和「あわいピンクの花が咲く」(67)
ID:gbE/NubQ0の代行
>>1
代行ありがとうございます!
淡「あわいピンクの花が咲く」
和「あわいピンクの…」淡「…花が咲く!」
の続きのような感じ
咲『ん…』パチッ
和『おはようございます、咲さん』ニコッ
咲『おはよう、和ちゃん。…どうしたの?そんなに顔近づけて』
和『咲さん。貴方は私のことをどう思っていますか?』
咲『どうしたの?急にそんな…』
和『実は、さっきある人に言われてしまったんです。ただ想っているだけではストーカーと一緒だって…』
咲『?』
和『咲さん。私は貴方のことが好きです』
咲『………』
和『突然なのはわかっています。でも…』
咲『ごめんね。和ちゃん』
和『えっ……』
咲『もう、それを受け入れるには遅いんだ』
和『そんな…』
咲『じゃ、和ちゃん。また後で…』クルッ
和『咲さん…咲さぁん…!』ポロポロ
―――
――
―
和「う……」パチッ
淡「………」スー
和「またあの日の夢…」チラッ
淡「…んぅ……」ゴロン
和(今は少し、甘えたい気分です)ギュッ
淡「ふぎゅ」
和(もう一回…おやすみなさい……)
淡(んっ!?苦し…)パチッ
ドォンッ
淡(何で?起きたのに目の前真っ暗で息苦しい…って、これノドカのおっぱいだ!)
和「………」スゥ…
淡(た~すけて~)ペチペチ
和「ん…?おはようございます、淡さん」パチッ
淡「ぷはぁっ!」
淡(死ぬかと思った)ハァハァ
和「もう、腕を解けば抜けられるじゃないですか」ジュー
淡「無理だって…和小さいのに無駄に力強いから」
和「あんまりいつまでも言ってると、朝食のイチゴ・オレ減らしちゃいますよ」
淡「あぁん!それはダメ!」
~
和「それで…休みも残り少ないですが、今日はどうしますか?」
淡「今日は…」
prrrr
和「もう、腕を解けば抜けられるじゃないですか」ジュー
淡「無理だって…ノドカ小さいのに無駄に力強いから」
和「あんまりいつまでも言ってると、朝食のイチゴ・オレ減らしちゃいますよ」
淡「あぁん!それはダメ!」
~
和「それで…休みも残り少ないですが、今日はどうしますか?」
淡「今日は…」
prrrr
和「電話ですね」
淡「私出るよー」
ピッ
淡「もしもしー?」
和(私の家なんですが…)
淡「あっ、テルー!どしたの?」
和「!?」
淡「うん…うん、大丈夫だよ!…はーい、それじゃ後でねー」
ピッ
和「…照さんですか?」
淡「うん。今からテルと菫先輩がプール行くから一緒に来ないかって」
和「何故私の家の電話に…というか、ここ長野ですよ?」
淡「テルは妹の家に泊まりに来てて、菫先輩は付き添いだって」
和「そうなんですか。楽しんで来てくださいね」ニコッ
淡「何言ってるの?ノドカも一緒に行くんだよ」
和「え―――」
支援
~プール~
和「意外と近場でしたね」
淡「あっ、テル達発見!」
菫「おーい!こっちだぞー」ブンブン
淡「おはようございまーす、菫先輩!そして…」タッタッタッ
淡「おはよう、テルー!」ギュッ
和「!?」
照「淡…、動きづらい…」
淡「えー?別にいいでしょ」
和「………」イライラ
菫「ほら、照も困ってるだろ。それくらいにして中に入るぞ」
淡「はーい!」
受付「ワハハー、いらっしゃい」
支援
菫「さて、みんな着替えたな?」
和「はい。お待たせしました」オモチーン
照「………」チラッ
照「………」ショボーン
淡「ふふーん。やっぱりテルも気になる?」
照「まあ、ちょっとは…」
淡「じゃあ、テルのは私がおっきくしてあげるよ!」ガバァッ
照「ちょっ…淡…」
和「淡さん!!」
淡「!」ビビクン
和「…すみません、ちょっと淡さんを借りますね」グイッ
淡「えっ、何?どしたの?」
~
淡「ねぇノドカ…聞いてる?なんか怖いよ…」
和「怖いのは私のほうです!」バッ
淡「えっ…?」
和「なんであんなにスキンシップしますか!フラれたんじゃなかったんですか!?」
和「私の水着にも何も言ってくれませんでしたし…」
和「もっと私を見てください!!」
和「………」ハァハァ
淡「…私はね、正面から告白してフラれたわけじゃないんだ」
和「えっ?」
淡「見ちゃったんだ。テルと菫先輩がシようとしてるのを」
和「そんな…!」
淡「アハハ…だからさ、私は何もなかったように過ごすのが1番だと思って、今まで通りにしてたんだ」
和(私、淡さんの事情も考えずに…)
和「ごめんなさい。そうとは知らずに…」
淡「…でも!」
和「!」ドキッ
淡「ノドカをそんな気持ちにさせちゃうなら、もうやめる」
和「そんな、私の我が儘で…」
淡「ううん。考えてみたら今まで通りに振る舞ってるのがおかしかったから」
淡「今まで通りになんて出来るはずない。だって今の私には…」ギュッ
和「ん……」
淡「こんなに素敵な彼女がいるんだもの」ナデナデ
和「………」
淡「…水着似合ってるよ、ノドカ」
和「もう!遅すぎです…」ギュウッ
~~~
菫「それじゃ淡、原村さん。気をつけて帰るんだぞ」
照「道に迷わないようにね」
和「はい。お二人も気をつけてください」
淡「もー、テルじゃないんだから大丈夫だって」
菫「うむ、それじゃあな」
淡「はーい。また学校でー」
淡「さて…夕飯もみんなで食べたことだし、この後どっか行く?」
和「そうですね。ちょっと興味のあるところが…」
~~~
~ホテルiPS~
淡「わー!凄い眺め」
和「まあ802号室…8階ですからね。下の階は全部埋まってるらしいです」
淡「へー…。あっ、シャワーどっちから使う?」
和「淡さんが先でいいですよ」
和「淡さん、お待たせしま…」
淡「………」スー
和(寝てる…)
和「まったく…」ボフンッ
和(もちろん淡さんには言ったことはありませんが、最初に私が淡さんと付き合った理由は単に慰め合える相手が欲しかったからでした)
和(でも…今は違います)ナデナデ
淡「………」ビクッ
和(心から淡さんを愛しています。一緒にいた時間の長さなんて関係ないとハッキリわかるくらい、深く…)
淡「…えいっ!」ガバァッ
和「わっ…」ドサッ
和「ずっと寝たふりしてたんですか…」ジト…
淡「だって普通に待っててもいつも通りヤラレちゃうだけだし…」ペロッ
和「んっ…!」ビクッ
淡「せっかくいつもと違う雰囲気の場所なんだし、今日は私に攻めさせてよね!」チュパチュパ
和「そんなに…胸ばっかり…」
淡「んぅ?」ハムッ
和「はあぁんっ!?」ビクンッ
淡「いつもと違うシャンプーの匂い…興奮する」ハムハム
和「淡さんだって…同じ匂いですよっ…」ビクッ
淡「じゃあノドカも脚開いて…」
和「はい…」
淡「んっ…」クチュ…
和「あっ…!」ビクッ
和(ずっと胸を責められていたせいで…敏感にっ…)
淡「ノドカ…いつもより余裕ないでしょ?」クスッ
和「そんなこと…」
淡「ほー…らっ!」クチュンッ
和「ふあぁっ!?」ビクンッ
和「私…もうっ…ダメです…!」ピクンッ
淡「待って…私がイクまで…」
和「やっ…あっ…あああぁぁぁっ!?」ビクッビクンッ
淡「あっ…」ヌチャッ
淡「イッちゃったね…」
和「まだですよ…淡さん…」スッ
淡「?」
和「夜はまだ…始まったばかりです…」ミミウチ
淡「…へぇ」ニヤリ
淡「………」スー
和(結局、淡さんが先に疲れて寝てしまいましたね…)プニッ
淡「ん……」モゾモゾ
和「ふふっ」
和(今度は顔を避けて抱き着かないと怒られてしまいますね)ギュッ
淡「んぅ…ノドカぁ…」ムニャ
和「はい。私はここにいますよ」
和(明日も、明後日も、ずっと貴方と一緒にいたいです…)
和(本当は今日だってずっと見つめていたいですけど…)
カチッ
和「でも今日はもう…おやすみなさい」
―続く―
~ホテルiPS~
衣「んっ…ふぅっ…!咲ぃ…もう…限界だっ…!」ビクッ
咲「まだだよ。あと10分は我慢して」ジュプッジュプッ
衣「無理だ…っ!指…止め…ひぁっ!?」ビクンッ
咲「大丈夫、衣ちゃんなら出来るって!」ジュプジュプジュプンッ
衣「ダメだっ…イッ…!ふあぁぁぁっ!?」ビクンッビクンッ
咲「んっ…!?…もう、シーツびしょ濡れだよ?」ペロッ
衣「咲…さっきのはちょっと痛かったぞ…」
咲「ゴメン…」フイッ
衣「…昨日、ノノカと何かあったのか?」
咲「!」ドキッ
衣「咲…?」
咲「ゴメン、衣ちゃん。ちょっと飲み物買ってくるね」スッ
衣「あ…」
ガチャ
パタン
咲「はぁ…やっぱり気づかれちゃうか…」ボソッ
咲(昨日のことのせいで、ちょっと考えちゃってたんだ…もしも、衣ちゃんよりも先に和ちゃんに告白されてたら…)
ピッ
ガコンッ
咲「私、どうなってたんだろうなぁ…って…」
~
咲(801号室…よかった、迷わず戻って来られて)
ガチャ
衣「咲っ!」ギュッ
咲「わっ!?…どうしたの?」
衣「ゴメン…!咲が本当はノノカが好きなのはわかってた!」
衣「でも…ノノカが東京に行くって聞いた時、寂しそうな顔をした咲を見たら…」
衣「言わずには…いられなかったんだ…」ポロポロ
咲「ちょっ、ちょっと待って!ほら、イチゴ・オレ買ってきたから落ち着いて。ね?」アタフタ
咲「そっか…それで私が怒ってるのが自分のせいだと思って…」
衣「………」コクン
咲「違うよ。衣ちゃん」
衣「…本当か?」
咲「うん。私は自分に怒ってたの…」
咲(自分で終わらせた恋に、未練がましくしがみつこうとしてた昨日の自分に…)
咲「今度、和ちゃんに謝らなくちゃなぁ…」アハハ…
衣「?」
咲「それに、衣ちゃんと付き合ったことを後悔なんてしないよ」
衣「咲…」
咲「だって衣ちゃんとなら…私、きっと幸せになれるから」ニコッ
衣「!」
―
衣『衣はノノカみたいに遠くに行ったりしない!世界で1番咲を幸せにする!』
衣『だから…今すぐ衣と付き合え!』
―
衣「…お、覚えていたのか」カァッ
咲「もちろん。情熱的な告白、そして…私がOKの返事をする最後の告白だから」
衣「咲…!」パアァ
咲「私はもう迷わない。もし私が迷いそうになっても、私を幸せにしてくれるって誓ってくれたたった1人の女の子が、きっと手を引いて導いてくれるから」ニコッ
衣「うむ、もちろんだ!」
~2年後~
prrrr
ガチャ
和「はい」
咲『もしもし、宮永です』
和「咲さん!元気でしたか?」
咲『うん。和ちゃんこそ、大星さんとの同棲生活は上手くいってる?』
和「はい!…相変わらず、朝起こすのはちょっと大変ですけどね」クスッ
咲『アハハ、変わりないようでよかったよ』
和「今日はどうしたんですか、突然?」
咲『うん。実はね…私も卒業したら衣ちゃんと2人暮らしすることになったんだ!』
和「わぁ、おめでとうございます!…よかったです。お二人が幸せそうで」
咲『うん。私、今とっても幸せだよ!』
咲『ねぇ、和ちゃん』
和「なんですか?」
咲『和ちゃんは今幸せ?』
和「そうですね…」
和(私と淡さん…出会いはこれ以上にないくらいに最悪でしたね)
和(でも、きっとそんな中だったからこそ私達の恋の花はこんなに綺麗に咲いたんだと思います…)
あわいピンクの花が―――
和「…私は今、幸せです!」ニコッ
咲『ふふっ、それを聞けてよかったよ』
和「あっ、そろそろ淡さんを出迎える時間なので…」
咲『うん。お出迎えなんて、なんだか新婚さんみたいだね』
和「私、お嫁さんになるのが夢だったので…」テレッ
咲『そうだったね。…それじゃ、また今度』
和「はい。では…」
ピッ
和「さて…」パタパタ
和(愛する人の帰りを玄関で出迎える。私の昔からの夢でした)
和(そして、これから先私がずっと出迎える大切な人。それは…)
ガチャ
淡「ただいま、ノドカ!」
和「お帰りなさい、淡さん」
―完―
支援レスありがとうございました!
マイナーとはいえこれから淡和書く人が増えることを願う
まあ乗せられて続けちゃったけど、コレは一応これで完結ってことで…
では、またどこかのスレで
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