律「みんな、今のうちに言い残したいことはないか？」

澪「よせよ。縁起でもない」

紬「まぁまぁ、お茶が入ったわよ？」

唯「わー、ありがと〜。ムギちゃん！」

紬「どういたしまして♪」

律「こうしてみんなとお茶するのも最後なんだな…」ｽﾞｽﾞｽﾞ

唯「儚いねぇ」ｽﾞｽﾞｽﾞ

澪「こらこら、唯まで変なこと言うんじゃない」

紬「唯ちゃんも履かない派なのかしら？」

澪「その履かないじゃない」

澪「奴が来る！隠れろ！」の人か？
もし、そうなのであれば、そっちのスレにケリを着けてからの方がいいのでは？

律「なんつっても今回は強力だからなー」

唯「そうだよ！ゴールデンウィーク明けだからね！」

澪「いつもとは比べ物にならない…か」

紬「事態は深刻ね…」

律「今、私たちにできることはなんだろうか」

唯「ねぇねぇ、りっちゃん」

律「なんだ、唯？すっごーくいいアイデアでも思いついたのか？」

唯「うん！ロンドンに行けば、まだ明日は今日だよ！」

律「あ…、うん。はい？」

唯「だから！ロンドンに行けば、もう一日休めるよ！」

>>3
いえ、そちらは存じておりません。
同じ内容の方がいるのかな？

紬「唯ちゃんらしい素敵なアイデアね」ｸｽ

澪「ロンドンか、楽しかったな〜」

唯「さらにさらに！ずっと飛行機に乗ってぐるぐる回ってれば、ずっと今日なんだよ！」

律「その飛行機代は誰が出すんだよ〜」

唯「はっ！そうか！」

唯「ムギちゃ〜ん」ｽﾘｽﾘ

紬「ははは、こやつめ」

澪「こらこら、ムギも甘えさせるんじゃない」

澪「そもそも、飛行機に乗り続けたって、時が止まるわけじゃないんだ」

律「ちぇーっ、夢のないやつめ〜」

唯「やつめ〜」

澪「まったく…、ロンドン旅行で梓にも似たようなこと言われてたろ？」

紬「！」

律「？！」

唯「あずにゃん！？」

律「そうだった…」

紬「私たちにはもう時間が残されていないのね」

澪「ムギまで！？」

律「そもそも、ゴールデンウィークのゴールデンってなんだろな？」

唯「きんぴか！だよ、りっちゃん！」

紬「こういうときは『ぐーぐる』先生に聞くといいらしいわよ」

律「さわちゃんより有能な先生と評判だぜ！」

唯「ほうほう」

澪「時間が残されてないわりには随分と脱線するな、おまえらは」

律「だってー、どうあがいたって今日で休みは終わりじゃんかよう〜」

唯「明日から学校だよ、会社だよ、平日だよ〜？」

澪「うぅ…」

紬「澪ちゃん、休みたくないの？」

澪「……、休みたい！…でも…」



澪「って、言わすな」

紬「あらあら」

澪「そんなこんなしているうちにこんな時間か…」

紬「もう寝なきゃね」

律「やだーっ、寝たくない！眠くなーい！」

唯「夜はこれからだぜー！」

澪「そんなこと言って、明日起きられなくても知らないからな」

律「みーおー、行かないでー」ｶﾞｼｯ

澪「だーっ、離せ〜！」

澪「って、ここは私の部屋だろ！」ｺﾞﾂﾝ

律「あいたー！」

澪「馬鹿やってないで寝なさい！」

律「わーったよう」