鈴乃「ルシフェルが…バイトだと!?」(106)
漆原「僕だって必要があれば動くさ」
鈴乃「不思議にカッコよく見えるな。本当に不思議だが」
真奥「ああこいつ、今度発売予定のxbakTWOと、WiizとPo4と4DSとかいうゲームが欲しいんだとさ」
鈴乃「はあ?」
真奥「一晩中、駄々をこねていたんだが、芦屋が絶対に買ってくれないとわかったから…」
漆原「僕だって必要があれば動くさ」
鈴乃「急にカッコ悪く見えてきたな」
…………………………………………………
漆原「いらっしゃいませー」
恵美「ぷっ」
鈴乃「おい、エミリア笑ってやるな」
恵美「だって、あのルシフェルがコンビニでバイトなんて…あははははは」
恵美「しかもあのやる気のない声」
恵美「あははははは」
漆原「…」
恵美「ああ、ごめんなさい。はい、カレー。温めお願いね」
漆原「はい。380円になります」
ピッ
漆原「30秒ほどかかりますので、少々お待ちを」
恵美「あっ、やっぱり温めなくていいわ」
漆原「え?」
鈴乃「な!?」
漆原「ですが、温めてるんですが…」
恵美「だから、温めなくていいわ」
漆原「わかりました。新しい商品をお持ちしますので、少々お待ち下さい」
鈴乃「おい、エミリア!食べ物に対する冒涜は私が許さんぞ!」
恵美「怒らせちゃってごめんなさい。今のはさすがに冗談よ」
鈴乃「はあ!?」
漆原「こちらで間違いなかったでしょうか?」
恵美「あっ、持ってきてもらって悪いんだけど。温めたカレーが勿体ないから温めたのを貰うわね」
漆原「…はい」
恵美「ああ!?何か文句でもあるわけ!?」
漆原「………………………」
恵美「何よその顔は!店長さんを呼びましょうか!?」
漆原「ふざけるなよ」
恵美「って、ちょっと羽が出てるわよ!何をやってるの!?」
漆原「普段は空気が読める僕だって怒るんだぞ!!!!」
鈴乃「ルシフェルやってしまえ。さすがにエミリアが悪い」
恵美「ちょ、ちょっとベルまで!?」
漆原「エミリアにコテンパンに負けたうえに、バイトクビになっちゃった」
…………………………………………………
漆原「いらっしゃいませー…って、またエミリアか」
恵美「この前は悪かったって言ってるでしょ。ほらお詫びにバイトも一緒に探してあげたし」
漆原「そうだね。君が邪魔しなければバイトをわざわざ探し直す必要もなかったのにね」
鈴乃「エミリアも反省しているから許してやれ」
漆原「はいはい」
恵美「ぐ、ぐぐぐぐ」
鈴乃「それにしても、中々頑張っているようではないか」
漆原「高級ステーキ店で時給もいいからね。今度はクビにならないよ」
鈴乃「近所の仲だ。何か高いものを注文してやろう」
漆原「ありがとう。ベル」
恵美「私も注文してあげない事もないわ」
漆原「死ね。エミリア」
恵美「ああー。もう…悪かったって言ってるでしょう!」
チャリンチャリン
漆原「あっ、他のお客様だ。では、ご注文が決まりましたら、そちらのベルを鳴らして下さい」
恵美「はいはい。ベルをね」
鈴乃「こっちを見るな」
漆原「いらっしゃいませー…って、げっ」
真奥「よう。来てやったぞー」
芦屋「ふむ。中々さまになっているな」
漆原「今日はどうしたの?」
真奥「いや、お前が頑張ってる所を見てみたくてな」
芦屋「ありがたく思えよ。魔王様が貴様の為に無理な出費をしているのだからな」
漆原「では、席はこちらで……メニューはこちらになります」
真奥「へぇ~。ステーキって言っても色々あるんだな………………………は?」
芦屋「…………………………………」
漆原「やっぱり、知らなかったんだ」
真奥「な、なななななななにを言ってるんだ?もちろん知っていたぞ」
芦屋「あ、あたりまえだ。魔王様は全知全能だから、知らない事はない」
漆原「二人共、真っ青なうえに、声が震えてるよ?」
真奥「今日はあまりお腹が減ってないから、この一番安い、テンダーローインステーキの10,000円のやつで」
芦屋「わ、私は水で」
真奥「…芦屋も同じのを」
芦屋「魔王様!?」
真奥「大丈夫だ。このくらいは…」
芦屋「しかし!」
真奥「俺の顔に泥を塗るつもりか?」
芦屋「魔王様…」
漆原「確かに、お店に来て何も注文しないのは恥ずかしいよね~」
真奥「それにお前は普段頑張っている…今日のは褒美と思って受け取れ」
芦屋「魔王様…私ごときに勿体なきお言葉を感謝します」
真奥「それにお前と俺は一心同体。死ぬ時は一緒だ」
ダキッ
芦屋「魔王様ーーーー!!!一生ついてきます!!!」
真奥「芦屋ーーーー」
漆原「うわぁー、なにこれー」
漆原「結局、二人のお代は僕が払ってあげた」
漆原「まぁ最初のバイト代は、二人に何か買ってあげようと思っていたから、いいんだけど」
漆原「…」
漆原「でも、短期のバイトだったせいでステーキ代だけでお金がなくなっちゃった」
…………………………………………………
漆原「うわぁ、これってワンクリック詐欺じゃん」
漆原「エロいサイトを作って、DLボタンを押したら、100,000円の請求が行くとか…」
漆原「ユーザーを騙せば騙す程、僕の給料がアップかー」
漆原「まぁ、僕は悪魔だからまったく気にしないけどね~」
…………
漆原「ふぅ~。お昼の休憩~」
漆原「そういえば、ベルがお弁当を作ってくれたんだった…」
漆原「…」
☆回想中~~~~~~~~~~~~~~~~~
漆原「お弁当?」
鈴乃「ああ、今度は企業に勤めるんだろ?」
漆原「うん、パソコンを使う仕事だから僕にちょうど良くてね~」
鈴乃「私達は様子を見に行ってやれん。だから…」
漆原「いやいやいや。何でベルが僕の保護者面なのさ?」
鈴乃「うるさい!…コホン。話を戻すが…」
鈴乃「その…だから、まっとうに働くんだぞ」
漆原「はいはい」
鈴乃「貴様ならできる。頑張れ」
漆原「はいはい」
☆回想終了~~~~~~~~~~~~~~~~
漆原「…」モグモグ
漆原「お弁当にメッセージカードが付いてる…『お仕事頑張ってください』か」
漆原「ベルめ…僕の方が長生きしているのに、子供と何か勘違いしてるような」
漆原「…」
漆原「お弁当おいしい」
鈴乃「バイトどうだった?」
漆原「うん、クビになっちゃった」
鈴乃「そうか」
漆原「って、何でベルが悲しそうな顔をするの!?」
鈴乃「まぁ、最初は誰でもそんなものだ。次を頑張ればいい」
漆原「うん、そうするよ」
漆原(警察が来ちゃって、雇用がうやむやになったんだよね)
漆原(…条件は良かったのに、通報するなんて勿体ない事しちゃったかな)
漆原(…)
漆原(まぁ、ベルのお弁当美味しかったし…次、頑張ろう)
…………………………………………………
漆原「肉体労働系は30分で無理」
漆原「条件がいい交通量調査のバイトは暑くてダウンしちゃって、ベルが変わりにやってくれた」
漆原「せめて屋内なら、一日働けるぐらいの体力が付いたんだけどなー」
漆原「ここは考えを改めて、真奥のクレジット分割払いで…」
漆原「月1000円請求にすればバレないかも」
漆原「…」
鈴乃『まぁ、最初は誰でもそんなものだ。次を頑張ればいい』
漆原「はぁ~…」
漆原「やっぱり、僕には座ってるだけで給料が貰えるような仕事がいいな…」
…………………………………………………
漆原「プールの監視員は楽でいいねー」
漆原「…暑いけど」
千穂「漆原さーん」
漆原「佐々木千穂じゃん」
千穂「こんにちは。漆原さん」
漆原「機嫌いいみたいだね。どうかしたの?」
千穂「これも全部漆原さんのおかげなんです!」
漆原「…話が見えないんだけど?」
千穂「真奥さんが漆原さんの様子を見に行こうって、プールに誘ってくれたんです!」
漆原「へぇ~。よかったじゃん」
千穂「はい、今度から役に立つ所にバイト行ってくださいね♪」
漆原「えー。そんな返し方はないよね?」
千穂「えへへ。冗談です。では、バイト頑張ってください」
漆原「はいはい」
漆原(佐々木千穂って予想以上にスタイルいいね)
漆原(監視員ってナンパ目的の人多いから、変な男に捕まらないならいいけど)
漆原(まぁ、真奥がいるなら安心かな)
恵美「うんうん。ちゃんと頑張ってるわね」
鈴乃「半蔵殿は意外と真面目だからな」
漆原「あっ、ちっちゃいのが二人来た」
恵美「死ねーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
漆原「ちょっちょっと違う!」
恵美「避けるなーーーー!!!」
漆原「違うって…ほ、ほらベルも何とか言ってやってよ」
鈴乃「ちょこまか逃げおって…だが、これで最後だ」
漆原「なっ!?」
漆原「うぅ…あれ?」
鈴乃「目が覚めたか?」
漆原「…そういえば、フルボッコされて…いたた」
鈴乃「いや、そのなんだ。あれは貴様が悪いぞ」
漆原「うん。ごめん」
鈴乃「ああ…」
漆原「…」
鈴乃「…」
漆原「でさー、何で僕は膝枕してもらってるんだろう?」
鈴乃「鼻血が出ていたから仕方なくだ」
漆原「そっかー、ありがとう。もう大丈夫」
鈴乃「ああ、大丈夫なら大丈夫だな…」
漆原「じゃあ、バイトに戻るね」
鈴乃「ああ、頑張れ」
漆原(ベル…さっきから様子が微妙におかしいな)
鈴乃「…」
漆原(今も下を向いて、何かモジモジしてるし…)
鈴乃「…」
漆原「…」
漆原「ああー、水着いいと思うよ」
漆原「その胸元についているリボンとか可愛いと思う」
鈴乃「な、なっ!」
漆原「でも、僕の意見を言わせてもらうと、黒のビキニより白のフリル付きのビキニも似合うと思うよ」
漆原「あっ、ピンクとかもベルに似合うかも…難しいね」
鈴乃「別に貴様の意見など、これっっっっぽっちも聞いていない!」
漆原「そっか、違ったか。ごめん」
鈴乃「しかし、貴様がそういうなら次に買う機会があったなら考慮してやる!」
漆原「う、うん」
鈴乃「じゃあ、仕事頑張るんだぞ」
漆原「行っちゃった…」
漆原「何だよ。顔真っ赤にしちゃって、可愛い所あるじゃんか」
漆原(その後、ベルが唐揚げと焼きそばの差し入れを持ってきてくれた)
漆原(ああそれとバイトはクビになった)
漆原(エミリアに殴られたのも見られて、お客様に手を出したと勘違いされ)
漆原(ベルと一緒に食べてたら、バイト中にイチャイチャしていたと勘違いされて…)
漆原「はぁー。もうバイト止めようかな」
…………………………………………………
鈴乃「ルシフェルはどこでバイトしているのだ?」
芦屋「…それは秘密だ」
鈴乃「しかし、夜遅くにバイトなど…」
芦屋「心配するな。貴様は保護者じゃない、私が保護者だ。安心しろ」
真奥「いや、保護者は俺なんだけどな」
芦屋「こ、これは売り言葉に買い言葉でして…」
真奥「まぁ、それはいいや。鈴乃。ほらここで漆原は働いているぞ」
鈴乃「名刺?ほすと?」
芦屋「魔王様!?」
真奥「今回のバイトの件はお前や恵美にも心配かけているみたいだから、他人事じゃねーだろ」
鈴乃「街中だな…」
真奥「あと、安心しろ。漆原は人を襲ったりはしねーよ」
鈴乃「なっ!?」
真奥「お前と恵美が漆原を監視しているのは知っている」
芦屋「なるほど…魔王様や私と違って、漆原は人を襲った過去がありますしね」
真奥「ああ、その通りだ。だが俺が言うのもあれだが、安心しろ。漆原はもう何もしねーから」
鈴乃「…」
真奥「それでも心配なら言ってこい」
鈴乃「ふんっ。私は悪魔を信用してないからな。行ってくる」
真奥「行っちまったな」
芦屋「なぜ、あのような事を?」
真奥「監視というのは建前で、恵美は野次馬根性がなんだろうけど…鈴乃は本気で心配しているようだったしな」
芦屋「元々ベルは面倒見がいいというより、面倒を見るのが好きのようですしね」
真奥「エンテ・イスラじゃ、まともな人間の生活なんてやってなかっただろうから」
真奥「こっちでくらい好きにやらせてやりたくてな」
芦屋「しかし、それは…」
真奥「これもお隣さんの付き合いだ。少しくらい甘くしてやれ」
芦屋「そうですね。ベルには色々お世話になっていますし…」
芦屋「わかりました。漆原の世話役でいいならいくらでも差し出しましょう」
真奥「ああ、そうしてやれ」
鈴乃「なんだここは…」
漆原「はーい。ご指名ありがとう。小悪魔な堕天使ルシフェルです…って、ベル!?」
鈴乃「…なんだ、その小悪魔な堕天使って…」
漆原「なんで、ベルがいるのさ!?」
鈴乃「貴様の主に聞いてやってきたんだ」
漆原「真奥の事!?あれだけ黙っておけって言ったのに!」
鈴乃「質問に答えろ。ここは何なんだ?」
漆原「え、えーとね。かくかくじかじかで」
鈴乃「おい、帰るぞ」
漆原「嫌だね。ここは座ってジュースを飲むだけでお金が貰えるんだ」
漆原「それに貢いでくれる人が出来たら、もっと楽にお金が貰えるんだよ」
鈴乃「貴様!戸籍上は未成年だろうが!こんな所で働くな!」
漆原「だから、名刺にちゃんと○校生。って書いてるじゃん。だからお酒は飲んでないよ?」
鈴乃「そういう問題ではない!」
漆原「じゃあベルだって、戸籍は18歳じゃん!ここは未成年禁止だよ!」
鈴乃「そういう問題ではない!」
漆原「じゃあ、どういう問題なのさ?」
鈴乃「貴様が…貴様が!」
鈴乃「お金を貰う為に、違う女とヘラヘラしているのが気に入らんのだ!」
漆原「…え」
鈴乃「ち、違う!今のは本心じゃなくて!」
漆原「エミリア!?」
鈴乃「え、エミリアだと?」
恵美「…え」
恵美「ち、違うのよ!仕事場の上司に誘われて仕方なく!」
漆原「…へぇ~」ニヤニヤ
恵美「仕方ないでしょう!私だって立場とかいろいろあるんだから!」
漆原「うんうん。僕もバイトに出て、それがよくわかるようになったから。わかるわかる」
恵美「じゃあ、ニヤニヤするなーーーーーー!!!」
鈴乃「エミリア!こんな所で聖剣を出すな!」
漆原「大丈夫。ちゃんと真奥にも事情を説明しておくから」
漆原「あの勇者がニコニコしながら、カッコいい男の子のご機嫌を取ってたって」
恵美「ぐ、ぐぐぐぐぐーーーーーーーーー!!!!!!」
鈴乃「エミリア!止めろ!この階が吹き飛ぶ!」
漆原「…」
鈴乃「…」
恵美「…ごめんなさい」
鈴乃「これで全員の記憶は消し終わったな」
漆原「フロアの修理も終わったよ」
漆原「はぁ~。僕は真奥と違って作るのは苦手だから、時間かかったよ」
恵美「で、でも、ほら。ちゃんと力を抑えていたから、最小限に済んだでしょ?」
鈴乃「貴様がそれを言うか!?」
恵美「ご、ごめんなさい」
漆原「あっ、ついでに…」
鈴乃「何をしている?」
漆原「店長と他のメンバーの僕に対する記憶を弄っておいたの」
漆原「僕は今日で退職したことにしたんだ」
鈴乃「いいのか?」
漆原「ベルにあんな顔をされて説得されたら、バイトを続けることなんて出来ないよ」
鈴乃「なっ!」
恵美「私の上司の記憶も弄ってきたわ。私は酔っ払って先に帰ったことに…」
恵美「って、ベル?顔真っ赤にしてまだ怒ってるの?」
恵美「ごめんなさい。今日の埋め合わせは絶対にするから」
鈴乃「う、うるさい!そんな事ではない!」
恵美「?」
漆原「じゃあ、帰るよ。僕の都に」
…………………………………………………
鈴乃「バイトはもうしないのか?」
漆原「うん。もう無理。体痛い。頭も痛い」
鈴乃「はぁ~。ほらこれ」
スッ
漆原「なにこれ?」
鈴乃「何だかんだ言って、私とエミリアが邪魔ばかりしたからな。これはそのお詫びだ」
漆原「なに?もしかしてベルが僕に貢いでくれるの?」
鈴乃「お詫びだ!さっさと受け取れ!」
漆原「ありがとう。なんだろうなー?」
鈴乃「貴様が欲しかったものだ」
漆原「もしかして、ゲーム!?」
鈴乃「ま、まぁ、そうかもな」
漆原「って、これファミコン!?」
鈴乃「違うのか?」
漆原「しかもご丁寧にAV出力できるように改造までしてある!」
鈴乃「か、かいぞう?」
漆原「こんな年代物をどうやって見つけてきたんだよ!」
鈴乃「す、すまん。間違ったようだな」シュン
漆原「…」
鈴乃「…」
漆原「ああー、はい。2Pコントローラー持って」
鈴乃「?」
漆原「ゲームって二人でやった方が面白いんだよ。だから一緒にやろう」
鈴乃「でも、これは違うんだろ?」
漆原「面白ければ全部一緒だよ…ほら、ベルがまとめて買ってくれたソフトの『一揆』をしよう」
…………………………………………………
漆原「ベル!そっちの忍者をどうにかして。僕はこっちの忍者を相手するから」
鈴乃「ああ、任せろ!」
漆原「違うよ!それは僕。僕だから!」
鈴乃「お?ああ、間違った」
漆原「ああー、ゲームオーバーになっちゃった」
鈴乃「思ったんだが、敵は無理に倒さず、逃げるのも一つの手じゃないのか?」
漆原「…そうかも。さすがベル!よしもう一回だ!」
鈴乃「ああ、今度はクリアするぞ!」
恵美「なんなのこれ…」
芦屋「はぁ…また電気代が上がる」
真奥「まぁ、漆原も頑張ったし、それくらい俺が稼いでくるよ」
芦屋「さすが魔王様!頼りになります!」
真奥「ふっ」
恵美「ぷっ。私より給料低いくせに」
真奥「んだと!恵美覚えていろ!俺が社員になった暁には!」
恵美「社員になっても魔王ごときが勇者の私には敵わないわ!」
真奥「ぐ、ぐぬぬぬぬ」バチバチバチ
恵美「何よ!やる気!?」バチバチバチ
芦屋(二人とも、もう少し素直に…いや、なってもらっても困るが…)
芦屋「…」
芦屋「ふっ…」
芦屋(私もおかしくなったものだな)
芦屋「こんな平穏な日が続けばいいと思ってしまうとは」
漆原「やったークリアだ!クリアしたよベル!」
鈴乃「ルシフェル!次だ!この勢いで次の面もクリアするぞ!」
終わり
これにて終わりになります。
支援&読んでくれてありがとうございました!
また、機会があればよろしくお願いします!
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