「おォ、当麻。また世話になったな。お前らいつ帰ったんだ?」

上条『ん~~~、そうだな』





上条『お前が○×ゲームで泥の中に突っ込んだあたr』

一方通行「見てンのかよお前らもォォォォォォォォ!!!!!!」

上条『あ、いや俺達はなんか、文字でしか。だから、お前と20000号が泥の中でつんぐはぐれずもつれあった感覚とかはちょっと……20000号の感覚でしか分からないです』

一方通行「それ全てェェェェ!!!全てだろォォ筒抜けだろォォォォォ!?」

上条「いやぁそれにしても一方通行さんは面白いツンパはいてらっしゃるのですね」ケタケタ

一方通行「決めた、今度のボルシチツアーにお前は連れて行かん。もう決めた」

ピッ

一方通行「くそ、当麻のやつ散々こけにしたあげくおめでとう、だとよ。素直に喜べねェっての」

ガチャッ

アレイスターβ「一方通行、そろそろ私は失礼するよ」

一方通行「お前まだいたンかというか俺がいなくてもあいつらと話してるってなじみすぎだろお前」

アレイスターβ「ふふふ、芳川女史のコーヒーは絶品だ……皮膚で摂取するコーヒーとは興味深い」

一方通行「なじンでなかった。お前なにした。それあの女の最終手段だぞ。結構頻繁に出るけど」

アレイスターβ「妹達を学園都市に招きたい時はすぐに言いたまえ。便から場所から、私が手配しよう。理事長だからな。理事長だから」

一方通行「おォ、あンがとよ。そンときゃお前の本体ンとこにかンざきの梅干持って行くわ」

アレイスターβ「ふふふ、そうか。待っている。ところで、キミの携帯」



アレイスターβ「電話を切ってからずっと受信中みたいだが、充電は平気かね」

一方通行「……あいつら、登録完了のくだりは終わったっつったのに……」

数時間後

一方通行「やっと返信まですんだ……」

一方通行「なんだよあいつら、途中の個体なンて前の個体にほぼ言われたいこと書かれてるせいで途中から『今日のミサカ』みたいな日々の観察記録送ってンじゃねェかこれ毎日かやめろ」

一方通行「そして当麻の連絡先を聞きたがる個体の多いことだよ。昨日の討論みてて思ったけど上条派怖ェわあいつのこと崇めてるレベルだわ」

一方通行「……ま、なんにせよ。成功したから言える贅沢な悩み、ってなァ」










一方通行「……15000番台のやつらめ斜め読みでセロリセロリ言ってやがった」

一方通行「どォりで変なところでロート製薬みたいですねとか言うはずだよちくしょォ」

一方通行「……さてンか」

一方通行「最初見たときはどンだけアホかと思ったけどよ……」





20××/ ○/○○ 7:28
  From:uiharu-haiteruka.310@○○○○
  Sub:
  どうもアクセラさん!!佐天さんですよ!!
  いやぁ昨日は超面白かったです!!アクセラさんの周りは凄い人ばっかりですね!!
  わたしなんてただの無能力者ですから……
  アクセラさんにふさわしいかはわからないですけど!!
  仲良くしてやってくださいね!!


  今なら初春もつけちゃいますから(笑)

  それじゃ!



一方通行「……ダチになってみりゃ、いいヤツじゃねェかよ」

一方通行「……」

一方通行「あンなドーピングみたいな真似はもうやらねェけどよ」






一方通行「能力向上のトレーニングなら、いつでも付き合ってやるよ、さてンさンよォ」

カチカチ……カチ







登録番号:9982
分類:親友
 さてンさン
 登録完了!

一方通行「あァあ、花畑は俺が接続してる間、通信の補助をしてくれてたらしいな」

一方通行「……って、布束は簡単に言ってたけどよ。あンな専門機器を普通一発で扱えるか素人が」

一方通行「なにもンだよ……花畑……」

一方通行「……まァ、いいや」




20××/ ○/○○ 7:45
  From:flower-garden.nannokotodesuka.@○○○○
  Sub:
  初春です!おはようございます!
  あ、花畑です!!これでわかりますかね(w)
  前の時も、昨日もありがとうございました!
  あの、こう言ってはなんですけど
  一方通行さん随分お変わりになられましたよね
  あの、なんていうか、たっくさんお友達ができて、怒ってるのに笑ってて
  すっごく楽しそうです!
  私もその一員になれたらな、なんて!

  なにかトラブルがあったら、言ってくださいね
  私だって、風紀委員ですから

  それじゃ、また!







一方通行「これみりゃ分からァ。あいつは根っからのお人よし」

一方通行「俺の……ダチ、それ以外でもなンでもねェンだ、おれにとってはよォ」






登録番号:9983
分類:親友
 花畑
 登録完了!  

一方通行「あァ~、白井、か」

一方通行「なンか結標と昔あったらしィな、当麻によると」

一方通行「……あいつの演算パターンモデルにしたって言うと怒っかなァ」

一方通行「……」




20××/ ○/○○ 8:15
  From:i-love-railgun.171@○○○○
  Sub:
  おはようございます、第一位さま
  昨日はお知り合いになれて光栄でした
  貴重な体験……超能力者の領域にまで引き上げていただいて
  わたくし、なにか世界が変わりそうでしたの
  おねぇさまのため、あなた様のため
  わたくし、もっともっと飛べるようになりますわ
  わたくし自信の力で超能力になれるかは分かりませんが
  きっと、必ず!

  なにかお困りのことがあおりでしたらご相談ください
  なにせわたくし






  あなたのお友達ですのよ、第一位さま








一方通行「……くかか、そこはあのポーズじゃねェのかよ、白井よォ」

一方通行「ばァか言ってンじゃねェ、なれるに決まってンだろ」

一方通行「あんな無茶苦茶な演算方式、超能力者の素質がねェとあの場で廃人だっての」




一方通行「一番上で待ってンぜ。さっさと飛んできやがれ、未来の超能力者」




登録番号:9984
分類:親友
 白井黒子
 登録完了!

一方通行「……」

一方通行「……結局、なンだかンだでうやむやになっちまったけどよォ」

一方通行「……もうちょい謝らせろ、弁解させろってンだ、お前らの遺伝子は……」





20××/ ○/○○ 8:19
  From:only-my-railgun@○○○○
  Sub:
  超電磁砲です、ってアドレスみれば分かるか
  妹達と上手くいったと、あのバカから聞きました
  まったく、一番にあたしに報告するのが筋じゃないでしょうか
  妹達が許したのならあたしはなにも言いません
  あたしの気持ちは昨日言いました
  あんたを許します
  あんたがMNWに行っている間、家族の人に話聞きました
  だから、あたしからはもうあんたを憎みません
  




  あ、あたしの後輩に酷い事したら別です

  っていうかなんなのよあんた!あのバカかっての!!

  フラグ建てすぎでしょ!!あたしは絶対に巻き込まれないけどねあんたらのどっちにも!!!
  
  また遊ぶんだからね!!あのバカも誘っときなさい!!!!








一方通行「……支離滅裂だな」

一方通行「あァあ、ホントどいつもこいつも俺の覚悟とか関係ねェのな」  





一方通行「退屈しねェよ、おまえらは」






登録番号:9985
分類:親友
 超電磁砲
 登録完了!

一方通行「……」カチカチカチカチ

一方通行「……」カチカチカチカチ

一方通行「……(あと、15人)」


-----登録番号:006


一方通行「……(いま、ここには布束の名前がある)」


一方通行「……(でも、あの時は)」


 
    『please なるべく若い番号で登録してくれる?緊急時に便利だし』
   
    『ンな無理をいうな……あァ?』
   
     --------登録なし




一方通行「……」



カチカチッ パタッ


一方通行「……(いや)」

一方通行「……(てめェがなに考えてンのか知らねェが)」


一方通行「……(俺が外に行って作るダチの数は)」





一方通行「(あと14人だ)






次回 最終回

とある親友の登録削除(ロストメモリー)

そんなこんなで超電磁砲組+20000号+妹達√のすべてが終了です

安価のご協力、大変ありがとうございました><

途中からなんだかレスの方も増えてきて楽しかったです

最初から見てくださってるかたもありがとうございます。感謝です




さて、のっとりから始まり一週間にわたって続けてきたこの物語ですが
そろそろ終止符を打ちたいと思います

なぜなら、かつての敵、かつてのトラウマ、見知らぬ魔術師、何も知らない表の人間

一方さんは全ての人と友達になることができ、十分に成長しきったと思うからです

これ以上の描写は蛇足であり必要ないことだと思います

御坂との関係を、あんな感じで乗り越えた一方さんなら。もう大丈夫だと思うんです



次回が安価を仕込めるかちょっと自信がありません

そして、ほんとに書ききれるのかも自信がありません

ですが、一方さんとがんばってみます

最後までお付き合いいただけたら幸いです


できれば明日、無理でも明後日には来ます

ここまでは白んだ空がまぶしい鹿児島からお伝えしました

それではまだ次回、どうぞよしなに

一方通行「よォ、おめェら」

一方通行「本当は、最終回まで出ることはねェ、最後にビシッと決める、そのつもりだったンだ」

一方通行「でも、こンな重大なミスは見逃せねェ。流石に駄目だ。ちょっとお腹痛くなってきた助けて闇咲くン」

一方通行「妹達登録の時、20000号が既に登録済みだっていうのを失念した」

一方通行「おかげで9981も登録なしじゃねェかバカか俺は」

一方通行「あの部分は」



登録番号:013~9980

分類:親友

 ミサカ10032号~ミサカ19999号

 登録完了!!!!!



編集  

登録番号:006
分類:なし⇒親友
 20000号
 上書き完了!!


一方通行「これが正しい。いや、こうするつもりだったのに、布束で編集のくだりをしたせいで忘れてた」


一方通行「あと、9981だが……」

一方通行「……」

一方通行「実は、入る時に常盤台女子寮寮監と意気投合しちまってな」

一方通行「……」




登録番号:9981
分類:親友
 メガネ寮監
 登録完了!!!






一方通行「よォォォォォォォォし!!!!これだ、これだな!?!?!?!?!もう大丈夫だよなァ!?!?!?!?」

一方通行「ほンとすまねェ、>>1はほンと残念なヤツだ数字に弱すぎる」

一方通行「じゃ、そういうことだ」

一方通行「指摘あンがとよ。じゃァな」

一方通行「そして20000号の登録番号は005ォォォォォォォォォ!!!!!!」



一方通行「うォォォォォォォォォ!!!!!殺せェェェェいっそ殺せェェェェェ!!!!」

一方通行「ちくしょォォォォォ!!!やってやンよォォォォォ!!!!」

一方通行「ほンとは超電磁砲組の時に挟む予定だった寮監編よォォォォォ!!!!」

一方通行「長くなるから割愛したけどやってやンよ侘びのかわりによォォォォオォ!!!!」

一方通行「しかもなァァァ!!!あの人が出るからほんと駄目だぞこれェェェェ!!!」

一方通行「絶対に出オチな人が出ンだよちくしょォォォォォ!!!」

一方通行「>>1は白井の次に好きなンだよほんとはそいつがよォォォォォォ!!!!」

一方通行「もう誰もみてねェかもしンねェがこれは>>1のケジメだァァァァァ!!!!ノーカットでお送りしてやるゥゥゥゥゥ!!!」

一方通行「以下!!!!投下ァァァァァァァ!!!!!!」

佐天「あ~あ、そういえばアクセラさん、入るの難しいかもですね寮の中」

一方通行「はァ?なンでだよ」

佐天「なんでって、そりゃあそこが女子寮だからに決まってるじゃないですかぁ、もう」

初春「しかもですね!寮監さんがすっごく厳しいって有名なんです!!常盤台女子寮は」

佐天「そうそ、しかも物凄いてだれ!!最低でもレベル3の常盤台生徒をちぎっては投げちぎっては投げ!!寮則を破る者には容赦ないんです!!」

一方通行「ンだそりゃ。俺を常盤台の雑魚どもと一緒にしてンじゃねェ」

佐天「ざ、雑魚って!レベル5が二人もいる学校ですよ!?」

初春「そうですよ!しかも噂では、御坂さんと第七位の抗争にも割って入ったらしいですし」

一方通行「……あの根性バカをどうにかできんのか。そりゃちっとあれだな」


ヒョコッ

一方通行「……あのメガネかけてる女か。スーツきた」

ヒョコッ

佐天「そうそう、あれです。ほら、出て行く生徒を厳しく見守ってるでしょ」

ヒョコッ

初春「……あれ?でもなんか変じゃないですか?」

佐天「へ?なにが」

初春「いや~、なんだか生徒よりも、手元の携帯の方に意識がいってるような……」

一方通行「……」カチッ 集音






女生徒「寮監さま~~~今日はおそくなるんですがかまわないですか~~~~?門限が過ぎてしまうと思うんですが~~~」

寮監「……うむ、大変だな。行って来い」カチカチカチカチ

女生徒「寮監さま~!掃除が面倒なのでサボって遊びにいってもよろしいですか~~」

寮監「……うむ、大変だな。行って来い」カチカチカチ

寮監「……」カチカtカチ

寮監「……ゆうくんからメールが返ってこないな。やはりまだ会おうというにははやs」

一方通行「出会い系にはまっているゥゥゥゥゥゥ!?!?!?」

女生徒「「!!」」ビクッ

佐天「わ、なんですか!?」

一方通行「どこが厳しいンよ!!!あいつ出会い系の男にどっぷりだぞ!!!しかも業者ァァァァ!!!実在ならまだしも業者ァァァァァァ!!」

佐天「そ、そんな。私達が遊びに来た頃は、確かに厳格で、まじめで、白井さんをちぎっては投げてたのに!!!」

初春「佐天さん、言っておきますけど私がそういうこと言うと白井さん物凄く怒りますよ。佐天さんだから言わないんですよ」


  ???「あら、そこにおわすのはもしかして、佐天さんと初春さん……?」

佐天「え!?」

初春「……あ!?」

???「随分お久しぶり。わたくしもこの寮の学友に会いに来たのですが、お二人はやはり白井さんと……」

佐天「あぁ!!!あなたは!!!!!」

初春「自称常盤台筆頭!!!レベル4の空力使い、またの名をトンデモ発射場ガール!!!」


???「え?なんです?あぁ、そこの殿方はお初にお見えしますわ。自己紹介を、ということですのね」









???「わたくし、常盤台中学二年!!その名を知らぬものはいないともっぱら噂の超新星!!!」










婚后「婚后光子ですわ!!!!」

一方通行「俺はあんたと関わってはいけない、そこかしこでそう言われているきがするンでお帰りください」

婚后「な!!なんですかその態度!!!わたくしせっかく自己紹介をいたしましたのに、即刻退場を命じるなんて!!!」

佐天「婚后さん、寮監さんについて何か知りませんか?」

婚后「寮監?あぁ、あのメガネをかけた、最近ふ抜けているというあのかたですわね」

初春「ふぬけ……?」

婚后「えぇ」

婚后「わたくしの学友によると、あの方は少し前に随分といたい失恋をして」

婚后「それからしばらく経った後。生徒の一人から取り上げた携帯電話に、迷惑メールがきたようで、出会いという言葉に即反応」

婚后「そこからは、もう」

婚后「あぁやって、かつての仕事の持ち場に立ちはするものの、ずぅっと携帯を見てばかり」

婚后「しかもいまだ出会い0。いわゆる、業者というのにつかまされているそうですわ」

佐天「それは……なんという」

初春「……(まさか、あすなろ園の時の)」ダラダラ

婚后「まったく、天下の常盤台の寮監が聞いてあきれますわ」






婚后「偽者の人間からのメールにいちいち一喜一憂するなんて、わたくし考えられませんわ」ハァ


一方通行「黙れこのふざけた苗字めわかりにきィンだよくそぼけが」

佐天「!?」

初春「!?」

婚后「は、はぁぁぁぁ!?」

婚后「ふ、ふざけ……!?こここここここの婚后光子を!!!優所正しい婚后家の跡取り娘と知っての狼藉ですか!?!?!?!?」

一方通行「しらねェってンだよくそぼけェェェェェェ!!!!黙って聞いてりゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃよォォォォォォォ!!!!」

婚后「な、寮監さまのことを知りたいと言ったのはあなた方のほうで……」

佐天「アクセラさん!?ど、どうしてんですか!?」

初春「お、落ち着いてください!!!」



一方通行「確かになァァァァァァ!!!!確かに!!!!!!俺は虚構の人間とメールしたたよそォだよわりィかァァァァ!!!」


一方通行「でもなァァァァァ!!!!!それが虚構だからって、あいつらの言ってたことが全部意味の無い、からっぽのものだって言うのかよォォォォォォ!!!!」


一方通行「俺とバカトークしていた闇咲くンは現実にはオッサンだった!!!俺を寝る前にもやもやさせて困らせたかおりさンはいつの時代の女だってくらいの清純なやつだった!!!!!」


一方通行「ひょっとすると俺に夜な夜な恋愛相談を持ちかけたヴェんトちゃンも、実際は顔のそこかしこにピアスを空けた黄色いイカれ女なのかもしれねェェェ!!」



一方通行「でもなァァァァァ!!!現実の姿を知っても、それでも、それでもよォォォォォォォォォォ!!!!」





一方通行「俺があいつらのことを都合よく忘れていいってことには、ならねェェェェェェだろォォォォォがァァァァァァァァァ!!!!!!」









佐天「」

初春「」

婚后「」

一方通行「……」










一方通行「今のなし。忘れろ」

寮監「……コインが尽きた」カチカチカチカチ

寮監「買わないと。なぜだかコインが多いときは返信が多いから……」カチカチカチ



ザッ

一方通行「よォ、そこのメガネ」

寮監「……いらっしゃい、ゆっくりしていきなさい」カチカチカチカチ

一方通行「あれェ?いいンですかァ?常盤台女子寮の厳格な寮監様。素性のよくわからねェ男が入ろうとしてますよォ?」

寮監「……いらっしゃい、ゆっくりしていきなさい」カチカチカチカチ

一方通行「……もしかすっと、この寮をぶっつぶしにきたかもしンねェなァ?」

寮監「……いらっしゃい、ゆっくりしていきなさい」カチカチカチ

一方通行「あ~……」

一方通行「い、いいンかよォ?見るからに怪しくて、おい、細くて、ほら、白い男だぞォ」

寮監「……いらっしゃい、ゆっくりしていきん」






一方通行「誰が白モヤシだてめェェェェェ!!!!ぶっ潰すぞこらァァァァァァ!!!!」










ヒョコッ

佐天「あ、初春だめだ。アクセラさんスルースキルに弱い」

初春「御坂さんと似てますね」

婚后「わたくし帰っていいかしら」

一方通行「おい、寮監。お前それでいいのか」

   佐天「あ、話を戻そうとしてるよ初春」

   初春「ですねぇエド並みの短気さは私達に露見しちゃいましたけど」

   婚后「……」

寮監「……いらっしゃい、ゆっくりしなさい」カチカチカチカチ

   佐天「婚后さん、突っ込みがないなら帰ってくださいよ」

   初春「そうですよ。三点リーダーの無駄ですよ」

   婚后「……ウワァァァァン!!!!」シュバッ

一方通行「現実で、ちょっとばっかつまづいて。すこし他人に拒絶されて。それだけで、この世界から背を向けちまうのか?お前は、そンなに弱ェのか?」

寮監「……いらっしゃい。ゆっくりしていきなさい」カチカチカチカt

一方通行「聞いてンな。フリは無駄だぞおい、俺を舐めんな糞メガネ。打つ速度が0.0003秒落ちた。それまではありえねぇ程正確だったのによォ。話続けるぞこら」

寮監「……いらっしゃい…ゆっくりしていきなさい」カチカチカチカt

一方通行「お前が逃げ出した世界は、そンなにお前に無慈悲だったか?」

寮監「……いらっしゃい……ゆっくりしていきなさい」カチカチカチk

一方通行「お前を振った男以外に、お前のことを癒してくれるやつは本当にいなかったのか?」

寮監「……いらっしゃい……ゆっくり……していきなさい」カチカチカt

一方通行「……思い出せや、寮監。厳しいってことァよォ……人一倍、ここのやつらを心配してるってことだろォが」

寮監「……いらっ……しゃい……ゆっくり……していきなさい」カチカチk


一方通行「お前が!!!!それまで恋を捨ててまで守ってきたここのやつらは!!!!!たった一度の失恋で!!!!てめェの中から消えちまうくらい!!!!!本当にどうでもいいやつらだったのかよォォォォォ!!!!!くそメガネェェェェェェ!!!!」

寮監「……いらっ……しゃい、ゆっくり……して……」カチカt


寮監「…………」ピタッ

回想

  女子生徒『え~~、寮監さま!!たった一分すぎただけですわ~~~!!!』

寮監「(なにをバカな。わたしはただ、仕事でここにいるだけだ)」

  女生徒『罰掃除!?か、厠を掃除しろというのですか!?この私に!?!?』

寮監「(それに、ここの生徒は。世間知らずで、傲慢で、自分勝手で)」

  女生徒『ぐへへひひひひ!!!これでおねぇさまをいちころ!!k……』

寮監「(問題児も多く、目が離せず、疲れるばかりで)」

  女生徒『寮監さま……その、少し、ご相談が』

寮監「(いつも就寝時間も守らず、私を、私を困らせて)」

  女生徒『寮監さま、これ、受け取ってください』
  
  女生徒『今日、母の日ですわよね……?』

  女生徒『あの、寮監さまはお若いから、こんなこといわれたくはないかも知れませんが』

  女生徒『置き去りの私達にとって……寮監さまは、母親のようなものなんです』

  女生徒『それで、みんなでお金をだして。お花を……』

寮監「(私を……私の……)」



 女生徒『寮監さま!』女生徒『寮監さま~』女生徒『おねさまぁぁぁぁ!!!』女生徒『寮監さま!』





回想終了





寮監「私の……!大事な……!!!大事な生徒達……!!!!!」ポロッ カシャーン


一方通行「……ヘッ、分かってンじゃねェか、クソメガネよォ」










佐天「初春、終わっちゃったよ」

初春「あっけなかったですね。はい、わたしの勝ちです」

佐天「はうぁぁ!!○×で15連敗したぁぁぁ?」

寮監「……すまなかったな。少年」キラン

一方通行「いいってことよ。一歩間違えれば、俺もお前と同じだった。それだけだ」

佐天「わぁ、いつもの寮監さんだ!メガネが光ってる!」

初春「こんにちは!!遊びにきました!」

寮監「キミ達はいつかの、御坂と白井の友人か。……少年、ところでキミは?」

一方通行「友情の伝道師アクセラ仮m」

寮監「まじめに」

一方通行「……こういうもンだ。ちっとばっか研究協力を頼みに、御坂美琴に用事がある。こいつらとは、すぐそこでたまたま会ったンでな」

寮監「……ふむ。たしかに正規のものだな。いいだろう、ゆっくりしていきなさい」フッ

佐天「ありがとうございます!」

初春「お邪魔します!一方通行さん、こっちですよ」

一方通行「あァ、待て。寮監、おめェ俺とダチになれよ」

寮監「……なんの冗談だ」

一方通行「まじめだっての、おふざけはさっきので終いだ。おめェもよ、生徒のほかに一人くらい楔になるもンがありゃ踏みとどまれンだろ」

寮監「……ふふっ、変わったやつだ、きみは。わたしのような女に友達になれ、とは」

一方通行「おォ、よく言われる。送ったぞ。時間が無いから、明日にでもそっちからメールしろや」ピッ

寮監「明日だな、いいだろう」

一方通行「……それと、これ。くれてやる。どうしてもキツくて誰もいなかったら、その電話帳にあるアドレスにメールでも、電話でもしてみろ。そンなときのお勧めはアウレオルスくン」

寮監「これは……いいのか?」

一方通行「……あァ」








一方通行「俺にはもう、必要のねェもンだ」ボロボロボロ

寮監「(めっさ泣いてるーーーーーーーー!!!!!)」

一方通行「そんなこんなでここらで終いだァ!!!これ以上は蛇足ってなァ!!!!」

一方通行「いらねェ混乱をまねいたことは深く詫びる!!!>>1はちょっとほンと今お腹痛い正露丸どこだ!?」

一方通行「色々残念なヤツが多い中で実は>>1が一番残念な子だったっていうのは内緒だァァ!!!」




一方通行「それじゃァな!!次会うのは最終回だ!!」


一方通行「今度こそ間違いはねェはずだァ!!!」


一方通行「あァ?なンでなンですかァって?ンなもンきまってンだろォがよォ!!」










一方通行「学園都市第一位の頭脳、舐めてんじゃねェ!!」キリッ



寮監編 終

みなさんどうもです

投下ではないのですが、とりあえず今日は来れそうにないということだけご連絡です

寮監編、いいはなしだっだかなぁ……?といってもらえて幸いです

寮監編はいくつかボツネタがありました

1女装して百合子モードになった一方さん。寮監にめっさ気に入られて常盤台に勧誘されまくる

2超絶格闘能力を有する寮監とガチバトル……反射が効かねェ、ま、まさかあの動きは!?!?

3年下好みが一周して一方さんにガチ惚れした寮監さん。三人ドン引き

どれもおいしかったんですが、バックアップのことを踏ん切りつかせたかったので今回のメール依存症のくだりとなりました






それでは

最終回でもどうぞよしなに

こんにちは

この時間は人がいるんでしょうか?そろそろ始めたいと思います

ありがとうございます

今日中に終わらせるのが目標なので、そろそろ投下します

みなさまこれまでレス等ありがとうございました 大変励みになりました

最後ですが、途中レスはどうぞお気になさらず 一方さんにエールを送ってやってください

少しばかり重いっぽい話が午前の部にはありますが、少しばかりご辛抱ください

それでは始めます。

最後の最後まで、どうぞよしなに

一方通行「……」


カチカチカチ


垣根『はっはーーーーー!!!残念だったな第一位!!!!てめぇが心酔しているD・M・カッキーとは……俺のことだぁぁぁぁぁ!!!!』

登録番号:9986

垣根『ナンデ俺ハ生きteんだよぉォォぉぉぉォぉォooooo!!!!!第一位いぃぃぃィiいい!!!!てめェニ殺されちまったハズノレオレガ!!!どうshiていきチマッテンだよォォォォォぉぉぉぉぉおォオぉォォォォォォ!!!!!!!!!!』


一方通行「……」

カチカチカチ


麦野『それで、天下の第一位様が、わたしの料理処になんのようなのかにゃ~ん?』

登録番号:9987

麦野『関っっ係ねぇ!!!関っっっっ係ねぇぇぇんだよぉぉぉぉぉ!!!!あのバカと滝壺がどうなろうが、わたしにゃもう!!!関係ねぇんだよぉぉぉぉ!!!第一位ぃぃぃぃぃ!!!』


一方通行「……」


カチカチカチ


浜面『たしかにやっぱり俺の扱いはここでも雑用さ。それでも、俺にとってこの探偵公社は大事な居場所なんだ!!!アイテムと、同じくらいな!!!』

登録番号:9988

滝壺『大丈夫だよ、あくせら。私はそんなヘタレなあくせらを応援してる』

登録番号:9989

絹旗『あンたさえいなけりゃよォォォォ!!!私は……私達はァァァァァァァァ!!!!!』

登録番号;9990

フレ『結局、統括理事長の気まぐれで生かされてるの』

登録番号:9991

ンダ『プラナリア理論なんて絶対にでだらめな訳よ』

登録番号:9992

フレメア『大体、おねぇちゃんと友達が増えて嬉しい。にゃあ』

登録番号:9993

ヴェント『すんませぇぇんねぇぇぇぇ!!!!理想の女の子じゃなくってぇぇぇぇぇ!!!!!』

登録番号:9994

フィアンマ『元神の右席最強の俺様を、舐めてんじゃねぇ!!!!』

登録番号:9995

吹寄『き、貴様も!!あの上条と同じ人種のようね!!ふんっ!!』

登録番号:9996

オリアナ『……絶対の基準点、おねぇさんと一緒に作ってくれる?』

登録番号:9997

アニェーゼ『ひ、ひっちぎられてぇんですか!?この白ウサギ!!!』

登録番号:9998

オルソラ『神の前にはみな平等。わたくしとあなたとの間に、なにも隔たりなどないのでございますよ。一方通行さん』

登録番号:9999


一方通行「……」

一方通行「……」


カチカチカチ


打ち止め『あれ?あなたの携帯、電話帳になんにも入っていないのね!って、ミサカはミサカはものの見事にまっさらなあなたの携帯メモリーに唖然としてみる!!』

登録番号001

打ち止め『えへへ!それじゃぁ、ミサカがあなたの初めてのお友達ね!!って、ミサカはミサカは得意満面に登録した画面をあなたに見せてあげたり!!!』


一方通行「……」


カチカチカチ


黄泉川『ほら、今日から私達は一緒に住む家族じゃん。……なんだその嫌そうな顔!文句言ってないで登録登録!』

登録番号:002

黄泉川『よっしゃぁ、これで飲みすぎた時のお出迎えはお前にじゃんじゃん頼んじゃうじゃんよ!!』


一方通行「……」

カチカチカチ

カエル医者『キミの肉体は脆弱過ぎる。能力が日常で使えなくなっな今、いつどこで倒れるかも保障できないんだね?』

登録番号:003

カエル医者『これがぼくの番号とアドレス。なにかあればすぐかけるんだ。いいね?』


一方通行「……」


カチカチカチ


番外個体『ぎゃはっ!!!第一位さまぁミサカもあんたのこと登録したいんだけど!イタメしまくりたいからさぁ!!!』

登録番号:004

番外個体『……きひっ!これでミサカも一番上があの人……な、なんだよ白もやしこっちみんなぁぁぁ!!!』


一方通行「……」


カチカチカチ


登録数:9999

ガチャッ

芳川「おはよう、今日は早いわね」

一方通行「……よォ」

芳川「コーヒー淹れる?」

ビクッ

一方通行「いや、おめェは座っとけ。俺がやっから」

芳川「なにビビッてるのよ、あなたが何もしなければぶっかけたりしないのに」

一方通行「それはこの間起き抜けの俺に目覚ましと称して豆とお湯をぶつけてきたお前が言っていい台詞じゃない絶対にない」

芳川「わたしも寝ぼけてたのよ」

一方通行「余計タチわりィわ……座っとけ」

芳川「それで、成果の程は?」ズズズ

一方通行「……ン」

芳川「……!!」

芳川「……そう、9999人。凄いわね」

一方通行「……まァな」

芳川「今日は、どうするの?HAMAZURA探偵公社のお手伝い?それとも、また大勢連れて海外にでも行くの?」

一方通行「……今日は」

芳川「あ、イギリスに行くなら神裂さんに梅干のお礼を言っておきなさい。あと、変なお土産買ってきちゃだめよ。まったく、この間上条家と旅行したときなんて特に酷かったわね……」

一方通行「……今日は、ダチを作ろうと思う」

芳川「!!」

芳川「……そう」

芳川「それじゃぁ、とりあえずあなたは外に行かないと。ぼやぼやしてらんないわ、こっちも準備しなきゃ」

一方通行「……芳川」

芳川「なんせ、あと一人だものね。本部も気合入るっての、そうでしょう?」ガタッ

一方通行「芳川……黙れ。そこ座れ」

芳川「さぁて、こうしちゃいられないわ。私も……」スッ

一方通行「芳川!!!!!!」







一方通行「どうして、俺の携帯からてめェの名前を削除した?」

一方通行「始めの日、俺は外に出る前に確かにお前の名前を登録した」

芳川「……」

一方通行「闇咲くンが007だったんだ、間違ってるはずがねェ」

芳川「……」

一方通行「9000人以上も登録したあとなら気づかれねェとでも思ったかァ?舐めるなよ、お前」

芳川「……」

一方通行「……チッ」

パサッ

芳川「!?!?」

一方通行「自分から言うなら俺はなにもしねェつもりだったが、暴露させてもらうぞ」

一方通行「お前の素性、経歴、ここンとこの学園都市内での動きを調べた」

一方通行「削除されてることに気づいて、始めに疑問を感じたのは、お前が俺のMNWへのアクセス時にここにいなかったことだ。てめェほどの適任、いねェだろォがよ」

一方通行「それに、そンなてめェほどの技術者が、なァンでろくに働かずただ飯ぐらいしてンのかってよォ。常々不思議だったンだ」

一方通行「そしたらなンだァ?」

一方通行「おめェ、ニートじゃないンじゃねェか」

芳川「……」


一方通行「……働けないンじゃねェかよ、ろくに。そンな体じゃ」

芳川「……」







一方通行「正気かァァァァァァ!?おい!!!!芳川ァァァァァァ!!!!!!」


一方通行「8月31日の時の傷跡悪化、腫瘍化ァァァァ!?」


一方通行「カエル医者のとこの治療も拒否して余命二ヶ月だァァァァ!?」



一方通行「陳腐すぎてよォォォォォ笑えねえぞこっちはァァァァァ!!!!」

芳川「……そうよ」

一方通行「そうよ、じゃねェェェェェ!!!!達観してンじゃねェェよォォォォォ!!!」

一方通行「それじゃなにかァ!?てめェェェ!!!!」

一方通行「もう先が長くねェから!?!?」

一方通行「だから俺の携帯から登録を削除したってのかよ!!!おい!!!!!」

芳川「そう、その通り」

芳川「1万人の親友が出来たあと、その一員の私がすぐ死んじゃったらあなたがどうなるか分からないでしょ?間に合うかも、分からなかったし」

芳川「だから、抜けることにしたの」

一方通行「勝手に決めンなァァァァァ!!!」

一方通行「お前はなンだ!?おい!!!勝手に生きることを諦めて、勝手に俺のとこから一抜けただァ!?」

一方通行「どうして!!!誰にも言わず……」




芳川「……あなたの友人の一員になることも、生きることも」


芳川「私には、そのどちらの権利もないからよ。一方通行」

芳川「かつての実験、残虐非道な二万人のクローンを殺すという大犯罪の本当の加害者。それがわたしよ」

芳川「わたしは、あの子たちが殺されると分かっていて製造した」

芳川「わたしは、あなたが本心ではこんなことをやりたくないと知っていて妹達をけしかけた」

芳川「……それらを清算したくて、わたしはこの計画を始めたの」

芳川「……愛穂たちは、これがただのあなたにお友達を作らせるための作戦だと思っているけどね」


芳川「わたしの勝手で殺された一万三十一人の悲願を成すため」

芳川「わたしの勝手で殺人に手を染めたあなたを救うため」

芳川「そのために、わたしはこれまで生きていた。しぶとく、欲深くね」

芳川「……でも、もう十分」

芳川「気づいてる?一方通行。あなたはもう、あなた自身がそれと意識して動かなくても友達を作ってしまえるほど、成長しているの」




芳川「……もう一度言うわ」






芳川「自分にどこまでも甘いわたしにはもう、生きる権利も。優しいあなたと共にいる権利も。どこにもないの」

一方通行「……」

芳川「……わたしは、学園都市から出て行く」

一方通行「!?」

芳川「この間、統括理事長と話したの。あまりに茶化してくるから、思わずコーヒーぶっかけたけど」

芳川「……最期の刻は、生まれた街で過ごすことにするわ」ガタッ

一方通行「……」

芳川「……」


芳川「……右手、離してくれない?」

ヒッシ

一方通行「……離さねェ」

芳川「……説得は無駄。それに、治る見込みもないわ」

一方通行「俺を舐めるな。この学園都市に存在するあらゆる医学書、シスター共の持っていた科学外の医術知識、すべて叩き込ンでンだ。そンで、あのカエル医者のことも。もう話しつけて、手術室で待ってンだよ」

芳川「……何度も言わせないで、一方通行」

一方通行「……」

芳川「私には、その権利がない」

一方通行「……」シュンシュンシュン

芳川「わたしの代わりになる人なんていくらでもいるでしょう?ね?」

一方通行「……」コポコポコポコポ

芳川「……」

芳川「……え?」











一方通行「ごちゃごちゃうっせェェェェェェェェェェ!!!!!!!」バッシャァァァァァァ

芳川「あっつぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

一方通行「さァっきから黙って聞いてりゃァよォ!!!!ぐだぐだぐだぐだ話長ェンだよお前ェェェ!!!!!!!退屈すぎて死ぬかと思ったわ!!!!!!いつかの俺みたいなこと言いやがってこらこの糞ニートォォォォォォ!!!!!!」コポコポコポコポコポ

芳川「あっつぅぅ!!!待って、待ちなさいあなたこれ尋常じゃないし私病に……ど、どうしてまた淹れているの!?」

一方通行「良薬身体に熱しってなァァァァァァァァ!!!!!」バッシャァァァァ

芳川「あっつぃぃ!!!!なにが良薬なのよ毎日飲んでも白モヤシじゃないあなた!!」

一方通行「…………」コポコポコポコポコポコポ

芳川「まって、今のは失言だったわ。謝る。平和的に話し合いを」







一方通行「そぉい!」バッシャァァァァ

芳川「あああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

一方通行「俺が成長しただァ!?そんなn」

芳川「目の前の惨状は無視なのあなた」ボタボタ

一方通行「おォ、ガン無視だバカ野郎そのまま聞け」


一方通行「俺が成長したのは、てめェのおかげだろォが」

一方通行「俺を後押ししてくれた、前に進ませてくれた、向き合えと、受け入れろと、教えてくれたのはお前だろォが芳川」

一方通行「甘いだけでそンなことが出来るか。償いのつもりだけでそんなこと言えるか。死ぬつもりなンかで、そンなことされてたまるかよ」

一方通行「お前は甘くねェ。十分優しい。俺に最後のダチを作るすべを、自分を助けるチャンスを残してンだよ、芳川」

一方通行「生きる権利……あるに決まってンじゃねェか」

一方通行「お前はあえてこの言葉を使わなかったな。俺が使うと恐れたか?そンなもンヒントにしかならねェよ」

一方通行「……お前には」




一方通行「俺達の家族として、生きる権利があンだろォが、芳川」



一方通行「黄泉川と、打ち止めと、番外個体と、俺との家族だろォがお前は」

一方通行「家族として生きる権利が、意味が、義務が、お前にはもうあンだろ、芳川」

一方通行「……勝手に死ぬなンて言うンじゃねェ」




一方通行「俺達は……家族だろ!!!!芳川!!!!!」


芳川「……(コーヒーぶっかけといてよく言うわこの子)」ボタボタ

一方通行「……」キリッ

芳川「……」ボタボタ

一方通行「……」キリッ    黄泉川「」打ち止め「」番外個体「」

芳川「……」ボタボタ

一方通行「……」キr……   黄泉川「」打ち止め「」番外個体「」

芳川「……」

一方通行「」クルッ   黄泉川「」ブワァァ 打ち止め「」ボロボロボロ 番外個体「ぎゃはっ☆」ウルウル

芳川「おはよう、三人とも」




一方通行「いつからきぃてたァァァァ……ぐっへェェェェ!!!!」

ガッシィィィィィィ!!!

黄泉川「アクセラレーーーータァァァァァァァァ!!!!お前、お前、そんなふうにおもってくれてたじゃァァぁぁぁぁんんんんん!!!!!!」ウワァァァァァン

打ち止め「あなだぁぁぁぁぁ!!!愛してるぅぅぅぅぅ!!!っで、ミザカは、ミサガはぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ボロボロボロボロ

番外個体「くっせぇぇぇぇぇ!!!超くっせぇぇぇぇんですけど第一位!!!ぎゃはっ!!!くさすぎてミサカ目にきちゃった!!ちょっち目にきちゃったよ!!!!」ウルウル

一方通行「待てよせやめろ締めンな黄泉川乗るな打ち止め叩くな番外個体……ぐ……お……」ガクッ



芳川「」クスクスクス

芳川「まったく、あなたって子は」

芳川「あなたの甘さには負けたわ。一方通行」





登録番号:10000
分類:親友  家族
芳川桔梗
登録完了!!!!


10000人!

達成!!!!!!!!

そんなこんなで 午前の部終了です

006はやっぱり芳川さんでした

芳川さんが、何のしがらみもなく一方さんと過ごすことにどこか違和感がありました
そういう理由で。ずっと一方さんを見守っていた芳川さんが最後の一人として、ちょこっとだけシリアスに締めてもらいました



端折った方々の分は、一言一言に込めたつもりでしたがやっぱりあれすぎましたかね


さて、ここらで小休止です

午後からはエピローグということで一万人達成パーティー……を。

言いよどむ理由はまぁ、期待せずにおまちください

それではまたとで

お待たせしました

色々とご意見あるとは思います。レスありがとうございます励みになります

とりあえず今は終止符を打つためにがんばりますのでよろしくおねがいします

午後も一方さんにエールをよろしくです

それでは、ここから最期まで

どうぞよしなに

エ ピ ロ ー グ



上条「えぇぇぇぇ!!!ただいまより!!!一方通行さん祝親友一万人達成パーティーならびにやっべぇよ絶対能力者になっちまったよあんた!!!祝賀会を始めます!!!!」

ワーーーーー!!!

上条「それでは!こころよく第十九学区をぶっ潰して世界最大規模の文化会館『アクセラホール made in D・M・カッキー』を建ててこの会場を確保してくれました!!星野さんより乾杯の挨拶を!!!!」

ワーーー! キャーーーー!  巨人ファンーーーー!!!       偽名ーーーーー!!!

アレイスター星野「一方通行はワシg」

20000号「おまいらぁぁぁぁぁぁ!!!!セロリたんにかんぱ~~~~い!!!!!」

かんぱ~~~~~~~~い!!!!!!!

アレイスター星野「……お約束、か」フフフフフ

上条「ま、まんざらでもなかった!?」

一方通行「よォ、当麻。司会どォもな」

上条「なァにお安いごようですよ」

禁書目録「すっごいんだよとうま!!びしょくくらぶに負けないくらいのお料理かも!!」

上条「なに!?そりゃ凄いなインデックス!!」

一方通行「あァ、なにせ部下にあそこのスパイさせた料理人が作ってっからなァ」

上条「それやばくないですかね」

禁書目録「美味しければそれでいいんだよ!!」

フレ「結局、わたしらは元に戻れないってことなのね」ハァ モグモグ

ンダ「……まぁ、フレメアがこれでいいっていうんなら、私達も気にしない訳よ」ハァ マグマグ

アレイスター星野「めんご」

一方通行「おめェは、そこかしこでやらかしてたンだなァ」

上条「垣根もだっけ?」

アレイスター星野「ふふふ。一人でも多く、一方通行、キミの友達になってほしくてね。キミの友達は私の友達だ。美味しいものがたべれるんだよ」

一方通行「暴食シスターがうつってるぞ」

上条「意外に気が合ってんだよなぁ」

禁書目録「ほしの!このお寿司超うまいんだよ!超おすすめかも!」モグモグモグ

アレイスター星野「……ほんとうだな。超美味い」ハグハグ

絹旗「ちょ、ちょっと!!私の超ポリシー奪わないでください!!」

絹旗「それより、C級映画の上映会はまだですか超第一位」

結標「そうよそうよ、子役もりだくさんの探偵活劇やるって言ったじゃない!」

一方通行「ンな約束してねェよどういうことだよ少年探偵団の回でも流せばいいのかコナん君の」


白井「第一位さまぁぁぁぁぁぁ!!!!」ヒュンッ

一方通行「うお!?ンだ、白井か。それに、超電磁砲。さてン」

御坂「やっほぉ、呼んでくれてありがとね」

佐天「おっめでとうございます!アクセラさん!!」

白井「ほんとうですの!!でも、黒子を置いて先に進んでしまうのはあんまりですわ!!」

御坂「……あんた、この間の能力診断で最大飛距離と重量増えたんでしょ。あんだけ伸び悩んでたのに。あとちょっとじゃない」

佐天「ほんとですよ~ようやく私が低能力者になれたっていうのに……」

白井「まだまだですの!!おねぇさまや第一位さまどころか、あの結標に負けてるようでは!!」



結標「あの、とは失礼ね」モグモグ

絹旗「うちの居候もわたしに同じようなこといってきて超うざいですよ」マグマグ

吹寄「つまり、富士額こそ女性の最も美しい顔の比率の条件ってこと」

妹達「「「「「「ふむふむ、と、ミサカは乙女の美容術を吹寄女史から授かります」

吹寄「よろしい、妹達はばっちりね。わかりましたか、オルソラさん!」

オルソラ「えぇ。このパスタとても美味しいのでございますよ、吹寄さん」

吹寄「聞いてないぃぃぃぃ!!!52回目の演説オール無視ぃぃぃぃ!!もうだめ助けなさいよ貴様!!」

一方通行「いや俺にふるな。知るかよンなもン」

オルソラ「あぁ、富士額というのはすばらしいのでございますね!!!!」

吹寄「いまぁぁぁぁ!?」


アニェーゼ「なぁにが富士額ですか。美人よりなにより、格好がダサダサじゃもてるもんももてなくなるってもんですよ。その点私は自分的おしゃれポイント極めてますから問題なしです。ね、白ウサギ」

一方通行「だから俺に振らないでくださァいそういうのはあの辺の人たちに言ってくださァい」


アリアナ「そうよ、そうよね。おねぇさんだってこんな男の子たちの視線を集める服装、ほんとはしたくないわぁ……濡れっちゃうもん」

神裂「そうですよね、そうで……ぬ、濡れ?脇とかですか?」

一方通行「こらオリアナてめェなァにかンざきにいらねェ知恵さずけてんだもォォォォ!!!」



ヴェント「うっせぇなぁ科学の結晶……フィアンマ、あんたの寿司ほんとヤバイ。おもわずすんませぇぇんって言いたくなるくらい美味いわほんと」マグマグ

フィアンマ「俺様の神の右手、舐めてンじゃねぇ!!!」キリッ ニギニギ

麦野「ちょうしのんな童貞。あたしの店ぶっ潰したつけはガンガン働いてかえしてもらうんだからにゃ~ん」


フレメア「にゃ~ん、にゃあ」

浜面「うぐっ、やばい、駒場の兄貴がこの子かくまってた理由がよくわかる」


垣根「たっきー、ほれ。カッキーデザインの超痛いけど跡にならない鞭」

滝壺「ありがとう。こんな浜面はよほど愉快な死体になりたいと見える」バッチィィィン

浜面「いってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」



一方通行「てめェら、どいつもこいつも変なとこで影響されンなァァァァァ!!!!!」

上条「それで、絶対能力者になった気分はどうだ?」

一方通行「あ~……あンまよくわかンねェ。というか、これまでとどう違うのか……」

上条「ハハハ、だろうな。ここじゃまだ」

一方通行「あ?何言って……」

上条「俺達やビリビリ達はもう、お前がMNWに入るときに大体言っちまったからよ。他のやつらにゆずるわ。そいじゃな、一方通行」

禁書目録「またね!あくせられーた!」

佐天「えぇ?もうですか?まだわたしお礼も言えてないのに……」

御坂「しかたないわよ、佐天さん。そいじゃね、またよろしく」

白井「またすぐ!わたくしからも飛んでいきますわ!」





一方通行「お、おい?当麻?シスターもお前らも、何を言って……」

闇咲「やぁ、少年。元気にしていたか?」

一方通行「闇咲くゥゥン!!!よォ!!!!……あァ?当麻達どこ行った?」

闇咲「結婚式の時はすまなかったな、あんなに大きな花を」

一方通行「いや、こちらこそだ。親友の晴れ舞台に出席できなかったンだ。あれくらいさせろ」

闇咲「ふふ、キミらしい」

闇咲「……大事にしろよ、友を大切にする心、思いやる心を。それはキミの財産となる……それではな」

一方通行「はァ?ちょ、闇咲くン……?」

初春「あ、一方通行さん!」

一方通行「おォ、よォ花畑。闇咲くン見なかったか?あと当麻と、お前の連れも」

初春「あ、きっとさきに行かれたんですね」

一方通行「あ?先って、どこにだよ」

初春「すぐに分かりますよ!」

初春「一方通行さん。あなたは随分変わったと思います」

初春「どこに行っても、どうなったとしても、もうあなたは前のようにはなりませんよね」

初春「また、仲良くしてくださいね!それじゃ」

一方通行「おい、おい!!花畑!!!!」


フッ……


一方通行「!?き、消え……?」







一方通行「一体全体、なにがどうなってやがンだ!!!!おい!!!!」

神裂「一方通行!―」
――――――
――――
――
フッ


アレイスター「また会おう、一方通行」
――――――
――――
――
フッ

結標「きっとあなた、忙しいわよこれからも」
――――――
――――
―――
フッ



一方通行「なンなンだ!?なンなンだこりゃ!?」


一方通行「みんながみんな、俺に声をかけた後!」

一方通行「どうしてどこかに消えやがる!?!?」

一方通行!    ぼうや

一方通行さん     超能力者!

  白ウサギ   超第一位!

  第一位!!    あくせら

第一位様    




一方通行「何が、何が起こってンだよォォォォ!!!!」

シーーン

一方通行「……」

ガバッ!

一方通行「!?」

打ち止め「へへ~。最初で最後はミサカなのでした~って、ミサカはミサカは後ろからあなたの腰に抱きついてみたり!!!」

一方通行「……なァ、打ち止め」

打ち止め「なぁに?」

一方通行「俺は、絶対能力者になったらしい」

一方通行「でも、でも俺はこれからどうしたらいいのか分からねェ」

一方通行「俺は、どうすればいいンだ?」

一方通行「どこで、なにを……どこから、始めればいいンだ?」





打ち止め「……怖がらなくても大丈夫よ、あなた」


打ち止め「今のあなたなら、きっと大丈夫。すぐに分かる」



打ち止め「一方通行!あなたなら、きっとみんなと、すぐに会えるよ!って、ミサカはミサカは少し泣いてるあなたの頭を、そっと撫でてあげてみる!!」












打ち止めが

世界が、消えた


「……あァ?」

意識を取り戻して目にしたのは、白い白い天井と、同じように白いカーテン

どうやらここは病室、カエル医者の病院の一室のようだ

そして頭にある暖かい感触は

一瞬前までと思っていた時間とは打って変わった表情、驚愕に目を見開いたような顔の、打ち止めの小さな手のひらだった

「……あなた!!!目!!覚めたのね!!!!ってミサカはミサカは感動の目覚めにあなたの胸にダ~~~イブ!!!」

そう言いつつイソイソとベッドによじ登る少女に、一方通行は抵抗できない

できようもない

酷く混乱していたのだ

「おいまて、打ち止め。どうなってやがンだ?なンで俺は病院にいる?パーティーはどうした?あいつらは?当麻達はどこだ?」

「……当麻って、上条当麻のこと?あなた、いつの間にあの人と仲良くなったの?それに、パーティーって?って、ミサカはミサカは首を傾げてみる」

言葉通り、打ち止めは枕元に座ると一方通行にむけて首をかしげた

その後、少しだけ笑う

「ねぼすけさんね!一方通行!」








「ロシアから学園都市に帰ってきた直後からずっと寝たきりだと、仕方ないのかもしれないけど!!って、ミサカはミサカはそんなことより今度こそダイブ敢行~~~!!」

打ち止めは現在病室にいない

あの後すぐ、一方通行が目を覚ましたらカエル医者を呼ばないといけないことを思い出したらしい

一方通行は、一人。現状を理解しようとしていた

実際のところ、さきほどの打ち止めの言葉でほとんど理解は追いついていたのだが

『あなた、ロシアで。その、なにか物凄く頭をつかうことをしたの?ってミサカはミサカは倒れた原因に心当たりがないのかそれとなく尋ねてみる!』


心当たり、存分にあった

ロシアでの、打ち止めを救うための最終手段として行使した『歌』

あれは、魔術的要素を多分に含んでいる危険なものだ

超能力者である自分の脳を、みごとに酷使していたらしい




その結果




自分は、あの大戦終結からいままでずっと、眠り続けていたのだ

「……」

傍らにポツンと置いてあった携帯を開く

そこにはやはり、本当の親友はたった三件の登録しかなかった

打ち止め、黄泉川、カエル医者

このたった三件の。番外個体さえ登録されていない

これが、全てだったのだ


「ってこたァよォ」

あれは全部、夢だったのか

長い長い、偽りの幻だったというのだろうか。

普通の感覚の持ち主ならば、ここで絶望していただろう

幾日も、幾月もかけて積み上げてきたものが、無に返したのだから

腹をくくり、おびえながら

涙し、怒りながら

あんなにも全力を出し切ったすべてが、虚構にすぎなかったのだから


「……」


だが


「……くかか」


一方通行は、その限りではなかった



「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーー!!!」



今の、一方通行は。もうそうは思わないのだ



「あァあ、しょうもなさ過ぎて笑っちまった」






「……夢だからどうしたってンだよ、それが」

たとえ儚い幻でも

自分で生み出した夢想にすぎなかったとしても

彼らが。一方通行の親友たる彼らが、あの世界で教えてくれたこと

それらはすべて、生きている

一方通行の中に、確かにいきて、語り、背中をおしてくれているのだ


「ふりだしに戻る、ってかァ?だがなァ!!!」


「俺の場合は強くてニューゲームってやつだァ!!」


「あはぎゃはっ!!!!最っっ高だねェェェ!!!」


エピローグとは本来話の終わりにくるものだ


それを捻じ曲げるのは、ほかでもないこの物語の主人公


一方通行はたったいまから始めるのだ


プ ロ ロ ー グ を


また友となれるのか、そういった疑問はもちろんある


もしかすると、現実ではみながみな、自分のことを拒絶するかもしれない


そう、まったく同じようで、すこしずつことなった物語となるのかもしれない


これは新たに訳(はな)される、一方通行の物語






「これがホントの新訳・絶対能力進化計画、ってかァ?……ふざけてンなァ!!」

一方通行は杖を握った

天気は快晴。まさに五月晴れと呼ぶに相応しい空模様である


「だがよォ。それでも向き合わなきゃいけねェンだ」

「表の世界で生きるってきめた俺に……もう、関わっちゃいけねェ相手なんていねェ」

一方通行は、前を向いて歩き出す

少し前まで、自分には似合わないと避けていた。

光り射す、暖かな道を

「さァて、と。誰から会いにいきますかねェ。ちっとばっか候補でも挙げてみるかァ?」

「逃げられるなンて思うンじゃねェぞ、おい」







一方通行「学園都市第一位の頭脳がァァァァ!!!今すぐ会いに行ってやるよォォォォ!!」








「学習装置で植えつけた彼のあれらの記憶は、とある能力者の協力で得られた、学園都市内外のあらゆる人たちの深層心理を組み込まれて展開していたわ」

「だから、夢だけど。ひょっとしたら、予知夢なのかもしれない」

「彼を嫌っていた人も、憎んでいた人も、心のどこかに本当の彼が一緒にいられる場所があるのかもしれない」

「はたして、偽りが現実を超越することは、ありえるのかしらね?」

「これで、あなたを助けられたのかしら?」

「私は死んだりせず、あなたを見守ってるわよ」




「いたってまじめに。これからの、あなたの物語を」






芳川「だって、私達は親友で、家族なんでしょ?一方通行」


















お わ り

そんなこんなで。一方さんの友達づくりの物語はこれで終いです

いや、終いじゃないですね。これから一方さんは、みんなとまた会えるのか
はたまた拒絶されてしまうのか

どうなるかは分かりませんが、あれだけ強くなった一方さんなら乗り越えてくれると思います


やはり締めは一方、芳川と続けたくて最期まで出張っていただきました

最初のこの二人のノリがなかったら、きっとここまで続けることは出来なかったと思っています

残念美人好きだ。芳川さん養いたい


この続き、はたまた途中のエピソードに手をつけるかまだ分かりません

SSを書くのがおもった以上に大変だと言うこと

しかしそれ以上にみなさんの感想が直でくる楽しさも味わえました

ちょっとだけ様子をみてみようかと思います

1時以降戻った時に削除出すか決心しておこうかと

レスの数々、大変ありがとうございました

こんな残念な子を見守っていただき感謝感謝です

数字のことは言わないでください正露丸はもうつきました泣くしかないですたすけて闇咲くン



ここまでは、灰の舞う鹿児島から、淹れ立てコーヒーとともにお送りしました



それではまたいつかどこかで


よしなにしてやってください



やっぱり最期まで締まらない>>1ですどうもです

とりあえずどちらにしろこのスレはたたむことにしました

おわりと銘打った以上は意地と言うことで

1時以降に以来してこようかと思います


それでは。引き際まであれな>>1なのでした

みなさまどうもです

先頃HTML化依頼を出してきました

身に余るほどのお褒めの言葉、激励をいただき、そして愉しんでいただけたようでほんとうに感動してます

また書いてみようかなと思いました

親友を取り戻した一方さんが安価選出で旅行とか

そんな一方さんが安価でどこかに勤めてるとか

世紀末探偵公社HAMAZURAのスピンオフとか

一方さん作AIが虚構人格という名で噂になっちゃってるとか

フレとかンダとか

今回未回収の人のエピソードは展開によって拾えるような、そんな作りにしてみたいと思います

スレタイも分かりやすいものにしようと思いますので

みつけたら、コーヒーぶっかけてあげてください



二度目どころか三度目の挨拶とかどんだけだよという感じですが



それではまた


いつかどこかで


どうぞよしなに

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