京介「最近どう?」勇太「ぼちぼち」八幡「へー」 (116)

八幡「お前はいいよな。リア充してて」

勇太「そうか?中二病の相手なかなか疲れるぜ」

京介「はっ。うちの妹と比べたらまだマシのほうだよ」

八幡「マジで?」

京介「兄貴にエロゲやろうとか言い出すんだぜ。マジで狂ってるって」

勇太「やっぱお前のところの女子が一番最高だな」

八幡「いやそうでもないぞ。感情表に出さない奴ばっかだようちは」

京介「なんだっけ。あいつ、あの大人しい子」

八幡「雪ノ下?」

京介「そうそう雪ノ下。ああいう子いいと思うぞ」

八幡「あいつこそ何考えてるかわからないからめんどくせえよ。声同じあやせちゃんとかいいじゃん」

京介「いやー!あやせはないわー。ヤンデレなんだぜ?」

勇太「おたくら二人と比べるとうちはまだいいほうかな。ヤンデレとかいないし」

八幡「まあ中二病は他人に危害加えないしな」

小鷹「おーっす」

京介「よお」

勇太「元気か?」

小鷹「え?なんだって?」

八幡「出たwww」

京介「お前相変わらずそればっかだなw」

小鷹「悪い悪い。最近こればっか使っててさ」

勇太「お前は最近どうなんだよ」

小鷹「え?まあぼちぼちやってるよ。絡みづらい奴多くて大変だけどな」

勇太「いいよな。巨乳の子いてさ」

八幡「星奈ちゃんだっけ?」

小鷹「あいつは容姿は完璧でも中身はアレだからな」

八幡「あー。うちのもそんな奴ばっかだわ。わかる」

小鷹「だよなだよな。最近どのアニメもそんなんばっかだよな」

京介「見た目と中身のギャップってやつ?」

小鷹「そうそう」

京介「まー俺の妹はまさにそれだな。モデルやっててオタクっていう」

小鷹「あー。うちはそんなんじゃねえんだよ。見た目可愛くて中身変人なやつばっかなんだよ」

勇太「六花もそんな感じだって」

小鷹「まあ六花は隣人部にいても自然な気がするな」

勇太「おい俺の女を呼び捨てするなよ」

八幡「つかさ。隣人部だっけ?あれうちとネタかぶってんだよぶっちゃけ」

小鷹「そりゃこっちのセリフだよ。後からアニメやったのお前のほうだろ」

八幡「なんだやるか?」

京介「落ち着けよお前ら。そういうのは作者同士で言い合う話だろ」

八幡「・・・すまん」

小鷹「俺も言いすぎた」

楽「お。お前ら何してんの?」

京介「ジャンプ様きたー」

八幡「マジお疲れっすジャンプ様」

小鷹「オーラが違うな」

勇太「尊敬するよ」

楽「よせよ。お前らそんなにジャンプに憧れてんの?」

八幡「そりゃあまあ。俺ら所詮ラノベですし」

京介「ジャンプってだけで注目度違うもんな」

勇太「お前のところはキャラもみんな可愛くていいよな」

楽「こっちもいろいろ苦労してんだよ。勇太ならわかるだろ?俺の気持ち」

勇太「変わった彼女のこと?まあこっちとそっちで環境違うしな」

京介「でもフリでもあんな可愛い子と付き合えるなんてスゲーって」

楽「いやね。アニメ始まっただろ。千棘のイメージが八幡のところの奴しか浮かばないんだよ」

八幡「あー由比ヶ浜か。声全く同じだもんな」

勇太「むしろ他作品のキャラと付き合ってる感じして良いんじゃないの?」

楽「いやいや無いって」

楽「めっちゃ変な感じだぜ?あいつにどう接していいかわからねえよ」

八幡「てか、楽はうちのアニメ好きなんだっけ?」

楽「まあ全話見たよ一応。由比ヶ浜が一番好きだっただけに変な感じなんだよ」

八幡「由比ヶ浜のファン多いからな」

京介「じゃあ千棘ちゃんから小野寺さんを見つめてみろよ」

楽「そしたら黒猫のイメージが付いちゃうだろ」

京介「黒猫と小野寺さんは演技全く違うからまだいいほうだろ」

楽「いやダメだ。やっぱよく聞き比べると同じ声だ」

勇太「お前声優にこだわってるなー」

楽「だって他作品で見たのと同じ声の奴が日常生活にいるのってなんか気持ち悪いだろ」

京介「だからって黒猫と小野寺さんは許してやれよ」

小鷹「お前らなあ。小鳩だって一緒なんだぞ」

楽「あー。そういえばお前んところの妹もざーさんだっけ」

小鷹「そうそう。お前らがそんな話してるの聞いたら小鳩と会う時小野寺さんと黒猫思い浮かんじゃうだろ」

勇太「あんま声優の話するのは辞めたほうがいいな」

京介「そうだな・・・」

光「よおお前ら」

慎一「なんだかいっぱい集まってるぜ」

京介「あー、なんだっけお前ら。凪のなんちゃらと、アウトブレイクなんちゃらだっけ」

八幡「てかお前ら声似すぎなんだよ。ややこしいわ」

光「仕方ねーだろ!中の人一緒なんだからよ!!」

勇太「まあ落ち着けって」

慎一「なんか盛り上がってるって聞いたからさ。こうやって来てみたわけ」

小鷹「お前らの作品はさ、なんかウチらとは違うんだよ」

楽「そうそう。非現実的だろ」

光「んだてめーら!せっかく来てやったのにさ!」

京介「てかお前んところにもざーさんいるだろ。もう飽きたんだよざーさんにはよ」

小鷹「そうそう」

光「ああ、まなかのことか。まー第一印象はしょっちゅう聞いてんだよこの声!って思ったな」

慎一「確かにね。今引っ張りだこだしね」

八幡「言ってるお前もそうだろ。今期何本主役やってんだよ」

京介「あ、そうそう。飛行機の奴に言っとけ。あれの妹とうちの妹は共通点ありすぎだってな」

慎一「とある飛空士への恋歌?あれの主役とは面識無いんだよ」

楽「嘘だろ。声優同じ同士だろ」

光「あのなあ。声同じだろうがなんだろうが仲良くないもんは仲良くないんだよ」

勇太「まあ確かにな。俺も福山キャラとそんな面識ないしな」

小鷹「そんなもんなんだな。俺は銀の匙の奴らとか結構知り合い多いけどな」

京介「てか人数多すぎだ。とりあえずお前帰れ」

光「俺かよ!?」

八幡「まだアニメ放送してんだろ。ここは放送終わった奴らが愚痴る場なんだよ」

光「ちっ。やっぱ地上の人間はクソだぜ!」ダダダ

京介「あーなんだ?あいつそーいうめんどい設定なんだっけ?」

勇太「なんか海の中で暮らしてるとかなんとか」

京介「てかお前も帰れよ。今期やってんだろ」

慎一「君もだね」

楽「え、俺もかよ」

勇太「仕方ない。行こうぜ」

楽「ジャンプは忙しいからなー」スタスタ

八幡「ムカつく捨て台詞だなあいつ」

慎一「いやー。でも皆さんとこうしてお話できるのはなんだか楽しいですね」

小鷹「お前んところってどんな奴いるんだっけ?」

八幡「確か異世界なんだろ」

慎一「そうです。まあメインヒロインは主に二人だけですね」

京介「あー知ってる。俺ちょっと見てたよお前のアニメ。エルフのメイドさんとちっちゃい女の子だろ?」

慎一「そうです!もう幼女最高!」

小鷹「いいなー。エルフとかうちにいねえよ」

八幡「まあまず日常系ではめぐり合えないな」

京介「幼女ならいるっちゃいるだろ?」

小鷹「隣人部に一人いるけどな。あいつはうんこうんこうぜーからな・・・」

一夏「なあなあ、俺も混ぜてくれよ」

京介「うおっ。またジャンプ様かと思った!」

一夏「あーニセコイ?今そこで会ったぜ」

八幡「お前んところはなんだっけ?あいえすとか言ったっけ?」

慎一「ああ僕知ってますよ!ハーレムいいですよね!」

一夏「あーやめてくれ女の話は!ハーレムだらけってのも楽しいもんじゃないんだって」

小鷹「お前んところはみんな擦り寄ってくるんだろ?」

一夏「ああ。ありゃ疲れるぜ。最近はお前のマネしてるよ。え?なんだって?」

小鷹「あー他作品のやつも使ってるのか」

八幡「一夏の世界もなかなか斬新だよな。俺はシャルが一番好きだ」

京介「あー、あいつもざーさんじゃねーか。もういいんだよざーさんは」

一夏「俺はもう女に飽き飽きでさ。こうして男と絡みたいんだよ」

八幡「お前ホモかよ」

一夏「そんなじゃねえよ。よく言われるけど俺にだって性欲はある」

小鷹「まあお前の気持ちはわかるよ。うちも実質ハーレムだからな。隣人部とか言っちゃってさ」

慎一「ところで、戦闘物ってどんな感じですか?」

一夏「んー。まあめっちゃ疲れる。それでいてハーレム地獄だからな」

京介「ヘタすりゃ死ぬからなお前んところって・・・」

八幡「んー。じゃあやっぱ日常系のうちらが一番いいのかな」

一夏「いいなー。マジでお前らの誰かと入れ替わりたいわ」

慎一「僕は興味ありますよ!入れ替わってみません?」

一夏「お前んところは人間界じゃないからな・・・。パスだわ」

京介「日常系に行きたいっていうけどさ、行けたとしても似たようなもんだぞ」

一夏「え?」

小鷹「まー、俺らラノベ主人公は結局ハーレムだからな」

一夏「マジでか・・・」

京介「キャラクターはだいたい良くて女7割、男3割だな」

小鷹「うちは9:1くらいかな」

八幡「俺のところもそれくらいかな」

一夏「マジか・・・。せめて5:5くらいのところないのか・・・」

ルフィ「よお。お前ら何やってんだ?」

一同「!!?」

慎一「うおおおおお!!ワンピースだ!!」

京介「おいおい・・・まさかのお方がお出ましだぜ・・・」

八幡「る、ルフィさんでしたっけ?」

ルフィ「おお。おれはモンキー・D・ルフィ!海賊王になる男だ!!!」ド ン !!

小鷹「すげえ!生で聞けた!!」

一夏「やっぱ貫禄あるな・・・」

ルフィ「あれ?おれが呼ばれた会場ってここじゃねェのか?」

京介「何かのイベントっすか?」

ルフィ「肉が食えるパーティーがあるらしくてよ!」

悟空「よお。ルフィじゃねえか」

ルフィ「ああ悟空」

一同「!!!?」

悟空「お。なんだおめえら。見ない顔だな」

慎一「ほほほほほ・・・本物だ!!本物の悟空さんだ!!!」

悟空「オッス。オラ悟空!」

小鷹「すげえ!生で聞けた!!」

一夏「ジャンプのトップ二人がどうしてこんなところに・・・」

悟空「あれ?パーティー会場ってここじゃねえのか?」

ルフィ「なんかち違ェみてえだぞ」

楽「あ!やっぱここにいた!」

京介「お前、もう帰ったんじゃなかったのかよ」

楽「ああいや、ちょっとこのお二人を探しててな」

一夏「お前と絡むってことは・・・ジャンプのパーティーか!?」

ルフィ「ああ。そういやそんな名前のパーティーだったな」

楽「へへ。ジャンプの主人公が集まる食事会さ。お前らには縁のない話だ!」

八幡「いちいちムカつくやつだな」

慎一「いいなあ。行きたい」

楽「ささ、行きましょう。ルフィさん、悟空さん」

ルフィ「ちょっと待ってくれよ。せっかく会ったんだしコイツらとちょっと話でもしてーな」

一同「!!!」

悟空「そうだな。オラおめえらの事ちょっと知りてえぞ」

京介「マジっすか・・・」

楽「・・・仕方ないですね。じゃあ地図渡しますから、終わったらここまで来てくださいよ」

ルフィ「おお。悪ィな」

悟空「で、おめえらもなんかの漫画の主役なのか?」

一夏「いや主役は主役なんですけど・・・」

慎一「ラノベなんですよ」

ルフィ「らのべ?うめーのかそれ?」

八幡「まあ、あなたら同じアニメですよ」

悟空「へー。おめえらのところにもフリーザみてーな悪い奴いっぱいいるのか?」

京介「んー。いるっちゃいるかな」

小鷹「ウソつけ。いないだろ」

京介「俺の妹はフリーザと同レベルの悪女だ」

悟空「そりゃ大変そうだな。倒せるのか?」

京介「無理っすね・・・」

ルフィ「よし。おれがぶっ飛ばしてやる!」

京介「いやそこまではいいっす!すいませんネタです!」

一夏「じゃあうちの世界に来てちゃちゃっと活躍してくれませんか?」

悟空「おめえのところには悪い奴いるのか?」

一夏「まーいろいろいます。うちは戦闘物ですからお二人に協力してもらえれば感謝感激です」

ルフィ「よし。いっちょやってやるか。メシの前の準備運動だ」ド ン !!!

悟空「腕が鳴るな。久しぶりの戦闘だ・・・」

一夏「おお。凄いオーラだ」

慎一「一夏さん・・・そういうのやめたほうがいいですよ・・・」

一夏「は?なんでだよ?」

慎一「作者のいないところで無理矢理物語進めたりしたら、ヘタすれば作品自体が消滅する可能性が・・・」

一夏「ええ!?ウソだろ!!?」

慎一「ホントですよ。僕の友達にもいたんですよ。ケンシロウさんに作者のいないところで活躍したら、作者があの世へ行って作品未完ってオチに・・・」

一夏「なななな・・・」

ルフィ「あいえす学園?どこだここ?」

悟空「女がいっぺーいるんだろ?気で感じるさ」

一夏「あーすいません!!やっぱ今の無しで!!」

ルフィ「なんだよ。暴れたかったのによ」

悟空「おめえ、オラ達にだって用事があるんだぞ。あんまりめちゃくちゃ言わねえでくれるか?」

一夏「すいませんでしたああああ!」ドゲザ

京介「無理に作中の設定変えたらヤバイのな・・・」

小鷹「気を付けよう・・・」

八幡「ところで、お二方の世界はどんな感じですか?」

小鷹「やっぱ俺らみたいに不満感じてたりするんでしょ?」

京介「めんどくせーキャラとかね・・・」

悟空「不満?オラはねえな」

ルフィ「おれもだ」

一同「!!?」

悟空「ブルマやピッコロといても飽きねえしな」

ルフィ「ししし。おれも仲間がいればそれで楽しい」

一夏「で、でも・・・戦いは大変でしょう・・・」

悟空「いや?むしろ楽しいぞ」

ルフィ「強えェ奴と戦えて毎日が楽しみだ!」

慎一「次元が違うんだ・・・僕らと・・・!」

悟空「お。そろそろ時間だな。ルフィ」

ルフィ「おお!じゃあなお前ら!また会おうぜ!」スタタタタ

京介「・・・すげえなやっぱジャンプ様は」

慎一「よし・・・僕も・・・」

小鷹「どうした?」

慎一「僕もあの二人を志して、アニメ2期を狙います!!」

八幡「おお。そりゃ頑張れ」

慎一「こうしちゃいられない!僕は帰ります!アウトブレイク・カンパニーを大ヒット作品にするため頑張るぞー!!!」スタタタタ

一夏「いいねえ。夢を持てるってのは」

八幡「俺らには夢もクソもないからな」

小鷹「周りのキャラもめんどくさいしな・・・」

真尋「全くその通りだよ」

京介「お前は」

真尋「はあ・・・」

京介「なんだっけ・・・ニャル子さんだっけ?」

真尋「そうそう・・・ニャル子の名前も聞きたくない」

八幡「あー。お前のところは大変そうだな」

小鷹「ニャル子は可愛いは可愛いけどあんなイチャつかれたらな・・・」

真尋「ホントそうだよ。何度殺人計画を考えたことか・・・」

京介「でもニャル子殺したらお前の作品終わるぞ」

真尋「だから実行させられないんだよ。はあ・・・」

一夏「ストレス溜まってそうだな」

八幡「でもニャル子の声ってアスミスだろ?いいじゃん。俺は好きだぜアスミス」

京介「いいねえアスミス。俺らの作品には意外と出てないからな」

真尋「それが最近大変なんだよ」

小鷹「どうしたんだよ?」

真尋「アスミス結婚しただろ?ファンがニャル子宛にそういった苦情の手紙をよこすわけ。僕のニャル子が汚された・・・とか」

一夏「酷い話だな」

京介「あるある。声優とキャラを一緒にするやつ。俺の妹も一時期ヤバかったよ」

真尋「そうだろ?お前のところはどういう手紙来たんだ?」

京介「桐乃宛に『ビッチは死ね』だとか『非処女は見たくねーんだ』だとか。ようやく最近収まってきたところだよ」

真尋「大変だよな・・・」

京介「ま、自体が落ち着くまで待つしかねーな」

真尋「ったくやってられないよ」

小鷹「でもさ、俺ら2期やれてる分。ほかの奴らに比べればマシだよな」

八幡「おい。俺だけ2期やってないわけだが」

一夏「お前もやれるって。そのうち」

真尋「でも2期やったらやったでまたあのめんどくさい奴らと付き合わなきゃならないんだぜ?」

京介「あー。それはなあ・・・」

八幡「あーよかった。2期やってなくて」

京介「お前嫌味かそれ?うぜーから帰れよ」

小鷹「所詮2期組の苦労はわかんないんだよお前には」

八幡「はいはい。帰りますよ。お前らの世界と比べりゃ俺のところはだいぶマシなほうだ。じゃあな」スタスタ

京介「最後まで嫌な奴だ」

真尋「で、周りの女共をおとなしくさせるいい方法ってないか?」

一夏「知ってたらとっくにやってるって」

小鷹「だよなあ・・・」

「ふふふ・・・。お前らの話は聞かせて貰ったぞ」

一同「!!」

京介「あ、あなたは・・・!」

両津「ふっふっふ。わしをご存知かな?」

一夏「こ、こち亀の・・・」

小鷹「両津さん!?」

真尋「なんであなたが・・・」

両津「まあな。ラノベ主人公の悩みが気になってな」

京介「てかジャンプのパーティーはどうしたんですか」

両津「ああ。金にならんイベントは興味ない。腹いっぱい食って帰ってきたよ」

真尋「それってつまり・・・」

両津「お前らには金の匂いがする・・・」ニヤリ

両津「話をまとめてみると、お前らは作中で関わる女に飽き飽きしてると言う事だろ?」

小鷹「ま、まあ・・・そうですね・・・」

一夏「周りの女が寄ってこなくなれば・・・」

真尋「ただ、殺すまではしない・・・」

京介「そんなところっすね」

両津「わかったわかった。じゃあ心優しいわしがお前らの願いを叶えてやろう」

京介「ホントっすか!!?」

両津「ああ。ホントホント。あとは全部わしに任せろ」

俺妹作者「あ、あんた誰だよ・・・」

両津「わしは株式会社リョーツコウチの社長だよ」

俺妹作者「リョーツコウチ?聞いたことないぞそんな会社・・・」

両津「単刀直入に言う。お前の作者の権限をわしによこせ」

俺妹作者「はあ!?そんなの出来るわけ・・・」

両津「好きな額を書いていいぞ」

俺妹作者「!!?」

両津「金ならいくらでも出そう・・・」

俺妹作者「ほ、ホントですかい・・・?」

こうして両津は俺妹、はがない、IS、ニャル子さんの4作の作者となった
それと同時にアニメ会社も買収した


中川「先輩・・・1000億貸してくれだなんて・・・。嫌な予感しかしない・・・」

アニオタA「おい俺妹3期決定だってよ!ひゃっほおおおおお!!」

アニオタB「おい!はがないの3期も決定だってよ!」

アニオタC「マジかよ!」

アニオタD「ISの3期も決定らしい!」

アニオタE「ニャル子さんもだってよ!!しかも全部来週から始まるってよ!!」

アニオタF「わくわくが止まらねえ!!!」

京介「いきなり3期決定とか・・・。まさか両さんのせいか?」

桐乃「あ。いたいた。あんたにやってもらいたいエロゲーがあるんだけど!」

京介(仕方ねえ・・・。やるしかねえか。やりたくねえけど)


桐乃「はあ!?あんたゲームヘタクソすぎ!!」

黒猫「今日はどこへ行く?兄さん」

あやせ「桐乃にいちゃいちゃしないで下さい!!ブチ殺しますよ!!」

京介(なんだよおい・・・いつもと変わらねーじゃねえか・・・)

桐乃『はあ!?あんたゲームヘタクソすぎ!!』

黒猫『今日はどこへ行く?兄さん』

あやせ『桐乃にいちゃいちゃしないで下さい!!ブチ殺しますよ!!』

アニオタ「あーやっぱきりりん氏とかみんな可愛いなー」

アニオタ「あ。もう1話終わりか。ああ、みんな僕の彼女になればいいのに」

両津『俺妹3期第1話をご覧の皆様こんばんわ!』

アニオタ「うおっ!?誰だこのおっさん!?」

両津『ワタクシ、この番組のえらーーーい人でしてね。なあああんとビックなニュース!!!』

アニオタ「なんだよ・・・」

両津『俺妹の可愛いヒロインがあなたの彼女になる!!!』

アニオタ「!!!?」

両津『テレビの前のあなたをアニメ化して、作品に出してさしあげます!そして作品内であなたと俺妹のヒロインがイチャつく話を放送!!』

アニオタ「なんだって!?」

両津『この夢のような体験をしたいと思ったそこのあなた!!今からこのチャンスを手にする方法をお伝えしましょう!!』

アニオタ「なんだなんだ!?」

両津『えー。桐乃1000円、黒猫5000円、あやせ3000円からスタートです!』

アニオタ「え?」

両津『只今より、アニメ公式サイトからオークションページがご覧になれます!このページに各ヒロインとイチャつく権限のオークションが開催されます!!』

アニオタ「どれどれ・・・」カタカタ

両津『見事!一番高い額を出したあなたはヒロインとイチャつけます!!!』

アニオタ「いますぐ入札だ!!!」カタカタカタ

両津はこの手口をはがない、IS、ニャル子さんでも行った。

アニオタA「黒猫今58万か・・・」

アニオタB「シャルなんか100万超えてるぞ」

アニオタC「小鳩ちゃんは86万か・・・」

アニオタD「おい!ニャル子が即決500万で落札されたらしい!」


両津「ふふふ・・・。ぐんぐん額が上がってきてるぞ・・・。こんなに美味しい仕事は無い!」

ニャル子3期 第2話

ニャル子「あ!アニオタさーん!」ダキッ

アニオタ「ははは。よしてくれよニャル子」

ニャル子「私達こんなに愛し合ってるんですからいいじゃないですかあ///」

アニオタ「ふふっ。そうだなあ。ぶひっ!」

ニャル子「アニオタさあん・・・キスしましょ///」

アニオタ「ああ・・・いいよニャル子・・・」

ニャル子「アニオタさん・・・///」

真尋(凄い・・・ホントにニャル子達全ヒロインが僕から見向きもしなくなった・・・)

アニオタ「いやあ。ありがとうございました。いい経験しました」

両津「ああ。君の財布がよろしかったらまた即決よろしくね」

アニオタ「は、はは・・・」スタスタ

本田「せんぱーい。3話分のニャル子が400万で落札されましたー」

両津「400万・・・500万と比べるとちょっと弱いな。・・・よし本田」

本田「なんです?」

両津「今わしがいくつかアカウント作ってやる。それで全ヒロインのオークションを高値で入札しろ。落札はせんようにな」

本田「せ、先輩・・・。それって釣り上げって言う違法行為じゃ・・・」

両津「ばかもん。わしが公式でやってることだ。これも商売だよ商売」

本田「は、はは・・・」

京介「よー」

小鷹「おお」

一夏「いやー。毎日が楽しくなったよ」

京介「お前んところもか?うちもだよ!」

真尋「僕なんか家でずっと一人だよ。自由っていいねー」

一夏「次回の回なんか、俺出番無しだぜ」

京介「主人公なのにマジかよw」

小鷹「俺なんかこないだの回、え?なんだって?の一言だけだぜセリフ」

京介「ははははww」

一夏「さすが両さん!やってくれるな!」

慎一「き、君達!!」

京介「お?アウトブレイクじゃないか。どうした?」

慎一「や、やめたほうがいいよ。こんなの・・・」

小鷹「え?なんだって?」

慎一「だから!こんな自分の作品をめちゃくちゃにしたりしたら・・・大変なことに・・・」

京介「嫉妬してんのかよ。俺らの人気に」

真尋「そりゃ嫉妬しちゃうでしょ。だって3期始まってから視聴率は毎週30パー越え」

一夏「BDの予約も殺到してるしね」

慎一「でも!」

京介「あー帰れ帰れ!飯が不味くなる!」

慎一「・・・」

数日後

両津「わははは!黒猫が2000万で落札されたぞ!!」

両津「おお!!シャルロットは3000万!こりゃたまらん!!」

両津「・・・おっとアフレコの時間か。今日は桐乃がキモオタとラブホに行く話・・・声優さんには頑張ってもらわんとな」

本田「せせせせせせんぱあああああい!!」

両津「なんだどうした本田?」

本田「そ、それが・・・ヒロインの声優さんが誰ひとり来ていません!!!」

両津「な、なにいいいい!!?」

アフレコ現場

両津「のっ!!?」

中村悠一「あ、こんちわー」

立木文彦「お疲れ様です」

両津「ど、どういうことだ・・・男の声優しかいないだと・・・」

本田「それが・・・こんなメールが女性声優一同から・・・」

『もうキモオタと仕事するのはこりごり!あんなセリフ言うくらいなら死んだほうがマシ!!』

両津「ぐぬぬぬ・・・ふざけやがって・・・。こんなマネしたらこいつら事務所クビになるぞ!」

本田「それが・・・各事務所からも所属声優にセクハラするのなら警察に連絡すると・・・」

両津「セクハラだと!?キモオタにサービスでケツ触れせたり胸揉ませたりしかしとらんぞ!」

本田「それをセクハラって言うんです・・・」

両津「ぐぐぐ・・・もういい!こんな奴ら使わん!!」

本田「じゃあ、ヒロインの声はどうするんです?」

両津「こうなったからには仕方ない。わしがやる!」

本田「ええ・・・」

キモオタ「桐乃ちゃん・・・はあはあ・・・」

桐乃(両津声)「ん"もー!きもおたざああっんったらあ~。えっぢいいい!」

キモオタ「は、はあ・・・」

桐乃(両津声)「じゃあざあ~。はやぐあたしとキッスじよ"うよ~~~~」

キモオタ「・・・いやもういいっすわ」

両津「え?まだ始まったばかりですよ」

キモオタ「こんなおっさん声のきりりん氏なんか僕は知らない!!!」スタタタ

両津「あ!おい待て!!」

本田「まあ・・・こうなりますよね・・・」

この事態を受け、オークションは全て入札者ゼロとなった

両津「い、今なら即決1万円でいいですよ~~~」

本田「先輩・・・もうダメです・・・」

大原「ゴホン。両津」

両津「げっ!部長!!!」

大原「中川に調べてもらってな。この日、このオーションに高値で入札した者。逆探知したらこの建物から書き込まれたようだが?」

両津「え、ええ?お、おかしいなーーー」

本田「ひええええ!釣り上げがバレた!」

両津「バカ!本田!!」

大原「ばっかもーーーーーーーーーーん!!!」

両津「すいません!!!ぶちょーーーー!!!」

こうして4作品の3期は打ち切りとなった。作品も未完のまま自然消滅した。

八幡「なんだよお前ら・・・」

京介「モブでもいい!俺たちを出してくれ!」

一夏「どんな役柄でもいい!」

小鷹「やっぱ女の子っていいなーって・・・」

真尋「頼む!」

八幡「お前ら自分の作品が無くなったからって俺に擦り寄るなって」

京介「頼むーーー!!!」

慎一「結局こうなったか・・・」


両津「もうラノベ原作なんてこりごりだーーーー!!!」


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