上条「とうまにっき、ってなんかなぁ」(734)
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,厶イ }:.l ,)ハ ///// lj ,.ノイヘ `丶
´ l:/lへ∧ 八 iヽ
ノィリ__`ー 、 厶 :l ハ
_ ィ ヽ.\ __ - イ l / ! }
r´ ーl、_ \> ‐ イ j:′ } |
〉、 `丶 、 ヽ ` _ <ハ j ノ / イ l
ノ 丶、 ヽ ヘ / / }′/ ,ノィ7 j
r' 丶 ー _ 二二ゝー 、ハ/ j ノ イ / 人
! ー == ィ ´ _, ヽ〉 { イ ノ / ノ}
〉 ´ _ ー≦ __ ハ !´ll レ′ / !
{ ___ > ´ ヽ ヘ i ¨llへ |V:ll / / !
V ! l ー -- - ヘ ハ リ ll 〉 〉ll l! ,イ ノ j
V! l ト、 ヘ }イ ll:V レ /ll jイ__ / ノ
入り口 / 出口
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00:00 2010/08/01 comment(1←NEW!!)
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・ブログ形式のSS。上条当麻×御坂美琴。
・世界設定はかなりめちゃくちゃです。
生きてない人が生きてたりします。
人間関係もパラレルです。妄想にしばしお付き合いください。
・書くつもりなかったんだから!ほ、ほんとに!コロコロ変わってごめん!
・でも前スレの最後らへんのレス、あれだけがどうにも忘れられねぇッ
いいぜ、てめーらがそう言うんなら、これからはその脳内を萌え殺す
もう容赦はしねえ 覚悟しろ いっとくけどまともに社会復帰できると思うなよ?
・更新頻度はかなーり遅めです ぐだぐだいきましょ
________________________
NAME:さくしゃーん
ついてけねえよどうなってんだって人は↓をどぞ。
★前スレ(?)★
美琴「みことにっき、でいっか」
美琴「みことにっき、でいっか」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280008125/l50)
美琴「みことにっき、でいっか」2
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09:02 2010/08/01 comment(0)
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どうも、ちいっす。
ひさしぶりにここを開いた。
見ててくれてた人には申し訳ない。
長いこと入院生活だったんだよ。
でも夏休み前に退院できてマジでよかった。
ちょっと私生活で色々あっちまって……。
まあなんとか片付いたんだけどな。
これからもよろしくなっ!
そげぶっ!(さすがに流行らねえか)
……って、誰も見てねーんだよな、ここ……。
相変わらずコメントがねえし。
ま、日々ちょこちょこだけど更新してくぜ。
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11:34 2010/08/01 comment(0)
===================
暑い。こういうときに限ってエアコンがぶっ壊れてる。
一年間もつかってなかったしなあ。
あまりにも暑すぎるのでさっきコンビニに行ったら、
友達の女の子に会った。相変わらずでけぇな。
しかしTシャツにジーンズは涼しそうだ。
かなりひさびさだったのでしばらく話し込んでいたのはいいんだけど、
外に出た瞬間、どこからともなく電流が飛んできて、
俺の左手にある指輪を直撃。感電して倒れた。
通りがかりの通行人が俺を見てかたまってやがった。
なんだってんだよ。雷?
こんな晴れてるのにどういう了見だよ!
………不幸だ。
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12:58 2010/08/01 comment(--)
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しかしせっかくの夏休みだってのに暇だなぁ。
高校2年生の夏だぜ、思い出つくらなくてどーすんだよ。
ん?いいんだよな?今おれ高2だよな?
……。
……あいつは勉強、か………。
……。
俺も今日は一日勉強してみるか………?
…………。
そうだ、せっかくのブログなんだ、
こういうときこそ活用するべきだろ。
おいおいこれを見てる暇人さんよ、
よかったら俺が何したらいいか教えてくれよ。
夏休みなんだ、一人くらい見てくれてるよな?
いい案待ってるぜ。
__________________________________
おしに弱い自分がにくい。こめんとまってまっせ
あそこでやめておけばと思わない気がしないでもないが…まあ頑張れ
>>9
おまけ番外編的なアレなんで、あんまり期待しないでください
総合に書こうかマジでまよったし……。
あれで終わりの方がよかった方は見ないほうがいいかも
ごめんね。
肩の力抜いて書きなよ
俺は楽しみにしてるぜ
通行禁止は来ないのか…
1~2月ころ事故って昏睡→7月くらいに覚醒
でいいのかにゃ?
>>17
その間約一年間です
もちろん留年してることにまだ気づいてません
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19:22 2010/08/01 comment(0)
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さっき帰宅した。
やっぱりこういうの、やってみるもんだな!!
あいつのと違って人数は少ねえけど、
こんな俺のブログでも読んでくれるやつはいるんだなぁ。
(逆に言うと滅多なことかけないってことだけど)
ありがとよっ!
…………ってそんなわけあるかァーーーーッ!!!
ちくしょう、お前ら俺の不幸に漬け込む気だろ!!
冷静に考えたらおかしいとこばっかりじゃねえか!!!
プールって言ったやつ!そこまではいい。
なんで俺があいつにビリビリされるのが見たいんだよ!?
ご大層にことの顛末まで書きやがって!
勉強って言ったやつ!これもそこまではいい。
なんで受験勉強してんのに保健体育の科目を聞くんだよ!?
どこのエロ高校だそりゃ!!絶対進学させねえぞ!!?
………。
いやそりゃひさびさだし、ちょっとは期待してたっつーか…。
………じゃない、まあいいや、まとめてかく。
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19:22 2010/08/01 comment(0)
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とりあえず電話してみたら、
何かあいつ、機嫌が悪かった。
しかも電話に出るまでの時間がマジでマッハ。
さすが超電磁砲。
「………アンタって、女の子の知り合い何人いるのよ」
そんなのいちいち数えてねえよって言ったら、
ますます機嫌が悪くなった。
「か、かかかか数えられないくらい!?このスケコマシ!!!」
いやいや、数えてないだけだっつーの。そんな単語どこで覚えたんだよ。
ひさしぶりにプールでも行かないかと聞いてみたんだけど、
今日は一日勉強をするって言われた。やっぱりダメか。
「アンタも勉強すれば?」
うーんと返事に困っていたら、
「………ち、ちょっとくらいなら、
その、私がそっち行って、教えてあげる………」
おお、ナイス!
ありがとう!と返事をしたら、
「…………ほんとにちゃんと勉強する?」
俺は勢いよくもちろんと答えた。
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19:34 2010/08/01 comment(0)
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さすがにこのクソ暑い中一人で来させるのはどうかと思い、
迎えに行った。
なんでもこいつの学校、外出時は制服着用が義務化してるとか。
とんでもねえ校則だ、俺なら耐えられない。
あ、そういえば退院してからちゃんと会うのは初か?
俺に会うなり開口一番、
「指輪、外に出るときは絶対外しちゃだめだから」
おいおい、もうちょっとこう、ひさしぶりだねーとか、
やっとこうできるねーって言ってぎゅーとか、
そういうのはないのかと言ったら、
「うっさい!!!とにかく絶対外しちゃダメなの!!!」
と、これまたものすごい剣幕で怒鳴られる。
通行人がひいてた。
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19:43 2010/08/01 comment(0)
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エアコンがぶっ壊れていたので、
扇風機を回していたんだけど、それでもやはり暑い。
Mも暑そうで、部屋に入るなりありえないを連呼していた。
仕方がないのでシャワーでもあびてさっぱりするか?
と聞いてみた瞬間、それこそありえないくらい顔を赤くして、
「こ、ここ、ここっここんな時間からそんなことできるわけないでしょ!
このバカ!」
と言ってその場で胴回し蹴りを繰り出された。
おお、綺麗なフォームだ。ワンダホー。
じゃない、ちょっと待て、
俺は病みあがりだ、お前は俺を[ピーーー]気か、
この前までの感動の物語はどこへ行ったんだと言うと、
「………もうその話はしないって約束でしょ」
と答えたきりしゅんとなってしまった。
やばい、禁句だったか。
こういうときって女の子が強いよなあ。
ずるいったらありゃしない。
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19:56 2010/08/01 comment(0)
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早速勉強を教えてもらうことになったんだけど、
話を聞いていて驚愕の事実が判明した。
「あ、そっか、アンタはまだ2年生のカリキュラムなんだっけ」
教科書を見ながら言われる。
こいつ、俺の宿題なんかスイスイと解けるんだよなあ。
しかし、まだ、とはどういう意味だ?
「え?いやほらアンタ、一年間寝てたわけじゃない?
周りの人たちはもう受験対策とかしてて当然でしょ?
そこらへんどうなったのかなって」
ん?ははは、何を言ってるんだこいつは。
今俺たちは高校2年生だって。受験は来年だろ?
「………だから確かにアンタはそうだけど。
つっちーさんとかに聞いてないの?」
なんだか意味がわからないので、よくよく計算しなおしてみた。
確か事故ったのが高1が終わる頃、俺は約一年間寝たままだったわけで、
えーとそう考えるともしも普通に進級してたとしたら、
あ、なーんだ!そう考えると周りのみんなは三年生になるのか。
おー、そっか、ってことは要するに俺は留年してんじゃねええかああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
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20:11 2010/08/01 comment(0)
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ショックすぎて机につっぷしてたら、
「まーまー気にしない気にしない!一年くらいどうってことないって!」
と笑いながら背中を叩かれた。
ちょっと待て、何も疑問に思わないまま宿題だけ家に届けられてたけど、
こういうのって入院しててもやっぱり留年になっちまうのかよ……。
そういえば例の悪友、退院した俺を見るなり、
「カミやんと離れ離れはつらいにゃー……」
なんて意味不明なことを言ってたけどそういうことか……。
不幸だ……。
「大丈夫、私がちゃんと教えてあげるから。
私にかかれば一年くらいスイスイッて感じで頭に入るわよ。
このM坂M琴さんに任せなさいって!えっへん」
どうやらこれは本気で教わらなきゃいけないようだ。
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20:23 2010/08/01 comment(0)
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言うは安いものだけど、だからと言ってやる気がでるもんでもない。
「……よって、もとめるmの値が(2)の範囲内にある場合も出さないといけないでしょ?
で、ここまできてようやくさっきの式を応用するわけ。
こっちの曲線①とこっちの直線②で囲まれた2つの部分の面積が等しくなるのは………
……ねえ、聞いてる?」
ほえ?と間の抜けた返事を返してしまった。
聞いてるには聞いてるが、お前が何を言ってるのかさっぱりわからん。
「ううん、こういう概念って言葉で説明するの難しいわね……」
しかしこいつは本当に優秀だなあ。勉強しているところもなかなか様になる。
その後しばらくじーっと見つめていたら、
「な、なによ………」
と言って、自分の顔を教科書で隠してしまった。
お、もしかして照れたのか?なんだか勝った気分。
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20:47 2010/08/01 comment(0)
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それからも結構な量の問題を教えてもらったが、
いたずらに宿題が減っていくだけで理解はあんまりできなかった。
それでもその日のノルマはなんとか達成できそうだ。
(実際には全体の5分の1くらい進んでいたけど)
「やっぱりこういうのはコツコツとやってかなきゃダメ。
ちゃんと今日やったところは自分で復習してね」
大層ご満悦そうだ。
しかしこいつもこいつで受験だってのに、
いやそれよりも彼女の方が明らかに自分より優秀ってのも、
よくよく考えたら情けない話だ。
ひと段落したところで、お礼をするよと言ったら、
「へ?……な、なな、何よ急に…。
……いいいい、いらない、そんなの私いらないから、別に」
と言ってこれまた頬を染めている。
その後、ジュース、飲まないのか?と聞いた瞬間にタックルされて吹っ飛ぶ俺。
なんという瞬発力。
「紛らわしいのよ!!!!!」
部屋の中でタックルするやつがあるか!
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20:53 2010/08/01 comment(0)
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休憩をはさんでから、また別の科目の勉強を始めた。
相変わらずさっぱり意味がわからない。
「私のとこは進学校だから、一年生から試験問題とか扱うの。
受験対策なんて入ってすぐよ。夏休みに入る前に言ったでしょ?
アンタのとこと一緒にしないでほしいなあーT麻くん?」
生物の教科書で頭をこずかれた。
ここらへんでイライラしてきていた。
ふーん、そっか、さっきの計算でいえばこいつももう高校なのか。
制服があんまり変わってないから気づかなかった。
入ってすぐに受験受験って、
もっと青春を謳歌しろよと思う。
「いいから続き!
……じゃあここで問題です。
おしべ、めしべが雄花・雌花に分かれることで、
何のメリットがあるんでしょーーか?」
得意そうな顔。
むかつく。
開き直って聞いてみた。ちょっと意地悪してやる。
おしべめしべって何だ?何するためのもんだよ?
「え…………そ、それは………」
ほれほれ、答えてみろ。
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21:08 2010/08/01 comment(0)
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「そ、そんなの中学生でも知ってるでしょ!」
知りませーん。
「………い、いいい言えるわけないじゃない、そんなの……」
は?植物の話だろ?何をそんなに、やれやれ。
あれ、進学校に行ってて、学園都市の第3位で、
俺より遥かに頭がいいのに、もしかしてそんなことも知らないのか?
「……だ、だから要するにアレよ、……つまり、その、子孫を残すために……、
お、お互いの遺伝子を交換して……」
へー。
それって人間でいうとどういうことなんだ?
俺たちにもそういうもんってあるのか?
「………に、ににに人間でいうと……うう……
……あ、あるにはあるけど……」
お?そうなの?それってどこ?どこのこと?
ってことはお前にもあるんだよな?
ほうほう、それでそれで人間様はどうやって、
と聞いた直後に、この変態がぁと言いながらまたタックルされて吹っ飛んだ。
みぞおちを的確に狙ってくる。さすが超電磁砲。
そろそろ救急車を呼ばないと。
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21:12 2010/08/01 comment(0)
===================
吹っ飛んだはいいがあまりにも勢いがよかったので、
あいつが俺の上にかぶさる形になってしまった。
「あ……ご、ごめん、痛かった?」
痛いに決まってたけど、まあちょっと悪ふざけがすぎた。
こっちこそ悪かったよと言って頬をなでてあげたら、
手を握られた。
うーん、これが悪友の言うツンデレってやつか。
「あんまり意地悪しないでよ……」
あっちいったりこっちいったり忙しいやつ。
かわいいから許すけど。
「……いっとくけど、あのときは本当に心配したんだからね」
それはこいつのブログを読んで知ってる。
病院だとあんまりこういうのなかったなと言って、
それから、頭を撫でて、抱きしめた。
「……だめ、汗かいてるから……」
うう、そうだよな。
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21:20 2010/08/01 comment(--)
===================
それからしばらく勉強して、帰りは送ってあげた。
あいつはそんなのいいとか言ってたけど、
それくらい彼氏面させろっつの。
「……だって私、電撃使いだし」
……たしかに。
襲われる心配ねえな……。
むしろ出会ったときもこいつが自分で退治してたし。
「それより、指輪!ほんとに外しちゃダメだからね」
わかったわかった、何でそんなにこだわるんだよと聞くと、
「…………………ほんとは首輪がいいんだけど」
と言ってたような言わなかったような。
……?
首輪?なんだその単語。
何か寒気がしたぞ。
まあいいや。
そんなかんじで夏休み一発目の更新はおしまいだ。
みんなの期待にそえなくてすまねえ。
また何かあったらコメントくれよな。
ではまた次回。ばいばい!
こんなかんじの低血圧な日記ですが、よろしければお付き合いください。
前回みたいなすぴーどはちょっと出せないですけども…。
あと基本的にsage進行でいこうと思ってます。
ではまた、そのうち。
│∩∩∩
│∪∪∪
_
,´ `ヽ
/ l ノリ从从.〉
/ \`(lリ゚ ー゚ノリ、` 、
/ /\⊂i、半,i⊃ ヽ ヽ
| | \ 〒 l! | |
ヽヽ |_\ \ / /
\ [ 突っ込む ] /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\ ̄ ̄|
│∩∩│ | | ̄ ̄ ̄ ̄ \ | ΟΟΟ
│∪∪│ | |____ / | J JJ
| __|/ |
 ̄ ̄ ̄ ̄| |  ̄ ̄ ̄
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TITLE:第零回『通行禁止』 0:52 20xx/■/■ ジャンル:未設定
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test
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TITLE:第一回『くっだらねェけど更新』 20XX,■/■ 16:01 ジャンル:通行(♂)
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クソガキがうるせェから設定したけどなンだこれめんどくせェ
やり方は知り合いのクソヤローに教えてもらったけど文句あんのかそこのお前
は?ブログの名前?通行禁止だよボケ
禁止って言ってンのに何見てンだよてめェ殺すぞ
は?TOP画像?ありゃガキが持ってきたから俺は知らねェよ
どうでもいいこと考えてンじゃねェよ
書くことなンて何もねェよ
こンなもンやるのは惚気たい世の中のアホ女くらいで十分だろォが
あァ?
俺が誰だとかそォいうくだらねェこと考えてンじゃねェ
とりあえず言っておくが、
ここを誹謗中傷したやつは即時特定してぶっ殺しにいくから、
マジで覚悟しとけよコラ
………。
まだ見てンですかァアアアアアアアアア????
殺されたいンですかァアアアアアアアアアアアアアアアア!?
終了
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TITLE:第二回『はつにっき!』 20XX,■/■ 21:24 ジャンル:禁止(♀)
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やったーやっとこうしんできる!
きょうからがんばって『ぶろぐ』をやります!ってミサカはミサカはせんげん!
まだうまくやりかたとかわかんないけど
あのひとがおしえてくれるとおもうし
ひまなひとはみてくださーい!ってミサカはミサカはおねがいしてみたり!
きょうはあのひとにごはんにつれてってもらった!
いつもはこんびにのおりょうりだから、そとでたべるのはたのしい。
ふっふー、あのひとはめんどくさいっていってたけど、
またいってみたいなあってミサカはミサカはきたいしてみる!
うーーーーいまおこられたからもうねます
おやすみなさいってミサカはm
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TITLE:第三回『まさかなァ』 20XX,■/■ 12:03 ジャンル:通行(♂)
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このブログってやつはいろんな人間が回覧できて、
コメントをつける仕組みだとか聞いた
あァ?合ってるよな?
クソガキはどうでもいいが、こンなとこで本音書いて恥ずかしくねェのかよ
まったくくだらねェ文化、意味わかんねェ
そういやガキがネットで見つけたブログ、
あれどう見ても知り合いのやつだったと思うンだが
…………。
……まさかなァ
まァこういうのは見てる分にはケラケラ笑えるし、
しばらくは暇つぶしに使うとする
文句ねェよなァ?あァ?
終了
ってかんじで合間にはさんでいく予定
おやすみ
ちなみに通行禁止ってネーミングセンスどうよ?って※※※は※※※はry
今日も暑いね。
ってわけでちょっとずつ書く
===================
19:31 2010/08/02 comment(0)
===================
ういーす、どうも。
珍しい相手からレスがあったなあ。
イギリス、行きたいには行きたいけど金がねえっつの。
旅行したいけどなー……。
旅行……か。
そういやあいつと二人で旅行ってのはないな。
……うーん。
………。
ううむ、いや、まずは金だ金。何をするにも金がいる。
ネットでバイトを調べてみたんだけど、
どうにも納得するやつがない。
いやそりゃ俺だって贅沢は言わないけどさ、
普通のバイトを俺がしたら、どうなるかわかるだろ?
どうせ三日以内にクビだよ、クビ。
ってわけで今日は悪友に連絡を取って、
いいバイトがないか聞いてみた。
「ちょっとばかし骨が折れるやつだけどいいかにゃ?」
こいつが言うと妙にリアルだ。
「大丈夫、カミやんならなんとかなるにゃー」
………とりあえず保留にしておいた。
===================
20:54 2010/08/02 comment(0)
===================
さっき彼女から連絡があった。
花火大会?
「そ。私も詳しいことは知らないんだけど、
後輩とその友達から聞いたの」
こ、後輩ってまさか…………。
「大丈夫よ、もうあの時みたいにはなってないし。
『Tさんは呼ばないんですのー?』って、
アンタの名前出してたわよ」
む、じゃあ平気かな?
とにかくこいつの後輩にはいい思い出がない。
ま、それも彼女に対する好意から来てるってんだから、
彼氏としては納得しなきゃいけないのかもな。
………多少の痛みと引き換えに。ごくり。
「………ねえ、その」
電話を切る前、不意に言われた。
「………好きな色とかある?」
色?急に何の話だと聞くと、
「ばか」
……?
===================
21:05 2010/08/02 comment(0)
===================
うーむ、まだ電話だ。
何か嫌なことでもあったのか、ビリビリ高校生。
「だからアンタが好きな色言えば解決すんの!
もう、何度も言わせないでよ……」
色。色かあ。
俺って周りから見たらどういうイメージなんだろう。
だいたいキャラのイメージなんつーのは髪の色とか、
普段よく来てる服の色とかで決まるよなあ。
したらやっぱ黒?黒髪だもんな、俺。
「く、黒はちょっと……極妻っぽいし………」
何の話してんだこいつ。
も、もしかして……したg
「………焦がすわよ?」
うそうそ。
危ない危ない。
じゃー黄色、と言ってみた。
「え、どうして?」
好きな色でいいんだよな?
黄色って、なんとなく電気っぽいだろ?
お前、一応彼女だし。
と答えると、何かがショートするような音が聞こえて、
電話が切れた。
………停電でもしたんだろか。
ドライヤーと電子レンジは一緒に使わないほうがいいんだぞ。
===================
18:32 2010/08/06 comment(0)
===================
…………不幸だ。電車から更新。
私、K条T麻は金輪際、
例の悪友にバイトを紹介してもらうことはやめようと思う。
というかこいつにはもう相談すらせん。
今俺が何をしてるかっていうと、バイト。
健全な高校生っつーのは勉強とバイト、
あとは部活をしっかりこなして青春を謳歌する。
そこまではいい。普通だ。
健全なことこの上ない。
問題はその内容だ。
悪友の甘言にだまされた自分を恨むしかない。
「そうそう、それ、もしもバレたら、……そうだにゃー、
『白い粉級にヤバいもの』だから、そこんとこよろしく頼むぜい」
無線から声がする。お前はいいよな、いつも裏方でよ。
だいたい悪の親玉っつーのは人前に姿現さないんだよな、
裏で献金だの秘書が逮捕だの、ってこれは別の話か。
くそったれ。日給3万って時点で気づくべきだったんだ。
ああごめんなさい神様。
ついに僕はまっとうな道を踏み外してしまいました。
===================
18:45 2010/08/06 comment(0)
===================
運び屋なんて商売が本当にあるとは思わなかった。
シスコンでグラサンの多角スパイ変態がいうには、
なんでもイギリス聖教と学園都市の均衡を保つべく、
どうしても必要なものでうんたらかんたら。
「だから骨が折れるって言ったはずだにゃー^0^」
骨どころの話じゃねええだろおおおおがああああああああああ
ともかく約束の時間までにこいつを公園のベンチの裏に仕込む。
くそ、もうこれっきりだ。
やっぱりまともな商売が一番なんだ。
汗水たらしてコツコツと、お金ってもんはそれだけ尊い、
って高2にして世の中の真理に気づいちまったぜくそったれめ。
家に帰ったら詳細を書く。
生きてたら。うう。
お風呂はいってくるんだよ!
===================
22:14 2010/08/06 comment(0)
===================
………。
帰宅した。
どうでもいいけど俺は中身知らないしな、うん。
大丈夫だよな、こういうの書いても。うん。
善意無過失って話もあるしな、や、ややややばいってことは知ってたけど、
まままっまさかそんなことになってるなんて……っていえるよな。
大丈夫かな、びびってきたぞ。。。。
……。
ってそうじゃねえ。
あんなクソみたいなバイトどうでもいい。
あいつ……あんなとこで何してたんだ。
……。
>>とおりすがり
てめーが言うなっ!!
>>インデックス
たまにはこっち遊びにこいよー
===================
19:42 2010/08/10 comment(0)
===================
今日は御坂と二人っきりで遊んだ。
って言っても、昼過ぎに喫茶店で時間をつぶしたくらいだけど。
「それでさぁ、Kったらいきなり抱きついてくんのよ!
SさんとUさん、この前の件もあるから焦っちゃって!」
あいつは楽しそうに話してはいたけど、
どうも相槌が曖昧になってしまう。
そんな俺に気づいたのか、首をかしげる。
「何か私の顔についてる?」
………。
「……ごめん、つまんなかった?」
そうじゃないと首を振ると、
あいつは少しうつむいて、
もう量がほとんど入ってないコーラをストローで啜る。
「……私、こういうの話す相手、あんまりいないから……ごめん」
こっちこそ悪かった、と言って手を握ったら、笑っていた。
俺も笑顔を返す。
………。
気にするないっ
===================
23:08 2010/08/11 comment(0)
===================
俺の交友関係はこう見えても広い。
友達、といえるかどうかは微妙だけど、
普通に生きてる人よりもちょっと災難に恵まれてる(?)だけあって、
それこそ魔術師から超能力者、果ては元スキルアウトなんてとこまで、
人種はさまざまだ。
今日呼び出して会った奴もそんな知り合いの一人。
「そういや二人で話したこと、なかったよなあ」
さすがに女の子に恋愛相談っつーのは、
過去の経験からしてもできねえしな。
===================
01:21 2010/08/12 comment(0)
===================
夜中に更新。
気づいたらこんな時間になっていた。
ちょっと前から夜はコツコツと仕事だ。
悪友のバイト代は受け取ったんだけど、
さすがにもうあんな仕事はしたくないので、
こんな俺でもできそうな内職にした。
うーむ、これぞ臥薪嘗胆の日々。
手を動かしていれば変なこと考えなくてすむ。
稼いだ金であいつを誘って旅行に行こうと思う。
………二人で旅行すれば。
……あいつに限って、ないよな、うん。
さて、花火大会は明後日らしい。
それにしても今日の夕方、
浴衣を来た御坂がいきなり家に来たのはびっくりした。
黄色い浴衣。派手だけど似合ってたな。
「ほ、本当は当日まで着る予定なかったんだけど、
なんていうかほら、あ、明後日はみんないるし……。
……やっぱり派手かな、似合わないかな……」
なんとなく、そのまま玄関で抱きついたら、
混乱してたみたいで「ええ、え、どうしたの?」を連発してた。
いつもの御坂だ。
とっさになんでもない、と言って答えた。
花火大会、か……。
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02:53 2010/08/12 comment(非公開)
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私用メモ。
まあこの俺もそういう気分になることくらいあるさ。
「そういう話はちょっと答えられねえなあ」
元スキルアウトのリーダーは俺にそう言った。
しかしこいつとこういう話をする関係になるとは、誰が予想しただろう。
「だいたいそんなもん本人に聞けば一発じゃねえの。
うちの嫁さ……、いや彼女も、
言いたいことはハッキリ言ってもらった方がいいって、
口癖みたいに言ってるぜ」
………。
やっぱり聞いてみよう。
一人で悩んでいたってわかるわけねーもんな。
それに疑ってる方があいつに悪い。
信用してないみたいじゃねえか。
こんなもんすっと聞いてなーんだあははーって、
それで終わりだ。
うん。きっとそうだ。
…………。
寝よう。
しかし内職ってのはなんつー単純作業なんだ……。
肩が痛い。
今日はここまでよん
おまけってことでどんな話にしようか悩んでいて、三つくらい考えました。
それぞれプロット完成したんだけど、うーむ、どれもちょっと長いのでテコ入れしまする
どれを選ぶかは神とあっしの右手のみぞ知る
にやにや要素は三つともあるんでお楽しみに!ちぇいさー!
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TITLE:第四回『悪党の流儀』 20XX,■/■ 20:16 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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女って生き物はつくづくわからねェ
プレゼントなんてもン、とりあえずもらえンなら何でもいいだろォが
それをうじうじうじうじ、理解できねェ
まァ俺みてェな悪党にはそンな大層なもン受け取る資格もねェことだし、
どうだっていいンだけどな
……。
たまにはガキになンかあげてもいいかもなァ
俺ァぶっ壊すのは得意だけどなンかを作るのは苦手だ
要するに悪党としてはこれ以上ねェくらい適役っつーこと
……けっ、ヒーローって奴は大衆の前でこそ輝くンだろォがよ、
一流の悪党ってのは見えねェところであーだこーだするもンだ
万人に評価されるべき、なンて美学はクソ食らえ、
むしろそういうもンは大衆のヒーローに任せてよォ、
誰か一人にとってヒーローになれりゃァ……
…………。
柄でもねェ
くだらねェな、クソ
終了
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TITLE:第五回『ないしょ?ひみつ?』 20XX,■/■ 19:44 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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あのひとにくちぐせはだすなっていわれた!
どうしてぇ?ってきいたら、だれがよむかわからないし、あぶないからって。
じぶんだってだしてるくせに。
うう、うずうずするよぅ。
ないしょってとこおしたら、あいてにみられないできじをかけるみたい。
それじゃあこうかんにっきにしたいみないのに。
ぶー。
じゃあわたしもないしょでかくもーん。
…………。
かくことなかった。しくしく。
あのひとはなにかいたんだろ?きになるーーーーーーーーーーーーーー。
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TITLE:無題 20XX,■/■ 18:23 ジャンル:通行(♂)
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柄じゃねェんだ、うんそうだ
そういうことだァ
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TITLE:第七回『でりかしー』 20XX,■/■ 21:05 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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あのひとってやっぱりへん!
きょういきなり、ぷれぜんとだあげるっていわれてちょっときたいしたのに、
なんでかんこーひーなの?じゅっぽん!しかもぶらっく!
ばかにしてる?っていったら、かたまったままべっどにはいっちゃった!
ふつうれでぃにそういうのあげる?
しかもあっちのきじみたら、なにがわるいのかわかってないし!
いらいら!
がんばれ一方通行!学園都市の未来はきみにかかっている!
おつかれした
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00:21 2010/08/14 comment(0)
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やっと家についた。
しかしこんな遅い時間になるとはなあ。
どうやらあいつ、寮も卒業したみたいで、
門限がなくなったらしい。
それにしたって頻繁に夜遊びするようになっちまったら、
ご両親が心配するぞと言ってやったんだが、
「………アンタがいれば平気、たぶん」
浴衣で言われたのは破壊力高かった。
くそー、可愛いは正義ってやつかぁくそー。
「だ、だだだからこ、これからはその、ととととっととっ泊まりとかも、
……たぶんへいき、かも……。
あ、違うの、たたたたぶんよ!……たぶん…………」
あんな言い方されたらちょっとはこっちだって期待するよな、普通。
とりあえず、見てくれる人もいるはずなんで、
ゆっくり書いていきますか!
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00:27 2010/08/14 comment(0)
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花火大会の直前、集合場所に来たのは全部で7人。
俺、御坂、Uさん、Sさん、K、金髪、青髪。
後者については知らなかったのでとにかく焦った。
「カミや~ん、花火大会で僕らをおいて一人だけハーレム形成って、
人生そんな甘くないでー?」
「え………そうなの?
アンタそう思ってたの?ねえどうなの?」
「こんな女の子だらけのところに男一人、しかもカミやんを放り込んだら、
取り返しのつかないくらいフラグ立てまくりだぜい」
「………ふーん、やっぱりそうなんだ。
へー、女の子がいるとフラグ立てるんだ?何のフラグ?
それってわざと?わざとでしょ?どうなの答えなさいよ!
Sさんがいいの?それともUさん?……ま、まさかアンタ………」
ちょっと待て、最後のやつだけは願い下げだ。
のっけからこんな感じでうんざりした。
すると御坂の後輩のKがゴキブリのようなスピードで俺に接近。
いきなり肩を組んできた。
「貴方もちろん今宵はあれですのよね?
お姉様とも花火を打ち上げるんでございましょ?」
久しぶりに会ったかと思えば何を言ってるんだお前は。
いくらなんでももう少し恥じらいってものを覚えろと説教したい。
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00:34 2010/08/14 comment(0)
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しかしあいつら、浴衣はみんな似合ってたなあ。
Kはそのまま、荒い吐息を吐きながら話し続ける。
「そ、そそそそれでしたらホラ、このK特製カメラというものがありましてですわね、
こここここっこれで……その、ゆっ浴衣姿のお姉さまがアラレモナイ姿になるところを……ハァハァ……
にっ2万!!いえ、体勢と表情と部位によっては5万出しますわ!!!!!
さらにこれ、動画撮影もできて録音可能でして、ハッ、ということは……うごごごごごご!
だ、だだだだだだだだだから何卒、なにとぞなにとぞ!!!!!!」
瞳孔が完全に開いてる。
やっぱり病気だ。
また病院に行ったほうがいいんじゃないかと言おうと思ったら、
御坂が静かにあいつの手を取り、草むらに放り投げてしまった。
うん、綺麗な一本背負いだ。一本!
きりもみ状に空を舞いながら、
「何卒ォーーーーー!!!」
というのが今回のあいつの断末魔。珍しい掛け声だな。
御坂の横で、「たまやー」とUさんがひそかにつぶやいていたことを、俺は忘れない。
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00:45 2010/08/14 comment(0)
===================
そのまま出店を回ることになった。
大人数で行動すると、最初はみんなでくっついてるんだけど、
だんだん2~3人で行動するようになるんだよな。
見てた限り、青髪はUさんと、金髪はSさんと回ったみたいだ。
なんだか見た限りどっちの二人も楽しそうだったな。
………お?もしかしてこれってそういう方向性?
と俺が思ったのは秘密。
まさかねー。
「ねえ」
歩いていたら、突然御坂に肩をつかまれた。
「……あれ」
あいつが指差した方向を見ると、お面屋らしきものがある。
どうかしたのかと聞くと、
「………ゲコ太」
ほしいのかと聞いてみたら、しばらくじーっと見つめられて、
微妙だが顔を動かしたような気がしたので、買ってあげた。
最初っからほしいって言えばいいのに。素直じゃないやつ。
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00:54 2010/08/14 comment(0)
===================
御坂がファンシー系のグッズが好きだということは、
一応知っていた。
それで、次に立ち止まったのが射的屋。
御坂はじーっとまた何かを見つめている。
「ゲコ太の…………ぬいぐるみ………等身大………」
この言葉で気づくべきだった。
今度は欲しいのかと声をかけても何の反応も示さない。
完全にあっちの世界に侵入開始だ。
なるほど、あれがゲコ太サイド。
しょうがないので屋台のおっちゃんに声をかけて、
玉と鉄砲をもらおうとしたそのとき、
「………これ、ふっ飛ばせばいいんでしょ?」
ふっとばす?
次に俺が何するつもりだといいかけたころには、
あいつは例のコインを手に構えていた。だ、大惨事だ……。
「いいからどいてて」
あわてて取り押さえる。
あぶない、危うく全部の商品が木っ端微塵になるところだった。
===================
01:04 2010/08/14 comment(0)
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しばらく回ったら、人手も増える。
花火が始まるのはもうすぐという頃だった。
「……人、多いわね」
ぽつりと御坂が隣でそう言った。
ああそうだなと相槌を打つと、
ちょっとしかめっ面をされた。
「………人!多い!わね!」
なんだよ、そんなのしょうがないだろと言っても、
この男何を言ってるの信じられないという表情しか返さない。
そりゃあせっかくの花火大会だし、
みんな家を抜け出して集まってるんだよ、
そういやあいつらとはぐれちまったなと会話をつないでいると、
「もういい、ゆ、指輪みせて」
と言って、左手を差し出したら、そのまま手を握られた。
無言でそのまま歩く。
…………。
まったく素直じゃない。本当に。
これは俺が鈍感なわけじゃないよな?
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01:17 2010/08/14 comment()
===================
そういや歩いていたら、出店で見知った顔に会った。
学園都市の第2位。
「らっしゃーい………、て、なんだお前らか」
いやお前はこんなところで何をしているんだ。
「特製のわた飴だよ。俺の未元物質に常識は通用しねえからな。
食うか?」
もらってみたら、案外うまい。
しかしテキ屋というか、こういう商売は本当に絵になるなこいつ。
さすがヤクザ予備軍orホスト崩れ。
「誰がヤクザ予備軍だ」
しかしわた飴に常識をなくしてどうすると聞くと、
「馬鹿か、わた飴をなめるんじゃねえ。見た目からの想像に違わぬその味、
ふんわりした触感を出すための職人の技、その一方で原価率の低さは折り紙つき。
今世紀最大の発明だ。これに乗っからないでどうする」
いや、そういうことを聞いてるんじゃないといおうかと思ったが、
御坂が呆れていたのでそのまま素通りした。
しかしあいつ、ことあるたびにバイトしてる気がするな。
意外と苦労人なのかもな。
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01:24 2010/08/14 comment(0)
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花火を見る場所は、Sさんが紹介してくれた特等席とやらで見ることになった。
青髪と金髪の変態度合いがばれてないか不安だったが、
どうもうまいこと打ち解けているようで、
先についた俺たちに続き、楽しそうに姿を現した。
なんとUさんと青髪に至っては手までつないでいた。
俺が目を丸くして見ていると、あわててUさんは手を離した。
顔を赤くしている。
「あんまり見ないの!」
御坂にほっぺたを引っ張られた。
………。
いやまてUさんそいつだけはダメだそいつの趣味わかってるのか?
そいつのストライクゾーンの広さにはそれこそ一流の大リーガーも脱帽、
そいつは夏休みの宿題を褒められたくて全部やったのに
補習を受けたいがために全て家に置いてくるっていう偉業を成し遂げた
ロリコンマゾストーカーの三種の神器だぞ?
そういや確かにこの中でいったらUさんは一番童顔かもしれないだが
おい青髪まさかお前K萌先生はどうするんだ
あれだけ俺にその趣について語ってたじゃないか
いまさら真っ当な道を歩こうたってそんなものは無理なんだよ
お前はいいから自分の信じた変態道を進んでくれ頼むから御坂の友達にばれないでくれ
と、ここらへんまではとっさに頭を回したことを、ここに告白しておく。
ちときゅうけい
なんか切なくなってきたぞくそう
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01:37 2010/08/14 comment(0)
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花火が始まったのはそのすぐ後だった。
わあーという歓声とともに、空に舞う大輪。
こういうのはみんなで見ている方が風情があるというものだ。
ちらっと隣を見てみたら、青髪はこともあろうかUさんの肩に手を回していた。
なななななななんつーことを!
おい御坂その変態を止めろ今すぐレールガンを射出しろ
構うことはない最大出力だと俺がいいかけたとき、
「……そっそそそっそういえば、ししししS井さん、大丈夫でしょうか!」
とUさんが大声をあげた。
あ、という表情でその場にいた全員が顔を合わせる。
「わわっわたっ、私、探してきますっ!」
「じゃあ僕も♪」
Uさんは顔を真っ赤して走り去り、青髪はそれを追う。
待てと言ったときにはその姿は見えなくなっていた。
「うーん、あの二人は二人でちょっと心配だにゃー、俺らも行こうぜい」
「はーい!」
続いてSさんと金髪も消えていった。
俺も行くと言ったのだが、
「あ、場所取られたら困るんで、二人はここにいてください!」
と、Sさん。
図らずとも二人っきりになった。御坂と目が合う。
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01:52 2010/08/14 comment(0)
===================
ああいう状況って、なんていうか、
付き合ってても逆に気まずくなるよな。
照れくさいっていうか。もう一年経つってのに。
それに、俺は御坂に聞かなきゃいけないことがある。
頭はそっちに回ってばっかりだった。
「………花火って綺麗よね」
うん、とどうしても片言になってしまう。
「き、綺麗よねーほんと。それこそ何と比べても、綺麗よねー。
うん。きれいきれい」
御坂はなんだかそんな感じのことを言ってたような気がする。
ちらちらこっちの様子を伺っていたのは俺も気づいていた。
「………何かしゃべってよ」
裾を引っ張られた。
……言うべきか迷う。
いや、しかしそのときは今しかないような気がした。
パっと聞いてスっと終わりだ。
なんだか心臓が信じられないくらい高鳴っていた。
やっべえ日付間違えてた。まあ勘弁してちょ
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01:57 2010/08/15 comment(0)
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意を決してあいつの方を振り向いて、御坂、と声をかけた。
「は、はいぃ!」
これがまた勢いあまっちまったのか、
俺があいつの両肩をつかむ体勢になっていた。
誰が見てもわかりすぎるくらい、あいつは顔を真っ赤にしている。
こっちにまで心臓の音が聞こえてきそうだった。
………あれ?
あれあれあれ?
これって……
と思っているうち、あいつは俺の目の前で目を閉じた。
……。
しまった、明らかにやり方を間違えた、と思う頃にはもう遅かった。
===================
02:05 2010/08/15 comment(非公開)
===================
さすがに隠す。
なんだかコメントでいろんなやつに見られてるし。
男ってやつは単純なもので、
いざ目の前で目をつぶられたら気持ちはそっちに向いてしまう。
……こんな純粋な子が、変なことしてるわけないよな。
そのときとっさに思ってしまった。
だいたいここで恥をかかせることなんてできない。
周りには誰もいないその特等席で、
俺と御坂はキスをした。
瞬間、あいつの体がびくっと反応して、
それからすぐに肩の力が抜けていくのがわかった。
声を出す癖は変わってないな、と思った。
「……びっくりしたわよ、このバカ」
それっきり目は合わせてくれなかったけど。
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02:12 2010/08/15 comment(0)
===================
それからしばらくして、
場所を離れたメンバーが戻ってきた。
その中にKの姿はない。
いなかったのか?と聞いてみたら、
「いたんですけど、射的屋で必死にぬいぐるみを狙ってて、
話しかけたら『これをダシにどうにか浴衣』とか、なんとか……。
もういくら使ったかわからないみたいで、行列になってましたよ?」
……。
K、お前はどこまで……。
===================
02:20 2010/08/15 comment(1←NEW!!)
===================
その後、青髪の提案でカラオケに行くことになった。
門限は大丈夫かと聞いたら、みんな大丈夫だとのこと。
「ずっとまっえっかっらっー、ふんふん♪」
カラオケに向かう途中の御坂は楽しそうだったし、
まあ少しくらいならいいかと思ってたんだけど、
気づけばあの時間だ。
………。
まあ、今回は聞けなかったけど、
たぶん大丈夫だよな。
あいつが浮気なんてするわけないし。
はっは、そう考えたらなんか元気が出てきたぞ。
Kには悪いけど、今はあいつ、俺のもんだしな!
オンリーユアなんちゃらってやつだ、うんうん。
K、わりいな!しばらくお前の出番はないみたいだぜ!!
……ん、なんかどこからか視線を感じるけど、気のせいか。
寝よう。皆の衆、おやすみー!
______________________________
NAME:パトカー
___
/ \
/● v 丶
| ● U ノ
丶 /
`ンー―-<
/ 丶
i | ||
| | | ||
ー'ー^ーー'ー'
なんか初春がかわいくなってしまった
今日はここまでですばいちゃ
あんまりこういうことやると叩かれちゃうんで今回だけですが……
前にかいてた狼と香辛料のSSが完結したので、
もしもそっちもすきよーって人がいたらどうぞ。
こっちはニヤニヤ要素は少なくて、話も固めですが……。
宣伝失礼しました
ひっ怒らないでっ
●美琴日記
●当麻日記
●通行禁止
●黒の章
●土佐日記←NEW!!
●青春日記←MEW!!
なんてね。うそうそ
意見あるって言ってた人いたんでついったーつくったんで
批評文句●●予告その他言いたいことあったらどぞ
http://twitter.com/tyoooo_saiai
たまにあっとでもSSかきます
あっしの言葉足らずで申しわけない
ついったーは質問とかそういう単発のレスを抑える意味もあったりです
あとこういう場であっしの批評をしてくれるのはうれしいんですが、
前スレも含めて喧嘩っぽくなるのは周りも迷惑なので、個人的にやり取りできるついったーにしました
ってかんじです。よければここでの議論はあっちに持ってきてください。
夜に続きかきまっせー
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TITLE:第八回『同居事情』 20XX,■/■ 17:32 ジャンル:通行(♂)
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例のブログを見てたンだが、同居なんつーもンは色々事情があると思うンだけどな
ガキだって一応俺が世話してやってるけど、
そりゃあ他に行く場所がねェだけで、
このM&Mってやつも気にしすぎじゃねェか?
それにしてもこいつの相方はとんでもねェ鈍感ヤローだ
ネックレスもらった時点で気づけっつーのアホくさ
さすがにこンだけアピールしてンだから気づいてもよさそうなもンだが
どーせ相手はあの三下みてェな平凡なヤローに違いねェ
……なンかイライラしてきた
クソ、ほんといいことねェな
終了
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TITLE:第九回『つんでれ?』 20XX,■/■ 19:21 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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うーきもちわるい。やっぱりむりするんじゃなかったっておもったり。
あのひとがあんまりへこんでるから、もらったかんこーひーぜんぶのんだ!
そのせいかからだのちょうしがちょっとおかしいけど、
あのひとにからのかんをもっていって、ありがと!っていったら、
『お、おォそうか』っていって、はずかしそうにかんをかたづけてた!
しかもしかも!そのあときゅうにげんきになって、
『めしくいにいくか?』だって!たんじゅん!
でもちょっとてれてるとこがかわいかった!
ふふん、やっぱりあのひとはわたしがいないとだめだなーうんうん
しゅうーりょー!
===================
19:22 2010/08/16 comment(0)
===================
今日の夕方、Uさんが電話してきた。
あれ、俺の電話番号どこで聞いたんだろう。
「あ、あの、青髪さんって……」
電話番号とメールアドレスをご所望のようだ。
あいつ聞いてなかったのか。
ってまてまて、
これはさすがのK条さんでもわかるっての。
人の色恋に口を出すなんざ外道のやることかもしれねえけど、
それとなーく会話の節々にあいつのせいh、
趣味についてのあれこれを含ませて会話した。
「……それはちょっと耳にしてて、わかってますけど、それでも…
と、というかそ、そそそういうんじゃなくて、
なんていうか、……ちょっとお礼をしたくなっただけです!」
何のお礼かと聞いても答えないので、仕方なく教えてあげた。
ちょっと心配なので今度青髪に聞いてみよう。
だいたいあいつ、受験じゃねえのかよ。
===================
23:04 2010/08/17 comment(0)
===================
今日はMの家に行ってきた。
そういや寮に住んでたときは、
あいつの自室で会ったことなかったな。
「飲み物入れてくるから、待ってて」
あいつは妙に張り切っていた。
ああ見えて、もしかしたら世話焼きなのかもしれない。
もしもあいつと結婚する相手は、
毎日ああだこうだと注文をつけられて、
亭主の面目丸つぶれってことになるんだろうな。
……ん、それって今可能性が一番高いのは俺ってことになるのか?
う、ちょっと眩暈が…。
「アンタって奥手な人?」
何を今更。じゃない、俺のどこが奥手だっていうんだ。
この前だってなあ、満を持してお前にキスしたし、
その前にはぎゅってしたし、
…ええとその前は……。
「へー、じゃあじゃあ」
あいつはそう言うとにやりと微かに笑って、
「ん」
見ると目をつぶって両手を広げていた。
ちょっと面白いのでそのまま眺めてみる。
「ん!!」
気づけば綺麗な眉毛が10時50分を指していたので、
おそらく望んでいたであろうことをしてあげた。
「……こういうの、私あんまりしないんだからね。
こう見えても、けっこーモテるんだから」
わかってるよと言ったら、アンタにぶいから心配なの、
と返された。
本当にあっちこっち、忙しいやつだな。
10時10分ですがなああああああ
===================
23:17 2010/08/17 comment(0)
===================
御坂のいた中学は、
義務教育が終わるまでに世界で通用する人材を育てること、
が理念だとかいう話を、以前耳にしたことがあった。
せっかくのお嬢様学校を卒業したのに(制服はほとんど変わってないのが不思議だが)、
のん気に高校生活なんて送ってて大丈夫かと心配してあげたら、
「いまさらどこに行ったって同じよ」
などと日和ったことを言い出す。
何を言ってるんだよ、お前ほどの才能と根性があって、
どういう理由があって小さくまとまってるんだと問い詰めると、
「……うっさいわね、色々やり残したことがあんの!」
だそうだ。
なんだよそれは、よっぽど大事なことなのかと聞いたら、
「放っておけるわけないでしょ………ばか」
なんて、意味深な発言をされた。
ああ、もしかしてKのことか、あいつ大変そうだもんなあと言い切る寸前、
俺の左手の指が一定量の電流を観測。痛い。
「毎度毎度、ヘンなことでイライラさせるのがアンタの能力よね」
うう、ツンデレの彼氏は辛いぜ。
===================
18:11 2010/08/19 comment(0)
===================
御坂と喧嘩しちまった。
ああ、なんだって俺ってやつは……。
しかしこれはどうなんだよ、俺が悪いのか?
悪友どもに相談しても、
各々の恋路(?)に必死みてえだし……。
「受験勉強には恋愛の科目はないんやでえ?
しっかり予習しておかな」
不幸だ………。
===================
20:18 2010/08/19 comment(0)
===================
御坂からの電話がことの発端だ。
「アンタって……フ、フラグメイカーなの?」
フラグメイカー?なんだそりゃ。
ちょっと前にネットで流行ったやつがあったよな、
なんか名前を打ち込むと性格を適当に診断するとかいう…。
どうも違うらしい。別名カミやん病、っておい、まさか……。
「助けた相手にことごとくフラグを立てる一種の病原体みたいなもんで、
回避不能の特殊能力レベル5、ってつっちーさんが。
し、ししししかも、感染すると、あ、あああああアンタのこと……」
電話越しにあいつがぷるぷると震えているのが安易に想像できた。
くそ、あの変態金髪はまた面倒なことを……。
……まあ、困ってる相手を見たら放っておけないっつーのは性分だけども。
いくらなんでもそれで恋愛感情がどうのってこたぁ……。
……ん、しかしそういわれてみれば……ううむ。
昔それで痛い目にあったことが……。妹の件が頭をよぎる。
「やっぱりそうなの?!」
ぐぬぬと返事に困っていると、次には怒号を乱発射されていた。
===================
20:22 2010/08/19 comment(4←NEW!!)
===================
どうやらあいつの超電磁砲は口からも発射できるようだ。
「へー、いいわよね、アンタはほんと、なんていうか、
い、いいいろんな人にふ、フラグばっかりたてて。
わ、私がいっぱい、それこそいーーーーっぱい看病してあげたのに、
ふーんそうなんだそうなんだぁ?
私っていうものがありながら、
今でも、あ、あああああアンタは他の女にことごとく、
うううううううううううううううう!」
あいつが電話越しに地団駄を踏む音が、
こちらまで聞こえてきそうだった。
ここでさ、普通ならおいおい御坂そんなことはないぜ、と。
お前だけの幻想殺しだぜ、と。
あの名言を忘れたのかよ、と。
女の子のヒステリーは軽く交わすのが大人の男ってやつなんだろうし、
実際そうなればよかったんだけど、
ついつい先日のことがあるだけに、あいつを問い詰めちまったんだ。
そういうお前こそこの前は何をしてたんだってな。
「……へ?」
この前公園で会ってたやつは誰なんだよ、男だっただろ。
人のこといえるか、俺はお前に隠し事なんてしねえ、
自分からも言ってこないし、浮ついてるのはお前のほうじゃねえのかって。
「………そんな風に思ってたんだ」
あいつからの電話はそれで切れた。
その場ではなんだよ畜生って思ったけど、
冷静に考えてみると結局おれ、あいつのこと信用してやってねえじゃんって。
くそお、こんなんでうまくやってけるのか、俺……。
____________________________________
NAME:とおりすがり
カミやんごめん!!!そういうつもりじゃなかったにゃー
NAME:IB
>>土御門
もう本名でいいだろお前!
まあいいよ、こっちの事情だし、実際そうだったのかもしれねえし…。
NAME:GK
やっぱり変態な人って、あれですよね、やめたほうがいいですよね…
NAME:三種の仁義
大事なのは思いやりの気持ち、やろ?
カミやんふぁいと!
===================
0:03 2010/08/20 comment(非公開)
===================
内職が手につかない。
この金で旅行っつっても、相手が……。
はあ。
よくよく考えてみたら、前からあいつ、
思ってたのかもしれねえな。
……あいつだけのもんだっていっちまったもんなああ。
しかしそれならあいつだって、
もうちょっと信用してくれてもいいっていうかさ。
……。
はたから見たらこんなの、ほんとくだらねえことなんだろうな。
………。
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TITLE:第十回『もやもや』 20XX,■/■ 21:07 ジャンル:禁止(♀)
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おとこのひととおんなのひとが、つきあってもいないのにいっしょにすむのって、
わるいこと?わかんない><
だっていっしょにすんでたらたのしいし、
ひとりはさみしいし、
ごはんだって、だれかといっしょにたべたほうがおいしいのに。
いただきますっていえるのってすっごくしあわせなことだとおもうんだけどなあ
それじゃだめなの?
むずかしいことはわかんないけど、
あのひとにいったらくだらないことかんがえるな、だって
れでぃーはなやみごとがおおいんだぞ!ぷんぷん!
だれかのぶろぐみてるとおうえんしたくなる!
がんばれがんばれ!
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TITLE:第十一回『羨望』 20XX,■/■ 23:43 ジャンル:通行(♂)
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………
クソォ、あのブログ、ちょっといい話だったじゃねェか
観覧車でキスだァ?!
っていうかよォ、道理でコメント欄に見たことあるヤツがいるなァと思ったら、
知り合いばっかりじゃねェか!!!なンで気づかなかったんだよクソが
んで当人に会ってみりゃァ、話すこともねェくせに話しかけてきやがって、
腹が立ったから皮肉言ってやったぜ、カカカ……
………
…………
…………………………………………………………………………
終了……………………
===================
17:32 2010/08/22 comment(0)
===================
御坂から一日置きに電話がかかってくるが、
どうにも出る気になれない。
もっぱら内職だ。神経集中だ。修行だ。
………おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいK条さんよ、
お前はどこの乙女だっつーんだ。
相手が電話してきてくれてんだぜ?
なぜそれをとらない?
出たら仲直りかもしれねえんだぞ?
きゃっきゃあははで終わりなんだぞ?
あんな可愛い女の子が折れてくれようとしてんだぞ?
……でもとれねーんだよ、くそ。笑いたきゃ笑え。
どーせ俺はガキですよ、はいはい。
くそお、んなことはわかってるんだけど出られねえ。
また喧嘩になっちまったらどうしたらいいかわかんねえし。
それに、自分のこと棚にあげて人に指摘するようなやつ、
こっちだって気になってモヤモヤしてたんだし、
だいたい、俺をさしおいて他の男といるなんて………
ってこれ以上はダメだ。
集中集中。
===================
20:12 2010/08/22 comment(非公開)
===================
そういえば昼に友人の青髪から連絡があった。
「カミやん、アレ持ってる?」
アレとは何かと聞いたら、
「またぁ!アレよアレ。
ほら、一応ちゃんとつけておかなあかんやろ?
なんちゅーかあれや、
ああいうのはシェアしたほうが無駄にならんっちゅーk」
つけr………
……?
…………!!!!!!!!!!!!!!?
おおおおおおまえはもうそんなとこまで!?
どんだけ手が早いんだ、というかまて、詳しく説明しろと聞いたら、
「何言うてんの、カミやんたちだってしょっちゅうやってるくせにー♪
どうせ数えられんのやろ?」
そんなにやってねえよ!二回だけだ。
一回はクリスマス、もう一回は退院する前に、
………ってそうじゃねえ!
と、とにかく今度きっちり説明してもらうからなと言ったら、
「おお怖。やっぱり喧嘩中はあかんなあ」
おい青髪といいかけたときには電話は切れていた。
………。
心配だ………。
今日はここまで
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TITLE:無題 20XX,■/■ 18:04 ジャンル:通行(♂)
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ぶっとばす
ぜってェぶっとばす
ぶっとばす
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TITLE:第十三回『またけんか?』 20XX,■/■ 19:21 ジャンル:禁止(♀)
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さっきあのひとがぱそこんをいじってるのみたんだけど、
きゅうにたちあがって、『とじまりしとけよォ』っていって、でていっちゃった
なにどうしたのってきいてもこっちみてくれなくて、
『めるへんやろぉゆるさねえ』とか、ぶつぶついってて…
うう、しんぱいだけどこわかったからなにもいえなかったよぅ
きょうはかえってこないのかな?
ごはんひとりでかいにいけるかなあ
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TITLE:第十四回『かえってこない』 20XX,■/■ 0:04 ジャンル:禁止(♀)
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……
さみしい
ごはん、ちゃんとかえたけど、あんまりおいしくなかった
はやくかえってこないかなー
でもでもいいこにしてないと、かえってきたときにおこられちゃうから、
きょうはがんばる!
さみしいけど……
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TITLE:第十五回『もうしらない!』 20XX,■/■ 17:34 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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あのひとにゅういんしたんだって!
せんせいかられんらくがあった!
あいにいって、なにしてたのっていったら、『めるへんやろぉ』って、また!
もお、そのまえにいうことあるでしょ!
すねてたらごはんたべられたかってきかれたけど、むししたもん!
そうじゃなくてえ、ばかばかばか!
こっちはしんぱいしたんだよーーーーーーーーーーーーーーー
ほんとじぶんかってなんだから!
しばらくくちきいてあげないよーだ!
いまからつづきかくでい!しばしまたれよ
あいきゃっち→http://to-a.ru/qDgoLB/img1
ありがとです!>>427
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21:26 2010/08/23 comment(0)
===================
今朝、金髪の友人と連絡が取れた。
気まぐれなやつだから、何の用かと聞いてみると、
「ちょっと話そうぜい」
前のこともあったので思わず警戒してしまったが、
勉強の合間、たまに俺に会いたくなるだとか、
取ってつけたような台詞をあびせられる。
で、出向いた先は喫茶店。
男と二人で入るには随分洒落ている店だった。
「カミやんは卒業したらどうするにゃー?」
あいつはアイスコーヒーを片手に持ちながら、
もう片方の腕で隣の椅子をひっかけながら言った。
そんなことはわからないと、正直に言う。
「ふーん。でも一年なんてあっという間だぜい」
まあ俺の場合は本当にあっという間だったんだけどな。
そういうお前こそどうするんだよ、
勉強、がんばってるんだろうと返すと、
「俺は、……そうだにゃー、今の仕事から足洗って、
自分で何かやろうとか思ってたりするぜい」
となると、あれか、独立ってやつか。
しかしあちこちの組織にどっぷりつかってた人間が、
そんな簡単に抜けられるものか?
「その気になればいつだって抜けられるにゃー。
最近は雇い主から仕事もないし」
そういうものか。確かに優秀なスパイだったようだし、
こいつならどこでもうまいこと成功するのかもしれない。
だいたい成功者ってのはそういうもんだ。
それに、平和だしな、最近。
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21:32 2010/08/23 comment(0)
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「……ただ、俺にはカリスマ性ってもんがないからにゃー。
人をひきつけたり、それこそフラグ立てたり、にゃ」
そんなことはないと思うぞ、といおうとした瞬間、
いきなり手を握られた。
き、気持ち悪い。
「やっぱ……だめかにゃー……?」
じーっと見つめられる。
お、おいおいおいいくらなんでもそっちの道はきついぞ、
お前はシスコンかもしれねえけどそっちにまで手を出しちまったら、
とかなんとか適当な言葉でつないでいると、
「あはは、うそうそ。カミやんは不幸体質だからにゃー、
俺まで一緒に不幸になっちまうぜい。ふられてしかるべきだにゃー」
次には手を離されていた。
こいつの言葉はときどき理解に苦しむ。
それからしばらくさもない雑談をした。
御坂の話は出さなかったし、あいつも出してこなかった。
Sさんとはどうなったのか、ちょっと気になったけど。
別れ際、こんなことを言われた。
「カミやん、あっちはふったりしないように、だぜい」
なんとなく、どこかの映画でみた、
別れのシーンが頭に浮かんだ。
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23:12 2010/08/23 comment(0)
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さっき御坂から着信があって、留守電が入っていた。
『電話でないのは、お互いさまだけど……、
ちょっとくらい、声きかせて……』
女の子の涙ぐんだ声ってのはすげえ威力がある。
………さすがにこれを聞いたらじっとしていられない。
……御坂……。
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07:11 2010/08/30 comment(0)
===================
不幸だ。
とにかく不幸だ!
この夏の物語が、
こんな結末になるなんて思ってなかった。
誰か時間を返してくれといいたいけど、
そんなことを言っている時間もない。
これを見ててくれてたみんな、すまねえ…。
俺の……ばかやろう………。
しかしここで意地張って何になるってんだ。
うう、でも………。
とにかく今叫びたいのは、
あのとき選択を間違えたって事実の撤回。
御坂の言うことを信じておけば。
あのとき別の言葉をかけていれば……。
くそ、それどころじゃねえ、とにかく今は………。
御坂から電話がひっきりなしにかかってくる。
逃げ場はない。
………くそお。
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TITLE:第十六回『帰還』 20XX,■/■ 14:03 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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やっと退院した。
メルヘンヤロォのせいで体中あちこち痛かったが、
向こうにもそれ相応の痛手を負わせてやったンだ、まァ上出来だろ
しかし病室が隣だったときはハラワタが煮え繰り返るとこだったぜ、
まったく悪趣味な医者がいたもンだ
それはいいが、帰ってきてからガキが妙によそよそしくしやがる
……
そンなに怒ってるンですかァ……?
こりゃなンか手を打たねェと……
……
終了
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TITLE:第十七回『りょこう!うみ!』 20XX,■/■ 14:03 ジャンル:禁止(♀)
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きょうはいいことがあった!
あのひとのともだちのけいかくで、みんなでうみにいくんだって!
やっほう!たのしみ!
さいきんはなんだかあのひともやさしいし!
うみでいっぱいあそんでくれるって!
でもいくさきがむじんとうっていってたから、
ほてるあるの?ってきいたら、
けっそうをかえてぱそこんでなんかしらべてた!
さっきからずっとかみにせっけいず?みたいなのをかいてて……
まあいっか。
うーでもほんとーにたのしみー!!!
みんなでばーべきゅーとかはなびとか、たのしみたい!
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18:34 2010/08/24 comment(0)
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意を決して御坂に電話してやった。
ひさびさに話したアイツは、
……不機嫌だった。
「アンタ明日、家にいる?」
明日は内職のお金をもらいにいかないといけなくて、
夕方には戻れるかもしれないとだけ言った。
「……じゃあ、夜には家にいてね。
大事な話、あるから」
………?
大事な話……。
電話じゃだめなのかときいたら、
「だめ」
頭がくらくらする。
「今度遅刻したら、一生許さないから」
………。
名前が……また……
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23:19 2010/08/24 comment(0)
===================
御坂は俺と仲直りする気なのか?
でも大事な話って。
付き合ってる男女がする、大事な話って。
だ、だだだ大事な話。。。。
………。
別れ話……?
別れ話じゃないよな。
違うよなああああああああああああああああ
俺があんなこと言ったからあれか、
み、みみみみさかは早まって、
それともやっぱり浮気は本当で、
毎日毎日そげぶしてフラグ立ててる俺なんかより、
いい男が……。
うわあああああやめてくれえええええ
神さま天使さま魔術師さま、ええいもう誰でもいい!
嘘なら嘘だっていってくれよ!?
……眠れそうにない……。
不幸だ……。
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22:14 2010/08/26 comment(0)
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昨日あったことをそのまま書く。
いっておくが俺の気は狂っちゃいない。
すべてノンフィクションだ。
これから話すことにみんなが何をどう思おうが勝手だけど、
あったことはあったんだから仕方ない。
仕方ないよな、本当に。
……。
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23:21 2010/08/26 comment(0)
===================
内職のバイト代は思ったより全然安かった。
けど前のバイト代と足せば、
なんとか旅行代くらいにはなりそうだ。
つってももう夏も終わり。
行く時間も相手もいねえかもしれねえって、
ちょっとあきらめかけていた。
空には雲が全然なくて、
それでいて夕方の空気は妙に優しくて、
はぁなんだって俺以外の全部はうまいこと回ってるんだ、
こっちの気持ちも知らないで、と恨み節が頭をめぐっていた。
御坂が家に来る前に、せめてこんな辛気くさい雰囲気を切り替えなくては。
ため息をつきながら扉を開けて、絶句した。
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23:45 2010/08/26 comment(0)
===================
………合鍵。
そういやアイツに渡したのを忘れていた。
「おお、おおおおおかえりなさいませご、ごごご主人さま!
ご飯にする?お、お風呂にする?そそそれとも、わ………わたわたっわた」
時が、止まった。
ついに夏の天気と絶望感により、俺の頭はおかしくなっちまって、
幻覚を見てるんじゃないかと思って、ドアを閉めようとしたら、
「ち、ちょっと!違うの違うの!!!!閉めないでぇえええええ」
となきつかれた。
御坂は、見たこともないメイド服(?)―――メイド服っていえるのかあれは―――
を身にまとっていた。
「熾天使モロメイドなんとかって……つっちーさんが………」
瞬間、頭の中がものすごい勢いで回転しだす。
土御門のバイト、公園にいた御坂、ありえないくらい高額なバイト代、
『白い粉級にヤバいもの』………。
まさかと思った。
「退院祝い、してなかったし………」
その言葉を聞いた瞬間、俺はその場に倒れた。
あそこでまともでいられる輩を、俺は人間として認めねえ。
===================
0:04 2010/08/26 comment(0)
===================
気づけばあいつに膝枕をしてもらっていた。
しかしすげぇ格好だったな。
「つっちーさんに相談したら、特製だから値は張るけどいいかって。
ほら、あの人そういうの詳しいとか聞いてたから……。
で、いろいろと違法性がやばいから、
公園のベンチの裏に運ばせるとかなんとかで」
俺はまんまとそれを運ぶ役に抜擢されたわけか!
しかし3万円のバイト代、確かに俺はもらったぞ。
「だってこれ8万円もしたのよ!」
ということはあいつは材料代込みで5万円の利益……。
じゃああの日公園で見かけた、知らない男は誰だったんだよと聞いたら、
「あれは高校の先輩。言ったでしょ、私モテるんだから。
メールとか電話してきてしつこいから、呼び出してケリつけたの。
こっぴどく振ってやったわよ」
なんつー勘違い……。馬鹿馬鹿しくて涙が出た。
「……だいたい、私がアンタに内緒でそういうこと、するわけないでしょ。
高校だって………そのためだし、それに」
一息ついて、御坂は笑った。
「もう勘違いでアンタと離れるのはイヤなの」
すうっと、モヤモヤしていたものが抜けていくのを感じる。
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0:12 2010/08/26 comment(0)
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御坂はそれから俺を起こすと、思いっきり抱きついてきた。
苦しい。
「もぉ……、絶対ヘンなとこで勘違いしてるんだろなあって思ったわよ。
アンタ鈍感なくせに気は回すから」
確かに今回に関しては俺のとんでもねえ勘違いだったわけだが、
それにしたって、なぁ?
「………サンタのあれ、喜んでたから、こ、ここここういうの、
私だってすごい恥ずかしいけど……やっぱりちょっと変?」
その露出度はともかく、気持ちはうれしい。
俺は御坂に謝った。
ヘンなこと考えててごめんって、
自分はお前のもんだって言ったのに、
お前のこと信じられないなんてダメな彼氏だよなって。
「……わ、わわ私だってね!その、……う、ううまくいえないけど、
アレよ……」
御坂は俺の体を話して一言。
顔はいつもみたいに、そっぽを向いていた。
「………アンタだけのものなんだから」
===================
0:23 2010/08/26 comment(非公開)
===================
ここまでで終わっていたらよかった。
しばらくして、御坂がふと口を開いたんだ。
「……ところで、T麻くん?」
心なしか顔がひきつっているように見えた。
「この夏の私とのこと、ご丁寧に自分のブログに、
それこそこと細かーーーーーーーーーーーーーーーく書いてるんだって?」
ぎくりと肩が震えて、冷や汗をかく。誰から仕入れた。
いやURLはばれてるけど、随時チェックはしてなかったと思うし……。
……まさか
……あの金髪シスコンサングラス男おおおおおおおおおお
「ふーん、なるほどなるほど、アンタの中では私はああいう風にうつってるんだ?
へえ、ツンデレ?寒気?つらい?丁寧に私の名前まで出して、ほほう」
違うんだ誤解なんだと弁明しても、一切聞く耳をもってくれない。
すいませんでしたと頭を下げたら、
「ところでアンタ、宿題は終わったの?」
あ。忘れてた。終わってない。そういえば。
「……まさかこれだけ恥かかせておいて、
私を放っておいて残りの休みは宿題三昧って、そんな話はないわよね?」
びりびりと、御坂の背中から龍のようなものが見えた。
「旅行、連れてってくれるんでしょ?すぐに計画しなさいよね?
………残りの休み、ぜーーーーんぶ使って!!!!!!!」
俺の中の夏の残り火は、その言葉と共にすっかり消えた。
……かみさまは、やっぱりいなかったんだね!
===================
9:04 2010/08/30 comment(4←NEW!!)
===================
まったく、不幸だ。
御坂からの電話はまだ鳴っている。
そんなわけで今日から旅行。
一泊二日、しょぼい旅だけど、あれくらいのバイト代なら仕方ない。
二人分、俺持ちになっちまったし。
くそったれ、俺の勘違いさえなければ、
御坂を最初から信用していれば!!!
宿題なんて終わるわけない。
時間を戻す能力者なんてしらねえよ、くそったれ。
……でもまあ、あいつからあの言葉を聞けただけでもよしとすっか。
外は相変わらずの暑さだ。
しばらく更新はできねえけど、
そんな感じでこの夏の話はおしまい。
みんなの期待にそえたかわかんねえけど、
見てくれてさんきゅな。
また、どっかでここを見かけたら、コメントしてくれよ。
みんなからの応援、まってるぜ!
_____________________
NAME:O.Y.R.G.
だからぁ!!非公開にしろっつの!!!
まったく少しも進歩しないんだから!このバカ!
早くこないと、また感電させるからね!!
NAME:O.Y.I.B
あはは………^^;
NAME:とおりすがり
やれやれだにゃー^-^
NAME:さくしゃーん
Tくんはこれからも尻にしかれそうですね。
ってわけでおまけ終了!
ご愛読ありがとうございました!!
思ったより長くなっちゃったかな。
通行禁止はもうちょいだけ続くよん♪
びりびり!
http://to-a.ru/bHvMFf/img1
いや、なんでもない
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TITLE:第十八回『面倒だ』 20XX,■/■ 16:03 ジャンル:通行(♂)
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45秒でケリつけてやらァ
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TITLE:第十九回『すごーい!』 20XX,■/■ 19:06 ジャンル禁止:(♀)
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むじんとうってきいてたんだけど、すごくおおきいほてるがあった!
ごうか!おふとんふっかふか!
これからばーべきゅー!たのしみすぎてかおがにやける!
そういえばさっきあのひとが、『きにいったか?』ってきいてきたんだけど、
なんのことかわかんなくて、うみきれいだねっていった!
そしたらかおをひくひくさせてだまっちゃったけど、
どおしたんだろう。
まえのにっきのかんけいあるのかな??
もやもや。
とにかくきょうはみんなでごはん!
いーーーーっぱいたべて、よるはとらんぷするー!
にやにや
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TITLE:第二十回『惰性』 20XX,■/■ 20:12 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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ガキの世話は本当に疲れる
ひっきりなしにあーだこーだと注文つけてきやがって、
こっちは全然体が休まらねェ
第一位のヤローはのんきにバーテンしてやがるし、
例のカップルはいちゃいちゃしてやがるし、
あー本当に腹がたつ。
………だいたいガキがしつこいのがいけねェンだ
夜にはいいことねェかなァ
大人の時間ってやつだよ、はァー。
………。
終了
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TITLE:第二十一回『こっから先は』 20XX,■/■ 23:52 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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………。
くだらねェと思ってたが、案外こういうのもアリだ
深夜の徘徊なんてしょっちゅうしてたンだけどなァ
………。
しかし柄にもなく、なんつーかァ、………。
こういうのをアレか?好奇心っつーのか
今頃ガキは寝てるンだろォーな
「お前ってこういうの、結構ノリいいんだな」
ってクソ三下がさっきからほざいてやがるが、
てめェはせいぜい幸せ味わってろ、けっ
こっちはてめェみたくいかねェんだよ、バーカ
………。
あァ、なンでせっかく作ってやったのに、はァ………
終了………。
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TITLE:第二十二回『あやしい』 20XX,■/■ 17:57 ジャンル:禁止(♂)※ないしょ※
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…………
なんかあのひとへん。
みょうにそわそわしてるし、あさからちらちらこっちみてくるし。
きのうは『もぉあしたはひとりであそべよつかれた』っていいはってたのに、
なにかたのむとすぐやってくれるし。
どうしたの?やさしいねってきいたら、
『おおおおおおおおまえがいいこにしてるからなぁ』って。
………………あやしいーー。
わるいことしてたのかな?
ミサカにないしょで、……えっちなこととか。
さすがにそれはないとおもうけど、かんがえるとちょっとやだ。
きょうのよるといただしてみよ。
さーせんちょいと用事があるもんで続きはまたあした
通行禁止はこんくらいのペースなんで、ちびちびおねげぇしますだ
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TITLE:第二十四回『馬鹿ばっか』 20XX,■/■ 3:32 ジャンル:通行(♂)
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今日はくだらねェ飲み会だった。
三下とその嫁がイチャイチャしてンのを見たら殴りたくなったが、
まァそこは大人の見切りってやつで見逃してやる。
ンで、俺はというとメルヘンヤローが飲み比べだとうるさいから付き合ってやった
こっちは酔わねェとあれだけ言ってンのに、
「俺の未元物質に常識は」
と例のアレだ
聞き飽きた。死ね。
しばらく飲んだら観念したみてェで、あぐらをかいたまま「馬鹿な」。
馬鹿はてめェだ。死ね。
その後、お互い話が合う相手がいねェから、最近のこととか話した。
まァそこらへンはレベル5同士で馬が合う。
しばらく飲んでふと隣を見たら露出狂のセーターチビが座っていて、
俺を見るなり裾をひっぱりながら、
「超見るな」
と睨んできやがった。
はァ?だったらそンな服着てるンじゃねェよ、
だいたいいつからいたンだてめェ、と返したら、
「超!!!!見るなぁっ!!!!」
と言って瓶を投げられたが、跳ね返してやった。
矢先に中身が噴射して、露出狂のセーターがぬれる。あぜんとしていたから、
てめェみてェな『超』露出狂の下着を見たところでどうもならねェよクソガキ、
ガキはガキらしくクソして寝ろとはき捨ててやった。
「…………泣く。超泣いてやる!!!!」
次の瞬間には走り出して、途中でこけてまた下着が見えた。
ンで泣いてた。ありゃ真性の阿呆だ。無視するべき。
つれのガキはさっき部屋に送った。
………書いてみてもホントくだらねェ
終了
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TITLE:第二十五回『おりひめとひこぼし』20XX,■/■ 10:35 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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きのうはおさけのみたかったのにだめっていわれた!
『ちょうしわるくなったらどうすンだバカ』って、あのひとが。
そこまではいいんだけど、そのあとあのひとはたのしそうにおんなのひととはなしてた!
にっきではうまいことかいてるけど、わたしのことほっといてじぶんだけ!!!!
いらいらしたからおとといのこときいてやろうとおもって、
てをひっぱってそとにつれてった!
………。
そしたら、おほしさまがすごくきれいで、ふたりでみているうちにききそびれちゃった。
しっぱい。
あのひとはすごくものしりで、わたしがゆびさしたほしのなまえ、ほとんどしってた。
『ごたいそうななまえつけたもンだ、ただのえねるぎーのかたまりなのによ』
って。
ろまんがないなあちみは、おりひめとひこぼしとかしらないの?っていったら、
『ろまんっつーのはげんじつをしってはじめてかたれるンだ。
げんじつをみてないそれのことは、もうそうっていうンだよ』
だって。かっこつけちゃって!
でもちょっとかっこよかったから、
きょうはいっしょにねる?ってきいたら、あたまたたかれちゃった。
『からかってンじゃねえ、ガキのくせに』だって。
てへへ。
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TITLE:第二十六回『文学』 20XX,■/■ 19:32 ジャンル:通行(♂)
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ひさしぶりの更新だ
なンだかンだで結構これをやるのが日課になってたりする
旅行が終わってから、ガキの影響で本を買うようになった
ンなもン全然読んだことねェから、
適当に店頭に並ンでたやつを買って読ンでいる
ろくなもンじゃねェ、何の役に立つンだそンなもン、
と思ってたが、
開いてみると意外と……
演算では到底出てこねェような答えが出てくる
最初は無意味に不規則に感じていた活字が、
何かの拍子に頭に閃いて、
そォいうことかと頷かされたりする
生まれてこの方、説得力っつーもンは数字だと思っていた。
勿論今でも思っているが………。
いや、それ以外のやり方があってもいい、というところまでは理解した
………。
もっと昔にこういうもンを読ンでいたら、
色々違ったのかもしれねェ。
………。
今更だけどな
終了
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TITLE:第二十七回『せんそう』 20XX,■/■ 22:18 ジャンル:禁止(♀)
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きのうのよる、
てれびでえいががやってたんだけど、どうしてひとはせんそうするのかな?
けんかするっていうことはわるいことだし、
おとなのひとたちならわるいことってわかってるはずなのに
だってわたしにだってわかるもん
ひとをきずつけたら、じぶんもいたいんだよ
あのひとだって………
それともいいくにとわるいくにがたたかってるのかな?
あのひとにきいてみたら、
『そんなわけねえだろ』だって。
いいくにとわるいくにがあるんじゃなくて、
いいとおもってることがちがうだけっていってた
んん、むずかしい
じゃあじゃあ、よのなかにわるいくにとかわるいひとがいるわけじゃなくて、
みんなほんとうはいいひとなの?ってきいたら
『いいやつもわるいやつも、どこにだっているんだよ』だって。
んんんんん、よけいこんらんしちゃった。。。。
でも、あなたはいいひとだよね、むかしはいろいろあったけど、
ちゃんとまもってくれるもんっていったら、
なんだかちょっとさみしそうなかおして、
『もうねろ』だって。
………すぐおこる
おやすみなさい
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TITLE:第二十八回『一方通行』 20XX,■/■ 18:43 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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あるときの俺は、人を殺すことが日課だった。
日課、っつーのは意識するしないに関わらずこなしていたってことだ。
罪の意識はあった。が、あったからと言ってどォなるわけでもねェ。
つまりそういうことだ。
殺す、という言葉が頭ン中で、壊す、に変わるまで、そう時間は経たなかった。
俺に絡んでくるヤロォはいまだに絶えねェが、そォいうやつらのそれとは違う。
一方的な暴力だ。流れ作業に見立てた虐殺だ。
あのときの血の匂いとか、汗の匂い、まァだいたいそーゆうもンは鼻の奥にくっついて消えねェ
人間の感覚のうち、最も多くの種類の刺激を受容するのは鼻なんだってなァ
たまに街を歩いているとその匂いを感じることがある。
その度に、柄じゃねェが、まァ昔を思い出したりはする。
俺の能力はベクトル操作なンだが、どーやらひっくり返せねェもンもあるらしい
………。
仮にできたとしてもやらねェけどな
そもそも俺は贖罪なンか求めちゃいねェ
………。
カカカ、本の読みすぎだ馬鹿め
終了
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TITLE:第二十九回『としでんせつ』 20XX,■/■ 23:12 ジャンル:禁止(♀)
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…………こわくてねれない。あのひとのとこいこうかな……。
りょこうのさいしゅうびに、みんなでこわいはなしをしたのをおもいだしちゃった。
「これはほんとーにあったはなしなんですけど」
かみのながいおねーさんがしてたはなし。
「そのおとこはとにかくめつきがわるいんです。
めつきもわるけりゃてくせもわるい。
であいがしらにみぐるみをはがされて、ろじょうではだかにされた、なんてはなしもききます」
「しかもそのおとこは、ちいさいおんなのこにめがないみたいで、
へやにはかならず、しょうがくせいくらいのおんなのこをまねきいれて、
よなよないかがわしいことをしているみたいですよ」
「しまいにはふぁみれすにそのようじょをおいてきぼりにしちゃうんです。
ミサカちゃん(←わたしのこと)くらいのおんなのこはきをつけないと………あぶないぞー!!!!!」
うう。。。。。。。。。かいてたらよけいこわくなっちゃった。。。。
あのひとにきいたら、
「ただのロリコンじゃねえか」
だって。
でもでもこわいよぅ。
やっぱりきょうはこっそりあのひとのふとんにはいってねよう。。。。
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TITLE:第三十回『出掛けた』 20XX,■/■ 23:05 ジャンル:通行(♂)
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しばらくぶりだ。
先日、ガキが映画を見たいとうるせェから、
適当なヤツを見つけて見ることにした。
なンだか聞いたことのあるタイトルだったが、
細かいことは覚えてねェ
妙に聞き覚えのある台詞が多かった気がするが………
細かい話は忘れちまったけど、
まず主人公が詐欺師ってのが意味わかんねェ
やたらと口が廻る
で、ひたすら女にモテる
で、最後は説教で解決。
……駄作だなありゃ。
ガキは感動してた
………ああいうのがいいのか………。
終了
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TITLE:第三十一回『じんぐるべーる』 20XX,■/■ 20:10 ジャンル:禁止(♀)
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さむくなってきた!
ひとはだこいしいきせつ!
あのひとにじゅーにがつはたのしみだね!っていったら、
『なンで?』
………。
だってサンタさんくるでしょ?ってきいたら、
『サンタサン?』
………。
しらないの、サンタさんってきいたら、
『ししししらねェわけねェだろ、サンタサンだろサンタサン』
んー???????????
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TITLE:第三十二回『やったぁ!』 20XX,■/■ 18:05 ジャンル:禁止(♀)
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きょうあのひとに、ミサカはいいこにしてるからサンタさんくるよね?ってきいたら、
『だいじょうぶだ、あんしんしとけ』
って。あんしん??????
ぷれぜんと、なにくれるのかなぁーっていってたら、
『ぷ、ぷれぜんと………?』
って。
それで、まさかまさかとおもって、
サンタさん、しってるよね、ってきいたら、
『しってるよ、知り合いだ』
だって!!!!!!!
びっくり!!!!!!!!!
すごいすごい!!!!!!!
そしたらサンタさんにあえる!!!あいたい!!!っていったら、
『ン?い、いいこにしてたらな』
って!!!!わぁーーーーい!!!!
いまからたのしみ。うふふ。
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TITLE:無題 20XX,■/■ 0:23 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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どォいうことだ………?
なンでもガキがいうには、『サンタサン』ってヤロォは12月の24日、
いい子にしてるガキのところを廻ってるヤツらしい。
しかも欲しいものは何でもくれるとか。
なんつー無茶苦茶な能力だ。レベル5は間違いねェ。
しかもトナカイに乗って空を飛ぶだと?
化け物じゃねェか。空間移動系の能力も持ってるっつーのか。
ガキに言われたとき、とっさにメルヘンヤローが思いついたので電話してみたら、
「どう考えてもメルヘンはお前だ」
とか言ってきやがったから、腹が立って切った。
あいつじゃねェのかよ。知り合いなンて言うンじゃなかった
しかしあの馬鹿じゃねェとしたら未知の能力者………。
まさか、例の実験は成功してたのか………?
ンで、さっきネットで調べてみたンだが、
な、……なンだよ、何なンですかァ…………
なんつー怪しいヤロォだ。
赤い服に白い髭………。
こンな怪しい親父がマトモな性格してるわけがねェ。
そういや旅行のときにガキが言ってたロリコンヤローの話、
もしかしてそれがコイツか!?
プレゼントでガキを釣って、夜な夜な………。
………許せねェぞコラ、悪党の名にかけてこのボケナスは俺が粛清してやる。
その前にまずは情報収集だ。
明日あたり三下にでも聞いてみるか
一方通行っぷりに乾杯
つづきはまた
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TITLE:第三十四回『るんるん♪』 20XX,■/■ 14:31 ジャンル:禁止(♀)
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きょうはおるすばん!
あのひとがね、『いいこにしてろよ、ぜったいいえからでるなよ』って。
んーなんだかこわいかおしてたけど、サンタさんにあいにいくんだって!
ねえねえサンタさんってどんなひと?ってきいたら、
『ガキはよけいなことかんがえなくていい』
だってー!
んー、ちょっときになったけど、いいこにしてないとサンタさんこないっていうし、
がんばろー。
はやくじかんがすすまないかなーーー!
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TITLE:第三十五回『………』 20XX,■/■ 20:34 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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三下に説教されちまった
馬鹿だ俺は
………なンだよ、サンタさんってのはアレか、
要するに子供騙しみてェなもンかよ
くっだらねェ
帰ってきてよォオオオオオオくネット調べたらすぐ分かるじゃねェか
第3位なンてブログでコスプレみてェのを披露してるしよ
とンでもねェ恥をかくとこだったぜ
は、あの女もよくあンな格好、
…………。
……そォじゃねェ……ガキはどうするンだ俺は…………。
さっき帰ってきたらひたすらサンタについて聞いてきやがった。
「ねえどうだった? 普段はどこに住んでるの? サンタさんっていっぱいいるの?
ってミサカはミサカは目を輝かせてみる!」
……もしかしたら都合あわねェかもって言ったら、
「……え……………どうして? ミサカいい子にしてるのに? サンタさん、ミサカのこと嫌いなの?
ミサカ悪い子? って、ミサカはミサカは、涙ぐんで……ぐすっ…」
…………。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
仕方ねェな………くそったれが……。
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TITLE:第三十六回『サンタさんから』 20XX,■/■ 19:12 ジャンル:通行(♂) コメント:(4)
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あ、あァーーーー!なァーンですかァこれはァ!?
今日はなンかしらねェけどメールが届いてたぞォ、なになにィ?おォ!?
『打ち止めちゃんへ
いいこにしてますか?げんきですか?なんなンですか?
サンタさんはいま打ち止めちゃんのプレゼントを探してお空をとびまわっています。
もしもクリスマスの日まで、打ち止めちゃんがちゃーんといい子でいたら、
サンタさんがプレゼントを持っていってあげるからね。
それまでいい子にしていてください。
P.S. それとプレゼントは缶コーヒーじゃないほうがいいですか?よければ近くの人に教えてあげてください』
ほ、ほォー、サンタのヤロォ粋なことするじゃねェかァ。さすがこの俺様の知り合いだけあるぜェ。
ふーン、なるほどォ。
こりゃ早速ガキに教えてやらねェとなァ!
終了!
____________________________________________
NAME:☆案内人☆
大丈夫?相談のるよ?
NAME:とおりすがり
心配だにゃー。病院紹介するぜよ。
NAME:→
うるせェ………ほっとけ……。
NAME:←
すっごぉおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!ってミサカはミサカは感激!
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TITLE:第三十七回『やっぱりあのひとすごい!!』 20XX,■/■ 20:43 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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みたみた?ひとつまえのきじ!!!!
もぉー、ちゃんといってくれればいいのに!
あのひとぜんぜんそんなこといってくれないんだもん!
すごいよぉー、ほんとにしりあいだったんだー!!!
えへへ、サンタさんってやっぱりほんとうにいるんだねー。
しょうじきもしかしたらいないのかなっておもってた!
うーん、でもぷれぜんとかぁ。どうしよう。
まさかサンタさんはかんこーひーなんてぷれぜんとしないとおもうけど、
あのひとがりくえすとしちゃうかもだし……。
もうちょっとなやんでみよーっと。
くりすますまでもうすぐ♪
ふんふん♪
泣けてきた
【御坂美琴大辞典】
大嫌い=大好き
なんなのよ、アイツ=アイツのこと、気になる
だめっ=いいよ
べ、べつに~否定形=~なの
~なわけないでしょ!=~なの
紛らわしいのよ!=いじわるしないで……?
ありえねえから!=そのとおり
ばっかじゃないの?=ドキドキする
ばーか=かっこいい
このバカ!=キュンキュン!
ばか=ぎゅってしたい
ばか=ちゅーしたい
ばか=手つなぎたい
ばか=※※※したい
ばかぁ!=大好き
【上条当麻大辞典】
なんなんだよ、あいつ=なんなんだよ、あいつ
不幸だ=不幸だ
好きだ=好きだ
そげぶ!=ふらぐ!
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TITLE:第三十八回『出張だ』 20XX,■/■ 15:32 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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タイトルで感づかれちまうからな
今日から少し家を空けると言っておいた
「いい子にしてるから大丈夫だよってミサカはミサカは宣言してみたり!」
結局腐れ縁連中と買出しをすることになった
「泣かせるぜい」
「まったく、あっちこっちでこの時期は大変ですね」
通販で買うとガキにバレる
流石に一人じゃ、あンなもン買えねェ
「プレゼント、決めたのかにゃー?」
………。
決めてねェよ
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TITLE:第三十九回『わくわくりすます!』 20XX,■/■ 19:23 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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ひとりでおるすばんだけど、
きょうはさみしくない!
だってサンタさんがくるんだもん!るんるん♪
ねえねえサンタさんどこからはいってくるのかなってきいたら、
『いいからいいこにしてろ』って。
せっかくだから、サンタさんにおてがみかこーっと。
なにかおねがいしてみようかな
…………。
あのひとがもうすこしやさしくなりますように!
あとあと………
………ずっといっしょにいられますよーに!えへへ。
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TITLE:第四十回『…………』 20XX,■/■ 0:31 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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さんたさんがこない
…………
やっぱりうそだったのかな
ミサカがかなしむから、うそいったのかな
………
あのひともいないし、さみしい
てがみかこう……
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TITLE:第四十一回『…………』 20XX,■/■ 0:45 ジャンル:通行(♀)※ないしょ※
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………。
ガキが日記かいてやがる。ったく、こンな時間まで起きてやがって。
最悪アイツが寝てるとこにプレゼントおいておこうとしたのによォ。
早く帰らねェと。あァ、三下に借りなんて返すんじゃなかった。
俺が今いるのは何故か煙突の上だ。
「ええと、次はあそこの家………」
なんでおめェがいるんだよと問いたい。
だいたいそのコスプレ、全然にあってねえぞ。
そもそもテレポートで一瞬だろうがよ。
服装は単なる趣味だろーが。このショタコン。
「だってちょっと可愛かったじゃない!」
それは別のブログの話だバカ。
こンな恥ずかしい格好でプレゼントを探しに言ったのが運のつきだ。
コーヒーはさすがにやめておけって、馬鹿二人がいうからよォ。
そしたら見たことある面がそこに、俺と同じようなヘンテコな格好してやがった。
小さいガキにかこまれて、へらへらと。顔の筋肉ついてねェンじゃねェかこの女。
話しかけなきゃいいのに、金髪ロリコンバカが、
「あれ、何してるにゃー?」
「もしかして、例のブログの影響ですか?」
「……!?ち、ちちちがっ、ちょ、ちょっと気分転換!」
そこまではいいンだけどよォ、何が世界の子供たちのためだ。
俺を誘ってプレゼントばら撒くだァ?
「どーせプレゼント決めてないんでしょ? 相談のってあげるから、ほら。
お互いの能力合わせたらすぐよ!」
「がんばるにゃー」
………一人でやれよ………。とっとと終わらせて帰るか。ガキには寝るようにメール入れといたし。
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TITLE:第四十二回『いやっほう!』 20XX,■/■ 10:23 ジャンル:禁止(♀)
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サンタさんがきた!!!!!!!!
し、ししししししかもふたり!!!!!
おんなのさんたさんと、おとこのさんたさん!!!
ねようかとおもったら、いきなりめのまえにでてきたの!!!!ひゅんって!
さすがさんたさん!でもとなかいじゃないの?ってきいたら、
『さいきんはこうやるのがはやってるのよ』
だって!びっくり!!
ちょっときいたことあるこえだったけど、ぷれぜんともらった!!
いっぱい!!おかしとか、ふくとか!
で、さいごにおとこのさんたさんが、ちょっとかわったぷれぜんとくれた!
うれしい。たいせつにつかう。あのひとといっしょにやろーっと♪
いえからでてくとき、おんなのさんたさんが、
『しばらくねっとはつかっちゃだめ』
って。
どおして?ってきいたら、
『うそかいてるひとがおおいから。ぶろぐとかで、わたしたちのこと。
みんなぷれぜんとひとりじめしたいから、わたしたちなんかいないって、
いいふらしてるの』
うーん、ほかのひとのぶろぐなんてさいきんみてなかったけど、はい!ってへんじした。
ん、でもどうしてぶろぐみてたことしってたんだろ。
すごおくしあわせ。さんたさんありがとう♪
てがみわたしそびれちゃったけど、まぁいっか。
るんるん♪
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TITLE:第四十三回『戯言』 20XX,■/■ 18:21 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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なンかほとんど内緒話になってる気がすンなァ
仕方ねェか。やっと落ち着いたし。
ショタコンが持ってたプレゼントはどれもこれも男物ばっかりだった。
まァ小さいガキだし、この格好で出て行ってやりゃなンでも喜ぶんだろォけどよ
「ねえ、もう少しコミュニケーションを大事にしたら?」
懐中電灯を振り回しながら、不意に言われた。
何のことだと聞くと、
「見るからに不器用だから。ブログ読んでたらわかるわよ」
うるせェ。
だいたいコミュニケーションなんつーもンは情報伝達の一環だろォが。
数字が形を変えて飛ぶだけだ、というと、
「はぁ。本読んでるんじゃないの? 数字の1は1としか表現できないけど、
好きって言葉の言いまわしは何種類もあるのよ。それが表現力」
はァ?何が言いたいンだこいつ。
それにしたって伝わるもンは同じだろォが
「全然ちがう。要するにキャッチボールができてないの。
一方的にボールを投げるだけで投げっぱなし、まさに一方通行ね。
そんなんじゃ相手が疲れちゃうわ」
いちいち恥ずかしィことを言う女だ。
くっだらねェと言って飛ぼうとしたら、
「プレゼント、決まりね」
だと。
……ったく、女のガキにあげるようなもンかよ、あれが。
まァ喜んでたからいいけどよ。
しかしこのグローブってやつは重くてかさばる。
俺の能力なら必要ねェっつの。
ふン。
終了
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TITLE:第四十四回『暮れ』 20XX,■/■ 21:51 ジャンル:通行(♂)
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年末っつーのは忙しいらしィんだけど、
うちの家はそォでもねェ。
それでも年越しのときには蕎麦を食いたいと、
うちのクソガキはうるせェったらありゃしねェ。
ンで、今日そいつを買出しに行ったら第三位と会った。
ブログでは見てるこっちが恥ずかしィような甘ったるい惚気をさらしてるバカだ。
会うなり一言、
「あ、ロリコン」
ふっ飛ばすぞこのアマ。
ふと目をやると、そのクソアマの首筋に虫さされの痕みてェなモンが何箇所もついてたから、
おィやたらと刺されてるぞ、体の隅々まで甘ったるいからじゃねェかと言ってやったら、
「……!!!!!!!!! アイツ………アイツーーーーーーッ!!!!」
とかなンとか、首を隠したまま顔を真っ赤にして消えた。
お礼しようと思ったのによ。
あいつもよくわからン。
終了
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TITLE:第四十五回『お正月!』 20XX,■/■ 21:32 ジャンル:禁止(♀)
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あけましてーーーー
おめでとうございますっ!!!
サンタさんにいわれたから、しばらくつないでなかったけど、
もぉへいきかな?
いつものおしょうがつはあのひと、いえでぼーっとしてるんだけど、
そとであそぼっていったら、きょうはなんでかつきあってくれた!
でもでも、あのひときゃっちぼーるへたくそすぎ!!!
いきなりものすごいすぴーどでなげてくるし、
もうちょっとちからぬいてっていったら、とどかないし
あいがたりないよあいがっていってあげた!
そしたら、
『ンなもンとれねェやつがわりィンだろが』って。
もー、これだから。
しばらくなげてたら、きゅうに、
『オマエ、ひとになンていわれるのがいちばんうれしィンだ?』
って。
もしかしてあいのこくはく?とかおもって、
あなたはわたしのことどうおもってるの?ってきいたら、
『くそがき』
………でりかしーなさすぎ!!!!
でも、かまってくれたのはうれしかった!
あしたはなにしてあそぼっかな。
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TITLE:第四十六回『その①』 20XX,■/■ 18:19 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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………。
きゃっちぼーるしててもあのひとがぜんぜんうまくならないから、
もお、おもいやりがたりない、これじゃいっぽうつうこうじゃん!
っていった。
そしたらあのひと、ちょっときげんわるくして、
『だまれクソガキ、てめェまでおれにせっきょうしてンじゃねェ』
って。
だってほんとうのことじゃん、サンタさんがせっかくくれたのに!
サンタさんはすごくいいひとだったのに、どうしてあなたはすなおになれないの?
あいがたりないよちみ、えんざんはできてもひょうげんりょくはおこちゃまだね、
ってつづけたら、そのときはちょっとしたじょうだんだったんだけど、
こんどはほんきでおこられた。
『もともとおれはオマエがおもってるようなぜんにんじゃねェんだよ、このバカガキ。
いっぽうつうこう? だったらおれはところかまわずごうそくきゅうなげまわしてやる。
あくとうらしく、なにもかもふっとばして、だれにもとれねェたまなげてやる。
は、かんがえてみたらいままでぜんぶそうだったぜ、なげられたもンのほうこうかえてよォ。
こンなおあそびもうおしまいだ、むなくそわりィからにどとおれにえらそうなくちきくな。
なにがきゃっちぼーるだ、くだらねェ、かべにでもむかってなげてろ』
っていわれて、ぐろーぶなげられた。
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TITLE:第四十七回『その②』 20XX,■/■ 18:26 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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どおしてそんなにあくとうにこだわるの?
あなたはじぶんがおもってるほどわるいひとじゃない、
むかしあったことをこうかいしてるから、
『ぎあくしゃ』をえんじてるだけ、ってかえしたら、
『ぎあくしゃ? よのなかにいつわりのあくとうもいつわりのひーろーもいねェ、
いるのはあくとうかぜんにん、どちらかひとつだけだ。
そして、………おれはあくとうなンだよ! なんどもいわせるな!』って。
だったらどうして、せんそうのはなしをしたとき、さみしそうなかおしてたの?
それはいいひとってよばれることにざいあくかんをかんじてるからでしょ?
あなたはいってたよ、いいくにとわるいくにがあるんじゃなくて、
いいとおもってることがちがうだけって。
あなたがいま、いいとおもってることは、そんなにまちがってること?
わたしにとってはすごくいいことだよ、
だってあなたはわたしにとって、ひーろーだもんっていったら、
『うるせェ!!!!!!
だからこんなくだらねェちゃばんうンざりだったんだ。
こみゅにけーしょん? きゃっちぼーる?
これからはンなもん、はなでわらってやらァ。
おれののうりょくはべくとるそうさだからな、
こんどおれになにかなげてきやがったら、のうてんぶちぬいてやる。
あーァ、ひとりのほうがずーっとらくだぜ、ガキのたわごともきかなくていいしよォ』
それだけいって、あのひとはかえっちゃった。
………わたしのばか。
せっかくたのしかったのに。
ぶろぐだって、あのひととこみゅにけーしょんとりたいからはじめたのに
………ひとりのほうがらく?
……………。
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TITLE:第四十八回『クソガキ』 20XX,■/■ 0:22 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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帰ってこねえから探しにいってやったら、あのバカどこにもいねェ。
仕方がねェから連絡してやっても出ねェ。
もう知るか、あンなクソガキ。
クソ、だから嫌なンだよ、誰だよあンなもンプレゼントにしたのは………。
…………俺か。
あーァ、しかしいなくなったらすっきりする。
広い広い、静かだしなァ。
…………。
ほんと、静かだ
………。
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TITLE:第四十九回『情報伝達』 20XX,■/■ 19:13 ジャンル:通行(♂)
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ガキから連絡があった。
メールで、
『ちゃんとだれかのいえにいるからあんしんしてください』
だと。
誰の家だよと聞いても返ってこねェ。
………。
暇だったから、一人で壁に向かってボールを投げてみた。
うまくできねェもンだ、勝手なところに反射しやがる。
むかついて思いっきり投げたら、思いっきり跳ね返ってきて、
顔面に当たって、そのままボールはどっか飛ンでった。
………。
終了
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TITLE:無題 20XX,■/■ 22:25 ジャンル:通行(♂)※ないしょ※
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部屋の隅で、手紙を見つけた。
『サンタさんへ
はじめましてサンタさん!いままでほんとーにいるの?っておもってたけど、
おあいできてうれしいです!
っていっても、これをかいてるいまはまだあってないんだけど………。
サンタさんはいいこにぷれぜんとあげるのがおしごとだけど、
わたしはなにもらってもうれしいとおもいます。
サンタさんにあえることがなによりのぷれぜんとだし。えへへ。
でももし、わたしがほしいものっていうか、おねがいきいてくれるなら、
たのみたいことがいくつかあります。
まず、わたしがいっしょにすんでるひと、すごおおおくおこりっぽいの。
ちょっとしたことでたたくし。
だからあのひとがもうすこしやさしくなれるようなもの、ありますか?
でも、あのひとといっしょにいるとすごくたのしいし、しあわせなので、
ずーっといっしょにいたいです。だからもうひとつ、
サンタさんのちからでどうにか、ずっといっしょにくらせるようにしてください!
(んー、ちょっとたのみすぎ?)
さいごに。
あのひとはああいうせいかくだから、わたしひとりでいえにいることがおおいです。
さいきんはすこし、おるすばんにもなれたけど、ひとりはやっぱりさみしい。
だーれもいないと、ふあんになります。
それでも、あのひとがちゃんとかえってくるっておもってたら、
すこしはがんばれるんだけど………。
ひとりでもさみしくならないようなものってありますか?
わ、ちょっとたくさんたのみすぎちゃった!ぜんぶはいりません。
それじゃあ、おしごとがんばってください。
打ち止めより』
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TITLE:人を探しています 20XX,■/■ 09:12 ジャンル:通行(♂) コメント:(2)
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小学生くらいの女の子で、水玉のワンピースを着ています。
先日、外で見かけたきり、行方がわかりません。
誰かの家で保護されているらしいのですが、
もしもこの記事を目にして、思い当たる方、
申し訳ありませんが、私まで一報ください。
何卒宜しくお願い致します
_________________________________________
NAME:☆案内人☆
ほら、いいタマ投げれるじゃない
NAME:サンズリバー
ちょっと電話するじゃん。
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TITLE:無題 20XX,■/■ 21:43 ジャンル:通行(♂) ※ないしょ※
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「言おうか迷ったんだが、事情を聞いたら少し時間を置いたほうがいいかと思って、
でもお前、心配してたじゃん?」
黄泉川から連絡があったのはついさっきだ。
「一応こっちで保護してる。大丈夫、いい子にしてるじゃん。
キャッチボールで喧嘩したって話じゃん?」
そうしてまた、説教だ。
「まあ、確かにキャッチボールは大事だけれど、
何をもってしてそれをやるかは人それぞれじゃん?
得意不得意ってもんがある、
お前はお前なりの返し方をしてやればいいだけのことじゃん」
「どーせお前のこと、真正面から言葉でぶつかられても、
返す言葉がなかったから反発した、
で結果として、ものを投げられるより効いちまったんじゃん?
心のベクトルは操作できないじゃん。
はぁ、これじゃあどっちが子供かわからないじゃん」
詩人か、てめェは。
「ま、お前の気持ちの整理ができたらひきとりにくるじゃん」
………。
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TITLE:こわい…… 20XX,■/■ 17:21 ジャンル:禁止(♀) ※ないしょ※
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さっきあのひとがヨミカワのいえにきて、
いまいっしょにかえってる。
はなしかけてもなにもいってくれないし、
すごーーーくまえをあるいてる。
いえにはいってきたとき、おもいっきりほっぺたをたたかれた。
のうりょくはつかってなかったけど、いたかった。
なみだがでそうになって、そしたらあのひとが、
『このクソガキ、こんどてまかけたらにどといえにいれないからな』
って。
ごめんなさいってあやまった。
だって、ひとりのほうがいいのかなっておもったんだもんっていったら、
ヨミカワがみみもとで、
『こいつなりの、おかえり、じゃん?』
って。
でもでも、すっごくおこってるよぅ。
くちきいてくれないし………。
………もうきらわれちゃったのかなぁ、やっぱりヨミカワのところにいたほうが……
はぅ……
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TITLE:わすれもの 20XX,■/■ 0:21 ジャンル:禁止(♀) ※ないしょ※
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…………。
いえにつくまで、あのひとはくちをきいてくれなくて、
へやにはいってからもなにもしゃべってくれなかった。
こわいから、そのままねようとおもってべっどにいったら、
ぬいぐるみ。かえるさんの。ふたつ。
まくらもとにおいてあった。
あのひとはみむきもしないで、そふぁによこになっちゃった。
どぉしたのこれってきいたら、
『サンタがおいてった』
って。
よーくみたら、くちにてがみがはさんであった。
『おるすばんのとき さみしくないように』
………でもね、サンタさんはくりすますにしかこないんだよ。
それくらいしってるもん。
ありがとってあのひとにいったら、
『ねみィからはなしかけンな』
って。
おやすみなさい
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TITLE:→← 20XX,■/■ 17:25 ジャンル:禁止(♀)※ないしょ※
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ひさしぶりにねっとひらいた。
きょうもおるすばん!
あのひとはちょっとひととあってくるって。
だいじなようじだから、おそくなるかもって。
くわしいことはきかなかった。
『さみしくねェか?』っていわれたから、
へいきだよっていったら、
『がまンすンなよ』って。
それであのひと、もうぶろぐはやらないんだって!
がーん。りゆうをきいたら、
『おれはもともとそォいうがらじゃねェ』
だって。じぶんのすたいる、ってやつ?
あのひとはあいかわらずだけど、
サンタさんにおねがいしたことは、
このさきかなうようになる、とおもってたり。
あのひとがやさしくなることとー、あのひととずっといっしょにいること!
もういっこはかなえてもらった!
(かわいいんだよーかえるさん)
だってだって、なんたってうちにはサンタさんがいるんだから!
えへへ。
ずっとずっといっしょだよね?
やくそく、だよ!
し・ゅ・う・り・ょ・う・!
うちにもサンタさんこないかなぁ
通行禁止は以上です。おつかれさまでした。
最後まで読んでくれた人に一言
ばかぁ!(はーと)
ちょっとあまったので、DMできてた質問と、レスのやついくつか答えます
できるかぎり返してたんですが、ひとりひとり返信できなくてすいませぬ
Q.上条さんって記憶喪失だからインデックスの服やぶいたこと知らないよね?
A.うん、そうだったね……。でもまぁ色々おかしいとこありまくりなんで、そこは……。
Q.スリーサイズかもん
A.ばっかじゃないのっ!
Q.髪型かもん
A.短めです
Q.何度考えても上条さん植物人間の原因がわかんねーよ!!!! 教えてYO!!!!!
A.前スレで答えてた中に正解があったので、そちらを参考に
Q.アル中?(笑)
A.好きです。書くときはだいたい飲んでます。赤ワイン好きです。
Q.黒子のこと嫌いでしょ?
A.大好きです。大好きです。大好きです。
Q.黒子が可哀想です.........
A.ごめん...........でも大好きです.....................
Q.がたんっ!! 落ちたのなーんだ?
A.恋じゃねえの?っていわせてぇのかゴルァアアアア
Q.おい病院でしたのかよ!!!!!病院でしたのかよ!!!!!!
なああああああああ病院でよおおおおおおおおおおおおおおおおおお
教えろよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
A.お、落ち着いて……。
Q.熾天使モロメイドの参考画像とかねェのかよォ
A.http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB
Q.ぶっちゃけ付き合うなら誰よ?男女それぞれどぞ。
A. 男→つっちー 女→ういはる
Q.さくしゃーん日記はどうなった
A.そんなものはありませんし、あーしの日常はあんなドラマチックじゃないどす
なんか本編とは関係ないことが多かったけど………
ってわけでしーゆー!
// . . : : : : : : : : : : ヽ,ィ,. : : : : : : . \
/. . . : : : : : : : : : : : : : :.∨ァ : : : : : : . ヽ Y  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. // i . . i ミ: . ヽ. | . . :ハ | よーし今のうち・・・
i/ . . . . .ハ. :{ . .l|. ..i. . . . . . :| ヽ: : : :V!: : : .i: i. |
′ . : : : | : 、:∨ i! : | : :|: : ′ ト:.ヽ:.i| : : :|| |
i :,| . : .: : {. :ハ:∨|: 小.i :ハ: ;/≦ ミ:≧| : : : ∨ o O乂________________
|.:{|..:. ハ_.|_ ト { ヽ.}/ |: }:.iイム=ミ、 // ァヽ: : .ハ
|::|l:. :. . :i小≧ミ{.∧. }イ:}イ{ぅ:::..}リ う i } : : :. .
:{ ;.:.:i:..ハ{《N::心` ∨ }ノ Vとつ r ' /: :. : ::.∧
ハ! V:ト.:{ハ`.rぅツ / ノ / i// ′ ,__ .イ:.:.. :.. : ::{:. '.
|.ハ{ ヽ、.∨ i//、 ,小:.i:.:i:.:..:.|:...:.ト: ヽ
}:i∧ . ト、}:.:|:.:.|:l:.: 小 `\
|ハ:.:.\ '⌒ / ノ Vノ:.:.N:.ヽ:ト:ヽ
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{ i..:l!..:ハ:/:.:.ノi ミ}‐≦ / ` ー- .
ハ }:ノィ≦ Y`i/j 「oi⌒i ′ ,. <\
// ー、 }ノ }' ノo ノ 八 ノ / >≦ヽ
,′ } ァくノ' }i′ / / / i / // i|
●月●日(晴)4:11 (非公開) コメント:0
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うふふふふふふふ
酔った
よったああああああああああ
よったもんねーーーーーー!!!!!!
きゃっほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●月●日(晴)4:25 (非公開) コメント:0
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はぁはぁ。
体が熱いっ。
でも気持ちいいーーーーーー♪
お母さんが送ってきたのがお酒だったなんて!
何考えてるんだろ、うちの親……。
勉強がんばってるご褒美よん♪って。
……ついつい手をつけちゃったけど、
こうして一人で飲む分にはいいかも。
しっしっし。
●月●日(晴)4:43 (非公開) コメント:0
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うーん、更新しないって言った手前、
こういうのはやっぱり反則?
………誰も見てないしいっか!
今日はそういう気分なのっ!
えへへへへへへへへ。
そういえばあのときも、こんな感じでちょっとヘンになってたなぁ……。
お酒って欲求おさえられなくなるの?
………。
アイツが目を覚ましてしばらく経った頃。
リハビリであんまり会えなくて、なんてゆーか、
………えへへ
そしたらKが、
「そんなもん、夜中に潜入すれば余裕ですのよ」
って。
●月●日(晴)4:56 (非公開) コメント:0
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最初にきいたときは、
ええええでもアイツまだリハビリ中だし、
いくらなんでもって思ったんだけど、
「思春期の殿方は…………ねえ?」
って、Kが!
Kがいったの!うん、Kがいったから、よ。
ぜんぶKのせい!
それでそれで、たしかKに、
「お忍びで行くならぜひこれを」
とかいって妙な瓶を渡されて、
「お姉様が催したりしないように、ですの。
欲求を抑える効果がありますのよ」
明らかに怪しかったから、
とりあえずもらっておくだけで飲むつもりはなかった。
●月●日(晴)5:07 (非公開) コメント:0
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今考えるとけっこう悪いことしてたんだけど、
そのときはこう、テンションあがっちゃって。
それに、アイツと何をするってわけでもなくて、
夜中にちょっと会って、ちょーーーーーーっといちゃいちゃして、
それで帰るつもりだった。
潜入は意外と簡単で(こう見えてもそっち系は得意)、
けっこースムーズにアイツの部屋に入れた。
寝顔、すごーーーーーーーーーくかわいかった
………
ほっぺたぷにぷにした。
ぷにぷに。
ぷにぷに。
………えへ。
●月●日(晴)5:13 (非公開) コメント:0
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そしたらアイツ、目覚まして。
寝ぼけてるのかなんなのか、いきなり抱きついてきた!
それでね、耳元で、
「………今日はサンタじゃないのか……?」
って。
寝言?
●月●日(晴)5:24 (非公開) コメント:0
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ばっかじゃないの、って言ったはいいけど、
そしたら色々、思い出しちゃって……。
ほら、クリスマスのこととか…………。
………ふにゃ
ああそうだ、こういうときこそ落ち着かなきゃって思って、
Kからもらったヤツを飲み干したら、
なんか、むらむらしてきて………
KのヤツKのヤツKのヤツ!って頭では連呼してたんだけど、
なんてゆーか、体が言うこときかなくて、
ねえ、[ピーーー]したい? ってきいた。
せ、せせせせ[ピーーー]したい?って。
そしたらあいつ、無言で頷いた。
ような気がした。
●月●日(晴)5:34 (非公開) コメント:0
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うう
なんかヘンナキブンニナッテキタヨ……。
アイツは動けないから、私が色々してあげなきゃって思って……。
正直な話、アイツが入院している間、
KとSさんから色々教えてもらってた。
………[ピーーー]とか、[ピーーー]とか、[ピーーー]とか。
もぉそっからは思うがままにしてみた。
途中でアイツが本格的に目を覚まして、
「みっ、御坂!? これはどういう………」
とかなんとかいってたけど、そんなのしらない。
アンタが悪いのよって言い張った。
●月●日(晴)5:46 (非公開) コメント:0
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うふふふっふふ、すごおおおおく酔ってきたよおおおお
もう全部書いちゃおう!
どんなかんじだったっけなー
ええと、まずは[ピーーー]の[ピーーー]をこう、[ピーーー]する感じで、
けっこー[ピーーー]くなったから、
そのあと[ピーーー]してあげたら、[ピーーー]になってきて…。
で、今度は[ピーーー]に[ピーーー]を[ピーーー]してもらってー、
まあ[ピーーー]くらいは動くし、いいかなーって感じで[ピーーー]も。
えへへ、ああいうのってほんと[ピーーー]だよね。
だってアイツ、
私が[ピーーー]してる間、
ずっと「御坂、[ピーーー]が! [ピーーー]![ピーーー]!」って。
かわいいんだからぁもぉ。
ようやくいい感じに[ピーーー]たから、「もう[ピーーー]て?」って。
そしたらアイツ、御坂、お前もうこんなに[ピーーー]じゃないかって、
そんなこといわれたらもう[ピーーー]が[ピーーー]になっちゃうっての!
で、ようやく[ピーーー]たんだけど、ひさしぶりだからすっごく[ピーーー]で。
もぉ頭ん中が[ピーーー]なかんじ。んーどっちかっていうと[ピーーー]かも。
ってゆーか[ピーーー]?
いちおーそういうときって思ったことを言うのがいいって聞いてたから、
もお[ピーーー]! [ピーーー]! [ピーーー]ってぇ! って。
そしたら「俺も、もう[ピーーー]! 御坂ぁ[ピーーー]」だって。
もぉ、へんたいなんだから、えへへへへへ。
●月●日(晴)5:53 (非公開) コメント:0
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鼻血がでた。。。。。。。
●月●日(晴)6:00 (非公開) コメント:0
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その後、気づいたら一緒のベッドに入ってて。
「どうしたんだよ急に」って。
面倒くさいから、そういう気分だったのって言っておいた。
先にも後にも、私がああいうことしたのはその一回だけ。
秘密!告白!なんちゃって。
うわあ、見てみたらすごいことになってるけど、
誰も見ないよね?
そうだよね????
………馬鹿だなあ私、見られてるわけないのに。
ふんふん♪そろそろねよーっと。
●月●日(晴)17:03 (非公開) コメント:0
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お酒ってこわいです
私は悪くない
小生も悪くないでござる
完
>>692
オレ達(Uハルも)に
すっかり筒抜けだじェ
ってゆうか saga! saga!
してくれっー(/_;),
今回こそ作者の実体験が元ネタか
>>703-704
あ・い・て・が・い・な・い・ん・だ・よ
はいよ
区切りが悪くなりそうだからこっちはこれでおしまいっ
スレタイから離れるし
うふふふっふふ、すごおおおおく酔ってきたよおおおお
もう全部書いちゃおう!
どんなかんじだったっけなー
ええと、まずは[① ]の[② ]をこう、[③ ]する感じで、
けっこー[④ ]くなったから、
そのあと[⑤ ]してあげたら、[⑥ ]になってきて…。
で、今度は[⑦ ]に[⑧ ]を[⑨ ]してもらってー、
まあ[ピーーー]くらいは動くし、いいかなーって感じで[⑤ ]も。
えへへ、ああいうのってほんと[⑩ ]だよね。
だってアイツ、
私が[⑤ ]してる間、
ずっと「御坂、[⑪ ]が! [⑫ ]![⑫ ]!」って。
かわいいんだからぁもぉ。
ようやくいい感じに[ピーーー]たから、「もう[⑬ ]て?」って。
そしたらアイツ、御坂、お前もうこんなに[⑭ ]じゃないかって、
そんなこといわれたらもう[⑮ ]が[⑯ ]になっちゃうっての!
で、ようやく[⑬ ]たんだけど、ひさしぶりだからすっごく[⑭ ]で。
もぉ頭ん中が[⑮ ]なかんじ。んーどっちかっていうと[⑯ ]かも。
ってゆーか[⑰ ]?
いちおーそういうときって思ったことを言うのがいいって聞いてたから、
もお[⑱ ]! [⑲ ]! [⑳ ]ってぇ! って。
そしたら「俺も、もう[(21) ]! 御坂ぁ[(22) ]」だって。
もぉ、へんたいなんだから、えへへへへへ。
問.文中の[ ]内に入る語句を答えよ。
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