～教官室～
キース「余計な私物を持ち込んでる訓練生が多いだと？」ｷﾞﾛ

教官A「はい、特に最近は酷くなってきたらしいですよ。何か手をうちますか？」

キース「ふむ……」

キース「この件は私に任せてもらいたい」

教官A「そうですか。ではよろしくお願いします」

～寮・エレン自室～
エレン「は～、今日の訓練キツかったな。結局アニから一本も取れなかったし」

アルミン「ハハ！相変わらず練習熱心だね、エレンは」

エレン「当たり前だろ？絶対アニから一本とって見せる！」

ライナー「おいおい、そいつは何年後の話だ？」

エレン「おい！ライナー！馬鹿にすんなよ！」

一同(ハハハ！)

ｺﾝｺﾝ

アルミン「あれ、こんな時間に誰だろう？」

sssp://img.2ch.net/ico/kitawa.gif
もうちょい間隔あけて投下したほうがいい

>>8
何分おきがいいですか？

ジャン「大方、コニーあたりが明日のミニテストについてアルミンに泣きつきに来たんじゃねーか？」

ベルトルト「ハハ！コニーならあり得るかもね」

ドアガチャ
キース「就寝前だと言うのに騒がしいな、貴様ら」ｷﾞﾛ

一同(キ、キース教官！？)敬礼ﾊﾞｯ

キース「………」ｷﾞﾛ

アルミン「あ、あの……どのようなご用件で…？」

キース「ふむ、実は最近、余計な私物を持ち込んでる訓練生が多いと報告を受けてな。抜き打ちで持ち物検査をすることになった」

一同「！！？」

キース「…ではお前らは隅に集まっていろ、もし何かを隠す様な怪しい動きをしたら……、言わずともわかるな？」ｷﾞﾛ

一同(絶対、死ぬ寸前までランニングだよな……)ｶﾞｸﾌﾞﾙ

キース「それでは始めるぞ、まずはライナー・ブラウン訓練生！！」

ライナー「は、はい！」ﾋﾞｸｯ

キース「貴様の荷物から確認させてもらうぞ」

ガサゴソガサゴソ

キース「ふむ、さすがブラウン訓練生だな。綺麗に整理整頓されている」

ライナー「あ、ありがとございます！」

キース(これなら特に問題はない……ん？表紙が裏返ってる本があるな。一応確認させてもらうか…)

キース「！！？」

キース「ブラウン訓練生……？これはどういう事だ？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

バンッ
「男の裸体～残酷な兄貴のテーゼ～ 」

ライナー「ち、違うんです！！教官！こ、これは、その、あの…」ｱｾｱｾ

ジャン(うわ…、ライナー引くわ…)

アルミン(普段から怪しいとは思ってたんだよね……)

キース「何が違うのだ？ブラウン訓練生…？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ライナー「いや、その、あの……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ライナー「う、うわあぁぁぁぁああぁぁ！！！」ﾀﾞｯ

アルミン(あ、ライナー逃げた)

ジャン(ホモが逃げた)

キース「ふん、あやつには後でキツい罰を与えるとするか。次！ベルトルト・フーバー訓練生！！」

ベルトルト「はい！」

キース「次は貴様だ、覚悟しておけ」

ガサゴソガサゴソ

キース(ふむ、こやつも綺麗に整理整頓されているな。だが先程の例もある、念入りに調べてやる)

キース(これで最後か、こいつは特に問題ないようだな)

キース「よし、貴様は問題なしだ。さすがだな、フーバー訓練生！」

ベルトルト「あ、ありがとうございました！！」バサッ

キース「ん？今貴様の背中から本が落ちたぞ？それも貴様のか？」ﾄｺﾄｺﾋｮｲ

ベルトルト(しまった！！)

キース(！！？)

キース「貴様！これを隠していたのか！！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

バンッ
「男の裸体Vo2～ほとばしる兄貴のパトス～」

ベルトルト「」

アルミン、ジャン(こいつもホモかよ…)

エレン(？、あいつら男の裸に興味あんのか。まぁ確かにゴツい体って格好いいもんな)

キース「ベルトルト・フーバー訓練生！！余計な私物を持っていた上に隠そうとしたな…？どうなるかわかっているな…？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ベルトルト「アババババ」ﾀﾞｯ

エレン(あ、ベルトルトがアババ言いながら逃げた)

アルミン、ジャン(もうあの2人とどう接すればいいかわからない…)

キース「ふん、あやつも逃亡したか。まぁ、いい。次！エレン・イェーガー訓練生！」

エレン「はい！」

ガサゴソガサゴソ

キース(途中までは問題なしか、それなりに綺麗に片付けている様だな……ん？これは…)

キース「この可愛らしいテディベアは貴様のか？イェーガー訓練生」

エレン「はい！クリスタから貰いました！」

アルミン(な、何だって！！)

キース「クリスタ・レンズ訓練生の事か？」

エレン「はい！誕生日に貰いました！手作りだそうです！」

アルミン(く、くそ)ｷﾞﾘｷﾞﾘ

キース「成る程…、ではこのハートマークのついた可愛らしい毛糸の手袋もプレゼントか？」

エレン「はい！アニから貰いました！これも手作りだそうです！」

アルミン、ジャン(爆ぜろリア充)

キース「うむ、最後にこの……血のようなものがにじんでる御守りはなんだ？」

エレン「はい！これはミカサからのプレゼントです。御守りの効力を上げるために血、爪、髪の毛を入れたそうです！」

ジャン(ミカサからのプレゼント……、羨ましい…)ｷﾞﾘｷﾞﾘ

アルミン(ジャン…、君はそれでいいのか…)

ジャン(こいつ、俺の心を！？)

キース「そ、そうか…ならいい。貴様は問題なしだ」ｿﾞﾜ

アルミン(キース教官も若干引いてる…)

キース「え、えーと次は…ジャン・キルシュタイン訓練生」

ジャン「は、はい！」

アルミン(教官、心なしか疲れてるみたいだ…)

ガサゴソガサゴソ

キース(例よって途中までは問題なしだ…、一体何がでるやら…)

ジャン「…」

キース(ん、これはアルバムか？それにしてはやけに質素な表紙だな…。一応、中身を確認しておくか)

ジャン「！！？」ｱｾｱｾ

キース(こ、これは…ミカサ・アッカーマンの写真ばかりではないか！盗撮…？まぁ、姿だけだしこれぐらいなら罰則を与えるまででもないが…)

キース「…………！！？」

キース「キルシュタイン訓練生…？何故アッカーマン訓練生の写真の顔をくりぬいて、裸の女性の顔の部分に貼り付けたのだ？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ジャン(ば、バレた！！)ｱｾｱｾ

ジャン「いえ、その、自分はあの…」ｱｾｱｾ

ジャン「ミカサを世界一愛しているんです！！？」ﾀﾞｯ ﾊﾟﾘﾝ

アルミン(あ、ジャンが一世一代の告白をして窓割って逃げた)

エレン(あいつ、ミカサの事好きだったのかー)

キース「…あやつにも後でキツい罰を与えるとするか」

キース(しかし成績上位者は変態しかいないのか…、これは予想外だぞ)

キース「最後はアルミン・アルレルト訓練生！貴様の番だ！あいつらみたいに私を失望させるなよ…？」ｷﾞﾛ

アルミン「ははははい」ｱｾｱｾ

ガサゴソガサゴソ

キース(うむ、文句のつけようがないほど綺麗に整理整頓されている！やはり座学が優秀な者は素晴らしいな)

キース(後は…、衣類のみか…)

ガサゴソガサゴソ

キース「？」

キース(これは…どういう事だ？何故アルレルト訓練生の衣類置き場から女性服が出てくる？しかもたくさんあるぞ)

キース「アルレルト訓練生？この大量の女性服はなんだ？」

アルミン「あ、これはその…、同期の女性訓練生から手直しを頼まれている品です」

キース(ふむ、手直しか…。こやつの事だし信用しても良さそうだな)

キース「そうか、では特に異常はなしだな」

アルミン「ありがとうございました！！」

キース(ふう、最後は何もなくて安心したわ。まさか持ち物検査最初の組がこんなに酷いとは思わなかっ……ん？)

キース(タンスの下に何か挟まってるぞ、写真みたいだな。どれ)ﾋｮｲ

キース「！！？」

キース「アルレルト訓練生！！私に嘘をついたな…？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

アルミン「い、いえ私は王に心臓を捧げた身！！嘘などつきません！！」ﾄﾞﾝ！

キース「ならこの写真をどう説明する？」

http://i.imgur.com/qYWfpm9.jpg

エレン(お、アルミン可愛いなぁ)

アルミン「こ、これはあれです！あれなんです！あれがこうなってこうなったらこうなったんだけなんです！！」ﾅﾐﾀﾞﾒ

キース「ほう、何がどうなったらこうなるのだ？アルレルト訓練生？」

アルミン「」ぷるぷる

アルミン「嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘だぁああぁぁぁぁあ！！」ﾀﾞｯ

エレン(あ、アルミン涙目で女走りで逃げた可愛い)

キース「……はぁ、ここまで酷いとはな…。連帯責任だ。この部屋の者全員に後日罰則を与える」

エレン「は！了解しました！」敬礼

ｺｿｺｿ

コニー(アルミンに明日のミニテストについて聞きにきたら面白いもん見ちまったぜ！これは明日みんなに報告だな！)

>>59
著作権という法律があります、今すぐ消してください

次の日、僕らの秘密はコニーによってバラされあっという間に広がった
ライナーはホモ兄貴初号機
ベルトルトはホモ兄貴1号機
エレンはスケコマシ
ジャンはアイコラ
僕は美少女アルちゃん
とそれぞれアダ名がつけられ当分の笑い者にされた
こんなはずじゃなかったのに！！

おわり

>>61
結構2ちゃんで貼られまくってた画像だったのですがダメでした？

近い内に女子編も書く予定です

近いうちっていつ？何分後？

女子編まで考えてからあげろよ、短いせいでオチもいまいちだわ

>>74
特に決めてないです
まだ馴れてないので少し時間がかかるかもしれないです

>>76
すいません、正直長いとまとめるのむずかしいです

>>1の注意書ですが、これはSS速報の通例だったので書きました
Vipでは必要ないようですので、次からは省きます

女子編は期待してもいいのか？