全員「」
やよい「え?」
P「あ、いや、赤ちゃんだろ!そりゃ、あれだよあれ」
律子「あ、あらーまだやよいには難しいっていうか、そのー」
小鳥「…」ゴクリ
伊織「そうよやよい!こういうことは順を追って学校で教えてくれるのよ!」
やよい「ふーん。でも、伊織ちゃんは赤ちゃんの作り方知ってるの?」
伊織「え?」
全員「……」ジーッ
伊織「どどどどうやって作るのかしらー、ねぇ、律子?」
律子「はー!?はー!?」
P「お、おい二人とも!」
ガチャ
春香「ただいま戻りましたー」
P「おお、春香達戻ってきたか、じゃあ明日の打ち合わせを…」
やよい「春香さん!今赤ちゃんの作り方を聞いてたんですけど、春香さん達は分かります?」
春香「えっ」
千早「……///」
真「あ、赤ちゃん!?///」
雪歩「……」
やよい「あ、あれ?皆さん、どうかしまし…」
雪歩「私わかんないですぅー!赤ちゃんの作り方わかんないですぅー!え?コウノトリさんが運んで来るんじゃないんですかぁー?」
全員「」イラッ
春香(くっ、まさか雪歩に先手を取られるとは)
やよい「私も昨日までそうだと思ってたんですが、それだと私はお母さんとお父さんの子供じゃないし、病院とかも必要ないかなーって」
伊織「意外に鋭い推測だわ」
P「そ、そんなことよりだな、とりあえず明日の打ち合わせを…」
やよい「そんなこと!?プロデューサー!少子化で困ってる日本の今を見て、そんなことなんですか!?」
P「」
やよい「テレビで少子化が問題になっているのに、私には何もできなくて。だから私が赤ちゃんを作って育てれば、少子化問題も解決に…」
P「わーー!分かった!分かったから、『私が赤ちゃんを作る』とかいうんじゃないやよい!」
小鳥「…」ジュルリ
律子「思ったより、やよいの意思は固いようね」
雪歩「ていうか、他の皆は、赤ちゃんの作り方をまず知っているのかなあ?ねえ春香ちゃん?」
春香「な、なあに雪歩?」
雪歩「春香ちゃんは、赤ちゃんの作り方、知ってる?」
のワの「えー、しらなーい」
雪歩「えー、そうなんだ残念」ニヤニヤ
雪歩「千早ちゃんは?」
千早「わ、私は知ってるけど…、そういうのは大人に聞いた方がいいと思うわ」
雪歩「ふむふむ。真ちゃんは?」
真「僕!?え、いやあ、その、千早と同意見かなあ」
やよい「そうなんですかあ…」
ガチャ
響「おはようございまーす!」
P「お、響と貴音と美希か」
真「赤ちゃんってどうやったら産まれるんですか?」
全員「」
真「え?」
ゆきぽ「あ、いや、赤ちゃんね!そう、あれだよねあれ!」←急にテンパる
美希「あふぅ、眠たいの」
貴音「皆揃って、何か話し合い中でしたか?」
やよい「そうなんです貴音さん!赤ちゃんの作り方を誰も私に教えてくれないんです!」
響「!?」
美希「!?」
貴音「面妖な!?」
律子(さて、この3人はどう出るか)
P(見ものだな…)
小鳥「…」ペロリ
やよい「ねえ美希さんは、分かりますか!?」
美希「み、ミキは眠いの~、あふぅ///」
やよい「あれ?美希さん?」
美希「あ、赤ちゃんの作り方なんて、ミキぜーんぜん知らないの!///」
美希「Zzz…///」
千早(ミキ、顔を赤らめて寝ているわ…)
P(案外ピュアなのか、美希は)
やよい「じゃあ、響さん!」
響「ええ!?自分!?」
やよい「…」ジーッ
響「い、いいかーやよい!赤ちゃんってのは、こうやってオスのハム蔵がだな」
ハム蔵「ジュッ!?」
響「チュウチュウ」
ハム蔵「」
響「えいえい!」
ハム蔵「ジュッジュッ!?」バシッ
響「こうやると赤ちゃんのハム蔵が産まれるんだぞ!////」
全員「」
小鳥(wwwwwww)
響「………///」
P「頑張ったぞ響」
やよい「ハム蔵の場合はわかりました、それで人間の場合はどうなるんですか?」
響「えっ」
やよい「ハム蔵と人間は違いますよ!」
響「でも…大体、同じ、かな」
やよい「そんなわけないですよ響さん!絶対違います!!」
響「ふ、ふぇぇ…」グスッ
全員(アカン)
貴音「やよい、人間も動物も植物も、赤ちゃんの生み方はみな似たようなもの。めしべとおしべのようなものです」
やよい「めしべとおしべ…?」
律子(これはいけるか…)
貴音「人間も女と男の間に、赤ちゃんが産まれるのですよ」
貴音「人間も女と男の間に、赤ちゃんが産まれるのですよ」
やよい「ど、どうやって?」
貴音「そう、男女が誓い合うと近くの竹が光、そこにその男女の子が降りるのです。それこそ自然の神秘!生命の根源!」
やよい「そ、そうなんですね。それで他に教えてくれる人はいないんですか!」
貴音「えっ」
全員「」
P(くそ!貴音は天然か!にしても、だれも答えられないのか!)
P(春香達は牽制し合ってるだけだし、律子はこういうときだけ乙女ぶりやがって)
ガチャ
あずさ「ただいま戻りました~」
亜美真美「おっつー!」
P「おお、亜美真美にあずささんか」
あずさ「あら~、皆さん揃って、何かしら~?」
やよい「あずささん!亜美ちゃん真美ちゃん!赤ちゃんの作り方、教えて下さい!」
あずさ「」
亜美「んっふっふー、やよいっちもついにこの時が来たようだね」
真美「ああ、ついに、だね」
P(こ、この二人はマズイ…)
亜美「あのね、やよいっち。結論からいうと、赤ちゃんっていうのはね…」
全員「…」ゴクリ
亜美「受精してできるんだよ!」
やよい「お、おおお…」
P(なんて緊張感だっ!)
伊織(こんなやよい、初めてだわ…)
真美「大人の男の人のせーしと、大人の女の人のらんしが出会うとできるんだよねー」
亜美「んっふっふー、伊達に医者の娘してないっしょー!」
やよい「すごい!いままでで一番具体的かも!」
律子(さすが亜美真美ね)
やよい「それで、どこからそのせーしとらんしが出て、どこで産まれるんですか?」
亜美真美「えっ」
亜美「どこだろ、頭?」
真美「人間の大事なやつって大体頭だから、そうかも」
P(もうちょいなのにいいいいい!)
やよい「でも、頭から赤ちゃん産まれてくるなら、お母さん死んじゃうし、妊婦さんは普通お腹が大きいよ?」
亜美「あ、そっかじゃあお腹だ」
真美「お腹で作ってるのか、なるほど」
全員「」ゴクリ
亜美「あ、じゃあさじゃあさ、あずさお姉ちゃん辺りなら、大人だしスタイルいいし、赤ちゃん作れるんじゃない?」
P(やめろ)
あずさ「あらあら~…」
真美「じゃああずさお姉ちゃん赤ちゃん作ってみてよ!」
全員「」
やよい「あ、でも相手がいないと出来ないって…」
亜美「そっか、じゃあ兄ちゃん!せーし出してよ、せーし」
P「はああああ!?はあああああー!?」
千早「ちょっと亜美!いくらプロデューサーでもそんなすぐに出せるわけないでしょう!」
亜美「え?そうなの兄ちゃん」
P「あ、ああ、ええっと、確かに早い…」
春香(千早ちゃんツッコミどころ激しく違う!!やめて!)
伊織「も、もうあんたたち!いい加減にしなさいよね!赤ちゃんをそんな簡単に作れるものだと思ってんの?」
真美「え?違うの?」
亜美「でも、あずさお姉ちゃんみたいに、エロい人は簡単に赤ちゃん作れるって聞いたよ」
あずさ「あ、あらー私は別に…///」
やよい「あ!それかあずささんがダメなら小鳥さんとか!」
小鳥「ピヨ!?」
亜美「あーやよいっち、残念だけどピヨちゃんは無理だよ」
真美「経験ないだろうし、まず羊水腐ってるから」
やよい「?」
全員(うおおおおおお!!)
小鳥「」ガタッ
亜美真美やよい「」ビクッ
小鳥「セックス」
全員「」
小鳥「赤ちゃんはね、セックスして作るのよ」
小鳥「プロデューサーさんのここから、赤ちゃんの種が出るのよ」
P「おいマジ触んな」
律子(小鳥さん足が震えてる…)
春香(処女なのに気張ってる小鳥さんの演技が涙ぐましい)
亜美真美やよい「おおおお!」
小鳥「このそれをこうしてああして、相手の男の人のお尻に、えいえい!!」
亜美真美やよい「おおおおおおおおお!!!」
全員「」
小鳥「ということよ、3人とも。詳しくはこの薄い本を読みなさい」
やよい「お、男の人が二人、全裸でイチャイチャしてるですー!」
亜美「すごいよピヨちゃん!これすごいよ!」
真美「真美達の知らない世界だね!」
P(とりあえず、終わった、のか?)
あずさ「プロデューサーさん、その、赤ちゃんは男の子か女の子か」
P「あ、もういいですそういうの」
一週間後
真美「ピヨちゃーんこっちの新刊まだー?」
やよい「この同人のアナル攻めは微妙でしたー」
亜美「えー、でもアナル攻めに時間かけても仕方ないっしょー」
小鳥「ちょっと3人とも、読みたいならちゃんととらのあな行きなさい!」
真美「えー、でも真美達未成年だから入れないよー」
小鳥「あ、そうか」
P「おい、鳥」
小鳥「ピヨ!?」
P「うちの可愛いアイドル3人お釈迦にして、どう責任とるの?え?」
小鳥「いや…その、勝手にハマったというか、腐ったというか…」
伊織「や、やよい、もうその本はやめなさ…」
やよい「うっうー!今度はハム蔵と響ちゃんの薄い本ですー!えい、えいwww」
伊織「……」
響「」
小鳥「ふぅ…。ま、一件落着ピヨ」
おわれ
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